JPH07116830A - 金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置 - Google Patents
金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置Info
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- JPH07116830A JPH07116830A JP29126693A JP29126693A JPH07116830A JP H07116830 A JPH07116830 A JP H07116830A JP 29126693 A JP29126693 A JP 29126693A JP 29126693 A JP29126693 A JP 29126693A JP H07116830 A JPH07116830 A JP H07116830A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3494—Heating methods for reflowing of solder
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】固定対象部材に所定の金属部材をはんだ付けす
る金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置におい
て、回路素子を高密度実装した回路基板及びシールドケ
ースの接合部全体に亘つて安定したはんだ付けを容易に
行う。 【構成】固定対象部材に所定の金属部材をはんだ付けす
る際に金属部材を加熱して固定対象部材及び金属部材間
に介在するはんだを溶融するようにしたことにより、一
段と容易かつ確実に金属部材を固定対象部材にはんだ付
けし得る。
る金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置におい
て、回路素子を高密度実装した回路基板及びシールドケ
ースの接合部全体に亘つて安定したはんだ付けを容易に
行う。 【構成】固定対象部材に所定の金属部材をはんだ付けす
る際に金属部材を加熱して固定対象部材及び金属部材間
に介在するはんだを溶融するようにしたことにより、一
段と容易かつ確実に金属部材を固定対象部材にはんだ付
けし得る。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図3及び図5) 作用(図1、図3及び図5) 実施例(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は金属部材の固定方法及び
金属部材の固定装置に関し、例えばICチツプ等を高密
度実装した基板に輻射ノイズ防止用の金属部材(シール
ドケース)を固定する金属部材の固定方法及び金属部材
の固定装置に適用して好適なものである。
金属部材の固定装置に関し、例えばICチツプ等を高密
度実装した基板に輻射ノイズ防止用の金属部材(シール
ドケース)を固定する金属部材の固定方法及び金属部材
の固定装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばICチツプ等を高密度実装
した回路基板上に金属材料でなるシールドケースをはん
だ付けすることにより、回路基板上のICチツプ等から
の電気ノイズを外部に輻射させないようにし得ると共
に、外部からの電気ノイズが回路基板上のICチツプに
到達しないようになされている。
した回路基板上に金属材料でなるシールドケースをはん
だ付けすることにより、回路基板上のICチツプ等から
の電気ノイズを外部に輻射させないようにし得ると共
に、外部からの電気ノイズが回路基板上のICチツプに
到達しないようになされている。
【0004】このシールドケースを回路基板上に固定す
る方法として、第1に作業者又は組み立てロボツトによ
るこて式はんだ付け方法がある。
る方法として、第1に作業者又は組み立てロボツトによ
るこて式はんだ付け方法がある。
【0005】また第2にシールドケースの回路基板に固
定する部分にポイント式にはんだ付けを行ういわゆるフ
ローデイツプ方式によるはんだ付け方法がある。
定する部分にポイント式にはんだ付けを行ういわゆるフ
ローデイツプ方式によるはんだ付け方法がある。
【0006】また第3に回路基板上の固定位置に例えば
クリームはんだを塗布し、当該固定位置にシールドケー
スを載置した状態で回路基板ごと加熱処理するいわゆる
リフロー方式のはんだ付け方法がある。
クリームはんだを塗布し、当該固定位置にシールドケー
スを載置した状態で回路基板ごと加熱処理するいわゆる
リフロー方式のはんだ付け方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが第1のはんだ
付け方法においては、回路素子を高密度実装した回路基
板に対しては回路基板及びシールドケースの接合部には
んだごてが入らない問題があつた。
付け方法においては、回路素子を高密度実装した回路基
板に対しては回路基板及びシールドケースの接合部には
んだごてが入らない問題があつた。
【0008】また第2のはんだ付け方法においては、シ
ールドケース及び回路基板が点結合されることにより、
シールドケース及び回路基板の接合部全体に亘つて線結
合させることが困難であり、この結果シールド効果が劣
化する問題があつた。
ールドケース及び回路基板が点結合されることにより、
シールドケース及び回路基板の接合部全体に亘つて線結
合させることが困難であり、この結果シールド効果が劣
化する問題があつた。
【0009】さらに第3のはんだ付け方法においては、
シールドケースと共に回路基板ごと加熱処理することに
より、回路基板に反り等が発生し安定したはんだ付けを
行うことが困難な問題があつた。
シールドケースと共に回路基板ごと加熱処理することに
より、回路基板に反り等が発生し安定したはんだ付けを
行うことが困難な問題があつた。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、回路素子を高密度実装した回路基板及びシールドケ
ースの接合部全体に亘つて安定したはんだ付けを容易に
行うことができる金属部材の固定方法及び金属部材の固
定装置を提案しようとするものである。
で、回路素子を高密度実装した回路基板及びシールドケ
ースの接合部全体に亘つて安定したはんだ付けを容易に
行うことができる金属部材の固定方法及び金属部材の固
定装置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、固定対象部材60に所定の金属部
材71をはんだ付けする金属部材の固定方法において、
固定対象部材60及び金属部材71間にはんだ62を介
在させ、はんだ62を介して固定対象部材60上に位置
決めされる金属部材71を加熱することにより金属部材
71を固定対象部材60にはんだ付けするようにする。
め本発明においては、固定対象部材60に所定の金属部
材71をはんだ付けする金属部材の固定方法において、
固定対象部材60及び金属部材71間にはんだ62を介
在させ、はんだ62を介して固定対象部材60上に位置
決めされる金属部材71を加熱することにより金属部材
71を固定対象部材60にはんだ付けするようにする。
【0012】また本発明においては、固定対象部材60
に所定の金属部材71をはんだ付けする金属部材の固定
装置10において、固定対象部材60及び金属部材71
間にはんだ62を介在させるはんだ供給手段12と、は
んだ62を介して固定対象部材60上に位置決めされる
金属部材71を加熱することにより金属部材71を固定
対象部材60にはんだ付けするはんだ付け手段14とを
備えるようにする。
に所定の金属部材71をはんだ付けする金属部材の固定
装置10において、固定対象部材60及び金属部材71
間にはんだ62を介在させるはんだ供給手段12と、は
んだ62を介して固定対象部材60上に位置決めされる
金属部材71を加熱することにより金属部材71を固定
対象部材60にはんだ付けするはんだ付け手段14とを
備えるようにする。
【0013】
【作用】固定対象部材60上にはんだ62を介してマウ
ントされた金属部材71を加熱することにより、はんだ
62を直接加熱することなく金属部材71を介して当該
はんだ62を加熱することができる。
ントされた金属部材71を加熱することにより、はんだ
62を直接加熱することなく金属部材71を介して当該
はんだ62を加熱することができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0015】図1において10は全体としてシールドケ
ース固定装置を示し、基板供給装置11において所定の
搬送装置(図示せず)に回路基板が供給される。
ース固定装置を示し、基板供給装置11において所定の
搬送装置(図示せず)に回路基板が供給される。
【0016】搬送装置上に供給された回路基板は続くク
リームはんだ供給装置12に搬送され、回路基板面のシ
ールドケースを固定する部分にクリームはんだが塗布さ
れる。クリームはんだ供給装置12としては転写方式又
はスクリーン印刷方式が用いられる。この状態において
回路基板は続くシールドケースマウント装置13に搬送
され、当該回路基板上のクリームはんだ塗布位置にシー
ルドケースがマウントされる。
リームはんだ供給装置12に搬送され、回路基板面のシ
ールドケースを固定する部分にクリームはんだが塗布さ
れる。クリームはんだ供給装置12としては転写方式又
はスクリーン印刷方式が用いられる。この状態において
回路基板は続くシールドケースマウント装置13に搬送
され、当該回路基板上のクリームはんだ塗布位置にシー
ルドケースがマウントされる。
【0017】この状態においてシールドケースがマウン
トされた回路基板は続くシールドケース加熱装置14に
搬送され、ここでシールドケースが加熱処理されること
により、クリームはんだを溶融してシールドケースを回
路基板に固定する。
トされた回路基板は続くシールドケース加熱装置14に
搬送され、ここでシールドケースが加熱処理されること
により、クリームはんだを溶融してシールドケースを回
路基板に固定する。
【0018】ここで図2はシールドケース加熱装置14
を示し、所定の移動手段によつて矢印zで示す方向又は
これとは逆方向に下降又は上昇するz軸ベース21にブ
ラケツト22がねじ止めされている。このブラケツト2
2にはモータ23が保持され、当該モータ23の回転出
力は出力回転軸24を介して昇降ねじ25に伝達され
る。
を示し、所定の移動手段によつて矢印zで示す方向又は
これとは逆方向に下降又は上昇するz軸ベース21にブ
ラケツト22がねじ止めされている。このブラケツト2
2にはモータ23が保持され、当該モータ23の回転出
力は出力回転軸24を介して昇降ねじ25に伝達され
る。
【0019】昇降ねじ25は、ブラケツト22の一部に
固定された固定ブロツク26内において回転自在に保持
されており、当該昇降ねじ25の先端部は昇降ブロツク
33に螺合されている。従つてモータ23を回転駆動す
ることにより昇降ねじ25が回転し、これにより当該昇
降ねじ25に螺合された昇降ブロツク33が矢印zで示
す方向又はこれとは逆方向に下降又は上昇する。
固定された固定ブロツク26内において回転自在に保持
されており、当該昇降ねじ25の先端部は昇降ブロツク
33に螺合されている。従つてモータ23を回転駆動す
ることにより昇降ねじ25が回転し、これにより当該昇
降ねじ25に螺合された昇降ブロツク33が矢印zで示
す方向又はこれとは逆方向に下降又は上昇する。
【0020】ここで当該昇降ブロツク33の下側面に設
けられた当接板52及び加圧スライダ36間にはばね3
5が懸架され、また加圧スライダ36は摺動軸受38A
及び38Bを介してストツパピン31A及び31Bに摺
動自在に保持されている。従つて昇降ブロツク33が昇
降動作した際にばね35を介して加圧スライダ36が同
様にストツパピン31A及び31Bに沿つて昇降動作す
る。
けられた当接板52及び加圧スライダ36間にはばね3
5が懸架され、また加圧スライダ36は摺動軸受38A
及び38Bを介してストツパピン31A及び31Bに摺
動自在に保持されている。従つて昇降ブロツク33が昇
降動作した際にばね35を介して加圧スライダ36が同
様にストツパピン31A及び31Bに沿つて昇降動作す
る。
【0021】加圧スライダ36の下側面には間座41を
介して加圧プレート42が固定されており、当該加圧プ
レート42には負電極43、正電極44及びヘツド部4
5が固定されている。ヘツド部45には加熱部50が固
定される。従つて昇降ブロツク33及び加圧スライダ3
6が昇降動作すると、これに応じて加熱部50が昇降動
作する。
介して加圧プレート42が固定されており、当該加圧プ
レート42には負電極43、正電極44及びヘツド部4
5が固定されている。ヘツド部45には加熱部50が固
定される。従つて昇降ブロツク33及び加圧スライダ3
6が昇降動作すると、これに応じて加熱部50が昇降動
作する。
【0022】ここで加熱部50が矢印z方向に下降し、
加熱対象となるシールドケースに当接した状態でさらに
モータ23を回転駆動すると、シールドケースに加熱部
50が当接することによつて加圧スライダ36の下降が
抑制される。このとき昇降ブロツク33はさらに下降動
作することによりばね35が収縮し、当該ばね35の弾
性力によつて加熱部50のシールドケースに対する当接
圧(数[Kg])を得る。
加熱対象となるシールドケースに当接した状態でさらに
モータ23を回転駆動すると、シールドケースに加熱部
50が当接することによつて加圧スライダ36の下降が
抑制される。このとき昇降ブロツク33はさらに下降動
作することによりばね35が収縮し、当該ばね35の弾
性力によつて加熱部50のシールドケースに対する当接
圧(数[Kg])を得る。
【0023】ここで加圧スライダ36の周囲には発振コ
ア39が設けられており、当該発振コア39を励磁する
ことにより、当該発振コア39の周囲に巻回された導
線、正電極44及び負電極43を介して加熱部50に約
1[kHz] の周波数でなる数百[A] のパルス電流が流れ、
加熱部50が加熱される。
ア39が設けられており、当該発振コア39を励磁する
ことにより、当該発振コア39の周囲に巻回された導
線、正電極44及び負電極43を介して加熱部50に約
1[kHz] の周波数でなる数百[A] のパルス電流が流れ、
加熱部50が加熱される。
【0024】また加圧プレート42にはバキユームパイ
プ51が設けられており、当該バキユームパイプ51及
びヘツド部45に形成された配管45Aを介して冷却風
が送風されるようになされている。
プ51が設けられており、当該バキユームパイプ51及
びヘツド部45に形成された配管45Aを介して冷却風
が送風されるようになされている。
【0025】ここで図3はシールドケース固定装置10
によるシールドケースの回路基板上への固定処理手順を
示し、シールドケース固定装置10はステツプSP1か
ら当該処理手順に入ると、ステツプSP2において回路
基板をクリームはんだ供給装置12に搬送し、当該回路
基板にクリームはんだを塗布する。
によるシールドケースの回路基板上への固定処理手順を
示し、シールドケース固定装置10はステツプSP1か
ら当該処理手順に入ると、ステツプSP2において回路
基板をクリームはんだ供給装置12に搬送し、当該回路
基板にクリームはんだを塗布する。
【0026】ここで図4は回路基板60上にシールドケ
ースを固定する状態を示し、クリームはんだ供給装置1
2(図1)において、回路基板60上に形成されたラン
ド61にクリームはんだ62が塗布される。回路基板6
0にはランド61と共にアースパターン63が形成され
ている。
ースを固定する状態を示し、クリームはんだ供給装置1
2(図1)において、回路基板60上に形成されたラン
ド61にクリームはんだ62が塗布される。回路基板6
0にはランド61と共にアースパターン63が形成され
ている。
【0027】この状態においてシールドケース固定装置
10はステツプSP3(図3)に移つてクリームはんだ
62が塗布された回路基板60をシールドケースマウン
ト装置13に搬送し、当該シールドケースマウント装置
13においてシールドケース71、72、73及び74
(図4)がそれぞれ対応するランド61上に載置され
る。このようにして回路基板60上にシールドケース7
1〜74が位置決めされた状態においてシールドケース
固定装置10はステツプSP4(図3)に移つて回路基
板60をシールドケース71〜74と共にシールドケー
ス加熱装置14に搬送し、当該シールドケース加熱装置
14において図2について上述した加熱部50によりシ
ールドケース71〜74を加熱する。この実施例の場合
複数の加熱部50を有するシールドケース加熱装置を用
い、当該複数の加熱部50をシールドケース71〜74
の形状に合わせて配置する。
10はステツプSP3(図3)に移つてクリームはんだ
62が塗布された回路基板60をシールドケースマウン
ト装置13に搬送し、当該シールドケースマウント装置
13においてシールドケース71、72、73及び74
(図4)がそれぞれ対応するランド61上に載置され
る。このようにして回路基板60上にシールドケース7
1〜74が位置決めされた状態においてシールドケース
固定装置10はステツプSP4(図3)に移つて回路基
板60をシールドケース71〜74と共にシールドケー
ス加熱装置14に搬送し、当該シールドケース加熱装置
14において図2について上述した加熱部50によりシ
ールドケース71〜74を加熱する。この実施例の場合
複数の加熱部50を有するシールドケース加熱装置を用
い、当該複数の加熱部50をシールドケース71〜74
の形状に合わせて配置する。
【0028】ここで各加熱部50によるシールドケース
71〜74の加熱処理状態を図5及び図6に示す。すな
わち図5において回路基板60上に位置決めされたシー
ルドケース71の天井板71Aにおいて側板71Bとの
エツジ部に近い部分に加熱部50を当接する。
71〜74の加熱処理状態を図5及び図6に示す。すな
わち図5において回路基板60上に位置決めされたシー
ルドケース71の天井板71Aにおいて側板71Bとの
エツジ部に近い部分に加熱部50を当接する。
【0029】この結果図6に示すように加熱部50の当
接圧がそのまま側板71Bの回路基板60への当接圧と
して伝わる。このように所定の当接圧で加熱部50をシ
ールドケース71に当接した状態において当該加熱部5
0を加熱することにより、当該加熱部50から発せられ
る熱はシールドケース71の側板71Bを介してランド
61上のクリームはんだ62に伝わる。この結果当該ク
リームはんだ62は溶融してランド61及び側板71B
の接合部を覆う位置にはんだ層を形成する。
接圧がそのまま側板71Bの回路基板60への当接圧と
して伝わる。このように所定の当接圧で加熱部50をシ
ールドケース71に当接した状態において当該加熱部5
0を加熱することにより、当該加熱部50から発せられ
る熱はシールドケース71の側板71Bを介してランド
61上のクリームはんだ62に伝わる。この結果当該ク
リームはんだ62は溶融してランド61及び側板71B
の接合部を覆う位置にはんだ層を形成する。
【0030】この状態においてシールドケース固定装置
10はステツプSP5(図3)に移つて加熱部50の加
熱を停止すると共にバキユームパイプ51に冷却風を送
風することにより、クリームはんだ62への熱の供給を
停止する。これによりクリームはんだ62は硬化しシー
ルドケース71が回路基板60のランド61に固定され
る。
10はステツプSP5(図3)に移つて加熱部50の加
熱を停止すると共にバキユームパイプ51に冷却風を送
風することにより、クリームはんだ62への熱の供給を
停止する。これによりクリームはんだ62は硬化しシー
ルドケース71が回路基板60のランド61に固定され
る。
【0031】かくしてシールドケース固定装置10はス
テツプSP6(図3)に移つてシールドケース71〜7
4が固定された回路基板60をシールドケース加熱装置
14から排出して当該処理手順を終了する。
テツプSP6(図3)に移つてシールドケース71〜7
4が固定された回路基板60をシールドケース加熱装置
14から排出して当該処理手順を終了する。
【0032】以上の構成において、シールドケース固定
装置10は回路基板60上にシールドケース71〜74
をはんだ付けする際、回路基板60に対してクリームは
んだ62を介して当接位置決めしたシールドケース71
〜74を加熱することにより、当該シールドケース71
〜74を介してシールドケース71〜74及び回路基板
60間に塗布されたクリームはんだ62が加熱溶融し、
シールドケース71〜74が回路基板60にはんだ付け
される。
装置10は回路基板60上にシールドケース71〜74
をはんだ付けする際、回路基板60に対してクリームは
んだ62を介して当接位置決めしたシールドケース71
〜74を加熱することにより、当該シールドケース71
〜74を介してシールドケース71〜74及び回路基板
60間に塗布されたクリームはんだ62が加熱溶融し、
シールドケース71〜74が回路基板60にはんだ付け
される。
【0033】この場合、種々の回路素子が高密度実装さ
れた回路基板においても、シールドケース71〜74を
ランド61に当接させることができれば、当該シールド
ケース71〜74の天井板71Aに加熱部50を当接
し、これを加熱することにより、クリームはんだ62を
直接加熱することなく回路基板60上にシールドケース
71をはんだ付けすることができる。ここで加熱部50
を天井板71Aに当接する場合、天井板71Aの周囲に
は障害物がないことにより、容易にシールドケース71
〜74を加熱することができる。
れた回路基板においても、シールドケース71〜74を
ランド61に当接させることができれば、当該シールド
ケース71〜74の天井板71Aに加熱部50を当接
し、これを加熱することにより、クリームはんだ62を
直接加熱することなく回路基板60上にシールドケース
71をはんだ付けすることができる。ここで加熱部50
を天井板71Aに当接する場合、天井板71Aの周囲に
は障害物がないことにより、容易にシールドケース71
〜74を加熱することができる。
【0034】またクリームはんだ62をシールドケース
71〜74及び回路基板60の当接部のほぼ全面に亘つ
て塗布し、シールドケース71〜74を加熱することに
より、シールドケース71〜74及び回路基板60の当
接部のほぼ全面に亘つてシールドケース71〜74をは
んだ付けすることができ、これにより電気ノイズの不要
輻射又は外来電波を一段と有効に遮蔽することができ
る。
71〜74及び回路基板60の当接部のほぼ全面に亘つ
て塗布し、シールドケース71〜74を加熱することに
より、シールドケース71〜74及び回路基板60の当
接部のほぼ全面に亘つてシールドケース71〜74をは
んだ付けすることができ、これにより電気ノイズの不要
輻射又は外来電波を一段と有効に遮蔽することができ
る。
【0035】以上の構成によれば、シールドケース71
〜74を回路基板60上にはんだ付けする際、回路基板
60上のシールドケース71〜74の当接位置にクリー
ムはんだ62を塗布した後、当該クリームはんだ62の
塗布位置にシールドケース71〜74を当接し、これを
加熱することによりクリームはんだ62を直接加熱する
ことなく一段と容易にシールドケース71〜74を回路
基板60にはんだ付けすることができる。
〜74を回路基板60上にはんだ付けする際、回路基板
60上のシールドケース71〜74の当接位置にクリー
ムはんだ62を塗布した後、当該クリームはんだ62の
塗布位置にシールドケース71〜74を当接し、これを
加熱することによりクリームはんだ62を直接加熱する
ことなく一段と容易にシールドケース71〜74を回路
基板60にはんだ付けすることができる。
【0036】なお上述の実施例においては、シールドケ
ース71〜74を加熱するシールドケース加熱装置14
として加熱部50をシールドケースに当接する構成のも
のを用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばハロゲン等のランプ加熱方式、レーザ加熱方
式、熱圧着方式又は電磁加熱方式等、種々の加熱方式で
なる加熱装置を用いることができる。
ース71〜74を加熱するシールドケース加熱装置14
として加熱部50をシールドケースに当接する構成のも
のを用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばハロゲン等のランプ加熱方式、レーザ加熱方
式、熱圧着方式又は電磁加熱方式等、種々の加熱方式で
なる加熱装置を用いることができる。
【0037】また上述の実施例においては、回路基板6
0にシールドケース71〜74を位置決めした後、シー
ルドケース71〜74を加熱する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、シールドケース71〜74
を回路基板60にマウント(位置決め)する際にシール
ドケース71〜74をチヤツクする手段を加熱するよう
にし、当該シールドケース71〜74を加熱しながら回
路基板60にマウントするようにすれば、製造工程に要
する時間を一段と短時間化することができる。
0にシールドケース71〜74を位置決めした後、シー
ルドケース71〜74を加熱する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、シールドケース71〜74
を回路基板60にマウント(位置決め)する際にシール
ドケース71〜74をチヤツクする手段を加熱するよう
にし、当該シールドケース71〜74を加熱しながら回
路基板60にマウントするようにすれば、製造工程に要
する時間を一段と短時間化することができる。
【0038】また上述の実施例においては、加熱部50
のシールドケース71〜74に当接する形状を平面形状
とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
シールドケースの形状に応じて種々の形状の加熱部を用
いることができる。
のシールドケース71〜74に当接する形状を平面形状
とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
シールドケースの形状に応じて種々の形状の加熱部を用
いることができる。
【0039】さらに上述の実施例においては、回路基板
60及びシールドケース71〜74をはんだ付けする場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば電
池ホルダに電極部をはんだ付けする場合等、要は金属部
材を所定のはんだ付け対象にはんだ付けする場合に広く
適用して好適である。
60及びシールドケース71〜74をはんだ付けする場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば電
池ホルダに電極部をはんだ付けする場合等、要は金属部
材を所定のはんだ付け対象にはんだ付けする場合に広く
適用して好適である。
【0040】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、固定対象
部材に所定の金属部材をはんだ付けする際に金属部材を
加熱して固定対象部材及び金属部材間に介在するはんだ
を溶融するようにしたことにより、一段と容易かつ確実
に金属部材を固定対象部材にはんだ付けし得る金属部材
の固定方法及び金属部材の固定装置を実現できる。
部材に所定の金属部材をはんだ付けする際に金属部材を
加熱して固定対象部材及び金属部材間に介在するはんだ
を溶融するようにしたことにより、一段と容易かつ確実
に金属部材を固定対象部材にはんだ付けし得る金属部材
の固定方法及び金属部材の固定装置を実現できる。
【図1】本発明による金属部材の固定装置の一実施例を
示すブロツク図である。
示すブロツク図である。
【図2】シールドケース加熱装置の構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】シールドケースの固定処理手順を示すフローチ
ヤートである。
ヤートである。
【図4】回路基板上のシールドケースのマウント状態を
示す略線的平面図である。
示す略線的平面図である。
【図5】加熱部のシールドケースへの当接状態を示す部
分的斜視図である。
分的斜視図である。
【図6】加熱部によるシールドケースの加熱状態を示す
部分的断面図である。
部分的断面図である。
10……シールドケース固定装置、11……基板供給装
置、12……クリームはんだ供給装置、13……シール
ドケースマウント装置、14……シールドケース加熱装
置、50……加熱部、60……回路基板、61……ラン
ド、62……クリームはんだ、71、72、73、74
……シールドケース。
置、12……クリームはんだ供給装置、13……シール
ドケースマウント装置、14……シールドケース加熱装
置、50……加熱部、60……回路基板、61……ラン
ド、62……クリームはんだ、71、72、73、74
……シールドケース。
Claims (2)
- 【請求項1】固定対象部材に所定の金属部材をはんだ付
けする金属部材の固定方法において、 上記固定対象部材及び上記金属部材間にはんだを介在さ
せ、 上記はんだを介して上記固定対象部材上に位置決めされ
る上記金属部材を加熱することにより上記金属部材を上
記固定対象部材にはんだ付けすることを特徴とする金属
部材の固定方法。 - 【請求項2】固定対象部材に所定の金属部材をはんだ付
けする金属部材の固定装置において、 上記固定対象部材及び上記金属部材間にはんだを介在さ
せるはんだ供給手段と、 上記はんだを介して上記固定対象部材上に位置決めされ
る上記金属部材を加熱することにより上記金属部材を上
記固定対象部材にはんだ付けするはんだ付け手段とを具
えることを特徴とする金属部材の固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29126693A JPH07116830A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29126693A JPH07116830A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116830A true JPH07116830A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17766650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29126693A Pending JPH07116830A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 金属部材の固定方法及び金属部材の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116830A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6192577B1 (en) | 1996-10-28 | 2001-02-27 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method for shielding of electronics |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP29126693A patent/JPH07116830A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6192577B1 (en) | 1996-10-28 | 2001-02-27 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method for shielding of electronics |
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