JPH04250692A - リフロー半田付け装置 - Google Patents
リフロー半田付け装置Info
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- JPH04250692A JPH04250692A JP425491A JP425491A JPH04250692A JP H04250692 A JPH04250692 A JP H04250692A JP 425491 A JP425491 A JP 425491A JP 425491 A JP425491 A JP 425491A JP H04250692 A JPH04250692 A JP H04250692A
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- solder
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路基板上に塗布さ
れた半田ペースト上にチップ部品を搭載した後、その半
田ペーストを加熱溶融しながらチップ部品の半田付けを
行うリフロー半田付け装置に関するものである。
れた半田ペースト上にチップ部品を搭載した後、その半
田ペーストを加熱溶融しながらチップ部品の半田付けを
行うリフロー半田付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特開
昭64−37077号公報に開示されたリフロー半田付
け方法が知られている。即ち、この公報の技術では、図
6に示すように、回路基板31の部品搭載ランド32に
塗布された半田ペースト33上にチップ部品34を搭載
した後、その回路基板31に予備加熱、半田溶融及び冷
却を施してチップ部品34を半田付けする方法が開示さ
れている。そして、その半田溶融の工程では、回路基板
31に搭載されたチップ部品34に、微振動発生装置3
5から超音波等による微振動を加えるようになっている
。これにより、チップ部品34と溶融状態の半田ペース
ト33との間の摩擦抵抗を軽減してセルフアライメント
効果を促進させ、チップ部品34をランド32の中央位
置に整合させて半田付けするようにしていた。又、この
ような微振動は溶融状態の半田ペースト33を活性化さ
せ、半田付け性を向上させるという作用も有する。
昭64−37077号公報に開示されたリフロー半田付
け方法が知られている。即ち、この公報の技術では、図
6に示すように、回路基板31の部品搭載ランド32に
塗布された半田ペースト33上にチップ部品34を搭載
した後、その回路基板31に予備加熱、半田溶融及び冷
却を施してチップ部品34を半田付けする方法が開示さ
れている。そして、その半田溶融の工程では、回路基板
31に搭載されたチップ部品34に、微振動発生装置3
5から超音波等による微振動を加えるようになっている
。これにより、チップ部品34と溶融状態の半田ペース
ト33との間の摩擦抵抗を軽減してセルフアライメント
効果を促進させ、チップ部品34をランド32の中央位
置に整合させて半田付けするようにしていた。又、この
ような微振動は溶融状態の半田ペースト33を活性化さ
せ、半田付け性を向上させるという作用も有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、溶融状態の半田ペースト33のみならずチップ
部品34や回路基板31にも微振動を加えることになる
ため、IC等のように微振動によって破損するおそれの
ある部品の半田付けには適さなかった。この発明は前述
した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、
半田溶融の際に微振動を加えてチップ部品の半田付けを
行うに当たって、チップ部品に対する微振動の影響を除
くことの可能なリフロー半田付け装置を提供することに
ある。
術では、溶融状態の半田ペースト33のみならずチップ
部品34や回路基板31にも微振動を加えることになる
ため、IC等のように微振動によって破損するおそれの
ある部品の半田付けには適さなかった。この発明は前述
した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、
半田溶融の際に微振動を加えてチップ部品の半田付けを
行うに当たって、チップ部品に対する微振動の影響を除
くことの可能なリフロー半田付け装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、回路基板のランドに塗布さ
れた半田ペースト上にチップ部品を搭載した後、その回
路基板に予備加熱、半田溶融及び冷却を施すと共に、半
田溶融の際に微振動を加えてチップ部品の半田付けを行
うリフロー半田付け装置において、回路基板上の半田ペ
ーストに微振動を加えるべく、その半田ペーストに対し
て先端が接触可能に設けられ、基端が微振動発生手段に
連結された接触子と、微振動発生手段の微振動から遮断
して設けられ、接触子の先端が半田ペーストのみに接触
するようにその接触子と回路基板との間隔を保持する間
隔保持手段とを備えている。
めに、この発明においては、回路基板のランドに塗布さ
れた半田ペースト上にチップ部品を搭載した後、その回
路基板に予備加熱、半田溶融及び冷却を施すと共に、半
田溶融の際に微振動を加えてチップ部品の半田付けを行
うリフロー半田付け装置において、回路基板上の半田ペ
ーストに微振動を加えるべく、その半田ペーストに対し
て先端が接触可能に設けられ、基端が微振動発生手段に
連結された接触子と、微振動発生手段の微振動から遮断
して設けられ、接触子の先端が半田ペーストのみに接触
するようにその接触子と回路基板との間隔を保持する間
隔保持手段とを備えている。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、半田溶融の際に回路基板
上の半田ペーストに微振動を加えるべく、接触子の先端
が半田ペーストに接触される。この時、間隔保持手段が
接触子と回路基板との間隔を保持するように作用するの
で、接触子の先端は半田ペーストのみに接触することに
なる。従って、微振動発生手段から発生する微振動は、
接触子の先端から半田ペーストへのみ加えられ、微振動
と溶融状態の半田ペーストに収容されると共に、間隔保
持手段が微振動発生手段の微振動から遮断されているの
で、回路基板等に微振動が伝えられることはない。
上の半田ペーストに微振動を加えるべく、接触子の先端
が半田ペーストに接触される。この時、間隔保持手段が
接触子と回路基板との間隔を保持するように作用するの
で、接触子の先端は半田ペーストのみに接触することに
なる。従って、微振動発生手段から発生する微振動は、
接触子の先端から半田ペーストへのみ加えられ、微振動
と溶融状態の半田ペーストに収容されると共に、間隔保
持手段が微振動発生手段の微振動から遮断されているの
で、回路基板等に微振動が伝えられることはない。
【0006】
【実施例】以下、この発明のリフロー半田付け装置を具
体化した一実施例を図1〜図5に基づいて詳細に説明す
る。図1はこの実施例におけるリフロー半田付け装置を
示す概略構成図である。この半田付け装置は、図4に示
すように、回路基板1のランド2に塗布(印刷も含む)
された半田ペースト3上にチップ部品4の各電極5を搭
載した後、その回路基板1をワーク6として予備加熱(
プリヒート)、半田溶融(リフロー)及び冷却を施すと
共に、半田溶融の際に微振動を加えるように構成されて
いる。即ち、この半田付け装置は、ワーク6に予備加熱
を行うプリヒート部と、その半田溶融を行うリフロー部
と、その冷却を行う冷却部とから構成されている。
体化した一実施例を図1〜図5に基づいて詳細に説明す
る。図1はこの実施例におけるリフロー半田付け装置を
示す概略構成図である。この半田付け装置は、図4に示
すように、回路基板1のランド2に塗布(印刷も含む)
された半田ペースト3上にチップ部品4の各電極5を搭
載した後、その回路基板1をワーク6として予備加熱(
プリヒート)、半田溶融(リフロー)及び冷却を施すと
共に、半田溶融の際に微振動を加えるように構成されて
いる。即ち、この半田付け装置は、ワーク6に予備加熱
を行うプリヒート部と、その半田溶融を行うリフロー部
と、その冷却を行う冷却部とから構成されている。
【0007】プリヒート部には、搬入されたワーク6を
リフロー部へと搬送するための第1のコンベア7が設け
られている。このコンベア7の上方には、ワーク6に予
備加熱を行うプリヒート用ヒータ8が設けられている。 又、リフロー部には、プリヒート部からのワーク6を冷
却部へと搬送する第2のコンベア9が設けられている。 このコンベア9の下方には、ワーク6の半田溶融を行う
リフロー用ヒータ10が設けられている。同じく第2の
コンベア9の上方には、ワーク6に微振動を加える超音
波印加治具11が設けられている。更に、冷却部には、
リフロー部からのワーク6を搬出口へと搬送する第3の
コンベア12が設けられている。このコンベア12の上
方及び下方には、モータ13によって駆動される冷却用
ファン14がそれぞれ設けられている。
リフロー部へと搬送するための第1のコンベア7が設け
られている。このコンベア7の上方には、ワーク6に予
備加熱を行うプリヒート用ヒータ8が設けられている。 又、リフロー部には、プリヒート部からのワーク6を冷
却部へと搬送する第2のコンベア9が設けられている。 このコンベア9の下方には、ワーク6の半田溶融を行う
リフロー用ヒータ10が設けられている。同じく第2の
コンベア9の上方には、ワーク6に微振動を加える超音
波印加治具11が設けられている。更に、冷却部には、
リフロー部からのワーク6を搬出口へと搬送する第3の
コンベア12が設けられている。このコンベア12の上
方及び下方には、モータ13によって駆動される冷却用
ファン14がそれぞれ設けられている。
【0008】この実施例の特徴でもあるリフロー部につ
いて詳しく説明する。図3はリフロー部とその超音波印
加治具11を示す斜視図である。リフロー部には、第2
のコンベア9により搬送されてきたワーク6の移動を規
制し、その移動方向における基準位置にワーク6を位置
決めする基準ピン15が設けられている。この基準ピン
15は図示しないアクチュエータによって上下動可能に
設けられており、第2のコンベア9の搬送面よりも上方
へ突出可能になっている。又、リフロー部には、同じく
ワーク6を横方向における外形基準位置に位置決めすべ
く、回路基板1の一側辺を押圧してその他側辺をコンベ
アフレーム16の基準ガイド17に押し当てる押圧部材
18が設けられている。この押圧部材18は図示しない
アクチュエータによって横方向へ往復動可能に設けられ
ている。
いて詳しく説明する。図3はリフロー部とその超音波印
加治具11を示す斜視図である。リフロー部には、第2
のコンベア9により搬送されてきたワーク6の移動を規
制し、その移動方向における基準位置にワーク6を位置
決めする基準ピン15が設けられている。この基準ピン
15は図示しないアクチュエータによって上下動可能に
設けられており、第2のコンベア9の搬送面よりも上方
へ突出可能になっている。又、リフロー部には、同じく
ワーク6を横方向における外形基準位置に位置決めすべ
く、回路基板1の一側辺を押圧してその他側辺をコンベ
アフレーム16の基準ガイド17に押し当てる押圧部材
18が設けられている。この押圧部材18は図示しない
アクチュエータによって横方向へ往復動可能に設けられ
ている。
【0009】超音波印加治具11は保持台19を備え、
その保持台19がアクチュエータ20によって上下動可
能に支持されている。保持台19上には、伝達板21が
ゴム等よりなる緩衝板22を介して接着されている。そ
して、伝達板21上には、超音波発振によって微振動を
発生させる微振動発生手段としての超音波発振子23が
取り付けられている。
その保持台19がアクチュエータ20によって上下動可
能に支持されている。保持台19上には、伝達板21が
ゴム等よりなる緩衝板22を介して接着されている。そ
して、伝達板21上には、超音波発振によって微振動を
発生させる微振動発生手段としての超音波発振子23が
取り付けられている。
【0010】保持台19の内側面、即ちワーク6に対向
する側には、下方へ延びる複数の接触子としてのプロー
ブ24が設けられている(この実施例では、合計6個所
の半田ペースト3に対応して、合計6本のプローブ24
が設けられている)。図4,5に示すように、各プロー
ブ24は通直な細ピン状をなし、その基端が伝達板21
に固着されて超音波発振子23からの微振動が伝わるよ
うになっている。又、各プローブ24の先端は、回路基
板1の各ランド2に塗布された半田ペースト3に微振動
を加えるべく、その半田ペースト3に対して接触可能に
なっている。
する側には、下方へ延びる複数の接触子としてのプロー
ブ24が設けられている(この実施例では、合計6個所
の半田ペースト3に対応して、合計6本のプローブ24
が設けられている)。図4,5に示すように、各プロー
ブ24は通直な細ピン状をなし、その基端が伝達板21
に固着されて超音波発振子23からの微振動が伝わるよ
うになっている。又、各プローブ24の先端は、回路基
板1の各ランド2に塗布された半田ペースト3に微振動
を加えるべく、その半田ペースト3に対して接触可能に
なっている。
【0011】同じく、保持台19の内側面には、下方へ
延びる一対の間隔保持手段としてのストッパ25が設け
られている。図4,5に示すように、各ストッパ25は
プローブ24よりも太い通直なピン状をなし、その基端
が保持台19に固着されて超音波発振子23からの微振
動が伝わらないようになっている。即ち、各ストッパ2
5は保持台19に固着されていることから、緩衝板22
により伝達板21の微振動から遮断されている。又、各
ストッパ25の先端は、チップ部品4及び半田ペースト
3を避けて回路基板1の表面に当接可能に設けられてい
る。更に、各ストッパ25の先端はプローブ24の先端
よりも間隔L(この実施例では、L=0.2mm)だけ
長く設定されている。従って、保持台19が下降して各
プローブ24の先端が各半田ペースト3に接触する際に
は、各ストッパ25の先端が回路基板1の表面に当接し
、各プローブ24の先端が各半田ペースト3のみに接触
するようにプローブ24と回路基板1との間隔Lを保持
するようになっている。
延びる一対の間隔保持手段としてのストッパ25が設け
られている。図4,5に示すように、各ストッパ25は
プローブ24よりも太い通直なピン状をなし、その基端
が保持台19に固着されて超音波発振子23からの微振
動が伝わらないようになっている。即ち、各ストッパ2
5は保持台19に固着されていることから、緩衝板22
により伝達板21の微振動から遮断されている。又、各
ストッパ25の先端は、チップ部品4及び半田ペースト
3を避けて回路基板1の表面に当接可能に設けられてい
る。更に、各ストッパ25の先端はプローブ24の先端
よりも間隔L(この実施例では、L=0.2mm)だけ
長く設定されている。従って、保持台19が下降して各
プローブ24の先端が各半田ペースト3に接触する際に
は、各ストッパ25の先端が回路基板1の表面に当接し
、各プローブ24の先端が各半田ペースト3のみに接触
するようにプローブ24と回路基板1との間隔Lを保持
するようになっている。
【0012】次に、上記のように構成したリフロー半田
付け装置の作用を説明する。図1において、プリヒート
部に搬入されたワーク6は、第1のコンベア7に乗って
搬送されながらプリヒート用ヒータ8により予備加熱さ
れる。続いて、リフロー部の第2のコンベア9に乗り継
ぎ、リフロー用ヒータ10により半田溶融され、それと
同時に超音波印加治具11における超音波発振による微
振動が加えられる。その後、冷却部の第3のコンベア1
2に乗り継ぎ、搬出口へと搬送されながら冷却用ファン
14により送風冷却される。
付け装置の作用を説明する。図1において、プリヒート
部に搬入されたワーク6は、第1のコンベア7に乗って
搬送されながらプリヒート用ヒータ8により予備加熱さ
れる。続いて、リフロー部の第2のコンベア9に乗り継
ぎ、リフロー用ヒータ10により半田溶融され、それと
同時に超音波印加治具11における超音波発振による微
振動が加えられる。その後、冷却部の第3のコンベア1
2に乗り継ぎ、搬出口へと搬送されながら冷却用ファン
14により送風冷却される。
【0013】図2は各工程におけるワーク6の温度変化
を示すグラフである。このグラフからも明らかなように
、ワーク6の温度はプリヒート部における予備加熱によ
って徐々に上昇し、リフロー部に入った直後に所定の半
田溶融温度を上回り、その後に冷却部にて冷却されて低
下する。そして、ワーク6の温度が半田溶融温度を上回
る間に超音波の印加が行われる。
を示すグラフである。このグラフからも明らかなように
、ワーク6の温度はプリヒート部における予備加熱によ
って徐々に上昇し、リフロー部に入った直後に所定の半
田溶融温度を上回り、その後に冷却部にて冷却されて低
下する。そして、ワーク6の温度が半田溶融温度を上回
る間に超音波の印加が行われる。
【0014】リフロー部における超音波の印加に際して
は、図3に示すように、第2のコンベア9により搬送さ
れてきたワーク6が、基準ピン15の突出によって移動
規制され、移動方向における位置決めがなされる。又、
押圧部材18の押圧によって回路基板1が基準ガイド1
7に押しつけられ、ワーク6の外形基準としての位置決
めがなされる。
は、図3に示すように、第2のコンベア9により搬送さ
れてきたワーク6が、基準ピン15の突出によって移動
規制され、移動方向における位置決めがなされる。又、
押圧部材18の押圧によって回路基板1が基準ガイド1
7に押しつけられ、ワーク6の外形基準としての位置決
めがなされる。
【0015】そして、ワーク6の位置決めが完了すると
、アクチュエータ20により超音波印加治具11がチッ
プ部品4に近接するように下降される。これによって、
各プローブ24及び各ストッパ25が、図4に示す上方
退避位置から図5に示す作用位置へと一体的に移動され
る。そして、その作用位置では、各ストッパ25が回路
基板1の表面に当接し、それによって各プローブ24が
、溶融状態となった半田ペースト3のみに接触するよう
に保持される。そして、その接触状態で超音波発振子2
3が駆動されると、その超音波発振子23から発振され
た超音波により微振動が伝達板21を介して各プローブ
24に伝達される。よって、各プローブ24の先端から
溶融状態の半田ペースト3のみに微振動が加えられる。 この微振動によって、半田ペースト3が活性化し、チッ
プ部品4の各電極5及びランド2の表面のぬれ性が向上
する(キャビテーションによる効果)と共に、気化した
溶融半田中のフラックスを除去し、ブローホールの発生
を低減させることができる。又、チップ部品4の各電極
5と溶融状態の半田ペースト3との間の摩擦抵抗が軽減
され、セルフアライメント効果が促進されてチップ部品
4の各電極5が各ランド2の中央位置に整合される。
、アクチュエータ20により超音波印加治具11がチッ
プ部品4に近接するように下降される。これによって、
各プローブ24及び各ストッパ25が、図4に示す上方
退避位置から図5に示す作用位置へと一体的に移動され
る。そして、その作用位置では、各ストッパ25が回路
基板1の表面に当接し、それによって各プローブ24が
、溶融状態となった半田ペースト3のみに接触するよう
に保持される。そして、その接触状態で超音波発振子2
3が駆動されると、その超音波発振子23から発振され
た超音波により微振動が伝達板21を介して各プローブ
24に伝達される。よって、各プローブ24の先端から
溶融状態の半田ペースト3のみに微振動が加えられる。 この微振動によって、半田ペースト3が活性化し、チッ
プ部品4の各電極5及びランド2の表面のぬれ性が向上
する(キャビテーションによる効果)と共に、気化した
溶融半田中のフラックスを除去し、ブローホールの発生
を低減させることができる。又、チップ部品4の各電極
5と溶融状態の半田ペースト3との間の摩擦抵抗が軽減
され、セルフアライメント効果が促進されてチップ部品
4の各電極5が各ランド2の中央位置に整合される。
【0016】その後、超音波の印加を終了した後、アク
チュエータ20によって超音波印加治具11を退避位置
へ上昇させ、押圧部材18を退避させると共に基準ピン
15を下降させ、更に第2のコンベア9を作動させると
、ワーク6が冷却部へと搬送される。そして、冷却部で
ワーク6が送風冷却されると、溶融状態の半田ペースト
3が固まってチップ部品4の半田付けが完了する。
チュエータ20によって超音波印加治具11を退避位置
へ上昇させ、押圧部材18を退避させると共に基準ピン
15を下降させ、更に第2のコンベア9を作動させると
、ワーク6が冷却部へと搬送される。そして、冷却部で
ワーク6が送風冷却されると、溶融状態の半田ペースト
3が固まってチップ部品4の半田付けが完了する。
【0017】上記のように、この実施例のリフロー半田
付け装置によれば、リフロー部の半田溶融の際において
、超音波による微振動により、半田付け性を向上させる
ことができると共に、チップ部品4の各電極5が各ラン
ド2の中央位置に整合されて半田付けされる。このため
、半田付けされる前のチップ部品4の位置が多少ずれて
いたとしても、そのチップ部品4を正規の位置に半田付
けすることができ、位置ずれによる半田付け不良を防止
することができる。これによって、半田付けの修正工数
を大幅に低減することができる。
付け装置によれば、リフロー部の半田溶融の際において
、超音波による微振動により、半田付け性を向上させる
ことができると共に、チップ部品4の各電極5が各ラン
ド2の中央位置に整合されて半田付けされる。このため
、半田付けされる前のチップ部品4の位置が多少ずれて
いたとしても、そのチップ部品4を正規の位置に半田付
けすることができ、位置ずれによる半田付け不良を防止
することができる。これによって、半田付けの修正工数
を大幅に低減することができる。
【0018】しかも、この実施例では、各プローブ24
と各ストッパ25との関係によって、溶融状態の半田ペ
ースト3のみに微振動を加えていることから、その微振
動がチップ部品4や回路基板1に伝わることがなく、チ
ップ部品4に対する微振動の影響を除くことができる。 その結果、チップ部品4が微振動によって破損するおそ
れが無くなる。そのため、IC等のように微振動によっ
て破損するおそれのある部品の半田付けにも使用するこ
とができる。
と各ストッパ25との関係によって、溶融状態の半田ペ
ースト3のみに微振動を加えていることから、その微振
動がチップ部品4や回路基板1に伝わることがなく、チ
ップ部品4に対する微振動の影響を除くことができる。 その結果、チップ部品4が微振動によって破損するおそ
れが無くなる。そのため、IC等のように微振動によっ
て破損するおそれのある部品の半田付けにも使用するこ
とができる。
【0019】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、各プローブ24や各ストッパ2
5の形状を通直にしたが、その形状を任意に変更しても
よい。 (2)前記実施例では、微振動発生手段として超音波発
振子23を設けたが、特に超音波発振子に限定されるも
のではなく、それ以外の微振動発生手段を使用してもよ
い。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、各プローブ24や各ストッパ2
5の形状を通直にしたが、その形状を任意に変更しても
よい。 (2)前記実施例では、微振動発生手段として超音波発
振子23を設けたが、特に超音波発振子に限定されるも
のではなく、それ以外の微振動発生手段を使用してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
、回路基板上の半田ペーストのみに接触子の先端を接触
させて微振動を加えるので、微振動がチップ部品や回路
基板に伝わることがなくなり、チップ部品に対し微振動
の影響を与えることなく半田ペーストを活性化させると
共に、気化したフラックスを溶融状態の半田ペースト中
から微振動により除去させるので、半田付け性を向上さ
せることができるという優れた効果を発揮する。
、回路基板上の半田ペーストのみに接触子の先端を接触
させて微振動を加えるので、微振動がチップ部品や回路
基板に伝わることがなくなり、チップ部品に対し微振動
の影響を与えることなく半田ペーストを活性化させると
共に、気化したフラックスを溶融状態の半田ペースト中
から微振動により除去させるので、半田付け性を向上さ
せることができるという優れた効果を発揮する。
【図1】この発明を具体化した一実施例におけるリフロ
ー半田付け装置を示す概略構成図である。
ー半田付け装置を示す概略構成図である。
【図2】一実施例における各工程のワーク温度変化を示
すグラフである。
すグラフである。
【図3】一実施例におけるリフロー部とその超音波印加
治具を示す斜視図である。
治具を示す斜視図である。
【図4】一実施例における主要部を示す部分破断側面図
である。
である。
【図5】一実施例における主要部の作用を示す部分破断
側面図である。
側面図である。
【図6】従来例におけるリフロー半田付け装置を示す概
略構成図である。
略構成図である。
1 回路基板
2 ランド
3 半田ペースト
4 チップ部品
23 微振動発生手段としての超音波発振子24
接触子としてのプローブ
接触子としてのプローブ
Claims (1)
- 【請求項1】 回路基板のランドに塗布された半田ペ
ースト上にチップ部品を搭載した後、その回路基板に予
備加熱、半田溶融及び冷却を施すと共に、半田溶融の際
に微振動を加えてチップ部品の半田付けを行うリフロー
半田付け装置において、前記回路基板上の前記半田ペー
ストに微振動を加えるべく、その半田ペーストに対して
先端が接触可能に設けられ、基端が微振動発生手段に連
結された接触子と、前記微振動発生手段の微振動から遮
断して設けられ、前記接触子の先端が前記半田ペースト
のみに接触するようにその接触子と前記回路基板との間
隔を保持する間隔保持手段とを備えたことを特徴とする
リフロー半田付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP425491A JPH04250692A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | リフロー半田付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP425491A JPH04250692A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | リフロー半田付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250692A true JPH04250692A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=11579404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP425491A Pending JPH04250692A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | リフロー半田付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04250692A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008071997A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子部品実装基板の製造方法 |
JP2008226981A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Omron Corp | リフロー装置 |
JP2010142848A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Ijr:Kk | ろう付け方法及びろう付け装置 |
KR101037537B1 (ko) * | 2008-12-01 | 2011-05-26 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판의 외형가공방법 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP425491A patent/JPH04250692A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008071997A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子部品実装基板の製造方法 |
JP4615496B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2011-01-19 | 古河電気工業株式会社 | 電子部品実装基板の製造方法 |
JP2008226981A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Omron Corp | リフロー装置 |
KR101037537B1 (ko) * | 2008-12-01 | 2011-05-26 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판의 외형가공방법 |
JP2010142848A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Ijr:Kk | ろう付け方法及びろう付け装置 |
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