JPH07115660B2 - 自動車車体の組立装置 - Google Patents

自動車車体の組立装置

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JPH07115660B2
JPH07115660B2 JP61283730A JP28373086A JPH07115660B2 JP H07115660 B2 JPH07115660 B2 JP H07115660B2 JP 61283730 A JP61283730 A JP 61283730A JP 28373086 A JP28373086 A JP 28373086A JP H07115660 B2 JPH07115660 B2 JP H07115660B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自走台車方式の搬送装置を中心として構成され
た自動車車体の組立装置に関する。
従来の技術 自走台車方式の搬送装置を用いた車体組立装置として例
えば特開昭61−155075号公報(特願昭59−277428号)に
示されたものがある。同公報に示された車体組立装置
は、レールと該レール上を走行する自走式台車とからな
る搬送装置に沿って、前記台車上の車体部品に対して組
立作業等を施す複数の組立ステージを直列に配置したも
のである。
この組立装置によれば、特定の作業内容について例えば
A車用の組立ステージとB車用の組立ステージとを隣接
配置した上で、台車を必要なステージのみに停止させる
ようにすれば、ラインそのものは1つでありながら2車
種以上の車体を併行生産することができる。
発明が解決しようとする問題点 上記のような車体組立装置にあっては、併行生産が可能
な編成ではあるものの、各車種ごとに必要なステージを
直列に配置した構造であるため、例えば1つの車種のモ
デルチエンジ等に際して特定ステージの治具を改造ある
いは交換する場合さらには生産試作を行なう場合には、
既設ライン内で改造作業等を行なわなければならない。
そのため改造作業等を行なうにあたっては、生産に支障
をきたすことを前提とした上で現行車生産中のライン全
体を停止するか、あるいは休日等のようにラインが休止
している時間を利用しなければならず、いずれの場合に
も設備稼動率の低下や時間的な制約を伴うことになる。
問題点を解決するための手段 本発明は、既設ラインに影響を与えることなく特定ステ
ージの治具の工事や生産試作を可能にしようとするもの
である。
具体的には実施例にも示すように、メインレールと、該
メインレール上を所定の車体部品を搭載して走行する自
走式台車とからなる搬送装置を中心に構成された組立装
置において、前記メインレールの途中に、このメインレ
ールの一部として機能する可動レールを備えるとともに
単一の自走式台車を搭載してその自走式台車の進行方向
を転換するターンテーブルを配置するとともに、ターン
デーブルの周囲に、上記車体部品の組立作業を行なうた
めの各車種毎に独立した複数の組立治具を放射状に配置
し、前記ターンテーブル上で一旦停止した自走式台車が
そのターンテーブルと選択されたいずれか一つの組立治
具との間で移動できるように、各組立治具とターンテー
ブルとを自走式台車が走行可能なサブレールでそれぞれ
接続したものである。
作用 ターンテーブルの周囲にA車用,B車用,C車用の合計3つ
の組立治具を放射状に配置した場合を想定すると、例え
ばB車用の組立治具について改造および生産試作が必要
になったときには、B車用の組立治具だけ停止させれ
ば、少なくともA車およびC車についてはそれぞれA車
用,C車用の組立治具を用いて生産を継続できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す平面説明図で、自動車
の骨格となるボデイメインを組み立てる装置について例
示している。
2は後述する台車とともにいわゆる自走台車方式の搬送
装置1を構成するメインレールで、このメインレール2
上を第2図および第3図に示す自走式の台車3が基本と
なる車体部品を搭載して走行する。台車3には位置決め
用のガイド4,5を介してスキツド6が搭載されており、
スキツド6には車体部品をを位置決めするゲージ7が取
り付けられている。また、台車3は電動モータ8を主体
とする駆動機構9を内蔵しており、メインレール2に付
設された図示外の給電トラツクから電気エネルギの供給
を受けて自走する。
メインレール2上には複数のステージS1,S2,S3が設定さ
れている一方、ステージS2に対応する部分にはメインレ
ール2の一部を切り欠くようにしてターンテーブル10が
設置されており、ターンテーブル10にはメインレール2
の一部として機能する可動レール11が固定されている。
本実施例の場合、ステージS1を部品をセツトステージ,
ステージS3をアイドルステージとすると、ステージS1に
おいては母体となるフロアパネルに対して所要のボデイ
メイン部品、例えばボデイサイド,エアボツクスおよび
リアパネル等がセツトされて仮止めされる。
ターンテーブル10の周囲には該ターンテーブル10を中心
として放射状に伸びる複数組(本実施例では2本を1組
として3組)のサブレール12,13,14が設けられており、
各サブレール12,13,14の端部には組立治具として例えば
ボデイメイン治具15A,15B,15Cが設置されている。つま
り、ターンテーブル10と各ボデイメイン治具15A,15B,15
Cはメインレール2と同構造のサブレール12,13,14によ
つて相互に接続されており、後述するように台車3をタ
ーンテーブル10の可動レール11上に停止させた上でター
ンテーブル10を回転させることによつて、ターンテーブ
ル10から各ボデイメイン治具15A,15B,15Cに向けて台車
3を走行させることができる。
ボデイメイン治具15A,15B,15Cのうち、15Aは例えばA
車、15BはB車、15CはC車のようにそれぞれ車種ごとに
専用化されており、これらの各ボデイメイン治具15A,15
B,15Cは前述したように予め仮止めしているボデイメイ
ン部品同士を相互に位置決め・クランプした上でスポツ
ト溶接を施す機能を有する。
詳しくは第2図および第3図に示すように、各ボデイメ
イン治具15A,15B,15Cはボデイメイン部品同士を相互に
位置決め・クランプした上でスポツト溶接を施す複数の
フイクスチヤ16を備えているほか、受台17およびリフタ
18が設けられている。リフタ18はサブレール12の一部を
切り欠くことによつてリフタプレート19とし、このリフ
タプレート19をシリンダ20によつて昇降させるようにし
てある。つまり、サブレール12,13,14上を台車3が走行
する際にはスキツド6と受台17との間に所定の隙間が確
保されるように設定されている一方、ボデイメイン治具
15A,15B,15C内に台車3がが停止するのを待ってリフタ
プレート19を所定量だけ降下させると、スキツド6は台
車3から離間して受台17に位置決め・支持されることに
なる。
次に、上記のように構成された組立装置の作用について
説明する。
第1図において、前工程で車体部品としてフロアパネル
がセツトされた台車3はメインレール2上を部品セツト
ステージS1まで走行して停止する。部品セツトステージ
S1では、予め台車3に搭載されているフロアパネルを母
体として複数のボデイメイン部品、例えばボデイサイ
ド,エアボツクス,リアパネル等がセツトされて仮止め
される。そして、所定のボデイメイン部品がセツトされ
た台車3はターンテーブル10まで走行して停止する。
ここで、台車3によつてメインレール2上を搬送される
車体部品としての車体(フロアパネルを母体としてボデ
イメイン部品が組み付けられた車体)Wの車種は図示外
の生産管理装置によつて管理されており、例えばターン
テーブル10上で停止した台車3に搭載されている車体W
がA車であれば可動レール11がサブレール12と一致する
までターンテーブル10が回転し、台車3はサブレール12
上をA車専用のボデイメイン治具15A内に進入する。
ボデイメイン治具15A内で台車3が停止するのを待つて
リフタ18が作動すると、前述したようにそれまで台車3
に支持されていたスキツド6は受台17に支持されて位置
決めされる。そして、フイクスチヤ16を基準としてフロ
アパネルおよび各ボデイメイン部品が位置決め・クラン
プされた上でスポツト溶接が施される。
ボデイメイン治具15A内での作業が完了すると、リフタ1
8の上昇動作によりスキツド6が再び台車3に搭載さ
れ、台車3はターンテーブル10まで走行する。そして、
可動レール11とメインレール2とが一致するまでターン
テーブル10が回転するのを待って、台車3は再びメイン
レール2上を走行し、アイドルステージS3を経て次工程
を向かうことになる。
また、B車の場合にはボデイメイン治具15Bにおいて、
C車の場合にはボデイメイン治具15Cにおいてそれぞれ
に組立作業が行なわれることになり、それ以外の動作に
ついては基本的に上記と同様である。
さらに上記の実施例ではボデイメインの組立装置を例に
とつて説明したが、同様にフロアメインあるいはエンジ
ンコンパートメントの組立にも適用できる。
発明の効果 本発明によれば、メインレールの途中に単一の自走式台
車を搭載してその自走式台車の進行方向を転換するター
ンテーブルを配置するとともに、ターンテーブルの周囲
に各車種毎に独立した複数の組立治具を放射状に配置
し、さらに、ターンテーブルと選択されたいずれか一つ
の組立治具との間で自走式台車が移動できるように各組
立治具とターンテーブルとをサブレールで接続し、メイ
ンレールから各組立治具への台車の走行系路の切り換え
をターンテーブルによつて行なうようにしたため、例え
ば2車種以上の併行生産を行なっている場合に特定の組
立治具について改造等が生じたときには、該当する治具
だけ停止させれば残りの組立治具については生産を継続
でき、設備稼動率の低下や時間的な制約を最小限にとど
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面説明図、第2図は
台車およびボデイメイン治具の詳細を示す側面図、第3
図は第2図の右側面図である。 1……搬送装置、2……メインレール、3……台車、10
……ターンテーブル、11……可動レール、12,13,14……
サブレール、15A,15B,15C……組立治具としてのボデイ
メイン治具、W……車体(車体部品)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインレールと、該メインレール上を所定
    の車体部品を搭載して走行する自走式台車とからなる搬
    送装置を中心に構成された組立装置において、 前記メインレールの途中に、このメインレールの一部と
    して機能する可動レールを備えるとともに単一の自走式
    台車を搭載してその自走式台車の進行方向を転換するタ
    ーンテーブルを配置するとともに、 ターンテーブルの周囲に、上記車体部品の組立作業を行
    なうための各車種毎に独立した複数の組立治具を放射状
    に配置し、 前記ターンテーブル上で一旦停止した自走式台車がその
    ターンテーブルと選択されたいずれか一つの組立治具と
    の間で移動できるように、各組立治具とターンテーブル
    とを自走式台車が走行可能なサブレールでそれぞれ接続
    したことを特徴とする自動車車体の組立装置。
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