JPH07113307B2 - 連窓による浴室サッシ - Google Patents

連窓による浴室サッシ

Info

Publication number
JPH07113307B2
JPH07113307B2 JP62161006A JP16100687A JPH07113307B2 JP H07113307 B2 JPH07113307 B2 JP H07113307B2 JP 62161006 A JP62161006 A JP 62161006A JP 16100687 A JP16100687 A JP 16100687A JP H07113307 B2 JPH07113307 B2 JP H07113307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
vertical
bathroom
sash
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62161006A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS646489A (en
Inventor
俊男 袋
Original Assignee
立山アルミニウム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 立山アルミニウム工業株式会社 filed Critical 立山アルミニウム工業株式会社
Priority to JP62161006A priority Critical patent/JPH07113307B2/ja
Publication of JPS646489A publication Critical patent/JPS646489A/ja
Publication of JPH07113307B2 publication Critical patent/JPH07113307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は浴室側と脱衣室側の境界部における間口へ取
りつける浴室サッシに関する。
従来技術 風呂場の浴室側と脱衣室側の境界部における間口(以
下、単に間口という)は、湿気の拡散防止、保温などの
要因から一部だけをサッシによる開閉部とし、他は壁構
造の固定的な袖部に構成しているのが普通である。例え
ば間口が6尺であると開口部を3尺(ドア一枚分の幅寸
法)程度に止どめ、残りの3尺を壁構造の袖部としてい
る。したがって、このような構造ではサッシ部分がわず
かなためにこのサッシを様々に工夫しても、前記間口を
最近のユーザーの好みや希望に応えうる構造、デザイン
のものとすることが難しい。
一方、浴室サッシとして前記の間口全体に亘るものもあ
るが全体の構成が上下横枠、左右縦枠からなる一つの枠
組の中に組込まれた、嵌殺し部や開閉部を変更不可能な
一体構造で、袖部や開閉部をそれぞれ形成し、用途や機
能あるいは要求されるデザインに合わせて簡単に、か
つ、任意に組合せることが出来なかった。
発明が解決しようとする課題 この発明は、袖部と開閉部を幅方向で平らに備え、間口
一杯に取りつける浴室サッシであって、それぞれにサッ
シとして独立に形成した袖部枠と開閉部枠を任意に、か
つ、簡単に組合せることが出来ると共に、両部枠と方立
の連結が確実で、しかも、頑丈なものの提供を課題とす
る。
課題を解決するための手段 方立により袖部枠と開閉部枠を一体に、かつ、幅方向で
平らに連結した構造のサッシとし、方立は横断面がサッ
シの幅方向に平行な基部とその幅方向中央から見込み方
向の一方である浴室側へ突出した突部を有したほぼT字
形となる長尺材であり、両側の袖部枠、開閉部枠は方立
側の縦枠に断面において見込み方向壁部分と幅方向壁部
分を有し、これら縦枠を方立に対し、見込み方向壁部分
から方立にねじ込まれるビスと幅方向壁部分から基部の
室外側にねじ込まれるビスとで固定する。
作用 方立は両側の袖部枠と開閉部枠を連結して連窓とする。
方立により両側の袖部枠と開閉部枠とを連結する構造
は、袖部枠、開閉部枠を比較的自由に形成し、デザイン
出来る余裕を与える。
見込み方向壁部分からねじ込まれるビスと幅方向壁部分
からねじ込まれるビスは、方立とその両側の袖部枠、開
閉部枠の縦枠を確実に固定して方立とこれら縦枠からな
る方立部構造を頑丈なものとする。
実施例 第2図は、本発明による浴室サッシ1を示し、方立2と
その両側に連窓の要領で組付けた袖部枠3、開閉部枠4
とからなり、全体としての幅Wと高さHは浴室側と脱衣
室側の境界における間口幅および高さと一致する。
方立2は第3図に示すように、横断面が浴室サッシ1の
幅方向に平行な基部5とその幅方向中央から浴室側に突
出した突部6を有した略々T字形の長尺材から形成され
る。そして、基部2はこの図の実施例において室外側壁
7、室内側壁8、および左右の両側壁9、10を備えた中
空構造とされ、室外側壁7の突部6を挟んだ両側には第
1のビス受け座11、11′が他の部分より若干厚肉として
形成されている。
突部6は前記した基部5の室外側壁7に連続する個所と
室外側端部の両側に、室外側を向いて開放した室内側係
合受け12、12′、室外側係合受け13、13′およびその中
間に第2のビス受け座14、14′を備える。
袖部枠3は第1、4図に示すように、内側にガラス15を
押縁16、タイト材17で取りつけた嵌殺し構造で、上下の
横枠18、19、および左右の縦枠20、21からなり、それぞ
れの枠の室外側外周に開口部基枠への取付け片22を備え
た、通常の内付けの嵌殺しサッシと同様な構成である。
ただし、前記の方立2に連結されることとなる左縦枠20
の横断面は第3図に示すように、見込み方向の壁部分23
と幅方向の壁部分24を備えた構造とされる。図示のもの
では主壁25の中間から枠の内周側へ張出し壁26が突出し
てその室内側が中空構造とされているが、主壁25の張出
し壁26より室外側と中空構造部分の内周側壁27が見込み
方向の壁部分23であり、張出し壁26とこれに平行な室内
側壁26′が幅方向の壁部分24に相当する。
そして、左縦枠20における主壁25の室外側端、室内側端
には連続して、それぞれ外周側へ鈎形に屈曲する室外側
係合片28と室内側係合片29が形成されている。符号30は
押縁16の取付け溝、31はタイト材17の取付け溝である。
なお、左縦枠20には前記の取付け片22を形成しないか、
折りとれるようにしておく。
開閉部枠4は第1、5図に示すように、上下の横枠32、
33と左右縦枠34、35とからなるドア枠で、框組してガラ
ス36を取付けたドア37がヒンジ38で左縦枠34に開閉自在
に取付けられている。
開閉部枠4も袖部枠3の場合と同様に、通常の内付けサ
ッシと同様に構成されるもので、前記上下左右の各枠の
室外側外周には取付け片39がそれぞれ形成されている。
また、各枠の室内側内周には張出し片40が形成されてそ
の先端に室外側に向けてタイト材41の取付け溝42が、各
枠で連続するようにして形成されている。
そして、方立2と連結されることとなる右縦枠35は、少
なくとも見込み方向の壁部分43と幅方向の壁部分44を備
えた構造とされる。第3図に示すものでは主壁45が見込
み方向の壁部分43そのものとなっており、また、主壁45
の室内側端から突出した前記の張出し片40が幅方向の壁
部分44となっている。この張出し片40は前記のタイト材
41を備えて、ドア37の戸当たりでもある。
また、主壁45の室外側端と室内側端にはそれぞれ連続し
て外周側へ屈曲した室外側係合片46と室内側係合片47が
形成されている。なお、右縦枠35には取付け片39を形成
しないか折りとれるようにしておく。
このように形成された袖部枠3と開閉部枠4とは第1図
のように、袖部枠3の左縦枠20と開閉部枠4の右縦枠35
を方立2の両側に配置して、該方立の突部6における室
内側係合受け12、12′と室外側係合受け13、13′に前記
左縦枠20、右縦枠35における室内側室外側の係合片29、
28および47、46を係合させて取付け、さらに、前記左縦
枠20の見込み方向壁部分23と前記右縦枠35の見込み方向
壁部分43からビス48、48′を突部6における第2のビス
受け座14、14′にねじ込むと共に、両縦枠20、35の幅方
向壁24、44からビス49、49′を基部5の室外側壁7にお
けるビス受け座11、11′にしっかりとねじ込み、方立2
に前記の左縦枠20と右縦枠35を確実に固定する。
なお、固定された状態において、図示のものでは左縦枠
20の主壁45と突部6,右縦枠35の主壁25と突部6との間に
空間が形成されている。
このようにして、袖部枠3と開閉部枠4は方立2を介し
て幅方向で平坦に連結され、連窓による浴室サッシ1と
なる。この場合に、方立2と袖部枠の左縦枠20および開
閉部枠4の右縦枠35からなる構造(方立部構造)は、係
合片と係合受けによる固定に幅方向のビス48、見込み方
向のビス49による固定手段が加わり、多少の振動や衝撃
では緩むことのない強固なものとなる。
上記の実施例は取付け片22、39が各枠の浴室側外周に設
けられた内付けタイプのものであるが、この取付け片を
各枠の脱衣室外周に配置することによって外付けタイプ
の浴室サッシとすることもできる。
また、袖部枠3を棚構造としたり、第6図のように開閉
部枠4を引違いの障子50(片引き)を組込んだものなど
にすることは自由であり、さらに、使用勝手に応じて、
袖部枠3と開閉部枠4の位置を前記実施例の場合と左右
入替えることも簡単である。このような場合には、袖部
枠3、開閉部枠4における左右の縦枠を横断面が対称形
のもの(同じ長尺材で賄える)としておき、基枠への取
付け片22、39などを折とり自在なものとしておくと便利
である。
第7図は前記した方立部構造に関する他の実施例を示す
もので、袖部枠における左縦枠20と開閉部枠における右
縦枠35の主壁25、45が中空の構造となっていること、開
閉部枠における右縦枠35の張出し片40が先端で室内側に
屈曲されて見込み方向壁43′とされ、この部分から幅方
向のビス48が方立2の基部5にねじ込まれている点が異
なる。このように中空構造を多くすることにより方立部
構造はより頑丈なものとなる。同じ意味で方立の基部5
は中空構造であることが好ましい。ただし、突部6まで
中空構造とすると方立2の見付け幅が大きくなり連窓サ
ッシとしてのデザイン上から好ましくない。両側の縦枠
20、35を中空とすることで必要とする強度は得られる。
発明の効果 浴室と脱衣室の境界を間口全体として変化に富むものと
でき、ユーザーの要求に適合した浴室サッシを構成しや
すい。
袖部枠と開閉部枠の方立側縦枠と該方立が構成する方立
部構造は、係合による取付けの他に、見込み方向と幅方
向の直交する二方向のビスで強固に固定されているか
ら、見込み方向に対しても幅方向に対しても強度の高い
ものとなる。したがって、開閉部枠に方立側を戸当たり
としてドアを装着しても、この方立部構造にガタが生じ
たりすることはない。
また、方立の突部を中空に形成しなくとも充分な強度を
有するから、前記の方立部構造の見付け寸法は小さくな
り、浴室サッシとしてのデザインをスマートにすること
が出来る。
袖部枠と開閉部枠の縦枠をT字形をした方立の浴室側に
突出した突部に取り付け、縦枠と方立との接合部をすべ
て浴室側としているので、接合部を通じて湯水が脱衣室
側に漏れるのを効率良く防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のI−I線に沿った横断面図 第2図は浴室側から見た正面図 第3図は方立部を分解して示す横断面図 第4図は第2図のII-II線に沿った縦断面図 第5図は第2図のIII-III線に沿った縦断面図 第6図は他の実施例を示す正面図 第7図は方立部の他の実施例を示す横断面図 1……浴室サッシ 2……方立 3……袖部枠 4……開閉部枠 5……基部 6……突部 7……室外側壁 8……室内側壁 9……左側壁 10……右側壁 11……第1のビス受け座 12……室内側係合受け 13……室外側係合受け 14……第2のビス受け座 15、36……ガラス 16……押縁 17、41……タイト材 18、32……上横枠 19、33……下横枠 20、34……左縦枠 21、35……右縦枠 22、39……取付け片 23、43……見込み方向の壁部分 24、44……幅方向の壁部分 25、45……主壁 26……張出し壁 27……内周側壁 28、46……室外側係合片 29、47……室内側係合片 30……押縁の取付け溝 31、42……タイト材の取付け溝 37……ドア 38……ヒンジ 40……張出し片 48、49……ビス 50……引違い障子(片引き)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方立により袖部枠と開閉部枠を一体に、か
    つ、幅方向で平坦に組合せたサッシであって、方立は横
    断面がサッシの幅方向に平行な基部とその幅方向中央か
    ら見込み方向の一方側である浴室側へ突出した突部を有
    したほぼT字形となる長尺材であり、両端の袖部枠、開
    閉部枠は方立側の縦枠に断面において見込み方向壁部分
    と幅方向壁部分を有し、これら縦枠が方立に対し、見込
    み方向壁部分から方立の突部にねじ込まれるビスと幅方
    向壁部分から基部の浴室側にねじ込まれるビスを固定手
    段として有していることを特徴とする連窓による浴室サ
    ッシ。
  2. 【請求項2】基部が中空であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の連窓による浴室サッシ。
  3. 【請求項3】開閉部枠の方立側縦枠における幅方向壁部
    分がドアの戸当たりとなっていることを特徴とした特許
    請求の範囲第1項に記載の連窓による浴室サッシ。
JP62161006A 1987-06-30 1987-06-30 連窓による浴室サッシ Expired - Fee Related JPH07113307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62161006A JPH07113307B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 連窓による浴室サッシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62161006A JPH07113307B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 連窓による浴室サッシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS646489A JPS646489A (en) 1989-01-11
JPH07113307B2 true JPH07113307B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=15726788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62161006A Expired - Fee Related JPH07113307B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 連窓による浴室サッシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07113307B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7156970B2 (ja) * 2019-02-22 2022-10-19 昭和フロント株式会社 枠体の連結構造及びその施工方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162691A (ja) * 1984-12-31 1986-07-23 立山アルミニウム工業株式会社 複合窓サツシ
JPH037499Y2 (ja) * 1985-04-09 1991-02-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS646489A (en) 1989-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07113307B2 (ja) 連窓による浴室サッシ
KR200236345Y1 (ko) 다용도 조립식 가구
JP3076223B2 (ja) 窓枠付き収納ユニット
JPH0342238Y2 (ja)
JPH0427987Y2 (ja)
JPS634799Y2 (ja)
JPS6349506Y2 (ja)
JPH0229194Y2 (ja)
JP2516230Y2 (ja) 面格子の取付けブラケット
JPH0247741Y2 (ja)
JPH0432469Y2 (ja)
KR910004746Y1 (ko) 독서실용 책상
JPH07113306B2 (ja) 連窓による浴室サツシ
JPH0616049Y2 (ja) サッシ上枠のコーナー連結装置
JPH0527654Y2 (ja)
JPS6212785Y2 (ja)
JPS6025499Y2 (ja) 洋風出窓の骨組体
JPS5849357Y2 (ja) ゲンカンユニツト
JPH0645594Y2 (ja) 玄関扉
JP2781139B2 (ja) 開閉部材取付用補助枠
JPS6041436Y2 (ja) サツシ縦枠と雨戸の隙間塞ぎ材の組合せ構造
JP2568363Y2 (ja) 倒し窓
JPS6139813Y2 (ja)
JP2754142B2 (ja) 吊り戸棚
JPH0324795Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees