JPH0324795Y2 - - Google Patents

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JPH0324795Y2
JPH0324795Y2 JP1985015369U JP1536985U JPH0324795Y2 JP H0324795 Y2 JPH0324795 Y2 JP H0324795Y2 JP 1985015369 U JP1985015369 U JP 1985015369U JP 1536985 U JP1536985 U JP 1536985U JP H0324795 Y2 JPH0324795 Y2 JP H0324795Y2
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fitting
mullion
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killing
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JP1985015369U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、引分け式引戸を有する玄関などの
袖部に設けられる嵌め殺し枠に関するものであ
る。
【従来の技術】
従来、この種の引分け式引戸の嵌め殺し枠は、
第6図に示すように、方立b、補助枠cおよび上
下横枠を枠組み連結してユニツトとし、このユニ
ツトをサツシ枠の左右位置に取付けられ、方立b
には煙返しを必要とするので、補助枠cと異なる
断面形状のものが取付けられる。 また、これとは別に実開昭54−105141号公報に
よる公知技術がある。
【考案が解決しようとする課題点】
ところで前者のものは、このユニツトに格子体
aを取付けようとすれば、方立bおよび補助枠c
の外側方に穿設されたビス孔eより連結用のビス
dが挿込まれるので、これを隠すためホールプレ
ートf又は目板を必要とした。したがつて、嵌め
殺し部用の一個のユニツトで左右を兼用出来るも
のではなく、左側用および右側用のユニツトを
夫々に形成して用意して置かねばならず、在庫管
理上の煩雑さと経費のロスを強いられる欠点があ
つた。一方ビス孔塞ぎ用のホールプレートfは取
付け作業が面倒であり外観美を損ねるのみなら
ず、脱落或いは付け忘れをする虞れがあつた。又
目板の場合は、必要以外の外側面に筋模様が入り
外観美を損ねる欠点があつた。なお煙返し付きの
平板状目板を使用する考え方もあるが、引戸が常
に当たるところであり、強度上問題を生ずる等の
欠点があり採用し難いものがある。 また、後者のものは、嵌め殺し枠から外側方の
方立に向つてビスで固定するものであるが、この
嵌め殺し枠に巾木を取付けた構成とすると、巾木
と方立との連結は巾木方向から連結できず堅牢に
組立てることができない。このため方立側から固
定しなければならず、前者と同様に方立にビス孔
が残り、外観美を損なうものである。 そこで、この考案は上記従来の欠点に鑑み、こ
れを解決したものであつて、巾木を取付けた嵌め
殺し用ユニツトを堅牢に組立てることができ、且
つ、左右兼用化を図り、在庫管理上の負担を軽減
するとともに、格子体の取付けにホールプレー
ト、目板等の別部材を必要とせず、簡単迅速に取
付けが可能で、外観を損なうことのない嵌め殺し
枠を得るにある。
【問題点を解決するための手段】
これを達成する手段として、この考案は、左右
の竪枠の外側方の面に互いに共通した方立連結部
を有する嵌め殺し用枠体と、該嵌め殺し用枠体の
下端に取付けられる巾木と、中空基体の一側に上
記方立連結部に対応する取付け部を備えており、
室内側に引戸用煙返しを備えた方立とからなり、
連結金具で上記嵌め殺し用枠体とこの下端に当接
した巾木を跨いで両者を連結固定し、該巾木を連
結した嵌め殺し用枠体の左右いずれかの外側方に
方立を当接して、嵌め殺し用枠体側および連結金
具側より方立に向かつて操作される固定手段によ
つて嵌め殺し用枠体および連結金具と方立とを固
定したものである。
【実施例】
この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。1は引分け式の引戸
7,7を有する玄関サツシであつて、左右のサツ
シ竪枠2,2間の上下にサツシ上枠3およびサツ
シ下枠を連結し、サツシ上枠3の下方に横架した
無目5との間に欄間6を形成し、無目5とサツシ
下枠4との間には左右に引分けられる引戸7,7
を組み込み、両側に夫々袖部8が設けられてい
る。袖部8は方立9と嵌め殺し用枠体10とで構
成され、方立9は断面方形状の中空基体で構成さ
れ、嵌め殺し用枠体10と面する内側面に凹溝状
の取付け部11を形成すると共に、さらに外側面
の室内端に煙返し12を延設する。又方立9aは
右用であり、左用の方立9と鎖錠装置の受け具を
取付ける孔の位置が相違するが、その他は同様に
構成されているものである。嵌め殺し用枠体10
は枠組み連結された左右の竪枠14,14と上下
の横枠15,15内の室外側に格子桟16を取付
け、又室内側にガラス17を嵌め込んでなるもの
であり、竪枠14は左右とも同一断面形状を有
し、夫々の外側方には上記の方立9の凹溝状取付
け部11に嵌合する同一形状の連結部14aを有
している。又、竪枠14のガラス取付溝18およ
び外側面の連結部14aには前記方立9のネジ孔
13およびサツシ竪枠2のネジ孔22に対応する
位置にネジ通し孔19およびネジ用小孔20を穿
設すると共に、連結部14aの下方部分に後記す
る連結金具35取付用ネジ孔21を螺設する。2
3は本体24と当板25と取付板26とで構成さ
れた巾木で、本体24は室外側の表板27の上下
端より夫々間隔をおいた位置と室内側の裏板28
の上下端とを夫々隔壁板29,29によつて一体
に連結形成し、又隔壁板29と裏板28とのコー
ナー部に係止段部30が形成されている。そして
下方の隔壁板29に取付板26をネジ止めし、取
付板26を表板27の下端と同一高さに下方に折
曲げ、下端を外側方向に折曲げて下枠4との取付
用の張出片31を形成し、その基端に形成した係
止溝32に当板25の下端を嵌合すると共に、当
板25の係止片33を上記係止段部30に嵌合係
止して当板25を裏板28に併設し、且つ当板2
5の上端を表板27の上端と同一高さに突設す
る。連結金具34は、両側端を折曲げて補強片3
5を形成し、下端に方立9のネジ孔13に対応す
るネジ用小孔36、中央部に巾木23のタツピン
グホール23aに対応するネジ用小孔37、上端
に嵌め殺し用枠体10のネジ孔21に対応するネ
ジ用小孔38を穿設している。この連結金具34
は、嵌め殺し用枠体10とその下端に嵌合した巾
木23に対して、所定の左勝手又は右勝手に対応
して方立9の取付けられるべきいずれかの外側方
に跨がつてネジ止めされる。これによつて、上記
嵌め殺し用枠体10の下端に巾木23が連結固定
される。 なお、39は連結金具34と巾木23との連結
用のネジ、40は連結金具34と嵌め殺し用枠体
10との連結用のネジである。 この様に構成されているので、例えば室外側か
ら見て左側に位置する嵌め殺し枠を形成するには
第2、第4図に示すように巾木23を連結した嵌
め殺し用枠体10の左側連結部14aを左用方立
9の凹溝状取付け部12に嵌合した状態で竪枠1
4のガラス取付溝18内に設けられたネジ通し孔
19よりネジ41を通して(この場合まだガラス
は取付けられていない)ネジ用小孔20にネジ4
1を挿入係合し、方立9のネジ孔13に螺入連結
して固定すると共に、連結金具34の下端のネジ
用小孔36に挿通したネジ42を方立9のネジ孔
13にネジ止めして連結する。又、室外側から見
て右側の嵌め殺し枠を形成するには、上記嵌め殺
し用枠体10と全く同一のものに対して、上記と
反対側に右用の方立9aを取付けるものである。
そして夫々の嵌め殺し用枠体10,10を玄関サ
ツシの無目5と下枠4間に嵌め込み、且つ一側端
のサツシ竪枠2に当接し、上記方立9および方立
9aの組立てと同様に、竪枠14のガラス取付溝
18内に設けられたネジ通し孔19よりネジ41
を通してネジ用小孔20にネジ41を挿入係合
し、ネジ41をサツシ竪枠2のネジ孔22に螺入
連結してネジ止めする。次に巾木23に設けられ
た張出片31をサツシ下枠4にネジ43で固定
し、無目5と嵌め殺し用枠体10との間〓に楔4
4を押し込んで嵌め殺し用枠体10,10を固定
する。そして最後にガラス取付溝18にガラス1
7を嵌め込んで組立てを完了する。 なお、上記実施例は玄関引戸について述べた
が、これに限定されるものでないことは勿論であ
る。 また、嵌め殺し用枠体は格子付きに限定される
ものではない。
【考案の効果】
以上、実施例について詳述したように、この考
案は、連結金具によつて嵌め殺し用枠体に巾木を
一体に連結できユニツト化することができるの
で、方立と嵌め殺し用枠体とを連結できると共
に、この連結金具を利用して、該連結金具側より
方立に向かつてネジ止めできるため、嵌め殺し用
枠体と巾木とを方立に強固に連結組立てることが
でき。これと共に、煙返しを有する方立は、中空
材で形成されていることと相俟つて、引戸閉鎖時
等の衝撃に充分耐え得る堅牢性を有する構成とす
ることがてきるものである。さらに、巾木を連結
した嵌め殺し用枠体のユニツト化により、これを
右側或いは左側のいずれか一方の方立と選択的に
連結することによつて、右側嵌め殺し部或いは左
側嵌め殺し部を簡単に、且つ迅速に組立てること
ができ、在庫管理を円滑に行うことかできると共
に、経費を大巾に低減することができる。その
上、嵌め殺し用枠体および巾木側より方立にネジ
止めするものであるから、従来にみられる如く、
方立の外側方にネジ止め用の通し孔の穿設、これ
を閉塞するためのホールプレート或いは目板等の
部品を用意したり、これを取付ける作業等の煩わ
しさがなく、外観を美麗に形成することができる
等の種々の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体の正面図、第2図は分
解斜視図、第3図は同じく縦断側面図、第4図は
同じく横断平面図、第5図は連結金具の平面図、
第6図は従来例の横断平面図を示す。 2……サツシ竪枠、4……サツシ下枠、5……
無目、9……方立、10……嵌め殺し用枠体、1
3……ネジ孔、14……竪枠、15……横枠、2
0……ネジ用小孔、23……巾木、34……連結
金具、36……ネジ用小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の竪枠の外側方の面に互いに共通した方立
    連結部を有する嵌め殺し用枠体と、該嵌め殺し用
    枠体の下端に取付けられる巾木と、中空基体の一
    側に上記方立連結部に対応する取付け部を備えて
    おり、室内側に引戸用煙返しを備えた方立とから
    なり、連結金具で上記嵌め殺し用枠体とこの下端
    に当接した巾木を跨いで両者を連結固定し、該巾
    木を連結した嵌め殺し用枠体の左右いずれかの外
    側方に方立を当接して、嵌め殺し用枠体側および
    連結金具側より方立に向かつて操作される固定手
    段によつて嵌め殺し用枠体および連結金具と方立
    とを固定したことを特徴とする嵌め殺し枠。
JP1985015369U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0324795Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919886B2 (ja) * 1978-02-02 1984-05-09 セントラル硝子株式会社 フロ−ト法における板ガラス製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54105141U (ja) * 1978-01-10 1979-07-24
JPS5919886U (ja) * 1982-07-29 1984-02-07 新日軽株式会社 玄関サツシ

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JPS5919886B2 (ja) * 1978-02-02 1984-05-09 セントラル硝子株式会社 フロ−ト法における板ガラス製造方法

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JPS61133688U (ja) 1986-08-20

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