JP2754142B2 - 吊り戸棚 - Google Patents

吊り戸棚

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JP2754142B2
JP2754142B2 JP5291678A JP29167893A JP2754142B2 JP 2754142 B2 JP2754142 B2 JP 2754142B2 JP 5291678 A JP5291678 A JP 5291678A JP 29167893 A JP29167893 A JP 29167893A JP 2754142 B2 JP2754142 B2 JP 2754142B2
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JP
Japan
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plate
hanging cabinet
top plate
width
base plate
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治男 小浦
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Eidai Sangyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面所、台所等の相対
する壁面間(間口)に取り付ける吊り戸棚に関する。
【0002】
【従来の技術】吊り戸棚は、地板、天板、左右の側板、
背板、および、前面扉を組立てて箱状に構成して販売さ
れるものであり、その横幅は標準的な間口寸法に対応し
て設定されている。従って、部屋の仕様によっては吊り
戸棚幅より間口寸法が大きいことがあり、このような場
合には、吊り戸棚を一方の壁面に寄せて取り付け、他方
の壁面と戸棚との間に残された間隙を別途取り付けた前
面覆い板と底板とで埋めることで外観を整えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来における吊り
戸棚の場合、まず、残された間隙に合わせた寸法に切断
して得た別部材よりなる底板を、壁面と吊り戸棚との間
に取り付ける作業は手数を要するもので、また、吊り戸
棚地板と別部材からなる底板との接続線が目立ち、施工
性およびデザインの点で改良の余地があった。
【0004】また、前面覆い板を設ける場合も吊り戸棚
の一方側にのみ設ける構成としているので、デザイン上
前面のバランスが悪いという問題点があった。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、地板部分、さらには、天板部分におけ
る施工性、デザイン性に優れる吊り戸棚を提供すること
を目的としている。
【0006】さらに、前面デザインに優れる吊り戸棚を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、の発明の吊り戸棚は、地板、天板、左右の側板、
および、前面扉を備え、地板、天板を前面扉幅より大き
くして地板、天板の両側端部それぞれが両側板より外方
に突出するように構成し、前面扉の左右両側方で、か
つ、突出する地板、天板両端部の前方に、略同幅の前面
覆い板をそれぞれ取り付けて構成した。
【0008】
【作用】この発明の吊り戸棚によれば、現場に搬入した
吊り戸棚の地板両側端部および天板両側端部を取り付け
箇所の間口寸法に合わせて切断して吊り戸棚全体の幅を
間口寸法に合致させ、左右壁面間に隙間なく吊り戸棚を
嵌め入れて取り付けることができる。このようにして設
置した吊り戸棚の地板、天板は間口全幅に亘る一枚もの
であるために、下から見上げた外観も優れたものとな
る。
【0009】とくに、前面扉の左右両側に略同幅の前面
覆い板が位置することで、前面が左右バランスのとれた
外観となる。
【0010】
【実施例】図1〜図5に、本発明に係る吊り戸棚の第1
の実施例が示されている。
【0011】この吊り戸棚1は、地板2、天板3、左右
の側板4、背板5、および、左右一対の前面扉6を箱状
に組み上げたものであり、各前面扉6はヒンジ7を介し
て側板4に支持されて観音開き状に開閉でき、また、必
要に応じて内部に棚板を左右側板4間に架設装着して使
用できるように構成されている。
【0012】前記地板2と天板3とが左右の側板4より
もそれぞれ外方に延出されるとともに、地板2の延長部
分2a、天板3の延長部分3a、および、側板4の各前
端縁に、前面覆い板8がダボ9(図4参照)を介して接
合連結されている。
【0013】このように構成した吊り戸棚1は、地板
2、天板3、および、前面覆い板8を任意の切断線Sで
切断することで、戸棚横幅を最大幅W1 から最小幅W2
にまで任意に選択することが可能となり、図12に示す
ように、左右壁面の間口に隙間なく吊り戸棚1を吊り込
み設置できる。
【0014】上記の切断は、地板2、天板3、および、
前面覆い板8のそれぞれが左右側板4より同じ寸法で外
方に突出するように行われ、これにより、吊り戸棚1の
前面には両側に同幅の前面覆い板8それぞれが位置し
て、バランスの良い前面デザインが得られる。
【0015】また、吊り戸棚1の地板2は間口全幅に亘
る一枚ものであるので、従来のように、吊り戸棚地板と
別部材からなる底板との接続線が目立つことがなく、見
栄えが良い。
【0016】〔別実施例1〕 図6〜図9に示すように、前記前面覆い板8を薄い合成
樹脂板で形成し、この前面覆い板8の裏面に一体突設し
た連結突起8aを、地板2の延長部分2a、天板3の延
長部分3a、および、側板4の各前端縁に嵌め込み連結
する構造で実施することもできる。この場合、設置後に
前面覆い板8のみをデザインや色の異なったものと交換
することも可能である。
【0017】〔別実施例2〕 図10〜図11に示すように、前記前面覆い板8を地板
2の延長部分2a、天板3の延長部分3a、および、側
板4との間に挟み込むように配備してダボ連結する構造
とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この
明によると、現場で吊り戸棚の地板、天板の両端部を設
置間口の大きさに合わせて寸法切りするだけで、左右壁
面間に吊り戸棚を隙間なく吊り込み設置でき、施工性が
向上できるとともに、吊り戸棚の下面をなす地板、上面
をなす天板が左右全幅に亘って連続するので、見上げた
際の外観にすぐれた仕上がりとなる。
【0019】とくに、前面覆い板を前面扉の左右に設け
ることで、間口の中央に前面扉を位置させた設置が可能
となり、仕上がりの良い外観を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊り戸棚の一実施例を示す外観斜
視図
【図2】同一部切り欠き正面図
【図3】同横断平面図
【図4】同前面覆い板取り付け部を拡大した横断平面図
【図5】同分解斜視図
【図6】別実施例1の吊り戸棚を示す外観斜視図
【図7】同横断平面図
【図8】同前面覆い板取り付け部を拡大した横断平面図
【図9】同分解斜視図
【図10】別実施例2の吊り戸棚を示す外観斜視図
【図11】同横断平面図
【図12】使用例を示す透視図
【符号の説明】
2 地板 3 天板 4 側板 6 前面扉 8 前面覆い板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地板、天板、左右の側板、および、前面
    扉を備え、地板、天板を前面扉幅より大きくして地板
    天板の両側端部それぞれが両側板より外方に突出するよ
    うに構成し、前面扉の左右両側方で、かつ、突出する地
    、天板両端部の前方に、略同幅の前面覆い板をそれぞ
    れ取り付けて構成することを特徴とする吊り戸棚。
JP5291678A 1993-11-22 1993-11-22 吊り戸棚 Expired - Fee Related JP2754142B2 (ja)

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JPH07171026A JPH07171026A (ja) 1995-07-11
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825879Y2 (ja) * 1979-11-13 1983-06-03 松下電器産業株式会社 厨房家具
JP3082039U (ja) * 2000-10-16 2001-11-30 正大 山田 鎖、等、紐状付き水抜栓押込具

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JPH07171026A (ja) 1995-07-11

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