JP2844177B2 - 照明ボックス付き不燃吊戸棚 - Google Patents

照明ボックス付き不燃吊戸棚

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JP2844177B2
JP2844177B2 JP7269007A JP26900795A JP2844177B2 JP 2844177 B2 JP2844177 B2 JP 2844177B2 JP 7269007 A JP7269007 A JP 7269007A JP 26900795 A JP26900795 A JP 26900795A JP 2844177 B2 JP2844177 B2 JP 2844177B2
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Japan
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hanging cabinet
lighting box
cabinet
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range hood
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重行 田中
雄一 小坂
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SANUEEBU KOGYO KK
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レンジフードに
隣接して取り付けられる吊戸棚に係り、特に、照明ボッ
クスをレンジフードの配置位置に対応させてレンジフー
ドから離れた位置に自在に取り付けることができると共
に、不燃性を向上させた照明ボックス付き不燃吊戸棚に
関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、吊戸棚は、レン
ジフードに隣接して取り付けられる場合が多いが、この
場合、吊戸棚に配設された照明器具はできるだけレンジ
フードから離れた位置に配置されるのが安全であるた
め、従来の吊戸棚にあっては、照明器具が収容される照
明ボックスを右側に寄せて取り付けた吊戸棚と、照明ボ
ックスを左側に寄せて取り付けた吊戸棚の2種類の吊戸
棚を予め用意しておく必要があり、この管理が非常に煩
雑である、という問題を有していた。
【0003】また、吊戸棚は、上記したようにレンジフ
ードに隣接して取り付けられる場合が多いため、レンジ
フード側の側板や底板の過熱を防止するように消防法等
で義務付けられているが、不燃材で吊戸棚本体を構成し
た場合にはコスト高となる、という問題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、照明ボックス
および不燃材を後付けとすることで、左右勝手違いの2
種類の吊戸棚を用意することなく照明ボックスをレンジ
フードから離れた位置に取り付けることができると共
に、レンジやレンジフードの熱の影響を受けやすい部分
を集中的に不燃化することで、消防法等に適合する廉価
な照明ボックス付き不燃吊戸棚を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、照明ボックス付き不燃吊戸棚
を、レンジフードに隣接して取り付けられる吊戸棚本体
と、この吊戸棚本体の下面であってレンジフードから離
れた位置に取り付けられ、かつ、吊戸棚本体よりは短寸
に形成された照明ボックスと、この照明ボックス取付面
を除く吊戸棚本体の下面の残余面および該吊戸棚本体の
レンジフード側の側面に取り付けられた不燃板と、から
構成し、上記吊戸棚本体の背面には、照明ボックスに接
続される電源コード用の配線溝と切欠を形成したことを
特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の一実施形態例を詳細に説明する。
【0007】図1に示すように、この実施の一形態例に
係る吊戸棚1は、流し台2の上方であってレンジフード
3の右側に隣接して取り付けられる吊戸棚本体10と、
この吊戸棚本体10の下面に取り付けられ照明器具(図
示せず)が収容される照明ボックス11と、この吊戸棚
本体10のレンジフード側に取り付けられた不燃板1
2,13と、から構成されている。
【0008】吊戸棚本体10は、図1と図2に示すよう
に、天板14と、両側板15,16と、背板17と、底
板(見上げ板)18と、で断面形状が略コ字状に形成さ
れており、上記前面開口部19には、例えば、図1に示
すような観音開き扉Aや引き戸(図示せず)等が開閉自
在に取り付けられる。勿論、上記前面開口部19は、開
放されたままでもよい。
【0009】また、上記照明ボックス11は、この実施
例では、奥行寸法が上記吊戸棚本体10の奥行寸法と同
一寸法に形成されていると共に、幅寸法は、上記吊戸棚
本体10の幅寸法より短く形成されており、例えば、上
記吊戸棚本体10に3枚の扉が軸支される場合、2枚の
並設された扉の幅寸法と同一の幅寸法を有して形成され
るのが望ましく、天板20と、両側板21,22と、前
板23と、背板24と、で断面形状が略逆凹状に形成さ
れている。
【0010】このように構成された照明ボックス11
は、上記天板20の下方から螺装される螺子Bにより上
記吊戸棚本体10の底板18に右側に寄せられた状態で
固着される。
【0011】また、上記照明ボックス11の背板24に
は、図4に示すように、略凹状の切欠25が開設されて
いると共に、上記吊戸棚本体10の背板17の外側上下
には桟17B,17Bが固着されており、この桟17
B,17Bに形成された配線溝17Cは、図4に示すよ
うに、上記切欠25と連通するように形成されている。
勿論、上記桟17B,17Bの後面は、両側板15,1
6の奥行端面と面一となるように上記背板17に取り付
けられている。
【0012】このように配線溝17Cと切欠25とを連
通させて形成することで、照明器具用の電源コードC
を、流し台2の前方から見えないように隠蔽した状態で
照明ボックス11内に引き込むことができるの取付外観
品質を向上させることが容易となる。
【0013】一方、上記不燃板12,13は、例えば、
硝子繊維板等で形成されており、不燃板12は、上記底
板18の照明ボックス取付面を除く残余面18aに螺子
Bで取り付けられ、また、不燃板13は、レンジフード
側の上記左側板15に螺子等で取り付けられる。
【0014】このように、この実施の形態に係る吊戸棚
1にあっては、照明ボックス11と不燃材12,13と
を、レンジフードの配置位置に対応させて左右勝手に後
付けすることができるので、左右勝手違いの2種類の吊
戸棚を用意する必要がことなくなり、また、流し台2に
配設されたレンジやレンジフードからの熱の影響を受け
やすい部分だけを不燃材12,13で防火処理するよう
に構成されているので、高価な不燃材で吊戸棚全体を構
成することなく消防法等に規定された防火基準に適合す
る吊戸棚1を廉価に提供することができる。
【0015】図5は、この発明の他の実施の形態例を示
しており、この形態例では、照明ボックス11の天板2
0を下方に若干下げ、該天板20の上面周縁部に補強用
の枠材26を取り付け、上記切欠25を上記天板20の
上部に連通させて開設することで、電源コードCを上記
切欠25から上記天板20と吊戸棚本体10の底板18
とで画成された空隙部27内へと導入した後、この電源
コードCを上記天板20に開設された孔28を通して照
明器具へと接続するように構成されているほかは、他の
構成・作用は図1乃至図4に示す実施の形態例と同様で
あるので、その詳細な説明をここでは省略する。
【0016】尚、上記実施の形態では、照明ボックス1
1を吊戸棚本体10の右側に寄せて取り付け、不燃材1
2,13を吊戸棚本体の底板18の左側と左側板15に
取り付けた場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、レンジフードおよ
びレンジが吊戸棚1の右側に配置される場合には、照明
ボックス11を吊戸棚本体10の左側に寄せて取り付
け、不燃材12,13を吊戸棚本体の底板18の右側と
右側板16に取り付けることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る照明ボックス付き不燃吊
戸棚は、以上説明したように、照明ボックスおよび不燃
材を後付けできるように構成されているので、左右勝手
違いの2種類の吊戸棚を用意することなく、この種の吊
戸棚の管理が非常に簡略化され、また、照明ボックスを
レンジフードから離れた位置に取り付けることができる
と共に、レンジやレンジフードの熱の影響を受けやすい
部分を集中的に不燃化することができるので、消防法等
に適合する照明ボックス付き不燃吊戸棚を廉価に提供す
ることができ、さらには、配線溝と切欠により照明器具
の電源コードを前方から見えないように隠蔽できるの
で、吊戸棚の取付外観品質を向上させることができる等
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る照明ボックス付
き不燃吊戸棚が取り付けられたシステムキッチンの正面
図である。
【図2】同照明ボックス付き不燃吊戸棚の構成を示す斜
視図である。
【図3】同照明ボックス付き不燃吊戸棚の分解斜視図で
ある。
【図4】同照明ボックス付き不燃吊戸棚の裏面斜視図で
ある。
【図5】この発明の他の実施の形態例に係る照明ボック
ス付き不燃吊戸棚の要部の構成を示す部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 吊戸棚 3 レンジフード 10 吊戸棚本体 11 照明ボックス 12,13 不燃板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 77/04 F21V 33/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジフードに隣接して取り付けられる
    吊戸棚本体と、この吊戸棚本体の下面であってレンジフ
    ードから離れた位置に取り付けられ、かつ、吊戸棚本体
    よりは短寸に形成された照明ボックスと、この照明ボッ
    クス取付面を除く吊戸棚本体の下面の残余面および該吊
    戸棚本体のレンジフード側の側面に取り付けられた不燃
    板と、から構成し、上記吊戸棚本体の背面には、照明ボ
    ックスに接続される電源コード用の配線溝と切欠を形成
    したことを特徴とする照明ボックス付き不燃吊戸棚。
JP7269007A 1995-09-25 1995-09-25 照明ボックス付き不燃吊戸棚 Expired - Fee Related JP2844177B2 (ja)

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JPH0984641A JPH0984641A (ja) 1997-03-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3130036B2 (ja) * 1990-11-27 2001-01-31 松下電器産業株式会社 厨房装置
JPH07100024A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Inax Corp キッチン吊り戸

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