JP2568363Y2 - 倒し窓 - Google Patents

倒し窓

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JP2568363Y2
JP2568363Y2 JP10626591U JP10626591U JP2568363Y2 JP 2568363 Y2 JP2568363 Y2 JP 2568363Y2 JP 10626591 U JP10626591 U JP 10626591U JP 10626591 U JP10626591 U JP 10626591U JP 2568363 Y2 JP2568363 Y2 JP 2568363Y2
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JP
Japan
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window
shaft support
lower frame
cylindrical portion
shaft
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JP10626591U
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JPH0552180U (ja
Inventor
友伸 松本
Original Assignee
神鋼ノース株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えばビルの窓として
利用される倒し窓に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に「実開平3−20683号公報」
に開示された内倒し窓の回転支持装置の構造を示す。こ
の公報に記載された内倒し窓の回転支持装置は内倒し窓
の障子1の下框2の下端部に切欠22を形成するととも
に、この切欠部22の下方に長手方向に延びる軸部23
を形成し、この軸部23の周りに嵌合しかつ切欠部を通
る軸受部11を有する蝶番10を窓の下枠に固定した構
造とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
れば蝶番10が下枠3の面に露出しているため体裁が悪
い。また窓枠に着色を施した場合、蝶番10にも同一色
の色を着色しなければならない。この色を一致させるこ
とは非常に困難なことである。この考案の目的は倒し窓
の回転支持部分が露出することがなく、従って体裁のよ
い倒し窓を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案では障子の下框
から下向に突出し、互に平行する2条の突片の一方の内
側面に円筒部を形成すると共に、この円筒部の一部を切
落して複数の切欠部を形成し、この切欠部に下枠に取付
けた軸支持体を係合させ、軸支持体に支持された軸を円
筒部に挿入し、障子を傾動自在に支持する。
【0005】この考案の構成によれば軸支持体は障子の
下框から下向に互に平行して突出した2条の突片で囲ま
れた凹溝部分に格納される。従って軸支持体が外部から
見えることがなく、体裁のよい倒し窓を提供することが
できる利点が得られる。
【0006】
【実施例】図1にこの考案の一実施例を示す。図1にお
いて、図4と対応する部分に同一符号を付して示す。即
ち1は障子、2は下框、3は下枠を示す。この考案にお
いては下框2の下部に互に平行する2条の突片2Aと2
Bを突出して設ける。この例では一方の突片2Bは強度
を得るために角形の中空構造とした場合を示す。これら
突片2Aと2Bの互に対向する内側の面に円筒部20を
形成する。この例では突片2Aの内側面に円筒部20を
形成した場合を示す。円筒部20はアルミの押出形材に
よって下框2と一体に成形することができる。
【0007】円筒部20には図2に示すように切欠部2
1を形成する。この切欠部21の寸法Wは図3に示す軸
支持体30によって支持される軸31の長さLよりわず
かに大きい程度に選定し、切欠21を通じて軸31を
円筒部20に挿入する。軸支持体30を下枠3に取付け
るには、切欠部21の位置において軸31を円筒部20
に挿入し、軸支持体30を障子1に係合させた状態で下
枠3に取付ける。
【0008】軸支持体30及び軸31は下框2と同様に
アルミの押出型材で一体成形し、この一体成形した部材
を一部切り落して軸31だけ残した部分を形成して構成
することができる。軸支持体30の取付位置は下枠3の
平面部から垂直に立上った上向突片3Cの垂直面3Aに
取付けられる。垂直面3Aの上部には軸支持体30を覆
う方向に折曲片3Bを形成し、この折曲片3Bの先端に
パッキング40を取付け、このパッキング40を障子1
の突片2Aに圧接させ気密保持機能を得るように構成す
る。
【0009】
【考案の効果】以上説明したこの考案の構成によれば、
障子1は軸31によって回動自在に支持される。よって
内倒し窓又は外倒し窓を構成することができる。然もこ
の考案では軸支持体30を下框2の突片2Aと2Bの間
に格納したから軸支持体30は外部から見えることがな
い。また軸支持体30を折曲片3Bで覆う構造としたか
ら、障子1を倒しても軸支持体30は露出されない。
【0010】この結果障子を開窓しても閉窓しても何れ
の場合でも軸支持体30が露出されないから体裁のよい
倒し窓を構成することができる。更にこの考案では下框
2が蝶番取付のために突片2Aを下枠2の水平面に達す
る程に突片2Aを大きく下向に延長しなくて済むから、
下框2は他の框(上框及び竪框)と同等の見付け寸法に
採ることができる。この結果障子1の框の見付寸法を揃
えることができるから図2に示したように各框材を45
°の角度で留め切りした構造で障子1を構成できる。こ
の点でも美観に優れた倒し窓を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図。
【図2】この考案による倒し窓の障子の構造を説明する
ための正面図。
【図3】この考案の実施例に用いた軸支持部の構造を説
明するための斜視図。
【図4】従来の技術を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1 障子 2 下框 2A,2B 突片 3 下枠 3A 垂直面 3B 折曲片3C 上向突片 20 円筒部 21 切欠 30 軸支持体 31 軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.障子を鉛直姿勢と水平姿勢との間で
    回動させることができる倒し窓を構成する障子の下框の
    に互に平行して下向に突出して凹溝を形成した2条
    の突片と、 B.この2条の突片の何れか 一方の内面に設けた円筒部
    と、C. この円筒部の一部を切落して形成した複数の切欠部
    と、D.上記 窓枠の下枠から上向に突出し、上記2条の突片
    で形成された凹溝に挿入される上向突片と、 E.この上向突片の一方の垂直面に取付けられ、上記切
    欠部の位置において、上記円筒部に挿入される 軸を支持
    した軸支持体と、F.上記上向突片の上端から上記軸支持体を覆う方向に
    折り曲げて形成した折曲片と、 によって構成した倒し窓。
JP10626591U 1991-12-24 1991-12-24 倒し窓 Expired - Lifetime JP2568363Y2 (ja)

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JPH0552180U JPH0552180U (ja) 1993-07-09
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