JPH07112781B2 - 自動車の後部車体構造 - Google Patents

自動車の後部車体構造

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JPH07112781B2
JPH07112781B2 JP22154286A JP22154286A JPH07112781B2 JP H07112781 B2 JPH07112781 B2 JP H07112781B2 JP 22154286 A JP22154286 A JP 22154286A JP 22154286 A JP22154286 A JP 22154286A JP H07112781 B2 JPH07112781 B2 JP H07112781B2
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JP
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back door
rear pillar
stay damper
door
automobile
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JP22154286A
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武二 大矢
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の後部車体構造に関し、特に上下方向
に開閉するバックドアとこのバックドアを下方から支持
して開状態に維持するためのステーダンパを備えた自動
車の後部車体構造に関する。
(従来技術) バックドアを有すう形式の自動車は従来から良く知られ
ており、たとえば実開昭60−124719号公報には、上下方
向の開閉するバックドアを有する自動車の例が開示され
ている。この開示された構造ではバックドアが開状態に
なったとき下方から支持してその開状態を維持するステ
ーダンパを備えている。そして、このステーダンパはバ
ックドアが閉まっている状態では、自動車のリヤーピラ
ーに沿って該リヤーピラーとバックドアが周縁部に設け
られたフレームとの間に収納されるようになっている。
(解決しようとする問題点) ところで、この種の自動車において、デザイン上の要請
からバックドアのウインドガラスを極力大きくしてドア
フレームの外方に張り出すように構成することが行われ
るようになって来ている。
しかし、バックドアとリヤーピラーとの間にはステーダ
ンパが介在するようになっているので、ウインドガラス
を外方に張り出すように構成するとウインドガラスの外
端部とリヤーピラーとの間隔が大きくなって、外観上見
栄えが悪くなるという問題が生じる。この問題を解消す
るためにリヤーピラーのステーダンパ収納部よりも外側
の部分を高くしてウインドガラスの下面に出来るだけ近
づけるように構成し、上記間隔を少なくする構造が考え
られるが、このようにした場合つぎのような問題が生じ
る。すなわち、この種のバックドアは、下部になる程大
きくなっているのが普通であり、したがって、これに対
応する自動車後部の開口部の内端部を構成するリヤーピ
ラーは上部にいくほど垂直方向から内方に傾斜すること
となる。
そして、バックドアの開動作を行う際には、ステーダン
パは上方かつ僅かに外方に揺動しつつ伸長してバックド
アを支持する。したがってリヤーピラーのステーダンパ
収納部よりも外側を高くするとバックドアの開動作のと
きに、ステーダンパと干渉することとなる。
(問題を解決するための手段) 本発明は、上記事情に鑑みて構成されたものでウインド
ガラスを大きくとることができ、しかもウインドガラス
の外周部におけるリヤーピラーとの段差を少なくして外
観上の問題を解消することができるとともに上記のよう
な動きをするステーダンパの作動に支障を来すことのな
い自動車の後部車体構造を提供することを目的としてい
る。
本発明は、自動車の後部に設けられ上下方向に開閉する
バックドアと、該バックドアとリヤーピラーとに連結さ
れ、バックドアの開状態では、バックドアを上方に支持
し閉状態ではリヤーピラーの内縁部とバックドアの外縁
部に沿って両者の間に収納されるようになったステーダ
ンパとを備え前記ステーダンパはバックドアが開く時上
方かつ僅かに外方に揺動しつつ伸長してバックドアを支
持するようになった自動車の後部車体構造であって、前
記バックドアはウインドガラスの内面の周縁部に閉断面
を有するフレームを備えており、前記リヤーピラーには
前記ステーダンパおよびリヤーピラーを覆い且つ前記バ
ックドアとほぼ面一になるようにボデーの外面を構成す
るガーニッシュが取り付けられていることを特徴とす
る。
本発明が適用される自動車の後部構造は、バックドアが
上下方向に開閉するようになっており、このバックドア
は、上方に回動して開状態になったとき、ステーダンパ
によって下方から支持されその状態に維持されるように
なっている。そしてステーダンパは、バックドアの閉状
態では、自動車のリヤーピラーの内縁部とバックドアの
外縁部との間にこの両者に延びる方向に沿って配置され
ており、バックドアの開動作において、バックドアが上
方に回動するのに応じてリヤーピラーにおける取付点を
支点として回動しかつ伸びながら起立して下方からバッ
クドアを支持するようになっている。この場合、この種
の支持構造では、バックドアの上部が下部よりも幅が狭
くなっているため、ステーダンパは僅かに外方に揺動し
て起立状態となる。
(発明の効果) 本発明によれば、バックドアのウインドガラスはバック
ドアのフレームよりも端面が外方に突出する程度に極力
大きいものが使用されており、アップデイトなバックド
ア構造を与えることができる。このように大きなウイン
ドガラスを使用する場合、ステーダンパが介在するの
で、バックドアの外端部とリヤーピラーとの段差が大き
くなる。このことは、外観上好ましくないものである
が、本発明では、この間隙を覆うようにガーニッシュを
車体後部のリヤーピラーに取りつけたので、この外観上
の問題を解消することができる。
また、このように車体側にガーニッシュを取り付ける構
造では、ステーダンパとの干渉が問題となるが、本発明
の場合ガーニッシュは、板状であるので、ガーニッシュ
とリヤーピラーとの間には一定の空間部が形成される。
したがって、ドアを開くに際してステーダンパが外方に
揺動しても、ステーダンパはこの空間部を通るので、ガ
ーニッシュの車体外面を構成する部分と干渉することは
ない。
(実施例の説明) 以下図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明す
る。
第1図を参照すれば、本発明が適用される自動車1の後
部が示されており、自動車1は後部のほぼ全面にわたる
バックドア2を備えており、このバックドア2は、上下
に開閉するようになっている。本例の構造では、バック
ドア2は、台形状を成しており、下部の方が、上部より
も巾広になっている。また、バックドア2が開状態にな
ったとき、その状態にバックドア2を支持するためのス
テーダンパ3が設けられており、このステーダンパ3
は、一端がバックドア2に他端がボディーのリヤーピラ
ー4にそれぞれ回動自在に取り付けられている。そし
て、ステーダンパ4は、バックドア2が閉状態の時に
は、図に破線で示すようにほぼリヤーピラー4およびバ
ックドア2のフレーム5が延びる方向に沿って延び、リ
ヤーピラー4とバックドア2との間に収納されている。
バックドア2を持ち上げて開くと、これにともなってス
テーダンパ3は、伸びながらリヤーピラー4およびフレ
ーム5の取付点6、および7の回りに回動してリヤーピ
ラー4およびフレームから離れて図の想像線で示すよう
に起立状態になる。そして、この状態で、バックドア2
に支持して該ドア2を開状態に維持するようになってい
る。
第2図を参照すると、本例のバックドア2は、フレーム
5の上に該ドア2の略全面にわたるウインドガラス8を
備えており、このウインドガラス8はその側部におい
て、フレーム5の端部と一致する程度まで外方に延びて
いる。ウインドガラス8の周端部には、モールディング
9が取りつけられている。また、フレーム5は、インナ
ーパネル5aとアウターパネル5bとを接合して閉断面を形
成するように構成される。その内縁部のパネル接合部に
は、ストリップ10が取り付けられる。
また、リヤーピラー4も同様にインナーパネル4aとアウ
ターパネル4aとで閉断面を形成するように接合して構成
される。このリヤーピラー4の内縁部における接合部は
リヤーピラー4内端に上方に突出するように設けられて
おり、接合部には、ウェザストリップ11が取り付けられ
ている。このウェザーストリップ11はバックドア2が閉
状態にあるとき、フレームのインナーパネル5aと当接し
これによって内外の連通を遮断するようになっている。
リヤーピラー4の下部には、サイドガラス12の上端が固
定されるようになっているとともに、車内と車外との換
気のためのエキストラクタチャンバ13の出口が設けられ
ている。さらにこのリヤーピラー4の下部部分には、エ
キストラクタチャンバ13の出口を覆うようにエキストラ
クタチャンバグリル14が取りつけられている。
さらに本例の後部車体構造では、リヤーピラーアウター
パネル4bには、このリヤーピラー4のアウターパネル4b
の上方を覆いウインドガラス8の先端部付近まで、該先
端部とほぼ同一レベルになるように延びるガーニッシュ
15が取付リブ15aにおいてボルト16によって取り付けら
れている。
ガーニッシュ15は、バックドア2の表面に露出するサイ
ドパネル部分15bとこのサイドパネル部分15bの内端でド
ア開口に向かい且つ下方に斜めに延びる延長部15cを備
えている。この場合ステーダンパ3とガーニッシュ15と
の干渉を避けるため、ガーニッシュ15の延長部15cのド
アの下方の部分には第3図に示すように切り欠き部15e
が設けられている。また、ガーニッシュ15には長手方向
に隔置してリブ15dが設けれる。さらに、ガーニッシュ1
5のリブ15aには、ハーネス18を支持する保持部15fが形
成されている。
第4図に示すようにガーニッシュ15はバックドアのルー
フパネルとの接合部まで延びており、バックドア2の横
フレームの先端に整合している。
第2図および第5図を参照すると、ステーダンパ3は、
バックドア2が閉状態にあるとき、バックドア2の外縁
部とリヤーピラー4の内縁部の延びる方向に沿ってこの
両者の間を空間部に配置されるようになっている。そし
て、ドア2の開動作において、ステーダンパ3のドア2
との取付点は第5図に示すようにA点からB点までほぼ
垂直上方に移動する。この場合ドア2の上方部の巾が狭
くなっているので、ステーダンパ3は開状態まで移動す
る際、僅かに外方に移動する。すなわち、第2図に示す
ようにステーダンパ3は、ドア2が開かれるのに応じ
て、矢印のような移動軌跡を描いて移動しドアの開状態
では、ガーニッシュ15の延長部15cの下方まで移動す
る。この場合、延長部15cの下部のステーダンパの軌跡
と干渉する部分には、切り欠き部15eが設けられている
ので、第5図に示すようにステーダンパ3は、ドア2の
開位置においては、切り欠き部15eの中の入り込むよう
な状態となる。
本例の車体後部構造は、ほぼドア全面を覆うようなウイ
ンドガラス8を有する極めてアップデイトな構造になっ
ているとともに、バックドア2とリヤーピラー4との段
差はガーニッシュ15によって解消されているので、ドア
とボディーとの一体感を損なうことのない良好な外観形
状を与えることができる。またこのようにガーニッシュ
15の存在によって、良好な外観を得ることができるので
リヤーピラー4におけるステーダンパ3の配置部分より
も外側の部分を十分低く構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用される自動車の後部部分を示す
外観図、第2図は、第1図のA−A断面図、第3図は、
ガーニッシュの斜視図、及び第4図は、バックドアの上
部の部分断面図、第5図はガーニッシュとステーダンパ
との位置関係を示す後部車体部分の概略図である。 1……自動車、2……バックドア、 3……ステーダンパ、4……リヤーピラー、 5……フレーム、6、7……取付点、 8……ウインドガラス、9……モールディング、 10……ストリップ、 11……ウェザーストリップ、 12……サイドガラス、 13……エキストラクタチャンバ、 14……エキストラクタグリル、 15……ガーニッシュ、16……ボルト、 17……空間部、18……ハーネス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の後部に設けられ下部が巾広になっ
    たほぼ台形状の上下方向に開閉するバックドアと、該バ
    ックドアとリヤーピラーとに連結され、前記バックドア
    の開状態では、バックドアを上方に支持し閉状態ではリ
    ヤーピラーの内縁部とバックドアの外縁部に沿って両者
    の間に収納されるようになったステーダンパとを備え、
    前記ステーダンパはバックドアが開く時上方かつ僅かに
    外方に揺動しつつ伸長してバックドアを支持するように
    なった自動車のバックドア構造であって、前記バックド
    アはウインドガラスの内面の周縁部に閉断面を有するフ
    レームを備えており、前記リヤーピラーに前記ステーダ
    ンパおよびリヤーピラーを覆い且つ前記バックドアとほ
    ぼ面一になるようにボデーの外面を構成するガーニッシ
    ュが取り付けられていることを特徴とする自動車の後部
    車体構造。
JP22154286A 1986-09-19 1986-09-19 自動車の後部車体構造 Expired - Lifetime JPH07112781B2 (ja)

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JPS6378815A JPS6378815A (ja) 1988-04-08
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