JPH07111969A - 内視鏡挿入状態検出装置 - Google Patents

内視鏡挿入状態検出装置

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JPH07111969A
JPH07111969A JP5260149A JP26014993A JPH07111969A JP H07111969 A JPH07111969 A JP H07111969A JP 5260149 A JP5260149 A JP 5260149A JP 26014993 A JP26014993 A JP 26014993A JP H07111969 A JPH07111969 A JP H07111969A
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endoscope
magnetic field
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明 谷口
Nobuyuki Matsuura
伸之 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湾曲操作や挿入操作に対する機械的な強度を
高めかつ、挿入形状検出のための機能の安定を図ること
ができる内視鏡挿入状態検出装置を提供すること。 【構成】 コイル10と該コイル10の銅線19と接続
される接続銅線21の一部を絶縁材20により被覆し、
且つ絶縁材20の外表面を曲面に形成することによっ
て、湾曲操作や挿入操作による内視鏡内臓物とコイル1
0との干渉による互いの破損を防いでいる。この構成に
より、機械的な強度が高められ、挿入形状検出のための
機能が損なわれることがなく安定である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡挿入部の被検部
への挿入状態がわかるようにした内視鏡挿入状態検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡は、体腔内の管腔である
被検部に外部から細長で可撓性を有する挿入部を挿入し
て該被検部を観察したり、必要とする処置が行なえるよ
うになっている。ところで、前記体腔内の管腔は、大腸
や小腸に見られる如く曲がりくねっており、挿入した内
視鏡挿入部がどの位置まで挿入されているのか、或はど
のような形状になっているのかは術者にとって容易には
わからない。
【0003】その為、従来は内視鏡挿入部を挿入した被
検部に外部からX線を照射して挿入部の管腔への挿入位
置、挿入形状等の挿入状態を検出している。
【0004】しかしながら、前記X線は人体に対し無害
なわけではなく、しかも照射場所も限られており、内視
鏡挿入部の挿入状態を検出する手段としては必ずしも好
ましいものではない。
【0005】そこで、人体への生理的な悪影響を及ぼす
ことなく内視鏡挿入部の体腔内管腔への挿入状態を検出
できるようにした内視鏡やカテーテルの挿入状態検出装
置が各種提案されている。
【0006】USP4,173,228号公報に示され
るように、カテーテルの位置確認のため、外部コイルよ
り磁界を与え、カテーテル内のコイルの信号出力の大小
を利用してカテーテルの位置を検出するものがある。
【0007】USP4,176,662号公報には、外
部からの電磁波を内視鏡内で受けて位置を検出する装置
が開示されている。
【0008】USP4,821,731号公報に示され
るように直交コイルを体外で回転させ、それに応じた体
内センサーの出力により位置を求めるものがある。ある
いは、カテーテルの先端に音響学的に画像データを検出
する装置を設けると共に、画像データの検出装置の空間
的位置を画像データ検出軸の空間的な位置を判定する位
置検出装置を設けたものが記載されている。
【0009】さらに、特開平3−295530号公報に
示されるように、挿入部内に設けられ且つ外部からの電
磁波を受けて発生する誘導起電圧により、挿入部の挿入
状態を検出するための検出手段である受信空中線が設け
られたものがある。
【0010】一方、特開昭63−59970号公報に示
されるように、ねじり弾性や耐曲げクリープの向上のた
めに、カテーテル内にゴムを充填したものが提案されて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、内視鏡
内に形状導出のための検出手段を内蔵するものが提案さ
れているが、被覆や絶縁方法が考慮されていなかった。
このため、内視鏡の患者への挿入時の湾曲等の操作で移
動する内視鏡内蔵物が移動し、その摩擦で前記検知手段
にストレスがかかり機能の低下や破損が発生する可能性
もあり、改良する余地がある。
【0012】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、内視鏡の湾曲やねじり等による内視鏡内臓物と検
出手段等の干渉による該検出手段や内臓物の破損を防
ぐ、すなわち、湾曲操作や挿入操作に対する機械的な強
度を高めかつ、挿入形状検出のための機能の安定を図る
ことができる内視鏡挿入状態検出装置を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡挿入状態
検出装置は、内視鏡の挿入状態を検出するために、高周
波信号を受けて電磁波を放射する磁界発生手段と、前記
電磁波を受信し、その受信電磁波の磁界情報を検出する
磁界検出手段と、前記磁界検出手段が検出した検出信号
を基に、前記内視鏡の位置を求め、挿入部の挿入状態を
検出する挿入状態検出手段と、前記磁界検出手段により
検出された検出信号を前記挿入状態検出手段へ伝達する
か、あるいは前記磁界発生手段へ供給する高周波信号を
伝達するか、いずれか一方を伝達するための伝達手段と
を備えている。
【0014】また、本発明の内視鏡挿入状態検出装置
は、前記磁界検出手段または前記磁界発生手段のいずれ
か一方と前記伝達手段とが前記内視鏡の挿入部に設けら
ていると共に、前記伝達手段の少なくとも一部と前記磁
界検出手段または前記磁界発生手段のいずれか一方とを
含めて、少なくとも外表面の一部が曲面をなすように絶
縁手段により被覆し且つ内視鏡挿入部に固定してある。
【0015】
【作 用】前記発明の構成によれば、磁界検出手段また
は前記磁界発生手段のいずれか一方とこれと接続される
伝達手段の一部を絶縁手段により被覆し、且つ絶縁手段
の外表面の一部を曲面に形成することによって、湾曲操
作や挿入操作による内視鏡内臓物と磁界検出手段または
磁界発生手段との干渉による互いの破損を防いでいる。
前記構成では、機械的な強度が高められ、挿入形状検出
のための機能が損なわれることがなく安定である。
【0016】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。以下、第1実施例について説明する。図1
に、内視鏡内に磁界検出用のコイルを内蔵させた内視鏡
の挿入状態検出装置の全体的な構成図を示す。
【0017】図1に示す内視鏡挿入状態検出装置30
は、内視鏡1と、光源装置9と、挿入状態検出部12
と、ループコイル14とを備えている。
【0018】前記内視鏡1は、手元側の把持部を兼ね且
つ接眼部2を後部に有する操作部3の前方に細長な挿入
部4を連設して構成されている。この内視鏡1は、挿入
部4を口経的或は肛経的等に体腔内の管腔に挿入して被
検部を観察し検査したり、必要な各種処置を行うように
なっている。前記挿入部4は、先端が和賀ら順に、照明
光学系の出射窓5及び観察光学系の観察窓6を有する先
端部4aと、湾曲可能な湾曲部4bと、可撓性を有する
長尺な可撓管部4cとを有している。前記操作部3に設
けたアングルノブ7を回動操作することにより、前記湾
曲部4bを湾曲させ、先端部4aを術者が望む方向に向
けることができるようになっている。
【0019】また、前記操作部3の側部からはユニバー
サルコード8が延出され、照明光を供給する光源装置9
に接続されるようになっている。尚、図示例の内視鏡1
は観察窓6後方の対物光学系が結像した観察像をイメ―
ジ伝達手段で接眼部2まで伝達し、この接眼部2で像を
直接観察する光学式の内視鏡であるが、本発明では、こ
れに限ることなく前記対物光学系が結像した観察像を固
体撮像素子で光電変換して撮像信号を得て、この信号を
外部のビデオプロセッサに伝送して信号処理し、モニタ
に観察像を表示する電子内視鏡にも当然適用される。
【0020】前記内視鏡挿入部4には、磁界検出手段と
しての受信用空中線であるコイル10が複数個、少なく
とも各コイル10同士が干渉しない間隔で配置されてい
る。従って、各コイル10の共振周波数を変えておけば
コイル10の間隔を狭ばめることが可能となり、より精
度の高い位置情報が得られる。前記コイル10はケーブ
ル11が接続されており、これらケーブル11は挿入部
4、操作部3、ユニバーサルコード8を経て挿入状態検
出部12の受信器13に接続されるようになっている。
前記コイル10は電磁波を受信することにより誘導起電
圧を発生し、この発生した電圧信号がケーブル11を介
して、挿入状態検出部12の受信器13に供給されるよ
うになっている。
【0021】前記挿入状態検出部12は、コイル10に
電磁波を放射する送信用空中線としての例えばループ状
のアンテナ14に高周波を供給する発振器15を有して
いる。前記各コイル10は、ループコイル14により放
射された交流磁界の中にあって、前記誘導起電圧を発生
する。尚、前記アンテナ14は、ループに限ることな
く、方形アンテナ、ダイポールアンテナ等でもよく複数
個を同一位置に設けてもよい。
【0022】前記挿入状態検出部12は、内視鏡挿入部
の形状導出のための信号処理部17を有している。この
信号処理部17は、アンテナ14のコイル10に対する
方向により変化する誘導起電圧の強度情報を前記受信器
13より入力し、発信器15の出力に対するコイル10
の出力信号振幅、位相により、各コイル10の位置と傾
きを求め、得られた座標の情報を数値的に補間して、挿
入部の形状をモニタ16に表示するようになっている。
尚、前記形状の表示は、本実施例のごとく専用のモニタ
を用いてもよいし、観察される内視鏡画像を表示するモ
ニタ上に合成して表示してもよい。
【0023】次に、内視鏡挿入状態検出装置の別の構成
例を図2に示す。この装置31は、図1に示す装置とは
異なり、前記内視鏡1に内蔵されるコイル10′を磁界
発生源とし、内視鏡外部に設けた磁界検出手段を用い
て、内視鏡挿入状態を検出するものである。図2に示す
ように、装置31は、前記発信器15の信号が、磁界発
生手段としての送信用空中線である各コイル10′に印
加され、内視鏡外のループコイル14と挿入状態検出部
12A内の受信器13によって磁界強度を検出し、この
値を基に信号処理部17が前記同様に内視鏡形状を導出
するようになっている。その他、図1の装置と同様の構
成及び作用については、同じ符号を付して説明を省略す
る。この構成によっても、内視鏡挿入状態をモニタ16
に表示できる。
【0024】続いて、前記内視鏡1内に設けられるコイ
ル10(及び10′)の一例を図3に示す。この例で
は、前記コイル10は円筒状の単芯ソレノイド形状であ
り、基材となるコア18は例えばフェライトや、パーマ
ロイ等の磁性材を用いる。このコア18上に銅線19を
所望の回数巻回して、コイル10が作成されている。こ
の場合、銅線19には所定の絶縁被覆が形成されている
ので密着して巻回することが一般的には可能である。
【0025】しかしながら、被覆にはピンホールやクラ
ック等が存在する可能性も否定できない。図1に示す構
成のように、内視鏡1に内蔵するコイル10が微小な磁
界を検出するセンサーとして用いられる場合には、コイ
ルの両端に生じる電圧も微小なため、絶縁耐力は低い値
でよい。しかし、内視鏡1に内蔵されるコイルを磁界発
生源とし、内視鏡外部の磁界検出手段を用いる図2の構
成では、内視鏡の寸法上の制約から小さいコイルを用い
ざるを得ず、電流値を上げることで発生する磁界強度を
上げて、所望の距離で充分な磁界が形成されるようにす
る必要がある。すると、前記コイル10′の両端には、
当然それに応じた電圧が印加されることになる。そのた
め、コイル単体に要求される絶縁耐力は高くなる。この
ようにコア材18と銅線19間の絶縁耐力も必要となる
ため、図2に示す装置に使用するコイル10′には、マ
イラフィルム等の絶縁材をコアに巻いた後に、銅線19
を巻回してもよい。このようにセンサー、もしくは磁界
発生源としてのコイルを内蔵する場合、内視鏡に信号が
漏れないように確実な絶縁が必要となる。また逆に生体
からの信号が重畳してノイズになることを防止すること
もできる。
【0026】また、内視鏡に組み込み固定するために、
組み込まれた内視鏡を患者に挿入する場合には、湾曲、
ねじり等で内蔵されている光ファイバーや鉗子チャンネ
ル等が動くため、これと干渉してコイル10,10′が
破損することがないように、機械的な強度も要求され
る。これは逆のことも言える。すなわち、コイルの構造
体に光ファイバー等が接触することで、光ファイバーの
折れ等が発生しないようにしておくことも必要となる。
【0027】そこで、本実施例のコイル10,10′
は、図4に示すようにコア材18の周囲に銅線19を巻
回し、全体を絶縁材20で外形が曲面をなすように被覆
する。この際、コイル10(または10′)と挿入状態
検出部12(または12A)間を接続手段としての接続
銅線21にて接続する場合は、符号Sで示す半田付け部
が互いに離間して、絶縁材20の中に埋設するように構
成することで、両銅線21間の絶縁が保たれつつ機械的
な補強をすることが可能となる。
【0028】この絶縁材20はシリコン等で構成すれば
よく、さらに補強をはかるため全体に高分子材料のチュ
ーブ、例えば熱収縮チューブにより被覆するようにして
もよい。また、寸法的におおよそ接続銅線21の径分コ
イルが太くなるが、挿入部形状検出部12(または12
A)とは逆方向の位置に、半田付け部S,Sを配置し図
5のようにコイル10,10′を構成してもよい。これ
により接続銅線21に加わる引っ張りに対し、絶縁材2
0全体で対抗できるため、より機械的な強度を向上させ
ることができる。尚、図5のコイルにおいても絶縁材2
0は、図4と同様に曲面をもたせて成形する、また、同
様にチューブをかぶせてもよく、あるいはチューブで充
分な絶縁耐力が得られればチューブのみをかぶせてもよ
い。
【0029】内視鏡内部のコイル以外の構造物に対し、
機械的な損傷を与えないために曲面で構成する部分は、
他の構造物に当接する可能性がある部分のみとし、当接
する可能性のない部分、内視鏡と接続される部分は平面
や内視鏡側に応じた面の構成にしてもよい。勿論、絶縁
材は全面的に滑らかな曲面に形成しても良い。
【0030】本実施例の内視鏡挿入状態検出装置30
(及び31)は、図4または図5に示すコイル10(及
び10′)を複数個、内視鏡挿入部4に配置されてい
る。
【0031】本実施例では、前記各コイル及びコイルの
銅線に接続される接続導線の一部を絶縁材で被覆し、こ
の絶縁材の外周を曲面に形成即ち突出した部分や角のあ
る部分を無くすることにより、湾曲やねじり等による内
視鏡内臓物と複数コイルとの干渉によるコイルあるいは
内臓物の破損を防ぐことができる。このように、本実施
例は、内視鏡の湾曲等の操作に対しても機械的な強度を
高めた構成となっており、挿入状態検出のための機能及
び構造を安定にすることができる。
【0032】図6には、絶縁材で被覆されたコイルの変
形例を示してある。同図(a)は、いままで詳述した形
状のコイルである。
【0033】図6(b)は、2方向に銅線19を巻回し
たコイルを絶縁材20で被覆したものである。図6
(c)は、3方向に銅線19を巻回したコイルを絶縁材
20で被覆したものである。
【0034】一方、コイルのみでなく、コイルと挿入状
態検出部との間の信号伝達用の接続銅線21も同様に内
視鏡内の他の構造物と機械的に干渉する可能性もある。
そのため銅線19に施されている絶縁被覆のみでなく、
接続銅線21もコイルと同様にシリコン等で全長に渡っ
て絶縁を強化してもよい。また、同様に絶縁チューブを
用いて、接続銅線21の被覆の保護・強化を図ってもよ
い。
【0035】図7ないし図9には、前記コイルを複数個
使用したイメージングプローブを内視鏡先端構成部に固
定する構成を示してある。
【0036】図7に示すイメージングプローブ40は、
前記内視鏡挿入部4に挿通され保持されており、前記挿
入状態検出部12(または12A)に電気的に接続され
ている。
【0037】前記イメージングプローブ40は、プロー
ブ先端部材41、磁界検出手段または磁界発生手段とし
ての複数のコイル42、可撓性を有する材料で形成され
る芯線43、接続手段としての信号線44、及び外装チ
ューブ45から構成されている。前記コイル42は、そ
れぞれ芯線43に予め設定された間隔で接着等で固定さ
れている。また、前記芯線43は、その先端が、前記挿
入部4の先端部4a内に設けられたプローブ先端部材4
6に固定されている。
【0038】前記複数のコイル42の外側には、コイル
信号線等の保護のために前記外装チューブ45が被覆さ
れていて、外装チューブ45の先端側は、プローブ先端
部材46に固定されている。
【0039】前記プローブ先端部材46は、内視鏡先端
部4aに設けられた装着孔47に挿入され、固定手段と
しての止めビス48によって、径方向に押圧され固定さ
れている。さらに、プローブ先端部材46の外周中途に
設けられた溝49には、Oリング等のシール部材50が
外嵌され、液密的にシールされている。この構成によっ
て、内視鏡1に内蔵されたイメージングプローブ40
は、内視鏡検査時に内視鏡挿入部4が曲げられても挿入
部と相対的な軸方向の位置関係に変化がないので、コイ
ルの位置検出によって内視鏡挿入部の挿入形状を正確に
求めることができる。
【0040】図8及び図9は、イメージングプローブの
別の構成を示す図である。これらの構成は、プローブ先
端部材の内視鏡先端構成部に対する固定手段の変形例で
ある。
【0041】図8では、前記プローブ先端部材46外周
に設けられた保持溝51に対して、バネ52等で付勢さ
れたボール53による、いわゆるボールクリックによっ
て固定する構成である。図9では、内視鏡に設けられた
鉗子チャンネル53にイメージングプローブを挿通した
構成例である。図9に示すぷプローブは、プローブ先端
部材46の外周に取り付けた板状の複数のバネ部材54
により、内視鏡先端部4a内に形成されたストッパー溝
55に係合するようにして、固定するものである。これ
ら固定手段は、図7及び図8の構成のようにイメージン
グプローブをスコープに直接組み込んだものでも、図9
の構成のように、鉗子チャンネル53に挿通して組み込
んだものでも、同じように適用できる。また、プローブ
先端部材を内視鏡先端部に固定する手段は、前記図示例
に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡の湾曲やねじり
等による内視鏡内臓物と検出手段等の干渉による該検出
手段や内臓物の破損を防いで機械的な強度を高め、かつ
挿入状態検出のための機能の安定を図ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は内視鏡挿入状態検出装置の全体的な構成
図。
【図2】図2は内視鏡挿入状態検出装置の別の構成図。
【図3】図3はコイルの構成図。
【図4】図4は絶縁材で封止されたコイルの断面図。
【図5】図5は図4とは別の構成に係るコイルの断面
図。
【図6】図6はコイルの変形例に係る構成図。
【図7】図7はイメージングプローブの内視鏡先端側に
おける固定に関する構成図。
【図8】図8は図7とは別の固定に関する構成図。
【図9】図9は図7とはさらに別の固定に関する構成
図。
【符号の説明】
1…内視鏡 4…挿入部 4a…先端部 10…コイル 11…ケーブル 13…受信器 14…アンテナ 15…発振器 17…信号処理部 18…コア材 19…銅線 20…絶縁材 21…接続銅線 S…半田づけ部
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】前記内視鏡1は、手元側の把持部を兼ね且
つ接眼部2を後部に有する操作部3の前方に細長な挿入
部4を連設して構成されている。この内視鏡1は、挿入
部4を口経的或は肛経的等に体腔内の管腔に挿入して被
検部を観察し検査したり、必要な各種処置を行うように
なっている。前記挿入部4は、先端側から順に、照明光
学系の出射窓5及び観察光学系の観察窓6を有する先端
部4aと、湾曲可能な湾曲部4bと、可撓性を有する長
尺な可撓管部4cとを有している。前記操作部3に設け
たアングルノブ7を回動操作することにより、前記湾曲
部4bを湾曲させ、先端部4aを術者が望む方向に向け
ることができるようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】前記イメージングプローブ40は、プロー
ブ先端部材46、磁界検出手段または磁界発生手段とし
ての複数のコイル42、可撓性を有する材料で形成され
る芯線43、接続手段としての信号線44、及び外装チ
ューブ45から構成されている。前記コイル42は、そ
れぞれ芯線43に予め設定された間隔で接着等で固定さ
れている。また、前記芯線43は、その先端が、前記挿
入部4の先端部4a内に設けられたプローブ先端部材4
6に固定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入状態を検出するために、高
    周波信号を受けて電磁波を放射する磁界発生手段と、 前記電磁波を受信しその受信電磁波の磁界情報を検出す
    る磁界検出手段と、 前記磁界検出手段が検出した検出信号を基に、前記内視
    鏡の位置を求め、挿入部の挿入状態を検出する挿入状態
    検出手段と、 前記磁界検出手段により検出された検出信号を前記挿入
    状態検出手段へ伝達するか、あるいは前記磁界発生手段
    へ供給する高周波信号を伝達するか、いずれか一方を伝
    達するための伝達手段とを備え、 前記磁界検出手段または前記磁界発生手段のいずれか一
    方と前記伝達手段とが前記内視鏡の挿入部に設けらてい
    ると共に、 前記伝達手段の少なくとも一部と前記磁界検出手段また
    は前記磁界発生手段のいずれか一方とを含めて、少なく
    とも外表面の一部が曲面をなすように絶縁手段により被
    覆し且つ内視鏡挿入部に固定したことを特徴とする内視
    鏡挿入状態検出装置。
JP26014993A 1993-10-18 1993-10-18 内視鏡挿入状態検出装置 Expired - Lifetime JP3260930B2 (ja)

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