JPH1075929A - 内視鏡位置検出用コイル装置 - Google Patents

内視鏡位置検出用コイル装置

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JPH1075929A
JPH1075929A JP8236793A JP23679396A JPH1075929A JP H1075929 A JPH1075929 A JP H1075929A JP 8236793 A JP8236793 A JP 8236793A JP 23679396 A JP23679396 A JP 23679396A JP H1075929 A JPH1075929 A JP H1075929A
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明 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁界を用いて内視鏡の挿入形状、位置を検出
するために用いられ、内視鏡が屈曲されても、断線等の
発生を防止して耐久性を向上することができる内視鏡位
置検出用コイル装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡のチャンネル内に設置可能な細長
のプローブ装置1には硬質のコア5に巻回されたコイル
6の端部から延出したリード線材6aをコア5の両端に
固着した硬質で非導電部材からなる接続部材7に形成し
た凹部8に巻き付け、またこの凹部8には信号伝達する
信号線9の端部を巻き付け、半田付けにより電気的に接
続固定した接続部分10を形成し、内視鏡が曲げられた
場合にこの硬質の接続部材7によって、接続部分10を
保護し、さらに接続部分10に信号線9を巻き付けるこ
とによって接続部分10を補強している。また、信号線
9は撚り線にしてプローブ装置1の長手方向に緩ませて
配置し、内視鏡が曲げられた場合に緩ませた部分で変形
できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡形状等を検出
するために用いられる内視鏡位置検出用コイル装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁界を用いて内視鏡の形状を検出する装
置において、体内挿入時の内視鏡の形状を決定するため
に内視鏡の各位置を検出するための磁界発生用、もしく
は磁界検出用のコイルを設置し、そのコイルの位置を検
出することにより形状を推定などする必要がある。
【0003】そのために内視鏡の挿入部内に組み込み、
もしくは内視鏡の処置具用チャンネル内部に挿入できる
ように構成され、内部にコイルを収納したプローブ装置
と組み合わせて使用することが一般的に行われる。
【0004】この場合、コイルを構成する為の線材と、
信号の伝送の為の信号線とを接続してコイル装置を形成
することが必要になり、この接続を半田付けにて行う
と、半田が付着した部分は堅くなってしまい、この部分
に曲げの力が加わると、断線或いは切断してしまい易
く、内視鏡位置、形状の検出機能を果たさなくなるとい
う不具合が生じることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半田付けでなく、金属
の端子により圧着をすることで半田による堅さの上昇を
おさえられるが、この場合には本来曲げが加えられる内
視鏡に曲がらないコイル部分以外にさらに金属部分を付
加する結果になり、内視鏡をより曲げにくくしてしま
い、屈曲した体腔内への挿入に対する挿入性或いは操作
性を損なうことになってしまう欠点がある。
【0006】信号線とコイルを構成する線材を別々に構
成せず当初より一本の線材で作成する事も考えられる
が、コイルを形成するためにコアに線材を巻き付ける場
合の作業性が悪くなるし、信号線部分で発生する不要磁
界を抑えるための信号線部分を撚り線にする作業をコイ
ルを作成した後に行う必要があるなど煩雑な作業を必要
としてしまうなど別の問題が発生する。
【0007】また不要輻射を抑制するためにコイルに駆
動信号を伝達する導線(信号線)を撚り線とする代わり
に、同軸線を使用する事も考えられる。この場合にはコ
イルに巻き付けた線材に直接太い線材を半田付けするた
め、内視鏡の湾曲操作などにおいて切断してしまい易く
なることがあった。
【0008】このため、コイルの線材と信号線を確実に
接続し、切断等が発生しない接続機構或いは接続方法が
望まれる状況にある。
【0009】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、磁界を用いて内視鏡の形状或いは
位置を検出するために、体内に挿入される内視鏡位置検
出用コイル装置において、使用時に加えられる曲げに対
して、切断等の発生を防止して耐久性を向上することが
できる内視鏡位置検出用コイル装置を提供することを目
的とする。また、本発明は内視鏡の湾曲に対する悪影響
を可能な限り軽減できる内視鏡位置検出用コイル装置の
製造方法を提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】体腔内に挿入される内視
鏡に設置され、磁界を用いて内視鏡位置の検出に用いら
れる内視鏡位置検出用コイル装置において、磁界の発生
もしくは検出に用いられるコイルと、前記コイルを形成
した端部側の線材と、信号線との接続部分を巻き付けて
固定する固定部を有する硬質の接続部材を設けた構成と
することにより、簡単な作業でコイルと信号線とを確実
に電気的に接続することができ、かつ内視鏡が湾曲され
た場合にコイルと信号線との接続部分に直接力が加わる
のを硬質の接続部材で形成した固定部で保護することに
より接続部分で断線等が発生しないようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内
視鏡形状検出用プローブ装置を示し、図2は図1の一部
を拡大して示し、図3は第1の実施の形態の内視鏡位置
検出用コイル装置を示し、図3(A)は一部を断面で示
す側面図、図3(B)は図3(A)の左側から見た接続
部材の正面形状を示す。
【0012】図1に示す内視鏡形状検出用プローブ装置
(以下、プローブ装置と略記)1は、体腔内に挿入され
る図示しない内視鏡の例えば処置具チャンネル内に挿通
してその処置具チャンネルに嵌合等で固定される可撓性
を有する円筒形状の外皮チューブ2内に複数の内視鏡位
置検出用コイル装置(以下、単にコイル装置と略記)3
を配置し、各コイル装置3は棒状の連結部材4にそれぞ
れ所定の間隔dとなる位置で接着剤等で固定され、複数
のコイル装置3がプローブ装置1の長手方向に所定の間
隔dで連結されている(この間隔dは一定の間隔でも良
いし、その間隔dが分かるのであれば、一定でなくても
良い)。
【0013】連結部材4はプローブ装置1が内視鏡内に
設置された場合にその湾曲操作或いは湾曲可能な特性を
妨げないようにするために柔軟な材料でワイヤ状に作成
されている。
【0014】図2或いは図3に示すように各コイル装置
3は硬質の部材で円柱形状に形成されたコア5と、この
コア5に絶縁被覆された細い銅線等の線材が巻回されて
形成されるコイル6と、このコイル6を支持するコア5
の両端にそれぞれ固着される硬質で非導電性部材(絶縁
部材)からなる接続部材7とを有する。
【0015】各接続部材7はほぼ円柱形状で、一方の端
面の中央位置にはコア5を嵌入できる凹部が設けられ、
他方の端部側には外表面から周方向にリング状に切り欠
いた凹部8を設けてコイル6の各一端を信号伝達の信号
線9の一端と半田付けで電気的に接続するための位置決
めに利用できると共に、半田付けによる接続部分10に
力が直接的に加わるのを保護して固定(或いは保持)す
る固定部(或いは保持部)を形成している。
【0016】また、各接続部材7における凹部8に隣接
する端部は細径にした細径部が形成され、図2から分か
るように外皮チューブ2の内径を太くすることなく、凹
部8に信号線9を収納したり、コイル6の各一端に接続
した信号線9を凹部8から外部に引き回し易いようにし
ている。
【0017】接続部材7の外径はコア5に券回されたコ
イル6の外径より少し大きくしてコイル6より半径外側
方向に突出し、コイル6を保護している。また、コイル
装置3と接続される信号線9は外皮チューブ2内を挿通
され、この信号線9の後端はプローブ装置1の後端に折
れ止め11を介装して設けたコネクタ12に接続され
る。
【0018】コネクタ12は消毒、滅菌処理を考慮して
防水キャップ13で覆うことができるようにしている。
なお、プローブ装置1の先端は半球形状の先端部材14
で閉塞している。
【0019】上記コネクタ12は図示しない内視鏡形状
を検出する内視鏡形状検出装置に着脱自在で接続され、
内視鏡形状検出装置内の例えば磁界を発生させるための
駆動信号発生回路からの交流の駆動信号がこの駆動信号
を伝達する信号線9を介して各コイル装置3に順次印加
され、駆動信号が印加されたコイル装置3はその周囲に
磁界を発生する。つまり、各コイル装置3はソースコイ
ルとして機能する。
【0020】各コイル装置3により発生した磁界はベッ
ドの隅の位置等、所定の位置(既知の位置)に配置した
複数の磁界検出用のセンスコイルにより検出され、ソー
スコイル位置検出部に送られ、各コイル装置3の存在す
る3次元領域が推定される。複数の磁界検出用のセンス
コイルの位置から同じコイル装置3の存在する3次元領
域が推定されることにより、オーバラップする狭い3次
元領域の位置にそのコイル装置3が存在することが検出
される。
【0021】図2に示すようにプローブ装置1の長手方
向に沿って連結部材4に所定の間隔dで固定された複数
のコイル装置3を配置することにより、それらのコイル
装置3の各3次元位置が検出され、これら検出された各
位置をスムーズにつなぐ演算等を行うことによって、プ
ローブ装置1が挿通された内視鏡の挿入部の形状を推定
し、推定した挿入部の形状等をモニタに表示することが
できる。
【0022】また、このプローブ装置1を磁界検出に用
いることもできる。この場合には、複数の所定の位置に
配置されたコイルをソースコイルとして用い、駆動信号
を順次印加するなどして磁界を発生させ、プローブ装置
1内のコイル装置3で検出された磁界検出信号を信号線
9を介してコイル位置検出部に伝達し、磁界検出信号の
振幅及び位相情報により複数の所定の位置を基準位置と
してコイル装置3の存在する3次元領域を推定すること
によりそのコイル装置3の3次元位置を推定できる。さ
らに内視鏡の挿入部形状を表示する等を行うことができ
る。内視鏡形状検出装置の詳しい説明は本出願人により
出願された特開平8ー000542号公報に開示されて
いる。
【0023】本実施の形態のコイル装置3では図2或い
は図3(A)に示すようにコイル6が巻回されたコア5
の両端に絶縁部材からなる接続部材7を設け、各接続部
材7にはリング状の凹部8を設けている。
【0024】そして、線材を巻回して形成したコイル6
の各端部から延出され、絶縁被覆を剥いだ線材(リード
線材と略記)6aの端部をこの凹部8に少なくとも1回
程度以上巻き付けるように収納して半田付けし易いよう
に位置決めし、またプローブ装置1の長手方向に挿通さ
れる信号線9もその端部側の絶縁被覆を剥いだリード線
材部分も隣接する等して少なくと1回程度以上巻き付
け、この状態で半田鏝等により半田付けすることにより
凹部8内で巻き付けられて位置決めされた両リード線材
部分に溶融された半田が付着し、半田による電気的な接
続、つまり接続部分10を簡単かつ確実に形成すること
ができる。
【0025】また、接続部分10の上に信号線9を少な
くとも1回程度巻き付けた巻き付け部分を形成して、接
続部分10を補強するようにしている。
【0026】なお、リード線材6aと信号線9のリード
線材が重ねられるように巻き付けて、電気的に接続固定
された接続部分を形成し、この上に少なくとも1回程
度、弾力のある信号線9を巻き付けて補強等した構成に
しても良い。
【0027】このため、凹部8は細いリード線6aより
も太い信号線9の(少なくとも絶縁被覆を除去した線径
の)リード線材を収納できる溝幅を有する。なお、半田
が回り込むことができるスペースも存在する方がより、
容易かつ確実に半田付けの接続を行うことができる。
【0028】このコイル装置3は例えば以下のような方
法で製造される。磁界の発生もしくは検出するために硬
質のコア5に線材を巻いてコイル6を作成し、前記線材
及び信号線9の線材を巻き付け可能とする凹部8を設け
た硬質で非導電性の接続部材7をコア5の各端部に固着
し、前記凹部8にコイル6の線材及び信号線9の線材を
巻き付け半田付けした接続部分10を凹部8で固定し、
さらに接続部分10を補強するために(半田で硬化して
いない)信号線9を1回程度巻き付ける。
【0029】このようにして接続部分10は(曲げに対
して変形しない)硬質の接続部材7の凹部8内に固定さ
れるため、プローブ装置1が屈曲されてコイル装置3に
曲げ等の力が作用しても、接続部材7を介して接続部分
10に力が加わるので、接続部材7を硬質の部材で形成
することにより、変形しないので接続部分10に力が加
わらないように保護することができる。また、半田で硬
化していない部分に力が加わっても、信号線9に弾力が
あるので、断線を防止できる。
【0030】図2に示すように、本実施の形態ではプロ
ーブ装置1には複数のコイル装置3をその長手方向に離
散的に収納して、各コイル装置3それぞれに駆動信号を
印加したり、或いは各コイル装置3それぞれで検出した
信号を伝達できるように複数の信号線9が外皮チューブ
2内に挿通され、複数の信号線9の2本づつが各コイル
装置3に接続される。また、信号線9はコイル装置3の
側部で接着剤等でコイル装置3の側部で固定される。
【0031】また、上述のように図2に示す信号線9は
不要な信号の輻射に抑えるために各コイル6に接続され
る対となる2本を撚った撚り線にしている。この場合、
図2に示す撚り線は、隣接するコイル装置3間では信号
線9は弛ませた状態で配置され、屈曲(或いは湾曲)さ
れた場合にはこの緩ませた信号線部分がその屈曲に応じ
て変形可能で、その変形により(単に真っ直ぐに配置し
た場合における信号線9に対する引っ張り力等で)切断
する等の悪影響を防止している。
【0032】なお、各コイル装置3に接続される2本の
信号線9の一方を共通にして、他方の信号線9をそれぞ
れコイル装置3毎に異なるような構造にしても良い。な
お、ソレノイド状に巻回して形成したコイル6に対し
て、コイル6が変形などしないように絶縁性の接着剤を
塗布して固定するようにしたり、コイル6を保護する保
護膜を形成するようにしても良い。
【0033】なお、撚り線の信号線9の場合には、コイ
ル装置3が存在する部分での径の拡大を抑えるために、
その部分のみ撚らず、直線的等で信号線9の線材をコイ
ル装置3の側部で固めた信号線9としてもよい。
【0034】このような構成のコイル装置3による作用
を説明する。内視鏡の挿入部を体腔内の屈曲した部位に
挿入する場合等において、挿入形状をモニタに表示する
ことにより、表示しない場合よりも円滑に挿入すること
が可能になる。
【0035】このような場合には、プローブ装置1を内
視鏡の例えば処置具チャンネル内に挿通し処置具チャン
ネルの先端出口位置等にプローブ装置1の先端部を合わ
せた状態に設定する。また、プローブ装置1のコネクタ
12を内視鏡形状検出装置に接続する。
【0036】各コイル装置3をソースコイルとして使用
する場合には、信号線9を介して交流の駆動信号が順次
コイル装置3に印加し、そのコイル装置3の周囲に磁界
を発生させ、所定の位置に配置したセンスコイルにより
検出された信号の振幅及び位相を用いる等して各コイル
装置3の3次元位置を推定し、推定された複数のコイル
装置3の3次元位置の情報から挿入部の形状をモニタに
表示する。術者はモニタに表示された挿入部形状を参照
することにより、屈曲した体腔内の場合に対しても検査
対象部位側に円滑に挿入することができる。
【0037】このように屈曲した体腔内に内視鏡の挿入
部を挿入した場合、その挿入部内に挿通されたプローブ
装置1も屈曲されるし、湾曲部の湾曲によっても屈曲さ
れるために、プローブ装置1内に配置された各コイル装
置3を変形させようとする力と、このプローブ装置1内
に挿通された信号線9に伸張させる等の力が作用する。
【0038】コイル装置3はコア5及び接続部材7が硬
質の部材で形成されているので、変形させようとする力
が作用してもコア5及び接続部材7でその変形が防止さ
れ、コイル6の形状が変化しないでコイル6の巻き線が
保護されるし、接続部分10にその力が加わることも解
消できる。
【0039】また、屈曲により信号線9に引っ張り等の
力が加わろうとするような場合にも、信号線9は緩く弛
ませた部分を介して接続部分10と接続しているので、
この弛ませた部分が変形することにより、その引っ張り
の力等を吸収し接続部分10には殆ど力が加わらない
し、信号線9の断線等も防止できる。従って本実施の形
態によれば、内視鏡形状の検出のために屈曲した体腔内
に挿入されるような場合においても、切断が生じること
を有効に防止し、耐久性を向上することができる。ま
た、コイル6と信号線9との電気的な接続作業も凹部8
にリード線材を巻き付ける作業により位置決めできるの
で、容易に半田付けで行うことができる。なお、図3
(B)の2点鎖線で示すように接続部材7の側部に連結
部材4をガイドすると共に、プローブ装置1の外形が大
きくなるのを防止するためのガイド溝15を設けるよう
にしても良い。
【0040】図4は第1の実施の形態の変形例のコイル
装置3Aを示す。この変形例ではコア5にコイル6を設
けたものをコイル全体を樹脂19で覆うとともに、両端
に接続部分10を形成する等のための凹部8を設けるよ
うにモールド成形で一体に形成している。なお、図4で
は凹部8にはコイル6のリード線材6aのみを巻き付け
た状態で示した。この変形例の作用及び効果は第1の実
施の形態とほぼ同様である。
【0041】なお、凹部8でのリード線材6aと信号線
9のリード線材との半田付けによる接続をより容易にす
るために銅板等の金属板を凹部8の内面に露出するよう
に埋設して成形してもよい。この金属板の埋設の代わり
に別体に構成した(半田付けし易い)銅等の金属製の固
定部材を凹部8に設けるようにしても良い。
【0042】また、第1の実施の形態において、接続部
材7の凹部8を半田付けの位置決め材或いは支持材とし
て行うが、半田付けした接続部分10を非導電性部材
(或いは絶縁性部材)により被覆して接続部分10の構
造を補強或いは強化しても良い。
【0043】また、接続部材7全体を樹脂などの非導電
性部材によりモールド化して接続部分10をその内部に
埋め込む等しても良いし、さらにコイル6全体を覆うよ
うにして接続部分10の構造を強化或いは補強しても良
い。
【0044】さらに半田付けにより堅くなり、曲げ、引
っ張りに対して断線が生じやすくなってしまう可能性を
考慮して、さらに強度を向上するために半田付けの後に
凹部8に半田が付着していない部分を巻き付ける巻き付
け回数を多くするようにしてもよい。また、プローブ装
置1として構成されて使用される際に信号線9に加わる
引っ張りの力が機械的な強度の低い半田付け部分に直接
加わらないようにフック部をつくり信号線9を巻き付け
るような構成しても良い。
【0045】なお、プローブ装置1を内視鏡の処置具チ
ャンネルでなく、プローブ装置専用の収納チャンネルに
設けたり、或いは内視鏡の挿入部に組み込む構造にして
も良い。
【0046】また、上記説明ではコア5の両端の接続部
材7は硬質の絶縁部材として説明したが、コア5を絶縁
部材とした場合には接続部材7は硬質の導電性部材でも
良い。
【0047】(第2の実施の形態)図5は第2の実施の
形態のコイル装置3Bを用いたプローブ装置1Bを示
す。第1の実施の形態では連結部材4は各コイル装置3
の側面に沿って配置されていたが、本実施の形態では各
コイル装置3Bのほぼ中心線に沿って延出される構造に
している。
【0048】このため、図6に示すように各接続部材7
にはその端面の中心位置に貫通孔21が設けられ、一定
の長さの連結部材22の一端側を嵌入して接着剤等で固
定し、他端側は隣接して配置されるコイル装置3Bの他
方の接続部材7の貫通孔21に嵌入して接着剤等で固定
する構造にしている。
【0049】その他の構成は第1の実施の形態と同様で
あり、同じ部材には同じ符号を付けてその説明を省略す
る。本実施の形態の作用は第1の実施の形態と殆ど同じ
作用を有する。
【0050】第1の実施の形態では接続部材7に貫通孔
21を設けることを不要にして加工する手間を少なくで
きるが、その反面接続部材7の側面に沿って連結部材4
を配設することが必要になるため、プローブ装置1の外
径が太くなる。これに対し、本実施の形態は連結部材2
2を各コイル装置3Bの貫通孔21に固定することによ
り、連結部材22のためにプローブ装置1Bの外径が太
くなることを解消できる。或いはコイル径をより大きく
することにより、磁界の発生及び磁界の検出機能が向上
し、3次元位置の検出精度を向上できる。その他は第1
の実施の形態と殆ど同じ効果を有する。
【0051】上記第2の実施の形態では接続部材7に貫
通孔21を設け、その部分に連結部材22を固定してい
る。この場合、連結部材22をワイヤとして製作し、接
続部材7の側を単純な貫通孔21とした場合には、接着
剤等によって固定する際、切削の過程で付着した微細な
粉等のために接着力が低いなる可能性がある。
【0052】この場合には、プロープ装置1Bの外皮チ
ューブ2の内部に複数のコイル装置3Bを収納する際に
引っ張りの力が加わり接着部分が外れてしまう可能性が
ある。また、所定の接着強度を有する場合でも、操作者
が誤って、過度の湾曲操作を行った場合には、接着部分
が外れてししまう可能性がある。
【0053】これを防止するために図7に示す変形例の
ような構造にしても良い。図6のコイル装置3における
一方の接続部材7(例えば左側の接続部材7)には図7
の左側に示すように貫通孔21におけるコア5が嵌入さ
れる凹部側の端部に円錐面が形成されるように切り欠い
た面取り部25が設けられ、かつ図6で示した連結部材
22の一方の端部には面取り部25に嵌合して抜け止め
されるように円錐形状の係止部材26を固着している。
【0054】そして、図7の矢印で示すように右側から
連結部材22を貫通孔21に通すことにより、面取り部
25に係止部材26が突き当たり、抜け止めの機能を有
するようにしている。
【0055】なお、高分子材など可塑性を持つ材料で連
結部材22を形成する場合には連結部材22そのもので
係止部材26の機能を有する部分を一体成形してもよ
い。また、貫通孔21のコア側近傍に孔径を拡張した部
分を設けその部分に可塑性を持つ材料で(前記孔径を拡
張した部分に嵌合する)係止部を形成した連結部材22
をその可塑性を利用してはめ込み、抜け止めしにくい構
造にしてもよい。
【0056】また、図6において、連結部材22の両端
に雄ねじ部をそれぞれ設けると共に、コア5の両端に固
着される各接続部材7の貫通孔21のコア側内周面に前
記各雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を設けることにより、
連結部材22の各端部を螺合により抜け止めを防止する
固定手段を形成しても良い。
【0057】この場合、一方の雄ねじ部及びこれに螺合
する雌ねじ部とを通常の時計回りで螺合量が大きくなる
方向のものとした場合、他方の雄ねじ部及びこれに螺合
する雌ねじ部とを逆方向に回転した場合に螺合量が大き
くなるような逆ねじ構造にすると、連結部材22を一方
の方向に回転することにより、その両端に配置した2つ
の接続部材7に螺着することができ取付けが簡単にな
る。
【0058】なお、図7に示す変形例の場合において
も、係止部材26が設けられた端部と反対側の端部に雄
ねじ部を形成し、この反対側の端部が固定される接続部
材7の貫通孔21のコア側内周面に前記雄ねじ部に螺合
する雌ねじ部を形成して接続部材7と連結部材22との
接続が外れないようにしても良い。
【0059】(第3の実施の形態)図8(A)は第3の
実施の形態のコイル装置3Cを示し、図8(B)は一方
の接続部材(具体的には図8(A)の右側の接続部材)
の正面形状を示す。本実施の形態では、接続部材7に信
号線9を通すガイド溝31とを設けている。その理由を
以下に説明する。
【0060】内視鏡の形状検出用のプローブ装置1Bは
内視鏡の処置具チャンネル等に挿入できるよう、プロー
ブ部分の外形は制限を受ける。
【0061】また、複数のコイル装置(例えば3B)を
内蔵するために信号線9をコネクタ12にまで配線する
必要がある。これを満たすためには、コイル装置3Bと
信号線9全体の外形が全体を覆う機械的な補強も兼ねた
外皮チューブ2の内部に納められる寸法である必要があ
る。
【0062】そこで半田付けの接続部分10も半田付け
後の外形が外皮チューブ2の内部に収まる寸法となるよ
う径を小さく抑える工夫が必要である。
【0063】内視鏡に挿入されるプローブ装置1Bの形
で形成する場合には、内視鏡の処置具チャンネル内部に
挿通できる大きさにする必要があり、コイル装置3Bに
接続された信号線9の外形寸法だけ拡張すればいいよう
に、例えば第2の実施の形態ではコイル装置3Bが存在
する部分のみ信号線9を平行となるように接着固定して
いる。
【0064】しかし、コイル装置3B部分で2本の平行
線に流れる電流は互いに逆方向となり、この2本の電線
により発生する磁界が(コイル装置3Bをソースコイル
として用いた場合に)を誤差を生じる可能性がある。
【0065】そこで、この部分も撚り線とし、複数のコ
イル装置3Bの構成の外形寸法が信号線の径の2倍分拡
張することを許容した構成にしてもよい。このように撚
り線を信号線9全体の構成として採用することで不要輻
射をより抑制することができる。
【0066】このように撚り線を全長に渡って使用する
場合には、半田付け部分の補強のための接続部材7は、
コイル6の巻き線の両端の規制用にも用い、巻き線を整
列巻きしてコイル6を構成するための役割を果たしてい
るので、この部材の側面部分が一番寸法が大きくなる構
成となる可能性が高い。
【0067】そこで信号線9による径の拡大を極力抑え
ると同時に、コイル6を形成している巻き線の端部のリ
ード線材6aへこの接続部材7の角からストレスが加わ
り断線することがないように、リード線材6a、信号線
9が収まるガイド溝をあらかじめ作成しておいてその部
分にリード線材6a、信号線9を埋め込むようにしても
よい。
【0068】このため、図8に示すようにコイル6の各
端部のリード線材6aを凹部8にガイドするガイド溝1
6の他にさらに信号線9をコイル6の前側の凹部8にガ
イドするガイド溝31を設けたり、さらにこのコイル装
置3Cより前側に配置されるコイル装置3C側に接続す
るための信号線9をガイドするガイド溝32を設けてい
る。
【0069】ガイド溝16及び31はコア5の長手方向
と斜めとなる方向に形成され、凹部8に配線する場合の
急な角度になることを緩和している。なお、前に配置さ
れるコイル装置3Cに導くためのガイド溝32は斜めに
設けなくても良い。
【0070】これにより、コイル6のリード線材6a、
信号線9が急な角度で曲げられた状態になることがな
く、線材そのものにストレスが加わりにくいので、耐久
性が向上する。
【0071】また、プローブ装置1Bのプローブ部分の
外径を小さくすることができる。なお、最も先端に配置
されるコイル装置3Cの場合にはガイド溝32は必要な
い。また、ガイド溝32は周方向に複数設けるようにし
ても良いし、複数対等の信号線9を挿通可能な溝幅にし
ても良い。
【0072】その他は第2の実施の形態と同様の構成で
ある。また、本実施の形態の作用はガイド溝16、ガイ
ド溝31を設けることにより、リード線材6a及びコイ
ル装置3Cに接続される信号線9にストレスが加わるの
を防止できるし、プローブ装置1Bの外径を小さくでき
る。また、ガイド溝32を設けた場合にもプローブ装置
1Bの外径を小さくできる。
【0073】なお、ガイド溝16と31等を別々に設け
る代わりに、共通のガイド溝にしても良い。なお、ガイ
ド溝16の代わりにガイド孔にしても良い。
【0074】(第4の実施の形態)図9は第4の実施の
形態のコイル装置3Dを示す。本実施の形態のコイル装
置3Dは第1の実施の形態と同様に1本の連結部材4を
用いて複数のコイル装置3Dを所定の間隔で接続固定す
るものであり、かつ第1の実施の形態よりも連結部材4
によりプローブ装置の外径が太くなるのを防止するもの
である。
【0075】このために、本実施の形態は、図6に示す
第2の実施の形態において、さらにコア5にもその中心
位置に、その両端の接続部材7の各貫通孔21に連通す
る貫通孔41を設け、連結部材4を通すことができるよ
うにしている。
【0076】そして、接着剤等により各コイル装置3D
を所定の間隔で連結固定するようにしている。また、例
えばコイル6のリード線材6aは例えばガイド溝16を
介して凹部8に導くようにしている。その他の構成は第
2の実施の形態と同様であり、その説明を省略する。
【0077】また、本実施の形態の作用は第2の実施の
形態とほぼ同様である。また、本実施の形態は第2の実
施の形態における連結部材21がコイル装置3Bから外
れる可能性があることをより少なくできることを除け
ば、第2の実施の形態とほぼ同様の効果を有する。
【0078】なお、図9において例えばコア5の貫通孔
41の適宜の内周位置、或いは接続部材7の貫通孔21
の適宜の内周位置にねじ孔、連結部材41における一定
間隔の位置に前記ねじ孔に螺合するねじ部を設けるよう
にしても良い。
【0079】そして、ねじ孔にねじ部を螺合させた状態
で回転することにより、間隔を微調整することが可能で
あり、調整後は接着剤で固定する。このようにして固定
することにより、第4の実施の形態の場合よりも間隔の
ずれが発生すること(過度の力によりコイル装置3Dが
連結部材4の長手方向に位置ずれすること)を防止する
ことができる。
【0080】(第5の実施の形態)図10(A)は第5
の実施の形態のコイル装置3Eを示し、図10(B)は
図10(A)も右側から見た接続部材7Aの正面形状を
示す。本実施の形態のコイル装置3Eとして内視鏡形状
或いは内視鏡位置の検出精度を向上することを目的とし
て、コイル装置3Eによる磁界発生或いは磁界検出に対
し、出来るだけ対称性を確保する構造にするものであ
る。
【0081】不要輻射を抑制して内視鏡の形状検出精度
を向上するためには、コイル6の巻き線構成において可
能な限り対称性が保たれるようにしておくことが必要に
なる。
【0082】そのためには、巻き線を複数層としコイル
6の巻き始め、巻き終わりを同じ側にしておくことでコ
ア5の中心軸と発生、検出する磁界強度特性の中心軸を
合わせることができ、都合がよい構成となる。
【0083】そこで、図10(A)に示すようにコイル
装置3Eではコア5の両端には2つの凹部8、8を有す
る接続部材7Aと、凹部を有しない接続部材7Bを固着
し、コア5に線材を偶数層(図10(A)では4層)、
巻回して形成したコイル6の巻き始め、巻き終わりのリ
ード線材6aを同一の側に設けた凹部8,8にそれぞれ
巻き付け、信号線9のリード線材と半田付けで接続固定
して接続部分10を形成している。このように巻き始
め、巻き終わりを同一の側として、巻き線を偶数層形成
することにより巻き線がコイル6の中心軸にたいして傾
斜した(或いはスパイラル)状態で巻かれることによる
ずれを補正できる構成ににしている。
【0084】このように巻き始め、巻き終わりを同一の
側として、巻き線を偶数層で構成することにより奇数層
の巻き線の傾きで生じた磁界の傾きを、偶数層の巻き線
の傾きで生じる逆側の磁界の傾きにより打ち消すことが
でき、コイル6で発生、検出される磁界をより理論値に
合致した形で実現できる。
【0085】なお、本実施の形態においては、接続部材
7Aにガイド溝16a,16bを設け、リード線材6a
をそれぞれ通すようにしている。また、ガイド溝16
a,16bでリード線材6aは接着剤で固定される。ガ
イド溝16a,16bを通さないで、接続部材7Aの側
面に沿って配線するようにしても良い。
【0086】本実施の形態によれば、コイル装置3Eで
発生、検出される磁界をより理論値に合致した形で実現
できるので、内視鏡検出位置の測定精度を向上すること
ができる等の効果を有する。その他は第1の実施の形態
と同様の効果を有する。
【0087】なお、図10の接続部材7Aにおいて、こ
のコイル装置3Eの前方に配置されるコイル装置3E側
に信号線9をガイドするガイド溝32を設けるようにし
ても良い。また、この場合には接続部材7Bにも同様な
ガイド溝32を設けるようにすると良い。
【0088】また、図10(A)ではコア5の右側の端
部に固着される接続部材7A側が他方の接続部材7Bよ
りもプローブ装置の基端側となるようにプローブ装置内
に配置されることが想定されているが、図11(A),
(B)に示すようにコア5の左側の端部に接続部材7A
が固着される、つまり接続部材7A側がプローブ装置の
先端側となるようにプローブ装置内に配置される場合に
は接続部材7Aの各凹部8に信号線9をガイドするため
の斜めのガイド溝31を設けるようにしても良い。
【0089】なお、図11(A),(B)では接続部分
10を形成していない状態で示し、図11(A)は側面
図、図10(B)は図10(A)の左側からみた接続部
材7Aを示す。
【0090】なお、ガイド溝31をコイル6の端部のリ
ード線材6aを通すのに用いても良い。この場合にはガ
イド溝16a,16bを必要としない。なお、図11
(B)において、この接続部材7Aにおいても、このコ
イル装置の前方に配置されるコイル装置側に信号線9を
ガイドするガイド溝32を設けるようにしても良い。
【0091】(第6の実施の形態)図12は第6の実施
の形態のコイル装置3Fを示す。このコイル装置3Fは
図10のコイル装置3Eにおいて、接続部材7A及び接
続部材7Bの中心部に連結部材22を固定する貫通孔2
1を設けたものである。本実施の形態は第5の実施の形
態とほぼ同様の作用及び効果を有する。
【0092】(第7の実施の形態)図13は第7の実施
の形態のコイル装置3Gを示す。本実施の形態のコイル
装置3Gは図10に示す第5の実施の形態において、凹
部8を有しない接続部材7Bを設けない構造にしたもの
である。接続部材7Bを設けないことによって、より長
手方向により小さいサイズにすることが可能になる。そ
の他は第5の実施の形態と同様の構成であり、その作用
及び効果は第5の実施の形態とほぼ同様である。
【0093】図14は第7の実施の形態の変形例のコイ
ル装置3Hを示す。この変形例はコイル装置3Gにおい
て、接続部材7Aの中心部に連結部材22を固定する貫
通孔21を設けると共に、コア5における接続部材7A
が固着される側と反対側の端面の中心位置にも連結部材
22を固定する凹部51或いは穴を設けたものである。
その他は第7の実施の形態と同様の構成であり、その作
用及び効果は第7の実施の形態とほぼ同様である。
【0094】(第8の実施の形態)図15は第8の実施
の形態のコイル装置3Iを示す。本実施の形態のコイル
装置3Iは図12のコイル装置3Fにおいて、さらに接
続部材7A及び接続部材7Bの貫通孔21に連通する貫
通孔41を設け、長尺の連結部材4を通して所定位置で
固定する構造にしたものである。本実施の形態の作用及
び効果は第7の実施の形態とほぼ同様である。
【0095】なお、図13に示すコイル装置3Gのよう
に接続部材7Bを有しない場合には、図16に示す変形
例のコイル装置3Jのように接続部材7A及びコア5に
それぞれ貫通孔21、41を設けて、長尺の連結部材4
を通して所定位置で固定する構造にしても良い。
【0096】また、この変形例では信号線として同軸線
61を用い、その内部導体61aを一方の凹部8でリー
ド線材6aと半田付けで接続して接続部材10を形成
し、他方の凹部8では外部導体61bをリード線材6a
と半田付けで接続して接続部分10を形成している。
【0097】また、接続部分10の形成後に、それぞれ
内部導体61a及び外部導体61bを1回程度巻き付け
ている。この場合、巻き付ける部分の内部導体61a及
び外部導体61bは絶縁被覆した状態で巻き付けてい
る。
【0098】同軸線61を用いることにより、(ソース
コイルとして用いた場合には)撚り線の場合よりも不要
磁界の発生を防止できるし、(センスコイルとして用い
た場合には)周囲の雑音の混入等を低減化でき、検出さ
れた信号のS/Nを向上できる。その他は第7の実施の
形態と同様の作用及び効果を有する。
【0099】なお、他の実施の形態等に対しても不要輻
射磁界及び不要輻射ノイズの発生、混入を防止するため
に撚り線でなく、同軸線を信号線として用いるようにし
ても良い。なお、撚り線の代わりにシールド線を用いる
ようにしても良い。
【0100】(第9の実施の形態)図17は第9の実施
の形態のコイル装置3Kを示す。上述した接続部材7は
コア5よりも大きな外径を有するため、プローブ装置の
外径が太くなってしまうので、本実施の形態はこの太く
なることを防止するものである。
【0101】例えば、図17に示すコイル装置3Kのよ
うにコア5の各端面の中心位置等にそれぞれ凹部或いは
穴71を設け、それぞれ硬質で非導電性部材からなる円
筒形の接続部材72の一部を嵌入して接着剤等で固着
し、コア5の各端面から突出する接続部材72に(コア
5に巻回して形成した)コイル6から延出したリード線
材6aをそれぞれ巻き付け、さらに信号線9のリード線
材を隣接するように巻き付け、半田付けして接続部分1
0を形成し、さらに補強のために信号線9を隣接して或
いは上に重ねる等して巻き付けた構造にしている。そし
て、連結部材4に所定位置でそれぞれ固着され、複数の
コイル装置3Kを連結している。
【0102】本実施の形態では接続部材72の円筒形の
中空部分の内径は連結部材4を通すことができる大きさ
であり、さらにコア5には両接続部材72の中空部を連
通する貫通孔が72設けてあり、長尺の連結部材4を貫
通できるようにしている。また、信号線9は連結部材4
に撚り線が形成されるように緩く巻き付けるようにして
連結部材4の長手方向に延出されている。
【0103】本実施の形態によれば、より小さい外径の
コイル装置3Kを実現できる。
【0104】図17ではコイル6は単層或いは奇数層で
の場合で示しているが、図18に示す変形例のコイル装
置3Lのように偶数層にしても良い。この場合にはコイ
ル6の巻き始め及び巻き終わり側となる一方の端部側の
みに凹部71を形成し、接続部材72を固着する構造に
することができる。
【0105】なお、図18に示すようにコイル6の巻き
始め及び巻き終わり部分から延出されたリード線材6a
は接続部材72に巻き付ける付近でその絶縁被覆を除去
して、隣接して形成される接続部分10と短絡が発生し
ないようにしている。
【0106】なお、図18では接続部分10を形成後に
信号線9は緩く屈曲させる遊び部が形成されるようにし
てプローブ装置の基端側に延出し、内視鏡の屈曲の際に
この遊び部が変形することにより、信号線9を介して接
続部分10に力が加わるのを防止すると共に、信号線9
自身の断線等の発生も防止している。なお、この遊び部
を形成しないで、図17の場合と同様に連結部材4に緩
く巻き付けるようにしても良い。
【0107】また、図18において、接続部分10の上
に信号線9をさらに巻き付けて補強する場合には絶縁被
覆された状態で巻き付けることにより、隣接して形成さ
れる接続部分10と短絡が発生しないようにできる。
【0108】(第10の実施の形態)図19は第10の
実施の形態のコイル装置3Mを示す。本実施の形態のコ
イル装置3Mは、例えば図17のコイル装置3Jにおい
て、コア5から突出する接続部材62に凸部81を設け
て、この凸部81とコア5の端部との間でリード線材6
aと信号線9のリード線材を巻き付けて位置決めし、半
田付けによる接続固定の易い凹部を有する構造にしてい
る。
【0109】また、上述の実施の形態等で、接続部分1
0を形成後にさらに信号線9の巻き付けて補強するもの
を説明したが、本実施の形態では信号線9の端部側をそ
の先端部分は絶縁被覆が除去してあり、それに続いて絶
縁被覆がされている部分も巻き付ける。
【0110】この場合、絶縁被覆が除去して端部はリー
ド線材6aに隣接して、巻き付けこれに隣接してさらに
絶縁被覆された部分が巻き付けられるようにして、その
後に半田付けにより絶縁被覆が除去して端部はリード線
材6aと半田付けされて接続部分10が形成されるよう
にしている。このようにして、本実施の形態では。これ
らの巻き付け作業を同時に行うことができるので、作業
工程を削減できる。
【0111】その他の作用、効果は第9の実施の形態と
同様である。なお、図18のコイル装置3Lに対しても
接続部材72に凸部を形成するようにしても良い。
【0112】(第11の実施の形態)図20は第11の
実施の形態のコイル装置3Nを示す。本実施の形態のコ
イル装置3Nは、、例えば図18に示す構造のコイル装
置3Lを、コイル6が巻回されるコア5自体の一方の端
部側を切り欠いて一体的に形成したものである。
【0113】この場合、図18と同じ形状にするには図
18のコア5よりも長いコア5を用いて加工する。ま
た、このコア5は非導電性部材で形成されている。ま
た、本実施の形態では図19の実施の形態と同様に凸部
81を設けて接続部分10を固定する凹部を形成してい
る。
【0114】ところで、このように耐久性を向上させ
て、製作したプローブ装置1等においても繰り返しの使
用等の状況によっては信号線或いはコイルの断線等の破
損が考えられる。
【0115】また、製作の手順においてはばらつきの要
素がどうしても存在しているので複数形成したコイル装
置3i(3iで3,3A等を代表する)での特性がすべ
て同一という状態にすることは実質的には不可能に近
い。
【0116】また、仮にコイル装置3iの特性がすべて
同一であったとしても、プローブ装置1等のような長尺
の構造体の内部に設置されるため、信号線9が長くなり
またそれぞれ信号線9の長さが異なっているため、根本
のコネクタ部分から測定される電気的な特性はそれぞれ
異なっている。
【0117】このことは単に電気的な接続を行ったのみ
のプローブ装置1等を、制御装置或いは駆動信号発生回
路の駆動端で観測して同一振幅となるように交流信号を
加えたとしても、コイル装置3iで発生する磁界強度が
異なってしまうことを意味している。
【0118】つまり、プローブ装置1等のような信号線
9を長く引き出した構造において、先端の磁界発生に寄
与するインダクタンス成分に同一のエネルギを安定して
加えることが必要となる。
【0119】ブローブ装置1等内のそれぞれのコイル装
置3iに対応して、発生する磁界が同一となるように調
整を行う方法も考えられるが、先に述べたようにプロー
ブ装置1等の場合においては、内視鏡の処置具チャンネ
ル等への挿入、抜去や湾曲操作が加えられるので徐々に
耐性が低下してしまって破損し、交換を余儀なくされる
ことが考えられる。
【0120】また、複数の患者に対して内視鏡処置を施
す場合、消毒などの準備を考えると一つの制御装置に複
数のプローブ装置1が交換されて接続されることは十分
に考えられる。その度に制御装置の出力を調整すること
は事実上不可能である。
【0121】そこで、製造の段階においてあらかじめ特
性を測定し、補正のためのデータを作成し、その補正デ
ータをバーコードにし、コネクタ12部分に記載して使
用前に読み込んでそれぞれのコイル装置3iへの電流供
給が一定になるように構成してもよい。
【0122】また、実際に補正をかける際に、駆動電流
のフィードバック制御の特性を変更できるようにしても
よい。この場合は、プローブ装置1と制御装置を接続す
るコネクタ12の内部に補正のためにそれぞれ調整され
ている抵抗などの部品を搭載しておいても良い。また、
補正のための受動部品を実装しただけの補正用コネクタ
をプローブ装置1とは別に作成して、使用の際に制御装
置に接続して同一磁界が発生可能となるようにしておい
てもよい。
【0123】内蔵されている調整用の部品は、それぞれ
調整した値がずれないように固定し、コネクタ12の内
部をシリコン樹脂などで充填してもよい。なお、上述の
実施の形態等の殆どで各半田付けによる接続部分10に
さらに信号線9を巻き付ける等して、接続部分10を補
強することを述べたが、緩く巻き付けて信号線9を介し
て接続部分10に力が加わるのを防止する作用を持つよ
うにしても良い。
【0124】また、コイル装置3iが配置されたプロー
ブ部分内に挿通される信号線9は屈曲に対して変形自在
とするように緩ませて挿通すると説明したが、この具体
例として例えば図12において、接続部分10から連結
部材22の軸方向に延出される信号線9をスパイラル状
に延出する(例えばカールコードのようにしたもの)こ
とにより、屈曲されてもスパイラル状部分での信号線9
の変形により接続部分10に力が加わるのを防止ないし
は軽減するようにしても良い。
【0125】また、スパイラル状とは異なり、正弦波形
状等に蛇行或いは遊びを持たせてプローブの長手方向に
信号線9を挿通させてほぼ同様の機能を有するようにし
ても良い。
【0126】なお、接続部分10で固定される信号線9
とか接続部材7の側部或いはガイド溝31等で固定され
る信号線9はその固定部の付近或いは隣接するコイル装
置で固定される部分との間で少なくとも遊び部分が形成
されるようにすると良い。このような構造にすると、内
視鏡が屈曲された場合、接続部分10はコイル装置の硬
質の接続部材7等で変形しないように保護でき、かつ信
号線9は遊び部分で変形して断線等を防止できるし、そ
の信号線9に接続された接続部分10に力が加わるのを
防止できる。
【0127】なお、例えば第1の実施の形態等ではコイ
ル6を形成した線材の端部側のリード線材6aは接続部
材7の側面を通し凹部8側に延出して巻き付けており、
このリード線材6aは、接続部材7の側面で接着剤等で
固定されている。この接続部材7は硬質の部材であるの
で、リード線材6aは殆ど緩めることなく、凹部8に巻
き付けて固定すれば良い。また、接続部材7のガイド溝
16を通してリード線材6aを凹部8に延出する場合に
も、ガイド溝16で固定すれば良い。もっとも、接続部
材7が僅かに変形してしまうような場合には、その変形
に応じてリード線材6aを変形できるように少し緩ませ
て固定するようにしても良い。
【0128】なお、本発明は細長のプローブ装置の先端
部に1つのコイル装置3iのみを配置した場合にも適用
できる。この場合には内視鏡形状というよりは(プロー
ブの先端部が設定される)内視鏡の先端部等の特定位置
のみの検出に利用できる。
【0129】なお、例えば第1の実施の形態において、
凹部8に一方の線材、例えばリード線材6aを巻き付
け、他方の信号線9の端部を巻き付けることなく半田付
けして接続部分10を形成し、必要に応じてさらに信号
線9を緩く巻き付けたり、遊び部分を形成したものも本
発明に属する。なお、半田付けは銀ろう等のろう付けの
場合も含む。
【0130】また、導電塗料等の導電導電部材を用いて
電気的な接続部分を形成したものも含む。この場合に
は、さらに接着剤等で被覆するなどして補強或いは固着
するようにしても良い。
【0131】なお、このようなコイル装置を用いて内視
鏡形状を検出する場合、内視鏡の外部に基準となる位置
にセンスコイル等の検出コイルを設置することが必要で
あり、この検出コイルはベッド等の検査台に固定される
ことがある。
【0132】このような場合には内視鏡形状の検出範囲
が限定され、実際に内視鏡検査を行う場合に必要とされ
る範囲をカバーできるか否か不明な場合があり、より使
い勝手の良い装置が望まれる。
【0133】このため、例えば複数の検出コイル(具体
的には前述の公報に開示された例えば直交する3軸方向
にそれぞれ指向性を持つように3方向にソレノイドを形
成した3軸コイル)が設置された検査台に対して、複数
の既知の位置にそれぞれ光センサを配置し、さらに可視
光LED等の発光手段を移動アームの先端に取り付けて
その先端位置を(検査台の上方位置等で)移動自在に取
付ける。
【0134】そして、この可視光LEDからの光で検査
台の複数の位置に配置した各光センサにより受光し、そ
の光強度等から可視光LEDまでの各距離を検出し、こ
の情報から、可視光LEDの3次元位置を推定し、その
位置に対して複数の検出コイルで検出可能な範囲か否か
を比較したり、複数の検出コイルで検出可能な範囲と可
視光LEDの位置(つまり、内視鏡検査の際に知りたい
基準設定位置)を表示パネル等に検査台形状と共に表示
するようにすると良い。
【0135】このようにすると、内視鏡検査を行う際等
に、移動アームを用いてその先端位置が内視鏡形状が検
出可能か否かの確認を行ったり、検出可能な範囲となる
ように患者を設置する補助手段とにすることができる。
このため、内視鏡検査を円滑に行うことができ、操作性
が向上する。
【0136】なお、本発明は上述した実施の形態等を部
分的に組み合わせる等して形成される実施の形態等も含
む。また、本発明は上述したコイル装置3i等の構造物
を含むと共に、その製造方法の発明(例えば付記11〜
21の内容等)も含む。
【0137】[付記] 1.体腔内に挿入される内視鏡に設置され、磁界を用い
て内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡位置検出用コイ
ル装置において、磁界の発生もしくは検出に用いられる
コイルと、非導電性部材で形成され、前記コイルを形成
した端部側の線材と、信号線との接続部分を巻き付けて
固定する固定部とを有することを特徴とする内視鏡位置
検出用コイル装置。
【0138】2.前記接続部分を非導電性被覆を施して
固定するようにしたことを特徴とする付記1記載の内視
鏡位置検出用コイル装置。 3.体腔内に挿入される内視鏡に設置され、磁界を用い
て内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡位置検出用コイ
ル装置において、磁界の発生もしくは検出に用いられる
コイルと、非導電性部材で形成され、前記コイルを形成
した端部側の線材と、信号線との接続部分を固定する固
定部とを有することを特徴とする内視鏡位置検出用コイ
ル装置。 4.前記接続部分を非導電性被覆とともに固定するよう
にしたことを特徴とする付記3記載の内視鏡位置検出用
コイル装置。
【0139】5.体腔内に挿入される内視鏡に設置さ
れ、磁界を用いて内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡
位置検出用コイル装置において、磁界の発生もしくは検
出に用いられるコイルと、前記コイルの両端に非導電性
部材で形成され、前記コイルを形成した端部側の線材
と、信号線との接続部分を固定する固定部とを有するこ
とを特徴とする内視鏡位置検出用コイル装置。 6.前記接続部分を非導電性被覆とともに固定するよう
にしたことを特徴とする付記5記載の内視鏡位置検出用
コイル装置。
【0140】7.体腔内に挿入される内視鏡に設置さ
れ、磁界を用いて内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡
位置検出用コイル装置において、磁界の発生もしくは検
出に用いられるコイルと、前記コイルの両端に非導電性
部材で形成され、前記コイルを形成した端部側の線材
と、信号線との接続部分を巻き付け固定する固定部とを
有することを特徴とする内視鏡位置検出用コイル装置。 8.前記接続部分を非導電性被覆とともに固定するよう
にしたことを特徴とする付記7記載の内視鏡位置検出用
コイル装置。
【0141】9.体腔内に挿入される内視鏡に設置さ
れ、磁界を用いて内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡
位置検出用コイル装置において、磁界の発生もしくは検
出に用いられるコイルと、前記コイルを形成した端部側
の線材と、信号線との接続部分を巻き付けて固定する固
定部とを有し、前記固定部を非導電性部材で形成するこ
とを特徴とする内視鏡位置検出用コイル装置。 10.体腔内に挿入される内視鏡に設置され、磁界を用
いて内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡位置検出用コ
イル装置において、磁界の発生もしくは検出に用いら
れ、支持部材に巻回して形成されたコイルと、前記支持
部材の端部に設けられた穴部に固定された接続部材と、
前記接続部材の外周面で前記コイルの端部側の線材と信
号線とを巻き付け固定したことを特徴とする内視鏡位置
検出用コイル装置。
【0142】11.内視鏡位置の検出を行うために、磁
界を発生、もしくは検出する為に線材を巻いて作成した
コイルに、線材を巻き付け固定できる非導電性部分を作
成し、この非導電性部分材にコイル配線と信号伝達のた
めの信号線の接続部分を固定するようにしたことを特徴
とする内視鏡位置検出用コイルの製造方法。 12.内視鏡位置の検出を行うために、磁界を発生、も
しくは検出する為に線材を巻いて作成したコイルに、線
材を巻き付け固定できる非導電性部分を作成し、この非
導電性部分にコイル配線と信号伝達のための信号線の接
続部分を非導電性被覆を施して固定するようにしたこと
を特徴とする内視鏡位置検出用コイルの製造方法。
【0143】13.内視鏡位置の検出を行うために、磁
界を発生、もしくは検出する為に線材を巻いて作成した
コイルに、線材を固定できる非導電性部材を作成し、こ
の非導電性部材にコイル配線と信号伝達のための信号線
の接続部分を固定するようにしたことを特徴とする内視
鏡位置検出用コイルの製造方法。 14.内視鏡位置の検出を行うために、磁界を発生、も
しくは検出する為に線材を巻いて作成したコイルに、線
材を固定できる部材を作成し、この部材にコイル配線と
信号伝達のための信号線の接続部分を非導電性被覆とと
もに固定するようにしたことを特徴とする内視鏡位置検
出用コイルの製造方法。
【0144】15.内視鏡位置の検出を行うために、磁
界を発生、もしくは検出する為に線材を巻いて作成した
コイルの両端に、線材を固定できる非導電性部材を固定
し、この部材にコイル配線と信号伝達のための信号線の
接続部分を固定するようにしたことを特徴とする内視鏡
位置検出用コイルの製造方法。 16.内視鏡位置の検出を行うために、磁界を発生、も
しくは検出する為に線材を巻いて作成したコイルの両端
に、線材を固定できる部材を固定し、この部材にコイル
配線と信号伝達のための信号線の接続部分を非導電性被
覆とともに固定するようにしたことを特徴とする内視鏡
位置検出用コイルの製造方法。
【0145】17.内視鏡位置の検出を行うために、磁
界を発生、もしくは検出する為に線材を巻いて作成した
コイルの両端に線材を巻き付け固定できる非導電性部材
を固定し、この非導電性部材にコイル配線と信号伝達の
ための信号線の接続部分を固定するようにしたことを特
徴とする内視鏡位置検出用コイルの製造方法。 18.内視鏡位置の検出を行うために、磁界を発生、も
しくは検出する為に線材を巻いて作成したコイルの両端
に線材を巻き付け固定できる部材を固定し、この部材に
コイル配線と信号伝達のための信号線の接続部分を非導
電性被覆とともに固定するようにしたことを特徴とする
内視鏡位置検出用コイルの製造方法。
【0146】19.内視鏡位置の検出を行うために、磁
界を発生、もしくは検出する為に線材を巻いて作成した
コイルの両端に線材を巻き付け固定できる部分を作成
し、コイル配線と信号伝達のための信号線の接続部分に
非導電性の被覆とともに固定するようにしたことを特徴
とする内視鏡位置検出用コイルの製造方法。 20.内視鏡位置の検出を行うために、磁界を発生、も
しくは検出する為に線材を巻いて作成したコイルの両端
に線材を巻き付け固定できる部分を作成し、この部分を
非導電性としてコイル配線と信号伝達のための信号線の
接続部分を固定するようにしたことを特徴とする内視鏡
位置検出用コイルの製造方法。
【0147】21.内視鏡位置の検出を行うために、コ
イルの両端より軸方向に支持部材を補強するための部材
を挿入する穴を開けて、その部分に補強部材を挿入固定
し、この補強部材に半田付け部分を接着固定することで
強化した半田付け部分を両端部で連結用部材に接続しこ
の連結用部材を支えとして接続をするようにしたことを
特徴とする内視鏡位置検出用コイルの製造方法。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、体
腔内に挿入される内視鏡に設置され、磁界を用いて内視
鏡位置の検出に用いられる内視鏡位置検出用コイル装置
において、磁界の発生もしくは検出に用いられるコイル
と、前記コイルを形成した端部側の線材と、信号線との
接続部分を巻き付けて固定する固定部を有する硬質の接
続部材を設けているので、簡単な作業でコイルと信号線
とを確実に電気的に接続することができ、かつ内視鏡が
湾曲された場合にコイルと信号線との接続部分に直接力
が加わるのを硬質の接続部材で形成した固定部で保護す
ることにより接続部分で断線等が発生しないようにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えたプローブ装
置を示す側面図。
【図2】図1の一部を拡大して示す断面図。
【図3】第1の実施の形態のコイル装置を示す図。
【図4】第1の実施の形態の変形例のコイル装置を示す
側面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を備えたプローブ装
置を示す側面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態のコイル装置の一部
を断面で示す側面図。
【図7】第2の実施の形態の変形例における接続部材及
び連結部材を示す側面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態のコイル装置を示す
側面図。
【図9】本発明の第4の実施の形態のコイル装置の一部
を断面で示す側面図。
【図10】本発明の第5の実施の形態のコイル装置及び
接続部材等を示す図。
【図11】第5の実施の形態の変形例における接続部材
を示す側面図。
【図12】本発明の第6の実施の形態のコイル装置の一
部を断面で示す側面図。
【図13】本発明の第7の実施の形態のコイル装置を示
す断面図。
【図14】第7の実施の形態の変形例のコイル装置を示
す断面図。
【図15】本発明の第8の実施の形態のコイル装置の一
部を断面で示す側面図。
【図16】第8の実施の形態の変形例のコイル装置を示
す断面図。
【図17】本発明の第9の実施の形態のコイル装置を示
す断面図。
【図18】第9の実施の形態の変形例のコイル装置を示
す断面図。
【図19】本発明の第10の実施の形態のコイル装置を
示す断面図。
【図20】本発明の第11の実施の形態のコイル装置を
示す断面図。
【符号の説明】
1…プローブ装置 2…外皮チューブ 3…コイル装置 4…連結部材 5…コア 6…コイル 7…接続部材 8…凹部 9…信号線 10…接続部分 12…コネクタ 13…防水キャップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】上記第2の実施の形態では接続部材7に貫
通孔21を設け、その部分に連結部材22を固定してい
る。この場合、連結部材22をワイヤとして製作し、接
続部材7の側を単純な貫通孔21とした場合には、接着
剤等によって固定する際、切削の過程で付着した微細な
粉等のために接着力が低なる可能性がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】本実施の形態では接続部材72の円筒形の
中空部分の内径は連結部材4を通すことができる大きさ
であり、さらにコア5には両接続部材72の中空部を連
通する貫通孔71が設けてあり、長尺の連結部材4を貫
通できるようにしている。また、信号線9は連結部材4
に撚り線が形成されるように緩く巻き付けるようにして
連結部材4の長手方向に延出されている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される内視鏡に設置され、
    磁界を用いて内視鏡位置の検出に用いられる内視鏡位置
    検出用コイル装置において、 磁界の発生もしくは検出に用いられるコイルと、前記コ
    イルを形成した端部側の線材と、信号線との接続部分を
    巻き付けて固定する固定部を有する硬質の接続部材を設
    けたことを特徴とする内視鏡位置検出用コイル装置。
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