JP3234033B2 - 磁気共鳴観測装置 - Google Patents

磁気共鳴観測装置

Info

Publication number
JP3234033B2
JP3234033B2 JP05613493A JP5613493A JP3234033B2 JP 3234033 B2 JP3234033 B2 JP 3234033B2 JP 05613493 A JP05613493 A JP 05613493A JP 5613493 A JP5613493 A JP 5613493A JP 3234033 B2 JP3234033 B2 JP 3234033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency coil
endoscope
coil
distal end
magnetic resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05613493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06269420A (ja
Inventor
浩司 藤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP05613493A priority Critical patent/JP3234033B2/ja
Priority to US08/083,548 priority patent/US5427103A/en
Publication of JPH06269420A publication Critical patent/JPH06269420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3234033B2 publication Critical patent/JP3234033B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は患者の体内に挿入して体
内の磁気共鳴信号を受信し、患者の体内の磁気共鳴信号
画像を得る磁気共鳴観測装置に関する。
【0002】
【従来技術】近年、核磁気共鳴(以下、MRと記す)現
象を利用した非侵襲的な人体の診断方法が発展してき
た。例えば、前記MR現象を利用したMRイメージング
(以下、MRIと記す)装置では人体を静磁場中に置
き、所定の周波数の高周波(磁場)を与え、人体内のス
ピンを持つ核を励起し、この励起した核が元に戻る間に
生じた所定の周波数のMR信号を検出してコンピュータ
ーで処理することにより、人体の断層像を得ている。
【0003】このMRI装置によって得られる断層像は
癌等の異常細胞と正常細胞との識別等の診断に対して極
めて有用である。一般に、癌組織と正常細胞とから得ら
れるMR信号は互いに緩和時間が異なることが知られて
おり、この緩和時間を計測することにより、生体組織を
採取せずに癌か否かの診断が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、消化器、特
に管腔臓器などの病変診断、例えば深達度診断を行なう
際には精細な画像を必要となる。しかしながら、従来の
MRI装置では患者の体外にMR信号受信用コイルが設
置されているので、この体外のMR信号受信用コイルで
管腔臓器などの患者の体内深部の精細な画像を得ること
は困難である。例えば、胃壁の診断などに患者の腹部体
表にMR信号受信用の表面コイルを置いてMR信号を受
信することなども行なわれているが、この場合には受信
信号のSN比が悪く、診断に十分な画像は得られない問
題がある。
【0005】これに対処するために、例えば特公平3−
5174号公報や特開平2−277440号公報に示さ
れるように患者の体内に挿入される挿入部の先端部にM
R信号を検出するMR信号受信用の高周波コイルを設け
た内視鏡ないしプローブ等の挿入具が提案されている。
これらによれば、体内に挿入したコイルによりMR信号
を受信するので、SN比が良好な、精細な画像を得るこ
とができ、前述のような管腔臓器の病変深達度診断に対
して有効な、精細な画像が得られる。
【0006】また、挿入部の先端部にMR信号を検出す
るMR信号受信用の高周波コイルを設ける場合には体内
に挿入する高周波コイルの開口をできるだけかぎり大き
くすることが求められる。例えば、コイル開口が矩形で
ある場合にはそのコイル開口の長さが大きい場合にはM
RI装置によるスキャン範囲が広がり、また、そのコイ
ル開口の幅が大きい場合には画像のSN比が向上するた
め、いずれもMRI診断を行なううえで有利となる。
【0007】しかしながら、患者の体内に挿入される挿
入部の先端部に観察光学系、照明光学系等が組み込まれ
ている内視鏡にMR信号受信用コイルを組込んだ場合に
は内視鏡挿入部の先端部の外径寸法や、先端部の硬質部
分の長さが大きくなり易いので、MR信号受信用コイル
が組込まれたMR内視鏡を患者の体内に挿入する際の患
者の負担が大きくなる問題がある。
【0008】また、内視鏡観察下で内視鏡に内蔵される
高周波コイルの位置決めを行なう場合、内視鏡の光学系
と高周波コイルの相対位置関係が一義的に決まっている
としても、観察視野から得られる光学情報から、高周波
コイルの位置を直観的かつ正確に把握することは難かし
い問題がある。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、内視鏡等の挿入具の挿入部に装着され
た高周波コイルの位置を正確に把握することができ、操
作性の向上を図ることができる磁気共鳴観測装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は体腔内に挿入さ
れる挿入部の先端側に磁気共鳴観測用の高周波コイルを
収容させる高周波コイル収容部および体腔内の観察手段
を配設するとともに、前記観察手段の視野内に前記高周
波コイルの配置方向を示す指標を設けたものである。
【0011】
【作用】高周波コイル収容部内の磁気共鳴観測用の高周
波コイルによって体腔内の磁気共鳴観測画像を得るとと
もに、観察手段の視野内の指標によって高周波コイルの
配置方向を正確に把握するようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1(A)乃
至図2(D)を参照して説明する。図1(A)は磁気共
鳴観測用のMR内視鏡1の概略構成を示すものである。
このMR内視鏡1には通常の内視鏡と同様に、患者の体
内に挿入される挿入部2と、この挿入部2の基端部に連
結された手元側の操作部3と、この操作部3に一端が連
結されたユニバーサルコード4とが設けられている。
【0013】さらに、手元側の操作部3には接眼部5、
先端の湾曲角度を操作するアングル操作ノブ6、吸引ボ
タン7、送気・送水ボタン8、内視鏡用鉗子や処置具を
挿入する鉗子口9が設けられている。
【0014】また、挿入部2およびユニバーサルコード
4には可撓性の外装細管が配設されている。ここで、挿
入部2には長尺な可撓管部2Aと、最先端に配設された
先端硬性部10と、この先端硬性部10の向きを変更す
る湾曲部11と、これらの先端硬性部10と湾曲部11
との間に配設された硬性の高周波コイル収容部12とが
設けられている。さらに、先端硬性部10には対物レン
ズ13、ライトガイド14の光学系の他に、鉗子出口1
5が設けられている。
【0015】また、図2(A)はMR内視鏡1の挿入部
2の先端部分の内部構成を示すものである。なお、ここ
では先端硬性部10に組み込まれている光学系や、イメ
ージガイド、ライトガイド、鉗子チャンネル等の内視鏡
内蔵物等は省略されている。すなわち、MR内視鏡1の
挿入部2の先端部分には先端側から光学系を有する先端
硬性部10、次に高周波コイル収容部12、次に湾曲部
11の順で配置されている。
【0016】さらに、高周波コイル収容部12にはこの
高周波コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内
部にMR信号受信(磁気共鳴観測)用の高周波コイル1
7が収容されている。ここで、高周波コイル17は例え
ばフレキシブル基板等の軟性の配線基板上にMR信号受
信用コイルが回路構成されたシート状のものである。ま
た、高周波コイル収容部12の筒体16の内部には内視
鏡内蔵物とともに、図2(B)に示すように断面形状が
略円弧形状の高周波コイル固定部材18が設けられてい
る。この高周波コイル固定部材18の外周面には高周波
コイル17が重ね合わされて固定されている。そして、
高周波コイル収容部12の筒体16の内周面には高周波
コイル17および高周波コイル固定部材18が順に配設
され、接着層を介して接着固定されている。
【0017】したがって、高周波コイル収容部12には
図2(B)に示すようにこの高周波コイル収容部12の
径方向に筒体16、接着層、高周波コイル17、高周波
コイル固定部材18が順に配置される構成になってい
る。
【0018】また、高周波コイル17は高周波コイル収
容部12の筒体16の内周面に、その内径寸法にあわせ
て曲率を付けた状態で、高周波コイル収容部12の筒体
16の内周面のほぼ半周部分に亙り配設されている。こ
の場合、高周波コイル17の挿入軸直交方向投影開口面
積は筒体16の内径を開口幅とする平面開口コイルを高
周波コイル収容部12の挿入方向の中心軸上に配設した
場合のそれと等価になる。
【0019】なお、高周波コイル固定部材18の外周面
に高周波コイル17を収容するコイル収容溝を設け、こ
のコイル収容溝内に導電材料で構成された高周波コイル
素材を収容させて高周波コイル17を形成し、これを高
周波コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内壁
面に接着固定させる構成にしてもよい。
【0020】また、高周波コイル固定部材18の後端部
には高周波信号線固定部材20が固定されている。この
高周波信号線固定部材20には高周波コイル17の受信
信号を伝送する、例えば同軸ケーブル等の高周波信号線
21の一端部が接続されている。そして、この高周波信
号線21の他端部は湾曲部11内から可撓管部2A内を
通して操作部3側に延出され、さらにユニバーサルコー
ド4内を通して外部の図示しないMRI装置の本体側に
接続されている。なお、高周波信号線21と高周波コイ
ル17との接続はコネクタ等の接続手段を用いて接続さ
れるか、或いは半田付け、圧着等により接続される。
【0021】さらに、湾曲部12内および可撓管部2A
内には図2(C),(D)に示すように湾曲部12に湾
曲動作を行なわせるためのアングルロープ22a,22
b、23a,23bが配設されている。ここで、22
a,22bは湾曲部12を上下方向に湾曲させるU/D
アングルロープ、23a,23bは湾曲部12を左右方
向に湾曲させるR/Lアングルロープによってそれぞれ
形成されている。
【0022】また、接眼部5の内部には図示しないイメ
ージガイドファイバの接眼側端面が配設されており、そ
の端面と図示しない接眼レンズの間に、視野マスクが挿
入されており、この視野マスクによって図1(B)に示
す接眼部5の視野が得られる。ここで、接眼視野中には
従来の内視鏡と同様に内視鏡1の湾曲上方向を示す上方
向指標31が形成され、さらに高周波コイル17が配設
されている方向と位置とを示すコイル配置方向指標32
が形成されている。例えば、図1(B)の視野内にはこ
の視野の下半周、すなわち左右のコイル配置方向指標3
2,32間に高周波コイル17が位置する。
【0023】次に、上記構成の作用について説明する。
MR内視鏡1の使用時には挿入部2の先端硬性部10に
設けられた光学系により内視鏡観察を行ないながら先端
硬性部10の後方の高周波コイル収容部12に内蔵され
ている高周波コイル17が患者の体内の目的位置まで導
入される。
【0024】さらに、目的位置まで到達した後、アング
ル操作ノブ6で操作することにより、湾曲部11を湾曲
変形させて高周波コイル17をMR診断に適した方向に
指向させる。この場合、接眼部5の視野中の上方向指標
31およびコイル配置方向指標32をもとにして高周波
コイル17をMR診断に適した方向に指向、位置決めす
る。
【0025】その後、高周波コイル収容部12内の高周
波コイル17が高周波信号線21を介して接続される図
示しないMRI装置により、患者の体腔内のMR診断画
像が撮像され、MR内視鏡1の光学系による光学画像と
MR画像とにより、目的部位の診断が行なわれる。
【0026】そこで、上記構成のものにあってはMR内
視鏡1の挿入部2の先端部分には先端側から光学系を有
する先端硬性部10、次に高周波コイル収容部12、次
に湾曲部11の順で配置したので、内視鏡1の挿入部2
の外径寸法や、挿入部2の先端部の硬質部分の長さを大
きくすることなく、磁気共鳴観測用の高周波コイル17
をコンパクトに組込むことができる。そのため、磁気共
鳴観測用の高周波コイル17が組込まれたMR内視鏡1
を患者の体内に挿入する際の患者の負担を軽減すること
ができるので、患者の負担が少ない状態で、異なる2つ
の種類の画像診断を同時に行なうことにより、より精度
の高い診断を行なうことができる。
【0027】さらに、接眼部5の視野中に内視鏡1の湾
曲上方向を示す上方向指標31とともに、高周波コイル
17が配設されている方向と位置とを示すコイル配置方
向指標32を形成したので、内視鏡観察視野において、
高周波コイル17が配設されている方向を容易かつ直感
的に、しかも正確に把握することができ、極めて効率的
な高周波コイル17の指向や位置決め操作を行なうこと
ができる。
【0028】また、図3(A)〜(D)はそれぞれ内視
鏡の視野内の指標の変形例を示すものである。図3
(A)はコイル配置方向指標33を、上方向指標31の
先端角度よりも鈍角ないし偏平に形成したものである。
【0029】また、図3(B)は内視鏡視野の外部側に
突設させた突設部によってコイル配置方向指標34を形
成し、このコイル配置方向指標34によって内視鏡1の
視野を妨げない構成にしたものである。
【0030】また、コイル配置方向指標が内視鏡1の視
野を妨げるのを極力防止し、なおかつ指標の認知性を向
上させる場合には、図3(C)に示すように、先端を鋭
角とした細長のコイル配置方向指標35を設けてもよ
い。
【0031】なお、上記図1(B)および図3(A)〜
(C)では高周波コイル17の開口幅両端の位置を示す
コイル配置方向指標を設けた例を示したが、図3(D)
に示すように内視鏡視野の下部に形成された切欠部によ
ってコイルの配置方向のみを示すコイル配置方向指標3
6を形成する構成にしてもよい。また、高周波コイル1
7の両端位置を示す指標と方向のみを示す指標とを組み
合わせてもよい。
【0032】また、図4(A)は先端硬性部10の後端
面を示すものである。この先端硬性部本体10aの内部
には高周波コイル収容部12との接合部側の端面に略円
弧形状の高周波コイル挿入溝41が形成されている。こ
の高周波コイル挿入溝41には高周波コイル17の先端
部分が高周波コイル固定部材18とともに嵌め込まれて
いる。
【0033】さらに、先端硬性部本体10aの後端面に
は図4(B)に示すように鉗子出口15に連通する非磁
性の金属管42が突設されている。この金属管42には
鉗子等が挿通されるチャンネルチューブ43の先端部が
連結されている。このチャンネルチューブ43の基端部
は鉗子口9に連結されている。
【0034】また、金属管42とチャンネルチューブ4
3との連結部は高周波コイル17の開口面上に配置され
ている。この場合、金属管42は高周波コイル17の開
口面と高周波コイル17のループを形成する導電体44
とから離された位置に配置されている。
【0035】そこで、上記構成のものにあっては先端硬
性部本体10aの後端面に突設された金属管42を高周
波コイル17から離れた位置に配置したので、高周波コ
イル17の受信感度特性が金属性の内視鏡構造物である
金属管42によって乱されるおそれがない。そのため、
高周波コイル17の受信感度特性に影響することがない
ので、内視鏡1に高周波コイル17を内蔵しても所定の
受信性能を得ることができ、歪みのないMR画像が得ら
れる。また、患者の体液が接触する金属管42と高周波
コイル17との間が離れているため、電気安全性上必要
な耐電圧性能を得るに充分な空間距離を得ることができ
る。
【0036】また、図6は本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは、本発明を電子内視鏡に適用したも
のである。このMR電子内視鏡61には患者の体内に挿
入される挿入部62と、この挿入部62の基端部に連結
された手元側の操作部63と、この操作部63に一端が
連結されたユニバーサルコード64とが設けられてい
る。
【0037】さらに、手元側の操作部63には先端の湾
曲角度を操作するアングル操作ノブ65、吸引ボタン6
6、送気・送水ボタン67、内視鏡用鉗子や処置具を挿
入する鉗子口68が設けられているとともに、操作スイ
ッチ69、70が設けられている。
【0038】また、本実施例においても第1の実施例と
同様に、挿入部62には長尺な可撓管部62Aと、最先
端に配設された先端硬性部71と、この先端硬性部71
の向きを変更する湾曲部72と、これらの先端硬性部7
1と湾曲部72との間に配設された硬性の高周波コイル
収容部73とが設けられている。
【0039】この場合、先端硬性部71、高周波コイル
収容部73、湾曲部72の順で先端部分が配列・構成さ
れている。さらに、高周波コイル収容部73には内径方
向に沿って収容部73を構成する硬質の筒体、接着層、
高周波コイル、高周波コイル固定部材の順に配設されて
いる。但し、先端硬性部71には光学系の他にCCD等
の撮像素子が設けられており、光学画像を電気信号に変
換するようになっている。
【0040】この場合、撮像素子から送られる画像信号
は信号処理された後にCRTディスプレイなどのモニタ
画面に表示される。このモニタ画面の内視鏡像は図6に
示されるような視野表示となっており、表示の上方向の
切欠部82a,82bが内視鏡61の湾曲上方向と一義
的に定められ、これは操作者が内視鏡61の操作部63
をどのように回転操作しても不変である。したがって、
本実施例においてはモニタ画面の表示の下方向の切欠部
82c,82dによってコイル配置方向指標を兼ねさせ
ている。
【0041】そこで、上記構成のものにあっても先の実
施例と全く同様の作用・効果を得ることができる他、本
実施例では特に、内視鏡画像情報とMR画像情報とが両
者とも信号情報であるため、両者を関連づけた取り扱い
や表示、処理、保存等が極めて容易になるという効果も
ある。
【0042】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではない。例えば、上記各実施例では内視鏡の光学
系が直視型、すなわち内視鏡の挿入軸と光学軸とが平行
となるような観察視野を得るものであるが、内視鏡の挿
入軸に対して側方直交方向の視野を有する側視型や、斜
め方向の視野を有する斜視型の光学系を有する内視鏡で
あってもよい。さらに、その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】体腔内に挿入される挿入部の先端側に磁
気共鳴観測用の高周波コイルを収容させる高周波コイル
収容部および体腔内の観察手段を配設するとともに、観
察手段の視野内に高周波コイルの配置方向を示す指標を
設けたので、内視鏡等の挿入具の挿入部に装着された高
周波コイルの位置を正確に把握することができ、操作性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡の概略構成を示す斜視図、(B)は内視鏡の視
野を示す平面図。
【図2】 (A)は内視鏡における挿入部の先端部分を
示す縦断面図、(B)は(A)のL1 −L1 線断面図、
(C)は(A)のL2 −L2 線断面図、(D)は(A)
のL3 −L3 線断面図。
【図3】 (A)〜(D)はそれぞれ内視鏡の視野内の
指標の変形例を示す平面図。
【図4】 (A)は先端硬性部の後端面を示す平面図、
(B)は挿入部の先端部分の縦断面図。
【図5】 本発明の第2の実施例の概略構成を示す斜視
図。
【図6】 モニタ画面の視野内の指標を示す平面図。
【符号の説明】
2,62…挿入部、12,73…高周波コイル収容部、
32,33,34,35,36,82c,82d…コイ
ル配置方向指標。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055 A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端側に磁
    気共鳴観測用の高周波コイルを収容させる高周波コイル
    収容部および体腔内の観察手段を配設するとともに、前
    記観察手段の視野内に前記高周波コイルの配置方向を示
    す指標を設けたことを特徴とする磁気共鳴観測装置。
JP05613493A 1992-06-29 1993-03-16 磁気共鳴観測装置 Expired - Fee Related JP3234033B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05613493A JP3234033B2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 磁気共鳴観測装置
US08/083,548 US5427103A (en) 1992-06-29 1993-06-25 MRI apparatus for receiving nuclear-magnetic resonance signals of a living body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05613493A JP3234033B2 (ja) 1993-03-16 1993-03-16 磁気共鳴観測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06269420A JPH06269420A (ja) 1994-09-27
JP3234033B2 true JP3234033B2 (ja) 2001-12-04

Family

ID=13018611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05613493A Expired - Fee Related JP3234033B2 (ja) 1992-06-29 1993-03-16 磁気共鳴観測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3234033B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7150662B2 (ja) 2019-05-21 2022-10-11 株式会社東芝 半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7150662B2 (ja) 2019-05-21 2022-10-11 株式会社東芝 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06269420A (ja) 1994-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5035231A (en) Endoscope apparatus
JP4454747B2 (ja) 内視鏡挿入形状検出装置
JP3260930B2 (ja) 内視鏡挿入状態検出装置
JP2002514947A (ja) 内視鏡の正確な位置決定
US7850605B2 (en) Inserting shape detecting probe
JPH07303625A (ja) 磁気共鳴断層撮影装置用器具
JP4394226B2 (ja) 内視鏡の先端部位置検出装置
EP0766093B1 (en) Diagnostic system
JP2575395B2 (ja) Nmr計測用アンテナ装置
JP3234033B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JP3615169B2 (ja) 挿入形状検出プローブ
JP3344753B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JP3234089B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JPH035174B2 (ja)
JP4526210B2 (ja) 内視鏡挿入形状検出プローブ
JPH09103415A (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2001190518A (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2566032B2 (ja) 内視鏡
JP2000262487A (ja) Mri装置
JP3244376B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JPS63270037A (ja) 内視鏡
JPH03212262A (ja) 磁気共鳴信号検出装置
JP2535032B2 (ja) 内視鏡
JP2575401B2 (ja) Nmr計測用アンテナ装置
JP2575400B2 (ja) 医療用チュ−ブ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010904

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees