JP2000262487A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

Info

Publication number
JP2000262487A
JP2000262487A JP11072328A JP7232899A JP2000262487A JP 2000262487 A JP2000262487 A JP 2000262487A JP 11072328 A JP11072328 A JP 11072328A JP 7232899 A JP7232899 A JP 7232899A JP 2000262487 A JP2000262487 A JP 2000262487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mri
balloon
measurement
antenna device
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11072328A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Karasawa
勝 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11072328A priority Critical patent/JP2000262487A/ja
Publication of JP2000262487A publication Critical patent/JP2000262487A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測範囲を拡大しかつ効率的なMRI計測を
行う。 【解決手段】 MRI計測用アンテナ装置7は、処置具
チャンネル内に挿通される可撓性を有する中空の軸部2
1を備え、この軸部21の中空部は送気路になってお
り、軸部21の先端には伸縮自在な第1のバル―ン23
aと第2のバル―ン23bとが軸部21の軸方向に沿っ
て設けられ、第1のバル―ン23aと第2のバル―ン2
3bのそれぞれの両端は固定部材25によって軸部21
に気密に取付けられている。また、この第1のバル―ン
23aと第2のバル―ン23bとの間の軸部21は湾曲
可能な湾曲軸部21aとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMRI装置、更に詳
しくは体内に経内視鏡的に導入するMRI計測用アンテ
ナ装置部分に特徴のあるMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の消化器管内表面、特に胃壁
上層部等に発生する表皮癌等の検出診断では、内視鏡あ
るいはX線撮影等によって発生部位を検出し、その部位
の生体組織を採取して悪性か否かを診断する方法が一般
的であった。しかしながら、このような従来の方法で
は、試料採取部位が比較的広範囲となるので、即時診断
を下すことができず、また、生体組織を採取する労力が
多大となり、更に、人体に損傷を与えてしまうという問
題点があった。
【0003】これに対し、核磁気共鳴現象を利用した非
侵襲的な人体の診断方法を利用したMRI装置では、人
体を静磁場中に置き、所定の周波数の高周波(磁場)を
与え、人体内のスピンを持つ核を励起し、この励起した
核からの所定の周波数のMRI信号を検知してコンピュ
ータで処理することにより、断層像を得ている。このM
RI装置によって得られる断層像は、癌等の診断に対し
て極めて有用である。すなわち、一般に、癌細胞と正常
細胞とから得られるMRI信号は、互いに、緩和時間が
異なることが知られており、この緩和時間を測定するこ
とにより、癌か否かの診断が可能になる。
【0004】また、従来より、内視鏡観察時において、
視覚的に異変箇所を発見した際に、この異変部が例えば
悪性のものであるか否かをある程度判断したいという要
望があり、例えば、特開昭59−88140号公報に示
されるように、内視鏡挿入部の先端部に、高周波磁場を
形成すると共にMRI信号を検出する高周波コイルを設
けたMRI内視鏡が提案されている。このMRI内視鏡
によれば、前記高周波コイルを異常部位に押し当て、異
常部位のMRI信号を検出することによって、この異常
部位の生理的変化、例えば癌か否かの検出診断が可能に
なる。
【0005】ところで、体腔内の病変部を経内視鏡的に
MRI計測を行う場合、体腔内の目的部位に高周波アン
テナコイルを例えば数十秒〜数分間押し当てていなけれ
ば、正確な計測ができない。しかしながら、従来は、内
視鏡操作により前記高周波アンテナコイルを目的部位に
固定することが困難であった。
【0006】そこで、例えば特開平1−20832号公
報では、経内視鏡的に体腔内に挿入されるバル―ンに、
MRI計測用のアンテナコイルを設けることで、アンテ
ナコイルを体腔内の目的部位に容易に固定できるように
したMRI計測用アンテナ装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−20832号公報のMRI計測用アンテナ装置
では、図17に示すように、複雑な形状に管腔部50
0、例えば胃等においてMRI計測を行う場合、バル―
ン501を膨らませて管腔部500内に固定した状態で
MRI計測用のアンテナコイルを設けるが、複雑な形状
の管腔部500全体をMRI計測する場合には、バル―
ン501を膨らませて管腔部500内に固定した状態で
MRI計測用のアンテナコイルを設けるといった操作を
繰り返す必要があり、時間がかかると共に患者の負担が
増すといった問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、計測範囲を拡大しかつ効率的なMRI計測を行
うことのできるMRI装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のMRI装置は、
体腔内に挿入可能なMRI計測用アンテナ装置を有し、
体腔内組織を核磁気共鳴観測するMRI装置において、
前記MRI計測用アンテナ装置が、経内視鏡的に体腔内
に挿入されるシャフトと、前記第1のシャフトの先端側
に長手軸方向に設けられた複数のバルーンとを備え、前
記複数のバルーンの間の前記シャフトは可撓性を有する
連結部によりなって構成される。
【0010】本発明のMRI装置では、前記第1のシャ
フトの先端側に長手軸方向に設けられた前記複数のバル
ーンによりMRI信号を受信することで、計測範囲を拡
大しかつ効率的なMRI計測を行うを可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0012】図1ないし図6は本発明の一実施の形態に
係わり、図1はMRI装置の構成を示す構成図、図2は
図1のMRI計測用アンテナ装置の構成を示す構成図、
図3は図2の高周波アンテナコイルの構成を示す構成
図、図4は図3の穴を含む長手軸に垂直な断面を示す断
面図、図5は図1のMRI装置の作用を説明する第1の
説明図、図6は図1のMRI装置の作用を説明する第1
の説明図である。
【0013】(構成)図1に示すように、本実施の形態
のMRI装置1は、永久磁石、常伝導磁石、あるいは超
伝導磁石等の静磁場を発生させる静磁場発生装置2と、
電子内視鏡3の処置具チャンネル4内に挿通されて被検
者5の体腔6内に挿入されるMRI計測用アンテナ装置
7と、静磁場発生装置2による静磁場下でMRI計測用
アンテナ装置7より高周波磁場を生体に送出させ生体か
ら検出したMRI信号を信号処理するMRI本体8とを
備えて構成される。
【0014】電子内視鏡3は細長で例えば可撓性の挿入
部11を備え、この挿入部11の後端に処置具チャンネ
ル4に連通する挿入口12が設けられた太径の操作部1
3が連設されている。この操作部13からは側方に可撓
性のユニバ―サルコ―ド14が延設され、ユニバ―サル
コ―ド14の先端に設けられたコネクタ15が光源装置
16に接続されるようになっている。
【0015】そして、挿入部11及びユニバ―サルコ―
ド14内に挿通された、図示しないライトガイドによっ
て、コネクタ15を介して接続された光源装置16から
の照明光が挿入部11の先端部に伝達されて、このライ
トガイドの出射端から出射され、図示しない配光レンズ
を通って被写体に照射されるようになっている。
【0016】また、挿入部11の先端部には図示しない
対物レンズ系の結像位置に固体撮像素子、例えばCCD
等からなる図示しない撮像ユニットが配置されている。
この撮像ユニットにより撮像された被写体の撮像信号
は、挿入部11、ユニバ―サルコ―ド14及びコネクタ
15から延出している信号ケーブル17を通り前記CC
Dを駆動制御すると共に前記撮像信号を信号処理してモ
ニタ18に内視鏡画像を表示させるカメラコントロール
ユニット(CCU)19に出力されるようになってい
る。
【0017】MRI計測用アンテナ装置7は、図2に示
すように、前記処置具チャンネル3内に挿通される可撓
性を有する中空の軸部21を備えている。この軸部21
の中空部は送気路になっており、軸部21の先端には伸
縮自在な第1のバル―ン23aと第2のバル―ン23b
とが軸部21の軸方向に沿って設けられ、第1のバル―
ン23aと第2のバル―ン23bのそれぞれの両端は固
定部材22によって軸部21に気密に取付けられてい
る。また、この第1のバル―ン23aと第2のバル―ン
23bとの間の軸部21は湾曲可能な湾曲軸部21aと
なっている。なお、軸部21の先端は閉塞されていが、
湾曲軸部21aは第1のバル―ン23aと第2のバル―
ン23bとの間の軸部21とを連通している。
【0018】軸部21には、第1のバル―ン23aと第
2のバル―ン23bのそれぞれの内側の位置には前記軸
部21の送気路と第1のバル―ン23aと第2のバル―
ン23b内とを連通する通気孔24a、24bが設けら
れている。また、第1のバル―ン23aと第2のバル―
ン23bを形成する膜内のそれぞれには、MRI計測用
の高周波アンテナコイル25が埋設されている。
【0019】第1のバル―ン23aと第2のバル―ン2
3b内の高周波アンテナコイル25の両端部は、図1に
示すように、軸部21に埋設されたケ―ブル26に接続
され、ケ―ブル26の基部側はMRI本体8に接続さ
れ、また、軸部21の送気路は、送気装置31に接続さ
れるようになっている。そして、この送気装置31から
軸部21の送気路内に例えば空気を送ることによって、
この空気が前記通気孔24a、24bを通って第1のバ
ル―ン23aと第2のバル―ン23b内に供給され、こ
の第1のバル―ン23aと第2のバル―ン23bが、図
2に示すように膨らむようになっている。
【0020】また、図1に示すように、軸部21の基部
側には湾曲軸部21aを湾曲する湾曲ノブ32が設けら
れている。この湾曲ノブ32を操作することにより、図
示はしないが、例えば湾曲軸部21aを構成する複数の
湾曲駒がワイヤ等により引かれ、湾曲軸部21aを上下
左右に自在に湾曲させることができるようになってい
る。
【0021】例えば第1のバル―ン23aの高周波アン
テナコイル25は、図3に示すように、軸部21の送気
路41内を挿通している同軸ケーブルからなる前記ケ―
ブル26の心線42及びシールド線43に接続されてお
り、軸部21の軸を含む軸に沿った平面上の軸部21の
上下側壁には第1のバル―ン23aの基端側と先端側に
高周波アンテナコイル25の線を通すための4つの穴4
4が設けられている。高周波アンテナコイル25のケ―
ブル26の心線42に接続された線が、例えば図中の上
側の第1のバル―ン23aの基端側の穴44を通り、上
側の第1のバル―ン23aの先端側の上下の穴44を介
して、下側の第1のバル―ン23aの基端側の穴44を
通り、前記ケ―ブル26のシールド線43に接続される
ことで、第1のバル―ン23a内で高周波アンテナコイ
ル25がループを形成するようになっている。
【0022】ここで、高周波アンテナコイル25は、各
穴44にて例えば半田付けにより固定されており、各穴
44より出入りする高周波アンテナコイル25の線は、
穴44を含む長手軸方向に垂直な断面である図4に示す
ように、前記の軸部21の軸を含む軸に沿った平面に対
して例えば所定の角度θをもって出入りするようになっ
ている。そして、高周波アンテナコイル25は、第1の
バル―ン23aを膨らませることにより自らの弾性力に
よりループ状にアンテナを張るようになっている。
【0023】なお、第2のバル―ン23bの高周波アン
テナコイル25も同様に構成されているため説明は省略
するが、第2のバル―ン23bの高周波アンテナコイル
25に接続されるケ―ブル26は、第1のバル―ン23
aの高周波アンテナコイル25に接続されるケ―ブル2
6と別体の同軸ケーブルからなり、軸部21の送気路4
1内を挿通し、それぞれのケーブル26がMRI本体8
に接続されている。
【0024】(作用)本実施の形態のMRI装置1で
は、静磁場発生装置2によって被検者5に静磁場を与え
る。また、電子内視鏡3の処置具チャンネル4内に、第
1のバル―ン23a及び第2のバル―ン23bを収縮さ
せた状態のMRI計測用アンテナ装置7を挿入し、例え
ば被検者5の口腔等から体腔6内に電子内視鏡3の挿入
部11を挿入すると共に、電子内視鏡3のライトガイド
に光源装置16から照明光を供給し、この照明光による
被写体像を撮像ユニットで撮像しCCU19にて信号処
理し内視鏡画像をモニタ18に表示して観察する。
【0025】そして、管腔内等においてMRI計測を行
う場合は、MRI計測用アンテナ装置7の先端側を処置
具チャンネル4から突出させると共に、図5に示すよう
に、送気装置31から軸部21の送気路41内に空気を
供給して、第1のバル―ン23a及び第2のバル―ン2
3bを膨らませ、この第1のバル―ン23a及び第2の
バル―ン23bを胃等の管腔部45の計測目的部位に固
定する。この第1のバル―ン23a及び第2のバル―ン
23bには、高周波アンテナコイル25が埋設されてい
るため、この高周波アンテナコイル25も、計測目的部
位に固定されることになる。
【0026】この状態で、高周波アンテナコイル25か
ら計測目的部位に高周波磁場を送出し、計測目的部位か
らのMRI信号を高周波アンテナコイル25で受信し、
MRI信号をMRI本体8で信号処理することによっ
て、計測目的部位の生理的変化、例えば、癌か否かの検
出が可能になる。
【0027】(効果)このように、本実施の形態では、
MRI計測用の高周波アンテナコイル25を、第1のバ
ル―ン23a及び第2のバル―ン23bのそれぞれに設
けているので、第1のバル―ン23a及び第2のバル―
ン23bを膨らませて管腔部45の目的部位に固定する
ことにより、この第1のバル―ン23a及び第2のバル
―ン23bに設けられた2つの高周波アンテナコイル2
8を管腔部45内の広い範囲の目的部位に容易に固定す
ることができ、計測範囲を広げた広範囲のMRI計測を
効率的に行うことができる。
【0028】また、湾曲軸部21aを湾曲ノブ32で操
作することにより、第1のバル―ン23a及び第2のバ
ル―ン23b内の高周波アンテナコイル25の開口面を
平行にすることで、互いの感度領域を合わせる電磁的カ
ップリングを行うことができ、これにより深部の浅いM
RI計測ではより精度を高めることができ、また深部の
深いMRI計測も可能となり計測範囲を拡大することが
できる。
【0029】なお、バルーンは2つとしたが、これは一
例にすぎず、3個以上設けそれぞれに高周波アンテナコ
イルを配置しても良い。
【0030】次に、内視鏡の処置具チャンネルに容易に
挿通させることのできる先端のバルーン内に高周波アン
テナコイルを備えたMRI計測用アンテナ装置について
説明する。
【0031】図7は内視鏡の処置具チャンネルに容易に
挿通させることのできる先端のバルーン内に高周波アン
テナコイルを備えたMRI計測用アンテナ装置の実施の
形態の構成を示す構成図である。
【0032】図7に示すように、本実施の形態のMRI
計測用アンテナ装置101は、図示しない内視鏡の処置
具チャンネルに挿通される細長で可撓性を有する両端が
開口した円筒状の外シース102と、この外シース10
2の中空部を挿通する中心シャフト103と、基端側が
外シース102の先端外周面に水密に固定され先端側が
中心シャフト103の先端外周面に水密に固定されたバ
ルーン104と、外シース102の中空部の所定の位置
に挿通されている同軸ケーブル105と、同軸ケーブル
105の心線とシールド線に両端が接続され心線とシー
ルド線間にコンデンサ等の整合回路106を有し高周波
アンテナコイル107とから構成される。
【0033】高周波アンテナコイル107は、外シース
102の先端の上下に設けられた導体受け108を通
り、その先端が中心シャフト103の先端側に固定さ
れ、バルーン104内に収納されている。
【0034】また、外シース102の基端は、図示しな
い送気装置に接続可能となっており、外シース102の
中空部内に送気装置からの空気を通し、外シース102
の先端開口からバルーン104内に空気を供給すること
で、バルーン104を膨らませることができるようにな
っている。
【0035】本実施の形態では、まず、図示しない内視
鏡を患者体腔内に挿通して先端を目的部位に位置させ
る。この状態で内視鏡の処置具チャンネルにMRI計測
用アンテナ装置101を挿通するが、この挿通時には、
MRI計測用アンテナ装置101では、中心シャフト1
03の先端をバルーン104全体が外シース102の中
空部内に収容される位置まで引かれて配置されている。
このとき、バルーン104の膨張していないときの軸方
向の長さは、高周波アンテナコイル107の軸方向の長
さより短いため、高周波アンテナコイル107も外シー
ス102の中空部内に収容される。
【0036】そして、MRI計測用アンテナ装置101
を内視鏡の処置具チャンネルを突出させた後に中心シャ
フト103を外シース102の先端開口より突出させる
ことで、バルーン104全体を外シース102の中空部
より引き出し、外シース102の中空部内に送気装置か
らの空気を通し、外シース102の先端開口からバルー
ン104内に空気を供給することで、バルーン104を
膨らませ、目的部位に固定する。このとき高周波アンテ
ナコイル107は自らの弾性力によりバルーン104内
でループ状にアンテナを張る。
【0037】このように本実施の形態では、バルーン1
04を外シース102の中空部内に収容した状態で外シ
ース102を内視鏡の処置具チャンネルに挿通するの
で、バルーンが処置具チャンネル内で引っかたりするこ
とがなく、MRI計測用アンテナ装置101を内視鏡の
処置具チャンネルに容易に挿通させることができる。
【0038】[付記1] (付記項1−1) 経内視鏡的に体腔内に挿入されるバ
ル―ンと、前記バル―ンに設けられたNMR計測用のア
ンテナコイルとを有するNMR計測用アンテナ装置にお
いて、経内視鏡的に体腔内に挿入される中空管と、前記
中空管の中空部内を挿通するシャフトとを備え、前記バ
ルーンは、先端が前記シャフトの先端に固定され、基端
が前記中空管の先端外周面に固定されていることを特徴
とするMRI計測用アンテナ装置。
【0039】次に、より大きなアンテナを張ることので
きるMRI計測用アンテナ装置について説明する。
【0040】図8ないし図12はより大きなアンテナを
張ることのできるMRI計測用アンテナ装置の一実施の
形態に係わり、図8はMRI計測用アンテナ装置の構成
を示す構成図、図9は図8のMRI計測用アンテナ装置
の作用を説明する第1の説明図、図10は図8のMRI
計測用アンテナ装置の作用を説明する第2の説明図、図
11は図8のMRI計測用アンテナ装置の作用を説明す
る第3の説明図、図12は図8のMRI計測用アンテナ
装置の作用を説明する第2の説明図である。
【0041】図8に示すように、本実施の形態では、内
視鏡の挿入部201が挿通可能な大ルーメン202及び
この大ルーメン202の上下左右に設けられた金属ワイ
ヤ210を挿通した4つの小ルーメン203a、203
b、203c、203dとを有するマルチルーメンチュ
ーブ205を用い、内視鏡の挿入部201の先端をマル
チルーメンチューブ205の開口に合わせて内視鏡の挿
入部201を大ルーメン202に挿入した状態で、内視
鏡の観察下でマルチルーメンチューブ205の先端を目
的部位に位置させ、その後に内視鏡の挿入部201をマ
ルチルーメンチューブ205より引き抜き、代わりに図
示しない最大外径の大きなバルーン付きアンテナを挿入
して先端より突出させアンテナを張るようになってい
る。
【0042】具体的には、図9に示すように、内視鏡の
挿入部201の先端をマルチルーメンチューブ205の
開口に合わせて内視鏡の挿入部201を大ルーメン20
2に挿入した状態で、内視鏡の観察下でマルチルーメン
チューブ205の先端を胃等の複雑な形状をした管腔内
の目的部位に位置させる。このとき内視鏡の挿入部20
1は湾曲操作により所定の形状となるが、マルチルーメ
ンチューブ205も小ルーメン203a、203b、2
03c、203dに挿通している金属ワイヤ210の剛
性によりその挿入形状を保持することができるようにな
っている。
【0043】そして、図10に示すように、内視鏡の挿
入部201の湾曲部をフリー状態にしてマルチルーメン
チューブ205の大ルーメン202より内視鏡の挿入部
201より引き抜く。このとき、内視鏡の挿入部201
の湾曲部をフリー状態しているためマルチルーメンチュ
ーブ205には力がかからず、挿入形状を保持し続け
る。
【0044】次に、図11に示すように、内視鏡の挿入
部201は引き抜かれた挿入形状を保持し続けているマ
ルチルーメンチューブ205の大ルーメン202に、管
腔内の目的部位に位置させるために、バルーン付きアン
テナ221を挿入する。
【0045】そして、図12に示すように、マルチルー
メンチューブ205の開口よりバルーン付きアンテナ2
21を突出させ、図示しない送気装置から空気を供給す
ることでバルーンを膨らませ管腔内の目的部位に固定し
てアンテナを張る。
【0046】内視鏡の処置具チャンネルにバルーン付き
MRI計測用アンテナ装置を挿入して管腔内の目的部位
に位置させる場合には、処置具チャンネルが小さいため
に大きな外径のアンテナを張らすことができないが、本
実施の形態では、内視鏡の挿入部201を大ルーメン2
02に挿入してその挿入形状をマルチルーメンチューブ
205も小ルーメン203a、203b、203c、2
03dに挿通している金属ワイヤ210の剛性により保
持し、挿入形状を保持した状態で内視鏡の挿入部201
の代わりにバルーン付きアンテナ221を大ルーメン2
02に挿入するので、処置具チャンネルに挿通するバル
ーン付きアンテナに比べて大ルーメン202に挿入する
バルーン付きアンテナ221を大きくすることができる
ので、胃等の複雑な形状をした管腔内の目的部位に対し
て観測範囲を拡大と共に感度を高めることができるの
で、効率的かつ精度よくMRI計測を行うことができ
る。
【0047】[付記2] (付記項2−1) 体腔内に挿入されるバル―ンと、前
記バル―ンに設けられたNMR計測用のアンテナコイル
とを有するNMR計測用アンテナ装置において、内視鏡
の挿入部を挿通する挿入部挿通ルーメン及び前記挿入部
挿通ルーメンの外周側に設けられた剛性を有する線材を
配設した複数の線材配設ルーメンとからなるマルチルー
メンチューブを備えたことを特徴とするNMR計測用ア
ンテナ装置。
【0048】次に、MRI計測の感度を向上させること
のできるMRI装置について説明する。
【0049】図13ないし図15はMRI計測の感度を
向上させることのできるMRI装置の一実施の形態に係
わり、図13はMRI装置の構成を示す構成図、図14
は図13のMRIモニタの表示例を示す図、図15は図
13の内視鏡モニタの表示例を示す図である。
【0050】図13に示すように、本実施の形態のMR
I装置301は、永久磁石、常伝導磁石、あるいは超伝
導磁石等の静磁場を発生させる静磁場発生装置302
と、被検者303の体腔臓器304内に挿入し体腔内を
撮像する電子内視鏡305と、電子内視鏡305の処置
具チャンネル4内に挿通されるアンテナ306a及び整
合回路306bを先端に備えた体内アンテナ装置306
と、被検者303の体表面107に置かれる体外アンテ
ナ装置308と、静磁場発生装置302による静磁場下
で体内アンテナ装置306及び体外アンテナ装置308
より高周波磁場を生体に送出させ生体から検出したMR
I信号321、322を信号処理するMRI本体309
と、MRI本体309により信号処理されたMRI画像
323を表示するMRIモニタ310と、電子内視鏡3
05が撮像した撮像信号324を信号処理するカメラコ
ントロールユニット(CCU)311と、CCU311
により信号処理された内視鏡画像325を表示する内視
鏡モニタ312とを備えて構成される。
【0051】このように構成された本実施の形態では、
MRI本体309は静磁場発生装置302による静磁場
下で体内アンテナ装置306及び体外アンテナ装置30
8より高周波磁場を生体に送出させ生体から検出したM
RI信号321、322を信号処理するが、同時に体内
アンテナ装置306及び体外アンテナ装置308のMR
I信号321、322の信号強度を加算して信号強度情
報326を得るようになっている。
【0052】体外アンテナ装置308の感度範囲内であ
る位置Aに体内アンテナ装置306を位置させた場合
は、体外アンテナ装置308の感度範囲外である位置B
に体内アンテナ装置306を位置させた場合に比べ、相
乗効果により体外アンテナ装置308及び体内アンテナ
装置306における信号強度は、単独で受信するより大
きくなる。
【0053】そこで、MRI本体309は、体外アンテ
ナ装置308及び体内アンテナ装置306における各信
号強度を加算して信号強度情報326を得、図14に示
すように、MRIモニタ310に信号強度情報326を
インジケータ331としてMRI画像323に重畳して
表示する。同時に、MRI本体309は、信号強度情報
326をCCU311にも出力し、CCU311では、
図15に示すように、内視鏡モニタ312に信号強度情
報326をインジケータ332として内視鏡画像325
に重畳して表示する。
【0054】このMRIモニタ310のインジケータ3
31または内視鏡モニタ312のインジケータ332に
よる信号強度情報を基に、電子内視鏡305の挿入部を
操作し、体外アンテナ装置308の感度範囲内である信
号強度情報が最大となる位置に体内アンテナ装置306
を位置させる。
【0055】このとき、体内アンテナ装置306のMR
I信号は最大となるため、MRI本体309は、感度を
最大としたMRI画像をMRIモニタ310に表示させ
る。
【0056】このように本実施の形態では、信号強度情
報をMRIモニタ310のインジケータ331または内
視鏡モニタ312のインジケータ332として視認する
ことができるので、電子内視鏡305の挿入部を操作
し、体外アンテナ装置308の感度範囲内である信号強
度情報が最大となる位置に体内アンテナ装置306を位
置させることができ、効率的でかつ感度を高めたMRI
計測を行うことができる。
【0057】インジケータをMRIモニタ310及び内
視鏡モニタ312の両方に重畳表示するとしたが、いず
れか一方のみでも良い。また、インジケータは画像に重
畳するのではなく、ハード的に構成した、例えばLED
等を用いた表示部をインジケータとした表示装置を用い
ても良い。
【0058】[付記3] (付記項3−1) 体腔内に挿入可能なMRI計測用ア
ンテナ装置を配し、体腔内組織を核磁気共鳴観測するM
RI装置において、体表面に配置する体外MRI計測用
アンテナ装置と、前記MRI計測用アンテナ装置及び前
記体外MRI計測用アンテナ装置で受信したMRI信号
を加算して信号強度情報を生成する情報生成手段と、前
記信号強度情報を表示する表示手段とを備えたことを特
徴とするMRI装置。
【0059】次に、体内臓器に効率的に穿刺し内部組織
を吸引することのできる穿刺針について説明する。
【0060】図16は体内臓器に効率的に穿刺し内部組
織を吸引することのできる穿刺針の実施の形態の構成を
示す構成図である。
【0061】図16に示すように、本実施の形態の穿刺
針400は、フレックス401をブレード402で補強
した可撓性を有するシャフト403の先端に銅からなる
鋭利な先端を有する先端チップ404を設けた細長な内
針405と、先端が鋭利で中空部に前記内針405を挿
通するチタン系金属からなる可撓性を有する細長なシー
ス406とから構成される。
【0062】シース406の基端側内面には長手軸方向
に向かって螺旋上の案内溝411が設けられており、こ
の案内溝411には内針405の基端側外面に設けられ
た突起部412が摺動可能に嵌合している。また、内針
405の基端には、長手軸回りに回転自在なヘッド部4
13が設けられている。
【0063】このような本実施の形態では、穿刺針40
0を図示しない内視鏡の処置具チャンネルに挿入し内視
鏡先端より突出させ、体腔内の目的部位に穿刺針400
の先端を位置させる。
【0064】そして、ヘッド部413を長手軸方向に押
すことで、突起部412が案内溝411に沿って螺旋状
に動くため内針405の先端チップ404もヘリカル移
動しながら体腔内の目的部位にその鋭利な先端が突き刺
さることになる。このとき、先端チップ404の先端は
ヘリカル移動しているため体腔内の目的部位の組織を逃
すことなく巻き込む形で目的位置から目的部位に突き刺
さる。そして、先端チップ404を目的部位に突き刺し
た後にシース406の鋭利な先端も体腔内の目的部位に
刺す。その後、シース406を目的部位に刺した状態
で、内針405をシース406から抜き取り、シース4
06の基端に図示しない吸引装置を接続することで、目
的部位の組織等を吸引する。
【0065】このように本実施の形態では、内針405
の先端チップ404をヘリカル移動させながら目的部位
に突き刺しているので、確実かつ容易に目的部位に穿刺
針400を穿刺することができる。
【0066】また、シース406をチタン系金属、先端
チップ404を銅で構成しているので、MRI計測時等
で使用する場合のもMRI画像を歪ませることがない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明のMRI装置
によれば、第1のシャフトの先端側に長手軸方向に設け
られた複数のバルーンによりMRI信号を受信するの
で、計測範囲を拡大しかつ効率的なMRI計測を行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るMRI装置の構成
を示す構成図
【図2】図1のMRI計測用アンテナ装置の構成を示す
構成図
【図3】図2の高周波アンテナコイルの構成を示す構成
【図4】図3の穴を含む長手軸に垂直な断面を示す断面
【図5】図1のMRI装置の作用を説明する第1の説明
【図6】図1のMRI装置の作用を説明する第1の説明
【図7】内視鏡の処置具チャンネルに容易に挿通させる
ことのできる先端のバルーン内に高周波アンテナコイル
を備えたMRI計測用アンテナ装置の実施の形態の構成
を示す構成図
【図8】より大きなアンテナを張ることのできるMRI
計測用アンテナ装置の実施の形態の構成を示す構成図
【図9】図8のMRI計測用アンテナ装置の作用を説明
する第1の説明図
【図10】図8のMRI計測用アンテナ装置の作用を説
明する第2の説明図
【図11】図8のMRI計測用アンテナ装置の作用を説
明する第3の説明図
【図12】図8のMRI計測用アンテナ装置の作用を説
明する第4の説明図
【図13】MRI計測の感度を向上させることのできる
MRI装置の実施の形態の構成を示す構成図
【図14】図13のMRIモニタの表示例を示す図
【図15】図13の内視鏡モニタの表示例を示す図
【図16】体内臓器に効率的に穿刺し内部組織を吸引す
ることのできる穿刺針の実施の形態の構成を示す構成図
【図17】従来のMRI計測用アンテナ装置の作用を説
明する説明図
【符号の説明】
1…MRI装置 2…静磁場発生装置 3…電子内視鏡 4…処置具チャンネル 5…被検者 6…体腔 7…MRI計測用アンテナ装置 8…MRI本体 21…軸部 21a…湾曲軸部 22…固定部材 23a…第1のバル―ン 23b…第2のバル―ン 24a、24b…通気孔 25…高周波アンテナコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入可能なMRI計測用アンテ
    ナ装置を有し、体腔内組織を核磁気共鳴観測するMRI
    装置において、 前記MRI計測用アンテナ装置は、 経内視鏡的に体腔内に挿入されるシャフトと、 前記第1のシャフトの先端側に長手軸方向に設けられた
    複数のバルーンとを備え、 前記複数のバルーンの間の前記シャフトは可撓性を有す
    る連結部によりなることを特徴とするMRI装置。
  2. 【請求項2】 前記連結部は、湾曲操作可能であること
    を特徴とする請求項1に記載のMRI装置。
JP11072328A 1999-03-17 1999-03-17 Mri装置 Withdrawn JP2000262487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072328A JP2000262487A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 Mri装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072328A JP2000262487A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 Mri装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000262487A true JP2000262487A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13486122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11072328A Withdrawn JP2000262487A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 Mri装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000262487A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211434A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fujinon Corp 内視鏡システム
WO2005094662A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Olympus Corporation 内視鏡挿入補助用プローブ及びこれを適用する内視鏡装置
JP2005334472A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Olympus Corp 医療システム
JP2007260277A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム、及び内視鏡挿入補助具
CN102458219A (zh) * 2009-05-29 2012-05-16 智能医疗系统有限公司 用于内窥镜的锚固组件

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211434A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fujinon Corp 内視鏡システム
WO2005094662A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Olympus Corporation 内視鏡挿入補助用プローブ及びこれを適用する内視鏡装置
US8273013B2 (en) 2004-03-31 2012-09-25 Olympus Corporation Endoscope insertion assistant probe and applicable endoscope apparatus therefor
JP2005334472A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Olympus Corp 医療システム
JP4578862B2 (ja) * 2004-05-28 2010-11-10 オリンパス株式会社 医療システム
JP2007260277A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム、及び内視鏡挿入補助具
CN102458219A (zh) * 2009-05-29 2012-05-16 智能医疗系统有限公司 用于内窥镜的锚固组件
JP2018102958A (ja) * 2009-05-29 2018-07-05 スマート・メディカル・システムズ・リミテッド 内視鏡システムおよび固定アッセンブリ
CN110613418A (zh) * 2009-05-29 2019-12-27 智能医疗系统有限公司 用于内窥镜的锚固组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006238292B2 (en) Surgery assisting apparatus and treatment assisting apparatus
US5873828A (en) Ultrasonic diagnosis and treatment system
US20080154090A1 (en) Endoscopic System for In-Vivo Procedures
JP4578740B2 (ja) カプセル型医療装置
WO2006072947A2 (en) Endoscopic system for in-vivo procedures
JP2000262487A (ja) Mri装置
JP2575395B2 (ja) Nmr計測用アンテナ装置
JP3691625B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2001190518A (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2921694B2 (ja) 磁気共鳴信号検出装置
JPH11206778A (ja) 体腔内超音波プローブ
JP4406133B2 (ja) 内視鏡の先端部位置検出装置
JPH10262946A (ja) Nmr計測用アンテナ装置
JPH09103415A (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2001198125A (ja) 画像診断装置
JPH10216072A (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2566032B2 (ja) 内視鏡
JPS628173B2 (ja)
JP3234033B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JP2921695B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
Fai et al. Tool for transbronchial biopsies of peripheral lung nodules
JPH0515456B2 (ja)
JP3244376B2 (ja) 磁気共鳴観測装置
JPS63275332A (ja) 内視鏡
JP3234089B2 (ja) 磁気共鳴観測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606