JPH07110622B2 - サイドスタンドの状態検出装置 - Google Patents

サイドスタンドの状態検出装置

Info

Publication number
JPH07110622B2
JPH07110622B2 JP31474790A JP31474790A JPH07110622B2 JP H07110622 B2 JPH07110622 B2 JP H07110622B2 JP 31474790 A JP31474790 A JP 31474790A JP 31474790 A JP31474790 A JP 31474790A JP H07110622 B2 JPH07110622 B2 JP H07110622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side stand
pivot
fixed contact
rotating member
detecting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31474790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03164387A (ja
Inventor
勝生 真田
義広 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP31474790A priority Critical patent/JPH07110622B2/ja
Publication of JPH03164387A publication Critical patent/JPH03164387A/ja
Publication of JPH07110622B2 publication Critical patent/JPH07110622B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動二輪車におけるサイドスタンドの状態検
出装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車等では、サイドスタンドの一を検出する装置
が取付けらることがあり、かかる装置としては、例えば
実開昭58−9886号公報に開示される如き構造のものが提
案されている。
この装置は、第6図に示すように、車体フレーム101に
設けたブラケット102にサイドスタンド103の基部をボル
ト104で枢着し、該基部の端面103aをカム形状に形成す
るとともに、この部分にスイッチ105の押釦106を当接さ
せ、サイドスタンド103を起立状態から収納状態へ、或
いは、収納状態から起立状態へ揺動させた時に端面103a
で押釦106を押し、ランプ、又はブザー等を作動させる
ものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらかかる装置では、ブラケット102側面の略
同一平面内にスイッチ105及びサイドスタンド基部が配
置され、且つ前記サイドスタンド基部が配置され、且つ
前記サイドスタンド基部はカム面として前記平面内で突
出する形状なので、スイッチ105を配置する面積が限ら
れてしまい、その設計自由度、取付自由度が低くなり、
又車種ごとに、スイッチの位置を設計、検討しなくては
いけないという不具合があった。
本発明は、かかる従来の不具合に鑑み成されたものであ
り、その目的とする処は、サイドスタンドの状態検出ス
イッチの設計自由度、取付自由度を向上させることので
きるサイドスタンドの状態検出装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、自動二輪車の車
体フレームに取付けられた支持ブラケットと、該支持ブ
ラケットにピボットを介して枢着され、突出位置と格納
位置との間で回動するサイドスタンドの状態検出装置に
おいて、前記状態検出装置は、前記サイドスタンド共に
回動する回動部材と、前記支持ブラケット側で回動が規
制される固定接点と、前記回動部材に設けられ、前記固
定接点に対して回動の所定位置で前記固定接点と係合す
る可動接点と、前記回動部材に設けられる係合部と、前
記サイドスタンドのピボット近傍側面に設けられ、前記
係合部が係合することでサイドスタンドの回動を回動部
材側に伝達する被係合部とからなり、且つ前記状態検出
装置は、サイドスタンドの側方で前記ピボットのの外側
に隣接して配置され、前記回動部材が前記ピボットと同
軸回動されることを特徴とするサイドスタンドの状態検
出装置。
(作用) サイドスタンドの状態検出装置を、サイドスタンド基部
側方に配置するので、スイッチの取付自由度を向上させ
ることができる。
(実施例) 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図はサイドスタンドの側面図、第2図は一部を破断
した第1図II矢視図、第3図はサイドスタンド基部の斜
視図、第4図は第2図IV−IV線矢視断面図である。
図中1は車体フレーム、2はこの車体フレームに溶着し
たブラケット、3はサイドスタンドで、該サイドスタン
ド3の基部3aは、第2図にも示すように片部3a1,3a2に
より二股状に形成されており、この片部3a1,3a2間に前
記ブラケット2を挟んで、この片部3a1,3a2をブラケッ
ト2の両側に位置させるとともに、ボルト4をこれら片
部3a1,3a2、ブラケット2を通し、サイドスタンド3の
基部3aをブラケット2に枢着する。この結果、サイドス
タンド3は、ボルト4をピボットとして揺動し、第1図
のサイドスタンド3の突出位置から、第1図の右方向
(反時計方向)に前記ピボットを成すボルト4を支点と
して揺動し、格納状態となる。前記ボルト4とブラケッ
ト2との間には、スリーブ5を介装し、ボルト4とその
端部に螺合したナット6との間で、サイドスタンド3の
基部3aを挟圧、結合した状態下においても、サイドスタ
ンド3a1,3a2の間隔を所定値に保ち、片部3a1,3a2のブラ
ケット2両側への強く当接しないように構成する。
又片部3a1,3a2のうち、外側の片部3a1には、車体外方に
膨出する膨出部3aを形成し、膨出部3aには中央部に凹部
を設け、前記ボルト4の頭部4aを囲橈するように収納す
る。この膨出部3a3の外端面、即ちサイドスタンド3の
ボルト4(ピボット)近傍の外端面には、被係合部をな
す係合溝3a4を形成する。
前記ブラケット2の裏面側には突出部8を設け、この突
出部8と、サイドスタンド3の裏面側中間部に設けた突
出部9との間にスプリング7を張設する。このスプリン
グ7は、サイドスタンド3を収納位置側、もしくは突出
位置側に付勢する。
一方、前記ブラケット2の表面側には、上下に離間して
突出部10,10を設け、この突出部10,10にサイドスタンド
の状態検出装置を構成するロータリースイッチ11を、固
定部材であるボルト12,12で固定する。このロータリー
スイッチ11の位置は、前記ボルト4の頭部4aの外側に隣
接して位置する。
前記ロータリースイッチ11は、絶縁材であるエポキシ樹
脂製の基部13に固定された固定接点14と、該固定接点14
に対して平面内で回転し、接触、非接触状態となり、電
気的にオン、オフされる可動接点15と、前記基部13に回
転自在に取り付けられ、かつ可動接点15を回動させる回
動部材をなす回転軸16等から構成される。
この回転軸16は、前記したサイドスタンド3の基部3aの
外側に膨出した膨出部3a3外端面の、被係合部をなす前
記係合溝3a4に係合部をなすピン21で係合する。
前記固定接点14には、ケーブル接続部を一体的に形成
し、該接続部にはサイドスタンドが収納されているか、
否かを表示する警告装置、あるいはバッテリー(共に図
示せず)と接続されるケーブル20を接続する。
かかるロータリースイッチ11外側には、カバー17部材を
設け、該カバー部材17は前記膨出部3a3まで延出し、更
に外側に拡開して、この拡開部分17a、17aが前記ボルト
12,12により、前記突出部10,10に固定される。
このカバー部材17により、固定接点14、可動接点15が囲
橈され、保護される。尚19はカバー部材17内周部にサー
クリップで18で固定される蓋材である。
次に、上記装置の作用について説明する。
先ず、サイドスタンド3が突出状態(起立状態)にある
とき、可動接点15は、第4図中Mで示すように、固定接
点14と非接触状態にあって、固定接点14に対してオフ状
態にある。この結果、図示しない表示部では、サイドス
タンド3が正規の収納位置に収納されていない旨が表示
される。
次に、サイドスタンド3を回転させて正規の位置に収納
させると、サイドスタンド3とともにピボットをなすボ
ルト4、及び膨出部3a3が一体に回動し、この回動にと
もなって、前記膨出部3a3の係合溝3a4に係合している係
合部をなす係合ピン21が同方向に回動し、可動接点15
は、回転軸16により回動されて第4図中Nで示す位置に
なる。
この結果、可動接点15は固定接点に対して接触し、電気
的にオン状態となり、警告装置によって、サイドスタン
ド3が正規の収納位置に収納されている旨が表示され
る。
尚、この状態からサイドスタンド3を起立位置に再度戻
せば、回動軸16は前記とは逆の方向に回動して、可動接
点15を再びM位置に戻し、警告装置を作動させるスイッ
チをロータリースイッチとし、このロータリースイッチ
11をサイドスタンドの基部3a側面から所定間隔離間して
配置するので、スイッチ11の側面周辺には、これに干渉
するものがなくなり、スイッチの設計自由度、取付自由
度を向上させることができる。又車種毎にスイッチを設
計しなくても良いので、設計開発工数を削減できる。
又膨出部3a3、及びカバー部材17により、サイドスタン
ド基部3aをブラケット2に枢着するボルト4を囲むの
で、ボルト4の保護を図ることができる。
第5図は本発明の別実施例を示し、この実施例では、カ
バー部材17に、サイドスタンド基部3aの膨出部3a3外周
を囲むような延出部を形成する。延出部の内面と、膨出
部3a3外周との間、及び延出部端面と、本実施例では膨
出部3a3の基部上方に延出した部分の外端面間間に隙間
を設ける。この隙間でラビリンスを形成し、カバー部材
17内にごみ等が入り込むのを防止する。その他の構成は
前記した実施例と同様である。
(発明の効果) 本発明によれば、サイドスタンドのピボット近傍側面に
係合部を設け、サイドスタンドの回動部材に設けた被係
合部にこの係合部を係合するので、回動部材を車体外側
の側方より取り付けることができ、取り付けが容易とな
るとともに、既存のサイドスタンドのピボット部に回動
部材を含む状態検出装置を取り付けることができ、設計
の自由度、取付自由度が向上し、既存のサイドスタンド
の構造をほとんど変えることなく装置を構成することが
でき、汎用性を高くし、コストを低減させることができ
る。
又本発明によれば、状態検出装置をサイドスタンドの回
動支点であるピボットの外側に隣接して位置するように
配置し、且つ同軸回動するようにしたので、スイッチの
回転誤差が生じにくく、従って、検出精度を高くするこ
とができる。更に状態検出装置は、ピボットと同軸状に
設けられるので、状態検出装置とサイドスタンドとの間
に、例えば、リンク機構等を介在させたものを用いる場
合に比較して、状態検出装置をコンパクト化することが
できる。そしてこのような状態検出装置であれば、状態
検出装置とサイドスタンドとの間にリンク等の機構が介
在させる必要が無いので、自動二輪車の低位置に状態検
出装置を配置しても、タイヤのどろ、砂、水等がリンク
等の機構に影響をすることがなく、状態検出装置へのタ
イヤのどろ、砂、水等の影響を受けにくくなるというメ
リットがある。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイドスタンドの側面図、第2図は一部を破断
した第1図II矢視図、第3図はサイドスタンドの基部の
斜視図、第4図は第2図IV−IV線矢視断面図、第5図は
別実施例図、第6図は従来例である。 尚、図面中1は車体フレーム、2は支持ブラケット、3
はサイドスタンド、3a4は被係合部、4はピボット、7
はスプリング、11は状態検出装置、12は固定する部材、
14は固定接点、15は可動接点、16は回動部材、17はカバ
ー部材である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動二輪車の車体フレームに取付けられた
    支持ブラケットと、該支持ブラケットにピボットを介し
    て枢着され、突出位置と格納位置との間で回転するサイ
    ドスタンドの状態検出装置において、前記状態検出装置
    は、前記サイドスタンド共に回動する回動部材と、前記
    支持ブラケット側で回動が規制される固定接点と、前記
    回動部材に設けられ、前記固定接点に対して回動の所定
    位置で前記固定接点と係合する可動接点と、前記回動部
    材に設けられる係合部と、前記サイドスタンドのピボッ
    ト近傍側面に設けられ、前記係合部が係合することでサ
    イドスタンドの回動を回動部材側に伝達する被係合部と
    からなり、且つ前記状態検出装置は、サイドスタンドの
    側方で前記ピボットの外側に隣接して配置され、前記回
    動部材が前記ピボットと同軸回動されることを特徴とす
    るサイドスタンドの状態検出装置。
  2. 【請求項2】前記ピボットに対して軸方向に設けられ、
    前記固定接点及び可動接点を囲繞するカバー部材を設け
    たことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の
    サイドスタンドの状態検出装置。
  3. 【請求項3】前記サイドスタンドを前記突出位置、格納
    位置に付勢するスプリングと、前記ブラケットに対する
    回動に抗して前記固定接点を固定する固定部材を有して
    成る前記特許請求の範囲第1項に記載のサイドスタンド
    の状態検出装置。
JP31474790A 1990-11-20 1990-11-20 サイドスタンドの状態検出装置 Expired - Fee Related JPH07110622B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31474790A JPH07110622B2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 サイドスタンドの状態検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31474790A JPH07110622B2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 サイドスタンドの状態検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03164387A JPH03164387A (ja) 1991-07-16
JPH07110622B2 true JPH07110622B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=18057102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31474790A Expired - Fee Related JPH07110622B2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 サイドスタンドの状態検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07110622B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8003903B2 (en) 2006-01-12 2011-08-23 Honda Motor Co., Ltd. Side stand switch

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4090903B2 (ja) * 2003-01-31 2008-05-28 本田技研工業株式会社 サイドスタンド装置
BR112019007669A2 (pt) * 2016-12-28 2019-07-02 Honda Motor Co Ltd comutador de descanso

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8003903B2 (en) 2006-01-12 2011-08-23 Honda Motor Co., Ltd. Side stand switch

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03164387A (ja) 1991-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005008022A (ja) チルトヒンジ機構および電動パワーステアリング装置
JPH07110622B2 (ja) サイドスタンドの状態検出装置
JP2000003638A (ja) ケーブルリールとコンビネーションスイッチとの取付構造
JP2017133449A (ja) 鞍乗り型車両のスロットル開度検出装置
JP3976239B2 (ja) サイドスタンドの位置検出装置
US5004915A (en) Steering angle sensor apparatus
JPH11227666A (ja) 自転車用補助動力装置
US4571469A (en) Rotary direction detecting sensor
KR100355768B1 (ko) 자동차의 캔슬캠 일체형 조향각 센서
JPH0321582A (ja) 自動二輪車のハンドルバー
JP2903194B2 (ja) 舵角センサのセンサボードの取付け構造
JPH1059145A (ja) 軽車両の制動装置
JP3881151B2 (ja) 鏡面角度調整装置への鏡面角度検出装置の取付構造
CN215904662U (zh) 一种具有分体踩踏件的平衡车
JPH0754060Y2 (ja) サイドスタンド回動位置検出スイッチ
JPH0130291Y2 (ja)
CN221163134U (zh) 检测装置
JP3658617B2 (ja) 自動車のステアリングホイールにおけるコンビネーションスイッチ及びエアーバッグ用ロータリーコイルの取付機構
CN115871848A (zh) 一种具有分体踩踏件的平衡车
JP2586051Y2 (ja) 車両用ターンシグナルスイッチの構造
JPH0711018Y2 (ja) サイドスタンドスイッチ装置
JPH0531028Y2 (ja)
JPH086669Y2 (ja) ステアリングホイールの取付構造
KR100657707B1 (ko) 차량의 캔슬 캠
JP2530473Y2 (ja) 自動2輪車のサイドスタンド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees