JPH0754060Y2 - サイドスタンド回動位置検出スイッチ - Google Patents

サイドスタンド回動位置検出スイッチ

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Publication number
JPH0754060Y2
JPH0754060Y2 JP1988107283U JP10728388U JPH0754060Y2 JP H0754060 Y2 JPH0754060 Y2 JP H0754060Y2 JP 1988107283 U JP1988107283 U JP 1988107283U JP 10728388 U JP10728388 U JP 10728388U JP H0754060 Y2 JPH0754060 Y2 JP H0754060Y2
Authority
JP
Japan
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side stand
switch
bracket
rotary switch
position detection
Prior art date
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Application number
JP1988107283U
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English (en)
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JPH0227992U (ja
Inventor
宗光 蛯原
Original Assignee
株式会社本田ロック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車におけるサイドスタンドの起立状
態及び格納状態を検出するためのスイッチに関するもの
である。
(従来技術) 従来、この種の検出スイッチとしては、実公昭62-18139
号に示されているものが公知である。該発明において
は、第6図に示すように、ブラケット15に回動自在に枢
支されたサイドスタンド16の基部16aがカム形状に形成
され、前記ブラケット15に取り付けられて警報装置等に
接続されるプッシュスイッチ17の作動部17aが該サイド
スタンド16の基部16aに当接して設けてあり、サイドス
タンド16が起立状態にあるときにそのカム形状部分が前
記プッシュスイッチ17の作動部17aを押圧することによ
りサイドスタンド16が起立状態にあることを検出するよ
うにされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のような構造の検出スイッチでは、スイッ
チが車体側に露出しているため、走行中における石のは
ね上げとかスタンド操作時におけるけとばし等によりス
イッチを破損させる恐れがある。また、プッシュスイッ
チを使用しているため、錆とか凍結等によりスイッチの
作動部が作動不良を起こす恐れがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記のような問題点を解決することを目的と
するものであり、その手段として、車体側ブラケットに
シャフトを介して回動自在に軸支されたサイドスタンド
の回動位置検出スイッチにおいて、サイドスタンド回動
検出スイッチをロータリースイッチで構成し、該ロータ
リースイッチを前記シャフトに貫装して前記ブラケット
の背面とサイドスタンドとの間に配設すると共に、ロー
タリースイッチの固定接点を前記ブラケット側に、ロー
タリースイッチの可動接点を前記サイドスタンド側にそ
れぞれ固定するようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るサイドスタンド回動位置検出スイ
ッチの縦断側面図、第2図は第1図の正面図、第3図は
ロータリースイッチの分解斜視図、第4図はサイドスタ
ンドの格納状態を検出する電気回路図、第5図はロータ
リースイッチの作動説明図、第6図は従来技術における
サイドスタンド回動位置検出スイッチを示す斜視図であ
る。
第1図,第2図に示すように、自動二輪車の車体フレー
ム1にはブラケット2が取り付けられている。サイドス
タンド3の基部3aは二股に成形されており、該基部3aは
ボルト4により前記ブラケット2に回動自在に枢支され
ている。サイドスタンド3の基部3aとブラケット2との
間には前記ボルト4を介してロータリースイッチ5がブ
ラケット2背面に設けられており、サイドスタンド3の
起立状態及び格納状態を検出することができるようにさ
れている。ロータリースイッチ5のうち可動接点7を有
するローター5aは前記サイドスタンド3の基部3aに係合
されており、該サイドスタンド3の回動によりローター
5aを回転させるようにされている。ロータリースイッチ
5のうち固定接点9を有するベース5bは、その二股係合
部18を前記ブラケット2に固定されたスタンドリターン
スプリングフック6に係合させて固定されている。
第3図,第5図に示すように、前記ローター5aには3個
の接点部7a,7b及び7cを有するリング状の可動接点7が
ハンダ付けにより固定されており、該ローター5aには前
記サイドスタンド3の基部3aに形成された切欠部に係合
させて固定させるべく係合突部8が設けられている。ベ
ース5bには3個の接点部9a,9b及び9cからなる固定接点
9が一体モールド成形により固定されている。尚、ロー
ター5aとベース5bとの接点部はOリング13,14により防
水が施されており、さらにベース5bにはOリング14装着
部を被覆すべくキャップ19が取り付けられローター5aを
ベース5bに対し軸方向で固定している。固定接点9の各
接点部9a,9b及び9cの一方側は前記可動接点7に対向配
置されており、接点部9b及び9cは警報回路10及びエンジ
ン始動回路11を介してキースイッチ12に接続され、接点
部9aは車体側に接地されている(第4図参照)。
次に、本実施例の作用について説明する。
第2図,第4図,第5図に示すように、サイドスタンド
3が起立位置Iと中間位置IIとの間に存しているときに
は、固定接点9の接点部9aと9bとはそれぞれ可動接点7
の接点部7aと7bとにより導通しており、このとき警報回
路10は作動可能な状態にある。このため、この状態でキ
ースイッチ12をオンにするとブザー,ランプ等により警
報が発せられる。また、このとき固定接点9の接点部9a
と9cとの導通は解除されているので、エンジン始動回路
11は作動不能な状態にある。このため、この状態でキー
スイッチ12をオンにしてもエンジンの始動は不可能であ
る。一方、サイドスタンド3が中間位置IIと格納位置II
Iとの間に存しているときには、固定接点9の接点部9a
と9bとの導通は解除されているので、警報回路10は作動
不能な状態にある。このため、この状態でキースイッチ
12をオンにしてもブザー,ランプ等により警報が発せら
れることはない。また、このとき固定接点9の接点部9a
と9cとは可動接点7の接点部7aと7cとにより導通してお
り、このときエンジン始動回路11は作動可能な状態にあ
る。このため、この状態でキースイッチ12をオンにする
とエンジンは始動する。
(考案の効果) 本考案は、上記のようにサイドスタンド回動位置検出ス
イッチをロータリースイッチで構成し、該ロータリース
イッチを前記シャフトに貫装して前記ブラケットの背面
とサイドスタンドとの間に配設すると共に、ロータリー
スイッチの固定接点を前記ブラケット側に、ロータリー
スイッチの可動接点を前記サイドスタンド側にそれぞれ
固定したことにより、前記サイドスタンドの回動軸と同
軸上に前記ロータリースイッチの可動接点を配設し連動
させるようにしたので、サイドスタンドの回動位置を常
時確実に検出することができるという優れた効果があ
る。また、ロータリースイッチはサイドスタンド取り付
けボルトによりブラケットに取り付けることができるの
で、スイッチ取り付け用のネジ等を必要としないという
効果がある。さらに、ロータリースイッチをシャフトを
介してブラケットの背面とサイドスタンドとの間に挟装
するようにしたので、ロータリースイッチ部はサイドス
タンド基部及びブラケットにより完全に被覆された状態
となり、走行中における石のはね上げとかスタンド操作
時における蹴とばし等によってもスイッチ部が破損する
ことがないというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサイドスタンド回動位置検出スイ
ッチの縦断側面図、第2図は第1図の正面図、第3図は
ロータリースイッチの分解斜視図、第4図はサイドスタ
ンドの格納状態を検出する電気回路図、第5図はロータ
リースイッチの作動説明図、第6図は従来技術における
サイドスタンド回動位置検出スイッチを示す斜視図であ
る。 2……ブラケット、3……サイドスタンド 3a……基部、4……ボルト 5……ロータリースイッチ 5a……ローター、5b……ベース 7……可動接点、9……固定接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側ブラケットにシャフトを介して回動
    自在に軸支されたサイドスタンド回動位置検出スイッチ
    において、サイドスタンド回動位置検出スイッチをロー
    タリースイッチで構成し、該ロータリースイッチを前記
    シャフトに貫装して前記ブラケットの背面とサイドスタ
    ンドとの間に配設すると共に、ロータリースイッチの固
    定接点を前記ブラケット側に、ロータリースイッチの可
    動接点を前記サイドスタンド側にそれぞれ固定したこと
    を特徴とするサイドスタンド回動位置検出スイッチ。
JP1988107283U 1988-08-12 1988-08-12 サイドスタンド回動位置検出スイッチ Expired - Lifetime JPH0754060Y2 (ja)

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JP1988107283U JPH0754060Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 サイドスタンド回動位置検出スイッチ

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JP1988107283U JPH0754060Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 サイドスタンド回動位置検出スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0227992U JPH0227992U (ja) 1990-02-23
JPH0754060Y2 true JPH0754060Y2 (ja) 1995-12-13

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MY196787A (en) * 2019-04-26 2023-05-03 Honda Motor Co Ltd Side stand structure

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62128983U (ja) * 1986-02-07 1987-08-15
JPH0631038B2 (ja) * 1987-12-25 1994-04-27 本田技研工業株式会社 自動二輪車のサイドスタンド

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JPH0227992U (ja) 1990-02-23

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