JPH07110022A - 台形ねじの螺合構造 - Google Patents

台形ねじの螺合構造

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JPH07110022A
JPH07110022A JP5253328A JP25332893A JPH07110022A JP H07110022 A JPH07110022 A JP H07110022A JP 5253328 A JP5253328 A JP 5253328A JP 25332893 A JP25332893 A JP 25332893A JP H07110022 A JPH07110022 A JP H07110022A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経時的変化や強い外力を受けてもねじが緩ま
ないようにできるとともに雄ねじ部および雌ねじ部の設
計の自由度を広げることができる螺合構造を提供するこ
と。 【構成】 フェルトペン2のホルダー6と液収納容器7
とを螺着する螺合構造12Aにおいて、雄ねじ部16A
と雌ねじ部14Aとで材質に硬度差を設け、雌ねじ部1
4Aの谷底部分20に係る頂点の一方201を雄ねじ部
16Aのねじ山部分18のかみ合い面18c2に食い込
むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台形ねじの螺合構造に
関する。詳しくは、マーキングペンや修正ボールペン等
において、その使用液であるインキや修正液を収容する
容器であるとともにマーキングペンや修正ボールペン等
の軸本体でもあるそれら容器の開口を塞ぎ、当該開口か
らそれらの液が出ないようにし、かつ当該容器の開口か
ら先端が外部に臨まされたペン体を液収納容器に保持す
るホルダーを前記容器に取り付けるための台形ねじの螺
合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】マーキングペン等のインキや修正ボール
ペン等の修正液が入るとともにマーキングペンや修正ボ
ールペン等の軸本体でもある液収納容器にあっては、そ
の先端部に、液の出るペン体を液収納容器の先端部に保
持するとともに液収納容器の先端開口を塞いで当該開口
からインキや修正液が液収納容器から漏れないようにす
るためのホルダーが螺着されている。
【0003】ホルダーを容器に螺着するための従来の台
形ねじの螺合構造1を図5および図6に示す。図5は、
マーキングペンの一種類であるフェルトペン2の基本構
造をキャップ4を取った状態で示す概略断面図、図6は
図5の領域Aで示す部分の一部拡大側断面図である。
【0004】図5において、フェルトペン2には、その
軸本体でもある液収納容器7に図示しないインキを含ん
だフェルト8が内蔵されている。そして、フェルト8の
先端には、ペン体10が取り付けられ、ペン体10のイ
ンキの出る先端101は、螺合構造1を介して液収納容
器7の開口71の周りに螺着されるホルダー6によって
液収納容器7に支持されている。
【0005】また、図6に示すように、ホルダー6の内
周面6aには、螺合構造1の構成要素である雌ねじ部1
4が形成されており、液収納容器7の開口周り7aに
は、同じく螺合構造1の構成要素である雄ねじ部16が
形成されている。ところで、インキ等の使用液が液収納
容器7から漏れないようにホルダー6は液収納容器7に
密閉状に固く螺着する必要があり、上記従来技術にあっ
ては、ねじ山角αを形成するねじ山部分16’のかみ合
い面16’a・16’aと、谷底角α’を形成する谷底
部分14’のかみ合い面14’a・14’aとを面接触
させ、当該面接触によって生じる摩擦力のみによって、
雄ねじ部16と雌ねじ部14とを固く締め付ける構造に
なっていた。なお、符号17が示すものは不完全ねじ部
である。
【0006】しかしながら、このような構造の従来技術
では、経時的変化によって、または強い外力を受けるこ
とによって、ねじが緩んでしまう場合が想定される。ま
た、ねじ山部分16’のねじ山角αと谷底部分14’の
谷底角α’が同じであるため、ねじ山部分16’と谷底
部分14’とが同形状となってしまい、それらの設計の
自由度は広いとは言い難かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明台形ねじの螺合
構造は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その解決しようとする課題は、経時的変化によっ
て、または強い外力を受けることによってねじが緩まな
いようにできるとともにねじ山部分および谷底部分の設
計の自由度を広げることができる螺合構造を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明台形ねじの螺合構
造は、以上の課題を解決するものであって、次のような
ものである。請求項1記載の台形ねじの螺合構造によれ
ば、雄ねじ部と雌ねじ部とからなり、これらのかみ合い
部分である前記雄ねじ部のねじ山部分および前記雌ねじ
部の谷底部分のそれぞれのねじ山角および谷底角が異角
度に形成され、前記ねじ山角形成のねじ山部分および前
記谷底角形成の谷底部分のそれぞれのかみ合い面のう
ち、ねじ山角形成の一方のかみ合い面と谷底角形成の一
方のかみ合い面とは面接触し、当該一方のかみ合い面に
対する、前記ねじ山角形成の他方のかみ合い面または谷
底角形成の他方のかみ合い面のうちのいずれか一方の他
方のかみ合い面は、当該他方のかみ合い面を有しない、
雄ねじ部のねじ山部分または雌ねじ部の谷底部分に係る
頂点の一方と縦断面視点接触状態で当接し、前記雄ねじ
部と前記雌ねじ部とではその材質に硬度差を設けた。
【0009】請求項2記載の台形ねじの螺合構造によれ
ば、雄ねじ部のねじ山部分のねじ山角を雌ねじ部の谷底
部分の谷底角よりも広い角度にしたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の台形ねじの螺合構造によれ
ば、雌ねじ部の谷底部分の谷底角を雄ねじ部のねじ山部
分のねじ山角よりも広い角度にしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】したがって、請求項1ないし3記載の本発明台
形ねじの螺合構造によれば、雄ねじ部のねじ山部分のね
じ山角および雌ねじ部の谷底部分の谷底角が異角度であ
っても、雄ねじ部におけるねじ山角形成のねじ山部分お
よび雌ねじ部における谷底角形成の谷底部分のそれぞれ
のかみ合い面のうち、ねじ山角形成の一方のかみ合い面
と谷底角形成の一方のかみ合い面とは面接触し、当該一
方のかみ合い面に対する、前記ねじ山角形成の他方のか
み合い面または谷底角形成の他方のかみ合い面のうちの
いずれか一方の他方のかみ合い面は、当該他方のかみ合
い面を有しない、雄ねじ部のねじ山部分または雌ねじ部
の谷底部分に係る頂点の一方と縦断面視点接触状態で当
接するので、かみ合い面がすべて面接触していた従来技
術よりもスムースに回転しながら雄ねじ部と雌ねじ部と
が螺合するようになる。
【0012】しかも、雄ねじ部と雌ねじ部とでは、その
材質に硬度差があるので、前記頂点の一方は、前記ねじ
山角形成の他方のかみ合い面または谷底角形成の他方の
かみ合い面のうちのいずれか一方の他方のかみ合い面に
不完全ねじ部において食い込むようになる。
【0013】請求項2記載の台形ねじの螺合構造によれ
ば、雄ねじ部のねじ山部分のねじ山角を雌ねじ部の谷底
部分の谷底角よりも広い角度にしたので、請求項3記載
の台形ねじの螺合構造によっても雄ねじ部または雌ねじ
部の形状に変化を付けられる。
【0014】請求項3記載の台形ねじの螺合構造によれ
ば、雌ねじ部の谷底部分の谷底角を雄ねじ部のねじ山部
分のねじ山角よりも広い角度にしたので、雄ねじ部また
は雌ねじ部の形状に変化を付けられる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の台形ねじの
螺合構造を図示した実施例に従って詳細に説明する。図
1は本発明に係る台形ねじの螺合構造1Aの一部切り欠
き要部拡大斜視図、図2は図1の台形ねじの螺合構造の
雄ねじ部と雌ねじ部とを説明のために離間して示す要部
概略図、図3および図4は図1および図2の変形例を示
す図であって、図3および図4はそれぞれ図1および図
2に相等する図である。
【0016】フェルトペン2の基本構造は、図5で示し
た従来技術と同じであるので、従来技術と相等する部分
には符号”A”を付して説明を省略し、相違する部分に
ついてのみ新たな符号を付して説明する。
【0017】本発明に係る台形ねじの螺合構造1Aは、
フェルトペン2のホルダー6Aおよび液収納容器7Aを
螺着するための螺合構造に適用されている。台形ねじの
螺合構造1Aは、ホルダー6Aに設けられた雌ねじ部1
4Aと、液収納容器7Aに設けられた雄ねじ部16Aと
からなる。
【0018】これらのかみ合い部分である雄ねじ部16
Aのねじ山部分18および雌ねじ部14Aの谷底部分2
0は、それぞれ台形状をしており、それぞれのねじ山角
αおよび谷底角α’は、異角度に形成されている。この
実施例では、ねじ山角αおよび谷底角α’がそれぞれ6
0°および35°とされており、当該ねじ山角αの方
が、当該谷底角α’よりも広い角度となるように、図2
に示すように、ねじ山部分18および谷底部分20のそ
れぞれの上底18a、20aおよび下底18b、20b
(各々2点鎖線で示す。)における各頂角は、次のよう
に設定されている。
【0019】[ねじ山部分18]上底18aの左側頂角
α1=120°、上底18aの右側頂角α2=120°、
下底18bの左側頂角α3=60°および上底18bの
右側頂角α4=60°である。したがって、ねじ山部分
18は等脚台形状をしているといえる。
【0020】[谷底部分20]上底20aの左側頂角α
1’=120°、上底20aの右側頂角α2’=95°、
下底20bの左側頂角α3’=60°および上底20b
の右側頂角α4’=85°である。
【0021】このように設定したことによって、これら
ねじ山部分18と谷底部分20とを噛み合わせると、ね
じ山角αを形成する雄ねじ部16Aおよび谷底角α’を
形成する雌ねじ部14Aのそれぞれのかみ合い面18c
1・18c2、20c1・20c2のうち、ねじ山角αを形
成するかみ合い面18c1・18c2の一方のかみ合い面
18c1と、谷底角α’を形成するかみ合い面20c1
20c2の一方のかみ合い面20c1とは面接触し、ねじ
山角αを形成する他方のかみ合い面18c2は、当該他
方のかみ合い面18c2を有しない、雌ねじ部14Aの
谷底部分20に係る頂点201・202の一方の頂点20
1と図1でわかるように縦断面で見て点接触の状態で当
接するようになる。
【0022】また、雄ねじ部16Aと雌ねじ部14Aと
では材質に硬度差があり、この実施例では雌ねじ部14
Aの方が硬度である。
【0023】しかして、このフェルトペン2の台形ねじ
の螺合構造1によれば、ねじ山部分18のねじ山角αお
よび谷底部分20の谷底角α’が異角度であっても、ね
じ山角αを形成する雄ねじ部16Aおよび谷底角α’を
形成する雌ねじ部14Aのそれぞれのかみ合い面18c
1・18c2、20c1・20c2のうち、ねじ山角αを形
成するかみ合い面18c1・18c2の一方のかみ合い面
18c1と、谷底角α’を形成するかみ合い面20c1
20c2の一方のかみ合い面20c1とは面接触し、ねじ
山角αを形成する他方のかみ合い面18c2は、当該他
方のかみ合い面18c2を有しない、雌ねじ部14Aの
谷底部分20に係る頂点201・202の一方の頂点20
1と縦断面で見て点接触の状態で当接しているので、か
み合い面がすべて面接触する場合よりもスムースな回転
をしながら雄ねじ部16Aと雌ねじ部14Aとが螺合す
るようになる。
【0024】しかも、雄ねじ部16Aと雌ねじ部14A
とでは、雌ねじ部14Aの方が材質が硬いので、例え
ば、ホルダー6に対して液収納容器7を回転することに
より、ホルダー6の雌ねじ部14Aと液収納容器7の雄
ねじ部16Aとを螺合して行くと、図5に示す不完全ね
じ部17において材質の硬い雌ねじ部14Aに係る頂点
201が材質の軟らかい雄ねじ部16Aの他方の面18
2に食い込むようになる。このため、雄ねじ部16A
と雌ねじ部14Aとはロック状態になるので、経時的変
化や強い外力を受けてもねじが緩まないようにすること
ができる。
【0025】また、この実施例では、広い角度のねじ山
角αを有するねじ山部分18と、これよりも狭い角度の
谷底角α’を有する谷底部分20とからなるので、ねじ
山部分18または谷底部分20の形状に変化を付けられ
るのでねじ山部分18または/および谷底部分20の設
計の自由度を広げることができる。
【0026】(変形例)図3および図4は、本発明に係
る台形ねじの螺合構造1Aの変形例1Bを示すものであ
る。この変形例1Bが、上記記載のもの1Aと異なる点
は、ねじ山部分または谷底部分の形状が異なるだけであ
るので、螺合構造1Aの各構成部分に相等する部分に
は、符号”A”の代わりに符号”B”を付して説明を省
略し、相違する部分についてのみ新たな符号を付して説
明する。
【0027】この変形例1Bでは、谷底角α’およびね
じ山角αがそれぞれ60°および35°となって谷底角
α’が、ねじ山角αよりも広い角度となるように、図4
で示すように、谷底部分40およびねじ山部分38のそ
れぞれの上底40a、38aおよび下底40b、38b
(各々2点鎖線で示す。)における各頂角は、次のよう
に設定されている。
【0028】[谷底部分40]上底40aの左側頂角α
1’=120°、上底40aの右側頂角α2’=120
°、下底40bの左側頂角α3’=60°および上底4
0bの右側頂角α4’=60°である。
【0029】[ねじ山部分38]上底38aの左側頂角
α1=120°、上底38aの右側頂角α2=95°、下
底38bの左側頂角α3=60°および上底38bの右
側頂角α4=85°である。
【0030】したがって、ねじ山部分38は、のこ歯状
台形状をしているといえる。そして、谷底角α’を形成
する雌ねじ部14Bおよびねじ山角αを形成する雄ねじ
部16Bのそれぞれのかみ合い面40c1・40c2、3
8c1・38c2のうち、谷底角α’を形成するかみ合い
面40c1・40c2の一方のかみ合い面40c1と、ね
じ山角αを形成するかみ合い面38c1・38c2の一方
のかみ合い面38c1とは面接触し、谷底角α’を形成
する他方のかみ合い面40c2は、当該他方のかみ合い
面40c2を有しない、雄ねじ部16Bのねじ山部分3
8に係る頂点381・382の一方の頂点381と縦断面
で見て点接触の状態で当接している。
【0031】また、雄ねじ部14Bと雌ねじ部16Bと
では材質に硬度差があり、この実施例では雄ねじ部16
Bの方が硬度である。
【0032】しかして、このフェルトペン2の台形ねじ
の螺合構造12Bによれば、ねじ山部分38のねじ山角
αおよび谷底部分40の谷底角α’が異角度であって
も、ねじ山角αを形成するねじ山部分38および谷底角
α’を形成する谷底部分40のそれぞれのかみ合い面3
8c1・38c2、40c1・40c2のうち、ねじ山角α
を形成するかみ合い面38c1・38c2の一方のかみ合
い面38c1と、谷底角α’を形成するかみ合い面40
1・40c2の一方のかみ合い面40c1とは面接触
し、谷底角α’を形成する他方のかみ合い面40c
2は、当該他方のかみ合い面40c2を有しない、雄ねじ
部16Bのねじ山部分38に係る頂点381・382の一
方381と縦断面で見て点接触の状態で当接しているの
で、スムースな回転をしながら雄ねじ部16Bと雌ねじ
部14Bとが螺合するようになる。
【0033】しかも、雄ねじ部16Bと雌ねじ部14B
とでは、雄ねじ部16Bの方が材質が硬いので、例え
ば、ホルダー6に対して液収納容器7を回転することに
より、ホルダー6の雌ねじ部14Aと液収納容器7の雄
ねじ部16Aとを螺合して行くと、図5に示す不完全ね
じ部17において材質の硬い雄ねじ部16Bに係る頂点
381が材質の軟らかい雌ねじ部14Bの他方の面40
2に食い込むようになる。このため、雄ねじ部16B
と雌ねじ部14Bとはロック状態になるので、この変形
例にあっても経時的変化や強い外力を受けてもねじが緩
まないようにすることができる。
【0034】また、この変形例にあっても、広い角度の
谷底角α’を有する雌ねじ部14Bと、これよりも狭い
角度のねじ山角αを有する雄ねじ部16Bとからなるの
で、雄ねじ部16Bまたは雌ねじ部14Bの形状に変化
を付けることができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1ないし3記載の本発明台形ねじ
の螺合構造によれば、経時的変化や強い外力を受けても
ねじが緩まないようにできる。請求項2または3記載の
本発明台形ねじの螺合構造によれば、雄ねじ部および雌
ねじ部の設計の自由度を広げることができるできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る台形ねじの螺合構造1Aの一部切
り欠き要部拡大斜視図である。
【図2】図1の台形ねじの螺合構造の雄ねじ部と雌ねじ
部とを説明のために離間して示す要部概略図である。
【図3】本発明に係る台形ねじの螺合構造1Bの一部切
り欠き要部拡大斜視図である。
【図4】図3の台形ねじの螺合構造の雄ねじ部と雌ねじ
部とを説明のために分解して示す要部概略図である。
【図5】従来技術を示す図である。
【図6】従来技術の要部一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1A…台形ねじの螺合構造 14A…雌ねじ部 16A…雄ねじ部 18…雄ねじ部のねじ山部分 18c1…ねじ山部分のかみ合い面(面接触する一方の
かみ合い面) 18c2…ねじ山部分のかみ合い面(点接触する他方の
かみ合い面) 20…雌ねじ部の谷底部分 20c1…谷底部分のかみ合い面(面接触する一方のか
み合い面) 20c2…谷底部分のかみ合い面 201…点接触する頂点の一方 1B…台形ねじの螺合構造 14B…雌ねじ部 16B…雄ねじ部 38…雄ねじ部のねじ山部分 38c1…ねじ山部分のかみ合い面(面接触する一方の
かみ合い面) 38c2…ねじ山部分のかみ合い面(点接触する他方の
かみ合い面) 40…雌ねじ部の谷底部分 40c1…谷底部分のかみ合い面(面接触する一方のか
み合い面) 40c2…谷底部分のかみ合い面 381…点接触する頂点の一方 α …雄ねじ部のねじ山部分におけるねじ山角 α’…雌ねじ部の谷底部分における谷底角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄ねじ部と雌ねじ部とからなり、これら
    のかみ合い部分である前記雄ねじ部のねじ山部分および
    前記雌ねじ部の谷底部分のそれぞれのねじ山角および谷
    底角が異角度に形成され、前記ねじ山角形成のねじ山部
    分および前記谷底角形成の谷底部分のそれぞれのかみ合
    い面のうち、ねじ山角形成の一方のかみ合い面と谷底角
    形成の一方のかみ合い面とは面接触し、当該一方のかみ
    合い面に対する、前記ねじ山角形成の他方のかみ合い面
    または谷底角形成の他方のかみ合い面のうちのいずれか
    一方の他方のかみ合い面は、当該他方のかみ合い面を有
    しない、雄ねじ部のねじ山部分または雌ねじ部の谷底部
    分に係る頂点の一方と縦断面視点接触状態で当接し、前
    記雄ねじ部と前記雌ねじ部とではその材質に硬度差を設
    けた台形ねじの螺合構造。
  2. 【請求項2】 雄ねじ部のねじ山部分のねじ山角を雌ね
    じ部の谷底部分の谷底角よりも広い角度にしたことを特
    徴とする請求項1記載の台形ねじの螺合構造。
  3. 【請求項3】 雌ねじ部の谷底部分の谷底角を雄ねじ部
    のねじ山部分のねじ山角よりも広い角度にしたことを特
    徴とする請求項1記載の台形ねじの螺合構造。
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