JP4339651B2 - 試料搬送用ジャグ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、放射性の物質または汚染物質等の試料の粉体を搬送する際に用いるジャグに関し、詳しくは、ジャグ本体内に収納した試料の粉体が外部に漏れ出さない構成にした試料搬送用ジャグに関するものである。
この種の試料搬送用ジャグとしては、同一出願人による、所定の気送管内を気送させて内部に注入した液体を搬送する試料搬送用ジャグであって、該ジャグは、内部に液体を貯留し且つ筒状の開口部を有するジャグ本体と、該ジャグ本体を収納し且つ前記開口部に連通する孔部を有するカートリッジとを少なくとも備え、前記開口部には、その内周面及び外周面を覆うように位置して内部の液体を封入し且つ外部から所要量の液体を取り出すためのニードルの刺入部位を備える封止手段が挿入され、且つ前記開口部の外周面には、液体の漏出を防止する1又は複数段の漏止構造を備えた試料搬送用ジャグがある。
特開2003−26248号公報
この特許文献1の公知技術においては、ジャグ本体の内部に液体を貯留し搬送させるものであり、該ジャグ本体の開口部にゴム蓋を挿入して封止し、その上に吸液材とゴム板とを配設し、前記ゴム蓋の外部からニードルを突き刺してジャグ本体内から試料である液体を取り出す構造になっている。
しかしながら、ジャグ本体の内部に収納し搬送する試料が粉体である場合には、前記特許文献1の公知技術のように、ゴム蓋の外部からニードルを突き刺して前記ジャグ本体内から試料の粉体を取り出すことができず、また、ゴム蓋による封止構造では、元来、試料を収納・取り出しする際に、前記ゴム蓋を施蓋・開蓋するものではないため、最初の施蓋工程で内部の液体が絶対に漏れないように安定した状態で施蓋を行っているが、前記ジャグ本体内に試料の粉体が収納された場合には、その試料を取り出す際にその都度、ジャグを搬送する送気管と連通し且つ外部と透明な板材で隔離された領域内で、しかも直接ジャグ本体には触れないように手袋を嵌め、外部から透視の状態で開蓋と施蓋行為を行わなければならず、その開蓋と施蓋行為に個人差があって、その都度、ゴムの押圧変形にバラツキがあり、安定した状態で施蓋・開蓋を確立させることが困難であること、及び送気管内の搬送移動時に激しい振動または回転力が付与されるため、内部に収納した粉体を漏出させてしまうことがあるという問題点を有する。
従って、従来の試料搬送用ジャグにおいては、ジャグ本体の内部に試料の粉体を収納させた際に、その試料の粉体を制限された空間内で取り出す行為において、個人差があっても容易に施蓋・開蓋できるようにすると共に、搬送時に激しい振動または回転力が付与されても内部に収納した粉体が外部に漏出しないようにしっかりと密閉される構造にするということに解決しなければならない課題を有している。
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、略円形状の開口部を有する首部に蓋部材を螺着させて開口部を密閉し内部に粉体を収納するジャグ本体と、該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用ジャグであって、前記蓋部材は、ジャグ本体の開口部の上縁に当接する平面部と首部の外周面に螺着する垂下部とを有し、前記平面部に前記開口部の上縁が当接する部位に封止用凹部をリング状に設け、該封止用凹部と前記開口部の上縁とが平行する2条の線状で接触して前記開口部を密閉させる構成であることを特徴とする試料搬送用ジャグを最も主要な特徴とする。
この発明において、前記2条の線状で接触する部位は、一方が直線状の2平面で形成され、他方が円弧状に形成されていること;前記蓋部材の平面部には、前記ジャグ本体の開口部の内側に嵌り込む内接凸部を形成したこと;前記ジャグ本体の首部と蓋部材との螺着には、2条ネジ乃至3条ネジにしたこと;前記ジャグ本体の首部の付け根部分に、首部の長さ方向に沿う複数の凹凸部を形成し、前記蓋部材の垂下部には、下部側に周方向に2以上の不連続のスリット状切り込みを設けてリング状の弾性部を形成し、前記ジャグ本体に前記蓋部材を螺着させた時に、前記凹凸部に前記リング状の弾性部が弾性的に係合して緩み防止になること;前記蓋部材におけるリング状の弾性部の内側面に複数の凸部を設けたこと;及び試料を収納したジャグ本体をカートリッジの内部に納めた試料搬送用ジャグの重心と中心とが一致するように形成し、その誤差が±3%以内に収まるように形成したこと;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る試料搬送用ジャグにおいては、略円形状の開口部を有する首部に蓋部材を螺着させて開口部を密閉し内部に粉体を収納するジャグ本体と、該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用ジャグであって、前記蓋部材は、ジャグ本体の開口部の上縁に当接する平面部と首部の外周面に螺着する垂下部とを有し、前記平面部に前記開口部の上縁が当接する部位に封止用凹部をリング状に設け、該封止用凹部と前記開口部の上縁とが平行する2条の線状で接触して前記開口部を密閉させる構成にしたことにより、ジャグ本体の内部に粉体を収納させ、その粉体を制限された空間内で取り出す行為を行う際に、そのジャグ本体の開蓋と施蓋行為に個人差があっても、蓋部材を容易に施蓋・開蓋できると共に、2条の線状で開口部と蓋部材とが接触しているので、密閉度が高くなり内部に収納した粉体は外部に漏出しないようになるという優れた効果を奏する。
ジャグ本体の開口部に蓋部材を施蓋する構成において、開口部と蓋部材との接触部分を封止用凹部に形成し、封止用凹部と前記開口部の上縁とが平行する2条の線状で接触して前記開口部を密閉させるようにしたことで、二重の密閉構造を形成し、ゴム材を使用せずに密閉度の高い封止機能を実現した。
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明の実施の形態に係る実施例1の試料搬送用ジャグを図1乃至図4を用いて説明する。図1に、試料搬送用ジャグ1を略示的に示した断面図を示してある。試料搬送用ジャグ1は、ジャグ本体2と、該ジャグ本体2を収納するカートリッジ3とから構成されている。
このジャグ本体2は、全体を略円筒形状に形成されており、その一端部には、略円形状の開口部4が形成されており、該開口部4からジャグ本体2の内部に試料を収納させることができるようになっている。この試料とは、例えば、放射性の物質または汚染物質等の粉体からなる試料を含むものであり、外部環境に漏出できない試料である。
ジャグ本体2の開口部4には、蓋部材5を螺着させて施蓋できるようになっている。試料搬送用ジャグ1は、前記ジャグ本体2の開口部4を形成する首部4aに蓋部材5を螺着させて施蓋した状態でカートリッジ3の内部に収納し、該カートリッジ3の下端の底開口部6にキャップ7を嵌合させて施蓋することにより構成されるのである。
これら試料搬送用ジャグ1を構成するジャグ本体2と蓋部材5とカートリッジ3とは、それぞれ合成樹脂材等により形成され、例えば、ジャグ本体2と蓋部材5とは同じ硬度の樹脂で形成しても良いが、硬度の異なる樹脂で形成しても良い。例えば、ジャグ本体2の方が蓋部材5よりも硬度の高い樹脂で形成するようにしても良い。そして、蓋部材5を施蓋したジャグ本体2は、カートリッジ3内で遊嵌状態になるように形成されている。
蓋部材5は、前記ジャグ本体2の開口部4の上縁8に当接する平面部9と前記ジャグ本体2の開口部4の外周面を覆う垂下部10とから構成されており、蓋部材5の上部側には、該蓋部材5の上側からみて、例えば、6角形等の多角形状凹部11が形成され、適宜の治具(レンチなど)を嵌合させて開蓋・施蓋操作ができるようになっている。
図2に、ジャグ本体2に蓋部材5を螺着させた状態の側面図を示してある。ジャグ本体2の下部側には、該ジャグ本体2の下側からみて、例えば、6角形等の多角形状部12が形成されており、例えば、前記多角形状凹部11にレンチまたはビッド等の工具を嵌め、前記多角形状部12にスパナ等の工具を係合させて回転させ、ジャグ本体2に蓋部材5を螺着させることにより、該ジャグ本体2と蓋部材5とを強固に螺着させて施蓋したり、または開蓋させることができるのである。
蓋部材5の垂下部10の下部側には、円周方向に沿って複数の不連続なスリット状切り込み部13(図では2箇所)を設けてリング状の弾性部10aを形成してある。この切り込み部13は、要するに、蓋部材5の下端部側がリング状になって、弾性を有するようになればよいのであり、該弾性部10aは稍肉薄に形成させることが好ましい。
また、ジャグ本体2の開口部4を形成する首部4aの付け根部分の外周面には、該開口部4の円周に直行し首部4aの長さ方向に沿う複数の凹凸部14を周方向に沿って形成してある。この凹凸部14の長さは、ジャグ本体2に蓋部材5を螺着させた際に、凹凸部14の上縁が蓋部材5の切り込み部13に達する程度の長さにすることが良く、図2においては、説明のため蓋部材5の垂下部10の下端とジャグ本体2のテーパー部15とが離隔した状態で示してあるが、ジャグ本体2に蓋部材5を螺着させた際、垂下部10の下端に形成したリング状の弾性部10aとテーパー部15とが近接した状態になるようにすることが好ましい。
図3に、蓋部材5の拡大断面図を略示的に示してある。この蓋部材5における垂下部10の下端側にスリット状の切り込み部13を介して設けた弾性部10aの内面側には、複数の係合用の凸部16を形成してある。
このように、切り込み部13から下側の弾性部10aに係合用の凸部16を形成した状態で、ジャグ本体2に蓋部材5を螺着させることにより、弾性部10aの凸部16が凹凸部14に接触しやや広がりながら係合し、強く締め付けることで前記の凹凸部14に前記係合用の凸部16が係止されることになるため、ジャグ本体2と蓋部材5とが完全に螺着された状態では、多少の振動または回動が付与されても、前記ジャグ本体2の首部4aと蓋部材5との螺着が弛むことがないのである。なお、上記とは逆に、弾性部10aに複数の凹部を設け、首部4aの付け根部分に凸部を形成しても良いのである。
これらジャグ本体2の開口部4と蓋部材5とには、該ジャグ本体2の首部4aの外周面に雄ネジ17を形成すると共に、該雄ネジ17に対応した雌ネジ18を前記蓋部材5の垂下部10の内側に形成することにより、前記ジャグ本体2の開口部4と蓋部材5とを螺着させることができるようになり、前記雄ネジ17と雌ネジ18とのネジは、例えば、2条乃至3条のネジにすることが良い。
このように、雄ネジ17と雌ネジ18とを2条乃至3条のネジに形成することにより、ジャグ本体2の開口部4に蓋部材5を螺着させる速度と回転数が適当になり、施蓋時において、前記ネジの隙間から自然にジャグ本体2内の空気が排気されるようになり、その際に、該ジャグ本体2内に収納した粉体等の試料が漏出することがないのである。
図4に、ジャグ本体2の開口部4の上縁8と、該開口部4の上縁8に当接する蓋部材5の平面部9の内面側とを略示的に示した拡大断面図を示してある。前記開口部4の上縁8が当接する前記平面部9の内面側には、該開口部4の上縁8に沿う断面山形乃至三角形状の封止用凹部19をリング状に形成させている。
この封止用凹部19と前記開口部4の上縁8とは、ジャグ本体2の開口部4に蓋部材5を螺着させた際、面接触ではなく、該開口部4の上縁8が二箇所20a、20bにおいて線状に接触するのである。つまり、開口部4の上縁8と封止用凹部19とが接触する位置は、封止用凹部19に直線状の2つの平面があり、その2つの平面に円弧状に形成された上縁8が二箇所20a、20bにおいて平行に且つ線状に当接することで、強い押圧力が集中して生じることになるので、前記二箇所20a、20bにおける線状で二重に封止して開口部4を密閉することができ、前記ジャグ本体2内に収納した粉体用の試料が外部に漏出することがないのである。
本発明の実施の形態に係る実施例2の試料搬送用ジャグのジャグ本体2と蓋部材31とを螺着させた状態を略示的に示した断面図を図5に示す。なお、この実施例2においては、前記実施例1の蓋部材5の平面部9の内面側の形状を変えたものであり、その他の構成については、前記実施例1と同様であり、説明が重複するため、同一の構成のものには、同一の符号を付し、その説明については省略する。
この実施例2においては、ジャグ本体2の開口部4の内周面に沿わせて蓋部材31の平面部32に内接凸部33を形成させたものであり、このように、内接凸部33を形成させることにより、ジャグ本体2の開口部4に蓋部材31を螺着させた際、より確実に密閉できるようになる。
本発明の実施の形態に係る実施例3の試料搬送用ジャグのジャグ本体2と蓋部材41とを螺着させた状態の略示的な断面図を図6に示してある。なお、この実施例3においても、前記実施例1の蓋部材5の平面部9の内面側の形状を変えたものであり、その他の構成については、前記実施例1と同様であり、説明が重複するため、同一の構成のものには、同一の符号を付し、その説明と図示については省略する。
この実施例3においては、ジャグ本体2の開口部4の上縁8が当接する前記平面部42の内面側には、該開口部4の上縁8に沿う封止用凹部43をリング状に形成させている。この封止用凹部43は、直線状の2平面が段差をもって形成されたものである。
図7に、ジャグ本体2の開口部4の上縁8と、該開口部4の上縁8に当接する蓋部材41の平面部42の内面側とを略示的に示した拡大断面図を示してある。封止用凹部43と前記開口部4の上縁8とは、ジャグ本体2の開口部4に蓋部材41を螺着させた際、面接触ではなく、該開口部4の上縁8が二箇所44a、44bにおいて線状に接触するのである。つまり、開口部4の上縁8と封止用凹部43とが接触する位置は、封止用凹部43に直線状の2つの平面があり、その2つの平面に円弧状に形成された上縁8が二箇所44a、44bにおいて平行に且つ線状に当接することで、強い押圧力が集中して生じることになるので、前記二箇所44a、44bにおける線状で二重に封止して開口部4を密閉することができ、前記ジャグ本体2内に収納した粉体用の試料が外部に漏出することがないのである。
なお、この実施例3においても、前記実施例2と同様に、蓋部材41の平面部42に内接凸部33を形成させても良い。
前記したいずれの実施例においても、カートリッジ3の内部にジャグ本体2を収納させた際、該カートリッジ3とジャグ本体2との間、及び該カートリッジ3と蓋部材5との間には、図1に示したように、微少な間隙が存在するようにし、前記ジャグ本体2が、前記カートリッジ3内で遊嵌状態になるように収納させることが好ましい。
更に、カートリッジ3内にジャグ本体2を収納し、キャップ7を嵌合させ、該ジャグ本体2内に試料の粉体を収納した状態の重心、即ち、試料搬送用ジャグ1の重心と、その試料搬送用ジャグ1の中心とが一致するように形成し、その誤差が、±3%以内に収まるように形成することが好ましい。
このように、ジャグ本体2をカートリッジ3内で遊嵌状態にし、試料搬送用ジャグ1の重心と、該試料搬送用ジャグ1の中心とが略一致するように形成し、その誤差が、±3%以内に収まるように形成することにより、気送搬送時に、該カートリッジ3内で前記ジャグ本体2が自転可能な状態に収まっており、該気送搬送時に生ずるブレまたは振動等により前記カートリッジ3が回転しても、その回転にジャグ本体2は完全には追従せず、振動または回転による試料粉体の撹拌で生ずる種々の不都合を減少させることができるのである。
ジャグ本体2の開口部4に施蓋される蓋部材5において、蓋部材5に開口部4の上縁と当接する部位に、封止用凹部19、43を形状し、蓋部材5と開口部4の上縁との接触が平行する2条の線状にしたことで、面接触と違って当接圧が高くなり、密封度を高めることができるので、蓋部材5の施蓋強度に個人差があって画一的でなくても、ある程度の締め付けがあれば試料が外部に漏出することはないのであり、試料を取り出す度に蓋部材5を開閉しなければならない粉体用のジャグとして有効に使用できるのである。
本発明に係る第1実施例の試料搬送用ジャグを略示的に示した断面図である。 同試料搬送用ジャグにおけるジャグ本体の側面図である。 同ジャグ本体の蓋部材を拡大して示した断面図である。 同ジャグ本体に蓋部材を施蓋した状態の要部のみを拡大して示した断面図である。 本発明に係る第2実施例に係るジャグ本体を略示的に示した断面図である。 本発明に係る第3実施例に係るジャグ本体の要部のみを拡大して略示的に示した断面図である。 同ジャグ本体に蓋部材を施蓋した状態の要部のみを拡大して示した断面図である。
符号の説明
1 試料搬送用ジャグ
2 ジャグ本体
3 カートリッジ
4 開口部
4a 首部
5、31、41 蓋部材
6 底開口部
7 キャップ
8 上縁
9、32、42 平面部
10 垂下部
10a 弾性部
11 多角形状凹部
12 多角形状部
13 切り込み
14 凹凸部
15 テーパー部
16 凸部
17 雄ネジ
18 雌ネジ
19、43 封止用凹部
20a、20b、44a、44b 二箇所
33 内接凸部

Claims (7)

  1. 略円形状の開口部を有する首部に蓋部材を螺着させて開口部を密閉し内部に粉体を収納するジャグ本体と、該ジャグ本体を収納するカートリッジとからなる試料搬送用ジャグであって、
    前記蓋部材は、ジャグ本体の開口部の上縁に当接する平面部と首部の外周面に螺着する垂下部とを有し、
    前記平面部に前記開口部の上縁が当接する部位に封止用凹部をリング状に設け、
    該封止用凹部と前記開口部の上縁とが平行する2条の線状で接触して前記開口部を密閉させる構成であること
    を特徴とする試料搬送用ジャグ。
  2. 前記2条の線状で接触する部位は、
    一方が直線状の2平面で形成され、他方が円弧状に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
  3. 前記蓋部材の平面部には、
    前記ジャグ本体の開口部の内側に嵌り込む内接凸部を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
  4. 前記ジャグ本体の首部と蓋部材との螺着には、
    2条ネジ乃至3条ネジにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
  5. 前記ジャグ本体の首部の付け根部分に、首部の長さ方向に沿う複数の凹凸部を形成し、
    前記蓋部材の垂下部には、下部側に周方向に2以上の不連続のスリット状切り込みを設けてリング状の弾性部を形成し、
    前記ジャグ本体に前記蓋部材を螺着させた時に、前記凹凸部に前記リング状の弾性部が弾性的に係合して緩み防止になること
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。
  6. 前記蓋部材におけるリング状の弾性部の内側面に複数の凸部を設けたこと
    を特徴とする請求項1または5に記載の試料搬送用ジャグ。
  7. 試料を収納したジャグ本体をカートリッジの内部に納めた試料搬送用ジャグの重心と中心とが一致するように形成し、その誤差が±3%以内に収まるように形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の試料搬送用ジャグ。

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