JPH0454110Y2 - - Google Patents

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JPH0454110Y2
JPH0454110Y2 JP1985044723U JP4472385U JPH0454110Y2 JP H0454110 Y2 JPH0454110 Y2 JP H0454110Y2 JP 1985044723 U JP1985044723 U JP 1985044723U JP 4472385 U JP4472385 U JP 4472385U JP H0454110 Y2 JPH0454110 Y2 JP H0454110Y2
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tapered
container
thread
female
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JP1985044723U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器キヤツプの締め付け係止装置に関
するものである。
〔従来の技術〕 従来より、容器の口頸部の外周面に雄螺条を設
けるとともに、キヤツプの内周面に雌螺条を設け
て相互の螺合によりキヤツプを締め付け係止する
ものは一般に行なわれていることであるが、この
方式ではキヤツプが緩みやすく、また、キヤツプ
を螺合する時に強く締め付けすぎたり、逆に締め
足りなかつたりして、適切な位置でキヤツプを締
め付け係止できないとのことから、このような問
題点を解決するものとして、実公昭55−37491号
公報に記載されたものが考案されている。
これは、第3図及び第4図に示されているよう
に、容器41の口頸部42の外周面に設けられた
雄螺条43と、キヤツプ44の内周面に設けられ
た雌螺条45との螺合によりキヤツプ44を口頸
部42に締め付ける場合、締め付けの完了時に雌
螺条45の最先端が臨む雄螺条43のねじの谷部
に、第1の係止突起46を設けるとともに、雌螺
条45の最先端の延長線上となるキヤツプ44の
内周面に、雌螺条45の最先端から前記第1の係
止突起46の幅だけ離れて第2の係止突起47を
設けたもので、締め付けの完了時に第1の係止突
起46が第2の係止突起47を乗り越えてキヤツ
プ44を容器41の口頸部42に締め付け係止す
るものである。
また、別の従来例として、実公昭51−44451号
公報がある。この公報に記載された容器は、第5
図,第6図に示すように、キヤツプ22に、容器
の口頸部に螺合される内側周壁36とキヤツプ2
2の外側周壁37とを設け、この内側周壁36と
外側周壁37との間の天板下面から、弾性係合片
30を垂下して設けたものである。
そして、キヤツプ22の締め付け時に、前記弾
性係合片30を、容器5の上面に形成した嵌合溝
38に嵌合するように形成したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記第3図、第4図の締め付け係止装置では、
確かに前記問題点を解決できるが、第1の係止突
起46をねじの谷部に突設し、第2の係止突設4
7を雌螺条45の延長線上に設けるということ
は、第1の係止突起46は口頸部42の外周面に
対して直交方向に立設され、第2の係止突起47
はキヤツプ44の内周面に対して直交方向に立設
されることとなる。
したがつて、螺合という機能上各係止突起4
6,47の高さが限定され、雄螺条43や雌螺条
45の高さより低くしなければならず、第1の係
止突起46が第2の係止突起47を乗り越える際
にクリツク音を出すようにしようとしても、各係
止突起46,47の高さをクリツク音が出る程の
高さにすることができないという問題がある。
そして、前記第5図、第6図の容器は、弾性係
合片30が長く形成され弾力性に富み、前記嵌合
溝38に当接して良好なクリツク音を発生するこ
とができるものである。
しかしながら、第5図、第6図の容器は内側周
壁36と外側周壁37間に弾性係合片30を設け
るので、内側周壁36より外側周壁37がはるか
に大径になる。
そうすると、容器の口頸部が大径である場合に
は、キヤツプ22の外径が大きくなり過ぎること
となり、また、容器のデザイン上、キヤツプ22
の外径を小径に形成したい場合にも、所望の小径
のキヤツプとすることが困難である。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、クリツク音が十分出せる程の高さに係止突起
を形成でき、キヤツプの締め付け時にキヤツプの
締め付けが確実となるだけでなく、締め付け完了
を知らせるクリツク音を出すことのできるキヤツ
プの締め付け係止装置付き容器のキヤツプを、小
径に形成できるようにすることを技術的課題とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような技術的課題を解決するた
め、容器5の口頸部4の外周面に設けた雄螺部に
キヤツプ22内周面に設けた雌螺部を螺合するキ
ヤツプ22の締め付け係止装置において、次のよ
うな技術的手段をとつた。
すなわち、下側をテーパー面11として徐々に
幅が広くなる雄テーパー螺部12を前記雄螺部と
して形成し、上側をテーパー面31として徐々に
幅が広くなる雌テーパー螺部21を前記雌螺部と
して形成する。
そして、前記雄テーパー螺部12のテーパー面
11と雌テーパー螺部21のテーパー面31に、
それぞれ凹部14を形成し、キヤツプ22の締め
付け完了時に互いに乗り越える係止突起13,3
2を、前記両テーパー面11,31に形成した前
記凹部14の底部より、それぞれ前記容器5の口
頸部4の軸方向に沿つて突設し、この係止突起1
3,32を、前記テーパー面13,32より下方
及び上方に突出させて形成してキヤツプの締め付
け係止装置付き容器とした。
〔作用〕
本考案は、雄テーパー螺部12のテーパー面1
1と雌テーパー螺部21のテーパー面31に、係
止突起13,32を、口頸部4の軸方向に沿つて
設けたので、キヤツプ22外径を大径とするこの
なく係止突起13,32を設けられる。
そして、前記テーパー面11,31に凹部14
を形成して、その凹部14の底部より係止突起1
3,32を突設したので、前記テーパー面11,
31から突設させる係止突起13,32を、長く
形成して、良好なクリツク音を発生させられる係
止突起13,32に形成できるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
有底の内筒1と外筒2とで二重に形成されると
ともに外筒2の下端開口部に底板3を嵌合し、内
筒1の上端部を口頸部4とした容器5が形成され
ている。
そして、前記口頸部4の外周面に下側を第1の
テーパー面11として徐々に幅が広くなる雄テー
パー螺部12が形成さている。この雄テーパー螺
部12の第1のテーパー面11には、凹部14が
形成され、この凹部14の底部より第1の係止突
起13が前記容器5の口頸部4の軸方向に沿つて
下向きに突設され、この第1の係止突起13の先
端が第1のテーパー面11から余り突出しなくと
も、その長さが長くなるようになつている。
この雄テーパー螺部12に螺合する雌テーパー
螺部21を有するキヤツプ22がこの容器5の口
頸部4に螺着されるようになつており、このキヤ
ツプ22はキヤツプ本体23と、このキヤツプ本
体23内に嵌合するとともに、外周面にローレツ
ト目が刻まれ、かつ、内周面に前記雌テーパー螺
部21を設けて形成したリング部24と、キヤツ
プ本体23内の天板内面に敷設されてキヤツプ2
2の螺着時に口頸部4で形成された容器口部をシ
ールする円板状のパツキン25とを備えている。
そして、前記雌テーパー螺部21は上側を第2
のテーパー面31として徐々に幅が広くなるよう
に形成され、第2のテーパー面31には、凹部1
4が形成され、この凹部14の底部より第2の係
止突起32が前記容器5の軸方向に沿つて上向き
に突設され、この第2の係止突起32の先端が第
2のテーパー面31から余り突出しなくとも、そ
の長さが長くなるようになつている。
前記第1の係止突起13と第2の係止突起32
とはキヤツプ22の締め付けが完了した時に互い
に乗り越えるような位置関係にあり、その長さは
第1と第2の各係止突起13,32が互いに乗り
越えたときクリツク音が出る程の高さとしてあ
る。
〔考案の効果〕 本考案は、雄テーパー螺部12のテーパー面1
1と雌テーパー螺部21のテーパー面31に、係
止突起13,32を、口頸部4の軸方向に沿つて
設けたものである。
そして、前記構成により本考案は、係止突起1
3,32が、雄テーパー螺部12と、雌テーパー
螺部21の半径方向の厚さを利用して設けられて
いることとなり、キヤツプ22の外径を大径とす
ることなく、係止突起13,32を設けることが
できるものである。
したがつて、容器の口頸部が大径に形成されて
いる場合でも、キヤツプ22の外径が過大になる
ことがなく、また容器のデザイン上から、キヤツ
プ22の外径を小径に形成したい場合にも、所望
の小径のキヤツプとすることが可能である。
そして、本考案は前記テーパー面11,31に
凹部14を形成して、この凹部14の底部より、
係止突起13,32を突設したものである。
したがつて、前記テーパー面11,31から突
出させた係止突起13,32を、長く形成して弾
力性に富み良好なクリツク音を発生させられる係
止突起13,32に形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその縦断面図、第3図は従来例の容器の
正面図、第4図はその容器に螺着されるキヤツプ
の縦断面図、第5図は別の従来例のキヤツプの斜
視断面図、第6図はその作動状態を示す図であ
る。 4……口頸部、5……容器、11,31……テ
ーパー面、12……雄テーパー螺部、13,32
……係止突起、14……凹部、21……雌テーパ
ー螺部、22……キヤツプ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器5の口頸部4の外周面に設けた雄螺部に、
    キヤツプ22内周面に設けた雌螺部を螺合するキ
    ヤツプ22の締め付け係止装置において、 前記雄螺部は下側をテーパー面11として徐々
    に幅が広くなる雄テーパー螺部12として形成さ
    れるとともに、前記雌螺部は上側をテーパー面3
    1として徐々に幅が広くなる雌テーパー螺部21
    として形成され、前記雄テーパー螺部12のテー
    パー面11と、雌テーパー螺部21のテーパー面
    31に、それぞれ凹部14を形成し、キヤツプ2
    2の締め付け完了時に互いに乗り越える係止突起
    13,32を、前記両テーパー面11,31に形
    成した前記凹部14の底部より、それぞれ前記容
    器5の口頸部4の軸方向に沿つて突設し、この係
    止突起13,32を、前記テーパー面13,32
    より下方及び上方に突出させて形成したことを特
    徴とするキヤツプの締め付け係止装置付き容器。
JP1985044723U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH0454110Y2 (ja)

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JPS61161247U JPS61161247U (ja) 1986-10-06
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