JPH0513734Y2 - - Google Patents

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JPH0513734Y2
JPH0513734Y2 JP1986180321U JP18032186U JPH0513734Y2 JP H0513734 Y2 JPH0513734 Y2 JP H0513734Y2 JP 1986180321 U JP1986180321 U JP 1986180321U JP 18032186 U JP18032186 U JP 18032186U JP H0513734 Y2 JPH0513734 Y2 JP H0513734Y2
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JP
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thread
cap
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female
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JP1986180321U
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JPS6386051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は嵌合部分がプラスチツクなどからなる
容器のキヤツプの嵌合構造に関し、特に緩み防止
機能をもつキヤツプの嵌合構造に関する。
〔従来の技術〕
緩み防止機能をもつキヤツプの嵌合構造の1例
が実公昭58−22933号公報に示されている。この
構造はキヤツプの奥部に位置して内周面を一巡す
るねじ山の幅を上、下に夫々拡大して拡幅部とし
(拡幅部を含めてねじ山のピツチは全て同一)、そ
して、拡幅部が容器本体の首部の雄ねじのねじ山
の間に圧入した形態となすことにより、キヤツプ
の緩みを防止するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
容器本体の首部の注出孔は、キヤツプの頂壁内
面と雌ねじの上面との間に、注出孔の周囲の面と
首部の雄ねじの下面の間の部分を挟圧して、密封
がなされる。そして、上記従来例ではキヤツプの
奥部に設けられているねじ山の拡幅部がねじ山の
上・下方向に夫々拡大しているため、螺合開始か
ら途中までは、キヤツプの雌ねじの上面が容器本
体首部の雄ねじの下面と接触しながら(即ち、雌
ねじのねじ山幅の中央が雄ねじのねじ山とねじ山
の中間よりもやや上方に位置する状態で)キヤツ
プは降下するが、螺合の最終段階では、キヤツプ
の奥部でねじ山の下方向だけでなく上方向にも拡
大している雌ねじ(ねじ山幅の中央からねじ山の
上面までの距離が他の部分の雌ねじと異なる)
が、上下の雄ねじの下面及び上面に圧接するの
で、他の部分の雌ねじの上面が雄ねじの下面と非
接触状態になり(即ち、雌ねじ山幅の中央が雄ね
じの山と山の中間に位置する状態になる)、その
結果、雌ねじの拡幅部の上面のみが雄ねじの下面
に圧接することになり、残りの雌ねじ部分と雄ね
じ部分は接しない。即ち、圧接するのはねじの1
巻のみであり、雌ねじと雄ねじの締付け力をねじ
山の一部分だけで受け止めることになるので、そ
の部分に力が集中し、該圧接しているねじ山が損
傷するおそれがあるという問題がある。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するため、本考案は、容器本
体の首部の外周に雄ねじを形成し、内周に雌ねじ
を形成したキヤツプを前記雄ねじに嵌合してキヤ
ツプを螺着させるキヤツプの嵌合構造であり、前
記雌ねじのねじ山に沿つて、螺合終端部から始端
部の方向に、緩み防止ができる長さに、前記ねじ
山の幅を拡大した拡幅部を有する構造において、
該拡幅部がねじ山を下側へ拡大された形状である
ことを特徴とする。
〔作用〕
この考案では雌ねじ山の下側を拡大して拡幅部
を形成したから、雄ねじと雌ねじの螺合部分で
は、雄ねじの下面と雌ねじの上面とはねじの全体
で圧接し、部分的圧接にはならない。従つてねじ
山が損傷することはない。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は容器本体からキヤツプを取外した状態
の一部断面とした側面図、第2図はキヤツプの断
面を示す斜視図、第3図はキヤツプを容器本体の
首部に嵌合螺着した状態の側断面図である。
容器本体1は例えば熱可塑製樹脂、金属または
ガラスなどにて製造され、上部には頂壁に注出口
3を有する首部2が突設され、この首部2の外周
には1条の雄ねじ4が複数巻形成されている。雄
ねじ4の断面形状は、ねじ山の下面側を緩かな勾
配とした不等斜辺の台形をなしている。
首部2に嵌合螺着されるキヤツプ11は、例え
ば熱可塑製樹脂を射出成形して製造され、頂壁1
2の裏面側には開口部3に当接する密封リング1
3が形成されており、側壁部14の内周には雄ね
じ4に嵌合する雌ねじ15が形成されている。雌
ねじ15の断面形状は雄ねじ4とは逆に上面側を
緩かな勾配とした不等斜辺台形をなし、この雌ね
じ15のねじ山に沿つて終端部16から始端部1
7に向つてねじの緩みを防止する長さに雌ねじの
下側を拡大させた拡幅部18が設けられている。
上記構成の首部2にキヤツプ11を螺合し締め
付けると、首部2の頂壁にキヤツプ11の密封リ
ング13が圧接し、かつ首部2の雄ねじ4とキヤ
ツプ11の雌ねじの螺合部分では、雄ねじ4の全
長の下面と雌ねじ15の全長の上面とが圧接し
て、注出口3を密封する。
上記の説明は1条ねじについておこなつたが、
この構成は2条以上の複数条ねじにも適用でき
る。
〔考案の効果〕
この考案の拡幅部をもつ雌ねじ形状を有するキ
ヤツプによれば、キヤツプの締付け時に首部の雄
ねじとキヤツプの雌ねじがその螺合部分の全長に
亘り圧接するから、締付け力を広い面積で受け止
めることができ、ねじ山の損傷を生じないという
効果を奏する。
また、本考案では、外から見えない部分である
キヤツプ内面の奥の雌ねじに拡幅部を設けたの
で、外から見える容器本体首部の雄ねじに拡幅部
を設けたものと比べると体裁(外観性)が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例であり、第1
図は容器本体からキヤツプを取外した状態の一部
断面とした側面図、第2図はキヤツプの断面を示
す斜視図、第3図は容器本体の首部にキヤツプを
嵌合螺着した状態の側断面図である。 1……容器本体、2……首部、3……注出口、
4……雄ねじ、11……キヤツプ、12……頂
壁、13……密封リング、14……側壁部、15
……雌ねじ、16……終端部、17……始端部、
18……ねじ山の拡幅部、19……クリアラン
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体の首部の外周に雄ねじを形成し、内周
    に雌ねじを形成したキヤツプを前記雄ねじに嵌合
    してキヤツプを螺着させたキヤツプの嵌合構造で
    あり、前記雌ねじのねじ山に沿つて螺合終端部か
    ら始端部の方向に、緩み防止ができる長さに、前
    記ねじ山の幅を拡大した拡幅部を設けた構造にお
    いて、 該拡幅部がねじ山を下側へ拡大された形状であ
    ることを特徴とするキヤツプの嵌合構造。
JP1986180321U 1986-11-22 1986-11-22 Expired - Lifetime JPH0513734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986180321U JPH0513734Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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JP1986180321U JPH0513734Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6386051U JPS6386051U (ja) 1988-06-04
JPH0513734Y2 true JPH0513734Y2 (ja) 1993-04-12

Family

ID=31124172

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JP1986180321U Expired - Lifetime JPH0513734Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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JP (1) JPH0513734Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822933U (ja) * 1981-08-01 1983-02-12 山本光学株式会社 ヘルメツト装着用ゴ−グル装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822933U (ja) * 1981-08-01 1983-02-12 山本光学株式会社 ヘルメツト装着用ゴ−グル装置

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Publication number Publication date
JPS6386051U (ja) 1988-06-04

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