JPH0426342Y2 - - Google Patents
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- JPH0426342Y2 JPH0426342Y2 JP1986016231U JP1623186U JPH0426342Y2 JP H0426342 Y2 JPH0426342 Y2 JP H0426342Y2 JP 1986016231 U JP1986016231 U JP 1986016231U JP 1623186 U JP1623186 U JP 1623186U JP H0426342 Y2 JPH0426342 Y2 JP H0426342Y2
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- Japan
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/02—Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
- B65D41/04—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/02—Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
- B65D41/04—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
- B65D41/0471—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation with means for positioning the cap on the container, or for limiting the movement of the cap, or for preventing accidental loosening of the cap
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、容器本体の首部に蓋を螺着した容
器、更に詳しくは螺着された容器本体と蓋との間
の螺着が自然にゆるむことを防止した容器に関す
るものである。
器、更に詳しくは螺着された容器本体と蓋との間
の螺着が自然にゆるむことを防止した容器に関す
るものである。
容器本体と蓋とのゆるみを防止する装置として
は、実公昭56−42187号公報、実公昭56−48057号
公報、実公昭57−9239号公報、実公昭59−42342
号公報、実開昭55−145459号公報、実開昭57−
88750号公報に記載のもの等が知られている。
は、実公昭56−42187号公報、実公昭56−48057号
公報、実公昭57−9239号公報、実公昭59−42342
号公報、実開昭55−145459号公報、実開昭57−
88750号公報に記載のもの等が知られている。
上記公報により開示されている従来技術につい
て説明すると、実公昭56−42187号公報には、雄
ねじの終端部の下縁に雌ねじの終端部を押圧する
多数の突条を間隔をおいて縦設したゆるみ防止装
置が開示されている。
て説明すると、実公昭56−42187号公報には、雄
ねじの終端部の下縁に雌ねじの終端部を押圧する
多数の突条を間隔をおいて縦設したゆるみ防止装
置が開示されている。
また、実公昭56−48057号公報には、雄ねじの
終端部において上側縁に沿つて肉盛りし相隣るね
じ山の間隔を徐々に狭隘にしたゆるみ防止装置が
開示されている。
終端部において上側縁に沿つて肉盛りし相隣るね
じ山の間隔を徐々に狭隘にしたゆるみ防止装置が
開示されている。
また、実公昭57−9239号公報には、雄ねじの終
端部にリード角0°のねじ山を形成し、且つこのね
じ山を他のねじ山より高くしたゆるみ防止装置が
開示されている。
端部にリード角0°のねじ山を形成し、且つこのね
じ山を他のねじ山より高くしたゆるみ防止装置が
開示されている。
また、実公昭59−42342号公報には、ねじ山の
終端部にねじ山間の谷を埋めて連続してのびる段
部を設けたゆるみ防止装置が開示されている。
終端部にねじ山間の谷を埋めて連続してのびる段
部を設けたゆるみ防止装置が開示されている。
また、実開昭55−145459号公報には、雄ねじの
終端部においてねじ山の幅を大きくし相隣るねじ
山との間のねじ溝を狭くしたゆるみ防止装置が開
示されている。
終端部においてねじ山の幅を大きくし相隣るねじ
山との間のねじ溝を狭くしたゆるみ防止装置が開
示されている。
また、実開昭57−88750号公報には、雄ねじの
ねじ筋に逆止突起を設けたゆるみ防止装置を具備
する手動スプレー容器が開示されている。
ねじ筋に逆止突起を設けたゆるみ防止装置を具備
する手動スプレー容器が開示されている。
しかしながら、上記の従来技術は以下のような
問題点を有していた。
問題点を有していた。
即ち、実公昭56−42187号公報に開示されてい
る装置は、多数回の開閉によつて突条が摩耗又は
折損し易く、更に衝撃によつてゆるみ易い等の問
題点があつた。
る装置は、多数回の開閉によつて突条が摩耗又は
折損し易く、更に衝撃によつてゆるみ易い等の問
題点があつた。
また、実公昭56−48057号公報、実公昭57−
9239号公報、実開昭55−145459号公報又は実開昭
57−88750号公報に開示されている装置は、蓋を
ねじ締めする場合に、ねじ込みの途中（終期）で
蓋を持ち上げるような運動が加わつたときに、ね
じ込みの途中でも（まだ密閉されていない状態に
おいて）締着が生じてしまう惧れが強かつた。
又、ゆるみ防止の締着がねじの終端部のみでなさ
れているので、衝撃によつてゆるみ易い等の問題
点があつた。
9239号公報、実開昭55−145459号公報又は実開昭
57−88750号公報に開示されている装置は、蓋を
ねじ締めする場合に、ねじ込みの途中（終期）で
蓋を持ち上げるような運動が加わつたときに、ね
じ込みの途中でも（まだ密閉されていない状態に
おいて）締着が生じてしまう惧れが強かつた。
又、ゆるみ防止の締着がねじの終端部のみでなさ
れているので、衝撃によつてゆるみ易い等の問題
点があつた。
また、実公昭59−42342号公報に開示されてい
る装置は、実公昭56−48057号公報に開示されて
いる装置と同様に、蓋をねじ締めする場合に、ね
じ込みの途中（終期）で蓋側壁を押し拡げるよう
な運動が加わつたときに、ねじ込みの途中でも
（まだ密閉されていない状態において）締着が生
じてしまう惧れが強かつた。又、ゆるみ防止の締
着がねじの終端部のみでなされているので、衝撃
によつてゆるみ易い等の問題点があつた。
る装置は、実公昭56−48057号公報に開示されて
いる装置と同様に、蓋をねじ締めする場合に、ね
じ込みの途中（終期）で蓋側壁を押し拡げるよう
な運動が加わつたときに、ねじ込みの途中でも
（まだ密閉されていない状態において）締着が生
じてしまう惧れが強かつた。又、ゆるみ防止の締
着がねじの終端部のみでなされているので、衝撃
によつてゆるみ易い等の問題点があつた。
従つて、本考案の目的は、ねじ締めの終期（ね
じの終端部）においてねじを急激に圧接係合する
ことなく、ねじ全体によつて徐々に圧接係合する
ことにより、容器本体と蓋とのゆるみを防止する
と同時に、不完全な密封を防止できる容器を提供
することにある。
じの終端部）においてねじを急激に圧接係合する
ことなく、ねじ全体によつて徐々に圧接係合する
ことにより、容器本体と蓋とのゆるみを防止する
と同時に、不完全な密封を防止できる容器を提供
することにある。
本考案は、容器本体の首部に蓋を螺着するよう
にした容器において、互いに螺合する雄・雌ねじ
の各々のねじの少なくとも一方のねじのねじみぞ
の幅を、遊び側フランクのピツチを圧力側フラン
クのピツチよりも小さくし且つねじ山の幅をねじ
の終端部方向に向けて次第に大きくすることによ
り、ねじの終端部方向に向けて次第に小さくし、
ねじ締めの終期に、ねじみぞの幅が小さくなつて
いる部分で、雄・雌ねじの圧力側フランク同士及
び遊び側フランク同士がそれぞれ圧接するように
したことを特徴とする容器を提供することによつ
て上記の目的を達成したものである。
にした容器において、互いに螺合する雄・雌ねじ
の各々のねじの少なくとも一方のねじのねじみぞ
の幅を、遊び側フランクのピツチを圧力側フラン
クのピツチよりも小さくし且つねじ山の幅をねじ
の終端部方向に向けて次第に大きくすることによ
り、ねじの終端部方向に向けて次第に小さくし、
ねじ締めの終期に、ねじみぞの幅が小さくなつて
いる部分で、雄・雌ねじの圧力側フランク同士及
び遊び側フランク同士がそれぞれ圧接するように
したことを特徴とする容器を提供することによつ
て上記の目的を達成したものである。
本考案によれば、上記の如く構成されているた
め、ねじ込みに従つて雄ネジと雌ネジとが徐々に
圧接接合し、雄ネジ・雌ネジは、ねじ込みの終了
時点において螺合のゆるみが確実に防止される状
態で圧接接合される。
め、ねじ込みに従つて雄ネジと雌ネジとが徐々に
圧接接合し、雄ネジ・雌ネジは、ねじ込みの終了
時点において螺合のゆるみが確実に防止される状
態で圧接接合される。
以下、本考案の容器を図面に示す実施例につい
て説明する。尚、第１図〜第５図に示す参考例
は、本考案の上記目的を達成するもので、上記
〔作用〕と同様な作用を呈するものであるが、構
成の一部が本考案の要旨を逸脱しているものであ
る。そして、第６図及び第７図に示す本考案の一
実施例において、上記参考例と同様な構成部分
は、参考例がそのまま適用されるため、上記実施
例の説明においては、上記参考例の説明を適宜引
用した。
て説明する。尚、第１図〜第５図に示す参考例
は、本考案の上記目的を達成するもので、上記
〔作用〕と同様な作用を呈するものであるが、構
成の一部が本考案の要旨を逸脱しているものであ
る。そして、第６図及び第７図に示す本考案の一
実施例において、上記参考例と同様な構成部分
は、参考例がそのまま適用されるため、上記実施
例の説明においては、上記参考例の説明を適宜引
用した。
参考例を示す第１図〜第５図において、１は容
器本体、２は蓋で、容器本体１の首部３の周囲に
は雄ねじ４を刻設してあり、又蓋２の内側面には
雄ねじ４と螺合する雌ねじ５を刻設してある。そ
して、雄ねじ４及び雌ねじ５は、何れも、のこ歯
ねじで形成してあり、雌ねじ５は、通常の雌ねじ
と同様に、ねじ山の幅、ねじみぞの幅及びねじの
ピツチが一定となるように形成してある。
器本体、２は蓋で、容器本体１の首部３の周囲に
は雄ねじ４を刻設してあり、又蓋２の内側面には
雄ねじ４と螺合する雌ねじ５を刻設してある。そ
して、雄ねじ４及び雌ねじ５は、何れも、のこ歯
ねじで形成してあり、雌ねじ５は、通常の雌ねじ
と同様に、ねじ山の幅、ねじみぞの幅及びねじの
ピツチが一定となるように形成してある。
而して、上記雄ねじ４は、そのねじみぞの幅
A1，A2をねじの終端部方向に向けて次第に小さ
くなしてあり（A1＞A2）、ねじ締めの終期に、ね
じみぞの幅が小さくなつている部分で、雄・雌ね
じ４，５の圧力側フランク６，７だけでなく遊び
側フランク８，９も圧接するようにしてある。そ
して、雄ねじ４は、そのねじ山の形状を一定とな
してあるが、上述の如くねじみぞの幅をねじの終
端部方向に向けて次第に小さくしてあるため、ね
じのピツチは、ねじの終端部方向に向けて次第に
小さくなつている。
A1，A2をねじの終端部方向に向けて次第に小さ
くなしてあり（A1＞A2）、ねじ締めの終期に、ね
じみぞの幅が小さくなつている部分で、雄・雌ね
じ４，５の圧力側フランク６，７だけでなく遊び
側フランク８，９も圧接するようにしてある。そ
して、雄ねじ４は、そのねじ山の形状を一定とな
してあるが、上述の如くねじみぞの幅をねじの終
端部方向に向けて次第に小さくしてあるため、ね
じのピツチは、ねじの終端部方向に向けて次第に
小さくなつている。
この他、第１図〜第５図において、１０は容器
本体１の首部３の基部（下端部）の外周部に設け
たネツクリング（ゆるみ止めのためのラチエツト
機構）、１１は該ネツクリング１０に対応させて
蓋２の下端部内周部に設けたインナーリング（ゆ
るみ止めのためのラチエツト機構）、１２は蓋２
と容器本体１との密封を確実にするため蓋２の天
壁部に垂設したコンタクトリング、１３は蓋２の
外周部に縦設した蓋螺着用突条である。
本体１の首部３の基部（下端部）の外周部に設け
たネツクリング（ゆるみ止めのためのラチエツト
機構）、１１は該ネツクリング１０に対応させて
蓋２の下端部内周部に設けたインナーリング（ゆ
るみ止めのためのラチエツト機構）、１２は蓋２
と容器本体１との密封を確実にするため蓋２の天
壁部に垂設したコンタクトリング、１３は蓋２の
外周部に縦設した蓋螺着用突条である。
上述の如く構成した第１図〜第５図の容器にお
ける、容器本体１への蓋２のねじ締め開始期にお
いては、容器本体１の雄ねじ４の始端部近傍と、
蓋２の雌ねじ５の始端部近傍とが従来の雄ねじ及
び雌ねじと同様に構成してあるため、従来品と同
様にねじ締めを容易に開始することができる。そ
して、ねじ締めを更に進行させると、上述の如
く、容器本体１の雄ねじ４はねじみぞの幅をねじ
の終端部方向に向けて次第に小さくしてある一
方、蓋２の雌ねじ５はそのようにしてなく通常の
雌ねじとして形成してあるため、雌ねじ５の始端
部における遊び側フランク９と雄ねじ４の遊び側
フランク８との間隔は次第に狭くなり、ねじ締め
終期においては、雄・雌ねじ４，５の圧力側フラ
ンク６，７だけでなく遊び側フランク８，９も
徐々に圧接し、最終的には、第５図に示す如く、
これらが完全に圧接して容器本体１に対する蓋２
のゆるみが確実に防止される。そして、この圧接
と同時に、蓋２のコンタクトリング１２が容器本
体１の首部の頂部に確実に圧接し、又、容器本体
１のネツクリング１０と蓋２のインナーリング１
１が係合されるため、容器本体１と蓋２との密封
及び容器本体１に対する蓋２のゆるみ防止が一層
確実に確保される。
ける、容器本体１への蓋２のねじ締め開始期にお
いては、容器本体１の雄ねじ４の始端部近傍と、
蓋２の雌ねじ５の始端部近傍とが従来の雄ねじ及
び雌ねじと同様に構成してあるため、従来品と同
様にねじ締めを容易に開始することができる。そ
して、ねじ締めを更に進行させると、上述の如
く、容器本体１の雄ねじ４はねじみぞの幅をねじ
の終端部方向に向けて次第に小さくしてある一
方、蓋２の雌ねじ５はそのようにしてなく通常の
雌ねじとして形成してあるため、雌ねじ５の始端
部における遊び側フランク９と雄ねじ４の遊び側
フランク８との間隔は次第に狭くなり、ねじ締め
終期においては、雄・雌ねじ４，５の圧力側フラ
ンク６，７だけでなく遊び側フランク８，９も
徐々に圧接し、最終的には、第５図に示す如く、
これらが完全に圧接して容器本体１に対する蓋２
のゆるみが確実に防止される。そして、この圧接
と同時に、蓋２のコンタクトリング１２が容器本
体１の首部の頂部に確実に圧接し、又、容器本体
１のネツクリング１０と蓋２のインナーリング１
１が係合されるため、容器本体１と蓋２との密封
及び容器本体１に対する蓋２のゆるみ防止が一層
確実に確保される。
尚、容器本体１及び蓋２は、その材質に制限は
ないが、ポリプロピレン、ポリエチレン等のある
程度弾性のある熱可塑性合成樹脂で形成するのが
好ましい。容器本体１及び蓋２をこのような熱可
塑性合成樹脂で形成することにより、雄ねじ４の
終端部におけるねじみぞの幅を雌ねじ５の終端部
におけるねじ山の幅よりも小さくし（雄・雌ねじ
４，５の終端部における遊び側フランク８，９の
間隔をマイナスにすること）、ねじの弾性変形を
利用して、締着をより広い範囲（従来技術に比し
て）で達成できるので、衝撃による蓋のゆるみを
一層効果的に防止できる。
ないが、ポリプロピレン、ポリエチレン等のある
程度弾性のある熱可塑性合成樹脂で形成するのが
好ましい。容器本体１及び蓋２をこのような熱可
塑性合成樹脂で形成することにより、雄ねじ４の
終端部におけるねじみぞの幅を雌ねじ５の終端部
におけるねじ山の幅よりも小さくし（雄・雌ねじ
４，５の終端部における遊び側フランク８，９の
間隔をマイナスにすること）、ねじの弾性変形を
利用して、締着をより広い範囲（従来技術に比し
て）で達成できるので、衝撃による蓋のゆるみを
一層効果的に防止できる。
第６図及び第７図は本考案の一実施例を示すも
ので、この実施例の容器は、容器本体１の雄ねじ
４の形状を変更し、且つネツクリング１０とイン
ナーリング１１を設けていない以外は、第１図〜
第５図の参考例の容器と同様に構成してある。即
ち、この実施例の雄ねじ４は、第１図〜第５図の
参考例と同様にねじみぞの幅A1，A2がねじの終
端部方向に向けて次第に小さくなるようになして
ある（A1＞A2）が、このようにねじみぞの幅を
形成するために、第１図〜第５図の参考例とは異
なり、遊び側フランクのピツチB1を圧力側フラ
ンクのピツチB2よりも小さくし（B2＞B1）、ねじ
山の幅C1，C2，C3をねじの終端部方向に向けて
次第に大きくしてある（C1＜C2＜C3）。尚、第６
図において点線は、従来の通常の雄ねじ４を示
す。
ので、この実施例の容器は、容器本体１の雄ねじ
４の形状を変更し、且つネツクリング１０とイン
ナーリング１１を設けていない以外は、第１図〜
第５図の参考例の容器と同様に構成してある。即
ち、この実施例の雄ねじ４は、第１図〜第５図の
参考例と同様にねじみぞの幅A1，A2がねじの終
端部方向に向けて次第に小さくなるようになして
ある（A1＞A2）が、このようにねじみぞの幅を
形成するために、第１図〜第５図の参考例とは異
なり、遊び側フランクのピツチB1を圧力側フラ
ンクのピツチB2よりも小さくし（B2＞B1）、ねじ
山の幅C1，C2，C3をねじの終端部方向に向けて
次第に大きくしてある（C1＜C2＜C3）。尚、第６
図において点線は、従来の通常の雄ねじ４を示
す。
本考案の容器は上記実施例に制限されるもので
はなく、例えば、容器本体１の雄ねじ４を通常の
雄ねじで形成し、蓋２の雌ねじ５をねじみぞの幅
がねじの終端部方向に向けて次第に小さくなるよ
うに形成したり、或いは、雄ねじ４及び雌ねじ５
の双方をねじみぞの幅がねじの終端部方向に向け
て次第に小さくなるように形成することができ
る。又、実施例とは反対に、容器本体１の首部３
のねじを雌ねじとし、蓋２のねじを雄ねじとする
こともできるし、更に又、雄・雌ねじ４，５は多
条ねじで形成することもできる。
はなく、例えば、容器本体１の雄ねじ４を通常の
雄ねじで形成し、蓋２の雌ねじ５をねじみぞの幅
がねじの終端部方向に向けて次第に小さくなるよ
うに形成したり、或いは、雄ねじ４及び雌ねじ５
の双方をねじみぞの幅がねじの終端部方向に向け
て次第に小さくなるように形成することができ
る。又、実施例とは反対に、容器本体１の首部３
のねじを雌ねじとし、蓋２のねじを雄ねじとする
こともできるし、更に又、雄・雌ねじ４，５は多
条ねじで形成することもできる。
叙上の如く、従来の容器においては、容器本体
への蓋のねじ込みの終期に急激にトルクが大きく
なり、容器本体の首部先端と蓋のコンタクトリン
グとが圧接さていない状態で締着が生じることが
あつたのに対し、本考案の容器は、ねじ込みに従
つてねじ全体が徐々に圧接係合するようになして
あるため、容器本体と蓋とを確実に密封できる。
への蓋のねじ込みの終期に急激にトルクが大きく
なり、容器本体の首部先端と蓋のコンタクトリン
グとが圧接さていない状態で締着が生じることが
あつたのに対し、本考案の容器は、ねじ込みに従
つてねじ全体が徐々に圧接係合するようになして
あるため、容器本体と蓋とを確実に密封できる。
また、本考案の容器は、容器本体と蓋とがある
程度の弾性を有する熱可塑性合成樹脂で成形され
ている場合には、ねじの弾性変形を利用して、締
着をより広い範囲（従来技術に比して）で達成で
きるので、衝撃による蓋のゆるみを防止できる等
の実用的効果も奏する。
程度の弾性を有する熱可塑性合成樹脂で成形され
ている場合には、ねじの弾性変形を利用して、締
着をより広い範囲（従来技術に比して）で達成で
きるので、衝撃による蓋のゆるみを防止できる等
の実用的効果も奏する。
第１図及び第２図はそれぞれ参考例の容器にお
ける容器本体の要部の平面図及び側面図、第３図
及び第４図はそれぞれ上記参考例における蓋の一
部切欠拡大側面図及び拡大部分底面図、第５図は
上記参考例における容器本体への蓋の螺着状態を
示す拡大縦断面図、第６図は本考案の一実施例に
おける容器本体の要部の側面図、第７図は本考案
の一実施例における第５図と同様な拡大断面図で
ある。 １……容器本体、２……蓋、３……首部、４…
…雄ねじ、５……雌ねじ、A1，A2……ねじみぞ
の幅、６，７……圧力側フランク、８，９……遊
び側フランク。
ける容器本体の要部の平面図及び側面図、第３図
及び第４図はそれぞれ上記参考例における蓋の一
部切欠拡大側面図及び拡大部分底面図、第５図は
上記参考例における容器本体への蓋の螺着状態を
示す拡大縦断面図、第６図は本考案の一実施例に
おける容器本体の要部の側面図、第７図は本考案
の一実施例における第５図と同様な拡大断面図で
ある。 １……容器本体、２……蓋、３……首部、４…
…雄ねじ、５……雌ねじ、A1，A2……ねじみぞ
の幅、６，７……圧力側フランク、８，９……遊
び側フランク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体の首部に蓋を螺着するようにした容
器において、互いに螺合する雄・雌ねじの各々
のねじの少なくとも一方のねじのねじみぞの幅
を、遊び側フランクのピツチを圧力側フランク
のピツチよりも小さくし且つねじ山の幅をねじ
の終端部方向に向けて次第に大きくすることに
より、ねじの終端部方向に向けて次第に小さく
し、ねじ締めの終期に、ねじみぞの幅が小さく
なつている部分で、雄・雌ねじの圧力側フラン
ク同士及び遊び側フランク同士がそれぞれ圧接
するようにしたことを特徴とする容器。 (2) ねじがのこ歯ねじである、実用新案登録請求
の範囲第(1)項記載の容器。 (3) 雄ねじのねじみぞの幅がねじの終端部方向に
向けて次第に小さくなつている、実用新案登録
請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の容器。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
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| JP1986016231U JPH0426342Y2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 |
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Family Applications (1)
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Country Status (6)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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