JP5315098B2 - ボトルセット - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル本体の上端に円筒状に形成されているボトル口部に装着されるボトルキャップ、上端に円筒状に形成されているボトル口部にボトルキャップが装着されるボトル本体、このようなボトル本体とボトルキャップからなるボトルセット、に関する。
従来、飲料が充填されたボトル口部を閉塞するボトルキャップとしては、内部に粉末、あるいは液状の原料を収容する内筒部分を有し、開栓操作に伴い、内筒部分が開き、原料をボトル本体内に放出するタイプのボトルキャップが使用されている。
このようなボトルキャップ100は、図8(A)、(B)に示すように、親キャップ102と、子キャップ101とを有しており、子キャップ101に原料内筒部分となる内筒101Aが備えられている。内筒101Aにはその下部の開口を密閉する底蓋部材103が装着される。
子キャップ101を親キャップ102の外筒102Aに対して開く方向に回すことで、親キャップ102の外筒102Aにより底蓋部材103が内筒101Aから脱落され、内筒101A内部の粉末原料などの投入物がボトル本体内に放出される。
このため、ボトル本体に清水などの液体を収容しておき、ボトルキャップ100に粉茶などの投入物を収容しておくことで、飲用の直前に両者を混合することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、親キャップがボトル口部から外れてボトル口部が完全に開放してしまうような事態を回避し、ボトル内に脱落した底蓋が、ボトル口部から抜け出て底蓋を誤飲するようなことが起こらないようにする提案もある。
そのボトルキャップ(図示せず)では、親キャップのキャップ本体部の内周面に、ボトル口部の雄ネジと噛み合って緊締する緊締用突部が形成されているとともに、これから離れたその下側に抜け止め用突部が形成されている。
その距離は、緊締用突部をボトル口部の雄ネジに噛み合わせて緊締したときには、雄ネジよりも下側においてボトル口部の外周面に形成されたロック用鍔部を抜け止め用突部が強制的に乗り越えてその下方に位置し、緊締用突部がボトル口部の雄ネジの上端から外れるところまで緩めても、抜け止め用突部がロック用鍔部の下方に位置した状態を維持する距離になっている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−088997号公報 特開2008−179382号公報
上述のようなボトルキャップ100をボトル本体に装着したボトルセットでは、飲用の直前に、ボトルキャップ100に収容されている投入物を、ボトル本体に収容されている液体に投入して混合することができる。
この状態で投入物を液体に溶融させ、親キャップ102から子キャップ101を離脱させれば、ボトル本体に収容されている液体を親キャップ102から飲用することができる。
しかし、間違ってボトル本体から親キャップ102を離脱させてしまうと、ボトル本体から液体を飲用するときに、ボトル本体に落下させた底蓋部材103まで誤飲される可能性がある。
このようなことを防止するため、特許文献2のボトルキャップでは、ボトル本体から親キャップを離脱させるように回転させ、雄ネジと雌ネジの係合が解除されても、なおボトル本体と親キャップが係合して離脱されない構造となっている。
しかし、このように特許文献2のボトルキャップでは、雄ネジと雌ネジの係合が解除されてもボトル本体と親キャップとを係合させるため、ボトルキャップを上下方向に長大に形成しておく必要がある。
このため、ボトルキャップとともにボトルセットの上下長も増大することになり、例えば、既存のサプライチェーン店舗の店頭収容ラックにボトルセットを収容できないようなことが発生する可能性がある。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、上下長を従来と同等に維持しながらもボトル本体から外筒部材が離脱しないボトルキャップおよびボトル本体およびボトルセットを提供するものである。
本発明のボトルセットは、上端に円筒状にボトル口部が形成されているボトル本体と、ボトル本体のボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有するボトルセットであって、ボトル本体は、ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジと、ボトル口部の外周面に円環形に形成されているボトル段部と、を有し、ボトルキャップは、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、開口している上端に内筒部材が着脱自在に装着されて内部に内筒部分が挿入されるとともに開口している下端がボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有してボトル口部に装着される外筒部材と、内筒部材の内筒部分の下端に着脱自在に装着されて内筒部材を密閉するとともに外筒部材の外筒部分の下端に係脱自在に係合する底蓋部材と、外筒部材の内周面に螺旋状に形成されていてボトル雄ネジに係脱自在に螺合する外筒雌ネジと、外筒部材の内周面に円環形に形成されている外筒段部と、外筒部材の外筒雌ネジに形成されているリブ状の螺合阻害凸部と、を有し、外筒段部は、ボトル雄ネジと外筒雌ネジとが適正な位置に螺合した状態において、ボトル段部に対して当接した状態で係合し、外筒段部がボトル段部に係合した状態において、外筒部材の螺合阻害凸部がボトル口部のボトル雄ネジに当接し、外筒段部がボトル段部に係合した状態において外筒部材をボトル口部から離脱させる方向へと外筒部材をボトル本体に対して相対的に回転させるときに、外筒雌ネジがボトル雄ネジに対して軸心方向へ相対移動しようとするをA、係合したボトル段部と外筒段部とを軸心方向に離脱させるのに要する力をBとすると、
外筒部材から螺合阻害凸部を除去した場合には、
A>B
を満足するが、
外筒部材の螺合阻害凸部がボトル口部の前記ボトル雄ネジに当接することで、
A<B
を満足し、
外筒段部がボトル段部に係合した状態で、外筒部材をボトル本体から離脱させる方向へと外筒部材をボトル本体に対して相対的に回転させると、外筒部材がボトル本体に対して相対的に回転するとともに、ボトル段部と外筒段部とが軸心方向に離脱せず、ボトル段部と外筒段部との係合が維持される
また、上述のようなボトルセットにおいて、ボトル口部のボトル雄ネジに形成されていて外筒段部がボトル段部に係合した状態において外筒部材の外筒雌ネジに当接するリブ状の螺合阻害凸部をさらに有し、
ボトル口部の螺合阻害凸部が外筒部材の外筒雌ネジに当接することで、
A<B
を満足してもよい。
また、本発明のボトルセットは、上端に円筒状にボトル口部が形成されているボトル本体と、ボトル本体のボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有するボトルセットであって、ボトル本体は、ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジと、ボトル口部の外周面に円環形に形成されているボトル段部と、を有し、ボトルキャップは、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、開口している上端に内筒部材が着脱自在に装着されて内部に内筒部分が挿入されるとともに開口している下端がボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有してボトル口部に装着される外筒部材と、内筒部材の内筒部分の下端に着脱自在に装着されて内筒部材を密閉するとともに外筒部材の外筒部分の下端に係脱自在に係合する底蓋部材と、外筒部材の内周面に螺旋状に形成されていてボトル雄ネジに係脱自在に螺合する外筒雌ネジと、外筒部材の内周面に円環形に形成されている外筒段部と、ボトル口部のボトル雄ネジに形成されているリブ状の螺合阻害凸部と、を有し、外筒段部は、ボトル雄ネジと外筒雌ネジとが適正な位置に螺合した状態において、ボトル段部に対して当接した状態で係合し、外筒段部がボトル段部に係合した状態において、ボトル口部の螺合阻害凸部が外筒部材の外筒雌ネジに当接し、外筒段部がボトル段部に係合した状態において外筒部材をボトル口部から離脱させる方向へと外筒部材をボトル本体に対して相対的に回転させるときに、外筒雌ネジがボトル雄ネジに対して軸心方向へ相対移動しようとする力をA、係合したボトル段部と外筒段部とを軸心方向に離脱させるのに要する力をBとすると、
ボトル口部から螺合阻害凸部を除去した場合には、
A>B
を満足するが、
ボトル口部の螺合阻害凸部が外筒部材の前記外筒雌ネジに当接することで、
A<B
を満足し、
外筒段部がボトル段部に係合した状態で、外筒部材をボトル本体から離脱させる方向へと外筒部材をボトル本体に対して相対的に回転させると、外筒部材がボトル本体に対して相対的に回転するとともに、ボトル段部と外筒段部とが軸心方向に離脱せず、ボトル段部と外筒段部との係合が維持される。
また、上述のボトルセットにおいて、ボトル段部には略水平な係合下面が形成されており、外筒段部には略水平な係合上面が形成されており、外筒段部がボトル段部に係合した状態において、ボトル段部の係合下面と外筒段部の係合上面とが当接した状態で係合し、ボトル段部の上面と外筒段部の下面とは各々傾斜しており、ボトル口部に外筒部材を装着するためボトル口部に外筒部材を装着する方向へと外筒部材をボトル本体に対して相対的に回転させるときに、外筒雌ネジがボトル雄ネジに対して軸心方向へ相対移動しようとする力をA'とし、ボトル口部に外筒部材を装着するときにボトル段部の係合下面と外筒段部の係合上面とを係合させるために必要な力をCとすると、
ボトル段部の上面と外筒段部の下面とが各々傾斜していることで、C<A'を満足しても良い。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明のボトルキャップでは、利用者がボトル本体のボトル口部から外筒部材を不適に離脱させようと、外筒部材とボトル本体とを相対回転させても、外筒雌ネジがボトル雄ネジに対して軸心方向へ相対移動しようとする力Aが、係合したボトル段部と外筒段部とを軸心方向に離脱させるのに要する力Bより、「A<B」と小さい。このため、利用者が外筒部材を不適にボトル本体のボトル口部から離脱する方向に回転させても離脱することがない。従って、ボトル本体に落下した底蓋部材が飲料とともに誤飲されることを良好に防止できる。
本発明の実施の形態のボトルキャップとボトル本体との組立構造を示す縦断正面図である。 ボトルキャップの組立構造を示す縦断正面図である。 ボトルセットの外観を示す正面図である。 ボトル本体にボトルキャップが装着されている状態を示す縦断正面図である。 ボトルキャップの外筒部材の要部構造を示す模式的な平面図である。 ボトルキャップからボトル本体に投入物が投入される状態を示す模式的な縦断正面図である。 ボトルキャップからボトル本体に投入物が投入された状態を示す縦断正面図である。 一従来例のボトルキャップを示す斜視図および縦断正面図である。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態では図示するように上下方向を規定して説明する。しかし、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものである。従って、本発明を実施する製品の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図7を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態では上下方向を規定して説明する。しかし、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものである。従って、本発明を実施する製品の製造時や搬送時などの方向を限定するものではない。
まず、本実施の形態のボトルセット3は、図1ないし図4に示すように、上端にボトル口部21が円筒状に形成されているボトル本体2と、ボトル本体2のボトル口部21に装着されるボトルキャップ1と、を有する。
図1に示すように、そのボトル本体2は、ボトル口部21の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジ211と、ボトル口部21の外周面に円環形に形成されているボトル段部212と、を有する。
また、ボトルキャップ1は、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分12を有する内筒部材10と、開口している上端に内筒部材10が着脱自在に装着されて内部に内筒部分12が挿入されるとともに開口している下端がボトル口部21の内部に挿入される円筒状の外筒部分13を有してボトル口部21に装着される外筒部材15と、内筒部材10の内筒部分12の下端に着脱自在に装着されて密閉するとともに外筒部材15の外筒部分13の下端に係脱自在に係合する底蓋部材16と、外筒部材15の内周面に螺旋状に形成されていてボトル雄ネジ211に係脱自在に螺合する外筒雌ネジ141と、外筒部材15の内周面に円環形に形成されていてボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141とが適正な位置に螺合するとボトル段部212に係合する外筒段部142と、を有する。
ただし、本実施の形態のボトルキャップでは、ボトル段部212をボトル口部21から離脱させる方向のボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aと、係合したボトル段部212と外筒段部142とを軸心方向に離脱させる応力Bとが、
A<B
を満足する。
より具体的には、本実施の形態のボトルキャップ1は、外筒部材15の外筒雌ネジ141に形成されていてボトル口部21のボトル雄ネジ211に当接するリブ状の螺合阻害凸部144も有し、外筒部材15の螺合阻害凸部144がボトル口部21のボトル雄ネジ211に当接することで軸力Aが、
A<B
を満足する。
さらに、ボトル段部212に略水平な係合下面213が形成されており、外筒段部142に略水平な係合上面143が形成されており、ボトル段部212の係合下面213と外筒段部142の係合上面143とが係合することで応力Bが、
A<B
を満足する。
より詳細には、本実施の形態のボトルセット3では、ボトルキャップ1には、例えば、粉茶などが投入物として収容されている。また、ボトル本体2は、例えば、既存のペットボトルからなり、清水などの液体が収容されている。
なお、内筒部材10、外筒部材15、底蓋部材16は、詳細には後述するが、比重が1.0未満である0.95以下の材料で形成されている。ボトルキャップ1は、前述したように、内筒部材10、外筒部材15、底蓋部材16を備える。
内筒部材10は、上蓋部分11と、内筒部分12と、を備える。上蓋部分11は、ボトル口部21を閉塞する天板部分111と、この天板部分111の周縁から下垂する上蓋雌ネジ112と、を備える。天板部分111は、円盤状に形成されている。上蓋雌ネジ112は、天板部分111の周縁を囲む周壁であり、この周壁の内周面にネジが刻設されたものである。
内筒部分12は、円筒状の部材であり、ボトル口部21に挿入される。この内筒部分12は、円筒状であり、一方の端部が天板部分111の裏面に固定されることで閉塞されている。内筒部分12と、上蓋部分11とは、一体に形成されている。この内筒部分12は、ボトル口部21に挿入される。
内筒部分12の下方の端面には開口が形成され、この開口には、底蓋部材16が嵌め込まれる。内筒部分12は、外筒部材15の外筒部分13に挿入され、内筒部分12の開口側の他方の端部は、外筒部分13の他方の端部から露出する。
底蓋部材16は、内筒部分12の開口に嵌め込まれ、内筒部分12の開口を密閉する。この底蓋部材16は内筒部分12の開口に押し込まれて開口を閉塞する底板部分161、この底板部分161の周縁部に設けられた周壁部分162、この周壁部分162と底板部分161との間に形成されいて内筒部分12の開口側の端部がはめ込まれる係合凹部163、を備える。
周壁部分162は、底蓋部材16を内筒部分12の開口に嵌め込んだ際に、内筒部分12の開口側の端部の側方(外側)に位置し、内筒部分12の開口側の端部の周囲を囲む。周壁部分162の周壁上面は、外筒部分13の他方の端部の下端面と対向する。
周壁部分162の外筒部分13の端部と対向する周壁上面は、その内周縁側から外周縁側に向かって下方に傾斜した傾斜面となっている。この傾斜した周壁上面上にリング状のパッキンP2が設置されており、その上面も周壁上面と同様に傾斜している。
係合凹部163は、周壁部分162の内面と、底板部分161の外面と、周壁部分162の下端部および底板部分161周縁とを接続する連設部分164とによって形成されている。
係合凹部163の底面(すなわち、連設部分164)上には、リング状のパッキンP1が設置されている。底板部分161を内筒部分12の開口に押し込むとともに、係合凹部163に、内筒部分12の開口側の端部を嵌め込むことで底蓋部材16が内筒部分12に装着される。
外筒部材15は、外筒部分13と、装着部分14とを備える。外筒部分13は、無底の円筒状の部材である。この外筒部分13は、一方の端部に上蓋部分11が螺合するとともに他方の端部がボトル口部21内に挿入される。
また、この外筒部分13内部には、内筒部分12が挿入され、外筒部分13の他方の端部からは、内筒部分12の開口側の端部が突出する。内筒部分12は、その外周面のほとんどが、外筒部分13により覆われ、内筒部分12の開口側の端部のみが外筒部分13の他方の端部から露出する。
また、外筒部分13の内周面は、内筒部分12の外周面に当接している。さらに、外筒部分13の他方の端部の端面は、底蓋部材16の周壁部分162の先端に対向するとともに、パッキンP2に当接している。
外筒部分13の上端の外周面には、外筒雄ネジ131が形成されている。この外筒部分13の外筒雄ネジ131には、上蓋部分11の上蓋雌ネジ112が螺合する。
このような外筒部分13の外周面には、装着部分14が設けられている。この装着部分14は、外筒部分13の外周面から突出した円筒状の部材である。本実施の形態では、装着部分14は、外筒部分13の外周面の略中央部分を囲むように設けられ、ボトル口部21側の端面が開口している。
この装着部分14は、内周面に外筒雌ネジ141が刻設されており、この外筒雌ネジ141と螺合するボトル雄ネジ211がボトル口部21の外周面に刻設されている。このため、ボトル雄ネジ211に外筒雌ネジ141が螺合することでボトルキャップ1がボトル本体2に装着されることとなる。
ただし、本実施の形態のボトルキャップ1では、前述のようにボトル雄ネジ211および外筒雌ネジ141の下方にボトル段部212および外筒段部142が各々形成されている。
そして、外筒部材15の外筒雌ネジ141がボトル口部21のボトル雄ネジ211に適正な位置まで螺合されると、ボトル段部212に外筒段部142が係合してボトル口部21に外筒部材15がロックされる。
このため、図1に示すように、ボトル段部212には略水平な係合下面213が形成されており、外筒段部142にも略水平な係合上面143が形成されている。そして、図4に示すように、ボトル段部212の係合下面213と外筒段部142の係合上面143とが係合する。
このようにボトル段部212の係合下面213と外筒段部142の係合上面143とが係合することで、この係合を解除するために必要な軸心方向の応力Bが、
A<B
を満足する。
また、本実施の形態のボトルキャップでは、ボトル段部212をボトル口部21から離脱させる方向のボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aは、本来は
A>B
を満足する。
しかし、本実施の形態のボトルキャップ1では、図1および図5に示すように、外筒部材15の外筒雌ネジ141に形成されているリブ状の螺合阻害凸部144がボトル口部21のボトル雄ネジ211に当接する。
このように外筒部材15の螺合阻害凸部144がボトル口部21のボトル雄ネジ211に当接することで軸力Aが、
A<B
を満足する。
本実施の形態のボトルキャップ1では、上述の螺合阻害凸部144は、外筒部材15の外筒雌ネジ141の凹部に、例えば、平面形状が半円状の凸部として、45°間隔で一周に八個ずつ形成されている。
なお、図1に示すように、ボトル段部212の上面と外筒段部142の下面とは各々傾斜している。このため、ボトル段部212の係合下面213と外筒段部142の係合上面143とを係合させるために必要な応力Cは、
C<A<B
となっている。
換言すると、ボトル本体2のボトル口部21にボトルキャップ1の外筒部材15を装着するときには、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aと、ボトル段部212と外筒段部142とを係合させるために必要な応力Cとが、
C<A
を満足している。
このため、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合により、ボトル本体2のボトル口部21にボトルキャップ1の外筒部材15を適正な位置に装着してボトル段部212と外筒段部142とを係合させることができる。
このようにボトル段部212と外筒段部142とが係合すると、その係合を解除するために必要な応力Bと、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aとが、
A<B
を満足する。
このため、ボトル本体2のボトル口部21にボトルキャップ1の外筒部材15を適正な位置に装着してボトル段部212と外筒段部142とを係合した状態では、ボトル本体2に対して外筒部材15を離脱させる方向に回転させても、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合で発生する軸力Aにより、ボトル段部212と外筒段部142との係合が解除されることがない。
ここで、本実施の形態のボトルキャップ1を構成する各部材の材質等について以下に説明する。本実施の形態のボトルキャップ1において、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16の比重は1.0未満である。なかでも、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16の比重を0.95以下とすることが好ましく、さらには、0.93以下とすることが特に好ましい。
内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16は、同じ種類のポリマーを母材とするものであり、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16は、ポリプロピレン系樹脂を主成分として構成されている。
ここで、ポリプロピレン系樹脂としては、ホモポリプロピレン、α−オレフィンモノマー(エチレン等)とプロピレンとの共重合体であるプロピレン系ランダム共重合体(ランダムポリプロピレン)およびプロピレン系ブロック共重合体(ブロックポリプロピレン)があげられる。
α−オレフィンモノマーとしては、プロピレン以外のα−オレフィンを用いることができ、例えば、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテンなどが挙げられ、好ましくはエチレン、1−ブテンであり、特にエチレンが好適である。なお、α−オレフィンは、単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
なかでも、ポリプロピレン系樹脂としては、ブロックポリプロピレンが好ましい。ポリプロピレン系樹脂としては、ブロックポリプロピレンを使用することで、耐熱性に優れた内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16とすることができ、ボトルキャップ1に熱が加わったときに、ボトルキャップ1に歪みが発生することを抑制できる。
さらには、ポリプロピレン系樹脂としては、ブロックポリプロピレンを使用することで、耐衝撃性を有するという利点がある。なお、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16は、ポリプロピレン系樹脂のうち、同じポリプロピレン系樹脂を主成分とすることが好ましい。
さらに、ボトルキャップ1を構成する部材のうち、少なくとも外筒部材15は、JIS K7171に準拠した曲げ弾性率が950MPa以下である樹脂を主成分として使用していることが好ましい。なかでも、曲げ弾性率が850MPa以下、450MPa以上であるポリプロピレン系樹脂を使用していることが好ましい。
曲げ弾性率が950MPa以下のポリプロピレン系樹脂は、製造工程において共重合することにより得られる。なお、内筒部材10、底蓋部材16も外筒部材15と同様の曲げ弾性率が950MPa以下の樹脂成分を主成分としてもよい。
ただし、内筒部材10が外筒部材15により傷ついてしまうことを抑制するためには、外筒部材15よりも曲げ弾性率が高く、曲げ弾性率が1300MPa以下の樹脂を主成分とすることが望ましい。
ここで、曲げ弾性率は、JIS K7171に準拠して計測され、ここでは、3点曲げ試験において求めた荷重−たわみ曲線から算出される弾性率である。
E=L3F/4bh3Y
Eは曲げ弾性率、Lは支点間距離、bは試験片の幅、hは試験片の高さ、Fは荷重−たわみ曲線の始めの直線部分の任意に選んだ点の荷重、Yは荷重Fでのたわみを示す。
また、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16は、ポリプロピレン系樹脂に加えて、着色剤等の添加剤を含有していてもよい。さらに、底蓋部材16と、内筒部材10の内筒部分12との25℃〜95℃における平均線膨張係数差が5×10−3/℃以下であることが好ましい。
なかでも、平均線膨張係数差は、1×10−3/℃以上、3×10−3/℃以下であることが好ましい。さらには、底蓋部材16と、内筒部材10とを同じ材料で構成し、25℃〜95℃における平均線膨張係数差が0となることがより好ましい。
ここで、平均線膨張係数は、以下のようにして測定することができる。底蓋部材16および内筒部分12から厚み1.0mm、3.0mm角のサンプルを切り出し、TMA(TAインスツルメント(株)製)を用いて、室温(25℃)から5℃/分でサンプルを昇温しながらサンプルの面内方向の変位量を計測し、面内方向の線膨張係数を算出する。そして、面内方向の25℃〜95℃における平均線膨張係数を算出する。
また、底蓋部材16上に設けられたパッキンP1,P2は、比重が1.0未満である。パッキンP1,P2の比重は、0.95以下であることが好ましい。例えば、パッキンP1,P2は、スチレン系ゴムを主成分とする。このスチレン系ゴムは、例えば、スチレン共重合体である。
スチレン共重合体としては、例えば、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−エチレン−プロピレン共重合体(SEP)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)である。
上述のような構成において、本実施の形態のボトルセット3を製造するときには、例えば、外筒部分13に内筒部分12が挿入された状態で外筒部材15に内筒部材10が装着され、この状態の外筒部材15と内筒部材10とが上下逆様とされる。
つぎに、その内筒部分12に粉茶などの投入物が投入されて底蓋部材16で密閉される。このような状態のボトルキャップ1が、清水などの液体が収容されたボトル本体2のボトル口部21に装着されることで、図3および図4に示すように、出荷されるボトルセット3が完成する。
このようなボトルセット3が一般消費者に出荷されるので、この一般消費者は、液体に投入物が混合された飲料を飲用する直前に、ボトルキャップ1の上蓋部分11を回動させることで外筒部材15に対して内筒部材10を上方に変位させる。
このとき、図6および図7に示すように、底蓋部材16は外筒部分13に係合することで内筒部分12から脱落する。このため、内筒部分12に収容されていた投入物がボトル本体2に投入される。
このような状態で、例えば、ボトルキャップ1の上蓋部分11を反対に回動させて内筒部材10を外筒部材15に密閉させ、ボトルセット3の全体を振ることで投入物を液体に溶解させる。このため、本実施の形態のボトルセット3では、一般消費者の所望により、飲用の直前に投入物を液体に混合して飲料を生成することができる。
このように生成されたボトルセット3の飲料を飲用するときには、ボトルキャップ1の外筒部材15から内筒部材10を離脱させ、ボトル本体2に収容されている飲料を外筒部材15の上部開口から飲用する。
この場合、ボトル本体2には底蓋部材16が脱落しているが、その直径は外筒部材15の下部開口より大径なので、飲料を飲用する一般ユーザが底蓋部材16を誤飲することはない。
ただし、一般ユーザが適正な操作を誤り、ボトル本体2から外筒部材15を離脱させて飲料を飲用する可能性もある。この場合、ボトル本体2の上部開口は底蓋部材16より大径なので、飲料を飲用する一般ユーザが底蓋部材16を誤飲する可能性が発生する。
しかし、本実施の形態のボトルキャップ1では、利用者がボトル本体2のボトル口部21から外筒部材15を不適に離脱させようと、外筒部材15とボトル本体2とを相対回転させても、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aが、係合したボトル段部212と外筒段部142とを軸心方向に離脱させる応力Bより、「A<B」と小さい。
このため、利用者が外筒部材15を不適にボトル本体2のボトル口部21から離脱する方向に回転させても離脱することがない。従って、上述のように一般ユーザが適正な操作を誤っても、外筒部材15がボトル本体2から離脱して底蓋部材16が飲料とともに誤飲されることを良好に防止できる。
特に、本実施の形態のボトルキャップ1では、図1および図5に示すように、ボトル口部21のボトル雄ネジ211に当接するリブ状の螺合阻害凸部144が、外筒部材15の外筒雌ネジ141に形成されていている。
そして、図4に示すように、外筒部材15の螺合阻害凸部144がボトル口部21のボトル雄ネジ211に当接することで軸力Aが、
A<B
を満足する。
このため、簡単な構造でボトル口部21のボトル雄ネジ211と外筒部材15の外筒雌ネジ141とが発生する軸力Aを適正な範囲に調整することができる。従って、既存の外筒部材15の設計を大幅に変更する必要がなく、ボトルキャップ1の生産性を良好に維持することができる。
しかも、本実施の形態のボトルセット3では、図4に示すように、上述のようにボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合によりボトル本体2に外筒部材15が適正な位置に装着されると、ボトル段部212の略水平な係合下面213と外筒段部142の略水平な係合上面143とが係合する。
このボトル段部212の係合下面213と外筒段部142の係合上面143との係合を解除するために必要な軸心方向の応力Bが、
A<B
を満足している。
このため、本実施の形態のボトルセット3では、上述のようにボトル本体2に適正に装着された外筒部材15が離脱する方向に回転されても、そのボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141とが発生する軸力Aによりボトル段部212と外筒段部142との係合が解除されない。
従って、簡単な構造で確実に外筒部材15の離脱を防止することができる。しかも、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141とが螺合した状態で、外筒部材15の離脱を防止することができるので、ボトルキャップ1およびボトルセット3を上下方向に延長する必要がない。
さらに、図1に示すように、ボトル段部212の上面と外筒段部142の下面とは各々傾斜している。このため、ボトル段部212の係合下面213と外筒段部142の係合上面143とを係合させるために必要な応力Cは、
C<A<B
となっている。
このため、ボトル本体2のボトル口部21にボトルキャップ1の外筒部材15を装着するときには、ボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aで、ボトル段部212と外筒段部142とを容易に係合させることができ、その生産性が低下することがない。
さらに、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16の比重を1.0未満としているため、リサイクル工程において水槽中でボトル本体2と分離する際に内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16が水に浮くこととなる。これにより、リサイクル工程においてボトル本体2との分離を容易に行うことができる。
特に、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16の比重を0.95以下とすることで、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16が速やかに水に浮くこととなり、リサイクル工程においてボトル本体2との分離を迅速かつ、容易に行うことができる。
さらに、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16を、ポリプロピレン系樹脂を主成分とすることで、内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16の各部材の比重を確実に1.0未満とすることができる。
内筒部材10、外筒部材15および底蓋部材16は、ポリプロピレン系樹脂を主成分としている。ポリプロピレン系樹脂を主成分とし、内筒部材10の内筒部分12の開口の形状、底蓋部材16の形状を適宜調整することで、内筒部分12と底蓋部材16とが確実に係合し、開栓前に底蓋部材16が落下しないものとすることができる。
特に、ポリプロピレン系樹脂として、ブロックポリプロピレンを使用することで、内筒部分12と底蓋部材16とを確実に係合することができる。
また、本実施の形態では、パッキンP1,P2の比重も1.0未満、好ましくは0.95以下としているので、リサイクル工程において、パッキンP1,P2もボトル本体2と容易に分離することができる。
さらに、パッキンP1,P2を、スチレン系ゴムとすることで、以下のような利点がある。スチレン系ゴムは、
・圧縮永久歪み、永久伸びに優れたゴム弾性を示す。
・優れた機械的強度を持つ。
・耐候性、耐熱性に優れる。
という3点の利点を有する。
これにより、パッキンP1,P2の形状が長期的に保持でき、ボトルキャップの気密性を保持できるというメリットがある。これにくわえ、スチレン系ゴムは、
・食品衛生、医療衛生性に優れる。
・カラーリングの自由度が高く通常のプラスチックと同様な着色方法が使用できる。
という利点もある。
外筒部分13は、ボトル口部21内に挿入され、ボトル口部21内面に接触する。ボトル本体2は、一般にPET等の比較的硬度の高い材料で構成されているので、外筒部分を曲げ弾性率が高い材料で構成すると、外筒部分がボトル口部の内部面との接触により傷ついてしまうことがある。
これに対し、外筒部分13の主成分となる樹脂の曲げ弾性率を950MPa以下とすることで、外筒部分13がボトル口部21内面により傷ついてしまうことを防止できる。
これに加え、内筒部材10も曲げ弾性率が1300MPa以下の樹脂を主成分として使用することで、開栓動作を行う際に、内筒部分12が外筒部分13により傷ついてしまうことを防止できる。
また、ボトル本体2に液体等を充填し、ボトル本体2にボトルキャップを装着した後、加熱殺菌することがある。このとき、底蓋部材の平均線膨張係数と内筒部分の平均線膨張係数差が大きい場合には、底蓋部材と内筒部分との間で歪みが生じ、底蓋部材が落下したり、内筒部分内の原料が漏れたりしてしまう場合がある。
これに対し、底蓋部材16と、内筒部分12との25℃〜95℃における平均線膨張係数差を5×10−3/℃以下とすることで、底蓋部材16と内筒部分12との間での歪みを抑制することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではボトルセット3のボトルキャップ1の外筒雌ネジ141に螺合阻害凸部144が形成されていることで、ボトル段部212をボトル口部21から離脱させる方向のボトル雄ネジ211と外筒雌ネジ141との螺合による軸力Aと、係合したボトル段部212と外筒段部142とを軸心方向に離脱させる応力Bとが、
A<B
を満足することを例示した。
しかし、外筒部材15の外筒雌ネジ141に当接するリブ状の螺合阻害凸部がボトル口部21のボトル雄ネジ211に形成されており(図示せず)、ボトル口部21の螺合阻害凸部が外筒部材15の外筒雌ネジ141に当接することで軸力Aが、
A<B
を満足してもよい。
また、上記形態ではボトルセット3のボトルキャップ1の外筒雌ネジ141に螺合阻害凸部144を形成することで、外筒部材15の設計を大幅に変更する必要がなく生産性が良好であることを例示した。
しかし、例えば、外筒雌ネジ141やボトル雄ネジ211のネジ山の断面形状を調整することなどで(図示せず)、その螺合の軸力Aが
A<B
を満足してもよい。
さらに、上記形態では、パッキンP1,P2は、スチレン系ゴムを含んで構成されるとしたが、これに限らず、パッキンとして比重が1.0未満の他のエラストマーを使用してもよい。
さらには上記形態では、外筒部材15の外筒部分13は、JIS K7171に準拠した曲げ弾性率が950MPa以下であるポリプロピレン系樹脂を使用するとしたが、これに限られるものではない。
さらに、上記形態では、底蓋部材16にパッキンP1,P2を設けたが、いずれか一方のパッキンのみであってもよい。さらには、パッキンはなくてもよい。
また、上記形態では、内筒部材10、外筒部材15、底蓋部材16を、ポリプロピレン系樹脂を主成分とするものであるとしたが、これに限られない。
例えば、ポリエチレン(PE)、サーモプラスチックオレフィン(TPO)およびサーモプラスチックエラストマー(TPE)を使用し、内筒部材10、外筒部材15、底蓋部材16の比重を1.0未満、好ましくは0.95以下としてもよい。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
ボトル本体の上端に円筒状に形成されているボトル口部に装着されるボトルキャップであって、
前記ボトル本体は、前記ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジと、前記ボトル口部の外周面に円環形に形成されているボトル段部と、を有し、
上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、
開口している上端に前記内筒部材が着脱自在に装着されて内部に前記内筒部分が挿入されるとともに開口している下端が前記ボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有して前記ボトル口部に装着される外筒部材と、
前記内筒部材の前記内筒部分の下端に着脱自在に装着されて密閉するとともに前記外筒部材の前記外筒部分の下端に係脱自在に係合する底蓋部材と、
前記外筒部材の内周面に螺旋状に形成されていて前記ボトル雄ネジに係脱自在に螺合する外筒雌ネジと、
前記外筒部材の内周面に円環形に形成されていて前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとが適正な位置に螺合すると前記ボトル段部に係合する外筒段部と、を有し、
前記ボトル段部を前記ボトル口部から離脱させる方向の前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとの螺合による軸力Aと、
係合した前記ボトル段部と前記外筒段部とを軸心方向に離脱させる応力Bとが、
A<B
を満足するボトルキャップ。
2.
前記外筒部材の前記外筒雌ネジに形成されていて前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに当接するリブ状の螺合阻害凸部を、さらに有し、
前記外筒部材の前記螺合阻害凸部が前記ボトル口部の前記外筒雌ネジに当接することで前記軸力Aが、
A<B
を満足する1.に記載のボトルキャップ。
3.
上端に円筒状に形成されているボトル口部にボトルキャップが装着されるボトル本体であって、
前記ボトルキャップは少なくとも、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、開口している上端に前記内筒部材が着脱自在に装着されて内部に前記内筒部分が挿入されるとともに開口している下端が前記ボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有して前記ボトル口部に装着される外筒部材と、前記外筒部材の内周面に螺旋状に形成されている外筒雌ネジと、前記外筒部材の内周面に円環形に形成されている外筒段部と、を有し、
前記ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されていて前記外筒雌ネジに係脱自在に螺合するボトル雄ネジと、
前記ボトル口部の外周面に円環形に形成されていて前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとが適正な位置に螺合すると前記外筒段部に係合するボトル段部と、
前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに形成されていて前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接するリブ状の螺合阻害凸部と、を有し、
前記ボトル口部の前記螺合阻害凸部が前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接することで前記軸力Aと、
係合した前記ボトル段部と前記外筒段部とを軸心方向に離脱させる応力Bとが、
A<B
を満足するボトル本体。
4.
上端に円筒状にボトル口部が形成されているボトル本体と、前記ボトル本体の前記ボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有するボトルセットであって、
前記ボトル本体は、前記ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジと、前記ボトル口部の外周面に円環形に形成されているボトル段部と、を有し、
前記ボトルキャップは、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、開口している上端に前記内筒部材が着脱自在に装着されて内部に前記内筒部分が挿入されるとともに開口している下端が前記ボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有して前記ボトル口部に装着される外筒部材と、前記内筒部材の前記内筒部分の下端に着脱自在に装着されて密閉するとともに前記外筒部材の前記外筒部分の下端に係脱自在に係合する底蓋部材と、前記外筒部材の内周面に螺旋状に形成されていて前記ボトル雄ネジに係脱自在に螺合する外筒雌ネジと、前記外筒部材の内周面に円環形に形成されていて前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとが適正な位置に螺合すると前記ボトル段部に係合する外筒段部と、を有し、
前記ボトル段部を前記ボトル口部から離脱させる方向の前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとの螺合による軸力Aと、
係合した前記ボトル段部と前記外筒段部とを軸心方向に離脱させる応力Bとが、
A<B
を満足するボトルセット。
5.
前記外筒部材の前記外筒雌ネジに形成されていて前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに当接するリブ状の螺合阻害凸部を、さらに有し、
前記ボトル口部の前記外筒雌ネジが前記外筒部材の前記螺合阻害凸部に当接することで前記軸力Aが、
A<B
を満足する4.に記載のボトルセット。
6.
前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに形成されていて前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接するリブ状の螺合阻害凸部を、さらに有し、
前記ボトル口部の前記螺合阻害凸部が前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接することで前記軸力Aが、
A<B
を満足する4.または5.に記載のボトルセット。
7.
前記ボトル段部に略水平な係合下面が形成されており、
前記外筒段部に略水平な係合上面が形成されており、
前記ボトル段部の前記係合下面と前記外筒段部の前記係合上面とが係合することで前記応力Bが、
A<B
を満足する4.ないし6.の何れか1つに記載のボトルセット。
1 ボトルキャップ
2 ボトル本体
3 ボトルセット
10 内筒部材
11 上蓋部分
12 内筒部分
13 外筒部分
14 装着部分
15 外筒部材
16 底蓋部材
21 ボトル口部
100 ボトルキャップ
101 子キャップ
101A 内筒
102 親キャップ
102A 外筒
103 底蓋部材
111 天板部分
112 上蓋雌ネジ
131 外筒雄ネジ
141 外筒雌ネジ
142 外筒段部
143 係合上面
144 螺合阻害凸部
161 底板部分
162 周壁部分
163 係合凹部
164 連設部分
211 ボトル雄ネジ
212 ボトル段部
213 係合下面
P1 パッキン
P2 パッキン

Claims (4)

  1. 上端に円筒状にボトル口部が形成されているボトル本体と、前記ボトル本体の前記ボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有するボトルセットであって、
    前記ボトル本体は、前記ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジと、前記ボトル口部の外周面に円環形に形成されているボトル段部と、を有し、
    前記ボトルキャップは、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、開口している上端に前記内筒部材が着脱自在に装着されて内部に前記内筒部分が挿入されるとともに開口している下端が前記ボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有して前記ボトル口部に装着される外筒部材と、前記内筒部材の前記内筒部分の下端に着脱自在に装着されて前記内筒部材を密閉するとともに前記外筒部材の前記外筒部分の下端に係脱自在に係合する底蓋部材と、前記外筒部材の内周面に螺旋状に形成されていて前記ボトル雄ネジに係脱自在に螺合する外筒雌ネジと、前記外筒部材の内周面に円環形に形成されている外筒段部と、前記外筒部材の前記外筒雌ネジに形成されているリブ状の螺合阻害凸部と、を有し、
    前記外筒段部は、前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとが適正な位置に螺合した状態において、前記ボトル段部に対して当接した状態で係合し、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態において、前記外筒部材の前記螺合阻害凸部が前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに当接し、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態において前記外筒部材を前記ボトル口部から離脱させる方向へと前記外筒部材を前記ボトル本体に対して相対的に回転させるときに、前記外筒雌ネジが前記ボトル雄ネジに対して軸心方向へ相対移動しようとするをA、
    係合した前記ボトル段部と前記外筒段部とを前記軸心方向に離脱させるのに要する力をBとすると、
    前記外筒部材から前記螺合阻害凸部を除去した場合には、
    A>B
    を満足するが、
    前記外筒部材の前記螺合阻害凸部が前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに当接することで、
    A<B
    を満足し、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態で、前記外筒部材を前記ボトル本体から離脱させる方向へと前記外筒部材を前記ボトル本体に対して相対的に回転させると、前記外筒部材が前記ボトル本体に対して相対的に回転するとともに、前記ボトル段部と前記外筒段部とが前記軸心方向に離脱せず、前記ボトル段部と前記外筒段部との係合が維持されるボトルセット。
  2. 前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに形成されていて前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態において前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接するリブ状の螺合阻害凸部をさらに有し、
    前記ボトル口部の前記螺合阻害凸部が前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接することで、
    A<B
    を満足する請求項1に記載のボトルセット。
  3. 上端に円筒状にボトル口部が形成されているボトル本体と、前記ボトル本体の前記ボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有するボトルセットであって、
    前記ボトル本体は、前記ボトル口部の外周面に螺旋状に形成されているボトル雄ネジと、前記ボトル口部の外周面に円環形に形成されているボトル段部と、を有し、
    前記ボトルキャップは、上端が閉塞されているとともに下端が開口していて投入物を収容する円筒状の内筒部分を有する内筒部材と、開口している上端に前記内筒部材が着脱自在に装着されて内部に前記内筒部分が挿入されるとともに開口している下端が前記ボトル口部の内部に挿入される円筒状の外筒部分を有して前記ボトル口部に装着される外筒部材と、前記内筒部材の前記内筒部分の下端に着脱自在に装着されて前記内筒部材を密閉するとともに前記外筒部材の前記外筒部分の下端に係脱自在に係合する底蓋部材と、前記外筒部材の内周面に螺旋状に形成されていて前記ボトル雄ネジに係脱自在に螺合する外筒雌ネジと、前記外筒部材の内周面に円環形に形成されている外筒段部と、前記ボトル口部の前記ボトル雄ネジに形成されているリブ状の螺合阻害凸部と、を有し、
    前記外筒段部は、前記ボトル雄ネジと前記外筒雌ネジとが適正な位置に螺合した状態において、前記ボトル段部に対して当接した状態で係合し、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態において、前記ボトル口部の前記螺合阻害凸部が前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接し、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態において前記外筒部材を前記ボトル口部から離脱させる方向へと前記外筒部材を前記ボトル本体に対して相対的に回転させるときに、前記外筒雌ネジが前記ボトル雄ネジに対して軸心方向へ相対移動しようとする力をA、
    係合した前記ボトル段部と前記外筒段部とを前記軸心方向に離脱させるのに要する力をBとすると、
    前記ボトル口部から前記螺合阻害凸部を除去した場合には、
    A>B
    を満足するが、
    前記ボトル口部の前記螺合阻害凸部が前記外筒部材の前記外筒雌ネジに当接することで、
    A<B
    を満足し、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態で、前記外筒部材を前記ボトル本体から離脱させる方向へと前記外筒部材を前記ボトル本体に対して相対的に回転させると、前記外筒部材が前記ボトル本体に対して相対的に回転するとともに、前記ボトル段部と前記外筒段部とが前記軸心方向に離脱せず、前記ボトル段部と前記外筒段部との係合が維持されるボトルセット。
  4. 前記ボトル段部には略水平な係合下面が形成されており、
    前記外筒段部には略水平な係合上面が形成されており、
    前記外筒段部が前記ボトル段部に係合した状態において、前記ボトル段部の前記係合下面と前記外筒段部の前記係合上面とが当接した状態で係合し、
    前記ボトル段部の上面と前記外筒段部の下面とは各々傾斜しており、
    前記ボトル口部に前記外筒部材を装着するため前記ボトル口部に前記外筒部材を装着する方向へと前記外筒部材を前記ボトル本体に対して相対的に回転させるときに、前記外筒雌ネジが前記ボトル雄ネジに対して前記軸心方向へ相対移動しようとする力をA'とし、
    前記ボトル口部に前記外筒部材を装着するときに前記ボトル段部の前記係合下面と前記外筒段部の係合上面とを係合させるために必要な力をCとすると、
    前記ボトル段部の上面と前記外筒段部の下面とが各々傾斜していることで、C<A'を満足する請求項1ないし3の何れか一項に記載のボトルセット。
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