JPH0710922A - ポリビニルエステル系重合体ケン化物およびその製造方法 - Google Patents

ポリビニルエステル系重合体ケン化物およびその製造方法

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JPH0710922A
JPH0710922A JP17846593A JP17846593A JPH0710922A JP H0710922 A JPH0710922 A JP H0710922A JP 17846593 A JP17846593 A JP 17846593A JP 17846593 A JP17846593 A JP 17846593A JP H0710922 A JPH0710922 A JP H0710922A
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saponification
formula
mol
degree
vinyl
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JP17846593A
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Takashi Nakajima
中島  隆
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Unitika Chemical Co Ltd
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Unitika Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側鎖に均一に(ポリ)アルキレンオキサイド
を有する熱溶融成形性、絶乾状態での皮膜の強靱性の優
れたポリビニルエステル系重合体ケン化物およびその製
造方法を提供することを目的とするものである。 【構成】 (ポリ)アルキレンオキサイドを有するエチ
レン基が主鎖に0.1〜30モル%共重合され、かつケ
ン化度が1モル%以上で、重合度が50以上であること
を特徴とするポリビニルエステル系重合体ケン化物およ
びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、側鎖に(ポリ)アルキ
レンオキサイドを導入したポリビニルエステル系重合体
ケン化物およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコール(以下、PVAと
略記する)は、水溶性で強靱な皮膜を形成することが知
られている。PVAはその分解温度と熱溶融温度が接近
しているため、PVA単独ではフィルム、シート、容器
等に熱溶融成形することが困難であり、しかも絶乾状態
では常温において被膜がもろいという欠点がある。その
改良法としてグリセリン等の可塑剤を添加する方法がと
られているが、使用した可塑剤の移行等の問題があり、
その利用分野が制約されているのが現状である。
【0003】PVAの熱溶融成形性や絶乾状態での被膜
の強靱性を改善する方法として、(ポリ)アルキレンオ
キサイドをPVAの側鎖へ導入する試みが数多く提案さ
れている。すなわち、PVAの水酸基との反応による方
法、酢酸ビニルとポリオキシエチレンアクリレート等と
を共重合した後、ケン化する方法(特開昭59−155
408号)等があげられる。
【0004】しかし、従来の方法は反応条件が過激であ
ることなどから、反応が均一に進まなかったり、側鎖の
(ポリ)アルキレンオキサイドが切断されたりするなど
の問題があり、側鎖に均一に(ポリ)アルキレンオキサ
イドを有する工業的に有用なPVAは見出されていなか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点のない側鎖に均一に(ポリ)アルキレンオキサイドを
有する熱溶融成形性、絶乾状態での被膜の強靱性の優れ
たポリビニルエステル系重合体ケン化物を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) 式で表さ
れる(ポリ)アルキレンオキサイド含有エチレン基が主
鎖に0.1〜30モル%共重合され、かつケン化度が1
モル%以上で、重合度が50以上であることを特徴とす
るポリビニルエステル系重合体ケン化物である。
【化3】 (式中、Aは炭素数2〜4を有する1,2−アルキレン
基を表し、nは1〜500の数を表し、Rは水素または
炭素数1〜20のアルキル基を表す)
【0007】また、本発明は、(2) 式で表されるビニル
系単量体0.1〜30モル%と脂肪族ビニルエステル9
9.9〜70モル%とを重合度が50以上となるように
共重合し、1モル%以上ケン化することを特徴とするポ
リビニルエステル系重合体ケン化物の製造方法である。
【化4】 (式中、Aは炭素数2〜4を有する1,2−アルキレン
基を表し、nは1〜500の数を表し、Rは水素または
炭素数1〜20のアルキル基を表す)
【0008】本発明のポリビニルエステル系重合体ケン
化物は、ポリビニルエステル重合体ケン化物を主体と
し、この主鎖に(1) 式で表される(ポリ)アルキレンオ
キサイドを側鎖に有するエチレン基が0.1〜30モル
%共重合されてなるものである。
【0009】主体となるポリビニルエステル重合体ケン
化物におけるケン化されていないビニルエステル単位と
しては、好ましくはギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサチック酸ビニル
等に由来するビニルエステル単位があげられる。工業的
には酢酸ビニルが好ましい。
【0010】本発明のポリビニルエステル系重合体ケン
化物における(1) 式で表される(ポリ)アルキレンオキ
サイドを側鎖に有するエチレン基のAは炭素数2〜4を
有する1,2−アルキレン基であり、(A−O)n とし
ては、好ましくは、(ポリ)エチレンオキサイドまたは
(ポリ)プロピレンオキサイドまたはその両者の共重合
体である。nは1〜500であり、好ましくは2〜20
0である。nが500を越える場合には、ポリビニルエ
ステル系重合体ケン化物が本来有している強靱な皮膜の
特性が失われてしまう。Rは水素または炭素数1〜20
のアルキル基であり、水素または炭素数1〜12のアル
キル基が好ましい。
【0011】本発明のポリビニルエステル系重合体ケン
化物における(1) 式で表される(ポリ)アルキレンオキ
サイド含有エチレン基の含有量は、0.1〜30モル%
であり、好ましくは0.5〜20モル%である。(ポ
リ)アルキレンオキサイド含有エチレン基の含有量が
0.1モル%未満の場合には、(ポリ)アルキレンオキ
サイドを側鎖に有するポリビニルエステル系重合体ケン
化物の特性である熱溶融成形性が充分に発揮できなかっ
たり、絶乾時における強靱性が劣ってしまう。また、
(ポリ)アルキレンオキサイド含有エチレン基の含有量
が30モル%を越える場合には、ポリビニルエステル系
重合体ケン化物が本来有している強靱な皮膜の特性が失
われてしまう。
【0012】本発明のポリビニルエステル系重合体ケン
化物における重合度は50以上であり、好ましくは10
0〜4000である。重合度が50未満の場合には、ポ
リビニルエステル系重合体ケン化物の機械的強度が劣
る。ここで、ポリビニルエステル系重合体ケン化物の重
合度は完全ケン化したビニルエステル系重合体ケン化物
についてJIS K−6726に準じて算出したもので
ある。
【0013】本発明のポリビニルエステル系重合体ケン
化物におけるビニルエステル部分のケン化度は、1モル
%以上であり、該重合体の用途によって適宜選択され
る。例えば、親水性が要求される場合には、ケン化度が
50モル%以上、さらに水溶性が要求される場合には、
ケン化度65モル%以上、疎水性が要求される場合に
は、ケン化度が30モル%未満のものが用いられる。
【0014】次に、(ポリ)アルキレンオキサイドを側
鎖に有するポリビニルエステル系重合体ケン化物の製造
方法について説明する。(ポリ)アルキレンオキサイド
を側鎖に有するポリビニルエステル系重合体ケン化物
は、(2) 式で表されるビニル系単量体0.1〜30モル
%と脂肪族ビニルエステル99.9〜70モル%とを重
合度が50以上となるように共重合し、1モル%以上ケ
ン化することにより得られる。
【0015】本発明で使用される(2) 式で表されるビニ
ル系単量体は、例えば(3) 式で表されるポリオキシアル
キレン化合物とビニルオキシランとを塩基の存在下で反
応させることにより得られる(特開平5−17385
号)。
【化5】 (式中、Aは炭素数2〜4を有する1,2−アルキレン
基を表し、nは1〜500の数を表し、Rは水素または
炭素数1〜20のアルキル基を表す)
【0016】また、本発明で使用される脂肪族ビニルエ
ステルは、特に制限はなく、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサチック
酸ビニル等があげられる。工業的には酢酸ビニルが好ま
しい。
【0017】(2) 式で表されるビニル系単量体と脂肪族
ビニルエステルとを共重合する方法は、特に制限なく、
溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法等の公知の方法が
とられる。工業的には、メタノール、エタノール等の溶
媒を用いた溶液重合法が好ましい。特に、溶媒として好
ましくはメタノールである。
【0018】(2) 式で表されるビニル系単量体は、脂肪
族ビニルエステルと一括して仕込んでもよいし、重合中
に分割して仕込むか、連続して仕込んでもよい。重合機
としては、バッチ式、連続式のいずれでもよく、通常、
脂肪族ビニルエステルの重合に使用されるものが使用で
きる。重合触媒としては、例えば過酸化ベンゾイルなど
の過酸化系触媒、アゾイソブチロニトリルなどのアゾ系
触媒が使用できる。
【0019】(2) 式で表されるビニル系単量体と脂肪族
ビニルエステルとを共重合する際に、本発明の効果を損
なわない範囲で他の単量体を共重合することができる
が、この場合、得られる重合体ケン化物中の(1) 式で表
される(ポリ)アルキレンオキサイドを側鎖に有するエ
チレン基が0.1〜30モル%共重合されていればよ
い。これらの単量体としては、脂肪族ビニルエステルの
他に、エチレン、プロピレン等のα−オレフィン、(メ
タ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸
等の不飽和酸類またはその塩あるいはそのアルキルエス
テル、アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、ア
ルキルビニルエーテル、ビニルピロリドン、塩化ビニ
ル、アリルアルコールまたはそのアルキルエステル、ア
リルスルホン酸あるいはその塩、アクリルアミドプロパ
ンスルホン酸あるいはその塩、アクリルアミドプロピル
トリメチルアンモニウムクロリド等があげられる。重合
後の未反応単量体の除去は、溶媒および単量体を蒸発す
るなどの通常の脂肪族ビニルエステルの重合において公
知の方法を採用することができる。この場合、共重合体
はケン化溶媒に溶解される。
【0020】ケン化反応に用いる溶媒としては、例えば
メタノール、エタノールなどのアルコール類からなる溶
媒、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類とアルコー
ル類との混合溶媒などがあげられるが、工業的にはメタ
ノールが好ましい。ケン化時の共重合体の濃度は通常、
20〜70重量%の範囲から選ばれる。ケン化触媒とし
ては、例えば水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の水
酸化物やナトリウムメチラートなどのアルコラート、ア
ンモニア水の如きアルカリ触媒または硫酸、塩酸などの
酸触媒が用いられる。触媒の使用量は通常、ビニルエス
テル構造に対して0.1〜20ミリ当量が適当である。
好適なケン化温度は通常、20〜50℃の範囲から選ば
れ、反応時間は0.1〜5時間が適当である。ケン化物
の乾燥、粉砕方法は、特に制限はなく公知の方法で行わ
れる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、
以下で「部」は特にことわりのない限り、「重量部」を
意味する。
【0022】実施例1 攪拌機、温度計、滴下ロートおよび還流冷却器を付した
反応容器中に(2) 式で表されるビニル系単量体におい
て、A=C2H4,n=5,R=炭素数12のアルキル基で
ある単量体(分子量476)20部、酢酸ビニル880
部、メタノール450部を仕込み、内部を十分に窒素置
換した後、昇温し、内温が60℃に達したところで、
2,2′−アゾイソブチロニトリル0.02部を含むメ
タノール溶液50部を加えて重合を開始した。攪拌下で
5時間重合させた。重合率は65%であった。冷却後、
残留する酢酸ビニルをメタノールとともに減圧下に系外
へ追い出す操作をメタノールを追加しながら行い、共重
合体のメタノール溶液を得た(濃度38%)。次に、こ
のメタノール溶液の一部をとり、水酸化ナトリウムのメ
タノール溶液を共重合体の酢酸ビニル単位あたり8ミリ
当量添加、混合し、40℃でケン化して共重合体ケン化
物を得た。
【0023】得られた共重合体ケン化物のケン化度は8
0モル%であり、重合度は1200であった。また、共
重合体における(1) 式で表される(ポリ)アルキレンオ
キサイドを側鎖に有するエチレン基は未反応のビニル系
単量体の分析により算出すると、0.3モル%であっ
た。
【0024】実施例2 実施例1において、(2) 式で表されるビニル系単量体に
おいてA=C3H6,n=20,R=水素である単量体(分
子量1248)200部、酢酸ビニル800部、メタノ
ール450部を仕込み、2,2′−アゾイソブチロニト
リル0.10部を含むメタノール溶液50部に替えた以
外は実施例1と同様に重合し、残留酢酸ビニルを追い出
し、共重合体のメタノール溶液を得た(濃度40%)。
重合率は55%であった。共重合体のケン化反応は水酸
化ナトリウムのメタノール溶液を共重合体の酢酸ビニル
単位あたり20ミリ当量添加、混合し、実施例1と同様
にケン化した。
【0025】得られた共重合体ケン化物のケン化度90
モル%であり、重合度は800であった。共重合体にお
ける(1) 式で表される(ポリ)アルキレンオキサイドを
側鎖に有するエチレン基は実施例1と同様に算出して
1.4モル%であった。
【0026】実施例3 実施例1において、(2) 式で表されるビニル系単量体に
おいてA=C2H4,n=3,R=水素である単量体(分子
量220)300部、酢酸ビニル700部、メタノール
450部を仕込み、2,2′−アゾイソブチロニトリル
0.15部を含むメタノール溶液50部に替えた以外は
実施例1と同様に重合し、残留酢酸ビニルを追い出し、
共重合体のメタノール溶液を得た(濃度38%)。重合
率は60%であった。共重合体のケン化反応は水酸化ナ
トリウムのメタノール溶液を共重合体の酢酸ビニル単位
あたり20ミリ当量添加、混合し、実施例1と同様にケ
ン化した。
【0027】得られた共重合体ケン化物のケン化度95
モル%であり、重合度は500であった。共重合体にお
ける(1) 式で表される(ポリ)アルキレンオキサイドを
側鎖に有するエチレン基は実施例1と同様に算出して1
1.2モル%であった。
【0028】実施例4 実施例3と同様に重合し、得られた共重合体の酢酸ビニ
ル単位あたり水酸化ナトリウムのメタノール溶液を8ミ
リ当量添加した以外は実施例3と同様にケン化した。得
られた共重合体ケン化物のケン化度65モル%であっ
た。
【0029】実施例5 実施例3と同様に重合し、得られた共重合体の酢酸ビニ
ル単位あたり水酸化ナトリウムのメタノール溶液を1ミ
リ当量添加した以外は実施例3と同様にケン化した。得
られた共重合体ケン化物のケン化度5モル%であった。
【0030】参考例 実施例1から実施例5で得られた共重合体ケン化物の熱
溶融特性として160℃および180℃におけるメルト
フロー値を測定し、その結果を表1に示す。このメルト
フロー値はメルトインデクサー(宝工業社製)を用いて
荷重2.16kgf での測定値である。なお、表1には比
較例として未変成のPVAのメルトフロー値も示してお
り、比較例1は重合度1200,ケン化度80モル%、
比較例2は重合度800,ケン化度90モル%、比較例
3は重合度500,ケン化度65モル%の各PVAの値
である。
【0031】被膜の絶乾状態での強靱性をフイルムイン
パクトテスタ(東洋精機社製)を用いて、ー10℃にお
ける突き刺し衝撃試験を行い、その結果を表1に示し
た。被膜の厚みはそれぞれ50μmである。
【0032】
【発明の効果】本発明の側鎖に(ポリ)アルキレンオキ
サイドを導入したポリビニルエステル系重合体ケン化物
は、PVAが本来有している親水性、強靱性、乳化分散
力を保持するほか、熱溶融成形が可能であり、しかも絶
乾状態においても非常に割れにくいという優れた特性を
も兼備するので、繊維、フィルム、シート、パイプ等の
成形物のほかに接着剤、紙サイズ剤、紙表面コート剤、
繊維糊剤、刷版材、懸濁重合用分散安定剤、乳化重合用
分散剤、無機または有機物のバインダー、焼き入れ剤、
疎水性樹脂への親水性付与剤、土質改良剤、土質安定
剤、洗浄剤、感光性樹脂、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルブチラール等の原料として極めて有用である。ま
た、澱粉、カゼイン、ゼラチン等の天然高分子やポリオ
キシエチレン、アクリル酸エステル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の合成高分子との相溶性に優れていることから、これら
の樹脂との複合物またはこれらの樹脂とPVA系樹脂と
の相溶化剤として有用である。また、本発明の製造方法
によれば、このようなポリビニルエステル系重合体ケン
化物を容易に得ることができる。
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 式で表される(ポリ)アルキレンオ
    キサイド含有エチレン基が主鎖に0.1〜30モル%共
    重合され、かつケン化度が1モル%以上で、重合度が5
    0以上であることを特徴とするポリビニルエステル系重
    合体ケン化物。 【化1】 (式中、Aは炭素数2〜4を有する1,2−アルキレン
    基を表し、nは1〜500の数を表し、Rは水素または
    炭素数1〜20のアルキル基を表す)
  2. 【請求項2】 (2) 式で表されるビニル系単量体0.1
    〜30モル%と脂肪族ビニルエステル99.9〜70モ
    ル%とを重合度が50以上となるように共重合し、1モ
    ル%以上ケン化することを特徴とするポリビニルエステ
    ル系重合体ケン化物の製造方法。 【化2】 (式中、Aは炭素数2〜4を有する1,2−アルキレン
    基を表し、nは1〜500の数を表し、Rは水素または
    炭素数1〜20のアルキル基を表す)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044044A1 (fr) * 1997-04-01 1998-10-08 Nippon Gohsei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Solution aqueuse tres stable de resine ester vinylique partiellement saponifiee
JPH11217413A (ja) * 1998-02-04 1999-08-10 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The ビニル系化合物の懸濁重合用分散助剤

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US6573327B1 (en) 1997-04-01 2003-06-03 Nippon Gohsei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Highly stable aqueous solution of partially saponified vinyl ester resin
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