JP3769380B2 - 高速塗工性に優れたポリビニルアルコール系紙コート剤 - Google Patents

高速塗工性に優れたポリビニルアルコール系紙コート剤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速塗工性に優れたポリビニルアルコール系紙コート剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリビニルアルコール(以下、PVAと略記する)は、工業的には脂肪族ビニルエステルをアルコール溶媒中で大気圧下で重合し、得られた脂肪族ポリビニルエステルをケン化して製造されている。PVAは紙加工、繊維加工、フィルム、接着剤、各種無機材料のバインダー、乳化安定剤などの多くの用途に使用されている。中でも、PVAを含有する塗工液を紙に塗工して、紙の表面特性・印刷特性等を改質する方法は一般的に行われており、特に、塗工表面の耐水性が要求される場合には、ケン化度が96モル%以上のPVAを使用するのが通常である。
【0003】
上記のような分野、特に微塗工紙の分野においては、近年、生産性の向上を目的として塗工速度が速くなってきており、ブレードコーターを一例にあげると、その塗工時に塗工液にかかる剪断速度は106s-1またはそれ以上になっている。従来のPVAを含む水溶液に106s-1以上の剪断速度を与えると、水溶液中のPVAは配向・結晶化する傾向があり、塗工面に均一に塗工することが困難となってくる。このような問題を解決する方法としては、PVAの重合度を低くする、ケン化度を低くする、イオン性基を導入する、疎水基を導入する等の方法が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ケン化度を低くしたり、イオン性基、疎水性基を導入したPVAは、乾燥被膜の耐水性が低くかったり、乾燥速度が遅い等の問題がある。また、重合度を低くしたPVAは被膜強度が低く、塗工した紙の表面強度の改善効果が小さい等の欠点があり、高速塗工に適したPVAはないのが現状である。
【0005】
本発明は、かかる現状に鑑み、耐水性などに優れていて、しかも剪断速度の高い領域で塗工しても水溶液の塗工性が損なわれず、被塗工面に均一に塗工することのできる高速塗工性に優れたPVA系紙コート剤を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の高速塗工性に優れたPVA系紙コート剤は、上記目的を達成するものであって、脂肪族ビニルエステルの重合の際に重合機内の未反応脂肪族ビニルエステルもしくは重合媒体の蒸気または重合機外部から導入された非凝縮性の気体により重合機内の圧力を大気圧より高い圧力にして、反応液の温度を大気圧下での反応液の沸点温度より2℃以上高い温度で脂肪族ビニルエステルを重合して得られた脂肪族ポリビニルエステルをケン化して得られるPVAを主成分とすることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明で使用するPVAは、脂肪族ビニルエステルを重合する際、重合機内の未反応脂肪族ビニルエステルもしくは重合媒体の蒸気または重合機外部から導入された非凝縮性の気体により重合機内の圧力を大気圧より高い圧力にして、反応液の温度を大気圧下での反応液の沸点温度より高い温度で脂肪族ビニルエステルを重合し、得られた脂肪族ポリビニルエステルをケン化することにより得られるものである。
【0008】
上記の脂肪族ビニルエステル類としては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどが挙げられるが、工業的には酢酸ビニルが望ましい。また、本発明の効果を損なわない範囲で前記脂肪族ビニルエステルと共重合可能な不飽和単量体と脂肪族ビニルエステルとの共重合を行っても良い。脂肪族ビニルエステルと共重合可能な不飽和単量体としては、例えばアクリル酸等の不飽和一塩基酸またはその塩、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸等の不飽和二塩基酸またはその塩、あるいはマレイン酸モノメチル、イタコン酸モノメチル等の不飽和二塩基酸モノアルキルエステル類、(メタ)アクリル酸エステル類、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン等のアミド基含有単量体、ラウリルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル、アリルアルコール、ジメチルアリルアルコール、イソプロペニルアリルアルコール等の水酸基含有単量体、アリルアセテート、ジメチルアリルアセテート、イソプロペニルアリルアセテート等のアセチル基含有単量体、ビニルスルホン酸ソーダ、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ソーダ等のビニルスルホン酸基含有単量体、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン含有単量体、スチレン等の芳香族系単量体を挙げることができるが、これに限らない。
【0009】
上記の脂肪族ビニルエステルを重合する重合機は、重合機内の圧力を大気圧より高い圧力に保てるものであれば形式を問わず、攪拌装置も公知のものでよい。重合方式は、回分重合、半連続重合、連続重合のいずれでもよい。また、重合方法も塊状、溶液、懸濁、あるいは乳化重合法などの公知の方法でよいが、工業的には溶液重合が好ましい。重合媒体としては通常アルコール類、水などが使用されるが、工業的にはメタノ−ルが好ましい。重合開始剤としては特に制限はなく、通常アゾ系化合物や過酸化物等が用いられる。
【0010】
上記の重合に際して重合機内の圧力を大気圧より高く保つ方法としては、例えば▲1▼流量制御された非凝縮性ガスを反応器内に導入し、所定の圧力となるように圧力調整装置(圧力制御バルブなど)により制御する方法、または▲2▼重合熱または外部からの加熱により発生する重合器内の未反応脂肪族ビニルエステルもしくは重合媒体の蒸気により所定の圧力に昇圧し、重合機内の圧力を所定圧力まで昇圧するのに要する以外の蒸気だけを内部除熱コイルまたは凝縮器により凝縮する等の方法が考えられるが、これに限らない。また、反応器内に導入する非凝縮性ガスとしては、窒素、ヘリウム、アルゴン等を挙げることができる。
【0011】
上記の重合反応温度は、大気圧下での反応液の沸点温度よりも2〜80℃高いことが必要である。重合反応温度は、好ましくは大気圧下での反応液の沸点温度より5〜80℃高い温度である。重合反応液の温度が大気圧下での反応液の沸点温度+2℃未満では水溶液の高速塗工性の改善効果が少ない。また、重合反応液の温度が大気圧下での反応液の沸点温度+80℃を超える場合には重合反応速度の制御が困難になったり、重合物の着色が起こったりして好ましくない。
【0012】
上記の重合により得られたポリビニルエステルを、例えばメタノール等のアルコール類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類とアルコール類との混合溶媒中で、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の水酸化物やナトリウムメチラートなどのアルコラート等をケン化触媒として用いた公知の方法によってケン化することによって本発明に使用するPVAが得られる。ケン化物の乾燥、粉砕方法は特に制限はなく公知の方法で行われる。PVAの重合度及びケン化度は特に制限はないが、通常重合度が50〜4000、ケン化度が60モル%以上のものが使用される。耐水性が要求される用途にはケン化度が96モル%以上のものが好ましい。
【0013】
上記のようにして得られたPVAは、一般には通常のPVAと同様に水に溶解して紙コート剤として使用される。また、本発明の紙コート剤には、必要に応じて可塑剤、消泡剤、防カビ剤、帯電防止剤、界面活性剤等の公知の添加剤を添加することもできる。さらに、本発明の効果を損なわない範囲で、でんぷん類、CMC、カラギーナンやアガロース−アガロペクチン、アルギン酸ソーダ、キチン、キトサン等の多糖類、あるいはSBR等の各種合成樹脂エマルジョン等の他のコート剤と併用することができる。また、無機顔料、有機顔料、染料、感熱発色組成物等を混合することも可能である。
【0014】
本発明の紙コート剤は各種の紙に塗工することができ、例えば剥離紙原紙や情報処理用紙、一般上質紙、中質紙、グラビア紙、新聞紙等の印刷用紙、マニラボール、白ボール等の板紙などに好適に塗工することができる。
【0015】
かかる紙に紙コート剤を塗工する場合の水溶液の濃度としては、固形物として30重量%以下、好ましくは1〜20重量%が適当である。
これを塗工するにあたっては、ゲートロールコーター、サイズプレス、エアナイフコーター、ブレードコーター等の公知の各種の塗工機を使用する方法が採用される。
本発明の紙用コート剤の塗工量は、特に制限はないが、目的に応じて通常0.01〜30g/m2程度塗工される。
【0016】
本発明の紙コート剤が、一般のPVAを使用した紙コート剤と比較して高速塗工に適している理由については十分解明されているわけではないが、次のように推定される。即ち、本発明のようにして重合せしめた脂肪族ポリビニルエステルのケン化物は、高分子鎖中に存在する1,2−グリコール結合の量および分子鎖分岐の量が通常のPVAよりも適度に多いため、耐水性を損なうことなく、水溶液の高速塗工性を改良すると思われる。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
なお、得られたPVAの評価は以下の方法で行った。
(1).1,2グリコール結合量
1,2グリコール部分を過ヨウ素酸で切断するときに要する過ヨウ素酸の量をチオ硫酸ナトリウムで滴定して算定した。
(2).カルボン酸末端量
電位差滴定法で測定した。
【0018】
(3).耐水性
得られた紙コート剤をPETフィルム上に流延し、乾燥温度60℃で3時間乾燥してフィルム厚さ100μmのフィルムを作成した。得られたフィルムを40℃の温水に24時間浸漬して浸漬前後のフィルムの乾燥重量から不溶物分率を測定した。耐水性の評価は得られた不溶物分率に基づき下記評価基準で行った。
耐水性の評価基準
○…不溶物分率が70%以上である。
×…不溶物分率が70%未満である。
【0019】
(4) 高速塗工性
得られた紙コート剤を用いて塗工紙を以下の方法で作成した。紙コート剤(得られたPVAの6.5%水溶液)をブレードコーターで塗工温度30℃、塗工速度1200m/min、紙−ブレード間の隙間0.004mmとして上質紙(坪量65g/m2)に塗工した。このときの塗工液にかかる剪断速度は5×106 /Sとなる。塗工後、80℃のドラム乾燥機で5分間乾燥した。
得られた塗工紙に塗工液が均一に塗られているかどうかの評価は、塗工紙の塗工面に着色トルエンを刷毛で塗り、裏面に抜けてくる着色トルエンのムラから判断した。
高速塗工性の評価基準
○…裏抜けしない、または着色にムラがない。
×…裏抜けが激しい、または着色にムラがある。
【0020】
実施例1
酢酸ビニル86重量部、メタノール14重量部、アゾビスイソブチロニトリル0.004重量部からなる反応液(大気圧下での沸点約60℃)を大気圧より高い圧力に保持可能な回分式重合装置内に導入し、窒素の導入により(反応時に発生する未反応酢酸ビニル、メタノールの蒸気はすべて凝集させながら)内圧を2.0kg/cm2に保持して反応液の温度80℃で重合した。重合時間240分で重合収率は60.1%であった。
【0021】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように、耐水性、高速塗工性が良好であった。
【0022】
実施例2
酢酸ビニル80重量部、メタノール20重量部、アゾビスイソブチロニトリル0.004重量部からなる反応液(大気圧下での沸点約60℃)を窒素の導入により内圧を1.5kg/cm2に保持した1段式連続重合装置に連続的に導入し、反応液の温度を70℃にして連続的に重合した。平均滞留時間が5時間のときの反応器出口の収率は85%であった。
【0023】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように耐水性、高速塗工性が良好であった。
【0024】
実施例3
酢酸ビニル85.0重量部、メタノール15.0重量部、アゾビスイソブチロニトリル0.002重量部からなる反応液(大気圧下での沸点約60℃)を2段式連続重合装置の大気圧に開放された第1反応器に連続的に導入し、大気圧下で重合温度60℃で重合した。その重合液を窒素の導入により内圧を3.0kg/cm2に保持された第2反応器に連続的に導入し、反応液の温度を95℃にして重合した。第1・第2反応器の合計の平均滞留時間が6時間の時の第2反応器出口での収率は75%であった。
【0025】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように耐水性、高速塗工性が良好であった。
【0026】
実施例4
酢酸ビニル75重量部、メタノール25重量部、アゾビスジメチルバレロニトリル0.005重量部からなる反応液(大気圧下での沸点約60℃)を3段式連続重合装置の大気圧に開放された第1反応器に導入し、大気圧下で重合温度60℃で重合した。その重合液を大気圧に開放された第2反応器に導入し、大気圧下で重合温度60℃でさらに重合した。その重合液を窒素の導入により4kg/cm2に保持した第3反応器に導入し、反応液の温度を105℃にして重合した。第1・第2・第3反応器合計の平均滞留時間が8時間の時の第3反応器出口での収率は83%であった。
【0027】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように耐水性、高速塗工性が良好であった。
【0028】
比較例1
大気に開放した反応器を用い、アゾビスイソブチロニトリルを0.15重量部添加したこと以外は実施例1と同様の方法で重合した。ポリ酢酸ビニルの重合収率62.5%であった。
【0029】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように高速塗工性が悪かった。
【0030】
比較例2
反応器内を窒素の導入によりわずかに加圧して1.1kg/cm2の圧力とし、重合温度を62℃とし、アゾビスイソブチロニトリルを0.15重量部添加したこと以外は、実施例2と同様の方法で重合した。ポリ酢酸ビニルの重合収率は62.5%であった。
【0031】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように高速塗工性が悪かった。
【0032】
比較例3
反応器内を窒素の導入により12.5kg/cm2に加圧したこと以外は、実施例2と同様の方法で重合した。重合温度は150℃で、ポリ酢酸ビニルの重合収率は88.5%であった。
【0033】
得られたポリ酢酸ビニルをアルカリケン化してケン化度98モル%のPVAを得た。得られたPVA6.5%と水94.5%との紙コート剤を作成し、これを用いて得られた塗工紙の物性を表1に示す。表1から明らかなように高速塗工性は良好であったが、耐水性が悪かった。
【0034】
【表1】
Figure 0003769380
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、耐水性などに優れていて、しかも剪断速度の高い領域で塗工しても塗工性が損なわれず、被塗工面に均一に塗工することのできる高速塗工性に優れたPVA系紙コート剤を提供することができる。

Claims (1)

  1. 脂肪族ビニルエステルの重合の際に重合機内の未反応脂肪族ビニルエステルもしくは重合媒体の蒸気または重合機外部から導入された非凝縮性の気体により重合機内の圧力を大気圧より高い圧力にして、反応液の温度を大気圧下での反応液の沸点温度より2〜80℃高い温度で脂肪族ビニルエステルを重合し得られた脂肪族ポリビニルエステルをケン化し、ついで得られるポリビニルアルコールを水に溶解することを特徴とする高速塗工性に優れたポリビニルアルコール系紙コート剤の製造方法
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