JPH07108872A - 車両用灯具の車体取付装置 - Google Patents

車両用灯具の車体取付装置

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JPH07108872A
JPH07108872A JP28072493A JP28072493A JPH07108872A JP H07108872 A JPH07108872 A JP H07108872A JP 28072493 A JP28072493 A JP 28072493A JP 28072493 A JP28072493 A JP 28072493A JP H07108872 A JPH07108872 A JP H07108872A
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JP
Japan
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mounting
arm
vehicle
lamp
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP28072493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsui
英樹 松井
Shinichi Furusho
伸一 古荘
Yuichi Okawa
雄一 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
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Publication of JPH07108872A publication Critical patent/JPH07108872A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の車両用灯具の取付装置におい
てはバンパに穴明け加工など施して行うものであったの
で、樹脂バンパの採用された車両では取付不能であった
り、あるいは取付強度に不足するなどの問題点を生じて
いた。 【構成】 本発明により、車体80のナンバープレート
取付部80aにナンバープレート81と共締めで係着す
る車体係着孔21が上端に設けられたブラケット本体2
と、ブラケット本体2の下端側の左右に設けられたアー
ム取付部22に回動を可能として係止され且つ灯具取付
部32が設けられた取付アーム3とから成り、アーム取
付部22と取付アーム3との少なくとも一方には取付位
置調整機能が設けられている車体取付装置1としたこと
で、車体に本来から設けられている強固な取付構造を利
用しての車両用灯具の取付を可能として、樹脂バンパ採
用車種などにおいても取付不能などを生じないようにし
て課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者側で車両用灯具
の増設を望むときなど、車体側にそのための取付装置が
設けられていない車両用灯具を取付けるときに用いられ
る車両用灯具の車体取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用灯具90の増設が
望まれるときには、図4に示すように車体80のバンパ
81に取付穴81aを加工し、この取付穴81aを利用
して車両用灯具90をネジ止めなどにより取付けるもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近来で
は前記バンパ81は樹脂化が進み、内部まで充填が行わ
れていて上記したネジ止めが不可能であったり、あるい
は仮にネジ止めが可能であったとしてもバンパ81の剛
性が不足し、例えば走行中に車両用灯具90が振動して
照射方向が安定せず、対向車にチラツキを生じるなどの
問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるものと
なっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、車体に専用
の取付装置が設けられていない車両用灯具のための車体
取付装置であり、前記車体取付装置は、車体のナンバー
プレート取付部にナンバープレートと共締めで係着する
車体係着部が上端に設けられたブラケット本体と、該ブ
ラケット本体の下端側の左右に設けられたアーム取付部
に回動を可能として係止され且つ灯具取付部が設けられ
た取付アームとから成り、前記アーム取付部と取付アー
ムとの少なくとも一方には取付位置調整機能が設けられ
ていることを特徴とする車両用灯具の車体取付装置を提
供することで課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1に示すものは本発明に係る車両用
灯具の車体取付装置(以下に車体取付装置と略称する)
の第一実施例であり、この車体取付装置1は基本的に略
板状として形成されるブラケット本体2と、略L字状と
して形成される一対の取付アーム3とで構成されるもの
となっている。
【0006】前記ブラケット本体2には車体係着部とし
て一対の車体係着孔21が設けられ、この車体係着孔2
1は車体80にナンバープレート81を取付けるために
設けられている一対のネジ孔であるナンバープレート取
付部80aと同一ピッチのものとされて、ナンバープレ
ート81の背面側に位置させて共締めを行うことで車体
80への取付を可能なものとされている。
【0007】また、前記ブラケット本体2の下端寄りの
左右辺には例えば後方に向かい直角に折曲げられた折曲
部22aが設けられ、更にこの折曲部22aには上下方
向に例えば三個の軸受孔22b、22c、22dが設け
られてアーム取付部22とされている。従って、前記ア
ーム取付部22はブラケット本体2の左右のそれぞれに
設けられるものとなっている。
【0008】一方、前記取付アーム3は略帯状とした部
材を略L字状に折曲げて形成したものであり、その一方
の辺の折曲が行われたのと反対側の端部にはボルトなど
による軸31aが取付けられてアーム部31とされ、他
の一方の辺には長孔状とした取付孔32aが設けられて
灯具取付部32とされている。
【0009】次いで、上記の構成とした車体取付装置1
の作用について説明を行う。ブラケット本体2の例えば
軸受孔22bに軸31aを挿着した状態では、取付アー
ム3は前記軸31aを中心として回動が可能となり、こ
れにより灯具取付部32はアーム部31の長さDを半径
とする円周上の自在な位置に設定することが可能とな
る。
【0010】ここで、本発明の車体取付装置1では、取
付けが行われる自動車の車種が特定されないものである
ので、前記灯具取付部32に取付けられる車両用灯具7
0(A〜D)と車体80との干渉状態は様々であり、予
めに予想することは不可能であり、実際に車両用灯具7
0(A〜D)の取付が行われる車体80上で上記のよう
にして取付の最適の位置を設定し、ナット33により固
定が行われる。
【0011】尚、上記した取付のための最適位置は当然
に灯具取付部32に取付けられている車両用灯具70
(A〜D)の形状によっても左右されるものとなり、こ
のときに、若しも軸受孔22bで最適の位置が得られな
いようであれば、前記軸31aを軸受孔22c、軸受孔
22dの何れかに移動し、再度上記の手順をを行うこと
で、最適位置を設定する。
【0012】このときには灯具取付部32は軸31aを
中心とする回転運動を行うものとなり、この灯具取付部
32に取付けられている車両用灯具70(A〜D)も同
時に回転し、照射方向が上下方向に大きく変わるものと
なるが、通常にこの種の後付用として市場に供給される
車両用灯具70(A〜D)は対応性を高めるためにこの
方向への調整代が充分に設定されているので対応が可能
である。
【0013】また、灯具取付部32に設けられる取付孔
32aが長孔状とされたのは、前記灯具取付部32に取
付けられるものが、例えば図示の車両用灯具70A〜車
両用灯具70Dのように様々な形状のものが取付けられ
ることが予想されるからであり、従って、この第一実施
例においては前記アーム取付部22と取付アーム3の双
方に取付位置調整機能が設けられているものとされてい
る。
【0014】但し、若しも前記車体取付装置1が一種類
の灯具、例えば車両用灯具70Aにのみ対応する専用の
ものとして市場に供給される場合には、当然に灯具取付
部32に設けられる取付孔32aは長孔状とする必要は
なく、一方の取付位置調整機能は省略が可能となる。
【0015】尚、図中に符号34で示すものはステー孔
であり灯具取付部32に設けられて、車体80など強固
な部分に一端を固定する振止めステー4の他端に接続さ
れ、走行時の振動などによる車両用灯具70の振動の防
止を目的とするものであり、このときに前記灯具取付部
32がどのような位置(傾き)にあっても振止めステー
4との接続を可能とするようにそれぞれが略直角の二箇
所などとして設けることが好ましい。
【0016】図2に示すものは本発明の第二実施例であ
り、この第二実施例のものも前の第一実施例のものとほ
ぼ同様な構成であるが、側面にボルトなどによる取付部
が設けられた車両用灯具70Eに対応するものとされ、
この目的に沿うように取付アーム5は折曲げが行われな
い直線状のものとされて、その一端側に軸51aが設け
られてアーム部51とされ、他の一端側に長孔状などと
した取付孔52aが設けられて灯具取付部52とされて
いるものである。
【0017】このときに、前記ブラケット本体2は第一
実施例のものと全くに同じものでも良く、また図示のよ
うにアーム取付部22に設ける軸受孔22bを一箇所の
ものとしても良く、これらの選択は例えばこの車体取付
装置1を使用して灯具の取付が行われる自動車が一車種
である場合、複数車種である場合などの条件により適宜
に設定すれば良いものである。
【0018】図3に示すものは本発明の第三実施例であ
り、前の第一実施例、第二実施例の何れもが、ブラケッ
ト本体2に設けるアーム取付部22を垂直方向の面のも
のとして形成し、このアーム取付部22に設けた軸受孔
22a(または軸受孔22b、軸受孔22c)に軸31
a、51aを取付けることで取付アーム3、5は垂直方
向に回転するものとされていたのに対し、この第三実施
例ではブラケット本体2に設けるアーム取付部22を水
平方向の面と成るように折曲げてて形成するものであ
る。
【0019】また、取付アーム6は略L字状に形成され
て、軸61aを有するアーム部61と、長孔状とした取
付孔62aが設けられた灯具取付部62とで構成される
ものとなるが、このときに、取付アーム6は軸61aを
中心とする水平方向に回転するものとなるので、前記灯
具取付部62には取付孔62a、取付孔62b、取付孔
62cのように垂直方向に異なる高さを有するものとし
て形成され、且つ、灯具取付部62は垂直方向に中心軸
を有する円弧状として形成される。
【0020】また、取付が行われる灯具としては、第二
実施例と同様に側面にボルトなどの取付部が設けられた
車両用灯具70Eが採用されるが、このときに前記取付
部(ボルト)には前記灯具取付部62に設けられた円弧
に内接する曲面が設けられた補助ワッシャ65が取付け
られるものとされている。
【0021】上記の構成としたことで、この第三実施例
の車体取付装置1においてはアーム部61の回転による
主として前後方向の移動と、取付孔62a〜取付孔62
cの選択による上下方向の移動とで車両用灯具70Eに
取付のための最適位置を設定するものとなる。このとき
にアーム部61の回転により車両用灯具70Eの照射方
向は左右に変わるので、これを灯具取付部62に設けら
れた円弧面を取付孔62b〜取付孔62cで移動させる
ことで補正する。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、車
体のナンバープレート取付部にナンバープレートと共締
めで係着する車体係着部が上端に設けられたブラケット
本体と、該ブラケット本体の下端側の左右に設けられた
アーム取付部に回動を可能として係止され且つ灯具取付
部が設けられた取付アームとから成り、前記アーム取付
部と取付アームとの少なくとも一方には取付位置調整機
能が設けられている車両用灯具の車体取付装置としたこ
とで、車体に本来から設けられている強固な取付構造を
利用しての車両用灯具の取付を可能として、樹脂バンパ
採用車種などにおいても取付不能あるいは不確実な取付
を生じないようにして、この種の車体取付装置の性能向
上に極めて優れた効果を奏するものである。
【0023】また、前記取付アームを回動可能なものと
したことで、車両用灯具に自在な取付位置を与えるもの
として、どのような車体形状の車両への車両用灯具の取
付も可能として、この種の車体取付装置の汎用性の向上
にも優れた効果を併せて奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用灯具の車体取付装置の第
一実施例を示す斜視図である。
【図2】 同じく本発明に係る車両用灯具の車体取付装
置の第二実施例を示す斜視図である。
【図3】 同じく本発明に係る車両用灯具の車体取付装
置の第三実施例を示す斜視図である。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具の車体取付装置 2……ブラケット本体 21……車体係着孔 22……アーム取付部 22a……折曲部 22b〜22d……軸受孔 3、5、6……取付アーム 31、51、61……アーム部 31a、51a、61a……軸 32、52、62……灯具取付部 32a、52a、62a……取付孔 33……ナット 34……ステー孔 65……補助ワッシャ 4……振止めステー 70A〜70E……車両用灯具 80……車体 80a……ナンバープレート取付部 81……ナンバープレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に専用の取付装置が設けられていな
    い車両用灯具のための車体取付装置であり、前記車体取
    付装置は、車体のナンバープレート取付部にナンバープ
    レートと共締めで係着する車体係着部が上端に設けられ
    たブラケット本体と、該ブラケット本体の下端側の左右
    に設けられたアーム取付部に回動を可能として係止され
    且つ灯具取付部が設けられた取付アームとから成り、前
    記アーム取付部と取付アームとの少なくとも一方には取
    付位置調整機能が設けられていることを特徴とする車両
    用灯具の車体取付装置。
JP28072493A 1993-10-15 1993-10-15 車両用灯具の車体取付装置 Pending JPH07108872A (ja)

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JP28072493A JPH07108872A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 車両用灯具の車体取付装置

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JP (1) JPH07108872A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056012A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Fujitsu Ten Ltd 車載用カメラの取付装置
JP2014094710A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Volvo Lastvagnar Aktiebolag 車両のリアコンビネーションランプ
CN113787957A (zh) * 2021-09-26 2021-12-14 东风柳州汽车有限公司 灯具安装结构以及汽车

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056012A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Fujitsu Ten Ltd 車載用カメラの取付装置
JP2014094710A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Volvo Lastvagnar Aktiebolag 車両のリアコンビネーションランプ
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