JP6315332B2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents
車両用灯具の取付構造Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
- F21W2102/00—Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
- F21W2102/30—Fog lights
Description
上記実情を鑑みて、車両に取り付けられた車両用灯具の光軸を別途調整しなくても、車両用灯具の取り付け時に光軸を簡単に所定の角度に設定できる車両用灯具の取付構造を提供することを課題とする。
このようにすれば、車両用灯具は、ランプが収納された胴部がブラケットの軸線回りに回転可能に支持されるとともに胴部の下部に錘が設置されているので、車両用灯具の取付構造をコンパクトなものとすることができる。
このようにすれば、車両用灯具の上下を間違えることがなく、取付精度を高めることができる。また、車両用灯具の胴部が錘の役目をするので、構造が簡素化され部品点数を減らしてコストを低減することができる。
このようにすれば、ネジを締め付けることで、車両用灯具がブラケットに固定されるので、車両用灯具をブラケットに対して簡単に固定できる。
このようにすれば、被取付部材は、フロントバンパーに設けられた開口の車幅方向両側に設けられるので、車両用灯具を取り付ける取付具を別途設ける必要をなくすことができる。
図1は、本発明の実施の形態1であるフォグランプの取付構造を示す分解斜視図である。図2は、ブラケットに回転可能に支持されたフォグランプの状態を示す模式図であり、水平方向に対して光軸が所定の角度だけ傾いた状態を示している。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係るフォグランプの取付構造において、フォグランプ1は、車体の前方に取り付けられたフロントバンパー2にブラケット3を介して取り付けられる。
また、車両幅方向両側に設けられた座22の隅(四隅)には、貫通穴221が設けられている。貫通穴221は、フロントバンパー2にブラケット3を取り付けるためのもので、ブラケット3を取り付けるためのネジ31が挿通する大きさを有している。
そして、ブラケット3がフロントバンパー2に取り付けられると、錘13が取り付けられたフォグランプ1の重心Gの位置により、フォグランプ1の光軸Lが水平方向(水平線H)に対して所定の角度(設定角度)θだけ下方へ傾いた状態になる。
その後、貫通穴352を挿通し、ナット36に留められたネジ4(図1参照)を回し、ネジ4の先端面をフォグランプ1の車両幅方向右側に設けられた固定座14の座面141に当たるまで締めると、フォグランプ1は、その光軸Lが水平方向(水平線H)に対して所定の角度(設定角度)θだけ下方に傾いた状態で固定される。
図3は、本発明の実施の形態2であるフォグランプの取付構造を示す分解斜視図である。図4は、ブラケットに回転可能に支持されたフォグランプの状態を示す模式図であって、水平線に対して光軸が所定の角度だけ傾いた状態を示している。
図3に示すように、本発明の実施の形態2に係るフォグランプ5は、上述した実施の形態1に係るフォグランプ1と同様、車体の前方に取り付けられたフロントバンパー6にブラケット7を介して取り付けられる。
また、車両幅方向両側に設けられた座62の隅(四隅)には、貫通穴621が設けられている。貫通穴621は、フロントバンパー6にブラケット7を取り付けるためのもので、ブラケット7を取り付けるためのネジ71が挿通する大きさを有している。
そして、ブラケット7がフロントバンパー6に取り付けられると、フォグランプ5の重心により、フォグランプ5の光軸Lが水平方向(水平線H)に対して所定の角度(設定角度)θだけ下方に傾いた状態になる。
その後、貫通穴752を挿通し、ナット76に留められたネジ8を回し、ネジ8の先端面をフォグランプ5の車両幅方向右側に設けられた固定座53の座面531に当たるまで締めると、フォグランプ5は、その光軸Lが水平方向(水平線H)に対して所定の角度(設定角度)θだけ下方に傾いた状態で固定される。
また、フォグランプ5の胴部が錘の役目をするので、構造が簡素化され部品点数を減らしてコストを低減することができる。
図5に示すように、第1の固定構造では、支持腕52の固定座54に支持軸521を中心とする円弧状の凹部542を設け、ネジ8が嵌るようにしている。このようにすれば、ブラケット7を取り付けたフォグランプ5の回転が円弧状の凹部542に制限される。したがって、フォグランプ5をブラケット7に取り付けた状態でブラケット7をフロントバンパー6に取り付ける場合でも、フォグランプ5の回転が制限される。これにより、フォグランプ5の回転を意識することなくブラケット7をフロントバンパー6に取り付けることができる。
図6に示すように、第2の固定構造では、フォグランプ5の胴部右側面に固定座54が設けられている。固定座54には、車両前後方向に沿って設けられ、その側面を成す座面543には、山と谷が交互に形成されている。また、フォグランプ5を固定するネジ81は、雄ネジ部811の先端に円錐状に尖った尖部8111を有している。これにより、尖部8111が固定座54の座面543に形成された谷に噛み合い、固定座54の座面543に対してネジ81締め付け位置がズレることを防止することができるので、フォグランプ5がブラケット7に対してより確実に固定される。また、ネジ81には、レバー812が設けられている。したがって、レバー812を回転させればネジ81を回すことができる。これにより、工具を用いなくてもネジ81を締めたり、緩めたりすることができる。
図7に示すように、第3の固定構造では、第2の固定構造と同様、フォグランプ5の胴部右側面に固定座54が設けられている。固定座54は、車両前後方向に沿って設けられ、その側面を成す座面543には、山と谷が交互に形成されている。一方、ブラケット7には、フォグランプ5を固定するための固定ピン82が設けられている。固定ピン82は、フォグランプ5に設けられた固定座54の座面543と対向する位置に進退可能に設けられ、その先端に円錐状に尖った尖部821を有している。これにより、図7(a)に示すように、固定ピン82の尖部821が座面543から退いた状態でフォグランプ5が支持軸511,521の回りに回転可能となる。一方、図7(b)に示すように、固定ピン82の尖部821が座面543に進んだ状態で座面543に噛み合い、フォグランプ5が支持軸511,521の回りに回転不能となり、フォグランプ5がブラケット7に固定される。
図8に示すように、第4の固定構造では、第2及び第3の固定構造と同様、フォグランプ5の胴部右側面に固定座54が設けられている。固定座54は、車両前後方向に沿って設けられ、その側面を成す座面543には、山と谷が交互に形成されている。一方、固定座54の側方には、固定装置9が設けられている。固定装置9は、フォグランプ5を固定するためのもので、車両高さ方向に回転可能に支持される軸91を備えている。そして、軸91の一端(下端)には、円柱状のノブ92が設けられ、軸の他端(上端)には爪93が設けられている。これにより、ノブ92を回転させると、軸91と爪93とがノブ92の回転方向と同一方向に回転する。
11,12 支持軸
13 錘
14 固定座
141 座面
2 フロントバンパー
21 開口
3 ブラケット
34,35 フォグランプ支持部(支持部)
341,351 軸穴
352 貫通穴
36 ナット
4 ネジ(固定具)
5 フォグランプ(車両用灯具)
51,52 支持腕
511,521 支持軸
53 固定座
531 座面
54 固定座
541 座面
542 凹部
543 座面
6 フロントバンパー
61 開口
7 ブラケット
74,75 フォグランプ支持部
741,751 軸穴
752 貫通穴
76 ナット
8 ネジ(固定具)
81 ネジ(固定具)
811 雄ネジ部
8111 尖部
812 レバー
82 固定ピン(固定具)
821 尖部
83 カンヌキ
9 固定装置
91 軸
92 ノブ
93 爪
931 尖部
G 重心
H 水平線
L 光軸
Claims (5)
- 車両に取り付けられる車両用灯具と、
前記車両の被取付部材に取り付けられ、前記車両用灯具を水平方向に延びる軸線回りに回転可能に支持するブラケットと、
前記車両用灯具を前記ブラケットに対して回動不能に固定する固定手段と、
を備え、
前記車両用灯具は、前記ブラケットの前記軸線回りに回転可能に支持された状態で、当該車両用灯具の光軸が水平方向に対して所定の角度だけ傾くよう重心の位置が設定されていることを特徴とする車両用灯具の取付構造。 - 前記車両用灯具は、ランプが収納された胴部が前記ブラケットの前記軸線回りに回転可能に支持されるとともに前記胴部の下部に錘が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の取付構造。
- 前記車両用灯具は、ランプが収納された胴部から上方に延びる支持腕が前記ブラケットの前記軸線回りに支持されることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の取付構造。
- 前記固定手段は、前記ブラケットに設けられたネジと、前記車両用灯具に設けられ、前記ネジの端部が当接される固定座と、を備え、前記ネジを締め付けることで、前記車両用灯具がブラケットに固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用灯具の取付構造。
- 前記ブラケットは、
門型に形成され、前記ブラケットの両側柱部に支持部が設けられ、
前記被取付部材は、フロントバンパーに設けられた開口の車両幅方向両側に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用灯具の取付構造。
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JP2014131077A JP6315332B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 車両用灯具の取付構造 |
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