JP6593125B2 - ワイパユニット - Google Patents
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Description
また、車体固定部材は、モータ固定部を有し棒状部を構成する中空パイプ状のパイプ部材と、ホルダ部を有しパイプ部材の両端部に固定された一対のピボットホルダとを有するため、例えば、モータ固定部が非中空パイプ状の(即ち中実で棒状の)ものよりなるものに比べて、軽量化や低コスト化を図ることができる。
また、ワイパモータは、位置決め用突起を有し、パイプ部材は、位置決め用突起と対応した長手方向位置に、周方向に単一の孔であって位置決め用突起が嵌る位置決め用孔を有するため、例えば、パイプ部材の内部に塵や液体が入り込むことがない。即ち、例えば、パイプ部材に位置決め用孔を製造する際に、位置決め用孔と180°離間した位置にも孔が製造されると、その孔からパイプ部材の内部に塵や液体が入り込む虞があるが、これに対して、上記構成では位置決め用孔は周方向に単一の孔とされるため、位置決め用突起が嵌ることで位置決め用孔が塞がれてパイプ部材の内部に塵や液体が入り込むことが防止される。
図1に示すように、ワイパユニットは、2つのピボットホルダ11,12と、長尺の棒状部及びパイプ部材としての中空パイプ状のフレーム部材13と、ワイパモータMと、動力伝達部材としての駆動レバー14と、2つのリンクロッドR1,R2とを備える。尚、本実施形態では、2つのピボットホルダ11,12とフレーム部材13とが車体固定部材Sを構成している。
詳しくは、図3(a)及び図3(b)に示すように、まずフレーム部材13のモータ固定部13aは、一対の位置決め用孔13cと一対の固定孔13dとを有する。各位置決め用孔13cは、フレーム部材13(モータ固定部13a)の長手方向に異なる位置に形成されるとともに同じ周方向位置に形成され、それぞれ周方向に(他の孔が形成されていない)単一の孔として形成され、貫通方向から見て円形に形成されている。また、固定孔13dは、一対の位置決め用孔13cが設けられた長手方向の範囲の両外側に形成されるとともに同じ周方向位置に形成され、それぞれ周方向に180°の間隔を有して対をなす(即ちモータ固定部13a全体を貫通する)孔として形成され、貫通方向から見て円形に形成されている。
例えば、運転席に設けられたワイパスイッチが操作されると、モータ本体21に駆動電流が供給され、出力軸24及び駆動レバー14が回転駆動される。すると、その動力がリンクロッドR1,R2を介して各揺動レバー15aに伝達され、各揺動レバー15aが往復揺動することで各ピボット軸15が回動され、各ピボット軸15に固定されたワイパが同期して往復揺動し、払拭動作が行われる。
(1)ボルト25の頭部25aがモータ固定部13aの上端の位置よりも下方の位置(図5参照)にあるため、上方に突出した出力軸24に固定された駆動レバー14が頭部25aとの衝突を避けるように上方に屈曲させるといった必要がなくなり、駆動レバー14をワイパモータM(ギヤハウジング23)の上面Jに対して低い位置に設けることができる。即ち、ワイパモータM(ギヤハウジング23)の上面Jから駆動レバー14が配置されるまでの高さを、例えば上方に屈曲させたものよりも低く設定することができる。言い換えれば、ボルト25は出力軸24と交差する方向(略直交する方向)からモータ固定部13aに締結固定されるため、ボルト25の頭部25aはモータ固定部13aの上端よりも下方に位置し(モータ固定部13aの上端から突出せず)、駆動レバー14を上方に屈曲させなくとも駆動レバー14がボルト25の頭部25aに干渉することなく駆動できる。その結果、駆動レバー14を含めたワイパユニット(ワイパモータM)の上下方向の寸法を小さく(厚みを薄く)することができ、ひいては車両側においてワイパユニットの収容スペースの底を浅くすることができる。
・上記実施形態では、中空パイプ状のフレーム部材13がモータ固定部13aを有する構成としたが、これに限定されず、例えば、図6に示すように、一方のピボットホルダ31がモータ固定部31aを有する構成としてもよい。即ち、この例(図6参照)では、一方のピボットホルダ31における下方延設部11dの下端部から他方のピボットホルダ12側(図6中、右側)に延びるモータ固定部31aが形成されている。そして、モータ固定部31aよりも先端側にフレーム部材32の一端が固定されている。このようにしても、上記実施形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。また、中空パイプ状のフレーム部材13は、長手方向に直交する断面形状がコ字状のフレーム部材としても良いし、その他の断面形状のフレーム部材としてもよい。
Claims (4)
- 長尺の棒状部と、該棒状部の長手方向両端側に設けられワイパが連結されるピボット軸を保持するホルダ部とを有し、車体に対して固定される車体固定部材と、
前記棒状部の長手方向中間部のモータ固定部に締結部材によって固定状態が保持されており、上方に突出した出力軸を有するワイパモータと
を備えたワイパユニットであって、
前記締結部材の頭部は、前記モータ固定部の上端の位置よりも下方の位置にあり、
前記車体固定部材は、前記モータ固定部を有し前記棒状部を構成する中空パイプ状のパイプ部材と、前記ホルダ部を有し前記パイプ部材の両端部に固定された一対のピボットホルダとを有し、
前記ワイパモータは、位置決め用突起を有し、
前記パイプ部材は、前記位置決め用突起と対応した長手方向位置に、周方向に単一の孔であって前記位置決め用突起が嵌る位置決め用孔を有することを特徴とするワイパユニット。 - 請求項1に記載のワイパユニットであって、
前記車体固定部材における前記モータ固定部に近い側の前記ホルダ部と前記モータ固定部との間には、前記ホルダ部側から下方に延びる下方延設部と該下方延設部から側方に延びて前記モータ固定部に接続された側方延設部とからなるL字部が設けられたことを特徴とするワイパユニット。 - 請求項1又は2に記載のワイパユニットであって、
前記ワイパモータは、一対の位置決め用突起を有し、
前記パイプ部材は、長手方向に異なる位置であって一対の前記位置決め用突起と対応した長手方向位置にそれぞれ前記位置決め用突起が嵌る一対の位置決め用孔を有し、
一対の前記位置決め用突起は、上下方向に異なる位置に設けられ、一方の前記位置決め用突起は一方の前記位置決め用孔の上端と当接し、他方の前記位置決め用突起は他方の前記位置決め用孔の下端と当接するように設定されたことを特徴とするワイパユニット。 - 請求項3に記載のワイパユニットであって、
前記パイプ部材は、一対の前記位置決め用孔が設けられた長手方向の範囲の両外側に前記締結部材の軸部が貫通する一対の固定孔を有し、
前記締結部材は、軸部に雄ねじを有する雄ねじ部材であり、
前記位置決め用突起と前記位置決め用孔との当接位置は、それぞれ近い位置にある前記雄ねじ部材を螺合させるための回転方向に沿った方向とは反対側に設定されていることを特徴とするワイパユニット。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2015229510A JP6593125B2 (ja) | 2015-11-25 | 2015-11-25 | ワイパユニット |
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Family Applications (1)
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- 2015-11-25 JP JP2015229510A patent/JP6593125B2/ja active Active
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