JP4876049B2 - ワイパピボット - Google Patents

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本発明は、車体に取り付けられてワイパアーム(ワイパブレード)を所定角度揺動させるワイパピボットに関する。
この種のワイパピボットとして、図4に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。このワイパピボット1は、図4に示すように、車体(図示省略)に取り付けられるピボットホルダ2と、このピボットホルダ2に形成された円筒状の軸受部2a内に往復回動自在に支持され、先端部4aにワイパアーム(図示省略)を取り付けたピボット軸4と、このピボット軸4の基端部4bに取付孔5aが固定され、該ピボット軸4を往復回動(ワイパアームを所定角度揺動)させるピボットアーム5とを備えている。
そして、ピボットホルダ2の軸受部2a内の上側と下側には一対のブッシュ3,3をそれぞれ嵌め込んであり、該軸受部2aの先端面2bにはピボット軸4に形成された鍔状部4dが当接している。また、ピボットホルダ2の軸受部2aとピボットアーム5との間にはウェーブワッシャ6を介在してある。
実開平4−113264号公報(図2)
しかしながら、前記従来のワイパピボット1では、ピボットホルダ2の軸受部2aの先端面2b側より該軸受部2aとピボットアーム5の取付孔5aにピボット軸4の基端4cを挿入し、その後で該ピボット軸4の基端4cをピボットアーム5の取付孔5aの外側に加締め加工することにより、ピボット軸4の基端部4bをピボットアーム5の取付孔5aに固定するようにしていたため、ピボット軸4をピボットアーム5に固定する際に加工工数が多くなって組付作業が煩雑となり、その分コスト高であった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ピボット軸をリンク部材の取付孔に固定する際の加締め加工を無くして加工工数の削減及び全体の低コスト化を図ることができるワイパピボットを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ピボットホルダの筒状の軸受部にワイパアームを先端部に取り付けたピボット軸を回動自在に支持し、このピボット軸の基端部をリンク部材の取付孔に固定するようにしたワイパピボットにおいて、前記ピボット軸の基端に該ピボット軸の軸径よりも大径の抜け止め部を形成し、前記リンク部材の取付孔に前記ピボット軸を先端部より圧入して該ピボット軸の基端部を該リンク部材の取付孔に固定すると共に、前記抜け止め部により抜け止めしたことを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1記載のワイパピボットであって、前記ピボット軸の基端部に凹凸状の滑り止め部を形成したことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ピボット軸の基端に該ピボット軸の軸径よりも大径の抜け止め部を形成し、リンク部材の取付孔にピボット軸を先端部より圧入して該ピボット軸の基端部を該リンク部材の取付孔に固定すると共に、抜け止め部により抜け止めしたことにより、ピボット軸の基端部をリンク部材の取付孔に固定する際に、ピボット軸の基端の加締め加工を廃止してピボット軸の圧入のみで固定することができる。これにより、加工工数を削減することができ、全体の低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、ピボット軸の基端部に凹凸状の滑り止め部を形成したことにより、この凹凸状の滑り止め部でピボット軸の基端部をリンク部材の取付孔に確実に固定することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のワイパピボットを示す断面図、図2は同ワイパピボットのピボットアームの取付孔にピボット軸を圧入する前の状態を示す断面図、図3は同ピボットアームの取付孔に基端部を固定したピボット軸をピボットホルダの軸受部に組み付ける前の状態を示す断面図である。
図1及び図3に示すように、ワイパピボット10は、図示しない内装パネル(車体)にナットとボルトを介して締結固定されるピボットホルダ11と、このピボットホルダ11に一体突出形成された円筒状の軸受部12内に往復回動自在に支持され、先端部14bにワイパアーム17を取り付けたピボット軸14と、このピボット軸14の基端部14cに円形の取付孔15aが固定され、該ピボット軸14を往復回動(ワイパアーム17を所定角度揺動)させるピボットアーム(リンク部材)15とを備えている。
図1,図3に示すように、ピボットホルダ11の円筒状の軸受部12の内周面12aの上側と下側には円筒状で一対の含油メタル13,13をそれぞれ嵌め込んであり、この一対の含油メタル13,13にピボット軸14の外周面14eを摺動自在に支持してある。
図1〜図3に示すように、ピボット軸14は鉄材等の鍛造により略丸棒状に形成してある。このピボット軸14の先端14aには雄ねじ部を形成してあると共に、先端部14bには円錐状のセレーション部を一体形成してある。また、ピボット軸14の基端部14cには凹凸縦溝状の滑り止め部を一体形成してあると共に、基端14dは矩形鍔状の抜け止め部になっている。即ち、ピボット軸14の凹凸縦溝状の滑り止め部(基端部)14cの凸部分の外径寸法は、ピボット軸14の外周面14eより若干大径に形成してある。さらに、図2に示すように、ピボット軸14の矩形鍔状の抜け止め部(基端)14dの幅狭部分の寸法Gは、ピボット軸14の外周面14eの径寸法(軸径)Dよりも大径になっている(G>D)。
そして、図1に示すように、ピボットホルダ11の軸受部12内にピボット軸14が圧入されてピボットホルダ11の軸受部12の下側端面12cがピボットアーム15の上面15bに当接されると、ピボット軸14の雄ねじ部14aとセレーション部14bがピボットホルダ11の軸受部12の上側端面12bから外に露出するようになっている。この状態で、抜け止め部材としてのストッパ16を上側よりピボット軸14に挿通し、ピボット軸14の外周面14eの所定位置に係止させることにより、ピボット軸14はピボットホルダ11に対して抜け止めされて揺動自在に支持されるようになっている。さらに、ピボット軸14の雄ねじ部14aとセレーション部14bがピボットホルダ11の軸受部12の上側端面12bから外に露出した状態で、ピボット軸14のセレーション部14bにはワイパアーム17が嵌合されて雄ねじ部14aに螺着されるナット18を介して固定されるようになっている。
また、ピボット軸14の凹凸縦溝状の滑り止め部14cに取付孔15aを固定したピボットアーム15は、図示しないワイパモータの回転運動をピボット軸14の揺動運動に変換するためのリンク機構の一部を構成するものである。
以上実施形態のワイパピボット10によれば、図2に示すように、ピボット軸14の基端に該ピボット軸14の軸径よりも大径の抜け止め部14dを一体突出形成し、この抜け止め部14dで、ピボットアーム15の取付孔15aに該ピボットアーム15の下面15c側からピボット軸14の先端14aより圧入して該ピボット軸14の基端部14dを該ピボットアーム15の取付孔15aに固定する際に抜け止めしたことにより、ピボット軸14の基端部14cをピボットアーム15の取付孔15aに固定する際に、ピボット軸14の基端14dの加締め加工を廃止してピボット軸14の圧入のみで固定することができる。これにより、加工工数を削減することができ、ワイパピボット10の低コスト化を図ることができる。
特に、ピボット軸14の基端部に凹凸縦溝状の滑り止め部14cを一体形成したことにより、この凹凸縦溝状の滑り止め部14cでピボット軸14の基端部をピボットアーム15の取付孔15aに確実に固定することができる。
尚、前記実施形態によれば、ピボット軸の基端を矩形鍔状に一体突出形成して抜け止め部としたが、抜け止め部を円形鍔状に形成して良い。
また、前記実施形態によれば、ピボット軸14の基端部に凹凸縦溝状の滑り止め部14cを形成したが、ピボットアーム15の内径側に滑り止めの溝を形成してもよい。ピボットアーム15とピボット軸14の双方に縦溝を形成し嵌合させて滑り止めするようにしても良い。
本発明の一実施形態のワイパピボットを示す断面図である。 上記ワイパピボットのピボットアームの取付孔にピボット軸を圧入する前の状態を示す断面図である。 上記ピボットアームの取付孔に基端部を固定したピボット軸をピボットホルダの軸受部に組み付ける前の状態を示す断面図である。 従来のワイパピボットの断面図である。
符号の説明
10 ワイパピボット
11 ピボットホルダ
14 ピボット軸
14a 雄ねじ部(先端)
14b セレーション部(先端部)
14c 凹凸状の滑り止め部(基端部)
14d 大径の抜け止め部(基端)
15 ピボットアーム(リンク部材)
15a 取付孔
17 ワイパアーム

Claims (2)

  1. ピボットホルダの筒状の軸受部にワイパアームを先端部に取り付けたピボット軸を回動自在に支持し、このピボット軸の基端部をリンク部材の取付孔に固定するようにしたワイパピボットにおいて、
    前記ピボット軸の基端に該ピボット軸の軸径よりも大径の抜け止め部を形成し、前記リンク部材の取付孔に前記ピボット軸を先端部より圧入して該ピボット軸の基端部を該リンク部材の取付孔に固定すると共に、前記抜け止め部により抜け止めしたことを特徴とするワイパピボット。
  2. 請求項1記載のワイパピボットであって、
    前記ピボット軸の基端部に凹凸状の滑り止め部を形成したことを特徴とするワイパピボット。
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