JP2010030352A - ワイパ装置 - Google Patents

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JP2010030352A JP2008192382A JP2008192382A JP2010030352A JP 2010030352 A JP2010030352 A JP 2010030352A JP 2008192382 A JP2008192382 A JP 2008192382A JP 2008192382 A JP2008192382 A JP 2008192382A JP 2010030352 A JP2010030352 A JP 2010030352A
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Abstract

【課題】マウントラバーを共用化し、ワイパ装置のコストを低減する。
【解決手段】中央および左右の取付部21、31、41を備えたパイプ式モジュールワイパ装置10において、右側取付部41のマウントラバー43に嵌入されたブッシュ44は第二挿通孔を内径がボルト外径と等しい基準孔に形成し、左側取付部31のマウントラバー33に嵌入されたブッシュ34は第二挿通孔を長円形に形成し、中央取付部21のマウントラバー23に嵌入されたブッシュ24は第二挿通孔を大径孔に形成する。ワイパ装置10の締結作業に際し、基準孔ブッシュ44を仮止めし、長円孔ブッシュ34を仮止めし、大径孔ブッシュ24を仮止めした後に、3箇所の取付部21、31、41において本締結する。マウントラバーを共用化できるので、ワイパ装置のコストを低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用のワイパ装置(以下、ワイパ装置という。)に関する。
特に、ワイパ装置の自動車車体への取付構造に関する。
一般に、ワイパ装置は、ワイパモータが固定され該ワイパモータの回転力が伝達される出力軸と複数の車体取付部とを有するワイパモータ組付体と、複数の車体取付部にそれぞれ取り付けられボルトが挿通される第一挿通孔を有する複数のマウントラバーと、ボルトが挿通される第二挿通孔を有し複数のマウントラバーにそれぞれ嵌入される複数のブッシュとを備えており、複数箇所の第一挿通孔および第二挿通孔にボルトがそれぞれ挿通され、これら複数箇所のボルトにそれぞれナットが螺着されることにより、車体パネルに締結される。例えば、特許文献1および特許文献2参照。
特許第3385196号公報 特許第3892155号公報
従来のワイパ装置においては、複数箇所において締結するために、3種類のマウントラバーおよびブッシュが必要になる。すなわち、内径がボルト外径よりも若干大きい基準孔を有するものと、短径がボルト外径よりも若干大きく楕円形に形成された長孔を有するものと、内径が前述した基準孔を有するブッシュと、長孔を有するブッシュよりもボルト外径が大きい大径孔のものとの3種類である。そして、基準孔のマウントラバーおよびブッシュによって位置決めした後に、長孔のマウントラバーおよびブッシュと大径孔のマウントラバーおよびブッシュによって位置調整しつつ締結する、取付作業が実施される。
つまり、従来のワイパ装置においては、3種類のマウントラバーが必要になるため、コストが増加するという問題点があった。
本発明の目的は、マウントラバーを共用化し、コストを低減することができるワイパ装置を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)ワイパモータが固定され、該ワイパモータの回転力が伝達される出力軸と複数の車体取付部とを有するワイパモータ組付体と、
前記複数の車体取付部にそれぞれ取り付けられ、ボルトが挿通される第一挿通孔を有する複数のマウントラバーと、
前記ボルトが挿通される第二挿通孔を有し、前記複数のマウントラバーの前記第一挿通孔にそれぞれ嵌入される複数のブッシュと、
を備えているワイパ装置であって、
前記複数のブッシュのうち少なくとも1つは、残りの前記ブッシュとの外径が同一であり、内形が異なることを特徴とするワイパ装置。
(2)前記少なくとも1つのブッシュは、端部が内径方向に折り曲げられ、前記第二挿通孔が円形に形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のワイパ装置。
(3)前記少なくとも1つのブッシュは、端部が内径方向に折り曲げられ、前記第二挿通孔が長孔に形成されていることを特徴とする前記(1)に記載のワイパ装置。
(4)前記複数のマウントラバーの第一挿通孔は、互いに等しく形成されていることを特徴とする前記(1)(2)(3)に記載のワイパ装置。
前記ワイパ装置によれば、マウントラバーを共用化しコストを低減することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係るワイパ装置は、パイプ式モジュールワイパ装置として構成されている。
図1に示されているように、パイプ式モジュールワイパ装置10はパイプフレーム11を備えており、パイプフレーム11の中間部にはワイパモータ12が固定されている。ワイパモータ12は電動モータ13と、電動モータ13の回転を減速し揺動運動に変換して出力軸(図示せず)に伝達する伝達装置14とを備えている。
パイプフレーム11の両端部には左右で一対のピボットホルダ15、15を備えており、左右のピボットホルダ15、15は左右のワイパアーム(図示せず)がそれぞれ取り付けられる左右のピボットシャフト16、16を回転自在にそれぞれ支持している。左右のピボットシャフト16、16の下端には左右のピボットレバー17、17がそれぞれ固定されている。左右のピボットレバー17、17の自由端部間は一対のコネクティングロッド18、18がそれぞれ架設されており、一方のピボットレバー17とワイパモータ12の出力軸との間にもコネクティングロッド19が回転自在に架設されている。
パイプフレーム11、ワイパモータ12および一対のピボットホルダ15、15等によって、ワイパモータ組付体20が構成されている。
図1に示されているように、ワイパモータ12には中央車体取付部(以下、中央取付部という場合がある。)21が突設されており、左右のピボットホルダ15、15には左側車体取付部(以下、左側取付部という場合がある。)31および右側車体取付部(以下、右側取付部という場合がある。)41がそれぞれ突設されている。
3箇所の取付部21、31、41は取付孔22、32、42(図4、図3、図2参照)と、マウントラバー23、33、43と、ブッシュ24、34、44とを備えている。
3個のマウントラバー23、33、43は弾性力を有する成形材料である天然ゴムやジエン系ゴム等のゴム材が使用されて、略円筒形状に成形されており、各取付孔22、32、42にそれぞれ嵌入されている。3個のマウントラバー23、33、43はいずれも等しい形状に形成されている。
3個のブッシュ24、34、44は金属等の機械的強度の大きい材料が使用されて、マウントラバー23、33、43の外径よりも小径の円筒形状に形成されており、マウントラバー23、33、43の内周面にそれぞれ嵌入されている。
3個のマウントラバー23、33、43は、ボルト51が挿通される第一挿通孔23a、33a、43aを有する。3個のブッシュ24、34、44は、ボルト51が挿通される第二挿通孔24a、34a、44aを有する。
ボルト51はワッシャ53を介して、第一挿通孔23a、33a、43aおよび第二挿通孔24a、34a、44aに挿通され、ナット52をねじ込まれることにより、パイプ式モジュールワイパ装置10を車体に締結する。
3箇所の取付部21、31、41のうち右側取付部41のブッシュ44は、図2に示されているように、端部がプレス加工により内径方向に折り曲げられて、第二挿通孔44aが円形に形成されている。ブッシュ44の第二挿通孔44aの円形孔は内径がボルト51の外径よりも若干大きい基準孔を構成している。このブッシュ44(以下、基準孔ブッシュという場合がある。)は、右側取付部41に設けられたマウントラバー43に嵌入されている。なお、外径が6.0mmのボルトに対して、孔の直径が6.5mmのようにボルトの外径に対して孔径が若干大きい径として示している。
3箇所の取付部21、31、41のうち左側取付部31のブッシュ34は、図3に示されているように、端部がプレス加工により内径方向に折り曲げられて、第二挿通孔34aが長円形に形成されている。このブッシュ34(以下、長円孔ブッシュという場合がある。)の第二挿通孔34aの長円孔は短径がボルト51の外径よりも若干大きく長径がボルト51の外径よりも充分に大きく構成されている。長円孔ブッシュ34は左側取付部31に設けられたマウントラバー33に嵌入されている。
3箇所の取付部21、31、41のうち中央取付部21のブッシュ24は、図4に示されているように、端部が内径方向に折り曲げられない円筒形状に形成されており、円筒の内径が第二挿通孔24aの内径をそのまま構成している。このブッシュ24の第二挿通孔24aの内径は長円孔ブッシュ34の第二挿通孔34aの長径と等しく設定されており、ブッシュ24の第二挿通孔24aは大径孔を構成している。このブッシュ(以下、大径孔ブッシュという場合がある。)24は中央取付部21に設けられたマウントラバー23に嵌入されている。
したがって、基準孔ブッシュ44および長円孔ブッシュ34は大径孔ブッシュ24を利用してそれぞれ形成することができる。
以上のように構成されたワイパ装置10は、インスルメントパネルのエアボックス内に配置されるとともに、図4、図3、図2に示されているように、3箇所の取付部21、31、41においてボルト51、ナット52およびワッシャ53によってパネル54の取付孔55にそれぞれ締結される。
この締結作業に際しては、まず、右側取付部41におけるマウントラバー43の第一挿通孔43aおよび基準孔ブッシュ44の第二挿通孔44aにボルト51が挿通されてナット52によって仮止めされる。基準孔ブッシュ44の第二挿通孔44aはボルト51と同径の基準孔を構成しているので、ワイパ装置10は左右位置を決定された状態になる。
次いで、左側取付部31におけるマウントラバー33の第一挿通孔33aおよび長円孔ブッシュ34の第二挿通孔34aにボルト51が挿通されてナット52によって仮止めされる。左側ブッシュ34の第二挿通孔34aは長円孔に構成されているので、パネル54に開設された取付孔55に対して左右方向の位置ずれが発生している場合であっても、容易に締結することができる。
次に、中央取付部21におけるマウントラバー23の第一挿通孔23aおよび大径孔ブッシュ24の第二挿通孔24aにボルト51が挿通されてナット52によって仮止めされる。大径孔ブッシュ24の第二挿通孔24aは大径孔に構成されているので、パネル54に開設された取付孔55に対して前後左右(二次元)方向の位置ずれが発生している場合であっても、容易に締結することができる。
以上のようにして、3箇所の取付部21、31、41において仮止め作業が終了した後に、3箇所の取付部21、31、41においてナット52が本締結される。
3箇所の取付部21、31、41が3個のマウントラバー23、33、43を介設されてボルト51、ナット52およびワッシャ53によって締結されたワイパ装置10においては、ワイパモータ12の作動により発生する振動がインスルメントパネル側に伝達してしまう現象を三箇所の3個のマウントラバー23、33、43が防止するために、騒音発生を抑制することができる。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
1) マウントラバーを共用化することができるため、コストを大幅に低減することができる。
2) 基準孔ブッシュ44と長円孔ブッシュ34と大径孔ブッシュ24とを3箇所の共用化マウントラバー43、33、23にそれぞれ嵌入することにより、ワイパ装置10のパネル54への組付作業に際して、3箇所の取付孔55、55、55間の位置ずれを吸収して締結することができるので、ワイパ装置10を車体に適正に設置することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
各ブッシュの形状は前述した形状に限らない。
例えば、長円形の第二挿通孔は楕円形等の長孔に形成してよい。
長孔および大径孔は、円筒の端部を内側に折り曲げて形成するに限らず、円柱や角柱に長孔および大径孔を穿設して形成してもよい。
取付部、マウントラバーおよびブッシュの数は、3つに限らず、2または4以上であってもよい。
前記実施の形態においては、パイプ式モジュールワイパ装置について説明したが、本発明は、リアワイパ装置を含むワイパ装置全般に適用することができる。
本発明の一実施の形態であるパイプ式モジュールワイパ装置を示す斜視図である。 (a)は基準孔ブッシュの平面図、(b)は正面断面図、(c)は基準孔ブッシュが嵌入されたマウントラバーを示す平面図、(d)は正面断面図である。 (a)は長円孔ブッシュの平面図、(b)は正面断面図、(c)は長円孔ブッシュが嵌入されたマウントラバーを示す平面図、(d)は正面断面図である。 (a)は大径孔ブッシュの平面図、(b)は正面断面図、(c)は大径孔ブッシュが嵌入されたマウントラバーを示す平面図、(d)は正面断面図である。
符号の説明
10…パイプ式モジュールワイパ装置(ワイパ装置)、11…パイプフレーム、12…ワイパモータ、13…電動モータ、14…伝達装置、
15…ピボットホルダ、16…ピボットシャフト、17…ピボットレバー、18、19…コネクティングロッド、20…ワイパモータ組付体、
21、31、41…取付部(車体取付部)、
22、32、42…取付孔、
23、33、43…マウントラバー、
23a、33a、43a…第一挿通孔、
24、34、44…ブッシュ、
24a、34a、44a…第二挿通孔、
51…ボルト、52…ナット、53…ワッシャ、54…パネル、55…取付孔。

Claims (4)

  1. ワイパモータが固定され、該ワイパモータの回転力が伝達される出力軸と複数の車体取付部とを有するワイパモータ組付体と、
    前記複数の車体取付部にそれぞれ取り付けられ、ボルトが挿通される第一挿通孔を有する複数のマウントラバーと、
    前記ボルトが挿通される第二挿通孔を有し、前記複数のマウントラバーの前記第一挿通孔にそれぞれ嵌入される複数のブッシュと、
    を備えているワイパ装置であって、
    前記複数のブッシュのうち少なくとも1つは、残りの前記ブッシュとの外径が同一であり、内形が異なることを特徴とするワイパ装置。
  2. 前記少なくとも1つのブッシュは、端部が内径方向に折り曲げられ、前記第二挿通孔が円形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  3. 前記少なくとも1つのブッシュは、端部が内径方向に折り曲げられ、前記第二挿通孔が長孔に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  4. 前記複数のマウントラバーの第一挿通孔は、互いに等しく形成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のワイパ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339163B1 (ko) 2011-11-22 2013-12-09 동양기전 주식회사 마운트 구조가 개선된 차량용 와이퍼 장치
JP2016222007A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 株式会社ミツバ 支持装置及びワイパ装置

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