JP2002316670A - 脚型取付片を有した車載装備品の取付方法およびその取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト締結作業の作業性の改善をはかる。 【構成】 格納凹部20の縦壁面20aに、水平取付面28aを
有する取付ブラケット28を予め固定するとともに、折曲
水平片16aを有したマウントブラケット16の垂直基部16b
を、リンク（脚型取付片）14の垂直取付面14aに予め枢
着する。そして、このマウントブラケットの折曲水平片
16aを取付ブラケットの水平取付面28aに載置し、この折
曲水平片、水平取付面間を、ほぼ垂直方向に挿通したボ
ルト30での共締めのもとで一体的に締結することによ
り、床下格納シート（車載装備品）12を、格納凹部の縦
壁面20aに対し、リンク14を取り付けるものとしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、下方に延出され
た脚型取付片を有する車載装備品を、車体の縦壁面に、
この脚型取付片を介して取り付ける、脚型取付片を有し
た車載装備品の取付方法およびその取付構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】下方に延出された脚型取付片を介して車
体に取り付けられる、自動車等に装着、装備される車載
装備品として、たとえば、実開平03−015225号公報に開
示のような、床体に形成された格納凹部の底部に、脚状
のリンクのヒンジ部を連結し、このリンクの折り畳みの
もとで、その全体をこの格納凹部内に格納可能とする、
いわゆる床下格納シートが知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この、前出の実開平03
−015225号公報に開示の構成においては、脚状のリンク
のヒンジ部が、ボルトの締結のもとで格納凹部の底面に
固定されている。しかし、このような格納凹部の底部に
おけるボルトの締結作業は、その作業位置が低くなるこ
とから、その作業性の低下が避けられない。

【０００４】この発明は、ボルト締結作業の作業性の改
善をはかる、脚型取付片を有した車載装備品の取付方法
およびその取付構造の提供を目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明の取付方法によれば、車体の縦壁面に、ほ
ぼ水平の水平取付面を有する取付ブラケットを予め固定
するとともに、ほぼ水平方向に延びる折曲水平片を有し
たマウントブラケットの、ほぼ垂直方向に延びる垂直基
部を、ほぼ垂直方向に延びる脚型取付片の垂直取付面に
予め取り付ける。そして、このマウントブラケットの折
曲水平片を取付ブラケットの水平取付面に載置し、この
折曲水平片、水平取付面間を、ほぼ垂直方向に挿通した
ボルトでの共締めのもとで一体的に締結することによ
り、車載装備品の脚型取付片を車体の縦壁面に取り付け
るものとしている。

【０００６】また、この発明の取付構造においては、ほ
ぼ垂直方向に延びる脚型取付片の垂直取付面に垂直基部
の取り付けられたマウントブラケットの、ほぼ水平方向
に延びる折曲水平片が、車体の縦壁面に固定された取付
ブラケットのほぼ水平の水平取付面に載置されている。
そして、この折曲水平片、水平取付面間が、ほぼ垂直方
向に挿通したボルトでの共締めのもとで、一体的に締結
されている。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。

【０００８】図１、図２に示すように、この発明に係
る、脚型取付片を有した車載装備品の取付構造10におい
ては、車載装備品12から下方に延出された脚型取付片14
の、ほぼ垂直方向に延びる垂直取付面14aに、ほぼ水平
方向に延びる折曲水平片16aを有したマウントブラケッ
ト16が取り付けられている。

【０００９】この、脚型取付片14を有した車載装備品12
として、たとえば、下方に延出された回動自在なリンク
を脚型取付片とし、このリンク端部を床体18に形成され
た格納凹部20の縦壁面20aに対して枢着、連結すること
により、折り畳み形態のシートを、その下降のもとでこ
の格納凹部内に格納可能とした、いわゆる床下格納シー
トが例示できる。

【００１０】図１、図２を見るとわかるように、マウン
トブラケット16は、たとえば、ほぼ垂直方向に延びた垂
直基部16bの上端に折曲水平片16aを有する断面略Ｌ形状
に折曲形成され、その垂直基部に、連結ピン22が固着、
突設されている。そして、この連結ピン22を、脚型取付
片の垂直取付面14aに形成された挿通孔24に挿通し、こ
の垂直取付面の裏面において、たとえばスピードナット
等の係止部材26を連結ピンの延出端に嵌着することによ
り、リンク（脚型取付片）14はこのマウントブラケット
16に予め枢着される。

【００１１】ここで、この発明においては、ほぼ水平に
延びた水平取付面28aを有する取付ブラケット28が、車
体の縦壁面、つまりは格納凹部20の縦壁面20aに予め固
定されている。取付ブラケット28は、中空形状、たとえ
ば断面略フ字形状に折曲形成され、格納凹部20の、たと
えば左右側部に位置する縦壁面20aに、その上下端に規
定された取付片28bを介して、溶接等により固定されて
いる。

【００１２】図１、図２に示すように、この発明におい
ては、リンク14に予め枢着されたマウントブラケットの
水平折曲片16aを、取付ブラケットの水平取付面28aに載
置する。そして、この載置形態で、このマウントブラケ
ットの折曲水平片16aと取付ブラケットの水平取付面28a
とを、ほぼ垂直方向に挿通したボルト30での共締めのも
とで一体的に締結することにより、リンク14、ひいては
床下格納シート12をを取付ブラケット、つまりは格納凹
部の縦壁面20aに対して取り付けている。

【００１３】なお、マウントブラケットの折曲水平片16
aと、取付ブラケットの水平取付面28aとには、整列可能
な一対のボルト挿通孔32,33が設けられており、取付ブ
ラケットの水平取付面の裏面に固着された固定ナット36
へのボルトの螺着によって、マウントブラケットの折曲
水平片と取付ブラケットの水平取付面との一体的な共締
め、締結がはかられている。

【００１４】上記のように、この発明の、脚型取付片を
有した車載装備品の取付方法によれば、リンク14に予め
枢着したマウントブラケットの折曲水平片16aを、取付
ブラケットの水平取付面28aに載置することで、その取
り付け位置へのリンク、ひいては床下格納シート12の配
置がはかられる。つまり、床下格納シート（車載装備
品）全体を持ち上げて支持する等の作業を伴った、垂直
方向でのボルト挿通孔32,33の整列は必要なく、マウン
トブラケットの折曲水平片16aを、取付ブラケットの水
平取付面28aに載置した後に、その整列を得れば足りる
ため、各ボルト挿通孔間の整列作業、およびその保持が
容易となる。

【００１５】そして、この発明によれば、ほぼ垂直方向
に挿通したボルト30を締結すれば足り、その作業、つま
り取付ブラケット28に対するリンク14の取り付け作業が
容易となるため、一対のボルト挿通孔32,33の整列作
業、およびその保持の容易化と併せて、その作業性の改
善が確実にはかられる。

【００１６】また、ほぼ垂直方向に挿通したボルト30の
締結作業であれば、床下格納シート自体等にその作業を
妨げられることもないため、この点においても、その作
業性が向上される。

【００１７】そして、この発明の取付構造10によれば、
上記の取付方法が適切に遂行可能となり、取り付けの際
のその作業性は確実に改善される。

【００１８】ところで、床下格納シート12は、通常、格
納凹部20の左右側部に位置する、対向した縦壁面20a間
に架設配置されることから、その作業の確実性を得るた
めには、格納凹部や取付ブラケット28の寸法精度を比較
的高く設定することが要求される。

【００１９】そこで、この発明においては、マウントブ
ラケットの折曲水平片28aのボルト挿通孔32を、この折
曲水平片の面上で折曲線38に対する直交方向に延びた長
孔して形成している。この構成においては、床下格納シ
ート12の架設位置間での寸法誤差を吸収可能なクリアラ
ンスが、この長孔としてなる折曲水平片28aのボルト挿
通孔32によって形成、規定されるため、格納凹部20や取
付ブラケット28の寸法精度の緩和が十分にはかられる。

【００２０】つまり、このような構成によれば、寸法精
度の許容範囲の増大化により、格納凹部20や取付ブラケ
ット28の形成作業が容易化できるため、この点からも、
その作業性の向上が一層はかられる。

【００２１】また、この実施の形態において示す床下格
納シート12においては、取付ブラケット28が格納凹部の
縦壁面20aに固定されているため、この取付ブラケッ
ト、ひいてはボルト30、および連結ピン22が、格納凹部
20内に配設されることになる。つまり、ボルト30、およ
び連結ピン22の外部露出が確実に防止できるため、外観
品質、および安全性が確実に向上される。

【００２２】そして、このような構成においては、ボル
ト30による締結部を、マウントブラケット16とリンク14
との枢着点、つまり連結ピン22の上方に配置、設定する
ことが望ましい。このような構成によれば、ボルト30に
よる締結部が、格納凹部20内の比較的高い位置に設定、
配置でき、格納凹部の底部付近等によるボルトの締結作
業が要求されないため、その作業性が一層向上される。

【００２３】また、リンク14、およびボルト30による締
結部を、格納凹部20内に格納された床下格納シート12よ
り下方に位置させる必要がないため、その分、格納凹部
の深さを抑制することができる。従って、床体18の深さ
方向におけるその必要スペースの小型化、つまり格納凹
部深さの抑制が、これによれば十分にはかられる。

【００２４】なお、この発明の実施の形態においては、
脚型取付片となるリンク14を有した床下格納シート12
を、車載装備品として例示しているが、その車載装備品
が下方に延出された脚型取付片を有し、なおかつ、この
脚型取付片を車体の縦壁面に取り付けるものであれば足
りるため、床下格納シートに限定されず、他の車載装備
品、たとえば別体のコンソールボックス等にも、この発
明は応用可能である。

【００２５】また、上述の実施の形態においては、脚型
取付片を回動可能なリンク14として具体化しているた
め、マウントブラケットの垂直基部16bをリンクの垂直
取付面14aに対して枢着しているが、マウントブラケッ
ト16に対する回動の必要のないコンソールボックス等に
おいては、マウントブラケットの垂直基部をリンクの垂
直取付面に対して固着すれば足りる。

【００２６】更に、この実施の形態においては、断面略
フ字形状を取付ブラケット28の形状として具体化してい
るが、水平取付面28aを有する形状であれば足りるた
め、これに限定されず、たとえば、断面略コ字形状とし
てもよい。そして、この取付ブラケット28は、その上面
等に水平取付面28aを有する形態であれば足りるため、
中空形状に限定されず、たとえば中実のブロック体とし
て、この取付ブラケットを形成してもよい。

【００２７】また、この実施の形態においては、取付ブ
ラケット28に設けられた固定ナット36にボルト30の螺
着、締結される構成を具体化しているが、垂直方向での
ボルトの締結によってその共締め、固定を得れば足りる
ため、これに限定されず、たとえば、取付ブラケットの
水平取付面28aにボルトを予め固定、突設しておき、こ
れに別体のナットを螺着することによってその締結を得
る構成としてもよい。

【００２８】なお、リンク（脚型取付片）の垂直取付面
14a、マウントブラケットの折曲水平片16a、および取付
ブラケットの水平取付面28a等におけるほぼ水平、ある
いはほぼ垂直は、ほぼそれに沿った方向を意味するもの
であり、水平、および垂直に厳密に限定されるものでは
ない。つまり、厳密な水平位置、垂直位置からずれた角
度を持ったものであっても、これに準ずる傾斜度合いの
ものであれば、この実施の形態でいうほぼ水平、および
ほぼ垂直に含まれるべきである。

【００２９】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。

【００３０】

【発明の効果】上記のように、この発明に係る、脚型取
付片を有した車載装備品の取付方法およびその取付構造
によれば、脚型取付片に予め設けられたマウントブラケ
ットの折曲水平片を、車体縦壁面に固定された取付ブラ
ケットの水平取付面に載置することで、その取り付け位
置への脚型取付片の配置がはかられるため、ボルト挿通
孔の整列作業、およびその保持が容易となる。そして、
ほぼ垂直方向に挿通したボルトを締結すれば足り、その
作業、つまり縦壁面に対する脚状取付片の取り付け作業
が容易となるため、ボルト挿通孔の整列作業、およびそ
の保持の容易化と併せて、その作業性の改善が確実には
かられる。

【００３１】また、ほぼ垂直方向に挿通したボルトの締
結作業であれば、車載装備品自体等にその作業を妨げら
れることもないため、この点においても、その作業性が
向上される。

【００３２】そして、マウントブラケットの折曲水平片
のボルト挿通孔を、この折曲水平片の面上で折曲線に対
する直交方向に延びた長孔とすれば、車載装備品の架設
位置間での寸法誤差を吸収可能なクリアランスが、この
長孔により形成、規定されるため、その寸法精度の緩和
が十分にはかられる。従って、このような構成によれ
ば、寸法精度の許容範囲の増大化により、その作業性の
向上が一層はかられる。

【００３３】更に、車載装備品を床下格納シートとした
場合においては、取付ブラケットが格納凹部の縦壁面に
固定されるため、この取付ブラケット、ひいてはボル
ト、および脚型取付片となるリンクの枢着点が、格納凹
部内に配設されることになる。つまり、ボルトの締結
部、およびリンクの枢着点の外部露出が確実に防止でき
るため、外観品質、および安全性が確実に向上される。

【００３４】また、リンク、およびボルト締結部を、格
納凹部内に格納された床下格納シートより下方に位置さ
せる必要がないため、その分、格納凹部の深さを抑制す
ることができる。従って、床体の深さ方向におけるその
必要スペースの小型化が、これによれば十分にはかられ
る。

【００３５】そして、ボルトによる締結部を、マウント
ブラケットとリンクとの枢着点の上方に配置、設定すれ
ば、ボルトによる締結部が、格納凹部内の比較的高い位
置に設定、配置でき、格納凹部の底部付近等によるボル
トの締結作業が要求されないため、その作業性が一層向
上される。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に係る、脚型取付片を有した車載装備
品の取付構造の、概略縦断面図である。

【図２】脚型取付片を有した車載装備品の取付構造の、
概略分解斜視図である。

【符号の説明】

10 脚型取付片を有した車載装備品の取付構造 12 床下格納シート（車載装備品） 14 リンク（脚型取付片） 16 マウントブラケット 16a 折曲水平片 16b 垂直基部 28 取付ブラケット 28a 水平取付面 30 ボルト 32,33 ボルト挿通孔

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清瀬 健則 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 小林 裕之 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 松尾 要 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 湯元 剛 東京都昭島市松原町３丁目２番12号 株式 会社タチエス内 (72)発明者 袴田 均 東京都昭島市松原町３丁目２番12号 株式 会社タチエス内 Ｆターム(参考） 3B087 DE10 3D003 AA11 AA18 BB01 CA14 DA19

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 下方に延出された脚型取付片を有する車
   載装備品を、車体の縦壁面に、この脚型取付片を介して
   取り付ける取付方法であり、 車体の縦壁面に、ほぼ水平の水平取付面を有する取付ブ
   ラケットを予め固定するとともに、ほぼ水平方向に延び
   る折曲水平片を有したマウントブラケットの、ほぼ垂直
   方向に延びる垂直基部を、ほぼ垂直方向に延びる脚型取
   付片の垂直取付面に予め取り付け、 このマウントブラケットの折曲水平片を取付ブラケット
   の水平取付面に載置し、この折曲水平片、水平取付面間
   を、ほぼ垂直方向に挿通したボルトでの共締めのもとで
   一体的に締結することにより、車載装備品の脚型取付片
   を車体の縦壁面に取り付ける、脚型取付片を有した車載
   装備品の取付方法。
2. 【請求項２】 下方に延出されたリンクを脚型取付片と
   して有する床下格納シートを車載装備品とし、床体に形
   成された格納凹部の縦壁面にこのリンクを枢着すること
   によって、床下格納シートを、格納凹部内にその折り畳
   み、およびリンクの回動のもとで格納可能に取り付ける
   取付方法であり、 格納凹部の縦壁面に、ほぼ水平の水平取付面を有する取
   付ブラケットを予め固定するとともに、ほぼ水平方向に
   延びる折曲水平片を有したマウントブラケットの、ほぼ
   垂直方向に延びる垂直基部を、ほぼ垂直方向に延びるリ
   ンクの垂直取付面に予め枢着し、 このマウントブラケットの折曲水平片を取付ブラケット
   の水平取付面に載置し、この折曲水平片、水平取付面間
   を、ほぼ垂直方向に挿通したボルトでの共締めのもとで
   一体的に締結することにより、床下格納シートのリンク
   を格納凹部の縦壁面に回動可能に取り付ける、脚型取付
   片を有した車載装備品の取付方法。
3. 【請求項３】 ほぼ垂直方向に延びる脚型取付片の垂直
   取付面に垂直基部の取り付けられたマウントブラケット
   の、ほぼ水平方向に延びる折曲水平片が、車体の縦壁面
   に固定された取付ブラケットのほぼ水平の水平取付面に
   載置され、この折曲水平片、水平取付面間が、ほぼ垂直
   方向に挿通したボルトでの共締めのもとで一体的に締結
   された、脚型取付片を有した車載装備品の取付構造。
4. 【請求項４】 床体に形成された格納凹部内にその折り
   畳み、および下方に延出された脚型取付片となるリンク
   の回動のもとで格納される、車載装備品である床下格納
   シートのリンクの、ほぼ垂直方向に延びた垂直取付面
   に、マウントブラケットの垂直基部が枢着され、 このマウントブラケットの、ほぼ水平方向に延びる折曲
   水平片が、格納凹部の縦壁面に固定された取付ブラケッ
   トのほぼ水平の水平取付面に載置され、この折曲水平
   片、水平取付面間が、ほぼ垂直方向に挿通したボルトで
   の共締めのもとで一体的に締結されるとともに、このボ
   ルトによる締結部が、マウントブラケットとリンクとの
   枢着点の上方に配置、設定された、脚型取付片を有した
   車載装備品の取付構造。
5. 【請求項５】 マウントブラケットの折曲水平片に設け
   られたボルト挿通孔を、この折曲水平片の面上で折曲線
   に対する直交方向に延びた長孔とした請求項３または４
   記載の脚型取付片を有した車載装備品の取付構造。