JPH07108210B2 - 餃子自動成形装置 - Google Patents

餃子自動成形装置

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JPH07108210B2
JPH07108210B2 JP5310160A JP31016093A JPH07108210B2 JP H07108210 B2 JPH07108210 B2 JP H07108210B2 JP 5310160 A JP5310160 A JP 5310160A JP 31016093 A JP31016093 A JP 31016093A JP H07108210 B2 JPH07108210 B2 JP H07108210B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、餃子を手作り風に自動
成形できるようにした餃子自動成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動成形装置は、餃子皮
搬送用コンベヤの上方に具充填装置を配置すると共に、
該具充填装置の下方に餃子皮成形装置を配設したもので
あって、前記コンベヤを間欠駆動することにより、餃子
皮が具充填装置の直下に順次送られ、該具充填装置で
は、ひだ付け用昇降筒体を下降させることにより、餃子
皮がコンベヤに設けたひだ付け開口縁部を有する成形孔
に押し込まれると共に、その餃子皮が前記ひだ付け開口
縁部に押し付けられて、その餃子皮にひだ付けが行なわ
れる。
【0003】その後、前記昇降筒体内に配設した具充填
用昇降シリンダを下降させると共に、該昇降シリンダ内
に昇降自在に挿入した具充填用ロッドを下降させること
により、シリンダ内に所定量供給された具が押し出され
て餃子皮上に充填される。
【0004】前記餃子皮成形装置では、前記成形孔の軸
心方向とは直交する方向に往復移動自在に設けた餃子皮
支持枠により、成形孔を通過してカップ状に成形された
餃子皮の周縁部が支持され、成形孔の軸心を挟んで前記
餃子皮支持枠に対し接近離間自在に設けた餃子皮押圧部
材により、前記カップ状餃子皮の周縁部が餃子皮支持枠
に押圧されて、その餃子皮が袋状に成形されるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ひだ付け開口縁部を有する成形孔にひだ付け昇降筒体を
嵌入させて、餃子皮に複数のひだを1工程で一気に付け
るようにしているため、餃子皮にひだが少ししか形成さ
れず、また、そのひだも大小不規則に付きやすく、この
結果、手作りの餃子に比べて外観上の体裁が悪くなりや
すいという難点がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、餃子皮にほ
ぼ同じ大きさのひだを規則的に多数付けて手作り風の餃
子を自動的に成形することができる餃子自動成形装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、請求項1記載の発明は、間欠駆動されるコンベ
ヤ2によって餃子皮dが具充填装置3の直下に順次送ら
れ、該具充填装置3により、餃子皮dは上記コンベヤ2
に設けた第1のひだ付け開口縁部17aを有する第1の
成形孔17に押し込まれ、該第1の成形孔17によって
ひだ付けられた餃子皮dに具Eが充填されるようになっ
ている餃子自動成形装置において、前記具充填装置3の
直下に第2のひだ付け開口縁部21aを有する第2の成
形孔21が設けられ、前記第1の成形孔17に押し込ま
れた餃子皮dは連続して更に前記第2の成形孔21に押
し込まれるようになっている構成を採用するものであ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、前記具充填装置3
が、餃子皮dを第1、第2の成形孔17,21に押し込
んで、第1、第2のひだ付け開口縁部17a,21aに
餃子皮dを押し付けるひだ付け用昇降筒体24と、該昇
降筒体24内に配設された具充填用昇降シリンダ25
と、該シリンダ25内に昇降自在に挿入され、そのシリ
ンダ25内に所定量供給された具Eを押し出して餃子皮
d上に充填する具充填用ロッド26とを有し、該ロッド
26にエアー流通孔27が同心状に貫設されてなる請求
項1記載の構成を採用するものである。
【0009】請求項3記載の発明は、前記第2成形孔2
1の下方に餃子皮成形装置4が配設され、該餃子皮成形
装置4は、第2成形孔21の軸心方向とは直交する方向
に往復移動自在に設けられ、第2成形孔21を通過した
カップ状餃子皮dの周縁部を支持する餃子皮支持枠35
と、第2成形孔21の軸心を挟んで前記餃子皮支持枠3
5に対し接近離間自在に設けられ、前記カップ状餃子皮
dの周縁部を餃子皮支持枠35に押圧して、餃子皮dを
袋状に成形する餃子皮押圧部材36とを有し、該餃子皮
押圧部材36には、餃子皮dを袋状に成形する際に、そ
の餃子皮押圧部材36より前方に若干突出して餃子皮d
を所定形状に整形する整形板48が設けられてなる請求
項1または2記載の構成を採用するものである。
【0010】請求項4記載の発明は、前記餃子皮押圧部
材36には、整形板48で餃子皮dを整形した後、該整
形板48より前方に若干突出して、その餃子皮押圧部材
36及び整形板48から餃子皮dを引き離す餃子皮引離
爪50が設けられてなる請求項3記載の構成を採用する
ものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、間欠駆動される
コンベヤ2によって餃子皮dが具充填装置3の直下に順
次送られ、該具充填装置3により、餃子皮dは、上記コ
ンベヤ2に設けた第1のひだ付け開口縁部17aを有す
る第1の成形孔17に押し込まれて、ひだHが付けられ
た後、連続して更に、第2ひだ付け開口縁部21aを有
する第2の成形孔21に押し込まれて、ひだHが付けら
れ、また、それとほぼ同時に、第1、第2の成形孔1
7,21に押し込められてカップ状に成形された餃子皮
d上に具Eが充填される。
【0012】この場合、第1、第2のひだ付け開口縁部
17a,21aによって2工程で餃子皮dにひだ付けす
るようにしているため、餃子皮dにほぼ同じ大きさのひ
だHを多数規則的に確実に付けることができ、これによ
って、手作りの餃子とほぼ同じ外観形態の餃子Gを成形
することができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、具充填装置
3のひだ付け用昇降筒体24を下降させることにより餃
子皮dを第1、第2の成形孔17,21に押し込んで、
その餃子皮dをカップ状に成形した後、上記昇降筒体2
4内に配設された具充填用昇降シリンダ25を下降させ
ると共に、該シリンダ25内に昇降自在に挿入された具
充填用ロッド26を下降させて、シリンダ25内の具E
を押し出してカップ状餃子皮dに充填した後、ロッド2
6のエアー流通孔27にエアーを供給することにより、
そのロッド26及びシリンダ25から具Eを切り離す。
これによって、具Eの充填量を均一にすることができる
と共に、ロッド26の先端に具が付着して残ったりせ
ず、衛生的である。
【0014】請求項3記載の発明によれば、餃子皮成形
装置4の餃子皮支持枠35と餃子皮押圧部材36とで第
2成形孔21を通過したカップ状餃子皮dの周縁部を挟
持することにより、その餃子皮dを袋状に成形すること
ができ、その成形の際に、整形板48を餃子押圧部材3
6より前方に若干突出させることにより、袋状餃子皮d
を餃子特有の形態に整形することができる。
【0015】請求項4記載の発明よれば、整形板48で
餃子皮dを整形した後、該整形板48より前方に餃子皮
引離爪50を若干突出させることにより、餃子皮押圧部
材36及び整形板48から餃子皮dを確実に引き離すこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1〜図3は本発明の一実施例である餃子
自動成形装置を示すものであって、機枠1の中央部に矢
印A方向に間欠駆動される餃子皮搬入用コンベヤ2が設
けられ、該コンベヤ2の上方に2つの具充填部3a,3
aを有する具充填装置3が設けられ、該具充填装置3の
直下に餃子皮成形装置4が設けられ、該餃子皮成形装置
4に下方に、餃子皮搬入用コンベヤ2の駆動方向とは直
交する矢印B方向に間欠駆動される餃子搬出用コンベヤ
5が設けられている。
【0018】餃子皮搬入用コンベヤ2は、図1に示すよ
うに、左右各一対のスプロケットホイール7と、該スプ
ロケットホイール7に巻回された一対のチェン8と、該
両チェン8に連結された多数のプレート9とを有し、図
2に示すように、麺帯機(図示せず)から送りローラ1
0及びベルトコンベヤ11を介してプレート9上に送り
出された帯状麺体Dを受け取って具充填装置3の直下に
向けて送り出すものである。
【0019】図4に示すように、各プレート9には、円
形カッター13がビス止めされており、該各プレート9
が左右のスプロケットホイール7間に配設したガイドレ
ール14(図5参照)に支持されて押さえローラ15
(図2参照)の下を通過する際に、該ローラ15により
帯状麺体Dが円形カッター13に押し付けられ、これに
よって、打ち抜かれた円形の餃子皮dが円形カッター1
3内に残される〔図8(a)参照〕。なお、図2中、1
6は押さえローラ14の上流側に上下移動自在に配設し
た帯状麺体Dの浮き上がり防止ローラである。
【0020】図4に示すように、各プレート9には、第
1のひだ付け開口縁部17aを有する略半円形状の第1
の形成孔17が円形カッター13と同心状に貫設され、
第1のひだ付け開口縁部17aには所定間隔をおいて3
つの半円形状突起部18が突設されており、該各突起部
18により第1の形成孔17に押し込まれた餃子皮dに
ひだHが付けられる〔図8(b)参照〕。
【0021】図1及び図4に示すように、両ガイドレー
ル14間にプレート9に沿って固定された形成板20に
具充填部3a,3aに対向して第2のひだ付け開口縁部
21aを有する第2の形成孔21が2つ貫設され、第2
のひだ付け開口縁部21aには、所定間隔をおいて4つ
の円形状突起部22が前記第1のひだ付け開口縁部17
aの突起部18とは互いに位置ずれした状態で突設され
ており、該各突起部22により第2の形成孔21に押し
込まれた餃子皮dにひだHが付けられる〔図8(c)参
照〕。
【0022】具充填装置3の各具充填部3a,3aは、
図3及び図4に示すように、餃子皮dを第1、第2の成
形孔17,21に押し込んで、第1、第2のひだ付け開
口縁部17a,21aに餃子皮dを押し付ける半円筒状
のひだ付け用昇降筒体24と、該昇降筒体24内に配設
された具充填用昇降シリンダ25と、該シリンダ25内
に昇降自在に挿入された具充填用ロッド26とを有し、
該ロッド26には、エアー流通孔27が同心状に貫設さ
れ、ロッド26の上端にエアー流通孔27をエアー供給
ポンプ(図示せず)に連通するためのエアーホース28
が接続されている。また、図3中、29は回転スクリュ
ウ30を備えた具投入用ホッパー、31はホッパー29
の下端開口部と昇降シリンダ25の側壁に貫設した貫通
孔32とを連通させる連通パイプ、33は該連通パイプ
31の途中に介装され、ホッパー29内の具Eを連通パ
イプ31を通じて昇降シリンダ25内に供給する具充填
用ポンプである。
【0023】上記構成において、昇降筒体24を下降さ
せることにより、餃子皮dが第1、第2の成形孔17,
21に押し込まれてカップ状に成形されると共に、その
餃子皮dが第1、第2のひだ付け開口縁部17a,21
aに押し付けられて、ひだHが付けられる〔図8(b)
(c)参照〕。次に、昇降シリンダ25及びロッド26
が下降することにより、該シリンダ25内に所定量供給
された具Eがロッド26により押し出されてカップ状の
餃子皮dに充填される〔図8(c)参照〕。続いて、エ
アー流通孔27にエアーが吹き込まれて、ロッド26か
ら具Eが切り離される。
【0024】餃子皮成形装置4は、図5に示すように、
第2の形成孔21の軸心方向とは直交する方向に往復移
動自在に設けられ、第2成形孔21を通過したカップ状
餃子皮dの周縁部を支持する餃子皮支持枠35と、第2
成形孔21の軸心を挟んで前記餃子皮支持枠35に対し
接近離間自在に設けられ、前記カップ状餃子皮dの周縁
部を餃子皮支持枠35に押圧して、餃子皮dを袋状に成
形する餃子皮押圧部材36とを有している。
【0025】餃子皮支持枠35は、図4及び図5に示す
ように、第2の形成孔21と同心状の半円形状凹部37
を貫設した枠本体38と、該枠本体38の下面に凹部3
7に沿って固着された縁材39とを有し、支持ロッド4
0を介して支持ブロック41に水平移動自在に支持され
ている。
【0026】餃子皮押圧部材36は、図6に示すよう
に、正面視略円弧状であって、図1に及び図7に示すよ
うに、左右一対のクランクアーム43に支持されたクラ
ンクロッド44に連結管45を介して突設されており、
図5実線状態から、クランクアーム43を回動させるこ
とにより、同図仮想線に示すように、上方に所定角度α
傾斜され、上面に形成した押圧面36aによって餃子皮
dの周縁部を餃子皮支持枠35の縁材39に押し付け
て、そのカップ状餃子皮dを袋状に成形するものである
〔図8(d)参照〕。
【0027】餃子皮押圧部材36の内側凹部47に、正
面視略半円形状で若干弯曲する整形板48と、該整形板
48に形成した2つのスリット49に嵌入する一対の餃
子皮引離爪50とが配設されており、該両餃子皮引離爪
50は連結管45に挿通された支持杆51の先端部に固
着され、整形板48はクランクロッド44を移動自在に
貫通する一対の支持杆52,52の先端部に固着されて
いる。また、整形板48を支持する支持杆52,52に
クランクロッド44から所定の間隙βをおいてストッパ
ー53がビス止めされると共に、この支持杆52,52
には、各ストッパー53と各支持杆51,52,52の
後端部を一体連結する連結板54との間にばね55が配
設され、餃子皮引離爪50を支持する支持杆51には、
クランクロッド44と連結板54との間に整形板48及
び餃子皮引離爪50を後退方向に付勢するばね56が配
設されている。また、図5に示すように、支持杆51の
後端突起部51aに対向して駆動ロッド57から揺動レ
バー58が所定角度γ揺動可能に垂下されている。
【0028】上記構成において、餃子皮押圧部材36
を、図5仮想線に示すように、上方に傾斜させて、カッ
プ状餃子皮dを袋状に成形した後、同図実線位置の揺動
レバー58を、同図仮想線に示すように、回動させるこ
とにより、各支持杆51,52,52を介して、整形板
48及び餃子皮引離爪50がばね56に抗して前進さ
れ、まず、整形板48が餃子皮押圧部材36より前方に
若干突出して袋状餃子皮dに当接し、その袋状餃子皮d
を餃子特有の形態に整形する。続いて、ストッパー53
がクランクロッド44に当たることにり、整形板48の
前進が阻止され、餃子皮引離爪50のみが更に前進し
て、整形板48より前方に若干突出して整形された餃子
皮dに当たり、その餃子皮dを餃子皮押圧部材36及び
整形板48から引き離す。
【0029】図1及び図5中、60は餃子皮支持枠35
の下方に配設した円弧状の餃子皮支持板であって、餃子
皮支持枠35の移動方向と同方向に往復移動自在な移動
杆61に固着されており、餃子皮dの下部を支持するも
のである。
【0030】餃子搬出用コンベヤ5は、図3に示すよう
に、機枠1から前方に突出する支持フレーム63に支持
された前後一対のローラ64,65と、該両ローラ6
4,65に巻回された無端状ベルト66とからなり、前
側ローラ64を中心に所定角度θだけ往復揺動可能に構
成されており、餃子皮dの成形時には、図5に示すよう
に、コンベヤ5の後端部が上昇して、餃子皮dの底面を
支持し、その成形終了後、コンベヤ5の後端部が下降
し、ベルト66が矢印B方向に間欠駆動されて、成形さ
れた餃子Gを前方に搬出するようになっている。
【0031】上記構成に基づいて、餃子Gの成形手順を
説明する。図1〜図3に示すように、麺帯機から帯状麺
体Dが送りローラ10及びベルトコンベヤ11を介して
餃子皮搬入用コンベヤ2上に送られ、該コンベヤ2のカ
ッター13付き各プレート9が押さえローラ15の下を
通過する際に、帯状麺体Dが円形カッター13に押し付
けられ、これによって、打ち抜かれた円形の餃子皮dが
円形カッター13内に残される〔図8(a)参照〕。
【0032】次に、その餃子皮dは間欠駆動されるコン
ベヤ2によって具充填装置3の直下に順次送られ、該具
充填装置3では、図9(a)に示すように、ひだ付け用
昇降筒体24を下降させることにより、餃子皮dが第
1、第2の成形孔17,21に押し込まれてカップ状に
成形されると共に、その餃子皮dが第1、第2のひだ付
け開口縁部17a,21aに押し付けられて、ひだHが
付けられる〔図8(b)(c)参照〕。その後、図9
(b)に示すように、昇降筒体24内に配設された具充
填用昇降シリンダ25が下降することにより、カップ状
餃子皮dが餃子搬出用コンベヤ5上に載置されると共
に、餃子皮支持板60が前進して、カップ状餃子皮dの
下部を支持し、また、シリンダ25内に所定量供給され
た具Eがロッド26により押し出されてカップ状餃子皮
dに充填され〔図8(c)参照〕、エアー流通孔27に
エアーが吹き込まれて、シリンダ25及びロッド26か
ら具Eが切り離される。
【0033】続いて、図9(c)に示すように、シリン
ダ25及びロッド26を上方に退避させ、餃子皮支持枠
35を前進させてカップ状餃子皮dの周縁部を支持した
後、図9(d)に示すように、餃子皮押圧部材36を上
方に傾斜させて、該餃子皮押圧部材の押圧面36aによ
って餃子皮dの周縁部を餃子皮支持枠35の縁材39に
押し付けて、そのカップ状餃子皮dを袋状に成形する。
【0034】その後、図10(a)に示すように、整形
板48を餃子皮押圧部材36より前方に若干突出させ、
袋状餃子皮dを餃子特有の形態に整形した後、図10
(b)に示すように、餃子皮引離爪50を整形板48よ
り前方に若干突出させ、その餃子皮dを餃子皮押圧部材
36及び整形板48から引き離し、また、餃子皮支持枠
35及び餃子皮支持板60を後退させ、餃子搬出用コン
ベヤ5上に手作り風に成形された餃子Gを残す。次に、
図10(c)に示すように、コンベヤ5の後端部を下降
させ、該コンベヤ5を間欠駆動することにより、餃子G
を搬出することができる。以後、同様の操作を繰り返す
ことにより、手作り風の餃子Gを自動的に量産すること
ができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1、第
2のひだ付け開口縁部によって2工程で餃子皮にひだ付
けするようにしているため、餃子皮にほぼ同じ大きさの
ひだを多数規則的に確実に付けることができ、これによ
って、手作りの餃子とほぼ同じ外観形態の餃子を成形す
ることができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、具充填用ロ
ッドを下降させて、シリンダ内の具を押し出してカップ
状餃子皮に充填した後、ロッドのエアー流通孔にエアー
を供給することにより、そのロッド及びシリンダから具
を確実に切り離すことができ、これによって、具の充填
量を均一にすることができると共に、ロッドの先端に具
が付着して残ったりせず、衛生的である。
【0037】請求項3記載の発明によれば、餃子皮成形
装置の餃子皮支持枠と餃子皮押圧部材とで餃子皮を袋状
に成形する際に、整形板を餃子押圧部材より前方に若干
突出させることにより、袋状餃子皮を餃子特有の形態に
整形することができる。
【0038】請求項4記載の発明よれば、整形板で餃子
皮を整形した後、該整形板より前方に餃子皮引離爪を若
干突出させることにより、餃子皮押圧部材及び整形板か
ら餃子皮を確実に引き離すことができ、餃子押圧部材か
ら餃子皮が離れないことにより、餃子皮が破れるなどの
従来の問題点を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である餃子自動成形装置の平
面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】同要部の分解斜視図である。
【図5】同他の要部の拡大縦断面図である。
【図6】同餃子皮押圧部材の正面図である。
【図7】同餃子皮押圧部材の水平断面図である。
【図8】(a)〜(d)は同餃子成形状態を示す斜視図
である。
【図9】(a)〜(d)は同餃子成形手順の前半を示す
概略図である。
【図10】(a)〜(c)は同餃子成形手順の後半を示
す概略図である。
【符号の説明】
2 コンベヤ 3 具充填装置 4 餃子皮成形装置 17 第1の形成孔 17a 第1のひだ付け開口縁部 21 第2の形成孔 21a 第2のひだ付け開口縁部 24 ひだ付け用昇降筒体 25 具充填用昇降シリンダ 26 具充填用ロッド 27 エアー流通孔 35 餃子皮支持枠 36 餃子皮押圧部材 48 整形板 50 餃子皮引離爪 d 餃子皮 E 具 G 餃子 H ひだ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠駆動されるコンベヤによって餃子皮
    が具充填装置の直下に順次送られ、該具充填装置によ
    り、餃子皮は上記コンベヤに設けた第1のひだ付け開口
    縁部を有する第1の成形孔に押し込まれ、該第1の成形
    孔によってひだ付けられた餃子皮に具が充填されるよう
    になっている餃子自動成形装置において、前記具充填装
    置の直下に第2のひだ付け開口縁部を有する第2の成形
    孔が設けられ、前記第1の成形孔に押し込まれた餃子皮
    は連続して更に前記第2の成形孔に押し込まれるように
    なっている餃子自動成形装置。
  2. 【請求項2】 前記具充填装置は、餃子皮を第1、第2
    の成形孔に押し込んで、第1、第2のひだ付け開口縁部
    に餃子皮を押し付けるひだ付け用昇降筒体と、該昇降筒
    体内に配設された具充填用昇降シリンダと、該シリンダ
    内に昇降自在に挿入され、そのシリンダ内に所定量供給
    された具を押し出して餃子皮上に充填する具充填用ロッ
    ドとを有し、該ロッドにエアー流通孔が同心状に貫設さ
    れてなる請求項1記載の餃子自動成形装置。
  3. 【請求項3】 前記第2成形孔の下方に餃子皮成形装置
    が配設され、該餃子皮成形装置は、第2成形孔の軸心方
    向とは直交する方向に往復移動自在に設けられ、第2成
    形孔を通過したカップ状餃子皮の周縁部を支持する餃子
    皮支持枠と、第2成形孔の軸心を挟んで前記餃子皮支持
    枠に対し接近離間自在に設けられ、前記カップ状餃子皮
    の周縁部を餃子皮支持枠に押圧して、餃子皮を袋状に成
    形する餃子皮押圧部材とを有し、該餃子皮押圧部材に
    は、餃子皮を袋状に成形する際に、その餃子皮押圧部材
    より前方に若干突出して餃子皮を所定形状に整形する整
    形板が設けられている請求項1または2記載の餃子自動
    成形装置。
  4. 【請求項4】 前記餃子皮押圧部材には、整形板で餃子
    皮を整形した後、該整形板より前方に若干突出して、そ
    の餃子皮押圧部材及び整形板から餃子皮を引き離す餃子
    皮引離爪が設けられている請求項3記載の餃子自動成形
    装置。
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