JPH07107788B2 - テープカセットハーフの成形方法 - Google Patents

テープカセットハーフの成形方法

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JPH07107788B2
JPH07107788B2 JP979494A JP979494A JPH07107788B2 JP H07107788 B2 JPH07107788 B2 JP H07107788B2 JP 979494 A JP979494 A JP 979494A JP 979494 A JP979494 A JP 979494A JP H07107788 B2 JPH07107788 B2 JP H07107788B2
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cassette half
reel hub
tape cassette
molding
mold
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晃史 山口
信義 佐々木
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Sony Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多種類の樹脂によりテー
プカセットハーフを成形するのに好適なテープカセット
ハーフ成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、テープカセットとして図2に示すものが提案されて
いる。図2において、1はカセット匣体を示し、このカ
セット匣体1は一対のカセットハーフ2及び3が螺子ど
めにより合体されて形成されている。これらカセットハ
ーフ2及び3の枠部2a及び3aはそれぞれ不透明な例
えば黒色の熱可塑性樹脂にて構成されている。
【0003】4はこのカセット匣体1内に装填された磁
気テープであり、この磁気テープ4はリールハブ6に巻
回されている。5はリールハブ6に巻回された磁気テー
プ4の最大巻径より大きな範囲に亘って設けられた窓部
であり、この窓部5は透明な樹脂例えばスチロール樹脂
より形成されている。
【0004】なお、図2には表れないが、カセットハー
フ3にも窓部5が形成されている。この窓部5を介して
カセット匣体1内のリールハブ6に巻回された磁気テー
プ4の巻回状態が容易に目視できるようになされてい
る。そして、この窓部5には、リールハブ6を回動でき
るように遊嵌する外周に沿ってリールハブガイドを有す
るリール軸挿入孔7a及び7bが形成されている。
【0005】また8は磁気テープ4の巻取量の目安とし
て窓部5に凸状に形成された目盛部を示す。9はカセッ
ト匣体1の前面部に設けられた中央開口部であり、記録
または再生時にこの中央開口部9を介して記録再生ヘッ
ドがカセット匣体1の前面側内部に挿入される如くなさ
れている。
【0006】10a及び10bはそれぞれ中央開口部9
の左右対称位置に配された小窓、11a及び11bはそ
れぞれ小窓10a及び10bの外側で中央開口部9に対
して左右対称位置に配された開口部、12a,12b及
び13a,13bはそれぞれキャプスタン挿通孔及び位
置決め孔である。
【0007】ところで、最近製造をより簡単にするため
枠部2aと窓部5、または枠部3aと窓部5を可動金型
を用いて連続的に成形する2色成形によりカセットハー
フを成形することが要請された。
【0008】すなわちこのカセットハーフ2及び3の枠
部2a,3a及び窓部5を形成するにあたり2種類の異
色樹脂を可動金型で規定する枠内に注入して形成するテ
ープカセットハーフ成形方法が要請された。しかしここ
で、先に窓部5を形成し、後から枠部2a,3aを形成
しようとすると、枠部2a,3aを形成するための樹脂
を窓部5の周りを巡るように高い圧力をかけて注入する
必要があり、この樹脂の注入によって先に形成された窓
部5の輪郭が崩れてしまうおそれがある。そこで、先に
枠部2a,3aを形成し後から窓部5を形成する方法が
考えられるが、この場合、特に、図3に示すようにリー
ル軸挿入孔7a及び7bの外周に沿って形成されたリー
ルハブガイド14a及び14bの周辺は内壁と外壁とを
対応させて成形しなければならないので、可動する金型
の形状によっては、第1次成形用の樹脂が第2次成形用
の樹脂層の部分にまで流出したりする問題が起きた。
【0009】本発明は、かかる点に鑑み2色成形により
良好にテープカセットハーフの得られるテープカセット
ハーフ成形方法を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明テープカセットハ
ーフ成形方法は例えば図1に示す如くリールハブガイド
14a,14bと、カセットハーフ本体枠部2a,3a
とを夫々異なる樹脂によって成形されるテープカセット
ハーフの成形方法において、テープカセットハーフ2,
3のリールハブガイド14a,14bの内壁の形状を規
定する円筒状雄型16を所定位置に有する固定金型15
と、この円筒状雄型16に対応してこのリールハブガイ
ド14a,14bの外壁を規定する雌型17aを所定位
置に有し、この雌型17aの円錐凹部の径をこの雄型1
6の基幹部16bの径より大きくした可動金型17とを
対接させることによってこのリールハブガイド14a,
14bを形成する区間とこのカセットハーフ本体枠部2
a,3aを成形する区間とを区切った状態でカセットハ
ーフ本体枠部2a,3aを形成する樹脂20,21を注
入し、その後、この可動金型17を移動させてこのリー
ルハブガイド14a,14bを形成する間隙をつくり、
このリールハブガイド14a,14bを成形する樹脂2
2,23を注入するようにして成形するようにしたもの
である。
【0011】
【作用】本発明によれば雄型16の基幹部16bの径を
雌型17aの円錐凹部の径より小さくしたので第1次成
形の際使用する樹脂20,21が不要範囲にもれず正確
に所定形状に規定され、良好にカセットハーフ枠部2
a,3aを形成でき、2色成形による簡単な工程でテー
プカセットハーフを得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照して本発明テープカセット
ハーフ成形方法の一実施例について説明する。この図1
において図2及び図3に対応する部分には同一符号を付
しそれらの詳細な説明は省略する。
【0013】図1A,B,Cにおいて、15は固定金型
を示し、この固定金型15の所定位置にテープカセット
ハーフのリールハブガイドの内壁の形状を規定する円筒
状雄型16を設ける。また17は第1の可動金型を示
し、この第1の可動金型17には円筒状雄型16に対応
してテープカセットハーフのリールハブガイドの外壁を
規定する雌型17aを設ける。
【0014】また18は第1の可動金型17内にこの第
1の可動金型17に対して相対的に移動可能に配され、
固定金型15の円筒状雄型の頭部16aと当接する面1
8aを有する第2の可動金型を示す。また19は第3の
可動金型を示し、この第3の可動金型19と固定金型1
5を接合したとき両者の間でカセットハーフ枠部2aな
いし3aを形成するようにする。
【0015】また、雄型16の基幹部16bの径をa、
雌型17aの円錐凹部の径をbとしたときa<bとす
る。他の部分は従来のコアバック方式のテープカセット
ハーフ成形装置と同様に形成するものとする。
【0016】このように構成された本実施例のテープカ
セットハーフ成形装置を用いてテープカセットハーフを
形成するには次のようにする。
【0017】まず第1工程で第1、第2及び第3の可動
金型17,18,19を固定金型15に対接する図1A
の位置まで移動させ、例えば黒色の樹脂20,21を注
入し、第1次成形し、枠部2aないし3aを形成する。
ここで基幹部16bの径aよりも雌型17aの円錐凹部
の径bを大きくしてあるので、樹脂20,21は確実に
固定金型15と第1の可動金型17との間で押し切られ
る(図1A)。
【0018】次に第2工程として第1の可動金型17を
後退させて図1Bに示すように窓部5特に、リールハブ
ガイド部14aないし14bを成形する間隙をつくり、
透明の樹脂22,23を注入して第2次成形する。この
第2次成形の際に同時に枠部2a,3aを形成する樹脂
層と窓部5を形成する樹脂層とを接合する。冷却後、図
1Cのように再び可動金型17,18及び19を固定金
型15より引き離して、2色成形によったテープカセッ
トハーフを取り出すようにする。
【0019】このように本実施例においては、雄型の基
幹部16bの径aよりも雌型17aの円錐凹部の径bが
大きくなされているので、図1Aに示す第1次成形の際
に固定金型15に第1の可動金型17の上面全面が対接
して、樹脂20,21によるカセットハーフ枠部2aあ
るいは3aの形状が正確に規定される。そして、第1の
可動金型17を後退させ図1Bのように窓部5及びリー
ルハブガイドの形状を固定金型15の下部、雄型16、
可動金型17及び18により規定し、樹脂22,23を
注入する第2次成形を行い、冷却後図1Cのように可動
金型17,18及び19を固定金型15から引き離して
2色成形によったテープカセットハーフが取り出される
ことになる。
【0020】以上述べたように本実施例に依れば、雄型
16の基幹部16bの径aを雌型17aの円錐凹部の径
bより小さくしたので、第1次成形の際使用される樹脂
が不要範囲にもれず正確に所定形状に規定されるので良
好にカセットハーフ枠部2aあるいは3aが形成でき
る。したがって、2色成形による簡単な工程で良好にテ
ープカセットハーフを得ることができる利益があり、テ
ープカセットハーフの大量生産に資すること大である。
【0021】また本例によればリールハブガイド14
a,14bを2次成形により形成しているので、所定の
平面部にのみ2次成形によって窓部を設けるものに比
べ、リールハブガイド14a,14bを含む広範囲に亘
って窓部5を形成することができ、テープカセット内の
テープ状態の視認性が向上する利益がある。
【0022】なお、本発明は上述実施例に限らず本発明
の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が取り得る
ことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明のテープカセットハーフの成形方
法によれば、固定金型に形成されてテープカセットハー
フのリールハブガイドの内壁の形状を規定する円筒状雄
型の基幹部の径を、かかる円筒状雄型に対応して第1の
可動金型に形成されてリールハブガイドの外壁を規定す
る雌型の円錐凹部の径より小さくしたので、第1次成形
の際に注入する樹脂の形状が正確に規定されて不要な樹
脂もれが防止できるので、2色成形による簡単な工程で
良好にテープカセットハーフを得ることができる利益が
あり、テープカセットハーフの大量生産に資すること大
である。
【0024】また本発明によれば、リールハブガイドを
2次成形により形成しているので、所定の平面部にのみ
2次成形により窓部を設けるものに比べ、リールハブガ
イドを含む広範囲に亘って窓部を形成することができ、
テープカセット内のテープ状態の視認性が向上する利益
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テープカセットハーフの成形方法の一実
施例を示す断面図である。
【図2】テープカセットの例を示す斜視図である。
【図3】図2の要部の例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2,3 テープカセットハーフ 2a,3a 枠部 5 窓部 14a,14b リールハブガイド 15 固定金型 16 円筒状雄型 16b 基幹部 17 可動金型 17a 雌型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールハブガイドと、カセットハーフ本
    体枠部とを夫々異なる樹脂によって成形されるテープカ
    セットハーフの成形方法において、 テープカセットハーフのリールハブガイドの内壁の形状
    を規定する円筒状雄型を所定位置に有する固定金型と、
    前記円筒状雄型に対応して前記リールハブガイドの外壁
    を規定する雌型を所定位置に有し、該雌型の円錐凹部の
    径を前記雄型の基幹部の径より大きくした可動金型とを
    対接させることによって前記リールハブガイドを成形す
    る区間と前記カセットハーフ本体枠部を成形する区間と
    を区切った状態でカセットハーフ本体枠部を形成する樹
    脂を注入し、 その後、前記可動金型を移動させて前記リールハブガイ
    ドを形成する間隙をつくり、前記リールハブガイドを成
    形する樹脂を注入するようにして成形するようにしたこ
    とを特徴とするテープカセットハーフの成形方法。
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