JPH07163081A - モールドモータ - Google Patents
モールドモータInfo
- Publication number
- JPH07163081A JPH07163081A JP30534293A JP30534293A JPH07163081A JP H07163081 A JPH07163081 A JP H07163081A JP 30534293 A JP30534293 A JP 30534293A JP 30534293 A JP30534293 A JP 30534293A JP H07163081 A JPH07163081 A JP H07163081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- coil end
- iron core
- mold
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型の側方からモールドを注入しても、コイル
エンドに不用な圧力がかからないモールドモータを提供
する。 【構成】 鉄心１２より突出したコイルエンド１４に、
複数の孔１６が開口したカバー１０が被せられ、このカ
バー１０ごとモールド樹脂Ｊによってモールドしたもの
である。
エンドに不用な圧力がかからないモールドモータを提供
する。 【構成】 鉄心１２より突出したコイルエンド１４に、
複数の孔１６が開口したカバー１０が被せられ、このカ
バー１０ごとモールド樹脂Ｊによってモールドしたもの
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モールドモータに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、モールドモータを製造するには、次のように方法が
ある。
来、モールドモータを製造するには、次のように方法が
ある。
【０００３】図４に示すように、鉄心１１２にコイルを
巻いた固定子１２２を、上型１１８内部に嵌込むととも
に、固定子１２２の間に不図示の下型から突出した挿入
部１２０を挿入する。そして、モールド樹脂Ｊを上型１
１８の側部に設けられた注入口１２４から、充填空間に
流し込む。これにより、固定子１２２がモールド樹脂Ｊ
に覆われたフレームが形成される。
巻いた固定子１２２を、上型１１８内部に嵌込むととも
に、固定子１２２の間に不図示の下型から突出した挿入
部１２０を挿入する。そして、モールド樹脂Ｊを上型１
１８の側部に設けられた注入口１２４から、充填空間に
流し込む。これにより、固定子１２２がモールド樹脂Ｊ
に覆われたフレームが形成される。
【０００４】上記製造方法において、注入口１２４は、
図４に示すように、鉄心１１２とこれから突出したコイ
ルエンド１１４の位置に設けられている。これは、この
位置に注入口１２４を設けると、上型１１８を安価に製
造できるためである。
図４に示すように、鉄心１１２とこれから突出したコイ
ルエンド１１４の位置に設けられている。これは、この
位置に注入口１２４を設けると、上型１１８を安価に製
造できるためである。
【０００５】ところが、この位置に注入口１２４がある
と、モールド樹脂Ｊの注入の際にコイルエンド１１４に
圧力がかかり、コイルエンド１１４が外側または内側に
浮出るという問題点があった。
と、モールド樹脂Ｊの注入の際にコイルエンド１１４に
圧力がかかり、コイルエンド１１４が外側または内側に
浮出るという問題点があった。
【０００６】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、型の
側方からモールドを注入しても、コイルエンドに不用な
圧力がかからないモールドモータを提供する。
側方からモールドを注入しても、コイルエンドに不用な
圧力がかからないモールドモータを提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１のモー
ルドモータは、鉄心より突出したコイルエンドに、複数
の孔が開口したカバーが被せられ、前記カバーごとモー
ルド樹脂によってモールドされたものである。
ルドモータは、鉄心より突出したコイルエンドに、複数
の孔が開口したカバーが被せられ、前記カバーごとモー
ルド樹脂によってモールドされたものである。
【０００８】請求項２のモールドモータは、鉄心より突
出したコイルエンドに、複数の突起を有したカバーが被
せられ、前記カバーごとモールド樹脂によってモールド
されたものである。
出したコイルエンドに、複数の突起を有したカバーが被
せられ、前記カバーごとモールド樹脂によってモールド
されたものである。
【０００９】
【作 用】請求項１のモールドモータにおいて、固定子
をモールドする場合に、コイルエンドにカバーを被せ
る。このカバーには、複数の孔が開けられているため、
固定子を型内部に収納して、モールド樹脂を注入する際
に、カバーによりコイルエンドが保護されるとともに、
複数の孔により注入圧力がコイルエンドに均一にかか
る。
をモールドする場合に、コイルエンドにカバーを被せ
る。このカバーには、複数の孔が開けられているため、
固定子を型内部に収納して、モールド樹脂を注入する際
に、カバーによりコイルエンドが保護されるとともに、
複数の孔により注入圧力がコイルエンドに均一にかか
る。
【００１０】請求項２のモールドモータであると、モー
ルドする際にコイルエンドにカバーを被せる。このカバ
ーから突出した突起が充填空間内部で型の内面に当た
り、カバーが固定される。そのため、モールド樹脂の注
入圧力に対しコイルエンドが保護される。
ルドする際にコイルエンドにカバーを被せる。このカバ
ーから突出した突起が充填空間内部で型の内面に当た
り、カバーが固定される。そのため、モールド樹脂の注
入圧力に対しコイルエンドが保護される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図１及び図２
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１２】符号１０は、鉄心１２より突出したコイル
エンド１４に被せるためのカバーである。このカバー１
０は、図２に示すようにリング状を成し、その周面には
複数の孔１６が開口している。カバー１０は、ガラス繊
維を内蔵した合成樹脂より形成されている。
エンド１４に被せるためのカバーである。このカバー１
０は、図２に示すようにリング状を成し、その周面には
複数の孔１６が開口している。カバー１０は、ガラス繊
維を内蔵した合成樹脂より形成されている。
【００１３】上記カバー１０を使用して、モールドモー
タを製造する場合について説明する。
タを製造する場合について説明する。
【００１４】 鉄心１２より突出したコイルエンド１
４にカバー１０を被せる。
４にカバー１０を被せる。
【００１５】 上型１８内部に、カバー１０を被せた
固定子２２を収納する。また、固定子２２内部に不図示
の下型から突出した挿入部２０を挿入する。
固定子２２を収納する。また、固定子２２内部に不図示
の下型から突出した挿入部２０を挿入する。
【００１６】 上型１８の側部には、注入口２４が設
けられているため、ここからモールド樹脂Ｊを上型１８
と挿入部２０の間に形成された充填空間２６に流し込
む。この際に、カバー１０に複数の孔１６が設けられて
いるため、モールド樹脂Ｊの注入圧力はコイルエンド１
４に均一にかかる。したがって、コイルエンド１４が内
側や外側に浮出ることがない。
けられているため、ここからモールド樹脂Ｊを上型１８
と挿入部２０の間に形成された充填空間２６に流し込
む。この際に、カバー１０に複数の孔１６が設けられて
いるため、モールド樹脂Ｊの注入圧力はコイルエンド１
４に均一にかかる。したがって、コイルエンド１４が内
側や外側に浮出ることがない。
【００１７】次に、図３に基づいて、第２の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１８】本実施例と第１の実施例の異なる点は、カ
バー１０に孔１６を設けるのではなく、複数の突起２８
を設ける点にある。この突起２８は、充填空間２６内部
に収納された際に、上型１８の内周面と挿入部２０の外
周面に接触して、カバー１０を固定する。
バー１０に孔１６を設けるのではなく、複数の突起２８
を設ける点にある。この突起２８は、充填空間２６内部
に収納された際に、上型１８の内周面と挿入部２０の外
周面に接触して、カバー１０を固定する。
【００１９】したがって、注入口２４からモールド樹脂
Ｊを注入して、注入圧力がかかっても、突起２８により
カバー１０が固定されているため、その内部にあるコイ
ルエンド１４には圧力がかからず保護される。
Ｊを注入して、注入圧力がかかっても、突起２８により
カバー１０が固定されているため、その内部にあるコイ
ルエンド１４には圧力がかからず保護される。
【００２０】
【発明の効果】以上により、請求項１及び請求項２のモ
ールドモータであると、カバーを設けることにより、コ
イルエンドの浮出しをなくすことができ、また、各部品
の寸法精度を向上させることができる。
ールドモータであると、カバーを設けることにより、コ
イルエンドの浮出しをなくすことができ、また、各部品
の寸法精度を向上させることができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すカバーの斜視図で
ある。
ある。
【図２】第１の実施例のカバーを使用して型内部に固定
子を収納した状態の縦断面図である。
子を収納した状態の縦断面図である。
【図３】第２の実施例のカバーを使用して型内部に固定
子を収納した状態の縦断面図である。
子を収納した状態の縦断面図である。
【図４】従来の固定子を型内部に収納した状態の縦断面
図である。
図である。
１０ カバー １２ 鉄心 １４ コイルエンド １６ 孔 １８ 外型 ２０ 内型 ２２ 固定子 ２４ 注入口 ２６ 充填空間 ２８ 突起
Claims (2)
- 【請求項１】鉄心より突出したコイルエンドに、複数の
孔が開口したカバーが被せられ、前記カバーごとモール
ド樹脂によってモールドされたことを特徴するモールド
モータ。 - 【請求項２】鉄心より突出したコイルエンドに、複数の
突起を有したカバーが被せられ、前記カバーごとモール
ド樹脂によってモールドされたことを特徴するモールド
モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30534293A JPH07163081A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | モールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30534293A JPH07163081A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | モールドモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163081A true JPH07163081A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17943963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30534293A Pending JPH07163081A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | モールドモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07163081A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002125353A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Toyota Motor Corp | 電気モータ |
| JP2002262501A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | モールドモーター |
| JP2014225944A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | コベルコ建機株式会社 | 電動機 |
| JP2015167457A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | トヨタ自動車株式会社 | ステータの製造方法 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP30534293A patent/JPH07163081A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002125353A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Toyota Motor Corp | 電気モータ |
| JP2002262501A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | モールドモーター |
| JP2014225944A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | コベルコ建機株式会社 | 電動機 |
| JP2015167457A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | トヨタ自動車株式会社 | ステータの製造方法 |
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