JP3177622B2 - モールドモータの製造方法 - Google Patents
モールドモータの製造方法Info
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Description
方法に関するものである。
回路を構成した基板を固定子と共にモールドしていた。
これにより、モールドモータとは別体に駆動回路を必要
とせず、その取扱いが容易になった。
に固定子と基板とを一体にモールドした場合には、モー
ルドの際に、基板に設けられた電子部品にモールド材が
侵入し、また、その圧力や熱によって、電子部品が破損
する場合があった。
設されているため、モールドした後には、その部品を取
り換えることができず、モールドモータ全体が不良品と
なった。
部品を配したモールドモータにおいて、この電子部品が
破損しないものを提供する。
部品を上面に設けた基板を上方に配した固定子を下金型
内部に収納すると共に前記基板の上面外周部にリング状
の枠体を配し、前記下金型に上金型を被せて、前記上金
型内面と前記枠体によってモールド材の充填空間とは独
立した空間を形成し、前記固定子及び前記枠体の基部を
一体にモールドしたことを特徴とするモールドモータの
製造方法である。 請求項2の発明は、電子部品を上面に
設けた基板を上方に配した固定子を下金型内部に収納す
ると共に前記基板の上面外周部にドーナツ状の枠体を配
し、前記下金型に上金型を被せて、前記上金型内面と前
記枠体によってモールド材の充填空間とは独立した空間
を形成し、前記固定子及び前記枠体の基部を一体にモー
ルドしたことを特徴とするモールドモータの製造方法で
ある。
定子及び枠体の基部を一体にモールドしているため、電
子部品を設けた基板がモールド材によって覆われること
がない。したがって、電子部品にモールド材からの圧力
及び熱が加わることがなく、電子部品が破損しない。
する。
モータ10を上金型50及び下金型52の間に配した状
態である。
プレモールドした後、固定子巻線16を巻き付けたもの
である。そして、プレモールドを行なう際に鉄心14の
上面及び下面の外周縁部と内周縁部に複数の支持片1
8,19を設けるとともに、固定子巻線16の一端を接
続するためのピン22を設ける。また、支持片18,1
9の間に固定子巻線16を巻き付ける。
円板状の基板22である。基板22は、モールドモータ
10の駆動回路を構成する抵抗、コンデンサ及びトラン
ジスタ等の電子部品24が設けられている。
る枠体26である。枠体26は、リング状に形成され、
その周壁27の下部にフランジ部28が設けられてい
る。周壁27は傾斜して設けられている(図3参照)。
フランジ部28の下面には、突部29が設けられ、基板
22に設けられた孔22aに嵌合して、基板22に枠体
26を固定する。
体であって、モールドモータ10に回転子を挿入するた
めの挿入孔を形成する。また、円柱体53の上面には、
基板22を支持する支持突部53aが突設されている。
定子12等の間の充填空間56にモールド材Mを注入す
る注入口である。
た凹部58であって、基板22の上方に位置し、その下
端の内面には傾斜面58aが形成されている。上金型5
0,下金型52に固定子12等を配した場合には、傾斜
面58aと枠体26の周壁27と係合して、充填空間5
6とは独立した空間57を形成する(図3参照)。これ
により、空間57に充填空間56からモールド材Mが侵
入しない。また、凹部58の天井面から複数のピン60
が垂設されている。ピン60は、上金型50,下金型5
2にモールドモータ10を配した際に、支持突部53a
と共に基板22を上下から押圧して、基板22のソリ、
変形を防止する。
載された2点鎖線の示す範囲は、電子部品24の実装範
囲である。
ド材Mを注入すると、モールド材Mは、固定子12の側
面及び下面を覆いモールドする。しかしながら、空間5
7にはモールド材Mが進入しないため、電子部品24は
モールド圧力及び熱から保護されて、破損することがな
い。
からモールド材Mが侵入しない第二の実施例の構造につ
いて説明する。
0を設け、上金型50の下端に突条62を設ける。上金
型50,下金型52に固定子12等を配した場合には、
突条62が、溝30に侵入して、空間57を完全に遮断
する。
からモールド材Mが侵入しない第三の実施例の構造であ
る。
ンジ部28が形成されておらず、枠体26の上面に2つ
の突条32が設けられている。上金型50,下金型52
に固定子12等を配した場合には、上金型50の下面
が、突条32の上面を押し潰す。これにより、空間57
に、モールド材Mが侵入することがない。
00である。
ールドモータ10の異なる点は、基板22及び枠体26
がドーナツ状に形成されており、基板22及び枠体26
の中央部分に、回転子を受けるための受け部34が形成
される点である。すなわち、枠体26は、周壁27内部
に、同径の内周壁25が設けられ、周壁27と内周壁2
5とを連結部25aで連結している。
00である。
ールドモータ10との異なる点は、基板22及び枠体2
6がドーナツ状に形成され、不図示の回転子が上面から
配される。
に段部26aを設けてもよい。
0,100,200であると、電子部品24が配された
基板22の周縁部に枠体26を設け、かつ、モールドの
際に枠体26の上方の空間57にモールド材Mが侵入す
るのを防止する。これにより、モールドする際に電子部
品24にモールド圧力や熱が加わることなく破損するこ
とがない。
製造方法であると、電子部品を設けた基板を枠体によっ
て保護することにより、モールド圧力及び熱から守り、
電子部品が破損することがない。
状態の縦断面図である。
の要部拡大縦断面図である。
の第二の実施例の要部拡大縦断面図である。
の第三の実施例であって、枠体に上金型を押圧しようと
している状態の縦断面図である。
状態の縦断面図である。
視図である。
状態の縦断面図である。
た状態の縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】電子部品を上面に設けた基板を上方に配し
た固定子を下金型内部に収納すると共に前記基板の上面
外周部にリング状の枠体を配し、 前記下金型に上金型を被せて、前記上金型内面と前記枠
体によってモールド材の充填空間とは独立した空間を形
成し、 前記固定子及び前記枠体の基部を一体にモールドしたこ
とを特徴とするモールドモータの製造方法。 - 【請求項2】電子部品を上面に設けた基板を上方に配し
た固定子を下金型内部に収納すると共に前記基板の上面
外周部にドーナツ状の枠体を配し、 前記下金型に上金型を被せて、前記上金型内面と前記枠
体によってモールド材の充填空間とは独立した空間を形
成し、 前記固定子及び前記枠体の基部を一体にモールドしたこ
とを特徴とするモールドモータの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32565292A JP3177622B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | モールドモータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32565292A JP3177622B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | モールドモータの製造方法 |
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JPH06178484A JPH06178484A (ja) | 1994-06-24 |
JP3177622B2 true JP3177622B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=18179215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32565292A Expired - Fee Related JP3177622B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | モールドモータの製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200486700Y1 (ko) * | 2015-12-14 | 2018-07-23 | 김남준 | 도시농업용 텃밭 |
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1992
- 1992-12-04 JP JP32565292A patent/JP3177622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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