JPH07106436A - 半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体メモリ装置及びその製造方法Info
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- JPH07106436A JPH07106436A JP5257520A JP25752093A JPH07106436A JP H07106436 A JPH07106436 A JP H07106436A JP 5257520 A JP5257520 A JP 5257520A JP 25752093 A JP25752093 A JP 25752093A JP H07106436 A JPH07106436 A JP H07106436A
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Abstract
セル構造の利点のみを取って素子特性が優れ、高集積化
の可能な大きいキャパシタ容量を得られるDRAMセル
を提供する。 【構成】 半導体基板上の絶縁層23の所定部分に埋設
されて形成された前記トランジスタのゲート電極25、
前記絶縁層23の所定部分を介して前記半導体基板に形
成されたトレンチ101、前記トランジスタゲート電極
25が埋設されて形成された絶縁層23上部および前記
トレンチ101内面上の所定領域に形成された不純物ド
ーピング領域27,31A,31Bを含む半導体層によ
り構成される。
Description
その製造方法に関し、特にDRAMの構造及び形成方法
に関する。
って製造工程時に要求される事項がだんだん増えてい
る。特に、半導体メモリ装置の中、DRAMの場合、高
集積化のために要求される事項は個別素子間の隔離と容
量の増大が代表的なものである。素子の特性を向上しつ
つ素子間の隔離も容易にする技術の一1つがSOI(S
ilicon On Insulator)技術であ
る。SOI技術は絶縁層上に形成された半導体層にトラ
ンジスタを形成するもので、最も一般的なSOI構造は
シリコン酸化膜上にシリコン単結晶層を形成したもので
ある。
造図である。SOI技術はバルク半導体に形成される集
積回路における存在する寄生要素を低減させることがで
きるので、高性能、高密度の集積回路を達成することが
できる。バルクシリコン基板に形成されるMOSトラン
ジスタを例えば、ソース/ドレーン領域と基板間に寄生
容量が存在するだけではなく、ソース/ドレーン領域と
基板領域にブレークダウンを生じる可能性も存在する。
また、バルクシリコン基板にCMOSを形成する技術に
おいては、隣接したウェルにおけるnチャネルとpチャ
ネルトランジスタによる寄生バイポーラトランジスタが
ラッチアップ(latch−up)を起こす。逆に、S
OI構造は寄生要素を非常に減少でき、接合ブレークダ
ウンによる抵抗力を増加できるので高性能の高集積素子
の製造に適当したものと知られている。
くつかの問題がある。バルクトランジスタ1において、
電気的な接続は基板を介してMOSトランジスタのチャ
ネルであるボディノード(body node)12に
よって容易になされる。ボディノードが下部絶縁層4に
より基板2から絶縁されているのでボディノード12は
電気的に浮遊(floating)状態である。十分な
ドレーン8−ソース6間のバイアス下においては、多数
キャリヤがボディノードへ移動し、小数キャリヤがドレ
ーンへ移動することにより、ドレーン近所にイオン衝突
による電子−正孔対が生成され、これによりボディノー
ド12とトランジスタのソース6間の電圧差が発生す
る。
され、ドレーン電流は増加されてドレーン電流対電圧特
性における「キンク(kink)」現象が発生すること
となる。またSOI構造は基板2がゲートとして使用さ
れ、トランジスタ下方の絶縁層4がゲート絶縁層として
使用される寄生「バックチャネル(back chan
nel)」トランジスタが形成される問題がある。これ
により、トランジスタ動作特性が不安定となる欠点を有
している。ここで、図1の符号10はゲート、16はゲ
ート側壁サイドウェル、18はLDD接合領域をそれぞ
れ示す。
は、DRAMセルの大きさを縮小しなければならない。
したがって容量の面積もやはり小さくなる。しかし、安
定した回路動作を維持するためにはキャパシタ容量が信
号を生成できる程度に充分に大きくなければならないの
で、自然にキャパシタ面積の大形化を招来する。これに
より、狭い面積においても大きいキャパシタ容量を得る
ための種々の方法が提案されてきた。その中で、米国特
許第5,102,817号に開示された垂直DRAMセ
ルの構造について説明する。
である。前記垂直DRAMセルはp型シリコン基板32
の上にnウェル34が形成されている。さらにこのDR
AMはフィールド酸化膜36、酸化膜38、窒化膜4
0、ワードライン14、ビットライン20、ビットライ
ンストラップ24、n+ キャパシタプレート領域44、
キャパシタ絶縁酸化膜46、キャパシタプレート48、
トランジスタチャネル58、ゲート酸化膜56、埋設隔
離酸化膜52を有している。
パシタプレート48とn+ キャパシタプレート領域44
により形成され、キャパシタ絶縁膜は酸化膜46にな
る。電荷はキャパシタプレート48に蓄積される。セル
トランジスタはキャパシタプレート48となるソース
と、ビットライン20となるドレーンと、ポリシリコン
チャネル58となるチャネルと、ワードライン14とな
るゲートを、ゲート酸化膜56とにより形成される。こ
のような垂直構造のDRAMセルはセル当たり占有面積
が小さいという利点がある。
チ側壁に全体的に濃度が同一の一つの導電層48を形成
して下部をキャパシタプレートとして、上部をトランジ
スタチャネルとして用いている。このように同一の一層
が二つの役割を共に行うようにしているので、動作が不
安定となる虞がある。本発明は、上述したSOI構造と
トレンチとを利用したDRAMセル構造の利点のみを取
って素子特性が優れ、高集積化が可能で、大きい容量を
得られるDRAMセルを提供することにその目的があ
る。
めに、本発明の半導体メモリ装置は、半導体基板上の絶
縁層23の所定部分に埋設されて形成された前記トラン
ジスタのゲート電極25、前記絶縁層23の所定部分を
通して前記半導体基板に形成されたトレンチ101、前
記トランジスタゲート電極25が埋設されて形成された
絶縁層23の上部及び前記トレンチ101内面上の所定
領域に形成された不純物ドーピング領域27,31A,
31Bを含む半導体層により構成される。
発明の半導体メモリ装置の製造方法は、半導体基板上に
形成された絶縁層23の所定部分に前記トランジスタゲ
ート電極25を埋設させて形成する第1段階、前記絶縁
層23の所定部分を介して前記半導体基板にトレンチを
形成する第2段階、前記トランジスタゲート電極25が
埋設されて形成された絶縁層23の上部及び前記トレン
チ内面の所定部分にトランジスタチャネル領域47とソ
ース31A及びドレーン27、かつキャパシタストリッ
ジノード31Bのそれぞれを一つの同一の層で形成する
第3段階とから構成される。本発明は半導体基板上に形
成された絶縁層にトランジスタのゲートを埋設形成する
ことにより、トランジスタの特性を改善するものであ
る。また、DRAMセルキャパシタを、2個のトレンチ
型キャパシタを並列連結することにより、キャパシタ容
量を増大させる。
説明する。図3は、本発明の実施例によるDRAMセル
の平面図で、一つのトランジスタと一つのキャパシタと
からなる単位メモリセルの2個がトランジスタのドレー
ン(ビットラインコンタクト41の下部領域)を共通と
して対向する形態で配列された構造である。
である。本発明のDRAMセルは、高濃度のドーピング
領域、例えばp+ 型基板領域100を有し、このp+ 型
基板領域100上にp- エピタキシャル層21が形成さ
れ、p- エピタキシャル層21とp+ 型基板領域100
の所定部分にトレンチ101が形成されている。セルト
ランジスタは、前記p- 型エピタキシャル層21上に形
成された絶縁層23の所定部分に埋設されて形成される
ゲート(ワードライン)25と、その上方に形成された
ゲート絶縁膜29A、ゲート絶縁膜29A上に形成され
たチャネル領域47、前記絶縁層23上方に形成された
n型シリコン層の所定部分に不純物のドーピングされた
ドレーン27及びソース31Aとからなる。
0の領域と、前記トレンチ内壁に形成された第1誘電体
膜29Bと、この誘電体膜29B上にかつ前記セルトラ
ンジスタのドレーン27及びソース31Aが形成された
層と同一の層に形成されたキャパシタストリッジノード
31Bとからなる第1キャパシタと、前記キャパシタス
トリッジノード31Bとキャパシタストリッジノード3
1Bとの上方に形成された第2誘電体膜33と、第2誘
電体膜33上に形成されたキャパシタプレート電極35
とからなる第2キャパシタが並列接続されてセルキャパ
シタを構成する。
ルトランジスタストリッジノード31Bは、図4に示す
ように、一つの同じの層で形成する。ここでソース31
Aは前記ゲート25の上の一方の側から前記トレンチ1
01の上部に至る領域となり、ストリッジノード31B
は前記絶縁層23からトレンチの下端に至る領域とな
る。前記トランジスタのドレーン27上には絶縁層37
に形成されたコンタクトホールを介してドレーン27に
接続されるビットライン39が形成されている。
である。トランジスタのソース31Aと同一の層に連結
されたキャパシタストリッジノード31Bを共通とし
て、基板100とストリッジノード31B、プレート電
極35とストリッジノード31Bがそれぞれ形成する第
1、第2キャパシタが並列接続された状態を示してい
る。
RAMセルの製造方法を示す工程順序図である。図6を
参照すると、半導体基板100の上部に高濃度の不純物
のドーピング領域として、例えばp+ 型基板領域を少な
くとも1μm以上形成し、この上にp- 型エピタキシャ
ルシリコン層21を成長させた後、その上に絶縁層33
を形成する。
ることがある。また、前記絶縁層33として、酸化膜上
に不純物のドーピングされた酸化膜として、例えば、P
SG(phospho silicate glas
s)を蒸着して形成するか、もしくは酸化膜上にドーピ
ングされたポリシリコンを蒸着して形成した多層膜を利
用することもある。
を塗布した後、ホトリソグラフィ工程によりワードライ
ンパターンでパターニングした後パターニングされた前
記ホトレジストパターン(PR)をマスクとして前記絶
縁層23の所定部分を異方性エッチングしてワードライ
ン領域を形成する。絶縁層23の異方性のエッチング工
程の際、前記p- 型エピタキシャル層21の表面が露出
されるまで、絶縁層の所定部分を完全除去してもよく、
所定の厚さ程残存するようにしてもよい。p- 型エピタ
キシャル層21の表面が露出される時までエッチングす
る場合には露出されたエピタキシャル層の表面に酸化工
程により薄い酸化膜23Aを形成する。
ーピングされたポリシリコンを蒸着した後、エッチング
バックして絶縁層に形成されたワードライン(ゲート)
領域にドーピングされたポリシリコンを埋設してワード
ライン(ゲート)25を形成する。
型エピタキシャル層21及びp+ 型基板領域100の所
定部分をエッチングしてワードライン(ゲート)25の
一側にワードラインから所定距離離してトレンチ101
を形成する。前記トレンチ101は必要とするキャパシ
タ容量に応じて深さを調節して形成するが、少なくとも
p+ 型基板領域100に接触するように形成しなければ
ならない。
第1誘電体膜29を非常に薄い厚さで形成する。このよ
うに形成された第1誘電体膜29は、ゲート(ワードラ
イン)25上ではゲート絶縁膜29Aとして用いられ、
トレンチ部では第1キャパシタ誘電体膜29Bとして用
いられる。
上にn- シリコン層31として例えばn- ポリシリコン
を蒸着した後、ゲート(ワードライン)25の上部のゲ
ートチャネルにされるべき領域47以外の領域に不純物
をドーピングさせて、トランジスタのドレーン27とト
ランジスタのソース及びキャパシタのストリッジノード
になる導電層31を形成する。不純物のドーピングはワ
ードライン(ゲート)部分をホトレジストとしてマスキ
ングした後不純物をイオン注入することにより行われ
る。この時トレンチ深さが深い場合には絶縁層23の表
面部位は通常の垂直イオン注入を行い、トレンチ部位は
斜イオン注入を行う。
23が、PSGまたはドーピングされたポリシリコンを
含む場合には、PSGまたはドーピングされたポリシリ
コンの不純物が拡散工程によりn- シリコン層31に拡
散され、その層31がドーピングされる。この場合に
は、ワードライン(ゲート)によってゲートチャネル領
域の以外の領域にのみドーピングされる。
ドレーン領域31,27とキャパシタのストリッジノー
ド31が所定部分に形成されたn- シリコン層をホトリ
ソグラフィ工程により所定パターンでパターニングして
アクチブ領域を定義する。
別の素子分離の工程によらず、トランジスタのソース/
ドレーンとキャパシタのストリッジノードが形成された
シリコン層をパターニングすることにより、アクチブ領
域を定義し、隣接するアクチブ領域と分離させる。この
ようにして得られたものの全面に第2誘電体膜33を薄
く形成した後、その上にキャパシタプレート電極として
利用されるべき導電層としてドーピングされたポリシリ
コン35を蒸着する。
たポリシリコン35を所定パターンでパターニングして
キャパシタプレート電極を形成する。前記キャパシタプ
レート電極35を形成のためのパターニング工程の時、
その下方の第2誘電体膜33の露出される部分はエッチ
ングするか、またはエッチングしないで残存することも
ある。図10にはエッチングされた状態を示している。
ついでその上に絶縁層37を形成する。
定部分を選択的にエッチングしてトランジスタのドレー
ン27を露出させるビットラインコンタクトホールを形
成した後、絶縁層37の上に導電物質として例えばドー
ピングされたシリコンまたはポリサイド(ドーピングさ
れたポリシリコン+シリサイド)Alのいずれかを蒸着
し、所定パターンでパターニングしてビットラインを形
成することによりDRAMセルを完成する。
公知のSOIトランジスタ構造と同様に、絶縁層上にト
ランジスタを形成しているが、キンク現象やバックチャ
ネルトランジスタ現象は発生しないトランジスタを形成
することができ、素子特性を向上させることができる。
また、キャパシタをトレンチ内壁に形成された一つのス
トリッジノードを共通として2つのプレート電極、すな
わち基板とストリッジノード上に第2誘電体膜を介在し
て形成されたポリシリコン層を並列接続した形態で構成
することにより、同一の面積に対するキャパシタ容量を
極大化させることができる。さらに、トランジスタのソ
ース/ドレーン、ゲートチャネル、キャパシタストリッ
ジノードを一つの層で形成することにより、情報の伝達
経路を最小化して構造及び製造方法を単純化させること
ができる。また、素子の形成されるアクチブ領域を別の
素子分離工程によらず、容易に形成することにより工程
の単純化を図り、かつ小さいサイズのものにも適用可能
である。結論的に本発明は素子の特性向上のみならず、
製造工程の単純化と共に製造の時全てのマスクを低減し
て製造コストを節減することができる。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
ある。
Claims (28)
- 【請求項1】 一つのトランジスタと一つのキャパシタ
とからなるメモリセルがマトリックス形態で配列されて
構成する半導体メモリ装置において、 半導体基板上の絶縁層(23)の所定部分に埋設されて
形成された前記トランジスタのゲート電極(25);前
記絶縁層(23)の所定部分を通して前記半導体基板に
形成されたトレンチ(101);前記トランジスタゲー
ト電極(25)が埋設された絶縁層(23)の上部及び
前記トレンチ(101)内面上の所定領域に形成された
不純物ドーピング領域(27),(31A),(31
B)を含む半導体層;を備えることを特徴とする半導体
メモリ装置。 - 【請求項2】 前記半導体基板は、高濃度の不純物ドー
ピング領域(100)と高濃度の不純物ドーピング領域
(100)上に形成されたエピタキシャル層(21)と
からなることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ
装置。 - 【請求項3】 前記不純物領域(27),(31A),
(31B)は、前記トランジスタのソース(31A)/
ドレーン(27)、キャパシタストリッジノード(31
B)であることを特徴とする請求項1記載の半導体メモ
リ装置。 - 【請求項4】 前記トランジスタのゲート電極(25)
の上部の前記半導体層領域が、トランジスタチャネル領
域(47)となることを特徴とする請求項1記載の半導
体メモリ装置。 - 【請求項5】 第1導電型の高濃度基板領域(10
0);前記第1導電型の高濃度基板領域(100)上部
に形成された第1導電型エピタキシャル層(21);前
記第1導電型エピタキシャル層(21)上に形成された
絶縁層(23);前記絶縁層の所定部分に埋設形成され
たトランジスタのゲート電極(25);前記絶縁層(2
3)の所定部分を通して第1導電型のエピタキシャル層
(21)及び第1導電型の高濃度の基板領域(100)
に形成されたトレンチ(101);前記ゲート電極(2
5)の上部の一側面及びトレンチ(101)上部に形成
されたソース領域(31A);前記ゲート電極(25)
の上部の他の側面に形成されたドレーン領域(27);
前記ゲート電極(25)上部にゲート絶縁膜(29A)
を介して形成された第2導電型のトランジスタチャネル
領域(47);第1誘電体膜(29B)を介して前記ト
レンチ(101)内壁に形成され、その一端は前記ソー
ス領域(31A)の下部に至り、他端は前記絶縁層(2
3)上部の所定部分に至るように形成されたキャパシタ
ストリッジノード(31B);第2誘電体膜(33)を
介して前記キャパシタストリッジノード(31B)上に
形成されたキャパシタプレート電極(35)とからなる
ことを特徴とする半導体メモリ装置。 - 【請求項6】 前記ソース(31A)、ドレーン(2
7)、チャネル領域(47)及びストリッジノード(3
1B)が一つの同一の層に形成されることを特徴とする
請求項1記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項7】 前記第1誘電体膜(29B)を介して高
濃度の基板領域(100)とストリッジノード(31
B)とが第1キャパシタを構成し、前記第2誘電体膜
(33)を介してストリッジノード(31B)とプーレ
ト電極(35)とが第2キャパシタを構成することによ
り、ストリッジノード(31B)を共通として第1キャ
パシタと第2キャパシタとが並列接続されたキャパシタ
構造を形成させることを特徴とする請求項1記載の半導
体メモリ装置。 - 【請求項8】 前記トランジスタ及びキャパシタの上部
に形成された絶縁層(37)の所定部分に形成されたコ
ンタクトホールを介して前記ドレーン(27)に接続さ
れるビットライン(39)をさらに含むことを特徴とす
る請求項1記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項9】 一つのトランジスタと一つのキャパシタ
とからなるメモリセルがマトリックス形態で配列されて
構成する半導体メモリ装置の製造方法において、 半導体基板上に形成された絶縁層(23)の所定部分に
前記トランジスタゲート電極(25)を埋設して形成す
る第1段階, 前記絶縁層(23)の所定部分を通して前記半導体基板
にトレンチを形成する第2段階, 前記トランジスタゲート電極(25)が埋設されて形成
された絶縁層(23)の上部及び前記トレンチ内面の所
定部位にトランジスタチャネル領域(47)とソース
(31A)及びドレーン(27)、かつキャパシタスト
リッジノード(31B)のそれぞれを一つの同一の層で
形成する第3段階とから構成されることを特徴とする半
導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記半導体基板は、高濃度の不純物ド
ーピング領域(100)と、高濃度の不純物ドーピング
領域(100)上に形成されたエピタキシャル層(2
1)とを含むことを特徴とする請求項9記載の半導体メ
モリ装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記第3段階は、前記トランジスタゲ
ート電極が埋設形成された絶縁層(23)の上部及びト
レンチ(101)内面上に誘電体膜(29)を形成する
工程;前記誘電体膜(29)上に半導体層を形成する工
程;前記トランジスタゲート電極(25)の上部の前記
半導体層領域を除外した領域に不純物をドーピングさせ
る工程とからなることを特徴とする請求項9記載の半導
体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項12】 前記トランジスタゲート電極上部の前
記半導体層領域が、トランジスタチャネル領域(47)
であることを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ
装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記トランジスタチャネル領域(4
7)両側の不純物がドーピングされた半導体層領域が、
トランジスタのソース(31A)及びドレーン(27)
であることを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ
装置の製造方法。 - 【請求項14】 前記キャパシタストリッジノード(3
1B)は、トレンチ(101)内面上に形成された前記
不純物のドーピングされた半導体層に形成されることを
特徴とする請求項11記載の半導体メモリ装置の製造方
法。 - 【請求項15】 前記ストリッジノード(31B)及び
ソース(31A)は、前記半導体層の同一の不純物がド
ーピングされた領域に形成されることを特徴とする請求
項11記載の半導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記キャパシタストリッジノード(3
1B)上に誘電体膜(33)を介在してキャパシタプレ
ート電極(35)を形成する段階が、さらに含まれるこ
とを特徴とする請求項9記載の半導体メモリ装置の製造
方法。 - 【請求項17】 第1導電型の高濃度の基板領域(10
0)上に第1導電型のエピタキシャル層(21)を形成
する段階;前記第1導電型エピタキシャル層(21)上
に絶縁層(23)を形成する段階;前記絶縁層の所定部
分を異方性エッチングにより除去してトランジスタのゲ
ート電極領域を形成する段階;前記絶縁層(23)のゲ
ート電極領域に導電物質を充填してトランジスタのゲー
ト電極(25)を形成する段階;前記絶縁層(23)と
第1導電型のエピタキシャル層(21)及び第1導電型
の所定部分にトレンチ(101)を形成する段階;得ら
れたものの表面に第1誘電体膜(29)を形成する段
階;前記第1誘電体膜(29)上に第2導電型の半導体
層(31)を形成する段階;前記ゲート電極(25)の
上部領域以外の前記第2導電型の半導体層(31)に不
純物をドーピングさせてトランジスタのソース領域(3
1A)/ドレーン領域(27)及びストリッジノード
(31B)を形成する段階;前記半導体層(31)を所
定パターンでパターニングしてアクチブ領域を定義する
段階;前記パターニングされた半導体層(31)全面に
第1誘電体膜(33)を形成する段階;前記得られたも
のの全面に導電層を形成した後、所定パターンでパター
ニングしてキャパシタプレート電極(35)を形成する
段階;を含むことを特徴とする半導体メモリ装置の製造
方法。 - 【請求項18】 前記トランジスタのゲート電極領域を
形成するために前記絶縁層の所定部分を異方性エッチン
グする段階において前記エピタキシャル層(21)の表
面が、露出されるように完全エッチングすることを特徴
とする請求項17記載の半導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項19】 前記トランジスタのゲート電極(2
5)を形成するために、前記絶縁層(23)の所定部分
を異方性エッチングする段階において絶縁層(23)が
所定の厚さ残存するようにエッチングすることを特徴と
する請求項17記載の半導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項20】 前記絶縁層を異方性エッチングした
後、露出されたエピタキシャル層(21)の表面に薄い
酸化膜(23A)を形成する段階を、さらに含むことを
特徴とする請求項18記載の半導体メモリ装置の製造方
法。 - 【請求項21】 前記絶縁層(23)は、単一の膜また
は多層膜で形成することを特徴とする請求項21記載の
半導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項22】 前記絶縁層(23)は、酸化膜である
ことを特徴とする請求項21記載の半導体メモリ装置の
製造方法。 - 【請求項23】 前記絶縁層(23)は、酸化膜上に不
純物がドーピングされた酸化膜(PSG)を蒸着形成す
るか、もしくは酸化膜上にドーピングされたポリシリコ
ンを蒸着形成することを特徴とする請求項17記載の半
導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項24】 前記ワードライン(25)は、ドーピ
ングされたポリシリコンを、前記ワードライン領域に形
成された絶縁層(23)上に蒸着した後エッチングバッ
クして形成することを特徴とする請求項17記載の半導
体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項25】 前記第2導電型の半導体層(31)
は、ポリシリコンで形成することを特徴とする請求項1
7記載の半導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項26】 前記第2導電型の半導体層(31)に
不純物をドーピングさせる段階は、イオン注入または拡
散工程のいずれかで行うことを特徴とする請求項17記
載の半導体メモリ装置の製造方法。 - 【請求項27】 前記キャパシタプレート電極(35)
を形成した後、その表面に絶縁層(37)を形成する段
階;前記絶縁層(37)の所定部分を選択的にエッチン
グして前記ドレーン領域(27)を露出させるコンタク
トホールを形成する段階;前記絶縁層(37)上に導電
物質を蒸着し所定パターンでパターニングして前記コン
タクトホールを介して前記ドレーン領域(27)に接続
されるビットライン(39)を形成する段階;を、さら
に含むことを特徴とする請求項17記載の半導体メモリ
装置の製造方法。 - 【請求項28】 前記ビットライン(39)は、ドーピ
ングされたポリシリコン、ポリサイド、Alのいずれか
で形成することを特徴とする請求項27記載の半導体メ
モリ装置の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25752093A JP3535542B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 半導体メモリ装置及びその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25752093A JP3535542B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 半導体メモリ装置及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07106436A true JPH07106436A (ja) | 1995-04-21 |
JP3535542B2 JP3535542B2 (ja) | 2004-06-07 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3535542B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002353245A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-12-06 | Seiko Epson Corp | 電気光学基板装置及びその製造方法、電気光学装置、電子機器、並びに基板装置の製造方法 |
KR100753788B1 (ko) * | 2000-07-07 | 2007-08-31 | 에이저 시스템즈 가디언 코포레이션 | 실리콘-온-절연체(soi)반도체 구조 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP25752093A patent/JP3535542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100753788B1 (ko) * | 2000-07-07 | 2007-08-31 | 에이저 시스템즈 가디언 코포레이션 | 실리콘-온-절연체(soi)반도체 구조 |
JP2002353245A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-12-06 | Seiko Epson Corp | 電気光学基板装置及びその製造方法、電気光学装置、電子機器、並びに基板装置の製造方法 |
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