JP3431734B2 - Soi形電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

Soi形電界効果トランジスタおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、シリ
コン・オン・インシュレータ(SOI)形電界効果トラ
ンジスタ(FET)に関する。より具体的には、本発明
は、トランジスタのボディ領域へのコンタクトを有する
SOI FETに関する。さらに具体的には、本発明
は、トランジスタのボディ領域と基板とを接続するため
のボディ・コンタクトを有するSOI FETに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のSOI FETは、バルク・デバ
イスを上回る利点をもたらすが、明確な欠点ももたら
す。利点としては、ラッチアップ耐性、放射線硬度、接
合容量の低減、接合漏れ電流の低減などがある。さら
に、完全デプリーション化SOIデバイスは、上記以外
の利点をもたらす。このようなデバイスは、短チャネル
効果の低減、ほぼ理想的な サブスレッショルドの傾
き、トランスコンダクタンスの増加、ボディ・ドーピン
グ、チャネル長、温度、基板電圧の変化に対するしきい
電圧(Vt)感度の低減をもたらす。追加の利点は、部
分デプリーション化デバイスに比べ、完全デプリーショ
ン化デバイスでは、ボディ充電によるキンク効果および
Vtシフトが大幅に低減される点である。完全デプリー
ション化SOIデバイスとは、半導体層の厚さが十分に
薄いので、SOIデバイスがオフ状態の時、多数キャリ
ヤがボディ領域、すなわちチャネル領域、から完全に排
出されて、ソース/ドレインの両拡散領域が接地電位に
あるSOIデバイスのことである。
【0003】しかし、従来のSOI FETには、FE
Tのボディまたはチャネル領域が絶縁物上に位置し、固
定電位に電気的に接続されていない「浮遊ボディ」があ
る。浮遊ボディSOIデバイスでは、漏れ電流が多くな
り、寄生バイポーラ作用が発生する可能性がある。この
欠点は、基板または表面へボディ・コンタクトを設けて
ボディを固定電位に結合することにより、解消すること
ができる。
【0004】SOIデバイス用のボディ・コンタクト
は、マグド(Magdo)他による米国特許第439693
3号(「933号特許」)およびタケモト(Takemoto)
他による米国特許第4814287号(「287号特
許」)に示すように、ゲートの下に位置して形成されて
いる。しかし、チャネル領域にボディ・コンタクトを有
するSOIデバイスでは、ゲートがバルク電荷とSOI
電荷の両方に静電結合されたままになり、SOI構造の
利点が損なわれる。
【0005】本発明者は、静電結合問題に加え、チャネ
ル領域にボディ・コンタクトを有するSOIデバイスで
はDRAMセル内の基板バイアス感度がバルク・デバイ
ス程度に高くなることに気づいた。ノードを充電するに
つれて、ソースから基板への電圧であるバック・バイア
スが増加する(ノードはセル・キャパシタに結合された
トランジスタの電極である。キャパシタに高レベルを書
き込むと、ノードはトランジスタのソースになる)。基
板感度に応じて、このバック・バイアスが増加するにつ
れ、Vtが増加する。固定ゲート電位の場合は、Vtの
増加とVgsの減少によりノード電位が増加すると、デ
バイスはそれ自体をオフにし始める。これは、デバイス
をオンに維持するにはより高いゲート電位が必要である
ことを意味する。より高いゲート電位を提供するには、
ワード線電圧(Vgs)を上げてチップを設計しなけれ
ばならない。しかし、Vgsが高くなると、ホット電子
効果やゲート絶縁破壊などの信頼性の懸念が生じる。他
のすべての点が等しい場合、Vgsを上げたチップでは
消費電力が増し、高速論理チップおよびメモリ・チップ
の重大問題になる。したがって、SOIデバイスが使用
可能な基板感度の低減が得られないことにより、ボディ
・ンタクトを達成しようとする従来の試みでは、SOI
の重要なパフォーマンス上の利点が犠牲になる。
【0006】ボディ・コンタクトの上記以外の方式で
は、チャネル領域で多量にドーピングした層を絶縁物上
に設ける必要があり、これらの方式では、933号特許
および287号特許が示すボディ・コンタクトのよう
に、いつでもバルク電荷が使用可能になり、デバイスが
完全ディプレーション化に達するのを妨げる。さらに他
の方式では、チップ面積を大幅に増加するような表面へ
のボディ・コンタクトを設け、SOIの利点の一部を損
なっている。
【0007】したがって、先行技術では、浮遊ボディを
有するSOI構造が提供されていた。また、先行技術で
は、ボディ・コンタクトを設けることによって浮遊ボデ
ィ問題を解決しようと試みていた。しかし、先行技術の
ボディ・コンタクトは、チップ占有面積を増加しないが
完全ディプレーション化を妨げるような位置にあるか、
または相当な量の追加チップ面積を占有するような位置
にある。このため、浮遊ボディまたはボディ・コンタク
トの他の方式がもたらす欠点を伴わずにSOIの利点を
保持するには改良が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一目的は、デバイスが完全ディプレーション化に達する
のを妨げず、広い表面積を必要としない、ボディ・コン
タクトを形成する構造および方法を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、ゲートとほぼ相互位
置合せしたゲートの1つの側面に位置する、設計ルール
上の最小線幅寸法よりも狭い寸法のディ・コンタクトを
形成する構造および方法を提供することにある。
【0010】本発明の特徴の1つは、ボディ・コンタク
トが実質的に、FETの動作時のゲート電界の範囲の外
側に形成されることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記およびその
他の目的および特徴は、半導体基板上に位置するFET
を含む半導体構造によって実施される。この半導体基板
は、基板の下部領域および上部領域を規定する埋込み誘
電体領域を有し、その上部領域は単結晶である。FET
は、上部領域の一部に位置するゲート誘電体層と、その
ゲート誘電体層の上に位置するゲート導体とを含み、ま
た、ゲート導体は、少なくとも第1、第2および第3の
3つの側面を有する。ソース領域は前記第1のゲート側
面に沿って、そしてドレイン領域は前記第2のゲート側
面に沿ってそれぞれ自己整合により前記上部領域内に拡
散形成され、これらの両領域によりチャネル領域(すな
わちアクティブ・ゲート領域)を規定する。前記上部領
域および前記下部領域間にはボディ・コンタクト(領
域)が設けられ、このボディ・コンタクトのエッジは前
記第3のゲート側面とは所定のエッジ(実施例ではスペ
ーサ内側壁)を基準に相互位置合せ関係で、かつ、前記
第3のゲート側面から離れた位置であるチャネル領域の
外側に形成される。この位置のボディ・コンタクトのゲ
ートまたはワード線に対する結合は、従来のゲート下に
位置するボディ・コンタクトの場合に比べて大幅に低減
される。
【0012】別の態様では、本発明は、基板の下部領域
と上部領域を規定する埋込み誘電体領域を有する半導体
基板を設けるステップと、前記下部領域と前記上部領域
との間にボディ・コンタクト(領域)を形成するステッ
プと、前記上部領域の一部にゲート誘電体層を形成する
ステップと、ゲート誘電体層上に、少なくとも第1,第
2および第3の3つの側面を有するゲートを形成するス
テップと、前記上部領域内部にソース領域およびドレイ
ン領域をそれぞれ形成し、その間にボディ領域を残すス
テップであって、前記ソース領域が前記第1のゲート側
面に位置合せされ、前記ドレイン領域が前記第2のゲー
ト側面に位置合せされるステップと、前記下部領域と上
部領域との間にボディ・コンタクト(領域)を形成する
ステップが、前記ボディ・コンタクトを、前記第3のゲ
ート側面とは所定のエッジを基準に相互位置合せ関係
で、形成することを含む、ことを特徴とする、SOI形
電界効果トランジスタを形成する方法から成る。
【0013】本明細書中で使用する、ボディ・コンタク
ト(エッジ)がゲート(側面)に「相互位置合せ」され
るという句は、ゲート(側面)が実質的に位置合わされ
る基準としての所定のエッジ(たとえば、マスク・エッ
ジ)に、ボディ・コンタクト(エッジ)も共通の基準と
して実質的に位置合せされる整合関係、あるいは、ゲー
ト(側面)およびボディ・コンタクト(エッジ)の一方
または両方が、マスク・エッジのような基準としての所
定のエッジから生成されたスペーサ・エッジ(側面)な
どの別のエッジを共通の基準として実質的に位置合せさ
れる間接的な整合関係を意味する。このような実質的に
相互位置合せされている構造のボディ・コンタクトおよ
びゲート側面は、別々のフォトリソグラフィ・ステップ
の使用によっては形成できない。すなわち、どちらの構
造も同じマスク・エッジに位置合せされ、単一のマスキ
ング・ステップから形成されるので、別々のフォトリソ
グラフィ・ステップを使用するプロセスに比べ、必要な
占有表面積はほとんど増加しない。
【0014】好ましい実施例のボディ・コンタクト(エ
ッジ)は、ゲート真下の電界よりも可成り弱い電界強度
を有する上部領域部分において、FETのゲート側面の
うちで、ソース領域およびドレイン領域により占有され
ていない第3のゲート側面(すなわち、チャネル長に平
行なゲート側面)に相互位置合せされ、かつ、その第3
のゲート側面から離れている位置に形成される。このボ
ディ・コンタクトは、トランジスタ・ボディ領域を基板
に接続し、そのボディ領域を固定電位付近に保持する。
ボディ・コンタクトが前記第3のゲート側面を横切って
ゲート誘電体層およびゲート導体の真下の領域にまで延
びていないことが最適である。実際には、電界がさらに
弱くなる位置にまで、このボディ・コンタクトを前記ゲ
ート側面から離すことが好ましい。DRAMなどのアレ
イでは、ボディ・コンタクトがワード線の下に位置する
が、その上側層の厚い酸化物がワード線をボディ・コン
タクトから分離する。一般に、厚い酸化物のキャパシタ
ンスはゲート誘電体層のキャパシタンスに比べ、約10
倍程度小さい。したがって、ワード線およびFETのゲ
ートがその全電位まで充電されるとき、ボディ・コンタ
クトには、ゲート外部電界のごくわずかな部分しか印加
されない。ゲート外部電界の強さは前記第3のゲート側
面からの距離につれて急速に低下し、本発明はボディ・
コンタクトをこの第3のゲート側面から離すための手段
を提供する。したがって、ボディ・コンタクトとワード
線またはゲートとの間の静電結合は、薄いゲート誘電体
層の下に位置する従来のボディ・コンタクトの場合に比
べて、大幅に減少する。
【0015】ゲートによって形成された電荷パターンを
実質的に混乱させないようにSOIMOSFETデバイ
スのボディ領域にボディ・コンタクトを接続させること
により、寄生バイポーラ効果を除去しながら、SOI
MOSFETの望ましい属性が維持される。ボディ・コ
ンタクトは、ソースおよびドレインの両領域間のアクテ
ィブ・ゲート領域(すなわちチャ、ル領域)の外部に位
置し、ボディ電位を設定し、基板およびボディ領域間の
キャリヤの交換を可能にするためにのみ機能するので、
前述のSOI MOSFETの利点が保持される。ボデ
ィ領域は完全にデプリーション化することができ、しき
い電圧のソース/基板間電圧感度がかなり低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、デバイスが完全デプリ
ーション化に達するのを妨げず、広い表面積を必要とし
ない、ボディ・コンタクトを備えたSOI FETを形
成する構造および方法を提供する。ボディ・コンタクト
は、FETに隣接して選択された領域内に配置され、こ
の選択領域は、ボディ・コンタクトおよびゲート間の静
電結合がゲート下に位置する電荷への結合に比べ、可成
り小さくなる位置に選択される。ボディ・コンタクト
は、FETのゲート側面のうちで、ソース領域およびド
レイン領域により占有されていない第3の側面に相互位
置合せされて形成される。前述の定義から明らかなよう
に、ボディ・コンタクトおよび第3のゲート側面を「相
互位置合せ」させるということは、これらの両方が、そ
れぞれ所定のエッジを共通の基準にして、あるいは、こ
れらの一方または両方がその所定のエッジを基準に生成
される複数の別のエッジを共通の基準にして、実質的に
位置合せさせることを意味する。当然のことながら、水
平方向の注入分散(straggle)、高温処理ステップ、エ
ッチング、スペーサの形成、その他の処理ステップによ
って、それらが実際の位置合せから移動してしまう可能
性があるが、それらの位置は別々のマスクによって決定
されたわけではないので、依然として共通エッジに「自
己位置合せ」されており、互いにほぼ相互位置合せされ
ていると見なされる。
【0017】受け入れられる程度に低いオフ電流で通常
動作時に完全デプリーション化を達成するには、その構
造は、SOI厚さと、ボディ・ドーピングと、ゲート仕
事関数とを適切に組み合わせたものでなければならな
い。通常、5nm〜500nmの範囲の非常に薄いSO
I層を使用するが、5nm〜100nmの範囲の方が好
ましい。ボディ・ドーピングは一般に1017の範囲で
ある。ゲート電圧がゼロのときにボディが完全にデプリ
ーション化されるようにその厚さおよびドーピングが材
料の仕事関数に応じて調整されていれば、一般に使用さ
れるどのゲート材料でも適している。たとえば、中間ギ
ャップ仕事関数を有するゲートを備えたnFETの場
合、400Å未満のSOI厚さで完全デプリーションが
発生する。高パフォーマンス・デバイス用のオフ電流の
実用値を得るには、400Åの厚さではボディ・ドーピ
ングは約3.5×1017のp型になり、300Åの厚
さでは約2.5×1017になり、200Åの厚さでは
約7.0×1016になる。n+ゲートの場合には、厚
さが200Å未満であれば、高パフォーマンス・デバイ
ス用の有用なオフ電流を持つ完全デプリーション化デバ
イスを形成することができる。200Åでは、ドーピン
グを約1.5×1017にする必要がある。
【0018】ボディ・コンタクトの必要性とその位置、
そのサイズおよび構造は、SOIデバイスにとって重要
な考慮事項である。まず、ボディ・コンタクトの必要性
について考慮すると、位置、サイズ、構造を改良した本
発明を提示することになる。本発明者は、別のアレイ・
デバイスにアクセスしたときに1つの浮遊ボディSOI
デバイス内で強い寄生バイポーラ作用が発生することに
気づいている。アクセスされないが、アクセスされる別
のアレイ・デバイスと同一ビット線を共用するnチャネ
ルDRAMアレイ・デバイスの場合について検討された
い(図1ないし図2)。このデバイスは、そのゲート
(またはワード線)がローで、その記憶ノードとそのビ
ット線の両方がハイの状態で、所定の期間、不活性状態
になっていたと想定する。この状態でゲート(ワード
線)はボディより電位が低くなるので、熱生成の結果と
して正孔がボディ内に蓄積し、ボディ電位がソース/ド
レイン拡散領域の電位に向かって漏れる(図1)。
【0019】図2のデバイスのワード線はローに保持さ
れるが、ボディ領域内に蓄積した正孔が寄生バイポーラ
・トランジスタをオンにするので、ビット線が引き下げ
られると、デバイスは伝導を開始する。ビット線がロー
の場合、ビット線拡散とボディとの間の障壁が下がり、
ボディ(疑似ベース)から正孔がビット線拡散(疑似エ
ミッタ)に注入され、ビット線拡散領域から電子がボデ
ィ内に注入される。これらの電子は、ノード拡散領域に
隣接する空間電荷領域によって収集され、その結果、蓄
えられていたハイ・レベルが失われる。したがって、ワ
ード線はデバイスをオフに維持する能力を失ってしま
う。デバイスは、ビット線がローのままである間、また
はボディ領域が蓄積正孔をディプレーション化するま
で、強力に伝導を続ける。これは、数ミリ秒になる可能
性がある。
【0020】本発明者は、ドレインの電子なだれによっ
て正孔が発生した結果として接地したソース構成にも寄
生バイポーラ伝導が発生する可能性があることに気づい
ている。このような正孔は寄生ベース電流を供給し、そ
の電流がデバイスの漏れをさらに悪化させ、デバイスの
ラッチアップやヒステリシス効果の原因になる可能性が
ある。
【0021】1992年5月にthe Proceedings of the
Electrochemical society Conferenceで発表された
M.マトロービアン(Matloubian)の論文"Body Contac
ts forSOI MOSFETs"では、従来の浮遊ボディSOIデバ
イスから発生する諸問題を検討し、表面からボディに接
触する方式について説明している。しかし、この論文が
指摘しているように、このような方式では面積と速度の
両面で不利な条件が課せられる。本出願人に譲渡された
バイルシュタイン(Beilstein)他による米国特許第5
055898号(「898特許」)では、浮遊ボディ効
果を低減または除去するために活性デバイス領域を基板
または表面に結合するための構造が開示されている。し
かし、898号特許で述べているように、ボディと基板
との接触を提供するこの構造では、DRAMセル用のセ
ル・サイズを大幅に拡大する必要があり、歩留まりが低
下し、コストが増加する。しかも、この構造では、それ
を形成するために追加の最小寸法マスクと高価な処理ス
テップを使用する必要がある。
【0022】本発明者は、上記のすべての問題を回避
し、浮遊ボディ問題を除去し、デバイスを完全デプリー
ション化にすることができ、チップの表面積をほとんど
使用しない、ボディ・コンタクトを提供する構造および
処理を見つけた。本発明のボディ・コンタクトは、ボデ
ィ/基板間接続部とも呼ばれる。
【0023】図3ないし図18に示す処理に使用する単
結晶半導体ウェハは、シリコン、ゲルマニウム、ガリウ
ムヒ素などの材料から形成される。シリコンは最も広く
使用され、そのエッチング特性が最もよく知られている
ので、以下では例示としてシリコンを使用する。このウ
ェハは、以下に説明する一連の処理手順に取りかかる前
に注入、拡散、酸化、その他の処理ステップが完了して
いてもよい。また、ウェハには、SOI FETが組み
込まれるプレーナ表面がある。上、下、真下、真下、真
上、上部、下部などの前置詞は、チップが実際に保持さ
れている向きとは無関係に、チップまたはウェハの上面
にあるこのプレーナ表面に関して定義する。本出願で使
用する「水平」という用語は、チップが実際に保持され
ている向きとは無関係に、半導体チップまたはウェハの
従来のプレーナ表面に対して平行な平面として定義す
る。
【0024】本発明の第1の実施例を図3ないし図14
に示し、以下に詳細な説明を示す。まず、簡単に説明す
ると、この実施例は、ウェハ22の表面29の上に形成
された厚い絶縁層20のエッジ(図面上は側壁)28に
形成された複数のスペーサ26により規定された溝24
を介してドーパントをウエハ内へ注入することによっ
て、スペーサ26に自己整合した埋込み誘電体層34が
ウエハ内部に形成されている。次に、複数のスペーサの
1つと大量にドーピングされた領域をエッチングして水
平トレンチを形成し、次にそのトレンチを誘電体でコー
ティングまたは充填する。ボディ・コンタクトは、この
水平トレンチのエッジを規定する厚い絶縁物の下で、基
板の上部部分および下部部分の間に位置する。スペーサ
間の領域にFETのゲートを形成するので、そのゲート
のエッジは基板へのボディ・コンタクトとほぼ相互位置
合せされている。このコンタクトからゲートまでの距離
は、ゲートに最も近いコンタクトの垂直部分のエッジか
らゲートまでの距離程度である。
【0025】図3に示すように、第1のステップでは、
シリコン基板22上に従来の手段によってCVDフィー
ルド酸化物(FOX)などの絶縁層20を付着させる。
絶縁層20は、基板22の熱酸化によって形成すること
もできる。その他の様々な絶縁材も使用することができ
る。次に、標準のフォトリソグラフィを使用して、絶縁
層20をエッチングして細長い溝24を形成して絶縁層
20のストライプを残す(平面図については図8を参
照)。次に、絶縁層20の溝24の側壁28にスペーサ
26を形成する。このスペーサは、薄い窒化物層を基板
表面上に全面付着して被付着表面と相似の窒化物層を形
成し(共形付着と言う)、続いて、水平表面上の材料を
除去してシリコン表面29を露出させる指向性エッチン
グによって、窒化ケイ素や窒化ホウ素などの材料を含
む、絶縁層20とは異なるエッチング特性を有する材料
から形成される。
【0026】図4に示す次のステップでは、スペーサ2
6間の溝24内の露出したシリコン表面29上に薄い熱
酸化物30を成長させる。次に、スペーサ26間の薄い
酸化物30からシリコンにヒ素またはリンなどのn型ド
ーパントを注入し、埋込みn+層34を形成する。好ま
しい例では、1cm2当たり1015程度の投与量と4
50KeVの範囲のエネルギーで、1cm3当たり約5
×1017でドーピングしたシリコン基板に100Åの
スクリーン酸化物を介してヒ素を注入する。数通りのエ
ネルギーで行った注入のシミュレーションについては、
図15および図16に示す。この注入は、シリコン表面
に最も接近して形成した接合部が絶縁物の上部エッジが
必要な場所近辺になるように調整する。図15および図
16に示すように、この注入は厚さ240ÅのSOIシ
リコン膜と、厚さ約5600Åのヒ素ドーピング領域と
をもたらし、注入の水平分散の結果、ドーピング領域は
マスク・エッジを超えて約1850Åの間隔が横方向に
設けられている。この場合、そのマスク・エッジはスペ
ーサ26の外部エッジ35である(これは、本注入のマ
スク・エッジを提供することに加え、後でゲート導体の
エッジも画定する。また、注入の分散のため、埋込みn
層34の側壁接合に丸みが付けられ(図5)、その結
果、その後に形成される水平トレンチの側壁にも丸みが
付けられることになる(図6))。
【0027】次に、ポリシリコンなどの第3のエッチン
グ特性を有する材料を付着させ、絶縁層20の上面まで
研磨し、マンドレル40を形成する。次に、熱酸化など
の方法により、マンドレル40の上面に酸化膜42を形
成する。次に、CVD酸化膜44を付着させる。
【0028】次に、図5に示すように、CVD酸化膜4
4をフォトリソグラフィでマスクしてエッチングし、1
つおきの窒化物スペーサ26'の頂部に窓を開ける。C
VD酸化膜のエッチング速度は熱酸化膜よりかなり速い
ので、CVD酸化膜44をエッチングしても熱酸化膜4
2にはほとんど影響しない。次に、1つおきの窒化物ス
ペーサ26'を浸せきエッチングする。それにより露出
されるシリコンをRIEエッチングして垂直トレンチ4
6を形成する。このトレンチはn+埋込み領域34と交
差する。このRIEエッチング・ステップの間、熱酸化
膜42がマンドレル40を保護する。n+注入はスペー
サ26と自己位置合せされているので、トレンチ46は
n+埋込み領域34と位置合せされる。
【0029】1/3/8の割合のHF、HNO3、CH
3COOHの溶液など、n+シリコンに優先的に作用す
るエッチング液を使用して、n+層34をくりぬき、図
6に示す水平トレンチ48を形成する。このエッチング
は、ホリー(Horie)他の論文"A New SOI Fabrication
Technique for Ultrathin Active Layer of Less than
80nm"(1990 VLSI Technology Symposium)ではn+層
をくりぬくために使用されている。水平トレンチ48
は、結晶エッチングなどの方法や、参照により本明細書
に組み込まれ、本出願人に譲渡された1994年8月1
1日出願のドン・ケニー(Don Kenney)による関連特許
出願に記載されている(ヒ素ではなくホウ素の注入によ
って形成された)p+層の多孔性シリコン・エッチング
によって形成することもできる。この水平トレンチは、
注入種の接合部まで伸び、したがって、スペーサ26の
内部エッジ35を超えて伸びている。
【0030】次に、熱酸化シリコンまたはCVD酸化膜
などの低誘電率を有する絶縁物49を付着させて、水平
トレンチ48を内張りし、埋込み絶縁物50を形成し、
接続している垂直トレンチ46を充填する。水平トレン
チ48の高さが垂直トレンチ46の幅以下であれば、水
平トレンチ48を完全に絶縁物49で充填してもよい。
ただし、ギャップまたは真空は使用可能な固体絶縁物よ
り誘電率が低いので、図6に示すように水平トレンチ4
8にギャップ51を残すと、改良された誘電体が形成さ
れる。それにより、付着させた絶縁物49より効果的に
厚い誘電体を形成することができる。ヒ素注入を横方向
に分散すると、自動的に埋込み絶縁物50がスペーサ2
6の外部エッジ35を超えて水平に伸びる。したがっ
て、トレンチ48のエッジ52にあるボディ・コンタク
ト78は、以降のステップで形成されるゲート導体キャ
パシタ・プレートのエッジから遠く離れたものになる。
【0031】次のステップでは、マンドレル40上の酸
化膜49および42を除去するために非選択エッチング
を使用することができる。このステップに続いて、化学
的機械的研磨などの平坦化処理が行われ、図6に示すよ
うにプレーナ表面をもたらし、ポリシリコン40を露出
する。次に、図7に示すように、ポリシリコン40を浸
せきエッチングして、薄いシリコン53の上に薄い酸化
膜30を残す。
【0032】図8は、絶縁層20のストライプ間に位置
する薄い酸化膜30によって覆われたSOIの細長い溝
24を示す、処理のこの時点での構造の平面図である。
絶縁層20のストライプは、絶縁層20に隣接した1つ
おきの窒化物スペーサ26とCVD酸化膜スペーサ49
とを有し、スペーサ49は水平トレンチ48まで下に伸
びている。
【0033】図9に示すように、次にマスクによって溝
24内の活性域を規定する。溝24内の未保護域56で
は、薄い酸化膜30と薄いシリコン53(図7を参照)
を水平トレンチ48までエッチングし、溝24内の隣接
トランジスタのソース・ドレイン電極になるものの間を
分離する。未保護域56は、後述するように絶縁物64
で内張りされる(図12を参照)。
【0034】必要であれば、所望のチャネル・ドーピン
グ濃度を確立するために薄いシリコン領域53にドーパ
ントを注入する。一般に、ボディ領域では1cm3当た
り1017〜1018程度のホウ素濃度が望ましく、こ
れは標準の注入とアニールで達成される。図10および
図11に示すように、シリコン表面29上に事前に形成
された薄い熱酸化膜30を除去する。次に、スペーサ2
6と49との間の露出したシリコン表面29上に従来の
手段によってゲート誘電体60を形成する。次に、ゲー
ト導体62を全面付着させ、化学的機械的研磨などの方
法を使用して平坦化研磨し、この研磨動作を窒化物スペ
ーサ26の頂部で停止する。次に、フォトレジストを使
用してマスクを形成し、このマスク保護領域62'を除
いた溝24内のゲート導体をさらにエッチングする。溝
24の他の領域ではエッチングによりゲート誘電体60
を露出する。
【0035】図12に示す次のステップでは、絶縁層を
共形付着させ、エッチングにより、溝24内のゲート導
体62の2つのマスク規定側面63上に絶縁スペーサ6
4を形成する。絶縁スペーサ64は、CVD酸化膜など
の材料から形成する。次に、自己位置合せしたソース/
ドレイン拡散66および68にブランケット注入を施し
て、ゲート導体24、スペーサ絶縁物64、スペーサ2
6および49、絶縁層20によって保護されていない活
性域にドーパントを施す。当技術分野で既知のように、
ソース/ドレイン拡散用のドーパントは、ドーピングし
たポリシリコンなどの付着材料から拡散することができ
る。次に、当技術分野で既知の処理でウェハをアニール
し、ドーパントを活性化する。次に、ワード線70など
のゲート・コネクタを付着させ、図13に示すようにフ
ォトリソグラフィで規定し、各ゲート導体62へのコン
タクトを形成する。ゲート・コネクタは、ドーピングし
たポリシリコン、タングステン、アルミニウムなどの標
準材料から作成される。最後に、ソースおよびドレイン
に必要なコンタクトを従来の方法で形成する(図示せ
ず)。その結果、図11ないし図14に示すように絶縁
層20とスペーサ26の下にボディ・コンタクト78が
設けられたSOIトランジスタ72が得られる(図14
では明確にするために絶縁層20とスペーサ26が省略
されている)。
【0036】トランジスタ72は、論理回路やメモリな
どの各種応用分野で使用する。たとえば、図13では、
トランジスタ72の端子74を従来の手段によって標準
のトレンチまたはスタックト・キャパシタ(図示せず)
に接続し、ビット線を端子76に接続して、DRAMセ
ルのアレイ・デバイスを形成することができる。
【0037】図14には、ソースおよびドレイン拡散領
域によって占有されていない他の側面上にトランジスタ
に隣接してボディ・コンタクト(領域)を有する本発明
のトランジスタを示す。厚い絶縁層20および26(明
確にするため図示せず)は、ボディ・コンタクト78
と、ゲート導体62上を接触して行状または列状に延び
るゲート・コネクタ70、すなわちワード線(図13と
図11を参照)との間のゲート導体62に隣接してい
る。ボディ・コンタクトは、ヒ素注入の水平方向の分散
により、ゲート導体から離隔されている。この間隔は、
n+注入またはゲート導体の付着の前にスペーサ26に
隣接して追加スペーサを設けるなどの方法により、増減
することができる。したがって、ボディ・コンタクト領
域内の電荷へのゲート電界結合は、ゲート下に位置する
コンタクトの場合に比べ、大幅に低減される。図14に
示すように、ソースおよびドレイン拡散領域74および
76は、ボディ・コンタクト78とは異なるゲート62
の側面上に位置する。埋込み絶縁物50のエッジ52に
あるボディ・コンタクト78はゲート導体62とほぼ相
互位置合せされており、このコンタクト78の形成には
危険なフォトリソグラフィ・ステップが不要なので、ボ
ディ・コンタクト78を設けても、チップ表面積はほと
んど増加しない。
【0038】「注入酸素による分離」(SIMOX)な
ど、代替方法を使用して埋込み絶縁物50を形成するこ
ともできる。この第2の実施例は、n+注入と水平トレ
ンチを形成する必要がないという点で、前述の処理とは
異なっている。図17に示すように、1×1018/c
m2程度の量と約200KeVのエネルギーで酸素イオ
ンを注入する。1300℃で約6時間アニールすると、
SIMOX絶縁物80上に厚さ約1000Åの単結晶シ
リコン膜53が生成される。この酸素注入は、シリコン
表面に最も接近して形成された酸素/シリコン間接合部
がSIMOX絶縁物80の上部エッジが必要な場所近辺
になるように調整する。この注入は、第1の実施例のよ
うにポリシリコン40を付着させる前に行う(図3ない
し図4を参照)か、または窒化物スペーサ26を除去
し、垂直トレンチ46をエッチングし、CVD酸化膜4
9を真空スペーサ内に付着させ、ポリシリコン40を除
去した後で行う(図5ないし図7および図17を参
照)。次に、図18に示すようにかつ第1の実施例のよ
うに、ゲート誘電体60を成長させ、ゲート導体62を
付着させる。
【0039】この第2の実施例では、埋込み水平トレン
チをエッチングし、次に絶縁物を付着させて埋込み誘電
体領域を形成するために、スペーサを除去する必要がな
い。しかし、どの実施例でも、水平トレンチ46から埋
込み酸化物50まで伸びるスペーサ26は、隣接トラン
ジスタ間に絶縁体を設けるために貴重なものである。そ
れにより隣接トランジスタの拡散間で長い経路が達成さ
れるので、パンチ・スルーが回避される。ただし、SI
MOX注入とゲート導体62がスペーサ26のエッジと
ほぼ相互位置合せされていることに留意されたい。当然
のことながら、酸素イオンが横方向に分散されるので、
実際には埋込み絶縁物50のエッジ52は、基板へのボ
ディ・コンタクト78のように、ゲート導体62のエッ
ジを超えて離隔されることになる。
【0040】図19ないし図24に示す第3の実施例で
は、ウェハをほぼ横切って伸びる埋込み絶縁物のブラン
ケット層を有するSOIウェハが出発材料として使用さ
れている。以下に詳述するこの処理を要約すると、マス
キング・ステップでSOIを複数のメサに分割し、エッ
チングが埋込み絶縁体領域を貫通してシリコン基板の下
部部分まで達する。次に上部部分と下部部分との間に、
好ましくはエピタキシャル成長によりシリコン接続部領
域を形成する。このシリコン接続部領域はマスクされな
いままになり、酸化される。この酸化絶縁物間にゲート
を形成する。したがって、上部部分と下部部分との間の
接続部はゲートの側面とほぼ相互位置合せされている。
【0041】図19には、埋込み絶縁物102と単結晶
シリコンSOI層104の薄い層とを有する基板100
を含むブランケットSOIウェハを示す。ブランケット
SOI層を形成する適当な方法は、1985年12月に
IEDM Conferenceで発表されたJ. B.ラスキー(Lasky)
他による"Silicon-On-Insulator (SOI) by Bonding and
Etch-Back"という論文に記載されている。ブランケッ
トSOIウェハは、主要ウェハ表面の1つの上にブラン
ケット酸化物を設けることによって形成することができ
る。次にこの主要表面を第2のウェハに結合し、第1の
ウェハの第2の主要表面を薄くするか、または第2のウ
ェハを薄くして、所望の厚さのSOIを形成する。この
SOI膜は、約5nm〜500nmまで様々になる可能
性がある。標準の洗浄ステップ後、従来のパッド誘電体
106を付着させる。パッド誘電体106は、熱成長ま
たは付着させた窒化ケイ素や、熱成長または付着させた
二酸化ケイ素の下部層と窒化ケイ素の上部層とを含む複
合膜などの材料から形成する。窒化物の厚さは、後続の
研磨ステップおよびエッチング・ステップに耐えるのに
必要なものによって決まり、約50〜100nmにな
る。パッド酸化物は厚さ100nmの範囲内である。
【0042】図20に示すように、フォトレジスト10
8を付着させ、パターン形成する。次に、SOIペデス
タル112間のパッド誘電体106、SOI層104、
埋込み絶縁物102に細長い溝110をエッチングす
る。溝110は側壁111を有する。この結果、埋込絶
縁物み102は2つのほぼ垂直な側壁を持つことにな
る。
【0043】図21に示すように、スペーサ114を共
形付着させる。このスペーサ114は、約10〜200
nmの厚さを有する窒化ケイ素などの材料から形成す
る。次に、前述の処理によって二酸化ケイ素などの材料
からスペーサ116を形成する。次に、窒化ケイ素また
は窒化ホウ素など、スペーサ116とは異なるエッチン
グ特性を有する材料から形成した絶縁材118を付着さ
せて、スペーサ116間のギャップを充填する。絶縁材
118は、以下に詳述するように隣接トランジスタ間を
絶縁する。次に、化学的機械的研磨などの技法を使用し
てウェハを平坦化し、絶縁層114上でとどまる。
【0044】次のステップでは、図22に示すように、
等方性エッチングまたは異方性エッチングのいずれかに
よってスペーサ116をエッチングして除去する。次
に、絶縁層114を指向性エッチングにさらし、図22
に示すように、側壁111に沿ってスペーサ114'を
形成し、現在は空のスペーサ122の底部に基板100
の裸シリコン120を露出する。
【0045】図23に示すように、空きスペーサ領域1
22をフォトレジスト124などの材料で充填する。次
に、フォトレジストをリセス・エッチングして、スペー
サ114'の各部分を露出する。次に、スペーサ114'
の露出した部分をエッチングで除去し、シリコンSOI
層104の裸シリコン側壁111を露出する。次に残っ
ているフォトレジスト124を除去する。
【0046】次に、単結晶または多結晶シリコン126
をエピタキシャル成長または付着させ、シリコンSOI
層104のシリコン側壁125を図24に示すスペーサ
領域122の底部の基板100のシリコン120と接続
し、所望のボディ・コンタクトを形成する。そのままp
ドーピングした単結晶シリコンをエピタキシャル成長さ
せ、裸シリコン120と露出した側壁125からシーデ
ィングし、側壁114'に沿ってスペーサ領域122を
通って伸ばす。あるいは、側壁114'に沿って多結晶
シリコンを付着させ、シリコン120と側壁125を相
互接続する。
【0047】単結晶選択シリコンを接続部として使用す
ると、ポリシリコンやその他の可能な導電材料よりかな
り有利になる。単結晶選択シリコンは、ソース/ドレイ
ン拡散とFETのボディ領域との境界面での高い接合漏
れ電流を回避するための手段を提供する。しかし、ドレ
イン・デプリーション領域に達する範囲内でも、ポリシ
リコンの使用は可能である。ポリシリコンPFETは、
薄膜トランジスタ・セルなど用として商業生産され、論
理回路およびSRAMで使用するために十分低い漏れ電
流を達成している。
【0048】次に、化学的機械的研磨などの平坦化ステ
ップを行ない、この研磨動作はパッド誘電体106上で
停止する。次に、図24にも示すように、パッド106
によって保護されていないスペーサ領域の露出したシリ
コン上で、厚い酸化物130を成長させる。その結果、
SOI層104の2つの側面に、ボディ・コンタクト1
32を備えたSOI104が形成され、どちらのボディ
・コンタクトも厚い酸化物130の下に設けられる。
【0049】窒化物保護パッドに隣接して熱成長させた
厚い酸化物はバーズ・ビーク、すなわち、パッドの窒化
物の下に伸びる厚い酸化物の領域を伴って形成されるの
で、厚い酸化物の領域間の空間に形成したゲート誘電体
は、側壁111からわずかにシフトし、後で形成するゲ
ートとボディ・コンタクト132との間の静電結合が減
少する可能性がある。この結合は、このコンタクト13
2の垂直部分をゲート・エッジからさらに離す側壁11
1に沿ったスペーサ114の存在によっても低減され
る。この処理はスペーサ114を除去することによって
単純化することができ、特に幅広デバイスでは、基板と
の静電結合が増加してもこの複雑さと絶縁物114の含
有が保証されない可能性があることは明らかである。
【0050】厚い酸化物130の領域間のSOI層10
4にトランジスタを作成するために、前述し、図9ない
し図14に示した同一順序の処理ステップを実行する。
上記の実施例のように、絶縁物118は隣接トランジス
タ間を絶縁し、基板まで下がり絶縁物118周辺を通り
隣接デバイスに至る経路は、妥当な基板ドーピングでパ
ンチスルー問題を回避するのに十分な長さになる。埋込
み絶縁物102の側壁111の位置は、最初の2つの実
施例より、この実施例の方がかなり正確に規定される。
この2つの実施例では、埋込み絶縁物のエッジが注入の
分散によって決まっており、前述のように1850Å程
度になり、デバイスをスケーリングできる程度をより小
さい寸法に制限していた。しかし、この第3の実施例で
は、側壁111がフォトリソグラフィで決まり、スペー
サ114を厚さ10ナノメートル程度にするか、完全に
省略することができる。したがって、ゲート・エッジか
ら所望の距離にボディ・コンタクトを配置し、厳密な形
状寸法を提供しながら基板への静電結合を低減すること
ができる。さらに、この実施例は、注入から形成した埋
込み絶縁物を有する実施例に比べ、より小さい寸法まで
スケーラブルのようである。
【0051】ボディ・コンタクトを持たない標準のSO
Iデバイスと比較した場合の本発明のデバイスの電気特
性のシミュレーションを図25に示す。浮遊ボディを有
するデバイスが(バイポーラ寄生トランジスタにより)
導電を続け、ビット線電圧が接地電位まで立ち上がった
直後に接触ボディ・デバイスの電流が急激に低下するこ
とが分かる。
【0052】本発明は、表面まで伸びるボディ・コンタ
クトを有する方式に比べ、チップ面積が大幅に節約でき
る。たとえば、ビット線コンタクト、MOSFET、キ
ャパシタとを含むDRAMセルの場合、MOSFETの
ボディから表面への余分なコンタクトをフォトリソグラ
フィで形成すると、セル面積が30〜50%増加するは
ずである。SRAMの場合は、6つのMOSFETすべ
てに接触ボディが必要であれば、本発明により、約20
〜30%の密度増加が得られるはずである。ランダム論
理回路の場合は、一般に、論理ベイが最少フィーチャ・
サイズの35〜100倍程度になる。本発明のボディ・
コンタクトは、各デバイスに最少フィーチャ・サイズの
約4倍のレリーフをもたらし、したがって、本発明によ
りpウェルとnウェル両方のコンタクトを形成すると、
4〜12%の密度増加をもたらす。バルクCMOSでは
一般にラッチアップ免疫のために少なくとも1つのウェ
ルへのローカル・コンタクトが必要になり、これらのコ
ンタクトが表面積をとるので、本発明は、この点に関し
てはバルクCMOSより有利である。SOIでは、ウェ
ルへのローカル・コンタクトが不要なので、本発明のボ
ディ・コンタクトには面積上の相当な利点が与えられ
る。
【0053】その変更態様とともに本発明のいくつかの
実施例について本明細書で詳細に説明し、添付図面に示
してきたが、本発明の範囲を逸脱せずにさらに様々な変
更態様が可能であることは明らかである。たとえば、シ
リコン以外の基板にボディ接続部を形成するために同様
の構造および処理が使用される。また、ここに記載した
絶縁材料および導電材料は例示であり、その代わりに当
技術分野で既知の様々な材料を使用することもできる。
本明細書の上記の説明のいかなる部分も、特許請求の範
囲より狭い範囲に本発明を限定するものではない。示し
た例は、限定的なものではなく、例示のためのものにす
ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術のSOIデバイスを示す断面図であ
る。
【図2】先行技術のSOIデバイスを示す断面図であ
る。
【図3】標準基板上に本発明のSOIデバイスを形成す
る1組の処理ステップを示す断面図である。
【図4】標準基板上に本発明のSOIデバイスを形成す
る1組の処理ステップを示す断面図である。
【図5】標準基板上に本発明のSOIデバイスを形成す
る1組の処理ステップを示す断面図である。
【図6】標準基板上に本発明のSOIデバイスを形成す
る1組の処理ステップを示す断面図である。
【図7】標準基板上に本発明のSOIデバイスを形成す
る1組の処理ステップを示す断面図である。
【図8】ドーピング・イオン注入により標準基板上に本
発明のSOIデバイスを形成する処理の数ステップにお
ける構造を示す平面図である。
【図9】ドーピング・イオン注入により標準基板上に本
発明のSOIデバイスを形成する処理の数ステップにお
ける構造を示す平面図である。
【図10】ドーピング・イオン注入により標準基板上に
本発明のSOIデバイスを形成する処理の数ステップに
おける構造を示す平面図である。
【図11】標準基板上に本発明のSOIデバイスを形成
する1組の処理ステップを示す断面図である。
【図12】ドーピング・イオン注入により標準基板上に
本発明のSOIデバイスを形成する処理の数ステップに
おける構造を示す平面図である。
【図13】ドーピング・イオン注入により標準基板上に
本発明のSOIデバイスを形成する処理の数ステップに
おける構造を示す平面図である。
【図14】本発明のデバイスの概略斜視図である。
【図15】接合深さと埋込み絶縁物の位置および構成と
を示すイオン注入のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図16】接合深さと埋込み絶縁物の位置および構成と
を示すイオン注入のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図17】SIMOX注入により標準基板上に本発明の
SOIデバイスを形成する処理の数ステップにおける構
造を示す断面図である。
【図18】SIMOX注入により標準基板上に本発明の
SOIデバイスを形成する処理の数ステップにおける構
造を示す断面図である。
【図19】ブランケットSOI基板上に本発明のSOI
デバイスを形成する処理の数ステップにおける構造を示
す断面図である。
【図20】ブランケットSOI基板上に本発明のSOI
デバイスを形成する処理の数ステップにおける構造を示
す断面図である。
【図21】ブランケットSOI基板上に本発明のSOI
デバイスを形成する処理の数ステップにおける構造を示
す断面図である。
【図22】ブランケットSOI基板上に本発明のSOI
デバイスを形成する処理の数ステップにおける構造を示
す断面図である。
【図23】ブランケットSOI基板上に本発明のSOI
デバイスを形成する処理の数ステップにおける構造を示
す断面図である。
【図24】ブランケットSOI基板上に本発明のSOI
デバイスを形成する処理の数ステップにおける構造を示
す断面図である。
【図25】標準のSOIデバイスと比較した場合の本発
明のデバイスの電気特性の改良を示すグラフである。
【符号の説明】
50 埋込み絶縁物 52 エッジ 53 シリコン 60 ゲート誘電体層 62 ゲート導体 72 トランジスタ 74 ソース/ドレイン拡散領域 76 ソース/ドレイン拡散領域 78 ボディ・コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック・アラン・マンデルマン アメリカ合衆国12582−5707 ニューヨ ーク州ストームヴィル ジャミー・レー ン 5 (72)発明者 エドワード・ジョーゼフ・ノワク アメリカ合衆国05452 バーモント州エ セックス ワインリッジ・ロード 8 (56)参考文献 特開 平5−160396(JP,A) 特開 平4−315440(JP,A) 特開 平3−154381(JP,A) 特開 平5−160402(JP,A) 特開 平5−129551(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の下部領域および上部領域を規
    定する埋込み誘電体領域を有し、前記上部領域が単結晶
    である、半導体基板と、 前記上部領域の一部上に位置するゲート誘電体層と、 前記ゲート誘電体層の上に位置し、少なくとも第1の側
    面、第2の側面および第3の側面を有するゲート導体
    と、 前記上部領域内にチャネル領域を規定するように、該上
    部領域内に、前記第1のゲート側面に沿って設けられた
    ソース領域および前記第2の側面に沿って設けられたド
    レイン領域と、 前記上部領域および前記下部領域の間に形成されたボデ
    ィ・コンタクトであって、該ボディ・コンタクトのエッ
    ジが前記第3のゲート側面とは相互位置合せ関係で、か
    つ、前記第3のゲート側面から離れた前記チャネル領域
    の外側に位置するボディ・コンタクトと、 を含むことを特徴とする、SOI形電界効果トランジス
    タ。
  2. 【請求項2】前記ボディ・コンタクトはゲート導体下の
    電界強度よりも弱い電界強度を有する位置に設けられて
    いることを特徴とする、請求項1に記載のSOI形電界
    効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】a)溝により分離された複数列の厚い絶縁
    層ストライプが表面上に形成され、前記溝の内面にスペ
    ーサが形成された半導体基板を準備し、前記スペーサの
    内側壁の間を通過するイオン注入を利用して前記スペー
    サ内側壁に整合する埋込み誘電体領域を前記半導体基板
    内部に形成し、該埋込み誘電体領域により前記半導体基
    板を上部領域および下部領域に規定するステップと、 b)前記ステップa)における注入イオンの横方向分散
    を利用して前記埋込み誘電体領域のエッジの位置を前記
    スペーサ内側壁の位置を超えて横方向に延出させること
    により、前記下部領域および前記上部領域の間にボディ
    ・コンタクトを前記スペーサ内側壁と相互位置合わせ関
    係で形成するステップと、 c)前記スペーサを含む前記溝内部にゲート誘電体層を
    形成するステップと、 d)前記ゲート誘電体層上に、前記溝と交差する方向の
    第1の側面および第2の側面ならびに前記スペーサ内側
    壁に整合する第3の側面を有するゲート導体を形成し、
    それにより前記ゲート導体の前記第3の側面および前記
    ボティ・コンタクトのエッジの間に相互位置合わせ関係
    を確立するステップと、 e)前記上部領域内に、前記第1のゲート側面および前
    記第2の側面とそれぞれ位置合わせ関係でソース領域お
    よびドレイン領域を形成し、これらの両領域によりチャ
    ネル領域を規定するステップと、 を含むことを特徴とする、SOI形電界効果トランジス
    タを形成する方法。
  4. 【請求項4】前記ステップ(b)が、前記スペーサ内側
    壁に対する前記ボディ・コンタクトの位置が前記ボディ
    が完全デプリーション化に達するのを妨げないように前
    記ボディ・コンタクトを形成することを含むことを特徴
    とする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記ステップ(b)が、前記ボディ・コン
    タクトが200nm未満の距離分だけ前記スペーサ内側
    壁から離されるように前記ボディ・コンタクトを形成す
    ることを含むことを特徴とする、請求項3に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】前記ステップ(a)が、2つの隣接埋込み
    誘電体領域を形成することを含み、前記ステップ(b)
    が、前記2つの隣接埋込み誘電体領域間にギャップを残
    すことによって前記ボディ・コンタクトを形成すること
    を含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
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