JPH0710581U - ダンパー - Google Patents

ダンパー

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Publication number
JPH0710581U
JPH0710581U JP3909493U JP3909493U JPH0710581U JP H0710581 U JPH0710581 U JP H0710581U JP 3909493 U JP3909493 U JP 3909493U JP 3909493 U JP3909493 U JP 3909493U JP H0710581 U JPH0710581 U JP H0710581U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rigid body
damper
inner rigid
case
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3909493U
Other languages
English (en)
Inventor
真児 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP3909493U priority Critical patent/JPH0710581U/ja
Publication of JPH0710581U publication Critical patent/JPH0710581U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子機器等に使用される衝撃に弱い部品を、そ
の部品に伝わる外部荷重を緩和する取り付け構造を提供
することを目的とする。 【構成】第一の部材と第二の部材を弾性的に固定するた
めのダンパーであって、前記第一の部材にネジ止めする
ためのネジ孔を有し、剛体で形成された内側剛体と、前
記第二の部材と係合する係合部を有し、剛体で形成され
ると共に前記内側剛体の外側を囲う外側剛体と、前記内
側剛体と前記外側剛体の間に介在された弾性部材とから
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電子機器の外筐にネジで部品を取り付ける場合に、部品に加 わる外部からの衝撃を緩和するためのダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用の電装部品、例えば加速度センサや、ヨーレートセンサのセンサ部のよ うな非常にデリケートで衝撃に弱い部品には、従来からゴムブッシュ等により外 部荷重(衝撃力)を緩和する固定方法がとられている。図3は、従来の固定構造 の一例を示す要部の断面図である。この構造は、センサ部11が取り付けられる プレート31を、ケース14のナット部141にネジ32によりネジ止めする構 造であり、プレート31とケース14のナット部141の間にゴムブッシュ33 を介在させた構造である。そして、このゴムブッシュ33の弾性によりセンサ部 11に加わる外部荷重を緩和している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の図3の構造では、ネジの締め付けトルクのバラツキおよびゴムの厚さの バラツキが大きいため精度良く(特に図に示す垂直に)センサ部を固定すること が困難であり、また図の左右方向の衝撃は緩和されるが上下・前後方向の衝撃は あまり緩和されない問題があった。本考案は、以上の問題点を解決するためプレ ートに取り付けられたセンサ部が、容易に、精度良く固定するためのダンパーの 提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、第一の部材と第二の部材を弾性的に固定するためのダンパーであっ て、前記第一の部材にネジ止めするための貫通孔を有し、剛体で形成された内側 剛体と、前記第二の部材と係合する係合部を有し、剛体で形成され、前記内側剛 体の外側を囲う外側剛体と、前記内側剛体と前記外側剛体の間に介在された弾性 部材とからなることを特徴としている。
【0005】
【作用】
本考案によるダンパーによれば、内側剛体は、ネジ孔に挿通されるネジにより 第一部材にネジ止めされ、外側剛体には、第二部材が係合される。従って、外部 荷重(衝撃力)は第一部材から内側剛体に伝導され、伝導率の低い内側剛体と外 側剛体の間に介在する弾性部材で減衰されて、外側剛体に伝わり、そして、外側 剛体から第二部材に伝わる。従って第二部材に搭載されたセンサ等に伝わる外部 荷重は軽減され、センサ等を保護することができる。また、ネジ締めにより直接 弾性体が変形することがないので、取付け精度を向上できる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案のダンパーの断面図である。図1で示すようにダンパー10は、 環状の内側剛体101と、その内側剛体101の外側を囲む環状の外側剛体10 3と、内側剛体101と外側剛体103との間に介在する弾性部材102とから 構成される。そして、内側剛体101および外側剛体103は、鉄等の硬い金属 で構成され、また、弾性部材102はインサート成形等の成形され、そして、内 側剛体101および外側剛体103と接着剤で接着されている。更に外側剛体1 03の外周にはフランジ104とネジ部1031が設けられている。
【0007】 図2はダンパーの使用状態を示す図で、ヨーレートセンサユニットをケース1 4に固定する例を示すものである。ケース14の内部にはセンサ部11と、その センサ部11の信号処理等を行う電気回路13を組み込んだ基板15および外部 機器との接続用コネクタ19等が設けられたものである。基板15には、動作に 必要な電子部品13が装着され、またフレキシブル基板16によってセンサ部1 1に接続されている。ケース14には底部付近および中央付近に各々複数のナッ ト部が形成されており、底部付近のナット部141には、ネジ17によりダンパ ー10を介して前記プレート12が取り付けられる。また、図示されていない中 央付近のナット部には、電子部品13が装着された基板15がネジ止めされる。 また、ケース14に嵌合し、センサ部11その他の電子部品13を覆うカバー1 8が備えられている。そして、カバー18には外部と接続するコネクタ19が取 り付けられている。
【0008】 上述の構成によるヨーレートセンサでは、センサ部11を取り付けたプレート 12を、複数のダンパー10を介してケース14に固定するが、より詳細には、 プレート12は外側剛体103の外周のネジ部1031とナット20により固定 され、そして、ダンパー10は内側剛体101がネジ17によりケース14のナ ット部141に固定されることによりケース14に固定される。この構造により 、センサ部11は、衝撃力の緩衝作用のある弾性体を介してケース14に固定さ れることになる。
【0009】 以上のように本実施例では、ダンパー10の構成部品を内側剛体101と外側 剛体103とに分け、その間に弾性部材102を設けることにより、ヨーレート センサのセンサ部11を車両の振動・衝撃等の外部荷重から保護することができ る。また、プレート12およびケース14とダンパー10の固定(ネジ止め)は ダンパー10の内側剛体101および外側剛体103で行われるので、固定作業 (ネジ止め)による変形はなく、精度を上げることができる。
【0010】
【考案の効果】
上述のように本考案は、第一の部材である内側剛体と第二の部材である外側剛 体との間に介在された振動伝達率の低いゴム等の弾性部材により、非常にデリケ ートで衝撃に弱い部品に伝達される外部荷重(衝撃力)を軽減することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るダンパーの断面図である。
【図2】本考案に係るダンパーの使用状態の一実施例を
示す断面図である。
【図3】従来の固定構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ダンパー 101 内側剛体 102 弾性部材 103 外側剛体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の部材と第二の部材を弾性的に固定す
    るためのダンパーであって、 前記第一の部材にネジ止めするための貫通孔を有し、剛
    体で形成された内側剛体と、 前記第二の部材と係合する係合部を有し、剛体で形成さ
    れ、前記内側剛体の外側を囲う外側剛体と、 前記内側剛体と前記外側剛体の間に介在された弾性部材
    とからなることを特徴とするダンパー。
JP3909493U 1993-07-16 1993-07-16 ダンパー Withdrawn JPH0710581U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3909493U JPH0710581U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 ダンパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3909493U JPH0710581U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 ダンパー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0710581U true JPH0710581U (ja) 1995-02-14

Family

ID=12543498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3909493U Withdrawn JPH0710581U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 ダンパー

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Country Link
JP (1) JPH0710581U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010132202A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Fujitsu Ten Ltd センサ装置およびこれを備える車両
JP2018105488A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 スズキ株式会社 防振構造

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JP2010132202A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Fujitsu Ten Ltd センサ装置およびこれを備える車両
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106