JP2000055124A - 耐震用防振ゴム - Google Patents

耐震用防振ゴム

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JP2000055124A
JP2000055124A JP10219521A JP21952198A JP2000055124A JP 2000055124 A JP2000055124 A JP 2000055124A JP 10219521 A JP10219521 A JP 10219521A JP 21952198 A JP21952198 A JP 21952198A JP 2000055124 A JP2000055124 A JP 2000055124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
plate
rubber
stopper pin
lower plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10219521A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Moriya
鉄也 守谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形で防振性能に優れ、ストッパー機能を備
えた耐震用防振ゴムを提供する。 【解決手段】 ゴム状弾性体1の上下面にそれぞれ上板
2及び下板3を一体成形により加硫接着し、上板2か
ら、下板3に設けられた通孔3aを遊挿するようにスト
ッパーピン4を延設し、その端部4aにストッパー板5
を備え、前記通孔3aを有する下板3を上板2に対して
凸状に形成し、この反対側に形成される凹部3b内に、
ゴム状弾性体1の最大変形時にも、前記ストッパー板5
及びストッパーピン4の端部4aが納まるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防振ゴムであり、
特に防振機能と、地震などの大きな外力に対するストッ
パー機能とを備えた耐震用防振ゴムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭64−20549号に開
示されている防振ゴム装置は、防振ゴムの上下板の外周
に、それぞれカバー部材を取り付け、このカバー部材を
それぞれの縁部で係合させることにより、上下左右方向
にストッパー機能を備えるものである。
【0003】この防振ゴム装置においては、防振ゴムの
上下板の外周に、それぞれカバー部材を取り付けるた
め、外形が大きくなると共に、コストアップになるとい
う問題があった。
【0004】一方、防振ゴムの内部にストッパー機構を
備えたものでは、実開平6−35698号に開示されて
いる耐震用防振ゴムがる。
【0005】この耐震用防振ゴムにおいて、ストッパー
機構部は、内周面にめねじが形成された部材の中に、外
周におねじが成形された部材を螺合挿入して構成されて
いるため、部材間のクリアランスが小さく、振動が伝わ
り易いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
点を解消するためになされたもので、小形で防振性能に
優れ、ストッパー機能を備えた耐震用防振ゴムを、価格
上昇を招くことなく提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ゴム状弾性体の上下面にそれぞれ上板及
び下板を一体成形により加硫接着し、上板又は下板の一
方から、他方に設けられた通孔を遊挿するようにストッ
パーピンを延設し、前記ストッパーピンの端部にストッ
パー板を備えた防振ゴムにおいて、前記通孔を有する上
板又は下板の一方を他方に対して凸状に形成し、この反
対側に形成される凹部内に、ゴム状弾性体最大変形時に
も、前記ストッパー板及びストッパーピンの端部が納ま
るようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によると、ストッパーピンは、前記通孔
を遊挿し、ストッパー板及びストッパーピンの端部は、
ゴム状弾性体最大変形時にも、前記凹部内に納まるよう
な構成であるので、振動が伝わりや易いという問題や、
外形が大きくなるという問題を生じることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとずいて説明する。
【0010】[第一の実施の形態]図1は、本発明に係
る耐震用防振ゴムの第一実施の形態を示す縦断面図であ
る。この図に示すように、本発明は、通孔を有する下板
を上板に対して凸状に形成し、上板から、前記通孔を遊
挿するようにストッパーピンを延設し、前記ストッパー
ピンの端部にストッパー板を設け、下板の凸状部の反対
側に形成される凹部内に、ゴム状弾性体最大変形時に
も、前記ストッパー板及びストッパーピンの端部が納ま
るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】即ち、上板2には、ストッパーピン4が固
着され、その上端は、機器取付用ねじ部4bが設けられ
ている。一方、下板3の中央部は、凹部3bを形成する
ように凸状に形成され、その凹部3bの中央に通孔3a
が設けられ、前記ストッパーピンの下端4aが、前記凸
状に形成された方向から通孔3aを遊挿し、上板と下板
3との間には、ゴム状弾性体が一体成形により加硫接着
されている。さらに、前記ストッパーピンの下端4aに
は、ストッパー板5が固定される。
【0012】そして、下板3の取付用穴3dを用いて、
基礎などに固定し、機器取付用ねじ部4bを用いて、機
器を取り付けて、使用されるものである。
【0013】ここで、前記ストッパーピン4と前記通孔
3aとの間には、十分なクリアランスC1が確保されて
いるので、ストッパーから振動が伝わることはない。
【0014】図2は、ゴム状弾性体1が上下方向に最大
変形した時の状態を示している。この時、ストッパーピ
ン4の下端4aと、下板3の設置面3cとの間には、ク
リアランスC2が確保されている。即ち、ゴム状弾性体
1の最大変形時にも、前記ストッパー板5及びストッパ
ーピン4の下端4aが凹部3b内に納まり、小形で、取
り付けも容易となるものである。
【0015】[その他の実施の形態]上記の第一実施の
形態では、上板2に、ストッパーピン4が固着され、下
板3の中央部は、凹部3bが形成されているが、この逆
でもよい。また、ストッパーピン4の上端は、機器取付
用ねじ部4bが設けられているが、ねじ部なしで、取付
用穴を有する構造など、具体的な形状は、適宜変更可能
である。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、ストッパーが防振ゴム
に内臓され、ストッパー部のクリアランスも十分確保で
きるので、小形で防振性能に優れた、ストッパー機能を
備えた耐震用防振ゴムを、価格上昇を招くことなく提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐震用防振ゴムの、第一実施の形
態を示す縦断面図である。
【図2】ゴム状弾性体が、上下方向に最大変形した時の
状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ゴム状弾性体 2 上板 3 下板 3a 通孔 3b 凹部 3c 設置面 4 ストッパーピン 4a 端部 5 ストッパー板 C1 クリアランス C2 クリアランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム状弾性体の上下面にそれぞれ上板及
    び下板を一体成形により加硫接着し、上板又は下板の一
    方から、他方に設けられた通孔を遊挿するようにストッ
    パーピンを延設し、前記ストッパーピンの端部にストッ
    パー板を備えた防振ゴムにおいて、前記通孔を有する上
    板又は下板の一方を他方に対して凸状に形成し、この反
    対側に形成される凹部内に、ゴム状弾性体最大変形時に
    も、前記ストッパー板及びストッパーピンの端部が納ま
    ることを特徴とする耐震用防振ゴム。
JP10219521A 1998-08-04 1998-08-04 耐震用防振ゴム Pending JP2000055124A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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