JPH053687U - アイソレータ - Google Patents

アイソレータ

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Publication number
JPH053687U
JPH053687U JP1622891U JP1622891U JPH053687U JP H053687 U JPH053687 U JP H053687U JP 1622891 U JP1622891 U JP 1622891U JP 1622891 U JP1622891 U JP 1622891U JP H053687 U JPH053687 U JP H053687U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isolator
external force
spring
electronic device
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1622891U
Other languages
English (en)
Inventor
一成 雲井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1622891U priority Critical patent/JPH053687U/ja
Publication of JPH053687U publication Critical patent/JPH053687U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動や衝撃などの外力の発生する環境に敏感
な電子機器を設置するとき、その機器を基盤に直接マウ
ントするのではなく、弾性を有するアイソレータを用い
て連結することによって敏感な電子機器を外力から保護
するが、その外力が、垂直、前後、左右のどんな方向の
力であっても、アイソレータが全ての方向に強い弾性と
強度を有し、全ての方向の外力によって破損することな
く、その外力を吸収できるアイソレータを得ることも目
的とする。 【構成】 基盤4と電子機器5のそれぞれに支持板1を
取り付ける。それぞれの支持板を2個(または2組)の
互いに垂直なスプリング2とスプリング3によって連結
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両、船舶、航空機などに設置される電子機器を、厳しい振動や 衝撃から機器を保護するために、電子機器を設置する基盤と、電子機器の間に介 在させるアイソレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3、図5は従来のアイソレータの図である。図4、図6はそれぞれのアイソ レータを電子機器に装着した状態の図である。図において、1は支持板、2はス プリング、4は機器を設置する基盤、5は搭載する電子機器である。
【0003】 従来のアイソレータは上記のように構成され、振動が入力してくる基盤4と保 護すべき電子機器5とをリジッドに結合するのでなく、弾性体であるスプリング 2を介在させて結合することによって、弾性体に振動や衝撃を吸収させるという ことが従来から行なわれてきた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のアイソレータは上記のように構成され、支持板1から矢印aの方向の振 動や衝撃などの外力が働いたときは、図3、図5の両方のアイソレータはスプリ ング2の弾性によって外力を吸収するが、例えば図3のアイソレータに、矢印b の方向に外力が加わったときには、スプリング2の弾性が非常に小さいため、外 力を吸収しきれずに電子機器4に外力を伝達するという問題点があった。また、 スプリング2自体の強度も矢印bの方向には弱いので、何度もその方向に外力が 働いたときにはスプリング2が破損し、全く外力を吸収できなくなり、アイソレ ータの働きを失ってしまうという問題点もあった。図5はそれを少しでも改善し ようと考案されたアイソレータである。矢印bの方向には強い弾性を有しており 、外力を吸収することができる。しかし、矢印cの方向の外力には図6に破線で 示したように変形しやすく、図3のアイソレータ同様弾性が小さく、外力を吸収 しきれないという問題点があった。そのため、従来のアイソレータを用いて電子 機器を設置したときには、垂直方向の振動、衝撃などの外力のある環境に対して は有効であったが、水平方向の外力のある環境に対しては、吸収できる外力が小 さく、また破損しやすいという問題点があった。
【0005】 この考案はかかる問題点を解決するためになされたものであり、矢印a、b、 cの全ての方向に強い弾性を有し、全ての方向の外力を吸収することができ、全 ての方向に強い強度を有するアイソレータを得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るアイソレータにおいては、円環状のスプリング2個(または2 組)を互いに垂直に配置し、図5のアイソレータが矢印aと矢印bの方向の弾性 を強化したのに対し、矢印a、矢印bのみならず、矢印c方向の弾性をも強化し たものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成されたアイソレータを用いて基盤と電子機器を結合すると、 アイソレータが、基盤から電子機器に入力する上下、前後、左右、全ての方向の 振動や衝撃などの外力を吸収するという作用がある。
【0008】
【実施例】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示す図であり、1は図3、図5のアイソレータと 同じ構成のもので、2は図5の従来のアイソレータと同じ構成のものである。3 はスプリングであり2のスプリングと全く同じものであるが、この考案において は、スプリング2に加え、スプリング3がスプリング2に対し垂直に配置されて 支持板1を結合している。図2は図1のアイソレータを用いて電子機器設置した 例であり、4は基盤、5は搭載する電子機器である。
【0009】 上記のように構成されたアイソレータにおいては、矢印aの方向の外力は、ス プリング2とスプリング3の弾性によって吸収する。矢印bの方向の外力は、ス プリング2が吸収し、矢印cの方向の外力は、スプリング3で吸収する。従って 、3方向全ての方向の荷重をアイソレータが吸収することができる。
【0010】 ところで上記の説明においては、搭載する機器を基盤から入力される外力から 保護する場合についてのみ述べたが、その機器が外力から保護すべきような機器 ではなく、例えば回転機のような振動や衝撃を発生する機器であるとき、機器か ら発生する力を基盤に伝えないようにする用途にも用いることができることはい うまでもない。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるよう な効果を有する。
【0012】 連結するスプリング2個(2組)を垂直に配することにより、全ての方向の外 力をアイソレータが吸収できるので、どんな方向の外力が働くような環境におい ても、搭載される電子機器は保護されるという効果を有する。
【0013】 また、スプリングが全ての方向に弾性を有しているので、破損しやすいという 方向がなく、長期の使用においても搭載される電子機器は常に保護され、アイソ レータがその防振効果を失うことがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す図である。
【図2】図1のアイソレータを用いて電子機器と基盤を
連結した図である。
【図3】1方向の荷重を吸収する従来のアイソレータの
図である。
【図4】図3のアイソレータを用いて電子機器と基盤を
連結した図である。
【図5】2方向の荷重を吸収する従来のアイソレータの
図である。
【図6】図5のアイソレータを用いて電子機器と基盤を
連結した図である。
【符号の説明】
1 支持板 2 スプリング 3 スプリング 4 機器を設置する基盤 5 搭載する電子機器

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 振動や衝撃などの外力の伝達を押さえて
    機器を設置するアイソレータにおいて、外力を発生する
    基盤と外力を伝えずに支持すべき搭載物との両方にそれ
    ぞれ取り付く支持板と、上記両方の支持板を連結する円
    環状のスプリングと、上記スプリングと同じ形状であ
    り、かつ上記スプリングに対し直角に配置されるスプリ
    ングとから構成されたアイソレータ。
JP1622891U 1991-03-19 1991-03-19 アイソレータ Pending JPH053687U (ja)

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JP1622891U JPH053687U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 アイソレータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1622891U JPH053687U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 アイソレータ

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JPH053687U true JPH053687U (ja) 1993-01-19

Family

ID=11910691

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JP1622891U Pending JPH053687U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 アイソレータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10306843A (ja) * 1997-05-02 1998-11-17 Taitetsuku Kk 水平旋回振動する振動板の支持装置
KR100652093B1 (ko) * 2000-02-02 2006-11-30 에니딘 인코포레이티드 와이어로프를 위한 장착블록, 와이어로프 아이솔레이터 및 와이어로프 아이 솔레이터의 제조방법.
KR102147603B1 (ko) * 2019-05-20 2020-08-24 홍익대학교 산학협력단 형상기억합금 링을 이용한 댐퍼

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