JP2507332B2 - 横振動減衰マツト装置 - Google Patents

横振動減衰マツト装置

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JP2507332B2
JP2507332B2 JP61152898A JP15289886A JP2507332B2 JP 2507332 B2 JP2507332 B2 JP 2507332B2 JP 61152898 A JP61152898 A JP 61152898A JP 15289886 A JP15289886 A JP 15289886A JP 2507332 B2 JP2507332 B2 JP 2507332B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地震等による横ぶれのような水平方向の振
動、すなわち横振動を減衰させる装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、振動ふるい装置等のように自ら横振動を発生す
る機械装置による横振動の影響が他に及ぶのを防止する
ため、また、地震等による外部からの横振動の影響を受
けて誤動する生じるような外乱作用がコンピューター、
精密計測器その他の装置に及ぶのを防止するため、これ
らの装置と設置ベースとの間にスプリングまたはエラス
トマ状弾性マットを介挿して横振動を減衰または吸収さ
せることが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の横振動減衰装置は、荷重が大き
くなると充分な減衰作用を示さなくなり、また、永久変
形により弾性作用を失い、比較的寿命が短いという欠点
があった。
本発明の目的は、大きな支持荷重に対しても横振動を
有効に減衰し得る寿命の長い横振動減衰マット装置を提
供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明による横振動減衰マット装置は、第1図に示す
ように、複数個の支承孔3が貫通して設けられた板状ゴ
ム1と、前記支承孔内に遊嵌されて板状ゴムの上下両面
から一部をそれぞれ突出する複数個の鋼球2と、板状ゴ
ム1の外周縁部に設けられて上下方向に突出し、その外
周縁部の厚みを鋼球2の直径より大とする突縁13と、板
状ゴム1を、突縁13の圧縮変形下で、サンドイッチ状に
上下から挟持して、内面を鋼球2の突出端に接触させた
上下の当板4,5と、これらの上下の当板4,5を互いに連結
する締結具10とを具え、ここで、上側の当板4に設けら
れた締結具取付孔8の直径を、締結具10の直径より大き
くして所定の水平変位量を許容し得るようにしたもので
ある。
(作 用) 本発明によれる横振動減衰マット装置は横振動を減衰
すべき装置または機器の下端とこれを支持する設置ベー
スとの間に介挿して用いられ、例えば地震等によって設
置ベースが横振動した際、締結具10とその取付け孔8と
の間隙11によって許容さる所定の水平変位量の範囲内
で、上下の当板4,5間に、鋼球2を介して相対的水平変
位が生じ、この相対的変位に当り、鋼球2を支承してい
る板状ゴム1が、突縁13を介して全体的に剪断変形され
ることから、上側の当板5上に支持されている装置また
は機器に伝達される横方向の振動は、板状ゴム1のその
剪断変形をもって有効に減衰されることになる。
なおこでは、両当板4,5のこのような相対変位に際
し、板状ゴム1は、小さな反力の下で大きく弾性変形で
きることから、取付け孔8の孔径の選択により、横振動
を、それの振幅のいかんを問わず十分に減衰させること
ができる。また、板状ゴム1のこのような剪断変形は、
圧縮変形状態にある突縁13と、両当板4,5との摩擦力に
基づいて行われ、突縁13は、当板4,5の相対変位量が多
くなっても、それらの当板4,5から引張力を受けること
がないので、板状ゴム1は十分な耐久性を発揮すること
ができる。
ところで、この装置による振動の減衰は、支承孔3に
遊嵌させた鋼球2が、その孔壁に当接するまでの間は、
板状ゴム1の剪断変形のみにより、極めて小さい反力の
下にて行われ、一方、その当接の後は、板状ゴム1の剪
断変形と、鋼球2が支承孔孔壁にもたらす圧縮変形とに
より、幾分大きい反力の下にて行われることになる。
(実施例) 図面は本発明の一実施例を示し、耐油、耐熱および/
または耐薬品性の板状ゴム1に、鋼球2の半径より僅か
に大きな曲率半径でそれぞれ形成した支承孔3に、それ
ぞれの鋼球2を埋設し、これにより、板状ゴム1の上下
両面から鋼球2の一部をそれぞれ突出させ、板状ゴム1
の上下両面に当接4,5をそれぞれ当てがって当板4,5の内
面4a,5aをぞれぞれ鋼球2の突出端に接触させ、板状ゴ
ム1を上下当板4,5によってサンドイッチ状に挟着する
ため、板状ゴム1の四隅に突耳部6を設け、各突耳部6
にそれぞれ取付孔7を形成する。他方、当板4,5には取
付孔7の中心軸線と中心が一致する取付孔8,9を設け、
連結ピン、ボルトまたは鋲当の締結具10を取付孔7,8,9
に挿通して両当板4,5を連結する。
上側当板4に設けられる取付孔8の内径を締結具10の
外径より僅かに大きくして締結具10の外周と取付孔8の
内壁との間に小間隙11を存在させ、これに反し、下側当
板5の取付孔9の内径は締結具10の外径に実質的に等し
くして締結具10が下側当板5にがたなく取付けられるよ
うにし、このようにすることによって地震等の横ゆれに
際して作用する横振動により上下当板4,5間に制限量の
相対的水平変位を許容し得るようにする。
図示の例では、締結具10として鋲を用いており、上側
当板4の取付孔8から突出する鋲端部を座金12を介して
上側当板4に対してかしめつけている。
板状ゴム1の外周縁部および突耳部6の厚みを鋼球2
の直径より所定寸法だけ大きくすべく上下面に突出する
突縁13を設け、これにより鋼球2を埋設板状ゴム1を上
下当板4,5間に挟んだ締結具によって締結する際に、当
板4,5の内面4a,5aが鋼球2に接した状態で、突縁13が多
少圧縮され、突縁13および突耳部6の上下面が上下当板
4,5の内面4a,5aにそれぞれ圧着され、それによって上述
した上下当板4,5間の相対的水平変位に対して適当な抵
抗力を与え得ると共にパッキングの役目をも果たし得る
よう構成されている。
第4図は、第1〜3図に示す横振動減衰マット装置を
本願人による実開昭60−69848号公報に記載の防振マッ
ト装置に組合わせて使用する例を示す。
図面に示すように、設置ペース14のピン孔15に挿入し
たピン16を横振動減衰ット装置1の下側当板1の中心に
設けた中心ピン孔17に挿入してマット装置1を設置ベー
ス15上に固定した後、このマット装置1の上側当板1の
中心に設けた中心ピン孔18にピン19を挿入し、このマッ
ト装置1上に防振マット装置20を載置し、その下側支持
板21の中心ピン孔22にマット装置1上のピン19を挿入し
て横方向に動かぬよう固定することができる。
防振マット装置20は、既知のように、耐熱、耐油性の
ゴムなどの平板状弾性マット23の内部にこの弾性マット
23の厚さと同じ外径のコイルばね24が横方向に配列埋設
され、これを上下支持板25,21間にサンドイッチ状に挟
んで締結具26によって締結した構造を有し、ばね24は用
途に適した材質のものが用いられ、予圧が加えられてお
り、ばね24の直径方向の弾性変形により主として縦振動
を吸収し、衝撃を緩和する作用を有する。
このように、本発明による横振動減衰マット装置に縦
振動を吸収するとともに衝撃を緩和し得る防振マット装
置を組合わせて用いることによって、コンピューター、
精密計測器に対する外部振動により外乱作用を極めて有
効に防止することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、大荷重に対して十分な横振動減衰作
用を有し、寿命の長い横振動減衰装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による横振動減衰マット装置の上側当板
の一部を除去して示す平面図、 第2図は第1図のII−II線上の断面図、 第3図は第1図のIII−III線上の断面図、 第4図は本発明による横振動減衰マット装置を縦振動減
衰用防振マット装置と組合わせて使用する状態を示す説
明図である。 1……板状ゴム、2……鋼球 3……支承孔、4……上側当板 5……下側当板、6……突耳部 7,8,9……取付孔 10……締結具、11……間隙 12……座金、13……突縁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の支承孔を貫通させて設けた板状ゴ
    ムと、前記それぞれの支承孔内に遊嵌されて、板状ゴム
    の上下両面から一部をそれぞれ突出する複数個の鋼球
    と、板状のゴムの外周縁部に設けられて上下方向に突出
    し、その外周縁部の厚みを鋼球の直径より大とする突縁
    と、板状ゴムを、前記突縁の圧縮変形下で上下から挟持
    して内面を鋼球の突出端に接触させた上下の当板と、こ
    れらの上下の当板を互いに連結する締結具と、上側の当
    板に設けられて、締結具より大きい直径を有する締結取
    付け孔とを具えてなる横振動減衰マット。
JP61152898A 1986-06-30 1986-06-30 横振動減衰マツト装置 Expired - Lifetime JP2507332B2 (ja)

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