JP2001114344A - 保護具 - Google Patents

保護具

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JP2001114344A JP28936599A JP28936599A JP2001114344A JP 2001114344 A JP2001114344 A JP 2001114344A JP 28936599 A JP28936599 A JP 28936599A JP 28936599 A JP28936599 A JP 28936599A JP 2001114344 A JP2001114344 A JP 2001114344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードディスクのような精密部品類の輸送時
の破損を防止し取付作業を簡単にすること。 【解決手段】 HDDを凹部18に入れ、固定腕16を
揺動変位させてHDDの上側から被せ、係合穴38aを
係合突起30に係合させる。またロック体15の先端側
の係合突起46bを接合板部26a、26bの係合穴2
8a、28bに係合させる。HDDは基体部14の緩衝
体20と固定腕16の緩衝体40によって保持されてお
り、基体部14及び固定腕16とは接触していない。ロ
ック体15もHDDには接触していない。この状態でH
DDを輸送すれば、輸送時の振動や衝撃は緩衝体20、
40によって吸収される。ロック体15を押し込んで係
合突起46aを係合穴28に係合させ、HDDを基体部
14側に押圧すると、HDDと緩衝体20とがより密着
状態となる。このままHDDを筐体等に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被保護体を衝撃や
振動から保護するための保護具の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えばATM(現金自動預払機)、ディ
スクアレイ、業務用ゲーム機等に搭載されるハードディ
スク装置(以下、HDDという。)は、それが搭載され
る筐体の輸送時や据付時の衝撃等による破損を避けるた
めに、筐体とは別梱包で輸送され、筐体の据付時に筐体
に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにHDDの
みを筐体(装置本体)とは別梱包で輸送していたので、
梱包費や輸送費が割高となっていた。また、取付時には
破損しやすいHDDを丁寧に取り扱わねばならないの
で、作業も簡単ではなく、また作業者に対して取扱の指
示を徹底する必要もあった。
【0004】こうした問題はHDDに限られるわけでは
なく、他の精密部品類でも同様の問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の請求項1記載の保護
具は、対面状態にされた第1の外殻体と第2の外殻体と
の間に被保護体を保持する保護具であって、前記第1及
び第2の外殻体のそれぞれの内面側に配され、前記第1
の外殻体と第2の外殻体とを前記対面状態にした際に前
記被保護体の表面に接触する緩衝体と、前記第1の外殻
体と第2の外殻体とを前記対面状態でロックするロック
手段と、前記第1の外殻体及び第2の外殻体の双方また
は一方に設けられて、該保護具を他の物体に取り付ける
際に使用される取付部材とを備えることを特徴とする。
【0006】この保護具は、例えば第1の外殻体の内側
に被保護体を置いてから第2の外殻体を第1の外殻体と
対面状態にして、これをロック手段にてロックする。こ
れによって被保護体が、第1の外殻体と第2の外殻体と
の間に保持されるが、その際に第1及び第2の外殻体の
それぞれの内面側に配された緩衝体が被保護体の表面に
接触する。つまり、緩衝体が第1及び第2の外殻体と被
保護体との間に挟まれる。このようにして被保護体を保
護具に保持させた状態で、保護具共々被保護体を輸送す
れば、輸送時の振動や衝撃によって被保護体が破損され
るのを防止できる。
【0007】そして、被保護体を筐体等に取り付ける際
には、取付部材を例えばボルト等の取付手段にて筐体等
に取り付けることにより、保護具共々被保護体を筐体等
に取り付けできる。輸送後においても被保護体を保護具
で保護しているので、取付作業に伴う振動や衝撃により
被保護体が破損されるのを防止できる。よって、作業は
より簡単になり、作業者の負担も、作業者に対する取扱
の指示等も軽減される。
【0008】請求項2記載の保護具は、請求項1記載の
保護具において、前記第1の外殻体と第2の外殻体との
間に保持されている被保護体を前記第1の外殻体と第2
の外殻体との一方側に押圧する変位抑制部材を備えたこ
とを特徴とする。この変位抑制部材は、例えば輸送時時
には保護具本体には取り付けられず、被保護体を保護具
と共に筐体等に取り付ける際に、あるいは筐体等に取り
付けたた後に保護具本体に取り付けられて被保護体を第
1の外殻体と第2の外殻体との一方側に押圧する。これ
によって被保護体と緩衝体とがより密着状態となると同
時に、その緩衝体はそれ以上に変形しにくくなる。よっ
て、例えばHDDのように、筐体等に取り付けられて作
動する際に自身が振動源となるような装置でも、この振
動を緩衝体によって良好に減衰させる。
【0009】ただし、変位抑制部材を保護具本体と別々
にしておくと、紛失するおそれがあり、被保護体を筐体
等に取り付ける際に変位抑制部材を装着するのを忘れて
します可能性もある。そこで、請求項3記載の保護具
は、請求項2記載の保護具において、前記変位抑制部材
は、第1位置から第2位置に変位可能で、前記第1位置
では前記被保護体を押圧せず前記第2位置で前記被保護
体を押圧する構成としている。
【0010】このように構成した場合、輸送時には変位
抑制部材を第1位置としておき輸送後に第2位置とすれ
ばよい。変位抑制部材は第1位置にあるときには被保護
体に何らかの力を及ぼすわけではないから、輸送時にお
ける振動等を緩衝体が吸収する上で障害にはならない。
【0011】一方、被保護体を筐体等に取り付けた後に
変位抑制部材を第2位置にすれば、変位抑制部材が被保
護体を第1の外殻体と第2の外殻体との一方側に押圧す
る。これによって被保護体と緩衝体とがより密着状態と
なると同時に、その緩衝体はそれ以上に変形しにくくな
る。よって、例えばHDDのように、筐体等に取り付け
られて作動する際に自身が振動源となるような装置で
も、この振動を緩衝体によって良好に減衰させる。
【0012】請求項4記載の保護具は、請求項1ないし
3のいずれか記載の保護具において、前記第1の外殻体
と第2の外殻体とがヒンジ手段を介して連結されている
ので、それらを射出成形などで一体的に成形することが
可能になるから、製造コストを低減でき部品点数も少な
くできる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、実施例により発明の実施の
形態を説明する。
【0014】
【実施例1】この実施例は、被保護体をハードディスク
装置(HDD)とした例である。図1に示すように、保
護具10は、本体12と変位抑制部材に該当するロック
体15で構成される。
【0015】保護具10の本体12は、第1の外殻体に
該当する基体部14と第2の外殻体に該当する一対の固
定腕16とで構成されている。基体部14には、HDD
を収容するための凹部18が設けられており、その四隅
にはそれぞれゲル体である緩衝体20(図示は2箇所の
み)が取り付けられている。また、凹部18の両側には
それぞれ2箇所の張出部22が設けられており(図示は
3箇所のみ)、これら張出部22は取付部材に該当して
いる。各張出部22は貫通穴(図示されない)を有して
おり、その貫通穴に中央部がくびれた筒状の防振ダンパ
24が内嵌されている。
【0016】さらに、凹部18の上縁からは凹部18の
底18aと平行な方向に沿って一対の接合板部26a、
26bが延出されている。各接合板部26a、26bの
中央部には長穴状の係合穴28a、28bが設けられて
いる。また、一方の接合板部26aには、係合穴28a
の両側に係合突起30が設けられている。そして、他方
の接合板部26bには一対のヒンジ部32が連設され、
そのヒンジ部32を介して固定腕16が連結されてい
る。
【0017】各固定腕16には、基体部14の凹部18
に対応する凹部34、その両端部から延出された一対の
接合腕部36a、36b及び先端側の接合腕部36bか
ら延出されている係合枠38を備えている。また、凹部
34の内面には、ゲル体である緩衝体40が取り付けら
れている。
【0018】ロック体15は下側に凸な板バネ状の押さ
え部42とその両端から垂下された係合腕44とからな
る略コの字状の弾性部材であり、係合腕44の外面には
2段の係合突起46a、46bが設けられている。この
保護具10にてHDDを保持するには、まずHDDを基
体部14の凹部18に入れる。このとき、四隅に配され
ている緩衝体20がHDDの下側の4箇所の角部分を支
持するので、HDDと凹部18の内面とは接触しない。
【0019】そして、固定腕16をヒンジ部32を軸と
して揺動変位させ、HDDの上側から被せるようにし
て、その係合枠38の係合穴38aを係合突起30に係
合させる。この係合により固定腕16と基体部14とが
対面状態でロックされる。つまり、係合枠38と係合突
起30とが共同してロック手段として機能する。また、
この固定腕16をロックした状態では、固定腕16の緩
衝体40がHDDの上面から側面にかけて密接し、HD
Dと凹部34の内面とは接触しない。
【0020】さらに、ロック体15の先端側の係合突起
46bを接合板部26a、26bの係合穴28a、28
bに係合させる。この状態を図2に示す。HDDは基体
部14の緩衝体20と固定腕16の緩衝体40によって
保持されており、基体部14及び固定腕16とは接触し
ていない。また、ロック体15もHDDには接触してい
ない。この状態でHDDを輸送する。
【0021】緩衝体20、40が基体部14及び固定腕
16とHDDとの間に挟まれるので、保護具10共々H
DDを輸送すれば、輸送時の振動や衝撃は緩衝体20、
40によって吸収されるからHDDが輸送時の振動など
で破損されることはない。そして、輸送後にHDDを筐
体等に取り付ける際には、ロック体15を押し込んで、
押さえ部42側の係合突起46aを接合板部26a、2
6bの係合穴28a、28bに係合させる。この状態を
図3に示す。ロック体15を押し込むとロック体15の
押さえ部42がHDDの上面を押さえ付けてHDDを基
体部14側に押圧する。これによってHDDと緩衝体2
0とがより密着状態となると同時に、押圧によって変形
した緩衝体20はそれ以上に変形しにくくなる(つまり
HDDが緩衝体20を拘束する)。その後、張出部22
の防振ダンパ24を貫通するビス(図示しない)等にて
保護具10を筐体等に取り付ける。これによりHDDの
取付が完了する。張出部22を例えばビス、ボルト、ス
ナップ等の取付手段にて筐体等に取り付けることによ
り、保護具10共々HDDを筐体等に取り付けでき、輸
送後においてもHDDを保護具10で保護しているの
で、取付作業に伴う振動や衝撃により被HDDが破損さ
れるのを防止できる。よって、作業はより簡単になり、
作業者の負担も、作業者に対する取扱の指示等も軽減さ
れる。
【0022】しかも、HDDの取付後にHDDを作動さ
せた際にHDD自身が振動源となることがあるが、上述
したようにロック体15によってHDDが緩衝体20に
押し付けられているので、HDDの振動を緩衝体20に
よって良好に減衰させる。よって、取付後のHDDの振
動による破損も良好に防止できる。
【0023】さらに、第1の外殻体に該当する基体部1
4と第2の外殻体に該当する一対の固定腕16とがヒン
ジ手段に該当するヒンジ部32を介して連結されている
ので、本体12を射出成形などで一体的に成形すること
が可能になるから、製造コストを低減でき部品点数も少
なくできる。
【0024】なお、ロック体15の係合腕44に設けら
れている係合突起46aを図2(b)に示すようなスト
ッパ兼用の係合突起46cに代えてもよい。この場合、
輸送時等には、図2(b)に示すようにロック体15の
係合突起46bを接合板部26a、26bの係合穴28
a、28bに係合させる。この場合も、図2(a)に示
す場合と同様に、ロック体15はHDDには接触してい
ない。この状態でHDDを輸送する。その際に係合突起
46cの下面が接合板部26a、26bの上面とほぼ平
行となっているので、ロック体15(係合腕44)を押
し込む力が作用しても、これが押し込まれるのを防止す
る。つまり、輸送時等に誤ってロック体15(係合腕4
4)が押し込まれるのを防止できる。
【0025】そして、輸送後に筐体等に取り付ける際に
は、係合腕44を指等で押して矢印A方向(係合穴28
a側ではこれと逆方向)に弾性変形させ、係合突起46
cの下面を係合穴28a、28bの上方に移動させてか
ら、ロック体15を押し込んで係合突起46cを係合穴
28a、28bに係合させる。ロック体15を押し込む
とロック体15の押さえ部42がHDDの上面を押さえ
付けてHDDを基体部14側に押圧する。これによって
HDDと緩衝体20とがより密着状態となると同時に、
押圧によって変形した緩衝体20はそれ以上に変形しに
くくなる(つまりHDDが緩衝体20を拘束する)。そ
の結果、HDDのように、筐体等に取り付けられて作動
する際に自身が振動源となるような装置でも、この振動
を緩衝体20によって良好に減衰できる。
【0026】図2(b)に示すストッパ兼用の係合突起
46cを備えた場合、ロック体15を押し込んで係合突
起46cを係合穴28a、28bに係合させた場合に、
ロック体15の押さえ部42がHDDの上面を押さえ付
けてHDDを基体部14側に押圧し、HDDと緩衝体2
0とがより密着状態となり、変形させられた緩衝体20
がHDDによって拘束されるのは、図3に示す場合と同
様である。しかし、係合突起46cの下面が輸送時など
に誤ってロック体15(係合腕44)が押し込まれるの
を防止する点では、図2(a)及び図3に示す係合突起
44aよりも優れていると言える。
【0027】また、係合突起46aを用いる場合でも係
合突起46cを用いる場合でも、ロック体15を保護具
10の本体12に取り付けておけるので、ロック体15
と本体12とがバラバラになって(ロック体15が紛失
されて)筐体等への取付時に困ることはない。
【0028】
【実施例2】この実施例は、第1の外殻体と第2の外殻
体とを別体にした例である。図4に示すように、保護具
50は、第1の外殻体に該当する基体部52と第2の外
殻体に該当する一対の固定腕54及び変位抑制部材に該
当するロック体15によって構成されている。なお、ロ
ック体15は実施例1のものと同じである。
【0029】基体部52には、HDDを収容するための
凹部58が設けられており、その四隅にはそれぞれゲル
体である緩衝体60(図示は2箇所のみ)が取り付けら
れている。また、凹部58の両側にはそれぞれ2箇所の
張出部62が設けられている(1箇所は図示されな
い)。これら張出部62は取付部材に該当している。各
張出部62は貫通穴(図示されない)を有しており、そ
の貫通穴に中央部がくびれた筒状の防振ダンパ24が内
嵌されている。この防振ダンパ24は実施例1のものと
同じである。
【0030】さらに、凹部58の上縁からは凹部58の
底58aと平行な方向に沿って一対の接合板部66が延
出されている。各接合板部66の中央部には長穴状の中
央係合穴68が設けられ、その両側にはサイド係合穴7
0が設けられている。固定腕54は、基体部52の凹部
58に対応する凹部72、その両端部から延出された一
対の接合腕部74及び接合腕部74の下面側に設けられ
ているスナップ76を備えている。また、凹部72の内
面には、ゲル体である緩衝体78が取り付けられてい
る。
【0031】この保護具50にてHDDを保持するに
は、まずHDDを基体部52の凹部58に入れる。この
とき、四隅に配されている緩衝体60がHDDの下側の
4箇所の角部分を支持するので、HDDと凹部58の内
面とは接触しない。そして、HDDの上側から固定腕5
4を下降させて、そのスナップ76をそれぞれ接合板部
66のサイド係合穴70に押し込んで係合させる。スナ
ップ76の係合により固定腕54と基体部52とが対面
状態でロックされる。つまり、スナップ76とサイド係
合穴70とが共同してロック手段として機能する。ま
た、この固定腕54をロックした状態では、固定腕54
の緩衝体78がHDDの上面から側面にかけて密接し、
HDDと凹部72の内面とは接触しない。
【0032】さらに、ロック体15の先端側の係合突起
46bを接合板部66の中央係合穴68に係合させる。
この状態は図2とほぼ同様である。HDDは基体部52
の緩衝体60と固定腕54の緩衝体78によって保持さ
れており、基体部52及び固定腕54は接触していな
い。また、ロック体15もHDDには接触していない。
この状態でHDDを輸送する。
【0033】緩衝体60、78が基体部52及び固定腕
54とHDDとの間に挟まれるので、保護具50共々H
DDを輸送すれば、輸送時の振動や衝撃は緩衝体60、
78によって吸収されるからHDDが輸送時の振動など
で破損されることはない。そして、輸送後にHDDを筐
体等に取り付ける際には、ロック体15を押し込んで、
押さえ部42側の係合突起46aを接合板部66の中央
係合穴68に係合させる。この状態は図3と同様であ
る。ロック体15を押し込むとロック体15の押さえ部
42がHDDの上面を押さえ付けてHDDを基体部52
側に押圧する。これによってHDDと緩衝体60とがよ
り密着状態となると同時に、その緩衝体60はそれ以上
に変形しにくくなる(つまりHDDが緩衝体60を拘束
する)。その後、張出部62の防振ダンパ24を貫通す
るビス45等にて保護具50を筐体等に取り付ける。こ
れによりHDDの取付が完了する。張出部62を例えば
ビス、ボルト、スナップ等の取付手段にて筐体等に取り
付けることにより、保護具50共々HDDを筐体等に取
り付けでき、輸送後においてもHDDを保護具50で保
護しているので、取付作業に伴う振動や衝撃により被H
DDが破損されるのを防止できる。よって、作業はより
簡単になり、作業者の負担も、作業者に対する取扱の指
示等も軽減される。
【0034】しかも、HDDの取付後にHDDを作動さ
せた際にHDD自身が振動源となることがあるが、上述
したようにロック体15によってHDDが緩衝体60に
押し付けられているので、HDDの振動を緩衝体20に
よって良好に減衰させる。よって、取付後のHDDの振
動による破損も良好に防止できる。
【0035】以上、2つの実施例に従って、本発明の実
施の形態について説明したが、本発明はこのような実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の保護具の構造を示す斜視図であ
る。
【図2】 HDDを輸送するために実施例1の保護具に
てHDDを保持した状態の概要図である。
【図3】 HDDを筐体等に取り付ける際にロック体を
押し込んだ状態の概要図である。
【図4】 実施例2の保護具の構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…保護具 14…基体部(第1の外殻体) 15…ロック体(変位抑制部材) 16…固定腕(第2の外殻体) 20…緩衝体 22…張出部(取付部材) 30…係合突起(ロック手段) 32…ヒンジ部(ヒンジ手段) 38…係合枠(ロック手段) 40…緩衝体 50…保護具 52…基体部(第1の外殻体) 54…固定腕(第2の外殻体) 60…緩衝体 62…張出部(取付部材) 70…サイド係合穴(ロック手段) 76…スナップ(ロック手段) 78…緩衝体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対面状態にされた第1の外殻体と第2の
    外殻体との間に被保護体を保持する保護具であって、 前記第1及び第2の外殻体のそれぞれの内面側に配さ
    れ、前記第1の外殻体と第2の外殻体とを前記対面状態
    にした際に前記被保護体の表面に接触する緩衝体と、 前記第1の外殻体と第2の外殻体とを前記対面状態でロ
    ックするロック手段と、 前記第1の外殻体及び第2の外殻体の双方または一方に
    設けられて、該保護具を他の物体に取り付ける際に使用
    される取付部材とを備えることを特徴とする保護具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保護具において、 前記第1の外殻体と第2の外殻体との間に保持されてい
    る被保護体を前記第1の外殻体と第2の外殻体との一方
    側に押圧する変位抑制部材を備えたことを特徴とする保
    護具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の保護具において、 前記変位抑制部材は、第1位置から第2位置に変位可能
    で、前記第1位置では前記被保護体を押圧せず前記第2
    位置で前記被保護体を押圧することを特徴とする保護
    具。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の保護
    具において、 前記第1の外殻体と第2の外殻体とがヒンジ手段を介し
    て連結されていることを特徴とする保護具。
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