JPH07103667B2 - 装飾材付コンクリートブロックの製造法 - Google Patents

装飾材付コンクリートブロックの製造法

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JPH07103667B2 JP2025478A JP2547890A JPH07103667B2 JP H07103667 B2 JPH07103667 B2 JP H07103667B2 JP 2025478 A JP2025478 A JP 2025478A JP 2547890 A JP2547890 A JP 2547890A JP H07103667 B2 JPH07103667 B2 JP H07103667B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、コンクリートベース上に装飾材を固着した
装飾材付コンクリートブロックに関する。
(従来の技術) 従来型枠の底面に種石を敷設し、その目地間には溶融し
た造形剤を注入して硬化させ、ついでコンクリートを打
設し、養生後脱型し、目地間の造形剤を除去するように
した化粧ブロックの製造方法が知られている(特開昭62
−148209号)。
また任意の形状を有する複数の化粧材料を、硬化後に除
去し得る固定材で固定連結して形成したことを特徴とす
るコンクリート構造物表面に使用する化粧材料ユニット
及びその製造法の発明の提案がある(特開平1−259902
号)。
次に型枠内面にベントナイトを主成分とするペーストに
骨材を取付け、その内側にコンクリートを打設し、硬化
後脱型し、ペーストを除去することを特徴とする骨材露
出方法の提案も知られている(特公昭51−33566号)。
(発明により解決すべき課題) 前記従来の技術中特開昭62−148209号の発明は造形剤と
して寒天を使用しているが、寒天は60℃位以上でなけれ
ば液体を保てない為、施行場所の気温が低かったり、型
枠や冷却した石材等に接触すると直ちに凝固するので、
注入時の流動性が悪く目的埋込み高さまで均一に流入し
にくいので、型枠や、石材を60℃位に加温しなければな
らない。又注入時に相当の注意を要するのみならず、必
要箇所以外に付着すると、コンクリートの接着性を阻害
する問題点がある。
またパラフィンと松脂は100℃以上でなければ溶融しな
いので、注入時に石材等に悪影響を与えるおそれがあ
り、硬化後は水洗除去できないなどの問題点があった。
次に特開平1−259902号の発明は、固定剤で仮固定後移
動し、再取付後固定剤を除去するのであるが、仮固定は
強固でなければならないので、比較的量を多くしなけれ
ばならない。従って不要になった産業廃棄物が多くなる
問題点がある。
またここに使用される仮固定物は天然ゴム、合成ゴム、
高分子系樹脂、ワックス等とされており、この出願の珪
酸ソーダとは異なる。
更に特公昭51−33566号の発明は、非硬化剤としてベン
トナイトを主材とし、これにセメント、砂、水を配合し
たペーストを用いているので、この出願の発明とは異な
ることが明らかである。
(課題を解決する為の手段) この発明は水洗除去すべき材料として珪酸ソーダと硬化
剤又はアルカリ膨潤化剤に少量の吸水モノマーに硬化剤
を入れたものを用いたので、前記従来の問題点を解決し
たものである。
即ちこの発明は、箱状の型枠の底板上へ、複数の石材又
はタイルなどの装飾材を配列し、前記底板と装飾材との
間隙部へ硅酸ソーダと硬化材よりなる埋込剤を所定の深
さに注入し、ついで前記装飾材の上方へ鉄筋を組み込ん
だ後、コンクリートを打設し、コンクリート硬化後、脱
型して前記装飾材間の埋込剤を水洗除去することを特徴
とした装飾材付コンクリートブロックの製造法であり、
埋込剤は、珪酸ソーダと増強剤入り硬化剤の混合物とし
たものである。
また他の発明は、箱状の型枠の底壁又は側壁へアルカリ
膨潤化材に少量の吸水モノマーを混合し、硬化剤を入れ
て塗布し硬化させた吸水性樹脂膜層上に目地材を仮着
し、目地材と目地材の間にタイルを敷設した後、所定の
高さに鉄筋を組み込み、前記型枠内へコンクリートを打
設する。コンクリートの硬化後、脱型し、タイル面を水
洗すると共に、目地棒を除去することを特徴とした装飾
材付コンクリートブロックの製造法である。
また他の発明は、多孔の支持板へ装飾材を並列設置し、
前記支持板を上にして型枠内へ装飾材をセットし、型枠
底板上と装飾材との間隙部へコンクリートの非硬化材を
充填し、前記型枠内の支持板上へ鉄筋を組み込み、つい
でコンクリートを打設する。このコンクリートの硬化後
脱型し、前記非硬化材を水洗除去することを特徴とした
装飾材付コンクリートブロックの製造法である。次に、
支持板は、網板、パンチングメタル、エキスパンドメタ
ル又は鉄筋の格子状の編成板としたものである。
他の発明は、多孔の支持板へスペーサーを介して装飾材
を並列設置し、前記支持板を上にして型枠内へ装飾材を
セットし、前記支持板の適所へ任意数の調高スペーサー
を配置して支持板の高さを調節し、前記型枠の底板上と
前記装飾材の表面との間にコンクリートの非硬化材を充
填し、前記支持板上へ鉄筋を組み込み、ついでコンクリ
ートを打設する。コンクリートの硬化後脱型し、前記コ
ンクリートの非硬化材を水洗除去することを特徴とした
装飾材付コンクリートブロックの製造法である。次に、
調高スペーサーは、支筒と、支筒の高さを調節するボル
トとしたものである。
更に他の発明は、支持材に固着具で木ブロックを固定
し、この木ブロック群を、支持材を上にして型枠に入れ
る。前記木ブロック群の表面にはコンクリート非硬化材
が装着しており、前記型枠内へ鉄筋を組み込むと共に、
コンクリートを打設する。コンクリート硬化後脱型し、
木ブロック表面のコンクリート非硬化材を水洗除去する
ことを特徴とした装飾材付コンクリートブロックの製造
法である。
前記における埋込剤は、注入時に液体であって硬化時間
は任意で、硬度も任意に固化し、水洗によって容易に除
去できる材質が好ましい。例えば珪酸ソーダ(JIS 3
号を20〜60%と、これに水40〜60%加えたもの)を主材
とし、これに硬化剤を1:1の割合で混合して埋込剤とす
る。この硬化剤としては、例えば無機酸性塩(NaHSO4,N
aHCO2,NaH2PO4,KH1SO4,NaHPO4等)がある。また、硬化
剤には通常増強剤(例えばグリオキサール、トープチロ
ラクトン、プロピレンカーボネート、クエン酸等)を適
量加入してある。
次に型枠の内壁は、底壁又は側壁としたことを特徴とし
たものである。更に、コンクリートの非硬化剤はアルカ
リ膨潤化材に少量の高吸水性ポリマーと吸水モノマーを
混合し、硬化材を入れて硬化させた吸水ポリマー入り樹
脂硬化膜層を使用することを特徴としたものである。
前記水と硅酸ソーダ及び硬化剤の量により硬化時間並び
に硬さを自由に調節することができるが、より良い方法
は増強剤を5〜10%添加すると珪酸ソーダの固形が水と
分離にしくく、長時間同一体積を維持できる。
前記アルカリ膨潤材としては、例えばポリエステル樹
脂、ポリビニールアルコール又はポリビニールアセター
ルなどがある。
前記コンクリート非硬化材には、次の各材料がある。
(1)アルカリ膨潤化剤に吸水性ポリマーとモノマーを
混合攪拌し、硬化剤を入れて硬化させた吸水ポリマー入
り樹脂硬化膜層。
(2)アルカリ膨潤化剤に吸水モノマーを入れて使用可
能状態にし、これに硬化剤を入れて硬化させ、吸水性ポ
リマー樹脂の硬化膜層 (3)前記吸水性ポリマー入りの樹脂硬化物の粉末化し
たもの 前記の各物質は、硬化樹脂膜がアルカリ性に弱く吸水性
があり、吸水を始めると硬化樹脂膜層の硬化度のバラン
スが崩れ、不安定状態が長時間継続するものである。
(作用) この発明は、コンクリート非硬化材を介して装飾材を取
付けたので、脱型後装飾材を水洗すれば複数の装飾材を
付着したコンクリートブロックができる。然して、装飾
材相互間の間隙深さは、装飾材の厚さの範囲内で自由に
選定できる。また、非硬化材などは70kg/cm2位の加圧水
で容易に洗除することができる。
(実施例1) 次にこの発明の実施例を第1図乃至第3図について説明
する。底板1の四周に側板2、2を立設した箱状の型枠
3の底板1上へ比較的厚い装飾用の石材4、4を適宜間
隔で配列し、各石材4、4の間隙部へ主剤の珪酸ソーダ
に増強剤入りの硬化剤として無機酸性塩を加えた埋込剤
7を注入する。
この注入量によって、石材4、4の突出量が決るが、目
視により適宜量(石材上面より低い位置まで)注入する
か、埋込剤が型枠の側壁の孔から出るのを見て決める。
ついで石材4の上方に適宜間隔をおいて、鉄筋5を組立
る。次に、型枠3内へコンクリート6を打設する。この
まま常温養生又は蒸気養生してから、脱型し、石材4の
表面の異物及び埋込剤を加圧水で水洗すれば、石材4、
4が突出した装飾材付のコンクリートブロック8ができ
上る。
(実施例2) 第4図の実施例は、型枠3の側板2、2の内壁に非硬化
材層9を塗布設置し、非硬化材層9の内側にタイル10を
仮着した後、型枠3内の適所に鉄筋11を組み込み、つい
でコンクリート12を打設する。ついで常温養生又は蒸気
養生を経た後、脱型し、非硬化材層を水洗除去すれば、
装飾材付コンクリートブロックができ上る。
また第5図は、型枠3の底板1上へ非硬化材層9を設
け、該非硬化材層9の内面にタイル10を仮着し、目地棒
14を入れ、適宜鉄筋11を組み込んだ後、コンクリート12
を打設する。ついで常温養生又は蒸気養生した後、脱型
し、非硬化材層を水洗除去すれば、装飾材付コンクリー
トブロックができ上る。
(実施例3) この実施例は、第6図及び第7図々示のように、型枠3
の底板1上へ非硬化材層9を設け、その上に石材4、4
を仮着し、鉄筋11を組み込んだ後、コンクリート12を打
設する。ついで常温養生又は蒸気養生した後、脱型し、
石材4、4の表面を水洗して非硬化材層及び未硬化コン
クリートを除去すれば、石材4、4を模様状に有するコ
ンクリートブロック13ができ上る。
前記において、石材4に大小があるが、何れも突出量を
ほぼ一定にするときには、第8図のようにシート24(又
はメッシュでもよい)に非硬化材層25を介して石材4、
4aを貼着し、そのまま型枠3内へセットし、以下前記の
ようにする。
(実施例4) 次に、第9図及び第10図に示す実施例について説明す
る。
網板15にスペーサー16を介して石材4を並列して接着固
定して石材4付きの網板とし、これを型枠3内に収容す
る。ついで型枠3の底板1と石材4の表面との間の空隙
に水溶性の接着剤7を充填する。前記において、網板15
を用いた為に、比較的薄い石材4aは、厚い石材4b、4bに
より吊下された状態となっている。ついで鉄筋5を組み
込んだ後、コンクリート6を打設する。次に、常温養生
し、又は蒸気養生した後、脱型し、石材4の表面及び目
地部の接着剤を水洗除去すれば、石材4の凹凸のある模
様付コンクリートブロックができ上る。
前記において、網板を使用する為に、比較的薄い石材が
混在する場合においても、型枠底板との間にスペーサー
を使用する必要がない。また、ブロックが比較的小さい
場合又は網板の強度が大きい場合には、鉄筋を省略する
ことができる。
(実施例5) 次に、第11図及び第12図の実施例について説明する。
集合貼り付けシート14(紙、合成樹脂フィルム又は布
等)に表面非硬化材層9を設けた装飾材18(タイル、石
材等)を貼り付けると共に、発泡合成樹脂による目地棒
14をセットし、前記装飾材18の裏面にはスペーサー16
(又はタイルの足)を介して網板15を接着固定する。前
記装飾材18の目地部には、適所に支筒19とボルト20より
なる調高スペーサー21をセットしてある。前記装飾材18
等を型枠3内へ収容し、ボルト20により型枠3の底板1
と網板15との間の高さを調節した後、鉄筋11を組み込
み、ついでコンクリート12を打設する。次に常法により
コンクリートを硬化させた後脱型し、水洗してコンクリ
ートの非硬化材層、目地棒を除去すると共に、ボルトを
取り除き、目地部を修正すれば、装飾付きのコンクリー
トブロックができる。
この実施例は、網板の高さを調節することによって、装
飾材が直接支持体とならない利点がある。
(実施例6) 次に第13図乃至第15図の実施例について説明する。
エキスパンドメタル21と、表面にコンクリート非硬化層
9を設けた木ブロック22とを、U字釘23で固着した物
を、型枠3内にセットし、目地棒14を詰めた後、鉄筋11
を組み込み、ついでコンクリート12を打設する。前記コ
ンクリートに常温養生、蒸気養生など適宜の処理を施し
た後、コンクリートの硬化をまって脱型し、コンクリー
ト非硬化材及び目地棒を除去すれば、木目装飾を有する
コンクリートブロックができる。
従来、木ブロックを使用する場合には、安定生が悪く、
かつ表面にセメントペーストが付着してその除去がむつ
かしいなどの問題点があったが、この発明によれば、木
ブロックの配置が確実にできると共に、木目等にセメン
トペーストが侵入するおそれなく、美しい木目を表現す
ることができる。
(発明の効果) この発明によれば、型枠の内壁に非硬化材層を介してタ
イル又は石材を仮着した後、コンクリートを打設するの
で、脱型後ブロックを水洗し、未硬化コンクリートを除
去すれば、容易に装飾材付のコンクリートブロックが製
造できる効果がある。
また、型枠底上に並べた石材間隔に水洗除去容易な接着
剤を充填し、然る後コンクリートを打設した場合には、
脱型後の水洗によって接着剤を除去し、前記と同様に模
様付コンクリートブロックが容易に製造できる効果があ
る。
また、多孔の支持板へスペーサーを介して装飾材を並列
設置したので装飾材の厚さに大小があっても、均等の高
さに吊り上げ、表面側に凹凸状態を表現し得る効果があ
る。従来、斯る状態を実現する為には、装飾材の表面側
へスペーサーを介在させなければならなかったので、労
力、時間のみならず、高度の技術を必要としたが、この
発明によれば、きわめて簡単に目的を達成できる効果が
ある。また、装飾材をフィルムに仮着した状態で支持板
に固着する場合には、仮着時に装飾材の配置を高精度で
決めることができるので、多数の装飾材で模様を画く場
合などに適用できる効果がある。更に木ブロックを使用
する場合においても、木目をセメントペーストなどで汚
すおそれなく、作業の効率化と製品の向上を図ることが
できる。
また、支持板の調高装置を設置すれば、装飾材にコンク
リートの荷重をかけることなく、かつ装飾材の高さを調
節することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の工程中コンクリート打設前
の断面図、第2図は同じくコンクリート打設後の断面
図、第3図は同じく製品の平面図、第4図はこの発明の
タイルを側面に仮着したコンクリートブロックの施行中
途の断面図、第5図は同じく型枠底上にタイルを仮着し
た実施例の中間工程の断面図、第6図は同じく石材を使
用した実施例の中間工程の断面図、第7図は同じく製品
の平面図、第8図は同じくシートへ石材を貼着した一部
断面図、第9図は同じく他の実施例の支持材に装飾材を
固定した一部断面図、第10図は同じく第9図の支持材付
装飾材を型枠に入れた一部断面図、第11図は同じく調高
スペーサーを用いた実施例の一部断面拡大図、第12図は
同じく第11図の物を型枠へ入れた一部断面図、第13図は
同じく木ブロックを支持材に固着した断面図、第14図は
同じく平面図、第15図は同じく型枠に入れた一部断面図
である。 1……底板、2……側板、3……型枠、4……石材 6……コンクリート、7……接着剤、8……模様付コン
クリートブロック 9……非硬化材層、10……タイル、12……コンクリート 13……模様付コンクリートブロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状の型枠の底板上へ、複数の石材又はタ
    イルなどの装飾材を配列し、前記底板と装飾材との間隙
    部へ硅酸ソーダと硬化剤よりなる埋込剤を所定の深さに
    注入し、ついで前記装飾材の上方へ鉄筋を組み込んだ
    後、コンクリートを打設し、コンクリート硬化後、脱型
    して前記装飾材間の埋込剤を水洗除去することを特徴と
    した装飾材付コンクリートブロックの製造法。
  2. 【請求項2】埋込剤は、硅酸ソーダと増強剤入り硬化剤
    の混合物とした請求項1記載の装飾材付コンクリートブ
    ロックの製造法。
  3. 【請求項3】箱状の型枠の底壁又は側壁へアルカリ膨潤
    化材に少量の吸水モノマーを混合し、硬化剤を入れて塗
    布し、硬化させた吸水性樹脂膜層上に目地材を仮着し、
    目地材と目地材の間にタイルを敷設した後、所定の高さ
    に鉄筋を組み込み、前記型枠内へコンクリートを打設す
    る。コンクリートの硬化後、脱型し、タイル面を水洗す
    ると共に、目地材を除去することを特徴とした装飾材付
    コンクリートブロックの製造法。
  4. 【請求項4】多孔の支持板へ装飾材を並列設置し、前記
    支持板を上にして型枠内へ装飾材をセットし、型枠底板
    上と装飾材との間隙部へコンクリートの非硬化材を充填
    し、前記型枠内の支持板上へ鉄筋を組み込み、ついでコ
    ンクリートを打設する。このコンクリートの硬化後脱型
    し、前記非硬化材を水洗除去することを特徴とした装飾
    材付コンクリートブロックの製造法。
  5. 【請求項5】支持板は、網板、パンチングメタル、エキ
    スパンドメタル又は鉄筋の格子状の編成板とした請求項
    4記載の装飾材付コンクリートブロックの製造法。
  6. 【請求項6】多孔の支持板へスペーサーを介して装飾材
    を並列設置し、前記支持板を上にして型枠内へ装飾材を
    セットし、前記支持板の適所へ任意数の調高スペーサー
    を配置して支持板の高さを調節し、前記型枠の底板上と
    前記装飾材の表面との間にコンクリートの非硬化材を充
    填し、前記支持板上へ鉄筋を組み込み、ついでコンクリ
    ートを打設する。コンクリートの硬化後脱型し、前記コ
    ンクリートの非硬化材を水洗除去することを特徴とした
    装飾材付コンクリートブロックの製造法。
  7. 【請求項7】調高スペーサーは、支筒と、支筒の高さを
    調節するボルトとした請求項6記載の装飾材付コンクリ
    ートブロックの製造法。
  8. 【請求項8】支持材に固着具で木ブロックを固定し、こ
    の木ブロック群を、支持材を上にして型枠に入れる。前
    記木ブロック群の表面にはコンクリート非硬化材が装着
    してあり、前記型枠内へ鉄筋を組み込むと共に、コンク
    リートを打設する。コンクリート硬化後脱型し、木ブロ
    ック表面のコンクリート非硬化材を水洗除去することを
    特徴とした装飾材付コンクリートブロックの製造法。
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