JPH07102275B2 - 洗濯機の運転制御装置 - Google Patents

洗濯機の運転制御装置

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JPH07102275B2
JPH07102275B2 JP63160331A JP16033188A JPH07102275B2 JP H07102275 B2 JPH07102275 B2 JP H07102275B2 JP 63160331 A JP63160331 A JP 63160331A JP 16033188 A JP16033188 A JP 16033188A JP H07102275 B2 JPH07102275 B2 JP H07102275B2
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JP
Japan
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power supply
microcomputer
clock pulse
value
operation control
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JP63160331A
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嘉幸 牧野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はマイクロコンピューターを備えた運転制御回路
により運転制御を行う洗濯機の運転制御回路に関わり、
特にその直流電源を商用電源を整流して得るようにした
ものに関する。
(従来の技術) 近年、洗濯機の運転制御にあっても制御の柔軟性・多様
性等が重視され、その運転制御回路にマイクロコンピュ
ーターを応用したものが供されている。
ところが、マイクロコンピューターは、例えば瞬間的な
停電(瞬時停電)により直流電源電圧が所定の動作保証
電圧以下にまで低下すると、正常な動作が保証されずい
わゆる暴走を起こす虞がある。このため、従来は、短時
間の停電があってもマイクロコンピューターの直流電源
の電圧降下を極力抑えるため、直流電源回路における平
滑コンデンサの容量を極力大きなものにしたり、直流電
源電圧を監視する電圧低下検出回路を設けて直流電源電
圧が所定値以下になったときにマイクロコンピューター
をリセット状態にする等の対策が採用されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように平滑コンデンサを大容量化
する構成では、コストやスペースの点で問題を生じ、ま
た電圧低下検出回路を設ける構成では、そのしきい値は
リップルを考慮して低めの値に設定しなくてはならない
から、相当な電圧低下が生じてからでないと瞬時停電を
検出できず、応答性に欠けるという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、平滑コンデンサを必要最小限
の容量で済ますことができ、しかも停電検出の応答性に
優れて比較的長い停電にも対処できる洗濯機の運転制御
装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係る洗濯機の運転制御装置は、商用電源に同期
した電源同期信号を発生する電源同期信号発生手段と、
基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生手段
と、前記電源同期信号に基づきリセットされて前記基準
クロックパルスの積算を行うカウンタ手段とを設け、こ
のカウンタ手段により積算された基準クロックパルスの
積算値が所定値以上になった場合にはマイクロコンピュ
ーターの制御出力をオフさせるように構成したところに
特徴を有するものである。
(作用) 商用電源が正常であるときには、電源同期信号発生手段
から常に電源同期信号が出力されるため、カウンタ手段
は基準クロックパルスの積算値が所定値に至る前にリセ
ットされる。一方、商用電源に瞬時停電等の異常が生じ
たときには、電源同期信号の出力が断たれるから、カウ
ンタ手段のリセットが行われず、積算値は所定値を越え
て上昇し、この結果、マイクロコンピューターの制御出
力がオフされる。これにて、停電期間中における電力消
費が最小限に抑えられ、比較的長い停電にも耐えること
ができるようになる。
(実施例) 以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一実施例につ
いて図面を参照して説明する。
商用電源1の両母線間には、洗い及び脱水用の正逆回転
可能なモータ2、給水弁3並びに排水弁4がトライアッ
ク5〜8を介して接続され、このトライアック5〜8の
オンに応じてこれらの負荷の通断電が制御される。この
トライアック5〜8を制御する運転制御回路は、後にそ
の機能を詳述するマイクロコンピューター9を備えて構
成され、その制御出力を出力する各出力ポートO1〜O4
各トライアック5〜8のゲートが抵抗10を介して接続さ
れ、他の出力ポートOLには複数の発光ダイオードから構
成された表示部11が接続されている。
一方、上記マイクロコンピューター9に直流電力を供給
するための電源回路は次の通りの構成である。即ち、商
用電源1の両母線間に電源トランス12の一次側が接続さ
れ、その二次側にブリッジ整流回路13が設けられてい
る。このブリッジ整流回路13の直流出力ライン間には平
滑コンデンサ14が接続されると共に、周知の定電圧回路
15を介してマイクロコンピューター9の電源端子VDD
びVCC間に商用電源1を整流して得られた直流定電圧が
印加されるようになっている。
さて、16は電源同期信号発生手段である。これは、商用
電源1の両母線間に直列接続された分圧抵抗17,18及び
ダイオード19を備え、商用電源1の半波毎にPNP形のト
ランジスタ20をオンさせてマイクロコンピューター9の
入力端子IZに第2図(B)に示すような電源同期信号SS
を出力する。この電源同期信号SSは商用電源1に同期し
て略ゼロクロス点で立上がり及び立下がりする矩形波と
なる。また、マイクロコンピューター9には動作用のク
ロック信号を発生するクロック回路21が内蔵されると共
に、これを分周して基準クロックパルスCKとなすクロッ
クパルス発生手段22及びその基準クロックパルスCKの積
算を行うカウンタ手段23を備える。このカウンタ手段23
は、いわゆるソフト的に構成されて第3図のフローチャ
ートに示すような機能を有する。即ち、図示しないメイ
ンルーチンから「基準クロックパルスカウント処理」に
移行すると、まず電源同期信号SSが立下がったか否かが
参照され(ステップa)、立下がり次にあるときにカウ
ンタ手段23がリセットされると共に(ステップb)、カ
ウント終了フラグをオフさせて(ステップc)、メイン
ルーチンにリターンする。また、カウンタ手段23のリセ
ット後に(ステップaにて「NO」)、基準クロックパル
スCKが与えられると、カウンタ手段23がカウントアップ
し(ステップd)、次いでカウント値が所定値に達した
か否かが判断され(ステップe)、その判断が「NO」で
あるときには、そのままリターンする。そして、この様
な基準クロックパルスのカウント動作を繰り返し、カウ
ント値が所定値に達した時には、判断ステップeにて
「YES」となるためカウント終了フラグをオン(ステッ
プf)にしてからリターンし、所定値に達するまでに再
び電源同期信号SSが与えられると、カウンタ手段23はリ
セットされて再び0から基準クロックパルスの積算を開
始する。即ち、このカウンタ手段23は、電源同期信号SS
により繰り返しリセットされ、リセットされてから次に
リセットされるまでに積算された基準クロックパルスの
数が所定値に達しないときには、カウント終了フラグは
オフ状態になり、所定値に達したときにはオン状態にな
る。ここで、判定ステップeにおける「所定値」は、商
用電源1が正常である場合において、電源周期の半サイ
クルの間に出力される基準クロックパルスの総数(以下
「基準値」という)よりも多い数(以下「限界値」とい
う)に設定されている。
尚、第1図中、24はコース選択スイッチ、25はスタート
/ストップスイッチ、26は水位スイッチで、これらはマ
イクロコンピューター9の入力端子I1〜I3に接続され、
使用者により設定された情報及び水位情報がマイクロコ
ンピューター9に入力されるようになっている。
次に、上記構成の作用につき説明する。今、商用電源1
が正常であって、両母線間に第2図(A)の領域Xに示
すような電圧波形が与えられているとする。この間にお
いては、電源同期信号発生手段16から同図(B)に示す
ような電源同期信号SSが出力され、またクロックパルス
発生手段22からは同図(C)に示すような基準クロック
パルスCKが出力される。すると、カウンタ手段23は電源
同期信号SSの立下がりの度にリセットされるから、同図
(D)に示すように、カウンタ手段23における積算値は
リセットされた時から次にリセットされるまでの間に直
線的に増大し、リセット時に「基準値」に達してから0
に戻るという繰り返し変化をする。この場合、カウン手
段23における「限界値」は、電源周期の半サイクルの間
に出力される基準クロックパルスの総数である「基準
値」よりも多い数に設定されているから、商用電源1が
正常である限り、第3図に示したカウント終了フラグが
オン状態になることはない。このため、マイクロコンピ
ューター9において第4図に示すような例えばモータ2
の出力処理が行われている場合において、判断ステップ
g,hではそれぞれ順に「NO」,「YES」となるから、モー
タ2の出力信号はオン状態が維持され、トライアック5
又は6がオンして洗い運転が継続される。
そして、このような運転の実行中に、商用電源1に瞬時
停電が発生したとする。すると、その電源電圧は第2図
(A)の時刻t0示すように0に落ちるが、マイクロコン
ピューター9へ供給される直流電圧は平滑コンデンサ14
等に蓄えられた電荷によって維持されて徐々にしか低下
しないから、停電当初はマイクロコンピューター9は正
常な動作を続け、基準クロックパルスCKを出力し続ける
と共に、各出力端子の制御出力を制御プログラムに応じ
てオンさせる。しかし、停電期間中には電源電圧は0を
維持するため、電源同期信号発生手段16から出力される
電源同期信号SSは電源周期の半サイクルに相当する時間
が経過しても立下がることがなく、カウンタ手段23はリ
セットされない。このため、カウンタ手段23における基
準クロックパルスCKの積算値は「基準値」を越えて更に
直線的に増加し、ついには「限界値」に達することにな
る。すると、その積算値が「限界値」に達したところで
第3図から明らかなように、「基準クロックパルスカウ
ント処理」においてカウント終了フラグがオンになり、
「モータ出力処理」において判断ステップgが「YES」
となる。この結果、モータ2の出力処理が実行されてい
る場合であっても、マイクロコンピューター9のモータ
の制御出力をオフさせ(ステップi)、もってトライア
ック5,6のゲート信号を絶つ。また、図示はしないが、
給水弁3、排水弁4或いは表示部11の出力処理が行われ
ている場合にあっては、同様にそれらの制御出力がオフ
される。即ち、マイクロコンピューター9の全ての制御
出力はオフされ、全てのトライアック5〜8のゲート信
号が遮断されると共に、表示部11の全ての発光ダイオー
ドが消灯される。このため、運転制御回路における電力
消費はマイクロコンピューター9を動作状態に保ってお
くに必要な分だけに抑えられ、停電期間中の直流電源電
圧VC1の低下度合いは緩やかになる。この様子は第5図
に実線で示す通りとなり、時刻t0において停電が発生
し、時刻t1においてマイクロコンピューター9の制御出
力がオフされた場合を表わし、時刻t1以降は直流電源電
圧VC1の低下度合いは緩やかになることが示されてい
る。同図において一点鎖線は、マイクロコンピューター
9の制御出力をオフにしない従来例を示しており、本発
明の構成により直流電源電圧VC1がマイクロコンピュー
ター9の動作保証電圧VDDMINに至るまでの時間Tが従来
のその時間T0に比べて長くなっていることが示されてい
る。
[発明の効果] 本発明は以上述べたように、基準クロックパルスを商用
電源に同期してリセットされるカウンタ手段により積算
し、その積算値が所定値以上になった場合にマイクロコ
ンピューターの制御出力をオフさせるように構成してい
るから、停電検出の応答性に優れ、従って平滑コンデン
サを大容量化しなくとも比較的長い停電にも対処できる
という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の回路
図、第2図は各部の電圧波形図、第3図はカウンタ手段
の機能を示すフローチャート、第4図はモータ出力処理
を示すフローチャート、第5図は停電発生後の直流電源
電圧の変化を示す電圧波形図である。 図面中、1は商用電源、9はマイクロコンピューター、
16は電源同期信号発生手段、22はクロックパルス発生手
段、23はカウンタ手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピューターを備えた運転制御
    回路の直流電源を商用電源を整流して得るようにしたも
    のにおいて、前記商用電源に同期した電源同期信号を発
    生する電源同期信号発生手段と、基準クロックパルスを
    発生するクロックパルス発生手段と、前記電源同期信号
    に基づきリセットされて前記基準クロックパルスの積算
    を行うカウンタ手段とを備え、このカウンタ手段により
    積算された前記基準クロックパルスの積算値が所定値以
    上になった場合には前記マイクロコンピューターの制御
    出力をオフさせるように構成したことを特徴とする洗濯
    機の運転制御装置。
JP63160331A 1988-06-28 1988-06-28 洗濯機の運転制御装置 Expired - Lifetime JPH07102275B2 (ja)

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