JPH07102262B2 - ミシンの操作装置 - Google Patents

ミシンの操作装置

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JPH07102262B2
JPH07102262B2 JP1124044A JP12404489A JPH07102262B2 JP H07102262 B2 JPH07102262 B2 JP H07102262B2 JP 1124044 A JP1124044 A JP 1124044A JP 12404489 A JP12404489 A JP 12404489A JP H07102262 B2 JPH07102262 B2 JP H07102262B2
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祐二 田川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば玉縁縫ミシンのように、一対の大押え
板、定規、折込み板等の複数の作動装置を有し、操作ス
イッチの操作に基づき各作動装置を順次作動させて加工
布をクランプするためのミシンの操作装置に関するもの
である。
[従来技術] 従来、この種の装置として、本出願人の出願に係る特開
昭63−275370号公報及び特願昭63−25895号(特開平1
−201296号公報)に示された装置が提案されている。そ
の装置においては、記憶手段に各作動装置の作動ステッ
プ及び作動時間が記憶されており、前記作動時間よりも
長い間操作スイッチを操作し続けると次に作動される作
動装置の作動ステップになって加工布がクランプされる
ように構成されている。
例えば、前記従来装置においては、大押え板の作動から
前記作動時間経過後に定規が作動され、作業者は定規が
作動される前に玉縁布をセットしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の操作装置においては、作動装置を
順次作動させる場合、記憶手段に記憶された作動時間が
固定値であったために作業者の熟練の度合によっては、
作動速度が速く感じたり、遅く感じたりするという問題
点があった。換言すれば、操作スイッチを操作し続けた
状態において、非熟練者の場合は、加工布のセットが終
了する前に作動装置が作動されてしまったり、熟練者の
場合は、加工布のセットが終了したにもかかわらず作動
装置が直ちに作動されない等、の問題点が存在する。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、作業者に適した速度で複数の作動装置を作動
させることができるミシンの操作装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明のミシンの操作装置
は、加工布をクランプするために順次作動される複数の
作動装置と、その各作動装置を作動するために操作され
る操作スイッチと、前記各作動装置の作動ステップを記
憶する記憶手段と、前記操作スイッチの操作により前記
記憶手段に記憶されている作動ステップに基づいて前記
各作動装置の作動を制御する制御装置とを備えたミシン
の操作装置において、作動時間を計測するカウンタ手段
と、前記各作動装置の作動ステップ毎に前記カウンタ手
段が計測した時間を作動時間として設定し、かつその各
作動時間を前記記憶手段に記憶させる作動時間設定手段
と、その作動時間設定手段によって前記各作動時間を前
記記憶手段に記憶させた後に、前記操作スイッチの操作
によって各作動装置の作動ステップを遂行する毎に、前
記カウンタ手段による計測時間が前記作動時間と等しく
なったか否かを判別して、等しくなったときにのみ次の
作動ステップに移行させる判別手段とを備えている。
[作用] 前記の構成を有する本発明のミシンの操作装置によれ
ば、前記作動時間設定手段は、前記各作動装置の作動ス
テップ毎に前記カウンタ手段が計測した時間を作動時間
として設定し、かつその各作動時間を前記記憶手段に記
憶させる。そして、前記作動時間設定手段によって前記
各作動時間を前記記憶手段に記憶させた後に、前記操作
スイッチの操作によって各作動装置の作動ステップを遂
行する毎に、前記判別手段は、前記カウンタ手段による
計測時間が前記作動時間と等しくなったか否かを判別し
て、等しくなったときのみ次の作動ステップに移行させ
る。従って、前記各作動ステップが事前に作業者に適し
た状態にプログラムされているので、作業者が前記操作
スイッチを操作し続けると、前記各作動装置がそれぞれ
最適な作動時間に従って順次作動され、加工布が効率良
くクランプされる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図に示すように、ミシン本体1はミシンテーブル2
上に配置されている。針棒3はミシン本体1のアーム部
に上下動可能に設けられ、その下端には2本の針4が取
着されている。そして、この針4がミシン本体1のベッ
ド部内に設けられた図示しない糸輪補足器と協働して、
加工布に対し2本の平行な本縫縫目を形成する。
第1図及び第2図に示すように、クランプ装置5は前記
ミシンテーブル2上において、針4よりも前方側の準備
位置(第1図の鎖線位置)と針4の近傍の縫製位置とを
通る直線に沿って移動可能に配置されている。このクラ
ンプ装置5は従来より周知のように、加工布としての身
頃布W1をテーブル2面上に押圧保持する一対の昇降可能
な大押え板6、その身頃布W1上に載置された加工布とし
ての玉縁布W2を両側から折曲げて身頃布W1上に保持する
一対の横方向への開閉移動可能な折込み板7及び必要に
応じて玉縁布W2上に載置された加工布としてのフラップ
布W3を折込み板7上に押圧保持する一対の昇降可能なフ
ラップ押え体8を備えている。
バインダ9は前記クランプ装置5の準備位置から縫製位
置にわたって延びるように、ミシンテーブル2の上方に
昇降可能に配置されている。このバインダ9は従来より
周知のように断面ほぼ逆T字状をなし、前記身頃布W1上
に玉縁布W2が載置された後、折込み板7の折曲げ作動に
先立って玉縁布W2上に下降されて、その玉縁布W2を身頃
布W1上に押圧保持する。
そして、前記クランプ装置5が第1図に鎖線で示す準備
位置に移動された状態で、その大押え板6、折込み板7
及びフラップ押え体8と前記バインダ9との協働によ
り、第2図に示すように身頃布W1、玉縁布W2及び必要に
応じてフラップ布W3がミシンテーブル2上に押圧保持さ
れ、この保持状態でクランプ装置5の移動に伴い各布W1
〜W3が準備位置から縫製位置に移動されて、前記針4と
糸輪捕捉器との協働により各布W1〜W3が縫着される。
次に、前記大押え板6、折込み板7、フラップ押え体
8、バインダ9及びそれらを駆動させるためのエアシリ
ンダ等を含む複数の作動装置を順次作動制御する構成に
ついて詳述する。第1図に示すように操作スイッチとし
ての5段踏込式の足踏スイッチ10a及び解除スイッチ10b
はミシンの下部に設けられ、前記加工布W1〜W3のクラン
プ時においてこの足踏スイッチ10aを踏込み操作するこ
とにより、前記複数の作動装置を順次作動させるための
信号が出力される。
また、第6図(a)に示すように、足踏スイッチ10a
は、回動可能に軸支され且つ上方に付勢された足踏板10
1に遮蔽板25が固定され、その足踏板101の踏込操作によ
る遮蔽板25の移動経路を挟んで5組の投受光素子(踏込
段階検出センサ)24が並設され、足踏板101の踏込に応
じて前記遮蔽板25が順次投受光素子間に侵入するように
構成されている。尚、第6図(b)は、足踏板101の最
大踏込状態を示す説明図である。
第3図に示すように中央処理装置(CPU)11は制御手段
を構成し、CPU11にはカウンタ手段としてのタイマ用カ
ウンタ22、リードオンリメモリ(ROM)12及びランダム
アクセスメモリ(RAM)13が接続されている。タイマカ
ウンタ22は数ms経過する毎にカウントダウンするプログ
ラマブルカウンタで、ROM12にはミシン全体の作動を制
御するためのプログラム等が記憶され、RAM13には前記
大押え板6、折込み板7、フラップ押え体8、バインダ
9等を含む複数の作動装置の作動ステップ及び作動時間
に関するデータが記憶されている。
また、前記CPU11には前記クランプ用の足踏スイッチ10
a、クランプ用解除スイッチ10b、ひざ等で操作可能なミ
シンのスタートスイッチ14及びフラップ縫のときに操作
されるフラップ縫スイッチ21が入力インターフェイス15
を介して接続され、それらからCPU11に各種の信号が入
力される。又、CPU11には前記クランプ用の作動装置群
を作動させるための各種のエアシリンダ16及びミシンを
駆動させるためのミシンモータ17が出力インターフェイ
ス18及び駆動回路19、20を介して接続され、それらに対
してCPU11から駆動又は停止信号が出力される。
そして、前記CPU11は、足踏スイッチ10aがRAM13に記憶
された作動時間を越えて操作されている時には、次に作
動される作動装置の作動ステップに進行するように前記
作動装置群のエアシリンダ16を作動制御し、又、足踏ス
イッチ10aが操作されていない時には、現在の作動ステ
ップの状態を保ち、又、解除スイッチ10bが操作される
と、前に作動されていた作動装置の作動ステップに戻る
ように前記作動装置群16を作動制御する。
次に、作動時間のプログラム手順を第4図に示すフロー
チャートに従って説明する。自動復帰型のプログラムス
イッチ(図示せず)を押圧するとCPU11は、足踏スイッ
チ10aの踏越段階検出センサ24を有効化し、ステップS1
において足踏スイッチ10aの1段目がオンされたか否か
を判別し、NOの場合にはステップS1の判別を繰り返す。
前記ステップS1の判別において1段目がオンされている
時には、ステップS2に進行し右大押え板6を下降させた
後ステップS3でタイマ用のカウンタ22をリセットする。
ステップS4において足踏スイッチ10aの2段目がオンさ
れたか否かを判別し、NOの場合にはステップS4の判別を
繰り返す。この時、タイマ用カウンタ22はCPU11の動作
に関係なくカウントダウンし続ける。前記ステップS4の
判別において2段目がオンされている時には、ステップ
S5に進行し左大押え板6を下降した後ステップS6でタイ
マ用のカウンタ22の値を読み取り、その値を作動時間T1
としてRAM13に記憶する。ステップS7で再びカウンタ22
をリセットする。ステップS8において足踏スイッチ10a
の3段目がオンされたか否かを判別し、NOの場合にはス
テップS8の判別を繰り返す。前記ステップS8の判別にお
いて3段目がオンされている時には、ステップS9、S10
に進行しバインダ9を下降させ、折り込み板7を突出さ
せた後、ステップS11でタイマ用カウンタ22の値を読み
取り、その値を作動時間T2としてRAM13に記憶する。ス
テップS12でカウンタ22をリセットする。ステップS13に
おいて足踏スイッチ10aの4段目がオンされたか否かを
判別し、NOの場合にはステップS13の判別を繰り返す。
前記ステップS13の判別において4段目がオンされてい
る時には、ステップS14に進行し右フラップ押え板8を
下降した後ステップS15でタイマ用カウンタ22の値を読
み取り、その値を作動時間T3としてRAM13に記憶する。
ステップS16でカウンタ22をリセットする。ステップS17
において足踏スイッチ10aの5段目がオンされたか否か
を判別し、NOの場合にはステップS17の判別を繰り返
す。前記ステップS17の判別において5段目がオンされ
ている時には、ステップS18に進行し左フラップ押え板
8を下降した後ステップS19でタイマ用カウンタ22の値
を読み取り、その値を作動時間T4としてRAM13に記憶す
る。
その後ステップS20〜S25の順で左フラップ押え板8を上
昇、右フラップ押え板8を上昇、折り込み板7を引込
み、バインダ9を上昇、左大押え板6を上昇、右大押え
板8を上昇させてプログラムが終了する。なお、前記ス
テップS6、S11、S15及びS19の各処理工程は、前記各作
動装置の作動ステップ毎にタイマ用カウンタ22が計測し
た時間を作動時間T1〜T4として設定し、かつその各作動
時間T1〜T4をRAM13に記憶させる作動時間設定手段とし
て機能する。
次に、プログラムされた作動時間T1〜作動時間T4に従っ
たクランプ動作を第5図(a)、(b)に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。先ず作業者は自動復帰
型の縫製モードスイッチ(図示せず)を押圧し、足踏操
作切替スイッチ23を立作業用に設定すると、CPUは足踏
スイッチ10aを踏込段階検出センサ24を第一段階のみ有
効化した後に、第5図(a)のステップS31において足
踏スイッチ10aがオンされたか否かを判別し、NOの場合
にはステップS31の判別を繰り返す。前記ステップS31の
判別において足踏スイッチ10aがオンされている時に
は、CPU11はステップS32で右大押え板6を下降させ、身
頃布W1の右側がテーブル面に押圧される。次にステップ
S33でタイマ用カウンタ22をリセットし、ステップS34、
S35に進行する。RAM13に記憶された作動時間T1の間足踏
スイッチ10aが継続してオンされているか否かを判別す
る。NOの場合にはステップS36、S37に進行して、右大押
え板6の下降状態を保ち、又、ステップS36、S37の間で
解除スイッチ10bがオンされるとステップ38で右大押え
板6を上昇させてステップ39に進行し、解除スイッチ10
bがオフされると前記ステップ31に戻る。
一方、前記ステップS35の判別において作動時間T1とカ
ウンタ22の値が等しくなるまで足踏スイッチ10aが継続
してオンされている時には、CPU11はステップS40が左大
押え板6を下降させ、身頃布W1の左側がテーブル面に押
圧される。次にステップS41でタイマ用カウンタ22をリ
セットし、ステップS42、S43に進行する。RAM13に記憶
された作動時間T2の間足踏スイッチ10aが継続してオン
されているか否かを判別する。NOの場合にはステップS4
4、S45に進行して、左大押え板6の下降状態を保ち、
又、ステップS44、S45の間で解除スイッチ10bがオンさ
れるとステップS46で左大押え板6を上昇させてステッ
プS47に進行し、解除スイッチ10bがオフされると前記ス
テップS36に戻る。
一方、前記ステップS43の判別において作動時間T2とカ
ウンタ22の値が等しくなるまで足踏スイッチ10aが継続
してオンされている時には、CPU11はステップS48、S49
でバインダ9を下降させると共に、両折込み板7を大押
え板6から突出させて玉縁布W2を両側から折曲げる。次
にステップS50でタイマ用カウンタ2をリセットし、ス
テップS51、S52に進行する。RAM13に記憶された作動時
間T3の間足踏スイッチ10aが継続してオンされているか
否かを判別する。NOの場合にはステップS53、S54に進行
して、バインダ9及び両折込み板7は前記の状態を保
ち、又、ステップS53、S54の間で解除スイッチ10bがオ
ンされるとステップS55、S56で両折込み板7を大押え板
6に引き込み、バインダ9を上昇させてステップS57に
進行し、解除スイッチ10bがオフされると前記ステップS
44に戻る。
一方、前記ステップS52の判別において作動時間T3の間
足踏スイッチ10aが継続してオンされている時には、CPU
11はステップS58で右フラップ押え体8を下降させ、フ
ラップ布W3が折り込み板7上に押圧される。次にステッ
プS59でタイマ用カウンタ22をリセットし、ステップS6
0、S61に進行する。RAM13に記憶された作動時間T4の間
足踏スイッチ10aが継続してオンされているか否かを判
別する。NOの場合にはステップS62、S63に進行して、右
フラップ押え体8の下降状態を保ち、又、ステップS6
2、S63の間で解除スイッチ10bがオンされるとステップS
64で右フラップ押え体8を上昇させてステップS65に進
行し、解除スイッチ10bがオフされると前記ステップS53
に戻る。一方、前記ステップS61の判別において作動時
間T4とカウンタ22の値が等しくなるまで足踏スイッチ10
aが継続してオンされている時には、CPU11はステップS6
6で左フラップ押え板8を下降させ、ステップS67、S68
に進行する。ステップS67、S68で解除スイッチ10bがオ
ンされたか否か及びスタートスイッチ14がオンされたか
否かを判別する。そして、解除スイッチ10bがオンされ
ている時には、ステップS69に進行し、左フラップ押え
体8を上昇させて、ステップS70に進行する。解除スイ
ッチ10bがオフされると、前記ステップS62に戻る。一
方、前記ステップS68の判別においてスタートスイッチ1
4がオンの時には、CPU11はステップS71に進行し、ミシ
ンモータ17を起動させて玉縁縫いが行なわれる。
なお、前記ステップS35、S43、S52及びS61の各処理工程
は、前記各作動時間T1〜T4をRAM13に記憶させた後に、
前記足踏スイッチ10aの操作によって各作動ステップを
遂行する毎に、タイマ用カウンタ22による計測時間が前
記作動時間T1〜T4と等しくなったか否かを判別して、等
しくなったときにのみ次の作動ステップに移行させる判
別手段として機能する。処で、前述した動作において、
一対の大押え板6及び一対のフラップ押え体8の左右の
作動順序は、図示しない操作パネルに設けられた設定キ
ーの操作にて例えば左側を先に作動させる等のように容
易に設定変更することができる。
また、足踏操作切替スイッチ23を座り作業用に設定した
場合は、CPU11は第5図(a)、第5図(b)に記され
たフローチャートを実行することなく、足踏スイッチ10
aの踏込段階検出センサ24を全て有効化し、各センサの
踏込検出に基づいて各作動装置を作動させるように制御
を行なう。
本発明は前述の実施例にのみ限定されるものではなく、
その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能
である。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、作業者の熟練度に適合した作動時間で複数の作動装
置を順次作動させることができる。すなわち、従来にお
いて熟練者が作動ステップ毎の所定の作業を作動時間の
経過よりも速く終えてしまった時に発生する長い待ち時
間をより減少させることができ、また、非熟練者が作動
時間の経過前に所定の作業を終了することができない時
の加工布のクランプミス等も減少させることができる
等、実用性に優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図(a)、(b)までは本発明を玉縁ミ
シンに具体化した一実施例を示すもので、第1図は、玉
縁縫ミシンの要部斜視図であり、第2図は、クランプ装
置及び定規による加工布のクランプ状態を示す部分拡大
断面図であり、第3図は、制御回路のブロック図であ
り、第4図は、作動時間のプログラム手順を示すフロー
チャートであり、第5図(a)及び第5図(b)は、加
工布のクランプ動作を示すフローチャートであり、第6
図(a)及び第6図(b)は、踏込段階検出センサが内
蔵された足踏スイッチの説明図である。 図中、5はクランプ装置、10aは操作スイッチ、11はCPU
(制御手段)、13はRAM(記憶手段)、22はタイマ用カ
ウンタ、W1は身頃布、W2は玉縁布、W3はフラップ布であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 隆 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 (72)発明者 井上 和司 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 審査官 小野寺 務 (56)参考文献 特開 昭63−275370(JP,A) 特開 平1−201296(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工布をクランプするために順次作動され
    る複数の作動装置と、その各作動装置を作動するために
    操作される操作スイッチ(10a)と、前記各作動装置の
    作動ステップを記憶する記憶手段(13)と、前記操作ス
    イッチ(10a)の操作により前記記憶手段に記憶されて
    いる作動ステップに基づいて前記各作動装置の作動を制
    御する制御装置(11)とを備えたミシンの操作装置にお
    いて、 作動時間を計測するカウンタ手段(22)と、 前記各作動装置の作動ステップ毎に前記カウンタ手段
    (22)が計測した時間を作動時間(T1〜T4)として設定
    し、かつその各作動時間(T1〜T4)を前記記憶手段(1
    3)に記憶させる作動時間設定手段(S6、S11、S15、S1
    9)と、 その作動時間設定手段(S6、S11、S15、S19)によって
    前記各作動時間(T1〜T4)を前記記憶手段(13)に記憶
    させた後に、前記操作スイッチ(10a)の操作によって
    各作動装置の作動ステップを遂行する毎に、前記カウン
    タ手段による計測時間が前記作動時間(T1〜T4)と等し
    くなったか否かを判別して、等しくなったときにのみ次
    の作動ステップに移行させる判別手段(S35、S43、S5
    2、S61)と を備えたことを特徴とするミシンの操作装置。
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