JP2576117B2 - ミシンの操作装置 - Google Patents
ミシンの操作装置Info
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- JP2576117B2 JP2576117B2 JP10935487A JP10935487A JP2576117B2 JP 2576117 B2 JP2576117 B2 JP 2576117B2 JP 10935487 A JP10935487 A JP 10935487A JP 10935487 A JP10935487 A JP 10935487A JP 2576117 B2 JP2576117 B2 JP 2576117B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、玉縁縫ミシン等のミシンに係り、特に、
テーブル面から出没し得、当該テーブル面に載置された
第１の加工布をテーブル面に押圧する第１の押え板と、
その第１の押え板に連結され、当該第１の押え板を上下
動する第１の駆動体と、前記テーブル面に対し昇降可能
に設けられ、第１の加工布をテーブル面に押圧した前記
第１の押え板を覆うように載置された第２の加工布をテ
ーブル面に押圧する第２の押え板と、その第２の押え板
に連結され、当該第２の押え板を上下動する第２の駆動
体とを備え、前記両加工布を縫着するミシンに関するも
のである。
テーブル面から出没し得、当該テーブル面に載置された
第１の加工布をテーブル面に押圧する第１の押え板と、
その第１の押え板に連結され、当該第１の押え板を上下
動する第１の駆動体と、前記テーブル面に対し昇降可能
に設けられ、第１の加工布をテーブル面に押圧した前記
第１の押え板を覆うように載置された第２の加工布をテ
ーブル面に押圧する第２の押え板と、その第２の押え板
に連結され、当該第２の押え板を上下動する第２の駆動
体とを備え、前記両加工布を縫着するミシンに関するも
のである。
（従来の技術） 従来、この種の玉縁縫ミシン等のミシンにおいては、
芯地等の第１の加工布を押圧する第１の押え板のための
第１の駆動体がひざ操作スイッチ等により作動制御さ
れ、身頃布等の第２の加工布を押圧する大押え板やバイ
ンダ等の第２の押え板のための第２の駆動体が足踏スイ
ッチ等の別のスイッチにより作動制御されるようなって
いた。
芯地等の第１の加工布を押圧する第１の押え板のための
第１の駆動体がひざ操作スイッチ等により作動制御さ
れ、身頃布等の第２の加工布を押圧する大押え板やバイ
ンダ等の第２の押え板のための第２の駆動体が足踏スイ
ッチ等の別のスイッチにより作動制御されるようなって
いた。
（発明が解決しようとする問題点） そのために、作業者がこれらのスイッチを誤って操作
しやすく、足踏スイッチの操作により第２の駆動体が下
降されて、第２の加工布が第１の押え板上でテーブル面
に押圧された状態において、ひざ操作スイッチが誤って
操作されると、第１の押え板がテーブル面から上方に突
出作動されて第２の加工布や第２の押え板に衝突し、そ
れらを損傷するという問題があった。
しやすく、足踏スイッチの操作により第２の駆動体が下
降されて、第２の加工布が第１の押え板上でテーブル面
に押圧された状態において、ひざ操作スイッチが誤って
操作されると、第１の押え板がテーブル面から上方に突
出作動されて第２の加工布や第２の押え板に衝突し、そ
れらを損傷するという問題があった。
発明の構成 （問題点を解決するための手段） この発明は、前記のような問題点に着目してなされた
ものであって、足踏操作体内にその後側の踏込みによっ
て閉じられる後踏スイッチ及び前側の踏込みによって閉
じられる前踏スイッチを設け、前記後踏スイッチと前踏
スイッチの何れか一方を前記第１の駆動体の作動制御に
割り当て、他方を前記第２の駆動体の作動制御に割り当
てたものである。
ものであって、足踏操作体内にその後側の踏込みによっ
て閉じられる後踏スイッチ及び前側の踏込みによって閉
じられる前踏スイッチを設け、前記後踏スイッチと前踏
スイッチの何れか一方を前記第１の駆動体の作動制御に
割り当て、他方を前記第２の駆動体の作動制御に割り当
てたものである。
（作用） 従って、この発明のミシンによれば、後踏スイッチと
前踏スイッチとが同時に閉じられるおそれは全くなく、
第２の押え板が下降された状態で第１の押え板が誤って
上昇される等の危険を確実に防止して、安全に使用する
ことができる。
前踏スイッチとが同時に閉じられるおそれは全くなく、
第２の押え板が下降された状態で第１の押え板が誤って
上昇される等の危険を確実に防止して、安全に使用する
ことができる。
（実施例） 以下、この発明を具体化した玉縁縫ミシンの一実施例
を図面に従って詳細に説明する。
を図面に従って詳細に説明する。
第１図に示すように、ミシン本体１はミシンテーブル
２上に配置されている。針棒３はミシン本体１のアーム
部の上下動可能に設けられ、その下端には２本の針４が
取着されている。そして、この針４がミシン本体１のベ
ッド部内に設けられた図示しない糸輪捕捉器と協働し
て、加工布に対し２本の平行な本縫縫目を形成する。
２上に配置されている。針棒３はミシン本体１のアーム
部の上下動可能に設けられ、その下端には２本の針４が
取着されている。そして、この針４がミシン本体１のベ
ッド部内に設けられた図示しない糸輪捕捉器と協働し
て、加工布に対し２本の平行な本縫縫目を形成する。
第１図及び第２図に示すように、クランプ装置５は前
記ミシンテーブル２上において、針４よりも前方側の準
備位置（第１図の鎖線位置）と針４の近傍の縫製位置と
を通る直線に沿って移動可能に配置されている。このク
ランプ装置５は従来より周知のように、加工布としての
身頃布W1をテーブル２面上に押圧保持する一対の昇降可
能な大押え板６、その身項布W1上に載置された加工布と
しての玉縁布W2を両側から折曲げて身頃布W1上に保持す
る一対の横方向へ開閉移動可能な折込み板７、及び必要
に応じて玉縁布W2上に載置された加工布としてのフラッ
プ布W3を折込み板７上に押圧保持する一対の昇降可能な
フラップ押え体８を備えている。
記ミシンテーブル２上において、針４よりも前方側の準
備位置（第１図の鎖線位置）と針４の近傍の縫製位置と
を通る直線に沿って移動可能に配置されている。このク
ランプ装置５は従来より周知のように、加工布としての
身頃布W1をテーブル２面上に押圧保持する一対の昇降可
能な大押え板６、その身項布W1上に載置された加工布と
しての玉縁布W2を両側から折曲げて身頃布W1上に保持す
る一対の横方向へ開閉移動可能な折込み板７、及び必要
に応じて玉縁布W2上に載置された加工布としてのフラッ
プ布W3を折込み板７上に押圧保持する一対の昇降可能な
フラップ押え体８を備えている。
バインダ９は前記クランプ装置５の準備位置から縫製
位置にわたって延びるように、ミシンテーブル２の上方
に昇降可能に配置されている。このバインダ９は従来よ
り周知のように断面ほぼ逆Ｔ字状をなし、前記身頃布W1
上に玉縁布W2が載置された後、折込み板７の折曲げ作動
に先立って玉縁布W2上に下降されて、その玉縁布W2を身
頃W1上に押圧保持するようになっている。
位置にわたって延びるように、ミシンテーブル２の上方
に昇降可能に配置されている。このバインダ９は従来よ
り周知のように断面ほぼ逆Ｔ字状をなし、前記身頃布W1
上に玉縁布W2が載置された後、折込み板７の折曲げ作動
に先立って玉縁布W2上に下降されて、その玉縁布W2を身
頃W1上に押圧保持するようになっている。
そして、前記クランプ装置５が第１図に鎖線で示す準
備位置に移動された状態で、その大押え板６、折込み板
７及びフラップ押え体８と前記バインダ９との協働によ
り、第２図に示すように身頃布W1、玉縁布W2及び必要に
応じてフラップ布W3がミシンテーブル２上に押圧保持さ
れ、この保持状態がクランク装置５の移動に伴い各布W1
〜W3が準備位置から縫製位置に移動されて、前記針４と
糸輪捕捉器との協働により所定針数の玉縁縫目が形成さ
れる。
備位置に移動された状態で、その大押え板６、折込み板
７及びフラップ押え体８と前記バインダ９との協働によ
り、第２図に示すように身頃布W1、玉縁布W2及び必要に
応じてフラップ布W3がミシンテーブル２上に押圧保持さ
れ、この保持状態がクランク装置５の移動に伴い各布W1
〜W3が準備位置から縫製位置に移動されて、前記針４と
糸輪捕捉器との協働により所定針数の玉縁縫目が形成さ
れる。
又、この実施例においては、第２図に示すように前記
クランプ装置５とは別体に第１の押え板としての芯地押
え板10が設けられ、必要に応じてこの芯地押え板10をテ
ーブル２面上から出没させることにより、テーブル２面
上に載置された第１の加工布としての芯地W4をテーブル
２面に押圧することができる。更に、この実施例では前
記芯地押え板10を除くクランプ装置５の他の部材６〜８
やバインダ９により第２の押え板が構成され、前記芯地
押え板10にて芯地W4をテーブル２面に押圧すると共に、
その芯地押え板10を覆うように第２の加工布としての身
頃布W1や玉縁布W2やクランプ布W3を載置した状態で、こ
の第２の押圧板６〜９により第２の加工布W1〜W3をテー
ブル２面に押圧することができる。そして、身頃布W1、
玉縁布W2、フラップ布W3を一体に縫製位置に移動して縫
製運転が行われ、芯地W4が身頃布W1や玉縁布W2等と一体
に縫い付けられるようになっている。
クランプ装置５とは別体に第１の押え板としての芯地押
え板10が設けられ、必要に応じてこの芯地押え板10をテ
ーブル２面上から出没させることにより、テーブル２面
上に載置された第１の加工布としての芯地W4をテーブル
２面に押圧することができる。更に、この実施例では前
記芯地押え板10を除くクランプ装置５の他の部材６〜８
やバインダ９により第２の押え板が構成され、前記芯地
押え板10にて芯地W4をテーブル２面に押圧すると共に、
その芯地押え板10を覆うように第２の加工布としての身
頃布W1や玉縁布W2やクランプ布W3を載置した状態で、こ
の第２の押圧板６〜９により第２の加工布W1〜W3をテー
ブル２面に押圧することができる。そして、身頃布W1、
玉縁布W2、フラップ布W3を一体に縫製位置に移動して縫
製運転が行われ、芯地W4が身頃布W1や玉縁布W2等と一体
に縫い付けられるようになっている。
次に、前記クランプ装置５及びバインダ９の操作装置
について詳述すると、第１図及び第３図に示すように、
図示しないばね手段により第１図の状態に弾性保持され
た足踏操作体11はミシンの下部に設けられ、その内部に
はホトインタラプタよりなる１つの後踏スイッチ12及び
複数の前踏スイッチ13a〜13eがそれらの光源14と対をな
して配置されている。そして、足踏操作体11の踏板15の
踏込み操作によって遮光体16が前記スイッチ12,13a〜13
eと光源14との間で移動され、後側の踏込みに伴い後踏
スイッチ12が閉じられると共に、前側の段階的踏込みに
伴い前踏スイッチ13a〜13eが順次ONされるようになって
いる。
について詳述すると、第１図及び第３図に示すように、
図示しないばね手段により第１図の状態に弾性保持され
た足踏操作体11はミシンの下部に設けられ、その内部に
はホトインタラプタよりなる１つの後踏スイッチ12及び
複数の前踏スイッチ13a〜13eがそれらの光源14と対をな
して配置されている。そして、足踏操作体11の踏板15の
踏込み操作によって遮光体16が前記スイッチ12,13a〜13
eと光源14との間で移動され、後側の踏込みに伴い後踏
スイッチ12が閉じられると共に、前側の段階的踏込みに
伴い前踏スイッチ13a〜13eが順次ONされるようになって
いる。
第４図に示すように、中央処理装置（CPU）21は制御
手段を構成し、そのCPU21にはリードオンリメモリ（RO
M）22及びランダムアクセスメモリ（RAM）23が接続され
ている。ROM22にはミシン全体の作動を制御するための
プログラム等が記憶され、RAM23には前記クランプ装置
５やバインダ９の作動ステップに関するデータ等が記憶
されている。
手段を構成し、そのCPU21にはリードオンリメモリ（RO
M）22及びランダムアクセスメモリ（RAM）23が接続され
ている。ROM22にはミシン全体の作動を制御するための
プログラム等が記憶され、RAM23には前記クランプ装置
５やバインダ９の作動ステップに関するデータ等が記憶
されている。
前記CPU21には前記クランプ用の足踏装作体11及びひ
ざ等で操作可能なミシンのスタートスイッチ24が入力イ
ンターフェース25を介して接続され、それらからCPU21
に各種の信号が入力される。又、CPU21には前記第１の
押え板としての芯地押え体10を昇降させるためのエアシ
リンダ等の第１の駆動体26、前記第２の押え板としての
大押え板６、バインダ９、折込み板７、フラップ押え体
８をそれぞれ昇降若しくは移動させるためのエアシリン
ダ等の第２の駆動体27群、及びミシンモータ28が出力イ
ンターフェース29を介して接続され、それらに対してCP
U21から駆動又は停止信号が出力される。
ざ等で操作可能なミシンのスタートスイッチ24が入力イ
ンターフェース25を介して接続され、それらからCPU21
に各種の信号が入力される。又、CPU21には前記第１の
押え板としての芯地押え体10を昇降させるためのエアシ
リンダ等の第１の駆動体26、前記第２の押え板としての
大押え板６、バインダ９、折込み板７、フラップ押え体
８をそれぞれ昇降若しくは移動させるためのエアシリン
ダ等の第２の駆動体27群、及びミシンモータ28が出力イ
ンターフェース29を介して接続され、それらに対してCP
U21から駆動又は停止信号が出力される。
そして、前記CPU21は、前記足踏操作体11の後踏スイ
ッチ12を芯地押え板10のための第１の駆動体26の作動制
御に割り当て、前踏スイッチ13a,13b,13c,13d,13eを左
右一方の大押え板６、他方の大押え板６、バインダ９と
両折込み板７、左右一方のフラップ押え体８、及び他方
のフラップ押え体８のための第２の駆動体27の作動制御
にそれぞれ割り当てている。
ッチ12を芯地押え板10のための第１の駆動体26の作動制
御に割り当て、前踏スイッチ13a,13b,13c,13d,13eを左
右一方の大押え板６、他方の大押え板６、バインダ９と
両折込み板７、左右一方のフラップ押え体８、及び他方
のフラップ押え体８のための第２の駆動体27の作動制御
にそれぞれ割り当てている。
さて、前記のように構成されたミシンの操作装置にお
いて、足踏操作体11を後踏込みすれば、後踏スイッチ12
のオンにより第１の駆動体26が作動され、芯地押え板10
がテーブル２面上に突出して、その芯地押え板10とテー
ブル２面との間に芯地W4を挿入することができる。そし
て、この後、足踏操作体11の後踏込み操作を解放すれ
ば、芯地押え板10が下降されて芯地W4がテーブル２面に
押圧される。
いて、足踏操作体11を後踏込みすれば、後踏スイッチ12
のオンにより第１の駆動体26が作動され、芯地押え板10
がテーブル２面上に突出して、その芯地押え板10とテー
ブル２面との間に芯地W4を挿入することができる。そし
て、この後、足踏操作体11の後踏込み操作を解放すれ
ば、芯地押え板10が下降されて芯地W4がテーブル２面に
押圧される。
この状態で前記芯地押え板10を覆うようにテーブル２
面上に身頃布W1を載置し、足踏操作体11を１段階前踏込
みすると、前踏スイッチ13aのオンにより対応する第２
の駆動体27が作動され、予め設定された左右一方の大押
え板６が下降されて、身頃布W1の一側がテーブル２面に
押圧される。以下、足踏操作体11の２段目以上の前踏込
み及び身頃布W1上への玉縁布W2及びフラップ布W3の載置
を行うことにより、前踏スイッチ13b〜13eが順次オンさ
れて対応する第２の駆動体27が作動され、他方の大押え
板６の下降、バインダ９の下降と所定時間をおいた両折
込み板７の折込み移動、予め設定された左右一方のフラ
ップ押え体８の下降、及び他方のフラップ押え体８の下
降が順次行われ、第２図に示すように各加工布W1〜W4が
テーブル２面上にクランプされる。
面上に身頃布W1を載置し、足踏操作体11を１段階前踏込
みすると、前踏スイッチ13aのオンにより対応する第２
の駆動体27が作動され、予め設定された左右一方の大押
え板６が下降されて、身頃布W1の一側がテーブル２面に
押圧される。以下、足踏操作体11の２段目以上の前踏込
み及び身頃布W1上への玉縁布W2及びフラップ布W3の載置
を行うことにより、前踏スイッチ13b〜13eが順次オンさ
れて対応する第２の駆動体27が作動され、他方の大押え
板６の下降、バインダ９の下降と所定時間をおいた両折
込み板７の折込み移動、予め設定された左右一方のフラ
ップ押え体８の下降、及び他方のフラップ押え体８の下
降が順次行われ、第２図に示すように各加工布W1〜W4が
テーブル２面上にクランプされる。
従って、このミシンの操作装置によれば、足踏操作体
11の後踏スイッチ12が前踏スイッチ13a〜13eのオン状態
で誤ってオンされるおそれは全くなく、大押え板６やバ
インダ９等の第２の押え板６の下降状態で、第１の押え
板としての芯地押え板10が上昇されて第２の押え板等に
衝突する危険を確実に防止することができる。
11の後踏スイッチ12が前踏スイッチ13a〜13eのオン状態
で誤ってオンされるおそれは全くなく、大押え板６やバ
インダ９等の第２の押え板６の下降状態で、第１の押え
板としての芯地押え板10が上昇されて第２の押え板等に
衝突する危険を確実に防止することができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の
構成を任意に変更して具体化することも可能である。
ではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の
構成を任意に変更して具体化することも可能である。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明は、後踏スイッチと前踏
スイッチとが同時に閉じられるおそれは全くなく、第２
の押え板が下降された状態で第１の押え板が誤って上昇
される等の危険を確実に防止して、安全に使用すること
ができるという優れた効果を奏する。
スイッチとが同時に閉じられるおそれは全くなく、第２
の押え板が下降された状態で第１の押え板が誤って上昇
される等の危険を確実に防止して、安全に使用すること
ができるという優れた効果を奏する。
第１図はこの発明を具体化した玉縁縫ミシンの一実施例
を示す要部斜視図、第２図はクランプ装置及びバインダ
による加工布のクランプ状態を示す部分拡大断面図、第
３図は足踏操作体内のスイッチ構成を示す概略図、第４
図は制御回路のブロック図である。 ６……第２の押え板としての大押え板、７……同じく折
込み板、８……同じくフラップ押え体、９……同じくバ
インダ、10……第１の押え板としての芯地押え板、11…
…足踏操作体、12……後踏スイッチ、13a〜13e……前踏
スイッチ、26……第１の駆動体、27……第２の駆動体。
を示す要部斜視図、第２図はクランプ装置及びバインダ
による加工布のクランプ状態を示す部分拡大断面図、第
３図は足踏操作体内のスイッチ構成を示す概略図、第４
図は制御回路のブロック図である。 ６……第２の押え板としての大押え板、７……同じく折
込み板、８……同じくフラップ押え体、９……同じくバ
インダ、10……第１の押え板としての芯地押え板、11…
…足踏操作体、12……後踏スイッチ、13a〜13e……前踏
スイッチ、26……第１の駆動体、27……第２の駆動体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 安彦 名古屋市瑞穂区堀田通９丁目35番地 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 田川 祐二 名古屋市瑞穂区堀田通９丁目35番地 ブ ラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−80287（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】テーブル面から出没し得、当該テーブル面
に載置された第１の加工布をテーブル面に押圧する第１
の押え板（10）と、 その第１の押え板（10）に連結され、当該第１の押え板
（10）を上下動する第１の駆動体（26）と、 前記テーブル面に対し昇降可能に設けられ、第１の加工
布をテーブル面に押圧した前記第１の押え板（10）を覆
うように載置された第２の加工布をテーブル面に押圧す
る第２の押え板（６〜９）と、 その第２の押え板（６〜９）に連結され、当該第２の押
え板（６〜９）を上下動する第２の駆動体（27）と を備え、前記両加工布を縫着するミシンにおいて、 足踏操作体（11）内にその後側の踏込みによって閉じら
れる後踏スイッチ（12）及び前側の踏込みによって閉じ
られる前踏スイッチ（13a〜13e）を設け、前記後踏スイ
ッチ（12）と前踏スイッチ（13a〜13e）の何れか一方を
前記第１の駆動体（26）の作動制御に割り当て、他方を
前記第２の駆動体（27）の作動制御に割り当てたことを
特徴とするミシンの操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10935487A JP2576117B2 (ja) | 1987-05-05 | 1987-05-05 | ミシンの操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10935487A JP2576117B2 (ja) | 1987-05-05 | 1987-05-05 | ミシンの操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63275371A JPS63275371A (ja) | 1988-11-14 |
| JP2576117B2 true JP2576117B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=14508098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10935487A Expired - Fee Related JP2576117B2 (ja) | 1987-05-05 | 1987-05-05 | ミシンの操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576117B2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-05 JP JP10935487A patent/JP2576117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63275371A (ja) | 1988-11-14 |
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