JPS6134837B2 - - Google Patents

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JPS6134837B2
JPS6134837B2 JP11194378A JP11194378A JPS6134837B2 JP S6134837 B2 JPS6134837 B2 JP S6134837B2 JP 11194378 A JP11194378 A JP 11194378A JP 11194378 A JP11194378 A JP 11194378A JP S6134837 B2 JPS6134837 B2 JP S6134837B2
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JP
Japan
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sewing
switch
cloth
routine
sewing machine
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JP11194378A
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JPS5538167A (en
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Hideo Kawaguchi
Masao Myakoshi
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5538167A publication Critical patent/JPS5538167A/ja
Publication of JPS6134837B2 publication Critical patent/JPS6134837B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンの加工布案内装置に関するもの
である。
従来この種の加工布案内装置としては、2枚の
加工布を各別に収容する為、布送り込み装置の布
送り込み側において加工布支持面上に3枚の案内
板を上下に間隔をおいて配設するとともにそれら
の案内板にそれらの間に導入される加工布の縁を
案内する為の案内部体を設け、且つその上方の案
内板と中間の案内板との間に一対の押圧片を配設
し、それらの押圧片と布送り装置の送り作用とに
基づいて3枚の案内板間に導入される2枚の加工
布に対し回動運動を与えて常にそれらの縁を案内
部体に沿わせ、それらの加工布の縁に沿つた縫目
を形成し得るようにした加工布案内装置が提供さ
れている。
ところが、この加工布案内装置は加工布の縫製
個所中に急なカーブの部分がある場合、縫製中、
そのカーブの部分が案内板間を通過する際にその
加工布が加工布案内装置の押圧板からはずれてし
まい、正常な縫製ができない欠点を有し、しかも
一般にこの加工布案内装置はミシンテーブルに固
定されている為、上述したようなカーブの部分が
一個でもあればこの加工布案内装置を備えたミシ
ンを使用できず、他のミシンを使用して手案内に
よつて縫製しなければならない為、その作業能率
が極めて悪かつた。
このような事情に鑑み、近年加工布案内装置を
ミシンテーブルに移動可能に設け、作業者の要求
に従つてその装置を使用位置から休止位置に移動
させて、上記のカーブ部分を手案内にて縫製し、
その後再びその装置を休止位置から使用位置に移
動させ得るものが提供され始めている。しかしな
がらこの場合、作業者がその都度加工布案内装置
を駆動させる為の駆動信号を出す方式である為そ
の操作が面倒である欠陥を有していた。
一方近年電子技術が進歩し、作業者が例えば止
め縫、通常縫製、いせ込み縫い等の縫製内容毎の
針数、ミシンの各種制御情報を予め制御装置に記
億させ、スタート信号に基づき前記記億内容に従
つて自動的に縫製作業を為すミシンが提供されて
いる。
本発明は上述のような情勢に鑑み、予め記億さ
れた内容に従つて自動的に縫製を為すミシンに前
記加工布案内装置を付加し、その加工布案内装置
をミシンスタート用ペダルスイツチの、押圧、解
放に基づき使用位置若しくは休止位置に移動させ
得るようにしたものである。
以下、この発明を具体化した上下調節送りミシ
ンの一実施例を図面に従つて説明すると、図面中
10はミシンテーブル、11はミシンテーブル1
0に装置されたミシン本体であつて、ミシンベツ
ド12とアーム13を備えているとともに、針数
パルス信号(針の上下1往復につき1個発生す
る。)SG1、針上位置停止信号SG2、針下位置
停止信号SG3及び糸切り信号SG4を同ミシン本
体11の主軸(図示せず)の回転に基づいて発生
する位置検出器14を備えている。
Mはミシンテーブル10の下面に取付けられた
ミシン駆動用の直流モーター(以下モータとい
う)15はミシンテーブル10の下方に取付けら
れたペダルスイツチであつて、後述するように手
動縫製する場合においてはこのスイツチの押圧期
間のみ、前記モータMを回転させるようにミシン
を制御し、自動縫製する場合においては、そのス
イツチの押圧信号により予めプログラムされたミ
シンのシーケンス制御の始動操作、若しくはその
スイツチの離脱信号と前記シーケンス制御のシー
ケンス信号との協働により、加工布案内装置G
(以下ガイダという)の移動操作を制御する為の
ものである。
16はベツド12上に設けられた針板であつ
て、この針板16、ミシンベツド12及びミシン
テーブル10の上面により加工布支持面17が形
成されている。18は針、19は布押え足、20
は送り歯、21は前記アーム13に内蔵された上
送り機構(図示せず)によつて加工布を上送りす
る送り足であつて、前記布押え足19及び送り歯
20と同布送り足21との協働で布送り装置が構
成されている。22は布送り足19の支持腕であ
る。そして、この送り装置の布送り込み側におい
て前記加工布支持面17上にガイダGが装置され
るとともに、そのガイダG及びミシン11を制御
する制御回路を内蔵し、操作用パネル23aを備
えたコントロールボツクス23がミシンテーブル
10の下面に装置されている。
そこで、まずミシンテーブル10上に装置した
ガイダGの構成を詳細に説明すると、30は2個
の取付ネジ31によりベツド12上面の前縁右側
寄りに取着された支持板であつて、その左端後部
には支持アーム30aが形成されている。32,
33,34は前記加工布支持面17上に配置さ
れ、加工布K1,K2を各別に収容するための3
枚の案内板であつて、第2図a及び第4図に示す
ように、下方の案内板34の下面前端寄りには一
対の取付部材37により支持ロツド38が布送り
方向と直交する横方向に架設され、この支持ロツ
ド38が前記支持板30の支持アーム30aに摺
動可能に支持されるとともに、下方の案内板34
の下面後端が加工支持面17上に当接支持されて
いる。それにより、各案内板32,33,34は
布送り込み側に向かつて次第に高くなるように傾
斜状に配置され、この実施例では加工布支持面1
7に対する下方の案内板34の傾きが10度に設定
されていて、その傾斜された下方の案内板34と
加工布支持面17との間には楔状の空間39が形
成されている。
又、第2図aに示すように、前記上方の案内板
32の前端右側には凹所32aが切欠形成され、
中間案内板33の左端部には上方の案内板32の
左端よりも若干突出する張り出し部33bが形成
され、この張り出し部33bによつて上方及び中
間の案内板32,33間に上方の加工布K1を容
易に挿入し得るようになつている。さらに下方の
案内板34の左端縁には中間の案内板33の左端
張り出し部33bよりも大きく突出する補助案内
板部34aが形成され、この補助案内部34aは
第2図aにおいて傾斜状に表われる中央の頂部を
中心にして前後方向へ次第に低くなるように断面
ほぼ山形状に形成され、前記張り出し部33bと
同様に中間及び下方の案内板33,34間に下方
の加工布K2を容易に挿入し得るとともに、後述
するように案内板32,33,34を右方の休止
位置に移動させた場合でも、この補助案内板部3
4aに沿つて針18の落下点に向かい加工布を円
滑に導き得るようになつている。
40は針18の落下点を通る布送り方向の一側
に位置するように、下端においてかしめ等により
下方の案内板34に固定された4本の案内ピンで
あつて、第2図aに示すように中間及び上方の案
内板33,32を貫通して上方に延び、かつ左右
に向かつて凸状に彎曲するとともに左端後方に向
かつて斜めになるように配列されている。41は
下端においてかしめ等により下方の案内板34に
固定された左右一対の支持ピンであつて、中間及
び上方の案内板33,32を貫通して上方に延
び、それらの上端にはストツプリング42により
バネ受け43が取付けられている。44はそれら
のバネ受け43と中間の案内板33との間にそれ
ぞれ介装されたバネであつて、中間の案内板33
を下方の案内板34に向かつて付勢している。4
5は下端においてかしめ等により中間の案内板3
3に固定された左右各一対の連結ピンであつて、
上方の案内板32を貫通して上方に延び、それら
の上端にはストツプリング46により連結座金4
7が取付けられている。
48は上方の案内板32上に固定された門型の
取付枠、49はその取付枠48と下方の案内板3
4との間に設けられたエアーシリンダであつて、
取付枠48に固定されたシリンダ部49aと、円
筒状の連結体50を介して下方の案内板34に連
結されたピストンロツド49bとを備え、上方の
案内板32を上昇又は下降させるようになつてい
る。従つて、このエアーシリンダ49の切替え作
動により案内板32が上昇された場合には、ロス
トモーシヨンが生じた後にその案内板32が連結
ピン45の連結座金47に係合し、中間の案内板
33が前記バネ44の弾性力に抗して上昇され
て、上方の案内板32と中間の案内板33との間
及び中間の案内板33と下方の案内板34との間
に、加工布K1,K2の挿入を容易になすための
間隙が形成される。
55,56は前記4本の案内ピン40に対して
針18の落下点を通る布送り方向を挾んで反対側
に位置するように、上方の案内板32の上面及び
下方の案内板34の下面にそれぞれ固定された箱
形の取付枠であつて、第2図a及び第5図に示す
ように上方の取付枠55の上面及び下方の取付枠
56の下面にはストツパー57がそれぞれ取付け
られている。58,59は一端部において上方の
取付枠55の下面及び取付枠56の上面にそれぞ
れ固定された上下一対の板バネからなる押圧片で
あつて、第5図及び第6図に示すようにそれらの
他端部には、上方及び下方の案内板32,34に
形成された透孔を通つて中間案内部33側に延び
る押圧部58a,59aが突設され、これらの押
圧部58a,59aにおいて3枚の案内板32,
33,34間に導入される加工布K1,K2を中
間の案内板33に対し上方及び下方よりそれぞれ
弾性的に押圧し、前記布押え足19、送り歯20
及び送り足21による加工布K1,K2の移送に
際してそれらの加工布に回転運動を与え、その縁
K1a,K2aを前記案内ピン40に接触させる
ようになつている。
60,61は上方の案内板32の上部及び下方
の案内板34の下部前方よりそれぞれ操作し得る
ように、上方の取付枠55の上面及び下方の取付
枠56の下面に回動可能に取付けられた上下一対
の調節ダイヤルであつて、第5図及び第4図に示
すようにそれらの調節軸60a,61aの先端が
前記押圧片58,59のほぼ中央部にそれぞれ当
接して、調節ダイヤル60,61の回動操作によ
り押圧片58,59の弾性押圧力を調節し得るよ
うになつている。62は上方の調節ダイヤル60
の下面及下方の調節ダイヤル61の上面にそれぞ
れ突設されたストツプピンであつて、前記ストツ
パ57に係合して各調節ダイヤルの回動範囲を規
制するようになつている。63は前記両調節ダイ
ヤル60,61の上面に付された目盛であつて、
第2図aに示すように上方及び下方の案内板3
2,34上に付された指標64と協働して、調節
ダイヤル60,61による弾性圧力の調節量を指
示するようになつている。そして、この実施例に
おいては第5図に示すように、前記下方の取付枠
56、押圧片59及び調節ダイヤル61が加工布
支持面17と傾斜された下方の案内板34とによ
り形成される楔状の空間39内に配置され、ミシ
ン本体11をミシンテーブル10上に起こすこと
なく、加工布支持面17上で両押圧片58,59
の弾性押圧力を容易に調節できるようになつてい
る。
65は前記押圧片58,59による加工布K
1,K2の押圧点の側方に配設された検出器であ
つて、第2図aに示すように上方の案内板32の
上面及び下方の案内板34の下面に固定された一
対の取付板(図示せず)と、上方の取付板65a
の下面に取付けられた投光器(図示せず)と、各
案内板32,33,34に形成された開口部を通
つて前記投光器からの光を受けるように、下方の
取付板の上、面に取付けられた受光器(図示せ
ず)とからなり、案内板32,33,34間にお
ける加工布K1,K2の存在を検出するようにな
つている、そして、この検出器65による加工布
K1,K2の検出と作業者によるペダルスイツチ
15の操作とが行われた時、前記エアーシリンダ
49が切替え作動されて、上方及び中間の案内板
32,33の下降を行なうことができるようにな
り、その下降に引き続いてミシンの運転が開始さ
れるようになつている。その後所要の縫製が行わ
れ前記投光器により加工布の後端検出が行われた
時、ミシンの運転が停止され前記上方及び中間の
案内板32,33の上昇が行われる。
次に、前記各案内板32,33,34を、布送
り装置による布送り方向と直交する方向に沿つ
て、第2図a,bに示す使用位置とそこから離れ
た休止位置との間で移動させるための作動手段の
構成について説明すると、66は前記ミシンベツ
ド12上の支持板30と下方の案内板34から前
方に突出する右側の取付部材37との間に設けら
れたエアーシリンダであつて、取付板67により
支持板30の上面右側寄りに固定されたシリンダ
部66aと、ナツト68により取付部材37に取
付位置の調節可能に連結されたピストンロツド6
6bとを備え、前記ミシンテーブル10の下部に
設けられたガイダスイツチ(図示しない)等の操
作に基づいて切替え作動され、前記案内板32,
33,34等を支持ロツド38に沿つて使用位置
と休止位置とに移動させるようになつている。そ
して、この休止位置から使用位置への移動に際し
ては、前記エアーシリンダ49の切替え作動と協
働して上方及び中間の案内板32,33を上昇さ
せ、その上昇した位置を保持させた状態で移動さ
せるようになつている。これにより、使用位置に
ガイダGが移動してきた時には案内板32,33
がすでに上昇しているため、加工布K1,K2の
挿入は直ちに行なうことができ縫製作業時間を短
縮させることができる。
69は前記右側の取付部材37に位置調節可能
に螺合されたストツパとしての調節ボルトであつ
て、その頭部と取付部材37との間にはバネ70
が介装されている。71は調節ボルト69の頭部
と係合し得るように前記支持板30の上面左側寄
りに固定された係止片であつて、第2図a及び第
3図に示すように前記エアーシリンダ66の切替
え作動により案内板32,33,34等が左方の
使用位置に移動された時、調節ボルト69と係合
してそれらの案内板等を左方の使用位置に停止さ
せるようになつている。72は前記支持板30の
上面右側寄りに付された縫い代を指示するための
目盛であつて、案内板32,33,34等が右方
の休止位置に移動された状態で、この目盛72に
基づいて前記調節ボルト69を位置調節すること
により、前記案内板等の使用位置が左右に変化
し、針18の落下点に導かれる加工布K1,K2
の縁K1a,K2aの位置が変化して、縫い代を
調節できるようになつている。
次に上記のように構成した上下調節送りミシン
の布送り装置とガイダGの作動について説明する
と、ガイダGが不使用位置に配置され、かつミシ
ン停止状態にある時、ガイダGの使用位置への作
動用電源が投入されると、まずエアーシリンダ4
9作動用の電磁バルブ(図示せず)が作動制御さ
れ、同エアーシリンダ49が切替え作動されて、
そのシリンダ部49aの上昇により取付枠48を
介して上方の案内板32が上昇される。この上昇
初期においては上方の案内板32が連結ピン45
に沿つて上昇されるのみであるため、中間の案内
板33との間にロストモーシヨンが生じ、その後
上方の案内板32が連結ピン45上端の連結座金
47に係合して、中間の案内板33がバネ44の
弾性力に抗して上昇される。従つて、上方の案内
板32と中間の案内板33との間及び中間の案内
板33と下方の案内板34との間には、充分な間
隙が形成される。そしてこの充分な間隙が形成さ
れた後、前記エアーシリンダ66作動用の電磁バ
ルブ(図示せず)が作動制御され、同エアーシリ
ンダ66が切替え作動されて、そのピストンロツ
ド66bの左方への押し出しによりガイダGが支
持ロツド38に沿つて使用位置はで移動される。
そこで、中間の案内板33の左端張り出し部33
b及び下方の案内板34の左端補助案内板部34
aを利用して、前記間隙内に加工布K1,K2を
導入し、それらの縁K1a,K2aを案内ピン4
0に当接させると、検出器65の投光器65cか
ら受光器65dに至る光が加工布によつて遮ら
れ、検出器65が加工布のセツト状態を判別す
る。その後、ミシンンのペダルスイツチ15が操
作されると、前記エアーシリンダ49が切替え作
動されて上方及び中間の案内板32,33が下降
され、第5図に示すように押圧片58,59の押
圧部58a,59aが加工布K1,K2にそれぞ
れ接触して、両加工布が中間の案内板33に対し
て押圧される。そして、この状態でミシンの運転
が自動的に行なわれ縫製が開始される。
又、この実施例では縫製中において、加工布の
縫製個所で急なカーブを有する部分、いせこみの
部分、及び加工布の後端部分等を予め試縫い等に
よつて、前記コントロールボツクス23に内蔵し
たミシン駆動及びガイダGの制御回路にプリセツ
トされた信号若しくは検出信号に基づいて、縫製
を行ない、カーブの部分が案内板32,33,3
4間を通過するときには前記エアーシリンダ66
を作動させ、ガイダGを休止位置へ後退させ、加
工布の手案内による縫製を可能にし、又、いせこ
み部分では前記布送り足21の送り量を調節する
ための上送り機構に作用するいせこみ用のエアー
シリンダに付属する電磁切換バルブを作動させ
て、送り量を大きくするようにし、さらに加工布
の後端部分の検出信号に基づいて、検出が行われ
てから所定針数分縫製が行われた後、ミシンが停
止するようにし、加工布の後端縁から一定距離の
所で縫製を終るようにしている。そして、縫製が
完了すると同時に前記エアーシリンダ49が作動
して上方及び中間の案内板32,33を上昇さ
せ、次の加工布の縫製を連続的に行なえるように
なつている。
次に本実施例における電気制御回路の構成を第
7図のブロツクダイアグラムに基づき説明する。
89はストアドプログラム方式のコンピユータ
の中央演算処理装置(以下CPUと呼ぶ)で、制
御プログラム90に蓄えられた各種プログラムに
より、インターフエイス87を介して入出力バス
ライン88につながる各種入出装置のデータ群及
び記億装置91の各種データ群のデータ処理が為
されることにより、所定のミシン制御が行なわれ
る。前記制御プログラム90は読み出し専用メモ
リで構成され、各種入力データの読み込み及びミ
シンの各種制御、各種表示、各種出力等を行なう
プログラムを内蔵する。前記記億装置91は各種
入力データの一時記億用レジスタ群、プログラム
サブルーチンスタツク用レジスタ群、演算制御用
一時レジスタ群等からなる一時記億装置で、いわ
ゆるランダムアクセスメモリ(以下RAMと呼
ぶ)により構成されている。前記位置検出器14
は、針数パルス信号SG1、針上信号SG2、針下
信号SG3、糸切り信号SG4等を発生する部分か
らなり、インターフエイス87を介して入出力バ
スライン88を経て前記CPU89につながる。
79はミシンの回転に応じ前記位置検出器14
より発生される針数パルス信号SG1の計数を行
なう現在針数カウンタで、このカウンタの内容と
作業者により予め定められた針数との比較を為す
ことにより、各種作動装置の作動開始終了のタイ
ミングを制御する為のものである。前記針数カウ
ンタ79の内容はインターフエイス87を介し入
出力バスラインを経てCPU89への読み込みが
できるとともに、CPU89から与えられる任意
の数字データを書き込むこともできる。
80は布検出器65の感度調整を行なう為の可
変抵抗器で、前記布検出器の出力は布検出モニタ
出力81へ出力されるとともに、インターフエイ
ス87を介して入出力バスライン88につなが
る。
82は、ペダルスイツチ15とミシン運転中に
非常停止スイツチとしても使用されている糸切り
スイツチ82a、ミシンの一時停止を行なう為の
ポーズスイツチ82b、ガイダGの前進後退を指
令する為のガイダスイツチ82cとからなるミシ
ンの操作入力装置で、インターフエイス87を介
して入出力バスライン88につながる。
83は糸切りソレノイド83a、糸払いソレノ
イド83b、糸巻用モータ駆動部93c、押え足
バルブ制御用ソレノイド83d、いせ込み縫制御
用ソレノイド83e、ガイダG開閉バルブ用ソレ
ノイド83f、ガイダG前進後退バルブ用ソレノ
イド83gとよりなるミシンの各種制御出力装置
で、インターフエイス87を介して入出力バスラ
イン88につながる。
84はミシンモータ制御用出力装置で、ミシン
逆転機構バルブ用ソレノイド84a、ミシンモー
タブレーキ用ソレノイド84bとからなり、イン
ターフエイス87を介して入出力バスライン88
につながる。
85はミシンモータ制御回路で、速度設定用可
変抵抗器86により、ミシンの回転速度が指定さ
れ、前記ミシンモータ制御出力装置84の出力に
より制御される。
92は自動縫製とプログラム試縫とのミシンの
モード切換を行なう為のモード切換スイツチで、
インターフエイス87を介して入出力バスライン
88につながる。
93は各種針数設定入力装置で、前止め縫い針
数の入力装置93aと後止め縫い針数入力装置9
3b、布検出器が布の終端を検出してから縫うべ
き針数を設定する為の縫い終り針数入力装置93
cとからなり、それぞれ1桁のデジタルスイツチ
で構成され、インターフエイス87を介して入出
力バスライン88につながる。
94は前記モード切換スイツチ92がブログラ
ム試縫モード側に切換えられている時に予め為す
べきミシンの作動位置の作動の開始終了のタイミ
ングを決める針数の記億を行なう為の自動縫製用
プログラム入力装置で、94a乃至94hの各入
出力部より構成されている。
94aはプログラム選択表示装置で、前記モー
ド切換用スイツチ92がプログラム試縫側に切換
えられている場合に、針数設定用デジタルスイツ
チ94cに設定されたデータを設定データ記億用
スイツチ94eの操作による記億時若しくは針数
表示装置94fに表示されたデータの表示データ
記億用スイツチ94gの操作による記億時のデー
タの記億されるべきプログラムエリアを表示する
為のもので、複数の発光ダイオードから構成さ
れ、そのうちの1つが点灯されていて、前記スイ
ツチ94e,94gの押圧操作によりその点灯し
ている部分へのデータ記億が為される。94bは
プログラム選択表示装置の点灯している部分の変
更を行なう為の選択用スイツチで、その押圧信号
により、点灯部分は一つづつシフトされる。94
cは前記点灯部分を初期位置へ戻す為のスイツチ
である。
前記針数設定用デジタルスイツチ94dは、3
桁のデジタルスイツチにより構成が為され、作業
者により任意の針数のプログラムが可能であり、
前記針数表示装置94fは3桁のデジタル表示素
子により構成され、プログラムされたデータのモ
ニタ及び非常停止時の針数表示等に利用される。
94hはプログラミング完了時若しくはプログ
ラミング途中に、プログラミングエリアに記億さ
れたデータを前記針数表示装置94fに表示して
その内容を確認する為の表示指令用スイツチであ
る。
以上の構成で試縫によりプログラミングを行な
う場合について、第8図乃至第11図のフローチ
ヤートに基づき説明を行なう。
まず、モード切換スイツチ92がプログラム試
縫側に設定された状態で、電源が投入されると、
プログラムは第8図のスタート番地から各種入力
データの一時記億用のレジスタ群と演算制御用一
時レジスタ群等のリセツトを行なう初期リセツト
ルーチン101を経て、100A番地迄達してか
ら、各種パネル入力データ等の記億装置91への
読み込み行なうパネルリードルーチン102、自
動試縫モードチエツクルーチン103を経て40
0A番地へジヤンプする。プログラムはさらにプ
ログラミング関係の各種操作スイツチの操作に従
い針数表示器94f、針数設定用デジタルスイツ
チ94d等に表示若しくは設定されたデータのメ
モリ91の所定のプログラムエリアへの記億を行
なう試縫割込みルーチン401から、前記データ
の格納先エリアを作業者に表示する為のプログラ
ム選択表示器94aの点灯を行なう選択メモリラ
ンプ表示ルーチン402、ガイダスイツチチエツ
クルーチン403、押え操作ルーチン202、糸
切りスイツチチエツクルーチン207、ペダルス
イツチチエツクルーチン205、針下停止チエツ
クルーチン214、ミシン運転チエツクルーチン
302、針数表示器94fに現在針数カウンタ7
9の内容の表示を行なう針数表示ルーチン203
を経て100A番地に戻る。以後プログラムは作
業者が各種スイツチ操作を行なうまで、上記10
0A番地から400A番地を経て100A番地に
戻るループを何度も回つている。(電源投入後プ
ログラム待機時ループ) 次に試縫の為の加工布K1,K2が案内板3
2,33,34の間にセツトが為され、ペダルス
イツチ15が押圧されると、プログラムは上記電
源投入後プログラム待機時ループのペダルスイツ
チチエツクルーチン205からガイダ位置チエツ
クルーチン114、現在針数カウンタ79の内容
とプログラミングされている針数レジスタの内容
との比較及びそのプログラミング内容の出力を行
う針数チエツクルーチン201(ガイダ前進位
置)、布検出チエツクルーチン204、ミシン運
転チエツクルーチン302、押え下降、前止め
縫、速度設定等を行なう縫製開始ルーチン206
を経てミシンの運転が開始され、450A番地迄
戻り、ペダルスイツチが押圧されている限り上述
したルートを経てミシン運転チエツクルーチン3
02から直接450A番地へ戻るループを回るこ
ととになる。(試縫時ミシン縫製ループ)その結
果、ミシンによる加工布の試縫が為されているの
で、前記現在針数カウンタ79の内容はミシンの
一回転に付き1個のパルスが検出14から発生さ
れるのでそれに応じてカウントアツプが為され
る。
上記縫製ループにより試縫が続けられている
時、加工布が急なカーブを有する部分にさしかか
り、ガイダGによる加工布案内が不可能であるよ
うな場合、ペダルスイツチ15の押圧を解放する
と、プログラムは上記縫製ループのペダルスイツ
チチエツクルーチン205から針下停止ルーチン
214、ミシン運転チエツクルーチン302、エ
ンドメモリチエツクルーチン404、針下停止ル
ーチン221、針数表示ルーチン203を経て4
00A番地に戻り、400A番地からペダルスイ
ツチチエツクルーチン205等を経るループを何
度も回る。(試縫時ミシン停止ループ)その結果
その時の現在針数カウンタの内容が例えば100
とすると針数表示器94fに100という数字の
表示が為される。
プログラムが上記試縫時ミシン停止時ループを
回つている時、上記針数表示器94fに表示され
た針数データ100をガイダ後退開始針数レジス
タに記億する為に、選択用スイツチ94bをプロ
グラム選択表示器94aの表示点灯が「ガイダ後
退」の表示位置に移動するまで押圧操作し、表示
データ記億用スイツチ94gを操作することによ
り、針数データ100がガイダ後退開始針数レジ
スタに記億される。(ガイダ後退開始プログラミ
ング完了) この状態でガイダスイツチ82cが操作される
と、プログラムは上記試縫ミシン停止時ループの
ガイダスイツチチエツクルーチン403からガイ
ダ位置チエツクルーチン114、ガイダ後退ルー
チン222を経て後、上記ループに再び戻る。そ
の結果、ガイダGは使用位置から休止位置へ後退
されることになる。(ガイダGの後退) 次に試縫用加工布の急なカーブの部分の縫製を
手案内で行なう為にペダルスイツチチ15を再び
押圧すると、プログラムは上記ループのペダルス
イツチチエツクルーチン205からガイダ位置チ
エツクルーチン114、現在針数カウンタの内容
と予めプログラミングされている針数レジスタの
内容との比較及びそのプログラミングの内容の出
力を行なう針数チエツクルーチン301(ガイダ
後退位置)、ミシン運転チエツクルーチン30
2、縫製開始ルーチン206を経て450A番地
へ戻り、ペダルスイツチ15が押圧されている限
り、プログラムは上記ルートと同じルートを経て
運転チエツクルーチン302から450A番地へ
戻るループを回ることになる。(ガイダ後退位置
における手案内による縫製ループ) 次に試縫加工布の急なカーブの部分の縫製が終
了した場合、ペダルスイツチ15の押圧を解放す
ると、プログラムは上記ループのペダルスイツチ
チエツクルーチン205から前述した試縫時ミシ
ン停止時ループにジヤンプする。その結果、その
時の現在針数カウンタの内容が例えば150とす
ると、針数表示器94fには150という数字の
表示が為される。(試縫時ミシン停止ループ) この状態で前述した針数100がガイダ後退開
始位置レジスタに記億された時と同様に選択用ス
イツチ94bをプログラム選択表示器94aの点
灯表示が「ガイダ前進」の表示位置に移動するま
で押圧操作し、表示データ記億用スイツチ94g
の操作をすることにより、針数表示装置94fに
表示された数字150がガイダ前進開始針数レジ
スタに記億される。(ガイダ前進針数プログラミ
ング) ここでガイダスイツチ82cが操作されるとプ
ログラムは上記ループのガイダスイツチチエツク
ルーチン403からガイダ位置チエツクルーチン
114、ガイダ前進ルーチン115を経るので、
ガイダGが休止位置から使用位置へ前進される。
急なカーブの部分の試縫及びプログラミングが
終了し、ガイダGも試縫用加工布の自動案内すべ
く使用位置に前進された状態で、ペダルスイツチ
15が再度押圧されると、プログラムはペダルス
イツチチエツクルーチン205からガイダ位置チ
エツクルーチン114、針数チエツク(自動)ル
ーチン201、布検出チエツクルーチン204、
ミシン運転チエツクルーチン302、縫製開始ル
ーチン206を経て450A番地へ戻る。引き続
きプログラムはペダルスイツチ15が押圧されて
いる間ペダルスイツチチエツクルーチン205か
らミシン運転チエツクルーチン302を経て直接
450A番地に戻るルートを回り続ける。(試縫
時ミシン縫製ループ) 次にミシンを一時停止させ試縫加工布K1,K
2の後端部の長さを揃える為に、ペダルスイツチ
15の押圧を解放すると、プログラムは上記試縫
時ミシン縫製ループのペダルスイツチチエツクル
ーチン205から前記試縫時ミシン停止ループへ
ジヤンプが行なわれる。その結果、ミシンは針下
停止を為しその時の針数を例えば300とすると
針数表示器94fに300という数字の表示が為
される。そこで、プログラムが上記試縫時ミシン
停止ループを回つている間に、選択用スイツチ9
4bをプログラム選択表示器94aの点灯表示が
「針下停止」の表示位置に移動するまで押圧操作
し、表示データ記億用スイツチ94gの操作する
ことにより針数表示装置94fに表示されている
針数300が針下停止針数レジスタに記億され
る。(針下停止プログラミング) 次に、上述したようにガイダ後退開始針数とし
て100、ガイダ前進開始針数として150、針
下停止針数として300がそれぞれプログラミン
グされた時の本実施例の自動縫製例について、第
8図乃至第11図のフローチヤートに基づき説明
を行なう。
まず、モード切換スイツチ92がプログラム試
縫側から自動縫製側に切換えられると、プログラ
ムは400A番地を経て100A番地に戻るルー
プ(プログラム試縫ループ)から自動試縫チエツ
クルーチン103、非常停止再起動ルーチン10
6、ガイダ位置検出制御ルーチン111を経て、
通常ガイダGは使用位置にあるので、200A番
地へジヤンプする。この状態でプログラムは、予
めプログラミングされた各種針数と現在針数カウ
ンタの内容との比較を為しミシン運転時に各種作
動をさせる針数チエツク(自動)ルーチン201
から押え操作ルーチン202、現在針数の表示を
行なう針数表示ルーチン203、布検出チエツク
ルーチン204、糸切りスイツチチエツクルーチ
ン207、針下停止チエツクルーチン214、
CYメモリチエツクルーチン215,190A番
地の針数補正ルーチン216を経て100A番地
に戻り、上述したルートと同じルートを経て10
0A番地迄達するループを何度も回る。(自動縫
製開始指令待機ループ)※上記針数補正ルーチン
216は、前記針数チエツクルーチン201の中
で、予めプログラミングされた「途中停止」のよ
うなミシンの急停止を伴なう針数データから一定
数減ずる処理を行なつているので、その補正を行
なう為のサブルーチンである。
ここで自動縫製用の加工布のセツトが為され、
ペダルスイツチ15が押圧されると、プログラム
は上述のループから布検出チエツクルーチン20
4、ペダルスイツチチエツクルーチン205、縫
製開始ルーチン206、針数チエツクルーチン2
01、糸切りスイツチチエツクルーチン207、
途中停止針数チエツクルーチン208、ガイダ後
退位置チエツクルーチン209、針下停止位置チ
エツクルーチン210、布検出チエツクルーチン
204を経て260A番地に戻り、以後は260
A番地から上述したルートと同じルートを経て再
び260A番地に戻るループを回る。(自動縫製
ループ)その結果、ミシンはセツトされた加工布
のガイダGの案内による自動縫製を開始し、その
縫製が続けられる。
自動縫製が進み、現在針数カウンタの内容が予
めプログラミングされたガイダ後退針数100に
等しくなると、プログラムは上述した自動縫製ル
ープのガイダ後退位置チエツクルーチン209か
らミシンモータの減速ブレーキ操作後針下停止を
行なう針下停止ルーチン221、ガイダ後退ルー
チン222を経て300A番地にジヤンプする。
その結果、ミシンは針下停止され、ガイダGは使
用位置から休止位置へ後退されることになる。
その後、プログラムは300A番地から針数チ
エツクルーチン301、ペダルスイツチチエツク
ルーチン205、ミシン運転チエツクルーチン3
02、押え操作ルーチン202、糸切りスイツチ
チエツクルーチン207、針下停止チエツクルー
チン214を経て再び300A番地に戻るループ
を、ペダルスイツチ若しくは糸切りスイツチの操
作が為されない限り、回り続ける。(手動縫製待
機ループ) この状態でペダルスイツチ15が押圧される
と、プログラムは、上記ループのペダルスイツチ
チエツクルーチン205からミシン運転チエツク
ルーチン302、縫製開始ルーチン206を経て
300A番地に戻る。ペダルスイツチが押圧され
ている間、プログラムは300A番地から針数チ
エツクルーチン301、ペダルスイツチチエツク
ルーチン205、ミシン運転チエツクルーチン3
02糸切りスイツチチエツクルーチン207、針
数チエツクルーチン301、ガイダ前進位置チエ
ツクルーチン113を経て300A番地に戻るル
ープを回り続ける。(手動縫製ループ)その結
果、ミシンは回転し始め、手案内による手動縫製
が続けられることになる。
この時、ペダルスイツチ15の押圧が解放され
ると、プログラムは、上記手動縫製ループのペダ
ルスイツチチエツクルーチン205からミシン運
転チエツクルーチン302、針下停止ルーチン2
21、押え上昇ルーチン303、糸切りスイツチ
チエツクルーチン207、針下停止チエツクルー
チン214を経て、300A番地に戻り前述した
手動縫製開始待機ループにジヤンプが行なわれ
る。その結果、ミシンは針下停止され、押えが上
昇された状態を保持している。
次に再びペダルスイツチ15の押圧が為される
と、プログラムは前述したと同じルートを経て手
動縫製ループへジヤンプされ、手案内による手動
縫製を続けることができる。
上記手動縫製による縫製が進み、その現在針数
カウンタ79の内容がプログラミングされたガイ
ダ前進針数150に等しくなると、プログラムは
手動縫製ループのガイダ前進位置チエツクルーチ
ン113から針下停止ルーチン221迄走り、ペ
ダルスイツチ15の押圧が為されている間、ペダ
ルスイツチチエツクルーチン205のルーチンに
よるチエツクをし続けられる。その結果、ミシン
は針下停止され、ガイダGはまだ休止位置に保持
されている。
この状態で次の自動案内による加工布の縫製に
備え加工布をガイダGの案内板間に導入する為の
準備を為した後、ペダルスイツチ15の押圧を解
放すると、プログラムは上述したペダルスイツチ
チエックルーチン205からガイダ前進ルーチン
115を経て200A番地へジヤンプする。その
結果、休止位置に後退されていたガイダGが自動
的に開かれ、シリンダ66により使用位置へ前進
され、ガイダGの案内板間に加工布の導入が為さ
れ、次の自動縫製の準備が為されることになる。
200A番地にジヤンプされたプログラムは、
前述の自動縫製開始待機ループを回り続けること
になり、その状態で再びペダルスイツチ15の押
圧が為されると、プログラムはペダルスイツチチ
エツクルーチン205から縫製開始ルーチン20
6を経て自動縫製ループにジヤンプする。その結
果、ミシンの押えは降下し、ガイダGが閉じられ
た後ミシンは回転し始め、案内板による加工布の
自動縫製が再び開始され、縫製が続けられること
になる。
上記のような自動縫製の途中に、加工布のガイ
ダGの案内板からのはずれ等のトラブルが発生し
た場合、作業者により糸切りスイツチ82a(自
動縫製時のみ非常停止スイツチとして使用)が押
圧されると、プログラムは上述した自動縫製ルー
プの糸切りスイツチチエツクルーチン207から
320A番地にジヤンプし、非常停止メモリにフ
ラグをたてる非常停止メモリルーチン305を経
て310A番地の糸切りルーチン213、現在針
数カウンタの内容を針数表示装置94fに表示す
る為の針数表示ルーチン304を経て190A番
地へジヤンプの後、針数補正ルーチン220を経
て100A番地に戻る。その結果ミシンの停止及
び糸切り等が為され、針数表示装置94fにその
停止時の現在針数例えば250の表示が為され
る。
100A番地にジヤンプしたプログラムは、パ
ネルリードルーチン102から自動縫製チエツク
ルーチン103、自動縫製初期設定ルーチン10
4、非常停止チエツクルーチン106、ガイダ位
置検出制御ルーチン111、200A番地の針数
チエツクルーチン201、押え操作ルーチン20
2、針数表示ルーチン203、布検出チエツクル
ーチン204、ペダルスイツチチエツクルーチン
205、糸切りスイツチチエツクルーチン20
7、針下停止チエツクルーチン214、CYメモ
リチエツクルーチン215、190A番地の針数
補正ルーチン216を経て100A番地に戻るル
ープを回り続ける。(非常停止後待機ループ) ここで実際に加工布の縫目がガイダGからはず
れた位置における針数を例えば230とすると、
(現在表示されている針数250から縫目ピツチ
と縫目のはずれた部分の距離とから割出し可能)
針数設定用デジタルスイツチ94dに230なる
数字の設定を為して、記億用スイツチ94eを操
作すると、プログラムは、上記非常停止後待機ル
ープ中の非常停止ルーチン106の記億スイツチ
チエツクルーチン107から設定針数の現在針数
カウンタへのデータ転送を行なう設定針数転送ル
ーチン108、針数ブランキングルーチン10
9、非常停止ルーチン通過を示す為にCYメモリ
にフラグをたてる非常停止通過ルーチン110を
経てから再び上記非常停止後針数設定待機ループ
に沿つて走り、CYメモリチエツクルーチン21
5から、上記ループを再び抜け出し200A番地
にジヤンプされる。その後、プログラムは200
A番地から今たどつたルートに沿い再び200A
番地に戻るループを何度も回り続ける。(非常停
止針数設定後起動待機ループ) この状態で、ペダルスイツチ15が押圧される
と、プログラムは上記ループのペダルスイツチチ
エツクルーチ205から縫製開始ルーチン206
等を経て後再び260A番地に戻る自動縫製ルー
プを回り続けることになる。その結果、ミシンは
再び回転し始め、その現在針数カウンタの針数は
230から始められるので、非常停止によるミシ
ン縫製中断にもかかわらず、ミシンは予めプログ
ラミングされたプログラムに従つた縫製が可能と
なり、以後自動縫製が為される。(非常停止後再
起動完了) 次に自動縫製が進み、現在針数カウンタの内容
がプログラミングされている針下停止針数300
に等しくなると、プログラムは前述の自動縫製ル
ープの針数チエツクルーチン210から針下停止
ルーチン221を経て後200A番地へ戻る。そ
の結果、ミシンは一旦針下停止が為されるので、
上下の加工布K1,K2の布端の後端を揃える作
業等が可能となる。
200A番地に戻つたプログラムは、ペダルス
イツチ15若しくは糸切りスイツチ82aが操作
される迄、針数チエツクルーチン201から押え
操作ルーチン202、針数表示ルーチン203、
布検出チエツクルーチン204、ペダルスイツチ
チエツクルーチン205、糸切りチエツクルーチ
ン207、針下停止チエツクルーチン214を経
て200A番地へ戻るループを回り続ける。(自
動縫製針下停止後待機ループ) ここで、ペダルスイツチ15が再び押圧される
と、プログラムは上記ループのペダルスイツチチ
エツクルーチン205から縫製開始ルーチン20
6等を経て再び260A番地に戻る自動縫製ルー
プにジヤンプし、そのループを回り続ける。その
結果、ミシンは再び回転し始め、ガイダGによる
自動縫製が為されることになる。
ガイダGによる自動縫製が為されている時に、
布検出器65により加工布の後端検出が為される
と、プログラムは、上記自動縫製ループの布検出
チエツクルーチン204から、布後端検出後予め
縫い終り針数設定部93cに設定された針数の縫
製を為した後針下停止を行なう縫い終り縫製ルー
チン211を経て、330A番地へジヤンプし、
さらにプログラムは止め縫いルーチン218、糸
切りルーチン213、縫い終り針数の表示を行な
う縫い終り針数表示ルーチン304を経て、19
0A番地にジヤンプし針数補正ルーチン220を
経て100A番地に戻る。その後、プログラムは
前述した自動縫製開始指令待機ループを回り続け
る。その結果、ミシンは加工布の後端検出後予め
縫い終り針数設定部93cに設定された針数分の
縫製が行なわれた後、止め縫い及び糸切が為さ
れ、自動縫製が終了する。
以上詳述したように、本発明はガイダGを使用
位置と休止位置に移動可能とし、所定針数の縫製
後自動的にそのガイダが使用位置から休止位置に
移動して、手動縫製を為し得るようにし、且つそ
の手動縫製(所定針数)の終了後のペダルスイツ
チ解放動作に基づいて自動的にガイドを休止位置
から使用位置に移動させるようにしたもので、直
線部分の自動縫製に続き、カーブ部分等を手動に
て縫製しその後再び自動縫製を為し得、極めて能
率的であるとともに、一個のスイツチ例えばペダ
ルスイツチの押圧、解放動作でもつて、縫製開始
から終了までの全てを為し得るので、極めて操作
が簡単で初心者でも容易に取扱い得る実用上極め
て優れた装置を提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すミシン加工布案
内装置の配置状態を示すミシンの正面図、第2図
a,bは加工布案内装置の使用状態を示す要部平
面図、第3図は第2図a,bの要部断面図、第4
図は第2図aの―線における拡大断面図、第
5図は加工布案内装置の開放状態を示す図、第6
図は本実施例の制御回路の操作パネルを示す図、
第7図は制御回路のブロツク図、第8図乃至第1
1図は実施例を説明する為のフローチヤートであ
る。 針……18、布押え足……19、送り歯……2
0、送り足……21、案内板……32,33,3
4、案内ピン……40、エアシリンダ……49,
66、制御操作パネル……23a、DCモータ…
…M、加工布案内装置……G。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下動する針と、 その針を駆動する為の駆動手段と、 針落下点近傍に配置され、前記駆動手段に連動
    して作動され加工布を加工布支持面上において移
    送する為の布送り装置と、 布送り込み側において前記加工布支持面上に配
    置され且つ加工布を収容する為に間隔を置かれた
    複数の案内板及びそれらの案内板間に設けられ、
    案内板間に導入される加工布の縁を案内する為の
    案内部を含む加工布案内部体と、 その加工布案内部体を布送り方向と直交する方
    向に沿つて、使用位置とそれから離れた休止位置
    とに前進後退させる為の作動手段と、 一個のスイツチと、 そのスイツチの押圧に基づきその後のスイツチ
    の解放にかかわらず前記駆動手段を作動させ、作
    業者によつて予め設定された第一の所定針数の縫
    製の終了に伴いその作動を停止させるとともに前
    記作動手段を作動し加工布案内部体を使用位置か
    ら休止位置へ後退させる第一の制御手段と、 その第一の制御手段により前記加工布案内部体
    が休止位置に後退された後、前記スイツチの押圧
    作動の間のみ前記駆動手段を作動し且つ予め定め
    られた第二の所定針数に達した時スイツチの押圧
    作動にかかわらず駆動手段を不作動とする第二の
    制御手段と、 第二の制御手段に基づく縫製の間前記加工布案
    内部体を休止位置に保持し、且つ前記第二の所定
    針数の縫製の終了信号と前記スイツチの解放信号
    とに基づいて前記案内部体を使用位置に移動させ
    るべく前記作動手段を制御し、前記案内部体が使
    用位置に達した時第一の制御手段を有効化する第
    三の制御手段と、 を設けたことを特徴とするミシンの加工布案内装
    置。
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