JPH0730089Y2 - フィルタプレスにおける▲ろ▼布の懸架装置 - Google Patents
フィルタプレスにおける▲ろ▼布の懸架装置Info
- Publication number
- JPH0730089Y2 JPH0730089Y2 JP1990111370U JP11137090U JPH0730089Y2 JP H0730089 Y2 JPH0730089 Y2 JP H0730089Y2 JP 1990111370 U JP1990111370 U JP 1990111370U JP 11137090 U JP11137090 U JP 11137090U JP H0730089 Y2 JPH0730089 Y2 JP H0730089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- support bar
- filter press
- plates
- drive band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
この考案は、フイルタプレスにおける布の懸架装置の
改良に関し、この考案では、各板に設けた各布が上
下に走行するように構成したいわゆる単独布走行型フ
イルタプレスの布の懸架装置の改良に関する。
改良に関し、この考案では、各板に設けた各布が上
下に走行するように構成したいわゆる単独布走行型フ
イルタプレスの布の懸架装置の改良に関する。
この種の、単独布の走行型フイルタプレスにおける従
来の板の懸架装置としては、例えば、特公昭55-38167
号発明がある。この発明では、長方形状に裁断した2枚
の布の上縁を板間で合着して合着部に支持バーを取
付けて支持し、垂下した2枚の布をそれぞれ、布の
下部に設けたロールに巻回わした上で隣接する板間に
上述と同様に設けた布の下縁とを合着してその合着部
に下部支持バーを取付け、この下部支持バーと前述支持
バーとを駆動チェーンで連結して布とチェーンでルー
プを形成し、 布を走行させると支持バーと下部支持バーがシーソー
状に上下するようにしたものである。
来の板の懸架装置としては、例えば、特公昭55-38167
号発明がある。この発明では、長方形状に裁断した2枚
の布の上縁を板間で合着して合着部に支持バーを取
付けて支持し、垂下した2枚の布をそれぞれ、布の
下部に設けたロールに巻回わした上で隣接する板間に
上述と同様に設けた布の下縁とを合着してその合着部
に下部支持バーを取付け、この下部支持バーと前述支持
バーとを駆動チェーンで連結して布とチェーンでルー
プを形成し、 布を走行させると支持バーと下部支持バーがシーソー
状に上下するようにしたものである。
然しながら、上述の従来のものでは、単一の布は長方
形状に裁断した布の上縁と下縁に支持バーの取付部を
形成し、原液の通孔を一個開設する簡単な構造で極めて
安価に製作できるが、これをフイルタプレスの機体への
取付けには手数を要する。 すなわち、上述のように構成した2枚の布の上縁を合
着して合着部に支持バーを取付けることは機体に取付け
る前に行なえるので、比較的容易であるが、2枚の布
の下縁を合着すると同時に下部支持バーを取付ける作業
は、狭い板間であるので極めて困難である。 また、このようにして懸架した布を走行させると狭い
板間で、支持バーと下部支持バーとがシーソー状に上
下して交又する際、引掛るおそれもある。
形状に裁断した布の上縁と下縁に支持バーの取付部を
形成し、原液の通孔を一個開設する簡単な構造で極めて
安価に製作できるが、これをフイルタプレスの機体への
取付けには手数を要する。 すなわち、上述のように構成した2枚の布の上縁を合
着して合着部に支持バーを取付けることは機体に取付け
る前に行なえるので、比較的容易であるが、2枚の布
の下縁を合着すると同時に下部支持バーを取付ける作業
は、狭い板間であるので極めて困難である。 また、このようにして懸架した布を走行させると狭い
板間で、支持バーと下部支持バーとがシーソー状に上
下して交又する際、引掛るおそれもある。
この考案は、上述のような従来の問題点を解消したもの
であって、その要旨とするところは、開閉自在に配設し
た多数の板間に、一対の布を設け、この布の上端
部に挿通した支持バーを駆動帯の一端に連結し、その
布の下部を板の下方に設けた案内ロールに掛け回した
後、下端部を隣接する板間に同様に吊設した布と
を、上記駆動帯の他端部に連結したフイルタプレスにお
いて、上記布下端部の左右の隅に帯状の接続片を設
け、この接続片を巻き掛けた係止ピンを駆動帯の下端に
取り付けた係止具の窓に係止させたものである。
であって、その要旨とするところは、開閉自在に配設し
た多数の板間に、一対の布を設け、この布の上端
部に挿通した支持バーを駆動帯の一端に連結し、その
布の下部を板の下方に設けた案内ロールに掛け回した
後、下端部を隣接する板間に同様に吊設した布と
を、上記駆動帯の他端部に連結したフイルタプレスにお
いて、上記布下端部の左右の隅に帯状の接続片を設
け、この接続片を巻き掛けた係止ピンを駆動帯の下端に
取り付けた係止具の窓に係止させたものである。
このように構成した布の懸架装置は、前述の従来の懸
架装置よりもさらに構造簡単で安価に製造可能であり、
特にフイルタプレスの機体に取付けるには、板の列外
で係合片を駆動帯に接合するのみであり、従来の狭隘な
場所で2枚の布を下部支持バーを介して合着するのに
比較すれば操作が簡単である。さらに、使用する際にも
従来のもののように下部支持バーがないので、布の走
行中に上下の支持バーが干渉することがない。 以下、図面に基づいてこの考案を具体的に説明する。
架装置よりもさらに構造簡単で安価に製造可能であり、
特にフイルタプレスの機体に取付けるには、板の列外
で係合片を駆動帯に接合するのみであり、従来の狭隘な
場所で2枚の布を下部支持バーを介して合着するのに
比較すれば操作が簡単である。さらに、使用する際にも
従来のもののように下部支持バーがないので、布の走
行中に上下の支持バーが干渉することがない。 以下、図面に基づいてこの考案を具体的に説明する。
第1図は、この考案に係る布を装備するフイルタプレ
スの要部のみを示しており、符号1はフレーム、2は
板3を支持するガイドレール、4は各板をルーズに連
結するリングチェーン、5は各板を開閉するためのワ
イヤー、6は板列の端部に設けた可動ヘッド、7は
板を締付けるための油圧シリンダーである。 この考案に係る布は、第1図に示すような板が同時
に開閉するフイルタプレスの各板間に設けられるもの
であり、第2図に示すように構成してある。 すなわち、図に示すように長方形に裁断した布8の上
縁部に支持バー9の取付部10を形成し、(図例では布
8を二つ折りにして袋部を形成している。)その取付部
10の下方中央部に原液の供給孔11を開設するとともに、
下部の左右の隅には、駆動帯に接続するための接続片20
を取付けている。 このように構成した布8は、第3図及び第4図に示す
ように、上端の取付部10に支持バー9を挿通し、この支
持バー9を駆動スプロケット14、案内スプロケット15に
掛回わした駆動帯13に連結して板間に垂下させ、垂下
した布8を板3の下部に設けた一対の案内ロール1
7.18にそれぞれ掛け回わした上でその隅部の接続片20を
駆動帯13の他端の係合具21に係合させている。尚、第3
図における符号19は布8の下縁部を緊張させるための
緊張バーである。 このように構成した布8は製作する上では、支持バー
9の取付部と原液の供給孔とを形成し、接続片20を取付
けるのみで簡単に製作できる。 また、フイルタプレスに取付けるにも、予め布8の上
縁に支持バー9を取付けておき、この支持バー9を駆動
スプロケット14、案内スプロケット15に予め掛け回わし
た駆動帯13の一端で支持させ、このようにして垂下した
布8を板3の下部に設けたロール17.18に掛け回わ
した上で、その隅部の接続片20を駆動帯13の下端の係合
具21と係止ピン22で連結すればよい。即ち、第6図に示
すように、布8下端部の左右の隅に設けた帯状の接続
片20を駆動帯13の下端に装着した係止具21の窓に挿入
し、係止具21に当接係止させた係止ピン22に巻き掛けた
後、その端部を再び係止具の窓に挿入し布8に止着し
て連結してある。 この操作は、駆動帯13の下端への接続は板列外で行な
うことができるので、狭隘な板間において布の下端
縁を合着する従来のものに比較すれば簡単迅速にでき
る。また、このようにして懸架した布8は駆動スプロ
ケット14により上下に走行させても上部の支持バー9の
みで下縁部に支持バーがないので、従来のもののように
上下の支持バーが干渉して引掛る等の事故もないもので
ある。尚、この考案における緊張棒19は布の下縁を巾
方向に緊張させるもので、弾力性を有する細い棒で足
り、布を上下に走行させる際、支持バーと干渉するこ
とはないものである。
スの要部のみを示しており、符号1はフレーム、2は
板3を支持するガイドレール、4は各板をルーズに連
結するリングチェーン、5は各板を開閉するためのワ
イヤー、6は板列の端部に設けた可動ヘッド、7は
板を締付けるための油圧シリンダーである。 この考案に係る布は、第1図に示すような板が同時
に開閉するフイルタプレスの各板間に設けられるもの
であり、第2図に示すように構成してある。 すなわち、図に示すように長方形に裁断した布8の上
縁部に支持バー9の取付部10を形成し、(図例では布
8を二つ折りにして袋部を形成している。)その取付部
10の下方中央部に原液の供給孔11を開設するとともに、
下部の左右の隅には、駆動帯に接続するための接続片20
を取付けている。 このように構成した布8は、第3図及び第4図に示す
ように、上端の取付部10に支持バー9を挿通し、この支
持バー9を駆動スプロケット14、案内スプロケット15に
掛回わした駆動帯13に連結して板間に垂下させ、垂下
した布8を板3の下部に設けた一対の案内ロール1
7.18にそれぞれ掛け回わした上でその隅部の接続片20を
駆動帯13の他端の係合具21に係合させている。尚、第3
図における符号19は布8の下縁部を緊張させるための
緊張バーである。 このように構成した布8は製作する上では、支持バー
9の取付部と原液の供給孔とを形成し、接続片20を取付
けるのみで簡単に製作できる。 また、フイルタプレスに取付けるにも、予め布8の上
縁に支持バー9を取付けておき、この支持バー9を駆動
スプロケット14、案内スプロケット15に予め掛け回わし
た駆動帯13の一端で支持させ、このようにして垂下した
布8を板3の下部に設けたロール17.18に掛け回わ
した上で、その隅部の接続片20を駆動帯13の下端の係合
具21と係止ピン22で連結すればよい。即ち、第6図に示
すように、布8下端部の左右の隅に設けた帯状の接続
片20を駆動帯13の下端に装着した係止具21の窓に挿入
し、係止具21に当接係止させた係止ピン22に巻き掛けた
後、その端部を再び係止具の窓に挿入し布8に止着し
て連結してある。 この操作は、駆動帯13の下端への接続は板列外で行な
うことができるので、狭隘な板間において布の下端
縁を合着する従来のものに比較すれば簡単迅速にでき
る。また、このようにして懸架した布8は駆動スプロ
ケット14により上下に走行させても上部の支持バー9の
みで下縁部に支持バーがないので、従来のもののように
上下の支持バーが干渉して引掛る等の事故もないもので
ある。尚、この考案における緊張棒19は布の下縁を巾
方向に緊張させるもので、弾力性を有する細い棒で足
り、布を上下に走行させる際、支持バーと干渉するこ
とはないものである。
このように、この考案に係る布は構造簡単で安価に製
作できると共に、特に、従来品に比較してフイルタプレ
ス本体への取付けが容易であり、さらに、使用中に従来
のもののように支持バーが引掛る等の事故も皆無であ
り、従来の問題点を悉く解消し得たものである。
作できると共に、特に、従来品に比較してフイルタプレ
ス本体への取付けが容易であり、さらに、使用中に従来
のもののように支持バーが引掛る等の事故も皆無であ
り、従来の問題点を悉く解消し得たものである。
第1図は、この考案に係るフイルタプレスの概略の側面
図、第2図は、この考案に係る布の単位体の斜面図、
第3図は、そのフイルタプレスへの取付状態を解説的に
示す模式図、第4図は、この考案に係る布のフイルタ
プレスへの懸架状態を解説的に示す側面図である。第5
図は、その布の接続に用いる係合具の正面図、第6図
は、その布の接続状態を示す接続部の縦断側面図であ
る。 3……板、8……布、9……支持バー、13……駆動
帯、17.18……案内ロール、20……接続片、21……係止
具、22……係止ピン
図、第2図は、この考案に係る布の単位体の斜面図、
第3図は、そのフイルタプレスへの取付状態を解説的に
示す模式図、第4図は、この考案に係る布のフイルタ
プレスへの懸架状態を解説的に示す側面図である。第5
図は、その布の接続に用いる係合具の正面図、第6図
は、その布の接続状態を示す接続部の縦断側面図であ
る。 3……板、8……布、9……支持バー、13……駆動
帯、17.18……案内ロール、20……接続片、21……係止
具、22……係止ピン
Claims (1)
- 【請求項1】開閉自在に配列した多数の板3…間に、
一対の布8.8を設け、この布8の上端部に挿通した
支持バー9を駆動帯13の一端に連結し、その布8の下
部を板3の下方に設けた案内ロール17.18に掛け回し
た後、下端部を隣接する板3.3間に同様に吊設した
布8とを、上記駆動帯13の下端に連結したフイルタプレ
スにおいて、上記布8下端部の左右の隅に帯状の接続
片20を設け、この接続片20を巻き掛けた係止ピン22を、
駆動帯13の下端に取り付けた係止具21の窓に係止させた
ことを特徴とするフイルタプレスにおける布の懸架装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990111370U JPH0730089Y2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | フィルタプレスにおける▲ろ▼布の懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990111370U JPH0730089Y2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | フィルタプレスにおける▲ろ▼布の懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470102U JPH0470102U (ja) | 1992-06-22 |
JPH0730089Y2 true JPH0730089Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31858811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990111370U Expired - Lifetime JPH0730089Y2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | フィルタプレスにおける▲ろ▼布の懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730089Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538167A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-17 | Brother Ind Ltd | Working cloth guide apparatus of sewing machine |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP1990111370U patent/JPH0730089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470102U (ja) | 1992-06-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |