JPH08963Y2 - フイルタプレスにおけるろ布の吊設装置 - Google Patents

フイルタプレスにおけるろ布の吊設装置

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Publication number
JPH08963Y2
JPH08963Y2 JP1990403123U JP40312390U JPH08963Y2 JP H08963 Y2 JPH08963 Y2 JP H08963Y2 JP 1990403123 U JP1990403123 U JP 1990403123U JP 40312390 U JP40312390 U JP 40312390U JP H08963 Y2 JPH08963 Y2 JP H08963Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter cloth
support bar
clamp
cloth
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990403123U
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English (en)
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JPH052706U (ja
Inventor
正昭 小比賀
Original Assignee
石垣機工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、各ろ板間に独立して
設けたろ布が上下に走行するようにした単独ろ布走行形
式のフイルタプレスのろ布の吊設装置の改良に関し、機
体に脱着が容易な▲ろ▼布の吊設装置を提案するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のろ布の吊設装置として
は、例えば、特公昭55−38167号の第4図及び第
6図に示すようなものがある。この図示の装置は、ろ板
間に設けた一対のろ布を上部支持バーを介して合着し
て、上部支持バーを駆動輪に巻掛けたチェーンで支持す
るとともに、上記一対のろ布の下端をろ板の下部に設け
たロールを巻回した上で、下部支持バーを介して隣接す
るろ板間に前記同様に設けたろ布の下端とを合着し、下
部支持バーを前記チェーンの他端に連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
のような従来の装置は、一対のろ布の上縁を支持するこ
とは容易であるが、その下縁部を支持するには、機体に
取り付けてから下部の支持バーを介して隣接するろ板間
のろ布と接続しなければならず、その作業は極めて困難
である。隣接するろ板間のろ布と接続することなく、各
ろ板間に走行機構を持った完全に独立したろ布を設定す
ることも考えられるが、ろ板の厚さには限度があり、各
ろ板宛に完全に独立したろ布の走行機構を設けることは
困難である。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この考案は、上述のよ
うな問題点を解決し得るものであって、その要旨とする
ところは、ガイドレール上に移動自在に多数のろ板を並
列し、これらのろ板間に設けた一対のろ布の上縁部に上
部支持バーを設け、この上部支持バーをろ板上部のマス
トに設けた駆動輪に掛け回した駆動帯で支持するととも
に、上記一対のろ板の下端縁を左右のろ板の下部にロー
ルにそれぞれ掛け回した上で、その下端縁部に設けた支
持バーの端部を前記駆動帯の他端に連結したろ布の吊設
装置において、側方より見て逆L字状のクランプを設
け、このクランプの水平部に駆動帯の下端に接続した螺
子粁を連結し、このクランプの垂直部の両側壁に、それ
ぞれ開口を有し前後に貫通するU字状の保持部を上下に
ずらせて配設し、この保持部に、ろ板の前後において隣
接する、ろ布の下端縁に設けた支持バーを係合させたも
のである。
【0005】上記クランプに設ける2個の保持部は、一
対のろ布の一方のろ布の下部支持バーと隣接するろ板間
の一方のろ布の下部支持バーをそれぞれ支持するために
設けるものであって、ろ板の厚み内に収めるためにその
保持部を上下一直線上に設けることができるものであ
る。
【0006】
【作 用】この考案に係る装置は、上述のように構成し
てあるので、従来最も難渋したろ布の下端縁を接続支持
するのに、垂下した一対のろ布の下端縁部に下部支持バ
ーを挿通し、これらのろ布をろ板の下部に設けたロール
に巻回した上で上記下部支持バーの端部を支持具の上下
の保持部にそれぞれ係合させればよい。。斯くすること
によって一対のろ布のそれぞれの下端縁部を支持すると
同時にこれらを接続することができる。そして、この作
業は、ろ板列の側方の列外ですることができるので、従
来の作業に比較すれば、簡単である。以下、図面に基づ
いて、この考案を具体的に説明する。
【0007】
【実施例】図1は、この考案に係るろ布の吊設装置を装
備するフイルタプレスの概略の側面図であり、左右のフ
レーム1,1にガイドレール2を橋架し、このガイドレ
ール2に多数のろ板3を移動自在に載加している。各ろ
板はリンクチェーン4によって、ルーズに連結され、開
閉用のチェーン5によってろ板群の中央部を境にして、
アコーディオン状に同時に開閉するようにしてある。6
は、可動ヘッド7に設けた締付用のシリンダーを示す。
【0008】この考案に係るろ布の吊設装置は、上述の
ようなフイルタプレスの各ろ板間に設けるが、その具体
的構成を図2及び図3に基づいて説明すると、ろ布8は
長方形状に裁断したろ布を二つ折りにしてその上縁部と
下縁部に支持バー挿入用の袋部9を形成している。そし
て、このように構成したろ布8を図3に示すようにろ板
間に吊設している。すなわち、上縁部に設けた袋部9に
上部支持バー10を挿入し、その両端をろ板3のマスト
の駆動輪11に巻掛けた駆動チェーン12で支持すると
ともにろ布8の下部をろ板の下部に設けたロール13に
巻回した上で前述下縁部に形成した袋部9に挿通した下
部支持バー14の端部を前述の駆動チェーン12の他端
に設けた螺子杆15で保持させている。
【0009】この保持部分の構成について、図4〜図5
に基づいて説明すると、図4及び図5に示すものでは、
駆動チェーン12に連結した螺子杆15をクランプ16
のフォーク部16cに差し込みナット15a,15aで
固定してある。そして、このクランプ16の垂直部両側
に設けた保持部16a,16aに、ろ板3の前後に吊
設したろ布8,8の下縁部に挿通した下部支持バー1
4,14に図5に示すように形成した下部支持バー14
の首部14aを係合させている。尚、図4において符号
14cは、ナット15aの抜け出し防止用の切欠、17
は自在接手、18はターンバックルを示すものである。
【0010】
【考案の効果】 この考案に係るろ布の吊設装置は、上述
のように構成してあり、従来、この種ろ布を吊設する際
難渋したろ布8の下端部を容易に支持連結することがで
き、ろ布8を簡単に吊設することができる。すなわち、
ろ布8の下端部を支持するには、下部支持バー14の端
部をクランプ16の保持部16aに係合させるだけで済
み、しかも、支持すると同時に2枚のろ布8を接続する
ことができるものである。そして、上述の作業は、ろ板
列の側方の列外ですることができるので、その作業性は
従来のろ板列の下方にまで入って2枚のろ布の接手部に
下部支持バーを挿通するのに比較して格別に改善し得た
ものである。
【0011】また、この考案に係るろ布の吊設装置は、
に示したようにクランプ16を螺子杆15とナット
15aとで固定し、クランプ16の保持部16aで下部
支持バー14を保持するようにしてあるので、左右一対
のろ布8、8が伸縮した場合、螺子杆15に螺合したナ
ット15aを移動させることによって簡単に調整するこ
とができる。また、この吊設装置でろ布8を機体に吊設
する場合、ろ布8の上縁部を支持する点は、従来と同様
であるが、ろ布8の下縁部を支持する場合は、予め、下
部支持バー14を袋部9に挿通しておくことができるの
で予め、袋部9に挿通しておくと狭いろ板間で直線的に
ろ布8.8が垂下し、作業性を一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るろ布の吊設装置を装備するフイ
ルタプレスの概略の側面図、
【図2】この考案に係るろ布の吊設装置に使用するろ布
の一部の斜面図。
【図3】この考案に係るろ布の吊設状態を解説的に示す
側面図。
【図4】この考案に係るろ布の下部支持バーの保持部分
の側面図。
【図5】この考案に係るろ布の下部の支持部分を分解し
て示す斜面図。
【符号の説明】
2 ガイドレール 3 ろ板 8 ろ布 11 駆動輪 12 チェーン 13 ロール 14 下部支持バー 15 螺子杆 16 クランプ 16a保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレール上に移動自在に多数のろ
    板3・・・を並列し、これらのろ板3.3間に設けた一
    対のろ布8.8の上縁部に上部支持バーを設け、この上
    部支持バーをろ板上部のマストに設けた駆動輪11に掛
    回した駆動帯12で支持するとともに、上記一対のろ布
    8.8の下端縁を左右のろ板3.3の下部に設けたロー
    ル13、13にそれぞれ掛け回した上で、その下端縁部
    に設けた支持バー14の端部を前記駆動帯12の他端に
    連結したろ布の吊設装置において、側方より見て逆L字
    状のクランプ16を設け、このクランプ16の水平部
    に、駆動帯12の下端に接続した螺子杆15を連結し、
    このクランプ16の垂直部の両側壁に、それぞれ開口を
    有し前後に貫通するU字状の保持部16a16bを上下
    にずらせて配設し、この保持部16a 16aに、ろ板
    の前後において隣接する、ろ布8の下端縁部に設けた支
    持バー14.14を係合させてなるフイルタプレスにお
    けるろ布の吊設装置。
JP1990403123U 1990-12-11 1990-12-11 フイルタプレスにおけるろ布の吊設装置 Expired - Lifetime JPH08963Y2 (ja)

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