JPH0592089A - 糸色自動判別機能付きミシン - Google Patents

糸色自動判別機能付きミシン

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Publication number
JPH0592089A
JPH0592089A JP28077291A JP28077291A JPH0592089A JP H0592089 A JPH0592089 A JP H0592089A JP 28077291 A JP28077291 A JP 28077291A JP 28077291 A JP28077291 A JP 28077291A JP H0592089 A JPH0592089 A JP H0592089A
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JP
Japan
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thread
bobbin
thread color
sewing machine
color
Prior art date
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Application number
JP28077291A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Asano
史明 浅野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0592089A publication Critical patent/JPH0592089A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/182Identification means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で上糸の糸色を正確に判別し得る
ような色糸自動判別機能付きミシンを提供すること。 【構成】 多針型刺繍ミシンの糸巻き台20の支持板2
1には糸巻き棒22が針の各々に対応して立設されてい
る。この糸巻き棒22には糸巻ボビン36の回り止め用
の突起部22aが形成されている。糸巻ボビン36の底
面が圧接される支持板21の部分には4個の検出スイッ
チ25〜28が配置され、糸巻ボビン36の下端部には
前記検出スイッチ25〜28を選択的にオンさせる切欠
きkが形成されている。糸巻ボビン36に巻回された上
糸の糸色に対応して前記切欠きkを形成して糸色を検出
し、刺繍データに含まれる糸色のデータに基づいて、こ
の糸色に対応する針棒が自動的に選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸色自動判別機能付き
ミシンに関し、特に糸巻き立てに装着された糸巻きの上
糸の糸色を判別する糸色判別機能を備えたミシンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の糸巻きを装着可能な糸巻き
立てやこれら複数の糸巻きから異なる糸色の上糸が供給
される複数の針棒を設けるとともに、そのうちの1つの
針棒を選択する針棒選択機構を設け、刺繍データに基い
て針棒を順次変更することで複数色の上糸により刺繍模
様をカラフルに縫製するようにした多針型刺繍縫いミシ
ンが実用に供されている。ところで、この刺繍縫いミシ
ンにより刺繍縫製する際に、各針棒に供給する上糸の糸
色を針棒毎に自動的に設定するようにしたミシンが種々
提案されている。
【0003】例えば、特開平3─113061号公報に
は、複数の糸ボビンを装着可能なボビン台や複数の針棒
を設けるとともに、これら針棒のうち1つを選択する針
棒選択機構を設ける一方、これら糸ボビンから縫針に供
給される上糸の糸色を検知する複数の糸色検知装置を設
け、これら糸色検知装置から出力される糸色信号に基い
て、各針棒に対応する糸色を自動的に検知するようにし
た刺繍ミシンが記載されている。この糸色検知装置は、
上糸に光を照射する発光素子と、RGBフィルターと、
これらフィルターを通過した光の強度を検出する光電変
換素子とから構成され、光電変換素子からの変換信号は
増幅器で増幅されて制御装置のインターフェイスに入力
され、この変換信号に基いて作成された色情報データが
針棒と対応づけて記憶されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平3─113
061号公報に記載の刺繍ミシンにおいては、上糸の糸
色を検知する為の糸色検知装置は、発光素子やRGBフ
ィルターや光電変換素子や増幅器など多数の電子部品か
ら構成されているので、複雑な構成となり且つコスト高
になるという問題がある。更に、この糸色検知装置にお
いては、上糸に照射した光の反射光に基いて糸色を検知
する技術を用いており、上糸はその材質等により、同色
でも光反射率が大きく異なるので、糸色を検知する為の
しきい値の調節や糸色に対する光学系の感度調節などの
糸色を確実に識別する為の調節が非常に面倒な上、調節
誤差などにより糸色検出の信頼性に欠けること、などの
問題がある。
【0005】本発明の目的は、簡単な構成で上糸の糸色
を正確に判別し得るような糸色自動判別機能付きミシン
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1請求項に係る糸色自
動判別機能付きミシンは、糸巻きを装着した糸巻き立て
を備え、その糸巻きから供給される上糸を用いて縫製す
るように構成したミシンにおいて、糸巻きにそれに巻か
れた糸の糸色を識別する為の識別子を設け、糸巻き立て
に、糸巻きの識別子を検出する検出手段を設け、検出手
段の出力に基いてその検出手段に対応する糸巻きの糸色
を検知する糸色判別手段を設けたものである。
【0007】第2請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンは、請求項1の糸色自動判別機能付きミシンにおい
て、前記識別子が、糸巻きに形成された複数の凹部又は
切欠きからなり、前記検出手段が複数の凹部又は切欠き
を検出する複数の検出スイッチからなるものである。
【0008】第3請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンは、請求項1の糸色自動判別機能付きミシンにおい
て、前記識別子が、糸巻きに印されたバーコードからな
り、前記検出手段がバーコード読取り器であるものであ
る。
【0009】第4請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンは、請求項1の糸色自動判別機能付きミシンにおい
て、前記識別子が、糸巻きに貼付された複数の光反射部
からなり、前記検出手段が複数の光反射部を光学的に読
取る複数の光学センサーからなるものである。
【0010】
【作用】第1請求項に係る糸色自動判別機能付きミシン
においては、糸巻き立てに設けられた検出手段は、糸巻
きに設けられた識別子であって糸巻きに巻かれた糸の糸
色を識別する為の識別子を検出し、糸色判別手段は検出
手段の出力に基いて、その検出手段に対応する糸巻きの
糸色を検知する。従って、糸巻きに設けられた識別子を
介して糸巻きの糸色を正確に検知することができる。
【0011】第2請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンにおいては、基本的に請求項1と同様の作用が得ら
れる。加えて、前記識別子は糸巻きに形成された複数の
凹部又は切欠きから構成され、また前記検出手段は複数
の凹部又は切欠きを検出する複数の検出スイッチから構
成されるので、識別子及び検出手段を簡単な構成にでき
る上、糸色判別手段はこれら検出スイッチからのスイッ
チ信号により糸色を正確に検知することができる。
【0012】第3請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンにおいては、基本的に請求項1と同様の作用が得ら
れる。加えて、前記識別子は糸巻きに印されたバーコー
ドから構成され、また前記検出手段はバーコード読取り
器で構成されるので、識別子及び検出手段を簡単な構成
にできる上、糸色判別手段はバーコード読取り器からの
バーコードデータにより糸色を正確に検知することがで
きる。
【0013】第4請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンにおいては、基本的に請求項1と同様の作用が得ら
れる。加えて、前記識別子は糸巻きに貼付された複数の
光反射部から構成され、また前記検出手段は複数の光反
射部を光学的に読取る複数の光学センサーから構成され
るので、識別子及び検出手段を簡単な構成にできる上、
糸色判別手段はこれら光学センサーからのセンサ信号に
より糸色を正確に検知することができる。
【0014】
【発明の効果】第1請求項に係る糸色自動判別機能付き
ミシンによれば、〔作用〕の項で説明したように、糸巻
きに識別子を設け、この識別子を検出する検出手段を設
け、更に糸色を検知する糸色判別手段を設けたので、糸
巻きに設けられた識別子を介して糸巻きの糸色を正確に
検知することができる。
【0015】第2請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンによれば、基本的に請求項1と同様の効果が得られ
る。加えて、識別子は糸巻きに形成された複数の凹部又
は切欠きから構成され、また検出手段は複数の凹部又は
切欠きを検出する複数の検出スイッチから構成されるの
で、識別子及び検出手段を簡単な構成にできる上、検出
スイッチからのスイッチ信号を用いて糸色を正確に検知
することができる。
【0016】第3請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンによれば、基本的に請求項1と同様の効果が得られ
る。加えて、識別子は糸巻きに印されたバーコードから
構成され、また検出手段はバーコード読取り器で構成さ
れるので、識別子及び検出手段を簡単な構成にできる
上、バーコード読取り器からのバーコードデータを用い
て糸色を正確に検知することができる。
【0017】第4請求項に係る糸色自動判別機能付きミ
シンによれば、基本的に請求項1と同様の効果が得られ
る。加えて、識別子は糸巻きに貼付された複数の光反射
部から構成され、また検出手段は複数の光反射部を光学
的に読取る複数の光学センサーから構成されるので、識
別子及び検出手段を簡単な構成にできる上、これら光学
センサーからのセンサ信号を用いて糸色を正確に検知す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、多針型刺繍縫いミシンに本発明
を適用した場合のものである。多針型刺繍縫いミシン1
について、図1に基いて説明すると、ミシンテーブル2
上にミシンアーム3が配設され、その前端部には5本の
針棒5を上下動可能に支持した針棒支持ケース4が左右
方向移動可能に装着されている。これら針棒5の下端に
は縫針6が夫々取付けられ、糸巻き35から供給される
上糸37は対応する糸調子器7及び天秤8を経て縫針6
に夫々供給される。
【0019】この針棒支持ケース4は、針棒変更モータ
9の駆動により左右方向に移動され、駆動位置に移動し
て選択された何れかの針棒5がミシンモータ10の駆動
により上下に往復移動される。前記ミシンテーブル2の
前端部にはミシンベッド11が前方に延設され、このミ
シンベッド11の内部には、縫針6の上下動と協働して
加工布Wに縫目を形成する為の糸輪捕捉器(図示略)が
設けられている。
【0020】前記ミシンテーブル2の内部において、1
対のY方向移動アーム(一方のみ図示)12がY方向送
りモータ13(図6参照)によりXY平面内のY方向
(前後方向)に移動可能に設けられ、このY方向移動ア
ーム12の上端部はミシンテーブル2の左右両端部に上
面に臨むように上方に突出している。
【0021】1対のY方向移動アーム12の上端部間に
は左右方向に延びる支持部材14が固着され、この支持
部材14にはX方向移動アーム15がX方向送りモータ
16(図6参照)によりXY平面内のX方向(左右方
向)に移動可能に設けられている。更に、X方向移動ア
ーム15の前端部には、加工布Wを着脱可能に装着する
為の刺繍枠17が取付けられている。従って、この刺繍
枠17に装着された加工布Wは、Y方向送りモータ13
で駆動されるY方向移動アーム12によりY方向に移動
されるとともに、X方向送りモータ16で駆動されるX
方向移動アーム15によりX方向に移動され、加工布W
上に文字や図形などの種々の刺繍模様が形成される。
【0022】次に、前記ミシンアーム3の上側に載置さ
れ、5つの糸巻き35を支持可能な糸巻き台20につい
て、図1・図2に基いて説明すると、ミシンアーム3の
上側に載置固定された支持板21には、上下方向に延び
る5つの糸巻き棒22の下端部が、支持板21に所定間
隔空けて夫々固着され、糸巻き35は、上下方向に貫通
させて形成された貫通孔に糸巻き棒22を挿通して装着
される。更に、糸巻き35を糸巻き棒22に装着する際
に、糸巻き棒22に対する糸巻き35の装着位相を常に
所定の位相とする為に、糸巻き棒22の外周面の一部に
は突起部22aがその全長に亙って形成され、糸巻き3
5のボビン36に形成された貫通孔には、この突起部2
2aに係合可能な凹部が形成されている。尚、ミシンア
ーム3の上側には、これら5つの糸巻き35から夫々繰
出される上糸37をガイドするガイド部材30を取付け
た支持アーム31が立設されている。
【0023】刺繍縫製に際して糸巻き35から上糸37
が上方に繰出されるときに、糸巻き35の上方への移動
を防止する為に、支持板21にはボビン36の下端部の
外周部を押圧挟持する円形状の段落ち部23が各糸巻き
棒22に対応して夫々形成されている。また、糸巻き3
5を糸巻き棒22に装着したときにボビン36の下端部
が当接する各段落ち部23の外周部の所定位相の部分に
は、第1検出スイッチ25、第2検出スイッチ26、第
3検出スイッチ27、第4検出スイッチ28が所定の順
序で夫々設けられている。尚、前列の左側の糸巻き棒2
2に対応する4つの検出スイッチ25〜28を第1スイ
ッチ群G1(図6参照)とし、後列の左側の糸巻き棒2
2に対応する4つの検出スイッチ25〜28を第2スイ
ッチ群G2とし、前列の中央の糸巻き棒22に対応する
4つの検出スイッチ25〜28を第3スイッチ群G3と
し、後列の右側の糸巻き棒22に対応する4つの検出ス
イッチ25〜28を第4スイッチ群G4とし、前列の右
側の糸巻き棒22に対応する4つの検出スイッチ25〜
28を第5スイッチ群G5とする。
【0024】更に、各糸巻き35のボビン36の下端部
には、これら第1〜第4検出スイッチ25〜28に対応
して、その糸巻き35に巻かれた上糸37の糸色に応じ
た特有の切欠きkが上糸37の糸色を識別する為に形成
されている。即ち、例えば図3に示すように、糸色が
「黒」の上糸37(B)を巻装した糸巻き35(B)の
ボビン36(B)には、第1〜第3検出スイッチ25〜
27に対応する切欠きk1が形成され、図4に示すよう
に、糸色が「赤」の上糸37(R)を巻装した糸巻き3
5(R)のボビン36(R)には、第1・第2検出スイ
ッチ25・26に対応する切欠きk2と第4検出スイッ
チ28に対応する切欠きk3が形成され、また図5に示
すように、糸色が「黄緑」の上糸37(YG)を巻装し
た糸巻き35(YG)のボビン36(YG)には、第3
・第4検出スイッチ27・28に対応する切欠きk4が
形成されている。その他、図示はしないが多数の糸色
(「青」、「緑」、「紫」、「白」、「橙」、「黄」、
・・・)の各々に対応する特有の切欠きkが夫々のボビ
ン36に形成されている。
【0025】従って、糸色「黒」の上糸37(B)を巻
装した糸巻き35(B)を糸巻き棒22に装着したとき
には、その糸巻き棒22に対応する4つの検出スイッチ
25〜28に関して、第1〜第3検出スイッチ25〜2
7は切欠きk1により「0」のスイッチ信号を夫々出力
し、第4検出スイッチ28は「1」のスイッチ信号を出
力する。同様に、糸色「赤」の糸巻き35(R)を装着
したときには、第1・第2・第4検出スイッチ25・2
6・28は切欠きk2・k3により「0」のスイッチ信
号を夫々出力し、第3検出スイッチ28は「1」のスイ
ッチ信号を出力する。また、糸色「黄緑」の糸巻き35
(YG)を装着したときには、第1・第2検出スイッチ
25・26は「1」のスイッチ信号を夫々出力し、第3
・第4検出スイッチ27・28は切欠きk4により
「0」のスイッチ信号を夫々出力する。
【0026】次に、刺繍縫いミシンMの制御系は図6の
ブロック図に示すように構成されている。刺繍縫製の開
始・停止を指示する為の起動・停止スイッチや刺繍模様
を選択する為の模様選択スイッチなどの多数のスイッチ
類が設けられた操作パネル40と、第1〜第5スイッチ
群G1〜G5と、ミシンモータ10の為の駆動回路41
と、X方向送りモータ16の為の駆動回路42と、Y方
向送りモータ13の為の駆動回路43と、針棒変更モー
タ9の為の駆動回路44とフロッピーディスクを着脱可
能なフロッピーディスクドライブ(FDD)45の為の
フロッピーディスクコントローラ(FDC)46とは、
制御装置Cの入出力インターフェース47に夫々接続さ
れている。
【0027】前記フロッピーディスクドライブ45に着
脱可能に装着されるフロッピーディスク(図示略)に
は、文字や図形などの複数種類の刺繍縫目データを刺繍
模様番号に対応づけて格納する刺繍データメモリ55が
設けられている。この刺繍データメモリ55に格納され
た刺繍縫目データの各々には図7に示すように、上糸3
7の糸色を指示する為の色番号データ、刺繍縫目を形成
する為に針落ち位置(針位置)を指示するステッチデー
タ、加工布Wの移動を指示するフィードデータなどが格
納されている。
【0028】制御装置Cは、CPU49と、CPU49
にデータバスなどのバス48を介して接続された入出力
インターフェース47、ROM50及びRAM51とか
ら構成されている。ROM50には、各モータ10・1
3・16・9を駆動する為の駆動制御プログラム、本願
特有の後述の刺繍縫製制御の制御プログラムなどが格納
されている。RAM51には、刺繍データメモリ55か
ら読出された刺繍縫目データを格納するデータメモリ、
CPU49で演算した演算結果を一時的に格納するバッ
ファやカウンタやポインタやフラグメモリなどが設けら
れている。更に、ROM50には図8に示すように、4
つの検出スイッチ25〜28から入力されたスイッチ信
号の組み合わせにより決定されるスイッチデータ(16
進数)のテーブル56と、図9に示すようにこれらスイ
ッチデータに対応する色番号データ(C1、C2、C3
・・・・)との色番号テーブル57とが予め格納されて
いる。
【0029】次に、刺繍縫いミシン1の制御装置Cで行
なわれる刺繍縫製制御のルーチンについて、図10のフ
ローチャートに基いて説明する。尚、図中、符号Si
(i=10、11、12・・・)は各ステップである。
但し、この制御が開始される前段階として、操作パネル
40から刺繍模様の模様番号が指示され、この指示され
た模様番号の刺繍縫目データがフロッピーディスクの刺
繍データメモリ55から読出されてRAM51のデータ
メモリに格納されているものとする。
【0030】操作パネル40上の起動スイッチが操作さ
れるとこの制御が開始され、先ず第1スイッチ群G1か
ら第5スイッチ群G5に関して、各スイッチ群G1〜G
5の4つの検出スイッチ25〜28のスイッチ信号が順
次読込まれ、スイッチデータテーブル56に基いてこれ
ら4つのスイッチ信号に対応するスイッチデータが決定
される(S10)。次に、これらスイッチデータと色番
号テーブル57とに基いて、各針棒5の針棒番号と色番
号データとが夫々対応づけてRAM51のバッファに格
納される(S11)。例えば、図1・図2・図5に示す
ように、第1スイッチ群G1からのスイッチデータが
「C」のときには、第1スイッチ群G1に対応する図1
における最左端の針棒5の針棒番号「1」と色番号デー
タ「C12(黄緑)」とが対応づけてバッファに格納さ
れる。
【0031】次に、RAM51のデータメモリの先頭ア
ドレスが読出しポインタPに格納され(S12)、この
読出しポインタPで指示されるデータが読出され(S1
3)、このデータが色番号データのときには(S14:
Yes)、この色番号データに対応する針棒5が駆動位
置となるように、針棒変更モータ9が駆動され(S1
5)、読出しポインタPがα(数アドレス)分インクリ
メントされ(S16)、S13に戻る。
【0032】次に、読込んだデータがステッチデータの
ときには(S13、S14:No、S17:Yes)、
このステッチデータに基いてステッチ縫製が実行され
(S18)、S16を経てS13に戻る。また、読込ん
だデータがフィードデータのときには(S13、S14
・S17:No、S19:Yes)、このフィードデー
タに基いて両モータ13・16が駆動されて加工布Wが
移動される(S20)。一方、読込んだデータが終了デ
ータ(FF)のときには(S13、S14・S17・S
19:No)、この制御を終了する。
【0033】以上説明したように、各糸巻き35にそれ
に巻装される上糸37の糸色を識別する為の特有の切欠
きk1、k2、k3、k4・・・・が形成され、この切
欠きkを第1〜第4検出スイッチ25〜28で検出する
ようにしたので、糸色検出の為の機構や制御を大幅に簡
単化でき且つ低コスト化を図ることができ、しかもこれ
ら第1〜第4検出スイッチ25〜28からのスイッチ信
号を用いて糸色を正確に検知することができる。
【0034】尚、前記切欠きkに代えて金属箔などの光
反射シールをボビン36に貼着し、これら光反射シール
を光学センサーで検出するように構成することも可能で
ある。尚、糸巻き35のボビン36に、それに巻装され
る上糸37の糸色を識別する為のバーコードを印すよう
にし、更にこのバーコードを読み取るバーコード読取り
器を糸巻き台20に設け、糸巻き棒22を所定角度だけ
回動させることにより、バーコード読取り器でバーコー
ドを読み取るように構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】多針型刺繍縫いミシンの斜視図である。
【図2】糸巻き台の部分切欠き且つ部分拡大の斜視図で
ある。
【図3】糸巻きのボビンに形成された切欠きの形状と第
1〜第4検出スイッチの作動状態を説明する説明図であ
る。
【図4】糸巻きのボビンに形成された切欠きの形状と第
1〜第4検出スイッチの作動状態を説明する説明図であ
る。
【図5】糸巻きのボビンに形成された切欠きの形状と第
1〜第4検出スイッチの作動状態を説明する説明図であ
る。
【図6】刺繍縫いミシンの制御系のブロック図である。
【図7】刺繍データメモリに格納された刺繍縫目データ
のデータ構成を説明する説明図である。
【図8】第1〜第4検出スイッチのスイッチ信号とこれ
らのスイッチ信号からなるスイッチデータとを対応づけ
たスイッチデータテーブルを説明する図表である。
【図9】スイッチデータと色番号データとを対応づけた
色番号テーブルを説明する図表である。
【図10】刺繍縫製制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【符号の説明】
1 刺繍縫いミシン 20 糸巻き台 25 第1検出スイッチ 26 第2検出スイッチ 27 第3検出スイッチ 28 第4検出スイッチ 35 糸巻き 37 上糸 49 CPU 50 ROM 51 RAM k 切欠き C 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸巻きを装着した糸巻き立てを備え、そ
    の糸巻きから供給される上糸を用いて縫製するように構
    成したミシンにおいて、 前記糸巻きにそれに巻かれた糸の糸色を識別する為の識
    別子を設け、 前記糸巻き立てに、糸巻きの識別子を検出する検出手段
    を設け、 前記検出手段の出力に基いてその検出手段に対応する糸
    巻きの糸色を検知する糸色判別手段を設けたことを特徴
    とする糸色自動判別機能付きミシン。
  2. 【請求項2】 前記識別子が、糸巻きに形成された複数
    の凹部又は切欠きからなり、前記検出手段が複数の凹部
    又は切欠きを検出する複数の検出スイッチからなること
    を特徴とする請求項1に記載の糸色自動判別機能付きミ
    シン。
  3. 【請求項3】 前記識別子が、糸巻きに印されたバーコ
    ードからなり、前記検出手段がバーコード読取り器であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の糸色自動判別機能
    付きミシン。
  4. 【請求項4】 前記識別子が、糸巻きに貼付された複数
    の光反射部からなり、前記検出手段が複数の光反射部を
    光学的に読取る複数の光学センサーからなることを特徴
    とする請求項1に記載の糸色自動判別機能付きミシン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7908985B2 (en) 2007-03-13 2011-03-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine and computer-readable recording medium storing thread amount processing program
CN103741404A (zh) * 2013-12-16 2014-04-23 蔡利君 一种刺绣机换底线用的滑车
CN103741405A (zh) * 2013-12-16 2014-04-23 蔡利君 一种刺绣机换底线用的可升降滑车
KR101435863B1 (ko) * 2007-08-31 2014-09-01 주식회사 썬스타 재봉기의 바코드 위치 자동인식 장치 및 방법

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