JPH06121892A - ミシンの布端検出装置 - Google Patents

ミシンの布端検出装置

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JPH06121892A
JPH06121892A JP30181192A JP30181192A JPH06121892A JP H06121892 A JPH06121892 A JP H06121892A JP 30181192 A JP30181192 A JP 30181192A JP 30181192 A JP30181192 A JP 30181192A JP H06121892 A JPH06121892 A JP H06121892A
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JP
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cloth
light
sewing
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Application number
JP30181192A
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Inventor
Takaaki Suzuki
孝明 鈴木
Yoshiyuki Otsuka
佳行 大塚
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工布の布端形状が複雑な形状であっても、
布端の検出を高精度にでき、しかも、布端の検出速度を
高め縫製速度を速くできる。 【構成】 複数組の発光素子と受光素子とを一列に配設
し、発光素子から投射される光が所定距離以上に離隔す
るように、複数組の発光素子と受光素子とを夫々2つ置
きになる3グループに分け、これらの各グループ毎の発
光素子と受光素子を順番に1グループずつ同時に作動さ
せることにより、1つの受光素子に他の発光素子から投
射された光に基づく検出光が入光して、誤った検出をす
ることがなく、高精度な布端検出を短時間で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を利用して加工布の
布端位置を検出するミシンの布端検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のミシンの布端検出装置
は、布端が複数の曲線で連続する加工布を縫製すると
き、その布端を検出して、布端の縫い代が一定になるよ
うに加工布を移動させながら縫製する場合等に使用する
ものである。一般に、加工布の布端(布側端)の位置を
検出する為には、布端に交差する方向に沿って複数の受
光素子を並べ、それら各受光素子に対して光を投射する
発光素子を夫々設けることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、加工布の布端位置及びその布端位置
の変化を精度よく検出する為に、受光素子を密接させて
並べ、発光素子を同時に作動させると、1つの発光素子
から投射された光が散乱して複数の受光素子に受光され
てしまい、布端の検出が正確に行えない問題がある。こ
の問題を解決するため、複数の受発光素子を一列状に配
列し、複数の受発光素子を1つずつ順番に作動させて検
出するように構成することも考えられるが、このように
構成すると、その検出に要する時間が長くなり、その検
出結果に基いて、ミシン若しくはそれに付設された装置
を制御する場合、ミシンの縫い速度をあまり高く設定で
きなくなるといった問題点がある。例えば、布側端が曲
率の異なる複数の曲線で連続する加工布を縫製するとき
に、布側端の位置を縫い代が一定になるように変化させ
る布端の制御を行う場合や、布後端の位置を検出し、そ
の布後端から所定の距離の位置で縫製を自動停止させる
制御を行う場合、その検出時間が長くなるため、ミシン
の縫い速度をあまり高く設定できなくなり、生産性が低
くなるといった問題点があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決する為になされ
たものであり、その目的は、加工布の布端を高精度に検
出し得、且つその布端検出速度を高めることができるミ
シンの布端検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るミシンの布端検出装置は、図1の構
成図に示すように、列設され、且つ光を夫々投射する複
数の発光素子と、その複数の発光素子から投射されて検
出体等を介して送られてきた検出光を夫々受光する複数
の受光素子とを備え、加工布に略直交する方向から、加
工布の布端に交差する列状に光を投射し、その検出光か
ら加工布の布端位置を検出するように構成したものであ
り、投射された光のうち、所定距離以上離隔した複数の
投射光からなるグループ単位で検出する為に、複数組の
発光素子と受光素子とを複数グループにグループ化し、
これら複数グループの発光素子及び受光素子を、所定の
順番で1グループずつ作動させる検出制御手段とを設け
たものである。
【0006】請求項2に係るミシンの布端検出装置は、
列設された複数本の光ファイバーと、その複数本の光フ
ァイバーの基端部に検出光を夫々投射する複数の発光素
子と、前記複数本の光ファイバーの基端部に戻ってきた
反射光を夫々受光する複数の受光素子とを備え、加工布
に略直交する方向から、加工布の布端に交差する列状に
光を投射し、その反射光から加工布の布端位置を検出す
るように構成したもので、前記投射された光のうち、所
定距離以上離隔した複数の投射光からなるグループ単位
で検出する為に、複数組の発光素子と受光素子とを複数
グループにグループ化し、これら複数グループの発光素
子及び受光素子を、所定の順番で1グループずつ作動さ
せる検出制御手段を設けたものである。
【0007】
【作用】前記構成を有する請求項1に係るミシンの布端
検出装置においては、複数本の光ファイバーの先端側に
て加工布に略直交する方向から、加工布の布端に交差す
る列状に光を投射し、その検出光から加工布の布端位置
を検出する。このとき、検出制御手段により、各投射光
が所定距離以上離隔するように、複数組の発光素子と受
光素子とを複数のグループにグループ化し、これら複数
グループの発光素子及び受光素子を、所定の順番で1グ
ループずつ作動させる。そうすると、グループ単位で検
出するので、全ての受発光素子を1組ずつ作動させる場
合に比べて、検出回数が減少し、その分検出所要時間が
短縮する。この場合、接近している受発光素子を同時に
作動させると、受光素子に接近する他の組の検出光が入
光することになり、誤動作を起こす可能性があるが、本
発明では、同時に作動させる複数組の受発光素子は互い
に所定距離以上離隔しているので、確実かつ正確に布端
を検出できる。
【0008】しかも、請求項2のように、光反射型の布
端検出装置を使用すれば、透過型のものを使用する場合
のように、加工布の透光性に影響を受けず、精度よく布
端を検出できる。更に、光ファイバーを利用している
為、狭い空間部においても光を導くことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、上布及び下布を合わせて縫製す
る場合等に最適の工業用本縫いミシンに本発明に係る布
端検出装置を適用した場合のものである。図2は本実施
例の工業用本縫いミシンの正面図である。この本縫いミ
シンMは、一般的な工業用本縫いミシンと同様なので簡
単に説明するものとする。本実施例の本縫いミシンM
は、図2に示すように、作業用テーブルTに装着された
ミシンベッド部1と、そのベッド部1の右端部から立設
された脚柱部2と、その脚柱部2からベッド部1に対向
するように左方へ延びるアーム部3とから構成されてい
る。
【0010】ベッド部1には、下布DWを布送りさせる
為の下送り歯8を上下動させる送り歯上下動機構(図示
略)及び前後動させる送り歯前後動機構(図示略)と、
糸輪捕捉器(図示略)などが設けられている。また、ア
ーム部3には、縫針4(図17参照)を下端に装着可能
な針棒(図示略)を上下動させる針棒駆動機構と、天秤
(図示略)を針棒の上下動に調時して上下動させる天秤
駆動機構(図示略)などが設けられている。
【0011】前記針棒の後側のミシン機枠Fには、押え
棒が上下動可能に支持されており、その押え棒の下端に
は、縫製時に布を押さえる為の押え足6(図4参照)が
取付けられている。ところで、この押え棒と、上布UW
を布送りさせる上送り歯7(図4参照)とは後述の押え
足駆動用ソレノイド159(図20参照)に連結されて
おり、これら押え棒と上送り歯7とは、押え足駆動用ソ
レノイド159の駆動により上昇した退避位置に切換え
られ、またこのソレノイド159の駆動が停止されたと
きには、下降した作用位置に位置切換えられる。
【0012】従って、この下送り歯8及び上送り歯7の
上下動機構と、針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシン
モータ140で駆動される。また、下送り歯8は、リニ
アソレノイド(図示略)の駆動量で変更される送り制御
器の傾きに応じた送り量で送り歯前後動機構を介して前
後駆動される。更に、上送り歯7は、上送り歯用パルス
モータ(図示略)の回転量で変更される送り制御器の傾
きに応じた送り量で送り歯前後動機構を介して前後駆動
される。前記作業用テーブルTの直ぐ下側にはミシンモ
ータ140が配設され、作業用テーブルTを支持する作
業台9に取付けられている。また、本縫いミシンMには
操作パネル10が取付けられ、この操作パネル10に
は、縫製作業に必要な複数の操作スイッチが設けられて
いる。
【0013】また、上下の布を合わせて縫製する場合等
に、所望の縫い代を得る為の布端制御装置15が設けら
れている。この布端制御装置15は、基本的には、ベッ
ド部1とアーム部3との間に設けられた布受け板駆動装
置16及び上布移動装置17と、ベッド部1の下側に設
けられた下布移動装置18と、上布UWを補助的に位置
制御する補助上布移動装置19とを備えている。
【0014】そこで、先ず、布受け板駆動装置16につ
いて、図2〜図5に基いて説明する。ここで、図3は布
端制御装置の平面図、図4はその要部拡大図、図5は布
受け板部の縦断正面図である。この布受け板駆動装置1
6は、図3の如く、上布UWと下布DWとを夫々独立し
て布送りする為の布受け板32を駆動するもので、前記
ベッド部1上に略矩形状のベースプレート25が固着さ
れ、このベースプレート25の上面の前端部に、左右方
向に延びる帯状のリニアクロスベアリング26が取付け
られ、このリニアクロスベアリング26に略矩形状の板
材からなる布受け台27が左右方向移動可能に載置され
ている。
【0015】この布受け台27を左右方向に移動させる
為の布受け台切換えシリンダ143は、布受け台27の
直ぐ前側に左右方向向きに配設され、その本体側がブラ
ケット28でベースプレート25に固着され、そのピス
トンロッド143aの先端部が、布受け台27に固着さ
れた駆動レバー29に連結されている。従って、布受け
台27は、布受け台切換えシリンダ143の左方への進
出駆動により図3に実線で示す左方縫製位置と、右方へ
の退入駆動により2点鎖線で示す右方退避位置とに位置
切換えされる。
【0016】一方、布受け台27上には、図5の如く、
正面視略逆L字状の取付け板30の下端部がビス止めさ
れ、この取付け板30にはツインロッドタイプの布受け
板上下駆動シリンダ144が下向きに取付けられ、この
シリンダ144の一対のピストンロッド144aの下端
部には布受け板取付け板31が固着され、この布受け板
取付け板31の下側に、図4の如く平面視略クランク状
の布受け板32の基端部がビス止めされている。この布
受け板32の先端部は、図7の如く、半円形の針板11
を経て滑り板12に及んで左方へ延びている。ここで、
図5に示す布受け板上下駆動シリンダ144の下側に取
付けられたボルト33は、布受け板取付け板31の上昇
位置を規制する為の高さ調節用のものである。従って、
布受け板32は、布受け板上下駆動シリンダ144の下
方への進出駆動により図5に実線で示す下方縫製位置
と、上方への退入駆動により2点鎖線で示す上方退避位
置とに位置切換えされる。また、布受け板32は、前述
したように、布受け台27の退避位置への移動と同時に
右方退避位置に移動される。
【0017】次に、上布移動装置17について、図3・
図4・図6に基いて説明する。ここで、図6は上布移動
装置の要部縦断正面図である。この上布移動装置17
は、図3,4の如く、前記ベースプレート25の上面で
布受け台27の後側に、左右方向に延びる帯状のリニア
クロスベアリング40が取付けられ、このリニアクロス
ベアリング40に略矩形状の板材からなる移動台41が
左右方向移動可能に載置されている。この移動台41を
左右方向に移動させる移動台切換えシリンダ145は、
移動台41の直ぐ後側に左右方向向きに配設され、図6
の如く、その基端部が、ベースプレート25に支持ブラ
ケット42を介して揺動可能に枢支され、そのピストン
ロッド145aの先端部が、移動台41に固着された駆
動レバー43に連結されている。従って、移動台41
は、移動台切換えシリンダ145の左方への進出駆動に
より図3に実線で示す左方縫製位置と、右方への退入駆
動により2点鎖線で示す右方退避位置とに位置切換えら
れる。
【0018】この移動台41上には、図4・図6に示す
ように、側面視L字状のブロック部材44が固着され、
ステッピングモータからなり上布UWを布送り方向Qと
直交する方向(左右方向)に移動させる為の上布移動用
モータ141がブロック部材44の垂直壁部44aに後
側から取付けられ、この上布移動用モータ141の駆動
軸141aにはタイミングプーリ45が固着されてい
る。前記垂直壁部44aには円筒状のブッシュ46が固
着され、このブッシュ46には鍔部を有する円筒状の第
1枢支部材47が内嵌され、この鍔部の前端面をタイミ
ングプーリ45の後端面に当接させて、第1枢支部材4
7が抜け止めされている。
【0019】そして、この第1枢支部材47の鍔部の直
ぐ後側に配設された帯状で板材からなる第1揺動アーム
49は、鍔部にビス止めされるとともに、スペーサ48
を介してブッシュ46に当接している。そして、この第
1揺動アーム49の一部分が上方に突出した取付け部4
9aには、移動台41に取付けた支持部材50に回動可
能に枢支されたアーム回動用シリンダ146のピストン
ロッド146aの先端部が回動可能に連結されている。
更に、前記タイミングプーリ45の前側に配設され鍔部
を有する第2枢支部材51は、駆動軸141aに外嵌さ
れるとともに、移動台41に固着された枢支部材53に
回動可能に枢支されている。そして、この第2枢支部材
51の鍔部の直ぐ前側に配設された帯状で板材からな
り、しかも前記第1揺動アーム49と対向状の第2揺動
アーム54が鍔部にビス止めされるとともに、スペーサ
52を介して枢支部材53に当接している。
【0020】これら第1揺動アーム49と第2揺動アー
ム54とは、一対の連結部材55により一体的に連結さ
れ、第1・第2揺動アーム49・54の先端部にビス5
6で夫々固着された一対の枢支部材57により、タイミ
ングプーリ58が回転可能に枢支され、これら両タイミ
ングプーリ45・58間にはタイミングベルト59が張
架されている。また、第1・第2揺動アーム49・54
は、ブロック部材44に固着した一対のボルト60を連
結部材55の上側と下側とに当接させてその回動範囲が
規制されている。また、両揺動アーム49・54間の内
部には、図6に示すように、タイミングベルト59に張
力を付与する為の一対のテンション用プーリ61が枢着
されている。
【0021】従って、上布移動用モータ141の正転駆
動又は逆転駆動により、両タイミングプーリ45・58
を介してタイミングベルト59が正転又は逆転され、タ
イミングベルト59の下側に配設された上布UWが左方
又は右方に移動される。更に、両揺動アーム49・54
は、アーム回動用シリンダ146の左方への進出駆動に
より図6に実線で示す縫製回動位置と、右方への退入駆
動により2点鎖線で示す退避回動位置とに位置切換えら
れる。ここで、両揺動アーム49・54が退避回動位置
且つ左方縫製位置に切換えられ、しかも布受け板32が
上方退避位置且つ左方縫製位置に位置切換えられたとき
には、針板11の上側に下布DWが載置可能になってい
る。
【0022】図8は分離板部の要部拡大平面図、図9は
上布と下布とを縫製位置にセットした要部拡大平面図、
図10は図8のL─L線縦断側面図である。これらの図
に基いて、針板11の上面に配設され上布UWの布送り
と下布DWの布送りとを夫々独立させて正確に実行する
為の分離板66と、これを駆動する分離板駆動機構65
を説明する。この分離板66は、図8の如く、板状で平
面視クランク状のものであり、針板11と布受け板32
との間に位置するとともに、その先端部は、下送り歯8
と上送り歯7との間に後方屈曲状に延び、その基端部は
一段高く形成され、取付け部材67の左端部にビス止め
されている。一方、図4・図10に示すように、前記布
受け板取付け板31にL字取付け部材68が固着され、
このL字取付け部材68に分離板前後駆動シリンダ14
7が取付けられ、このシリンダ147のピストンロッド
147aの先端に固着されたL字取付け具69は取付け
部材67にビス止めされている。即ち、分離板66は、
取付け部材67とL字取付け具69とを介してピストン
ロッド147aに連結されている。
【0023】従って、分離板66は、分離板前後駆動シ
リンダ147の後方への進出駆動により図8に実線で示
す後方縫製位置と、前方への退入駆動により2点鎖線で
示す前方退避位置とに位置切換えられる。しかも、この
分離板66は、分離板前後駆動シリンダ147及びL字
取付け部材68を介して布受け板取付け板31に取付け
られているので、布受け板32の上昇した退避位置への
移動と同時に上方の退避位置に移動される。
【0024】次に、下布DWを左右方向に移動させる下
布移動装置18について、図2・図11〜図13に基い
て説明する。ここで、図11は下布移動装置の正面図、
図12はその側面図、図13は下布移動機構とオイルパ
ンとの部分拡大斜視図である。下布移動装置18は、図
11に示すように、前記ベッド部1内において、左右方
向に延びる下軸13が配設され、この下軸13の左端部
には回転釜75が連結され、この回転釜75内にボビン
ケース76が収納されている。また、作業用テーブルT
の下側には、この回転釜75を覆うようにオイルパン7
7が配設されている。このオイルパン77の下側には、
下方に延びる板状の支持枠78が取付けられ、この支持
枠78には、下布移動機構80を上下に駆動するシリン
ダであって、マグネット方式によるロッドレスタイプの
下布駆動用シリンダ148が上端部を右方に傾けた状態
で取付けられている。従って、下布移動機構80は、下
布駆動用シリンダ148の上方への進出駆動により図1
1に実線で示す上方縫製位置と、下方への退入駆動によ
り2点鎖線で示す下方退避位置とに位置切換えられる。
【0025】次に、この下布駆動用シリンダ148の可
動部148aに連結された下布移動機構80について説
明する。この可動部148aには、下布DWを左右方向
に移動する為の下布移動用モータ142が固着されると
ともに、正面視略台形状の支持プレート81の下端部が
ビス止めされている。更に、この支持プレート81の上
端部分にはスペーサ82を介して支持レバー83の下端
部が連結され、この支持レバー83の上端部にはスペー
サ84を介して一対の枢支部材85・86がビス止めさ
れ、更に、これら一対の枢支部材85・86の上端部に
は、部分的にテーパを施した下布送りローラ87がピン
88で回転可能に枢支されている。
【0026】そして、この下布送りローラ87と下布移
動用モータ142の駆動軸142aに固着したプーリ8
9との間にタイミングベルト90が張架されている。従
って、下布移動用モータ142の正転駆動又は逆転駆動
により、プーリ89及びタイミングベルト90を介して
下布送りローラ87が正転又は逆転され、タイミングベ
ルト90の上側に配設された下布DWが左方又は右方に
移動される。ここで、図13に示すように、下布移動機
構80が上方縫製位置に位置切換えられたときには、下
布送りローラ87は、すべり板12に形成した矩形状の
切欠き11aを介して布受け板32の直ぐ下側に露出す
るまで上昇するので、オイルパン77に形成されたボビ
ン取出し口77aはこの下布移動機構80で覆われてい
る。しかし、下布移動機構80が下方退避位置に位置切
換えられたときには、下布送りローラ87はオイルパン
77の下側まで下降することになり、この状態のとき
に、操作者はこのボビン取出し口77aを介してボビン
ケース76の取出しが可能になる。
【0027】次に、本発明に係る布端検出装置について
説明する。本実施例の布端検出装置は、上布UWの布端
位置を検出する為の上布端検出機構95と、下布DWの
布端位置を検出する為の下布端検出機構100とを備え
ている。そこで、先ず、上布端検出機構95について、
図8〜図10・図17・図18に基いて説明する。ここ
で、図17は布端制御装置の機構図、図18は上布端検
出機構の構成図である。上布端検出機構95は、図17
の如く、前記針板11に対応する布受け板32の上側
に、平面視略矩形状のセンサ取付けブロック96がビス
止めされている。そして、このセンサ取付けブロック9
6の左端部分に、図17・図18に示すように、上布U
Wをセットする為にその約下半部が切取られたセンサ収
容部96aが形成され、この収容部96a内に、プリズ
ムからなる上布端検出センサ97がその下部をセンサ収
容部96aの下側に臨むように収容されている。即ち、
上布端検出センサ97は、縫針4よりも布送り方向Qの
上流側に設けられている。
【0028】この上布端検出センサ97は、図18に示
すように、頂角を90°とする直角プリズムである第1
プリズム98と第2プリズム99との組合せで構成さ
れ、第1プリズム98の1つの端面と第2プリズム99
の1つの端面とが張り合わされ、第2プリズム99が布
端と直交状に配設されている。そして、第1プリズム9
8の右端面(光線入力面)には、ファイバー径を約0.
5mmとする10本の光ファイバーA1〜A10からなる上
布ファイバー群FAの先端面が一列状に夫々接続されて
いる。更に、光ファイバーA1〜A10の基端部には、ハ
ーフミラーHM1 〜HM10を介して、発光ダイオードな
どからなる10個の発光素子OSU1〜OSU10 が対応づけて
設けられるとともに、フォトトランジスタなどからなる
10個の受光素子ISU1〜ISU10 が設けられている。
【0029】従って、発光素子OSU1〜OSU10 の各々から
投射されたレーザ光などの光の各々は、ハーフミラーH
M1 〜HM10を通過してこれら光ファイバーA1〜A10
を経て第1プリズム98に入射されて第2プリズム99
側に直角に全反射され、更に第2プリズム99で下側に
直角に全反射され、第2プリズム99から下側に位置す
る上布UW又は布受け板32に略直交する方向から投射
される。そして、上布UW又は布受け板32で反射した
本発明の検出光である反射光は、第2プリズム99と第
1プリズム98とで夫々全反射されて投射の際と同一の
光ファイバーA1〜A10を経てハーフミラーHM1 〜H
M10で反射され、この反射光が受光素子ISU1〜ISU10 で
夫々受光される。即ち、両プリズム98・99を介して
10本の光ファイバーA1〜A10の先端側から、上布U
Wの布端に交差するドット列状に光を投射し、その反射
光から上布UWの布端位置を検出可能になっている。こ
こで、受光素子ISU1〜ISU10 で受光される受光量は、上
布UWで反射したときの受光量より布受け板32で反射
したときの受光量の方が大きくなっている。
【0030】次に、下布端検出機構100について、図
4・図7・図14・図15・図17・図19に基いて説
明する。ここで、図14は図7G─G線縦断正面図、図
15は図7J─J線縦断正面図、図19は下布端検出機
構の構成図である。前記下布端検出機構100は、上布
移動用モータ141の下側に対応するベースプレート2
5上に、センサ支持板101が固着され、このセンサ支
持板101の左端部の下側には、連結板102が取付け
られている。また、針板11に、平面視略コ字状の切欠
き11bが形成されており、前記連結板102の前端部
分に平面視及び側面視略クランク状のセンサ取付けブロ
ック103が固着され、このセンサ取付けブロック10
3の段落ち部分は切欠き11b内に位置している。
【0031】そして、センサ取付けブロック103の前
端部分の左右方向に長いセンサ収容部103a内に、プ
リズムからなる下布端検出センサ104がその上部をセ
ンサ収容部103aの上側に臨むように収容されてい
る。即ち、下布端検出センサ104は、前記上布端検出
センサ97と略対向し且つ縫針4よりも布送り方向Qの
上流側に設けられている。この下布端検出センサ104
は、図19に示すように、頂角を90°とする直角プリ
ズムである第1プリズム105と第2プリズム106と
の組合せで構成され、第1プリズム105の1つの端面
と第2プリズム106の1つの端面とが張り合わされ、
第2プリズム106が布端と直交状に配列されている。
そして、この第1プリズム105の右端面(光線入力
面)には、ファイバー径を約0.5mmとする10本の光
ファイバーB1〜B10からなる下布ファイバー群FBの
先端面が一列状に夫々接続されている。更に、光ファイ
バーB1〜B10の基端部には、ハーフミラーHM11〜H
M20を介して、発光ダイオードなどからなる10個の発
光素子OSD1〜OSD10 が対応づけて設けられるとともに、
フォトトランジスタなどからなる10個の受光素子ISD1
〜ISD10 が設けられている。
【0032】従って、発光素子OSD1〜OSD10 の各々から
投射されたレーザ光などの光の各々は、ハーフミラーH
M11〜HM20を通過してこの光ファイバーB1〜B10を
経て第1プリズム105に入射されて第2プリズム10
6側に直角に全反射され、更に第2プリズム106で上
側に直角に全反射され、第2プリズム106から上側に
位置する下布DW又は布受け板32に略直交する方向か
ら投射される。そして、下布DW又は布受け板32で反
射した本発明の検出光としての反射光は、第2プリズム
106と第1プリズム105とで夫々全反射されて投射
の際と同一の光ファイバーB1〜B10を経てハーフミラ
ーHM11〜HM20で反射され、この反射光が受光素子IS
D1〜ISD10 で夫々受光される。即ち、両プリズム105
・106を介して10本の光ファイバーB1〜B10の先
端側から、下布DWの布端に交差するドット列状に検出
光を投射し、その反射光から下布DWの布端位置を検出
可能になっている。ここで、受光素子ISD1〜ISD10 で受
光される受光量は、下布DWで反射したときの受光量よ
り布受け板32で反射したときの受光量の方が大きくな
っている。
【0033】ところで、図7・図14・図15に示すよ
うに、針板11に形成された針孔11cの直ぐ右側に
は、上布UWと下布DWとの布端位置を夫々規制する為
の規制輪110が配設され、この規制輪110は、前記
連結板102に基端部が固着され左方へ延びる保持部材
111の先端部に回転自在に枢着されている。
【0034】次に、補助上布移動装置19について、図
2・図16に基いて説明する。ここで、図16は補助上
布移動機構の拡大正面図である。補助上布移動装置19
は、図2の如く、前記作業用テーブルTの左端部に、枢
支部材115が立設され、この枢支部材115に回動板
116がボルト117で回動可能に枢支され、更にこの
回動板116の上端部には、ツインロッドタイプの補助
上布支持シリンダ149が右下がりの状態で取付けられ
ている。
【0035】この補助上布支持シリンダ149のピスト
ンロッド149aの先端部には、シリンダ取付け部材1
18が取付けられ、このシリンダ取付け部材118には
補助上布押圧シリンダ150が右方向きに取付けられ、
更にこの補助上布押圧シリンダ150のピストンロッド
150aの先端部には、正面視L字状の補助布受け部材
119が取付けられている。従って、図16に示すよう
に、補助布受け部材119は、補助上布支持シリンダ1
49の右方への進出駆動により図16に実線で示す右方
縫製位置と、補助上布支持シリンダ149の左方への退
入駆動により2点鎖線で示す左方退避位置とに位置切換
えられる。また、補助布受け部材119が右方縫製位置
に位置切換えられ、しかも両揺動アーム49・54が退
避回動位置に位置切換えられているときに、補助上布押
圧シリンダ150が進出駆動されたときには、タイミン
グベルト59とこの補助布受け部材119の右端部とで
上下方向向きに配設された上布UWを補助的に支持可能
になっている。ここで、枢支部材115にビス止めされ
たボルト支持部材120に螺合されたボルト121は、
前記補助上布支持シリンダ149の傾きを調節する為の
ものである。
【0036】次に、本縫いミシンMと布端制御装置15
との制御系は、図20のブロック図に示すように構成さ
れている。制御装置Cの入出力インターフェース185
には、操作パネル10に設けられたプログラムスイッチ
130、プログラム修正スイッチ131、縫製準備スイ
ッチ132、縫製開始スイッチ133、作動スイッチ1
34、解除スイッチ135、テンキー136、セットス
イッチ137、アーム部3内に設けられたミシン主軸の
回転位相を検出して針棒の移動位置に対応する針位置信
号を出力する為の針位置信号発生器138が夫々接続さ
れている。
【0037】更に、入出力インターフェース185に
は、ミシンモータ140の為の駆動回路170、上布移
動用モータ141の為の駆動回路171、下布移動用モ
ータ142の為の駆動回路172、布受け台切換えシリ
ンダ143を駆動する電磁切換え弁151の為の駆動回
路173、布受け板上下駆動シリンダ144を駆動する
電磁切換え弁152の為の駆動回路174、移動台切換
えシリンダ145を駆動する電磁切換え弁153の為の
駆動回路175、アーム回動用シリンダ146を駆動す
る電磁切換え弁154の為の駆動回路176、分離板前
後駆動シリンダ147を駆動する電磁切換え弁155の
為の駆動回路177、下布駆動用シリンダ148を駆動
する電磁切換え弁156の為の駆動回路178、補助上
布支持シリンダ149を駆動する電磁切換え弁157の
為の駆動回路179、補助上布押圧シリンダ150を駆
動する電磁切換え弁158の為の駆動回路180、押え
足駆動用ソレノイド159の為の駆動回路181、上布
UWの布端検出用の発光素子OSU1〜OSU10 及び受光素子
ISU1〜ISU10 、下布DWの布端検出用の発光素子OSD1〜
OSD10 及び受光素子ISD1〜ISD10 が夫々接続されてい
る。
【0038】制御装置Cは、周知のCPU187と、こ
のCPU187にデータバスなどのバス186を介して
接続された入出力インターフェース185、ROM18
8及びRAM189とから構成されている。ROM18
8には、各種スイッチ130〜137の操作に応じてモ
ータ140〜142や電磁切換え弁151〜158を夫
々駆動する駆動制御プログラム、後述の本発明特有の布
端位置検出制御プログラム等が格納されている。特に、
ROM188には、ドット列状に投射光のうち所定距離
以上離隔した複数の投射光からなるグループ単位で検出
する為に、図31に示すように、10組の発光素子と受
光素子とを3グループにグループ化し、これら3グルー
プの発光素子及び受光素子を、所定の順番で1グループ
ずつ作動させる制御プログラムが格納されている。
【0039】図31は、上布に関するパラメータテーブ
ルを示すもので、第1グループには、第1、第4、第
7、第10光ファイバー番号Anが、第2グループに
は、第2、第5、第8光ファイバー番号Anが、第3グ
ループには、第3、第6、第9光ファイバー番号Anが
夫々格納されている。更に、各グループには、エンドデ
ータEDが格納されている。このテーブルから明らかな
ように、同時に作動させる発光素子は、所定距離以上離
隔されている。尚、下布に関しても、上記上布と同様な
パラメータテーブルがROM188に格納されている。
RAM189には、CPU187で演算した演算結果を
一時的に格納するバッファやカウンタやポインタなどの
各種メモリが設けられている。
【0040】次に、本縫いミシンM及び布端制御装置1
5の制御装置Cで行なわれる布端揃え縫い制御のルーチ
ンについて、図21〜図28のフローチャートに基いて
説明する。尚、図中符号Si(i=10、11、12・
・・・)は各ステップである。図21の如く、本縫いミ
シンMに電源が投入されると、この制御が開始され、先
ず、RAM189の各メモリをクリアするとともに、各
電磁切換え弁151〜158を駆動して、各シリンダ1
43〜150が所定の順序で夫々退避位置に切換え駆動
される。また、押え足駆動用ソレノイド159が駆動さ
れるので、押え棒と上送り歯7とが上昇した退避位置に
移動されるなど、一連の初期設定処理が実行される(S
10)。即ち、この初期設定処理の実行の結果、針板1
1上に下布DW及び上布UWが載置可能な状態になって
いる。
【0041】次に、操作パネル10のプログラムスイッ
チ130が操作されたときには(S11・S12:Ye
s)、縫製する上布UWや下布DWに関する縫製用パラ
メータ設定処理制御(図22参照)が実行される(S1
3)。この制御が開始されると、先ずテンキー136を
操作して、所望のプログラム番号が入力設定され(S2
5)、更に上布UWに関して、縫製開始位置から縫製終
了位置までの縫製区間数Dが入力設定される(S2
6)。ここで、縫製区間とは、上布UWの布端形状にお
いて、曲率半径が同一である縫製範囲を同一縫製区間と
する。例えば、図29に示すように、上布UWの縫製開
始位置から縫製終了位置までの布端形状において、曲率
半径が同一である縫製範囲を順次縫製区間1、縫製区間
2、縫製区間3、・・・・と設定し、この縫製区間数D
がテンキー136の操作により入力される。
【0042】次に、RAM189に設けた縫製区間カウ
ンタのカウンタ値Dnとして初期値「1」がセットされ
(S27)、この縫製区間Dnについて、縫製する針数
Pnと、そのときの基準布端位置に対応する上布ファイ
バー群FAの光ファイバー番号(以下、基準光ファイバ
ー番号という)Asとが入力され、セットキー137の
操作でこれら針数Pnと基準光ファイバー番号Asとが
縫製区間Dnに対応づけてRAM189のテーブルメモ
リに記憶される(S28)。次に、縫製区間カウント値
Dnが1つインクリメントされ(S29)、このカウン
タ値Dnが縫製区間数D以下のときには(S30:N
o)、S28〜S30が繰り返される。
【0043】そして、このカウンタ値Dnが縫製区間数
Dよりも大きくなったときには(S30:Yes)、下
布DWに関して前記上布UWと同様に、設定された下布
DWの縫製区間数Eの各々について、縫製する針数Pn
と、そのときの基準布端位置に対応する下布ファイバー
群FBの光ファイバー番号(以下、基準光ファイバー番
号という)Bsとが夫々入力され、セットキー137を
操作する毎に、これら針数Pと基準光ファイバー番号B
sとが縫製区間Enに対づ付けてRAM189のテーブ
ルメモリに記憶される(S31〜S35)。そして、全
ての縫製区間Eについて針数Pnと基準光ファイバー番
号Bsとが設定されると(S35:Yes)、この制御
を終了して、図21に示す布端揃え縫い制御のS11に
リターンする。従って、RAM189のテーブルメモリ
には、例えば、図30に示すように、上布UWに関し
て、各縫製区間Dnについて、基準布端位置に対応する
基準光ファイバー番号Asと針数Pnとを対応づけた上
布パラメータテーブルPTUが記憶される。また、下布
DWに関しても同様に下布パラメータテーブルが記憶さ
れる。
【0044】次に、プログラム修正スイッチが操作され
たときには(S11:Yes、S12:No、S14:
Yes)、修正するプログラムの番号がテンキー136
を操作して入力され(S15)、そのプログラム番号の
内容について、針数Pや布端位置に対応する基準光ファ
イバー番号As・Bsを逐次訂正する修正処理が実行さ
れ(S16)、前記S11に戻る。次に、縫製準備スイ
ッチ132が操作されたときには(S11:Yes、S
12・S14:No、S17:Yes)、縫製準備処理
制御(図23参照)が実行される(S18)。
【0045】図23は縫製準備処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。この図に基いて縫製準備処理
制御について説明する。この制御が開始されると、先ず
作動スイッチ134が操作されたときに(S40・S4
1:Yes)、RAM189に設けられたフラグメモリ
のフラグデータに基いて、第1作動フラグ1MFがセッ
トされていない場合、つまり各シリンダ143〜150
が退避位置に夫々駆動されている場合には(S42:N
o)、先ず布受け台切換えシリンダ143が進出駆動さ
れ(S43)、更に移動台切換えシリンダ145が進出
駆動され(S44)、第1作動フラグ1MFがセットさ
れ(S45)、前記S40に戻る。従って、両揺動アー
ム49・54が退避回動位置に保持された状態で左方縫
製位置に切換えられ、しかも布受け板32が上方退避位
置に保持した状態で左方縫製位置に切換えられる。この
とき、図9に示すように、下布DWの布端位置を規制輪
110に左方から当接させるとともに、縫製開始位置を
針落ち位置に合致させて、下布DWが針板11の上側で
且つ布受け板32の下側にセットされる。
【0046】次に、作動スイッチ134が再度操作され
たときに(S40・S41:Yes)、第1作動フラグ
1MFがセットされているが(S42:Yes)、第2
作動フラグ2MFがリセットされている場合には(S4
6:No)、先ず布受け板上下駆動シリンダ144が進
出駆動され(S47)、次に分離板前後駆動シリンダ1
47が進出駆動され(S48)、更に下布駆動用シリン
ダ148が進出駆動され(S49)、第2作動フラグ2
MFがセットされ(S50)、前記S40に戻る。 従
って、布受け板32が左方縫製位置に保持した状態で下
方縫製位置に切換えられ、分離板66が後方縫製位置に
切換えられ、更に下布移動機構80が上方縫製位置に切
換えられて、タイミングベルト90の上端部及び下布送
りローラ87で下布DWが布受け板32に押圧保持され
る。
【0047】そして、このとき、図9に示すように、上
布UWの布端を規制輪110に左方から当接させなが
ら、その布端を下布DWの布端に合致させ、且つその縫
製開始位置を針落ち位置に合致させて布受け板32の上
側にセットされる。その後、作動スイッチ134が再度
操作されたときに(S40・S41:Yes)、第1作
動フラグ1MFと第2作動フラグ2MFとがセットされ
ているが(S42・S46:Yes)、第3作動フラグ
3MFがセットされていない場合には(S55:N
o)、アーム回動用シリンダ146が進出駆動され(S
56)、第3作動フラグ3MFがセットされ(S5
7)、前記S40に戻る。従って、両揺動アーム49・
54が縫製回動位置に切換えられ、タイミングベルト5
9の下端部で上布UWが布受け板32に押圧保持され
る。
【0048】更に、作動スイッチ134が再度操作され
たときに(S40・S41:Yes)、第1・第2・第
3作動フラグ1MF、2MF、3MFが夫々セットされ
ている場合には(S42・S46・S55:Yes)、
押え足駆動用ソレノイド150の駆動が停止され(S5
8)、押え足6と上送り歯7とが押え位置に切換えら
れ、この制御を終了して、図21に示す布端揃え縫い制
御のS11にリターンする。しかし、押え足駆動用ソレ
ノイド150の駆動が停止される前に、解除スイッチ1
35が操作されたときに(S40:Yes、S41:N
o、S51:Yes)、第2作動フラグ2MF又は第3
作動フラグ3MFがセットされている場合には(S5
2:Yes)、シリンダ143・145以外の進出駆動
されているシリンダ144・146〜148の全てが所
定の順序で順次退入駆動され(S53)、両作動フラグ
2MF、3MFが夫々リセットされ(S54)、前記S
40に戻る。その結果、下布DWから再セットが可能に
なる。
【0049】次に、縫製開始スイッチ133が操作され
たときには(S11:Yes、S12・S14・S1
7:No、S19:Yes)、縫製処理制御が実行され
る(S20)。図24は縫製処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。この図に基いて縫製処理制御に
ついて説明する。この制御が開始されると、先ず針数P
をカウントするカウント値pがリセットされ(S6
0)、ミシンモータ140が駆動される(S61)。従
って、上送り歯7と下送り歯8とが予め設定された布送
り量となるように布送り動作が夫々実行されるので、上
布UWと下布DWの布端揃え縫いが開始される。次に、
針位置信号発生器138からの針位置信号に基いて、縫
針4が上布UWを刺挿する所謂針布一致タイミングのと
きには(S62:Yes)、針数カウント値pが1つイ
ンクリメントされ(S63)、この針数カウント値pと
前記上布・下布パラメータテーブルPTに基いて、縫製
処理が終了でないときには(S64:No)、図31に
示すグループ番号uを「1」にセットし、第1グループ
を指定して(S65)、これに対応するグループの光フ
ァイバー番号を読み出す(S66)。そして、上布UW
についてその布端位置検出処理制御(図25参照)が実
行される(S67)。
【0050】図25は上布布端位置検出処理制御の概略
フローチャートである。このフローに基いて上布布端位
置検出処理制御について説明する。この制御が開始され
ると、図31のテーブルに示すように、指定したグルー
プの先頭の光ファイバーAnを指示する為に、光ファイ
バーカウント値fを「1」にセットし(S77)、指定
したグループの全ての上布用発光素子OSUnを点灯する
(S78)。例えば、3グループのうち、第1グループ
を指定した場合には、第1、第4、第7、及び第10発
光素子を点灯する。そうすると、指定したグループの発
光素子OSUnから投射された投射光は、この発光素子OSUn
に対応する光ファイバーAnを経て、第1プリズム98
及び第2プリズム99を通過して上布UW又は布受け板
32で反射され、この反射光は同様の光ファイバーAn
を経て、ハーフミラーHMnで反射され、発光素子OSUn
に対応する受光素子ISUnで受光される。そして、光ファ
イバーカウント値fで指示する上布用受光素子ISUnで受
光された受光量に基づく受光値r(デジタル値)を演算
し(S79)、この受光値rが所定のしきい値Kよりも
大きいか否か判断する(S80)。
【0051】次に、この受光値rが所定のしきい値Kよ
りも大きいときには(S80:Yes)、この光ファイ
バーAnに対応して上布UWが存在しないことになり、
光ファイバーカウント値fをパラメータとするファイバ
ーフラグFF〔f〕がセットされる(S81)。一方、
この受光値rがしきい値K以下のときには(S80:N
o)、この光ファイバーAnに対応して上布UWが存在
することになり、ファイバーフラグFF〔f〕がリセッ
トされる(S82)。その後、光ファイバーカウント値
fが1つインクリメントされ(S83)、次に、光ファ
イバーカウント値fの内容が終了(ED)でないときに
は(S84:No)、前記S79に戻って光ファイバー
カウント値fで指示する上布用受光素子ISUnの受光
値rを演算し、上布UWが存在するか否かの判断を繰り
返す(S80〜S84)。
【0052】そして、光ファイバーカウント値fの内容
がエンドデータEDとなったときには(S84:Ye
s)、指定したグループ番号uで指示する上布用発光素
子OSUnが消灯され(S85)、そのグループ番号が第3
番目でない場合には(S86:No)、グループ番号u
が1つインクリメントされ(S87)、そのグループ番
号uで指定する先頭の光ファイバーを指示する為に、光
ファイバーカウント値fを「1」にセットし(S8
8)、そのグループの発光素子の点灯と受光素子の演算
が繰り返される(S79〜S84)。そして、第3グル
ープまでのグループ毎の受光値rの演算と発光素子の消
灯が終了したならば(S85、S86:Yes)、ファ
イバー数Nに対応するN個のファイバーフラグFF
〔f〕のフラグデータに基いて、上布UWの布端位置に
対応する光ファイバー番号Am、即ち、それらのフラグ
データが「1」から「0」に変化するときの光ファイバ
ー番号Amが決定され(S89)、この制御を終了し
て、図24に示す縫製処理制御のS68にリターンし、
上布ズレ量演算処理が実行される。
【0053】図26は上布ズレ量演算処理制御のルーチ
ンを示すフローチャートである。この図に基いて上布ズ
レ量演算処理を説明すると、この上布ズレ量演算処理
は、針数カウント値pと上布パラメータテーブルPTU
とに基いて、現在の縫製位置つまり現在の縫製区間番号
Dnが求められ(S105)、上布パラメータテーブル
PTUからこの縫製区間番号Dnに対応する基準光ファ
イバー番号Asが読出される(S106)。そして、こ
の基準光ファイバー番号Asと、布端光ファイバー番号
Amとに基いて、基準光ファイバー番号Asに対する布
端位置のズレ量が演算されるとともに、そのズレ方向が
求められ(S107)、図24に示す縫製処理制御にお
いて、このズレ量とズレ方向とに基いて上布移動用モー
タ141が駆動される(S69)。その結果、上布UW
の布端形状の曲率半径が変化しても、縫製区間Dnが変
更される毎に、その縫製区間Dnの基準光ファイバー番
号Asに対する布端位置のズレ量が求められるので、上
布UWに関して、常に所定の縫い代を確実に保持でき
る。
【0054】次に、下布DWについてその布端位置検出
処理制御(図27参照)が実行される(S70)。この
制御は、前記上布布端位置検出処理制御と同様なので、
簡単に説明すると、各グループ毎に、光ファイバーカウ
ント値fが1つずつインクリメントされる毎に、この光
ファイバーカウント値fで指示する下布用発光素子OSDn
が点灯され、発光素子OSDnから投射された検出光が、こ
の発光素子OSDnに対応する光ファイバーBn、第1プリ
ズム105及び第2プリズム106を経て下布DW又は
布受け板32で反射され、この反射光は同様の光ファイ
バーBnを経てハーフミラーHMnで反射され、発光素
子OSDnに対応する受光素子ISDnで受光される。そして、
この受光素子ISDnで受光された受光量に基づく受光値r
の大小により、光ファイバーカウント値fをパラメータ
とするファイバーフラグFF〔f〕がセット又はリセッ
トされる(S90〜S101)。
【0055】そして、第3グループまでの光ファイバー
Bnについて、下布DWの布端に交差する検出光を投射
し、それらの受光値rが求められたときには(S99:
Yes)、光ファイバー数に対応するN個のファイバー
フラグFF〔f〕のフラグデータに基いて、下布DWの
布端位置に対応する光ファイバー番号Bmが決定され
(S102)、この制御を終了して、図24に示す縫製
処理制御のS71にリターンし、下布ズレ量演算処理制
御(図28参照)が実行される。
【0056】この下布ズレ量演算処理制御は、図28の
如く、前述の上布ズレ量演算処理と同様に、現在の縫製
区間番号Enに対応する基準光ファイバー番号Bsが読
み出され(S110、S111)、基準光ファイバー番
号Bsに対する布端位置のズレ量が演算されるととも
に、そのズレ方向が求められ(S112)、このズレ量
とズレ方向とに基いて下布移動用モータ142が駆動さ
れ(図24のS72)、前記S62に戻る。その結果、
下布DWの布端形状の曲率半径が変化しても、縫製区間
Enが変更される毎に、その縫製区間Enの基準光ファ
イバー番号Bsに対する布端位置のズレ量が求められる
ので、下布DWに関して、常に所定の縫い代を確実に保
持できる。
【0057】そして、縫製が終了したときには(S6
4:Yes)、針上位置となるタイミングのときに、ミ
シンモータ140の駆動が停止され(S73)、押え足
駆動用ソレノイド159が駆動され(S74)、全ての
シリンダ143〜148が所定の順序で順次退入駆動さ
れ(S75)、この制御を終了して、図21に示す布端
揃え縫い制御のS11にリターンする。その結果、布受
け板32や分離板66や両揺動アーム49・54などが
退避位置に夫々切換えられるので、縫製処理されて一体
化された加工布を取り出すことが可能になる。
【0058】このように、縫製処理の進行に応じた現在
の縫製区間に対応する基準光ファイバー番号As・Bs
が変更して設定され、その変更された基準光ファイバー
番号As・Bsと布端光ファイバー番号Amとに基いて
求められた上布UWと下布DWの布端位置のズレ量を解
消するように、上布UWの布端が布送り方向Qと直交す
る方向へ移動されるとともに、下布DWの布端も布送り
方向Qと直交する方向へ移動されるので、予め設定する
基準光ファイバー番号As・Bs如何で、上布UWや下
布DWの布端形状が、異なる曲率半径からなる複数種類
の曲線や直線を含む複雑な形状であっても、常に所定の
縫い代量を確実に保持でき、見栄の良い倣い縫いをする
ことができる。
【0059】更に、複数組の発光素子と受光素子とを3
つのグループにグループ化し、これら3グループの発光
素子及び受光素子を、所定の順番で1グループずつ作動
させているので、受発光素子を1組ずつ作動させる場合
に比べて、検出回数が減少し、その分検出所要時間が短
縮する。この場合、同時に作動させる複数組の受発光素
子は、例えば、本実施例では3個以上離れたものを作動
させており、互いに所定距離以上離隔しているので、検
出光が互いに干渉せず、その結果、確実かつ正確に布端
を検出できる。更に、反射型センサである為、透過型の
光センサで検出する場合のように、加工布の透光性に影
響されない。
【0060】ここで、本発明の主な構成要素の動作と上
記実施例の制御装置で行われる布端揃え縫い制御との関
係を説明すると、検出制御手段は、選択された受発光素
子を作動させるもので、図25のS77〜S88及び図
27のS90〜S101に相当する動作を行う。
【0061】尚、前記上布パラメータテーブルPTUや
下布パラメータテーブルには、縫製開始からの各針数毎
に、その針落ち位置における基準光ファイバー番号As
・Bsを対応づけて記憶させるようにしてもよい。この
場合には、縫い代量をより正確に保持することができ
る。また、上布移動装置17として、上送り歯7を布送
り方向Qと直交する方向へ移動可能に構成したものでも
良く、また下布移動装置18として、下送り歯8を布送
り方向Qと直交する方向へ移動可能に構成したものでも
良い。更に、上布ファイバー群FAや下布ファイバー群
FBに設けられる光ファイバーの本数は10本に限られ
るものではなく、ファイバー径を変更して任意の数の光
ファイバーを列状に設けてもよい。また、上記実施例で
は、3個のグループにグループ分けしたが、2個又は4
個以上のグループに分けても良い。また、上記実施例の
プリズムは、光ファイバーの先端が布端検出位置に配置
できれば、これを省略することができる。しかも、検出
部の空間が広い場合等には、この光ファイバーを省略
し、直接、検出部に受発光素子を配列してもよい。ま
た、透光性の加工布を使用しない場合は、上記実施例の
如き光反射型の布端検出装置に代わり、透過型のものを
使用してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に係るミ
シンの布端検出装置によれば、検出制御手段により、複
数組の発光素子と受光素子とを複数グループにグループ
化し、これら複数グループの発光素子及び受光素子を、
所定の順番で1グループずつ作動させているので、受発
光素子を1組ずつ作動させる場合に比べて、検出回数が
減少し、その分検出所要時間を短縮することができる。
しかも、同時に作動させる複数組の受発光素子は互いに
所定距離以上離隔しているので、互いに干渉せず、確実
かつ正確に布端を検出できる。
【0063】また、請求項2に係るミシンの布端検出装
置によれば、反射光を利用して布端を検出しているの
で、透過型のものを使用する場合のように、加工布の透
光性に影響を受けず、精度よく布端を検出できる。更
に、光ファイバーを利用している為、狭い空間部におい
ても光を導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】布端制御装置を備えた本縫いミシンの正面図で
ある。
【図3】布端制御装置の平面図である。
【図4】要部を拡大した図3相当図である。
【図5】要部部分縦断正面図である。
【図6】上布移動装置を示す要部部分縦断正面図であ
る。
【図7】下布端検出センサを示す要部部分拡大平面図で
ある。
【図8】上布端検出センサを示す要部部分拡大平面図で
ある。
【図9】上布と下布とを縫製位置にセットした要部部分
拡大平面図である。
【図10】図8のL─L線縦断側面図である。
【図11】下布移動機構を示す部分拡大正面図である。
【図12】下布移動機構の拡大側面図である。
【図13】下布移動機構とオイルパンとの部分拡大斜視
図である。
【図14】図7G─G線縦断正面図である。
【図15】図7J─J線縦断正面図である。
【図16】補助上布移動機構の拡大正面図である。
【図17】布端制御装置の機構図である。
【図18】上布端検出機構の構成図である。
【図19】下布端検出機構の構成図である。
【図20】本縫いミシン及び布端制御装置の制御系のブ
ロック図である。
【図21】布端揃え縫い制御の概略フローチャートであ
る。
【図22】縫製用パラメータ設定処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図23】縫製準備処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図24】縫製処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図25】上布布端位置検出処理制御の概略フローチャ
ートである。
【図26】上布ズレ量演算処理制御の概略フローチャー
トである。
【図27】下布布端位置検出処理制御の概略フローチャ
ートである。
【図28】下布ズレ量演算処理制御の概略フローチャー
トである。
【図29】上布の縫製区間を説明する上布の平面図であ
る。
【図30】上布パラメータテーブル内のデータ構成を説
明する図表である。
【図31】上布に関する複数組の受発光素子を3グルー
プにグループ化したテーブルデータを示す図である。
【符号の説明】
M 工業用本縫いミシン 15 布端制御装置 17 上布移動装置 18 下布移動装置 25 ベースプレート 41 移動台 45 タイミングプーリ 49 第1揺動アーム 54 第2揺動アーム 58 タイミングプーリ 59 タイミングベルト 80 下布移動機構 87 下布送りローラ 90 タイミングベルト 95 上布端検出機構 97 上布端検出センサ 100 下布端検出機構 104 下布端検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列設され、且つ光を夫々投射する複数の
    発光素子と、その発光素子から投射されて検出体等を介
    して送られてきた検出光を夫々受光する複数の受光素子
    とを備え、加工布に略直交する方向から、加工布の布端
    に交差する列状に光を投射し、その検出光から加工布の
    布端位置を検出するように構成してなるミシンの布端検
    出装置において、 前記投射された光のうち、所定距離以上離隔した複数の
    投射光からなるグループ単位で検出する為に、複数組の
    発光素子と受光素子とを複数グループにグループ化し、
    これら複数グループの発光素子及び受光素子を、所定の
    順番で1グループずつ作動させる検出制御手段を設けた
    ことを特徴とするミシンの布端検出装置。
  2. 【請求項2】 列設された複数本の光ファイバーと、そ
    の複数本の光ファイバーの基端部に検出光を夫々投射す
    る複数の発光素子と、前記複数本の光ファイバーの基端
    部に戻ってきた反射光を夫々受光する複数の受光素子と
    を備え、加工布に略直交する方向から、加工布の布端に
    交差する列状に光を投射し、その反射光から加工布の布
    端位置を検出するように構成してなるミシンの布端検出
    装置において、 前記投射された光のうち、所定距離以上離隔した複数の
    投射光からなるグループ単位で検出する為に、複数組の
    発光素子と受光素子とを複数グループにグループ化し、
    これら複数グループの発光素子及び受光素子を、所定の
    順番で1グループずつ作動させる検出制御手段を設けた
    ことを特徴とするミシンの布端検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102115957A (zh) * 2010-01-04 2011-07-06 重机株式会社 缝纫机
CN102560907A (zh) * 2010-10-07 2012-07-11 Juki株式会社 缝纫机
JP2013088307A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Gunze Ltd シート体の縁部検出センサ
CN103820957A (zh) * 2014-03-26 2014-05-28 新杰克缝纫机股份有限公司 缝纫机的工作平台及工作定位系统
CN111926470A (zh) * 2019-05-13 2020-11-13 Juki株式会社 缝纫机

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