JPH0710183Y2 - ベンチレータ - Google Patents
ベンチレータInfo
- Publication number
- JPH0710183Y2 JPH0710183Y2 JP12284889U JP12284889U JPH0710183Y2 JP H0710183 Y2 JPH0710183 Y2 JP H0710183Y2 JP 12284889 U JP12284889 U JP 12284889U JP 12284889 U JP12284889 U JP 12284889U JP H0710183 Y2 JPH0710183 Y2 JP H0710183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conditioning case
- air
- air conditioning
- pair
- case bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車の空調装置のセンターベンチレ
ータなどに用いる2連式のベンチレータに関する。
ータなどに用いる2連式のベンチレータに関する。
(従来の技術) 従来、自動車の空調装置のセンターベンチレータは、例
えば実開昭60−32117号公報に示されているように、互
いに隣接して並設された一対の空調ケース体の後部間を
両空調ケース体への配風機能を有するエアガイドによっ
て連結するとともに、一対の空調ケース体の後部に共通
のダクトを連結するようにしている。
えば実開昭60−32117号公報に示されているように、互
いに隣接して並設された一対の空調ケース体の後部間を
両空調ケース体への配風機能を有するエアガイドによっ
て連結するとともに、一対の空調ケース体の後部に共通
のダクトを連結するようにしている。
このようなセンターベンチレータの構造を第4図および
第5図に示しており、一対の空調ケース体1a,1bを備
え、この一方の空調ケース体1aの側壁に通孔2を有する
ブラケット3を突設するとともに、他方の空調ケース体
1bの側壁に止め孔4を有するブラケット5を突設し、そ
して、両空調ケース体1a,1bに向けて傾斜面を形成した
配風機能を有するエアガイド6の落し孔7にタッピング
ネジ8を挿入し、このタッピングネジ8をブラケット3
の通孔2を通じてブラケット5の止め孔4に螺着して共
締めすることにより、一対の空調ケース体1a,1bの後部
間を連結している。さらに、この一対の空調ケース体1
a,1bの後部に共通のダクト90被着するようにしている。
第5図に示しており、一対の空調ケース体1a,1bを備
え、この一方の空調ケース体1aの側壁に通孔2を有する
ブラケット3を突設するとともに、他方の空調ケース体
1bの側壁に止め孔4を有するブラケット5を突設し、そ
して、両空調ケース体1a,1bに向けて傾斜面を形成した
配風機能を有するエアガイド6の落し孔7にタッピング
ネジ8を挿入し、このタッピングネジ8をブラケット3
の通孔2を通じてブラケット5の止め孔4に螺着して共
締めすることにより、一対の空調ケース体1a,1bの後部
間を連結している。さらに、この一対の空調ケース体1
a,1bの後部に共通のダクト90被着するようにしている。
ところで、一対の空調ケース体1a,1bを備えるのは、各
空調ケース体1a,1b内に配設したシャッタを開閉動作さ
せるシャッタ開閉機構をその一対の空調ケース体1a,1b
間に配置する必要があるためである。
空調ケース体1a,1b内に配設したシャッタを開閉動作さ
せるシャッタ開閉機構をその一対の空調ケース体1a,1b
間に配置する必要があるためである。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような従来のベンチレータでは、エアガイド6の
落し孔7に挿入したタッピングネジ8をブラケット3の
通孔2を通じてブラケット5の止め孔4に螺着して共締
めすることにより、一対の空調ケース体1a,1bの後部間
を連結するようにしているが、エアガイド6にはタッピ
ングネジ8の落し孔7を形成する必要があり、乱流が生
じやすく、配風性を損なう問題があった。また、タッピ
ングネジ8を使用するため、組立時に螺着操作が必要と
なり、かつ、振動などによりタッピングネジ8のゆるみ
や脱落が生じる問題があった。
落し孔7に挿入したタッピングネジ8をブラケット3の
通孔2を通じてブラケット5の止め孔4に螺着して共締
めすることにより、一対の空調ケース体1a,1bの後部間
を連結するようにしているが、エアガイド6にはタッピ
ングネジ8の落し孔7を形成する必要があり、乱流が生
じやすく、配風性を損なう問題があった。また、タッピ
ングネジ8を使用するため、組立時に螺着操作が必要と
なり、かつ、振動などによりタッピングネジ8のゆるみ
や脱落が生じる問題があった。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、エア
ガイドによる乱流の発生を防止して配風性を向上させる
ことができ、また、エアガイドによって一対の空調ケー
ス体を簡単に連結することができ、この連結状態を確実
に保持できるベンチレータを提供することを目的とする
ものである。
ガイドによる乱流の発生を防止して配風性を向上させる
ことができ、また、エアガイドによって一対の空調ケー
ス体を簡単に連結することができ、この連結状態を確実
に保持できるベンチレータを提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、互いに隣接して並設された一対の空調ケース
体11a,11bの後部間をその両空調ケース体11a,11bへの配
風機能を有するエアガイド31によって連結するととも
に、一対の空調ケース体11a,11bの後部に共通のダクト4
1を連結するベンチレータにおいて、上記一方の空調ケ
ース体11aの他方の空調ケース体11bと相対する側壁に、
上面に被係止部15を有するとともに前後方向にボス孔17
を有するブラケット14を設け、かつ、上記他方の空調ケ
ース体11bの一方の空調ケース体11aと相対する側壁に、
下面に被係止部22を有するとともに前後方向にボス孔24
を有するブラケット21を設け、そして、上記エアガイド
31に、上記一対の空調ケース体11a,11bの重ね合わせた
両ブラケット14,21のボス孔17,24に嵌入されるボス36を
突設するとともに、重ね合わせた両ブラケット14,21の
上下面に被着して被係止部15,22に係止される係止部35
を有する一対の係止片34を突設したものである。
体11a,11bの後部間をその両空調ケース体11a,11bへの配
風機能を有するエアガイド31によって連結するととも
に、一対の空調ケース体11a,11bの後部に共通のダクト4
1を連結するベンチレータにおいて、上記一方の空調ケ
ース体11aの他方の空調ケース体11bと相対する側壁に、
上面に被係止部15を有するとともに前後方向にボス孔17
を有するブラケット14を設け、かつ、上記他方の空調ケ
ース体11bの一方の空調ケース体11aと相対する側壁に、
下面に被係止部22を有するとともに前後方向にボス孔24
を有するブラケット21を設け、そして、上記エアガイド
31に、上記一対の空調ケース体11a,11bの重ね合わせた
両ブラケット14,21のボス孔17,24に嵌入されるボス36を
突設するとともに、重ね合わせた両ブラケット14,21の
上下面に被着して被係止部15,22に係止される係止部35
を有する一対の係止片34を突設したものである。
(作用) 本考案では、一対の空調ケース体11a,11bのブラケット1
4,21を重ね合わせた状態で、ブラケット14,21の上下面
にエアガイド31の一対の係止片34を被着し、この係止片
34の係止部35をブラケット14,21の上下面の被係止部15,
22に係止させるとともに、エアガイド31のボス36を両ブ
ラケット14,21のボス孔17,24に嵌入させることにより、
一対の空調ケース体11a,11bの後部間を連結することが
できる。
4,21を重ね合わせた状態で、ブラケット14,21の上下面
にエアガイド31の一対の係止片34を被着し、この係止片
34の係止部35をブラケット14,21の上下面の被係止部15,
22に係止させるとともに、エアガイド31のボス36を両ブ
ラケット14,21のボス孔17,24に嵌入させることにより、
一対の空調ケース体11a,11bの後部間を連結することが
できる。
また、一対の空調ケース体11a,11bの後部に連結された
ダクト41を通じて流れ込む空気は、エアガイド31によっ
て一対の空調ケース体11a,11bに配風する。このとき、
エアガイド31には、従来のような落し孔がないため、乱
流の発生を防止し、一対の空調ケース体11a,11bへの空
気の流れをスムーズにできる。
ダクト41を通じて流れ込む空気は、エアガイド31によっ
て一対の空調ケース体11a,11bに配風する。このとき、
エアガイド31には、従来のような落し孔がないため、乱
流の発生を防止し、一対の空調ケース体11a,11bへの空
気の流れをスムーズにできる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を第1図および第3図を
参照して説明する。
参照して説明する。
図において、11a,11bは互いに隣接して並設される一対
の空調ケース体で、前後面を開口した横長四角筒状に形
成されている。
の空調ケース体で、前後面を開口した横長四角筒状に形
成されている。
上記一方の空調ケース体11aの他方の空調ケース体11bと
対向する側壁の後部には、水平片12と垂直片13とからな
るほぼL字状のブラケット14が突設され、このブラケッ
ト14の水平片12の上面に被係止部としての係止突起15が
突設され、垂直片13にキー溝16を有するボス孔17が形成
されているとともに、垂直片13の前面にボス孔17の上側
位置においてストッパリブ18が突設されている。
対向する側壁の後部には、水平片12と垂直片13とからな
るほぼL字状のブラケット14が突設され、このブラケッ
ト14の水平片12の上面に被係止部としての係止突起15が
突設され、垂直片13にキー溝16を有するボス孔17が形成
されているとともに、垂直片13の前面にボス孔17の上側
位置においてストッパリブ18が突設されている。
上記他方の空調ケース体11bの一方の空調ケース体11aと
対向する側壁の後部には、水平片19と垂直片20とからな
るほぼL字状のブラケット21が突設され、このブラケッ
ト21の水平片19の下面に被係止部としての係止突起22が
突設され、垂直片20にキー溝23を有する凹状のボス孔24
が形成されている。なお、この垂直片20の上端部を上記
ストッパリブ18の下面に当接させた状態で両ボス孔17,2
4が同軸に配置されるように設定されている。
対向する側壁の後部には、水平片19と垂直片20とからな
るほぼL字状のブラケット21が突設され、このブラケッ
ト21の水平片19の下面に被係止部としての係止突起22が
突設され、垂直片20にキー溝23を有する凹状のボス孔24
が形成されている。なお、この垂直片20の上端部を上記
ストッパリブ18の下面に当接させた状態で両ボス孔17,2
4が同軸に配置されるように設定されている。
なお、各空調ケース体11a,11bの内部には、この空調ケ
ース体11a,11bの内部通路を開閉する図示しないシャッ
タが開閉可能に配設されている。
ース体11a,11bの内部通路を開閉する図示しないシャッ
タが開閉可能に配設されている。
また、31はエアガイドで、このエアガイド31は、後面の
中央部が後方に突出してその両側にそれぞれ形成された
傾斜面32にて各空調ケース体11a,11bへの配風機能を構
成しており、その後面の上下部には面取33がそれぞれ形
成されている。この面取33は、後述するように、ダクト
41を嵌めるときのガイドとなるものである。また、この
エアガイド31の前面の上部および下部には、ブラケット
14の水平片12の上面およびブラケット21の水平片19の下
面にそれぞれ被着する係止片34がそれぞれ突設され、こ
の各係止片34に上記係止突起15,22に係止される係止部
としての係止孔35がそれぞれ形成されている。さらに、
エアガイド31の前面の中央部には、中空状のボス36が突
設され、第2図に示すように、上記ボス孔17,24に挿入
可能とする嵌合部37とボス孔17,24より径大の径大部38
が形成され、嵌合部37にはボス孔17,24のキー溝16,23に
挿入可能とするキー39が突設されている。
中央部が後方に突出してその両側にそれぞれ形成された
傾斜面32にて各空調ケース体11a,11bへの配風機能を構
成しており、その後面の上下部には面取33がそれぞれ形
成されている。この面取33は、後述するように、ダクト
41を嵌めるときのガイドとなるものである。また、この
エアガイド31の前面の上部および下部には、ブラケット
14の水平片12の上面およびブラケット21の水平片19の下
面にそれぞれ被着する係止片34がそれぞれ突設され、こ
の各係止片34に上記係止突起15,22に係止される係止部
としての係止孔35がそれぞれ形成されている。さらに、
エアガイド31の前面の中央部には、中空状のボス36が突
設され、第2図に示すように、上記ボス孔17,24に挿入
可能とする嵌合部37とボス孔17,24より径大の径大部38
が形成され、嵌合部37にはボス孔17,24のキー溝16,23に
挿入可能とするキー39が突設されている。
また、41はダクトで、一対の空調ケース体11a,11bに共
通に設けられ、エアガイド31にて連結された空調ケース
体11a,11bの後部外周に図示しないシール材を介して気
密に被着される。
通に設けられ、エアガイド31にて連結された空調ケース
体11a,11bの後部外周に図示しないシール材を介して気
密に被着される。
また、第2図および第3図において、45は前面パネル
で、風向調節体46がそれぞれ配設された一対の吹出口47
を有し、この一対の吹出口47の後部に上記一対の空調ケ
ース体11a,11bが連結される。
で、風向調節体46がそれぞれ配設された一対の吹出口47
を有し、この一対の吹出口47の後部に上記一対の空調ケ
ース体11a,11bが連結される。
また、51はシャッタ開閉機構で、このシャッタ開閉機構
51は、一対の空調ケース体11a,11bの間に設けられてお
り、前面パネル45の一対の吹出口47の間に形成された窓
孔52に操作体53が回動自在に設けられ、この操作体53に
リンク54の一端が回動自在に連結されているとともに、
このリンク54の他端にリンク55の一端が連結され、か
つ、このリンク55の他端が一対の空調ケース体11a,11b
内に配設された図示しないシャッタの回動軸56に連結さ
れている。
51は、一対の空調ケース体11a,11bの間に設けられてお
り、前面パネル45の一対の吹出口47の間に形成された窓
孔52に操作体53が回動自在に設けられ、この操作体53に
リンク54の一端が回動自在に連結されているとともに、
このリンク54の他端にリンク55の一端が連結され、か
つ、このリンク55の他端が一対の空調ケース体11a,11b
内に配設された図示しないシャッタの回動軸56に連結さ
れている。
そうして、エアガイド31によって一対の空調ケース体11
a,11bの後部間を連結するには、まず、一方の空調ケー
ス体11aのブラケット14の垂直片13の前側に他方の空調
ケース体11bのブラケット21の垂直片20を重ね合わせ
る。このとき、ブラケット21の垂直片20の上端部をブラ
ケット14のストッパリブ18に突き合わせることにより、
容易に重ね合わせることができ、この重ね合わせた状態
で、両ブラケット14,21のボス孔17,24が同軸に配置され
る。
a,11bの後部間を連結するには、まず、一方の空調ケー
ス体11aのブラケット14の垂直片13の前側に他方の空調
ケース体11bのブラケット21の垂直片20を重ね合わせ
る。このとき、ブラケット21の垂直片20の上端部をブラ
ケット14のストッパリブ18に突き合わせることにより、
容易に重ね合わせることができ、この重ね合わせた状態
で、両ブラケット14,21のボス孔17,24が同軸に配置され
る。
ついで、エアガイド31の上部および下部の係止片34の先
端部をブラケット14の水平片12の上面およびブラケット
21の水平片19の下面に被着させ、そのままエアガイド31
をブラケット14,21に向かって押込むことにより、一対
の係止片34の先端部が係止突起15,22に当たって上下方
向に拡開変形しながらその係止突起15,22を乗越えてゆ
き、一方、エアガイド31のボス36の先端の嵌合部37が一
方のブラケット14のボス孔17に挿入されるとともにキー
39がキー溝16に挿入される。さらに、エアガイド31を押
込むことにより、一対の係止片34の先端部が係止突起1
5,22を乗越え、一対の係止片34の係止孔35が係止突起1
5,22に係合し、一方、ボス36の先端の嵌合部37が他方の
ブラケット21のボス孔24に挿入されるとともにキー39が
キー溝23に挿入され、ボス36の径大部38がブラケット14
に当接する。
端部をブラケット14の水平片12の上面およびブラケット
21の水平片19の下面に被着させ、そのままエアガイド31
をブラケット14,21に向かって押込むことにより、一対
の係止片34の先端部が係止突起15,22に当たって上下方
向に拡開変形しながらその係止突起15,22を乗越えてゆ
き、一方、エアガイド31のボス36の先端の嵌合部37が一
方のブラケット14のボス孔17に挿入されるとともにキー
39がキー溝16に挿入される。さらに、エアガイド31を押
込むことにより、一対の係止片34の先端部が係止突起1
5,22を乗越え、一対の係止片34の係止孔35が係止突起1
5,22に係合し、一方、ボス36の先端の嵌合部37が他方の
ブラケット21のボス孔24に挿入されるとともにキー39が
キー溝23に挿入され、ボス36の径大部38がブラケット14
に当接する。
このようにしてエアガイド31を組付けることにより、エ
アガイド31の一対の係止片34が重ね合わせたブラケット
14,21の上下面に被着するとともにボス36がボス孔17,24
に挿入され、かつ、エアガイド31の一対の係止片34の係
止孔35がブラケット14,21の上下面の係止突起15,22に係
止されるとともにボス36の径大部38がブラケット14に当
接するので、両ブラケット14,21を重ね合わせて連結し
た状態で確実に保持される。
アガイド31の一対の係止片34が重ね合わせたブラケット
14,21の上下面に被着するとともにボス36がボス孔17,24
に挿入され、かつ、エアガイド31の一対の係止片34の係
止孔35がブラケット14,21の上下面の係止突起15,22に係
止されるとともにボス36の径大部38がブラケット14に当
接するので、両ブラケット14,21を重ね合わせて連結し
た状態で確実に保持される。
したがって、一対の空調ケース体11a,11bの後部間を連
結するのに、従来のように面倒な螺着操作などが必要な
く、ワンタッチで行なうことができ、また、振動などに
よるねじのゆるみなどが生じることがなく、連結状態を
確実に保持することができる。
結するのに、従来のように面倒な螺着操作などが必要な
く、ワンタッチで行なうことができ、また、振動などに
よるねじのゆるみなどが生じることがなく、連結状態を
確実に保持することができる。
また、エアガイド31にて連結された一対の空調ケース体
11a,11bの後部にはダクト41が被着される。このとき、
エアガイド31の上下部に形成された面取33がダクト41の
開口縁を一対の空調ケース体11a,11bの後部外周に導く
ガイドとして作用する。
11a,11bの後部にはダクト41が被着される。このとき、
エアガイド31の上下部に形成された面取33がダクト41の
開口縁を一対の空調ケース体11a,11bの後部外周に導く
ガイドとして作用する。
そして、ダクト41を通じて流れ込む空気は、エアガイド
31によって一対の空調ケース体11a,11bに振り分けられ
る。このとき、エアガイド31には、従来のような落し孔
がないため、乱流の発生を防止でき、一対の空調ケース
体11a,11bへの配風性を向上させることができる。
31によって一対の空調ケース体11a,11bに振り分けられ
る。このとき、エアガイド31には、従来のような落し孔
がないため、乱流の発生を防止でき、一対の空調ケース
体11a,11bへの配風性を向上させることができる。
なお、上記実施例では、ブラケット14,21の被係止部と
して係止突起15,22を設け、エアガイド31の係止部とし
て係止孔35を設けていたが、ブラケット14,21の被係止
部として孔や凹部を設け、エアガイド31の係止部として
孔や凹部に係止される突起を設けてもよい。
して係止突起15,22を設け、エアガイド31の係止部とし
て係止孔35を設けていたが、ブラケット14,21の被係止
部として孔や凹部を設け、エアガイド31の係止部として
孔や凹部に係止される突起を設けてもよい。
本考案によれば、一対の空調ケース体の後部間を連結す
るのに、従来のように面倒な螺着操作などが必要なく、
エアガイドによってワンタッチで行なうことができ、ま
た、振動などによるねじのゆるみなどが生じることがな
く、連結状態を確実に保持することができ、しかも、エ
アガイドには従来のような落し孔を設けずに済むため、
乱流の発生を防止でき、一対の空調ケース体への配風性
を向上させることができる。
るのに、従来のように面倒な螺着操作などが必要なく、
エアガイドによってワンタッチで行なうことができ、ま
た、振動などによるねじのゆるみなどが生じることがな
く、連結状態を確実に保持することができ、しかも、エ
アガイドには従来のような落し孔を設けずに済むため、
乱流の発生を防止でき、一対の空調ケース体への配風性
を向上させることができる。
第1図は本考案のベンチレータの分解状態の斜視図、第
2図はその組立状態の断面図、第3図はその平面図、第
4図は従来のベンチレータの分解状態の斜視図、第5図
はその断面図である。 11a,11b……空調ケース体、14……ブラケット、15……
被係止部としての係止突起、17……ボス孔、21……ブラ
ケット、22……被係止部としての係止突起、24……ボス
孔、31……エアガイド、34……係止片、35……係止部と
しての係止孔、36……ボス、41……ダクト。
2図はその組立状態の断面図、第3図はその平面図、第
4図は従来のベンチレータの分解状態の斜視図、第5図
はその断面図である。 11a,11b……空調ケース体、14……ブラケット、15……
被係止部としての係止突起、17……ボス孔、21……ブラ
ケット、22……被係止部としての係止突起、24……ボス
孔、31……エアガイド、34……係止片、35……係止部と
しての係止孔、36……ボス、41……ダクト。
Claims (1)
- 【請求項1】互いに隣接して並設された一対の空調ケー
ス体の後部間をその両空調ケース体への配風機能を有す
るエアガイドによって連結するとともに、一対の空調ケ
ース体の後部に共通のダクトを連結するベンチレータに
おいて、 上記一方の空調ケース体は、他方の空調ケース体と相対
する側壁に、上面に被係止部を有するとともに前後方向
にボス孔を有するブラケットを設け、 上記他方の空調ケース体は、一方の空調ケース体と相対
する側壁に、下面に被係止部を有するとともに前後方向
にボス孔を有するブラケットを設け、 上記エアガイドは、上記一対の空調ケース体の重ね合わ
せた両ブラケットのボス孔に嵌入されるボスを突設する
とともに、重ね合わせた両ブラケットの上下面に被着し
て被係止部に係止される係止部を有する一対の係止片を
突設した ことを特徴とするベンチレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12284889U JPH0710183Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ベンチレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12284889U JPH0710183Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ベンチレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367845U JPH0367845U (ja) | 1991-07-03 |
JPH0710183Y2 true JPH0710183Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31670846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12284889U Expired - Lifetime JPH0710183Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ベンチレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710183Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3675952B2 (ja) * | 1996-06-04 | 2005-07-27 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用ベンチレータ構造 |
JP4070509B2 (ja) * | 2002-05-23 | 2008-04-02 | 豊和化成株式会社 | レジスタにおけるダンパの開閉装置 |
JP6800465B2 (ja) * | 2017-07-05 | 2020-12-16 | 豊田合成株式会社 | 空調用レジスタ |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP12284889U patent/JPH0710183Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0367845U (ja) | 1991-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0710183Y2 (ja) | ベンチレータ | |
JP2001133032A (ja) | 天井埋込形空気調和機の風向変更装置 | |
JPH0650585A (ja) | 給・排気ダクト用フード | |
JP3296479B2 (ja) | ダクトの固定構造 | |
JPS596161A (ja) | 産業車両用ペダルシ−ル装置 | |
JPS60244618A (ja) | 自動車における送風口 | |
JPS6326669Y2 (ja) | ||
JP3463430B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3365605B2 (ja) | インストルメントパネル | |
JP3799141B2 (ja) | 車両用空気吹出口構造 | |
JP2007246034A (ja) | 連結ダクト部材 | |
JP2570214Y2 (ja) | 空調空気の吹き出し装置 | |
JPH0714012Y2 (ja) | ダクトケースの連結構造 | |
JPH088896Y2 (ja) | 固定式ベンチレータ | |
JP2854032B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH0243000Y2 (ja) | ||
JPH074427Y2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JPS5984612A (ja) | 車両用ドラフタ構造 | |
JPH0514106Y2 (ja) | ||
JP3214189B2 (ja) | ドアベント構造の組付方法 | |
JPH0720502Y2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH08320133A (ja) | 空気調和機 | |
JPH0712835Y2 (ja) | 車両用ベンチレータ | |
JP3560533B2 (ja) | 配線器具用取付枠装置 | |
JP2000297961A (ja) | 風向調整装置 |